JP2019033895A - 保育補助具 - Google Patents

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内 健 寺
崎 雅 志 谷
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崎 雅 志 谷
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Abstract

【課題】保育補助具を用いて乳幼児を抱っこする迄の作業および抱っこした乳幼児を降ろす迄の作業を簡易化することと、保育補助具を用いて乳幼児を安定して抱っこすることとを、両立させる。【解決手段】保育補助具10は、乳幼児を抱っこすることを補助する。保育補助具は、その上縁から下方に延びるスリット25を形成された支持本体部20と、支持本体部から延び出た肩ベルト30A,30Bと、スリットの開放を規制可能な閉鎖具60と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、乳幼児を抱っこすることを補助する保育補助具に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、乳幼児を抱っこすることを補助する保育補助具が、知られている。この保育補助具は、ベビーキャリアや子守帯とも呼ばれ、乳幼児を連れ出す際等に広く利用に供されてきた。保育補助具を利用することにより、使用者は、乳幼児を自らの手で抱え続ける必要がなくなり、行動の自由度が大幅に広がり、また、楽な姿勢を取ることも可能となる。
特許文献1に開示されているように、通常、子守帯には、乳幼児を固定するための手段が、設けられている。子守帯を用いて乳幼児を抱っこする場合、使用者は、まず、子守帯に乳幼児を固定する。次に、子守帯の肩ベルトに腕を通し、乳幼児が固定された子守帯を自分の体に取り付ける。乳幼児を体から降ろす場合、使用者は、まず、子守帯を体から取り外す。その後、子守帯から乳幼児を解放する。
特開2007−215551号公報
しかしながら、乳幼児が固定された子守帯の使用者の体への装着および使用者の体からの取り外しは、慎重を要する作業であり、使用者の不安を伴う。
使用者が子守帯を装着した後に、子守帯で乳幼児を保持するようにすれば、これらの問題に対処することができる。しかしながら、使用者が子守帯を装着した後に、当該使用者と子守帯との間に乳幼児を導き入れ且つ子守帯に乳幼児を固定することは、煩雑な作業を伴うだけでなく、乳幼児を子守帯で安定して保持し得なくなることも予想される。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、使用者に装着され当該使用者が乳幼児を抱っこすることを補助する保育補助具において、保育補助具を用いて乳幼児を抱っこする迄の作業および抱っこした乳幼児を降ろす迄の作業を簡易化することと、保育補助具を用いて乳幼児を安定して抱っこすることとを、両立させることを目的とする。
本実施の形態における保育補助具は、
乳幼児を抱っこすることを補助する保育補助具であって、
その上縁から下方に延びるスリットを形成された支持本体部と、
前記支持本体部から延び出た肩ベルトと、
前記スリットの開放を規制可能な閉鎖具と、を備える、保育補助具。
本実施の形態における保育補助具において、前記閉鎖具は、前記スリットの全長に亘って開放を規制することができるようにしてもよい。
本実施の形態における保育補助具において、前記スリットの上端は、前記支持本体部の横方向中心線から横方向一側にずれて位置するようにしてもよい。
本実施の形態における保育補助具において、前記スリットは、前記支持本体部の横方向中心線から横方向一側にずれて位置するようにしてもよい。
本実施の形態における保育補助具が、前記支持本体部の前記使用者に対面する内面に固定された乳幼児保持ベルトを、さらに備え、
前記乳幼児保持ベルトは、前記スリットよりも横方向他側となる位置で前記支持本体部に固定されていてもよい。
本実施の形態における保育補助具において、
前記乳幼児保持ベルトは、前記支持本体部から延び出す一対のベルト部と、前記一対のベルト部の少なくとも一方に設けられ前記一対のベルト部を連結可能な連結具と、を有し、
前記一対のベルト部のうち前記横方向一側に位置する第1ベルト部よりも、前記一対のベルト部のうち前記横方向他側に位置する第2ベルト部が、長くなっていてもよい。
本実施の形態における保育補助具が、前記支持本体部の前記使用者に対面しない外面に固定された持ち手を、さらに備え、
前記持ち手は、前記スリットよりも横方向他側となる位置で前記支持本体部に固定されていてもよい。
本実施の形態における保育補助具において、前記持ち手は、上下に離間した二箇所において前記支持本体部に固定されたベルト状部材を有するようにしてもよい。
本実施の形態における保育補助具が、前記閉鎖具とは別途に設けられ、前記閉鎖具が前記スリットを開放している状態で前記スリットの開放を規制可能な補助閉鎖具を、さらに備えるようにしてもよい。
本実施の形態における保育補助具において、
前記閉鎖具を、前記スリットの開放を可能にする自由状態と、前記スリットの開放を規制する規制状態と、に維持可能であり、
前記閉鎖具は、
前記スリットを間に挟んで前記支持本体部にそれぞれ固定され、且つ、前記スリットに沿って延びる第1係合部および第2係合部と、
前記第1係合部に取り付けられた移動体であって、且つ、前記第1係合部に沿って上方に移動することにより、前記第1係合部および前記第2係合部を係合させて前記規制状態とし、前記第1係合部に沿って下方に移動することにより、前記第1係合部および前記第2係合部の係合を解除して前記自由状態とする移動体と、を有し、
前記補助閉鎖具は、前記スリットを間に挟むようにして支持本体部20に保持された一対の連結部材を有するようにしてもよい。
本実施の形態における保育補助具が、前記支持本体部の下方に接続された腰ベルトを、さらに備え、
前記スリットは、前記支持本体部の前記腰ベルトに接続する位置まで延びていてもよい。
本発明によれば、使用者に装着され当該使用者が乳幼児を抱っこすることを補助する保育補助具において、保育補助具を用いて乳幼児を抱っこする迄の作業および抱っこした乳幼児を降ろす迄の作業を簡易化することと、保育補助具を用いて乳幼児を安定して抱っこすることとを、両立させることを目的とする。
本発明による一実施の形態を説明するための図であり、保育補助具を用いて乳幼児を抱っこしている状態を示す斜視図。 図1を異なる方向から示す斜視図。 図1に示された保育補助具へ乳幼児を載せる又は降ろす際の状態を示す斜視図。 図1に示された保育補助具を広げた状態で外面側から示す図。 図1に示された保育補助具を広げた状態で内面側から示す図。 スリットを開放し且つ支持本体部の一部を折り返した状態で図4に示された保育補助具を示す図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1〜図6は本発明による保育補助具の一実施の形態を説明するための図である。保育補助具10は、乳幼児の保護者(以下において、「使用者」とも呼ぶ)によって装着され、使用者が乳幼児を保持する、とりわけ、使用者が乳幼児と向かい合った状態で当該乳幼児を保持する、すなわち使用者が乳幼児を抱っこすることを補助する装置である。図1〜図3は、保育補助具10が使用者によって装着された状態を示し、図4〜6は、使用者から取り外された保育保持具を示している。
図1に示すように、保育補助具10は、布状材からなる支持本体部20と、支持本体部20から延び出した肩ベルト30A,30B及び腰ベルト40と、を有している。このうち、肩ベルト30A,30B及び腰ベルト40は、保育補助具10を使用者cに取り付けるために用いられる。一方、支持本体部20は、保育補助具10が使用者cに装着された状態で、使用者cに対面する位置に配置され、使用者cとの間で乳幼児iを支持する。とりわけ、支持本体部20は、保育補助具10が使用者cに装着された状態で、乳幼児iをその臀部および背部から支持する。このため、支持本体部20の内面20aには、乳幼児iを支持本体部20に固定するための乳幼児保持ベルト50(図5参照)が設けられている。
ここで説明する保育補助具10においては、図4によく示されているように、支持本体部20にスリット25が形成されている。また、保育補助具10は、このスリット25の自由な開放を規制するための閉鎖具60及び補助閉鎖具70A,70Bを有している。また、スリット25の設置にともない、支持本体部20の操作を容易化するために、支持本体部20の外面に持ち手80を設けている。
この保育補助具10は、以下に説明するように、スリット25を支持本体部20に形成するとともに閉鎖具60を設けたことで、保育補助具10を用いて乳幼児を抱っこする迄の作業および抱っこした乳幼児を保育補助具10から降ろす迄の作業を簡易化することに加え、さらに保育補助具10を用いて乳幼児を安定して抱っこすることを可能とした。以下、各構成要素の構成について説明していく。
支持本体部20は、クッション性を有したシート状の部材として形成されている。支持本体部20は、保育補助具10を使用者に装着した際に、使用者に対面する内面20a(図5に示された面)と、内面20aと対向する外面20b(図4に示された面)と、を有している。支持本体部20は、それぞれ内面20a又は外面20bをなす一対の互いに縫着された布材と、一対の布材間に配置されたクッション材、例えば綿と、によって形成される。
図4に示すように、スリット25は、支持本体部20の上縁から下方に延びている。スリット25の上端25aは、支持本体部20の横方向中心線tdlから横方向tdにおける一側(図4及び図6の紙面における横方向左側、図5の紙面における横方向右側)にずれて位置している。図示された例では、スリット25が、全体として支持本体部20の横方向中心線tdlから横方向一側にずれて位置している。スリット25は、支持本体部20の横方向中心線tdlと交差していない。
支持本体部20は、スリット25によって、横方向一側に位置する第1部分21と、横方向他側に位置する第2部分22と、に横方向tdに区分けされている。第1部分21の横方向tdに沿った幅w1は、第2部分22の横方向tdに沿った幅w2よりも小さくなっている。
図4に示すように、支持本体部20の外面20bには、被覆布82が設けられている。被覆布82は、支持本体部20との間に上方に開口したポケット(収容部)83を形成する。ポケット83の上縁83aは、横方向tdの一側から他側に向けて下方にずれるよう、横方向tdに対して傾斜している。また、図4に点線で示すように、持ち手80は、支持本体部20の外面20bのうち、ポケット83の内部となる位置に、設置されている。すなわち、持ち手80は、被覆布82によって覆われている。持ち手80は、ベルト状の布材からなるベルト状部材81を有している。
ベルト状部材81は、上下方向に二箇所において、支持本体部20に固定されている。図示された例において、ベルト状部材81は、その両端部において、支持本体部20に縫着されている。図4に示すように、持ち手80は、横方向中心線tdlと交差する位置に配置されている。ただし、持ち手80をなすベルト状部材81は、上下方向に対して傾斜している。上下方向に離間した二箇所で支持本体部20に固定された持ち手80は、ポケット83の上縁83aと同様に、横方向tdにおける一側から他側に向けて下方にずれるよう、横方向td及び上下方向に対して傾斜している。このような構成によれば、被覆布82で覆うことにより持ち手80が外部に引っ掛かってしまうことを効果的に防止しながら、横方向他側に位置する手によって、ポケット83内に配置された持ち手80を操作しやすくすることができる。
閉鎖具60は、スリット25の開放を可能にする自由状態(図6に示された状態)と、スリット25の開放を規制する規制状態(図4に示された状態)と、に維持され得る。閉鎖具60として、スリット25の自由な開放を拘束し得る種々の部材や要素等を用いることができる。図示された例において、閉鎖具60は、スリット25を間に挟んで支持本体部20にそれぞれ固定された第1係合部61及び第2係合部62と、第1係合部61に取り付けられた移動体63と、を有している。第1係合部61及び第2係合部62は、それぞれ、スリット25に沿って延びている。移動体63は、第1係合部61に沿って上下に移動することができる。移動体63は、第1係合部61に沿って上方に移動することにより、第1係合部61及び第2係合部62を係合させて閉鎖具60を規制状態とする。また、移動体63は、第1係合部61に沿って下方に移動することにより、第1係合部61及び第2係合部62の係合を解除して閉鎖具60を自由状態とする。すなわち、図示された閉鎖具60は、安価に入手可能なファスナから構成されている。図示された例において、閉鎖具60の第1係合部61及び第2係合部62は、スリット25の全長に亘って延びている。したがって、閉鎖具60は、スリット25の全長に亘って、開放を規制することができる。
補助閉鎖具70A,70Bは、閉鎖具60と別途に設けられ、スリット25の自由な開放を規制する。すなわち、閉鎖具60が自由状態に維持されていたとしても、スリット25の自由な開放を規制することができる。補助閉鎖具70A,70Bは、スリット25の開放を可能にする自由状態(図6に示された状態)と、スリット25の開放を規制する規制状態(図4に示された状態)と、に維持され得る。補助閉鎖具70A,70Bとして、スリット25の自由な開放を拘束し得る種々の部材や要素等を用いることができる。図示された例において、スリット25の長手方向に離間して二つの補助閉鎖具70A,70Bが設けられている。第1補助閉鎖具70Aは、スリット25の上端25aの周辺に配置されている。第2補助閉鎖具70Bは、スリット25の長手方向に沿った中心に位置している。
図示された例において、第1補助閉鎖具70A及び第2補助閉鎖具70Bは、同様に構成されている。各補助閉鎖具70A,70Bは、支持本体部20のスリット25を間に挟む位置に保持された第1連結部材71及び第2連結部材72を有している。図4に示すように、第1連結部材71は、スリット25に対して横方向一側に位置する支持本体部20の第1部分21に固定されている。第2連結部材72は、スリット25に対して横方向他側に位置する支持本体部20の第2部分22に固定されている。第1連結部材71及び第2連結部材72は、解除可能に接続され得る。第1連結部材71は、第1部分21に一端を固定された第1バックル保持ベルト71aと、第1バックル保持ベルト71aに保持された第1バックル部品71bと、を有している。同様に、第2連結部材72は、第2部分22に一端を固定された第2バックル保持ベルト72aと、第2バックル保持ベルト72aに保持された第2バックル部品72bと、を有している。第1バックル部品71bと第2バックル部品72bは、一対でいわゆるバックルを構成し、接続状態または非接続状態に維持される。閉鎖具60の状態如何に依らず、第1連結部材71及び第2連結部材72が接続されることにより、第1部分21及び第2部分22の自由な相対移動が規制される。一方、閉鎖具60が自由状態に維持されるともに、第1連結部材71及び第2連結部材72の接続が解除されると、第1部分21及び第2部分22の自由な相対移動が許容される。
なお、図5に示すように、支持本体部20の内面に、内面被覆布84が設けられている。内面被覆布84は、第2部分22の第1部分21側縁部から延び出し、スリット25及び閉鎖具60に対面する位置に配置されている。内面被覆布84によって、閉鎖具60が、乳幼児に向けて大きく露出することが防止されている。なお、補助閉鎖具70A,70Bは、図4に示すように、支持本体部20の外面20bに固定されており、乳幼児に対面する側に露出していない。
図5に示すように、支持本体部20の内面20aには、乳幼児保持ベルト50が保持されている。乳幼児保持ベルト50は、乳幼児の胴体を周回することで、当該乳幼児を支持本体部20に保持する。乳幼児保持ベルト50は、スリット25よりも横方向他側となる位置で支持本体部20の内面20aに固定されている。すなわち、乳幼児保持ベルト50は、細長状の部材であり、支持本体部20のうちの幅広な第2部分22に固定されている。乳幼児保持ベルト50は、支持本体部20から延び出す第1ベルト部51及び第2ベルト部52と、一対のベルト部51,52の少なくとも一方に設けられ一対のベルト部51,52を連結可能な連結具53と、を有している。連結具53によって、第1ベルト部51及び第2ベルト部52を連結することにより、乳幼児の胴体を周回する環状のベルト状部を形成することができる。
図示された例において、ベルト部51,52は、ベルト状布材56と、ベルト状布材56と重ねて配置されたベルト材57と、を用いて形成されている。ベルト状布材56は、クッション性を有した細長部材である。クッション性を有したベルト状布材56は、支持本体部20と同様の材料を用いて作製され得る。ベルト材57は、その一部をベルト状布材56に縫着されたベルト材である。ベルト材57は、柔軟性を有しつつも、或る程度の強度を有している。ベルト状布材56は、乳幼児に対面する側からベルト材57を少なくとも部分的に覆っている。ベルト状布材56及びベルト材57は、その両端の間となる中間部分において、支持本体部20の第2部分22の内面20aに縫着されている。この結果、ベルト状布材56及びベルト材57の支持本体部20に固定された部分よりも横方向一側に位置する部分によって、第1ベルト部51が形成され、ベルト状布材56及びベルト材57の支持本体部20に固定された部分よりも横方向他側に位置する部分によって、第2ベルト部52が形成されている。
また、連結具53は、第1ベルト部51及び第2ベルト部52を取り外し可能に接続し得る種々の部材や要素等から構成され得る。図示された例において、連結具53は、いわゆるバックルとして構成されている。この連結具53は、ベルト材57のうちの第1ベルト部51をなす部分によって保持された第1バックル58aと、ベルト材57のうちの第2ベルト部52をなす部分によって保持された第2バックル58bと、を有している。第1バックル58aと第2バックル58bは、一対でいわゆるバックルを構成し、接続状態または非接続状態に維持される。ベルト材57の第1バックル58aを保持する位置は変更可能となっている。ベルト材57上における第1バックル58aを保持する位置を予め調節しておくことで、環状に維持された乳幼児保持ベルト50の周長を調節することができる。
また、図4〜図6から理解され得るように、横方向一側に位置する第1ベルト部51よりも、一対のベルト部のうち横方向他側に位置する第2ベルト部52が、長くなっている。このため、連結具53は、乳幼児の胴体を周回して第1ベルト部51及び第2ベルト部52を連結した際に、乳幼児に対して横方向tdにおける一側に位置しやすくなる。つまり、連結具53は、乳幼児よりもスリット25側に位置するようになる。
次に、肩ベルト30A,30Bについて説明する。図示された保育補助具10において、左右一対の肩ベルト30A,30Bが、支持本体部20から延び出している。図4及び図5に示すように、第1肩ベルト30Aは、その一端において、支持本体部20の上縁のうちの横方向tdにおける一側端に接続している。また、第1肩ベルト30Aは、その他端において、横方向tdにおける一側となる支持本体部20の側縁に接続している。すなわち、第1肩ベルト30Aは、その両端において、支持本体部20の第1部分21に接続している。第2肩ベルト30Bは、その一端において、支持本体部20の上縁のうちの横方向tdにおける他側端に接続している。また、第2肩ベルト30Bは、その他端において、横方向tdにおける他側となる支持本体部20の側縁に接続している。すなわち、第2肩ベルト30Bは、その両端において、支持本体部20の第2部分22に接続している。図1及び図2に示すように、使用者cは、第1肩ベルト30Aと支持本体部20とで囲まれた空間に右腕を通し、第2肩ベルト30Bと支持本体部20とで囲まれた空間に左腕を通すことで、保育補助具10を体に保持する。
図示された例において、第1肩ベルト30A及び第2肩ベルト30Bは、対称性を有するものの、同一に構成されている。図4に示すように、各肩ベルト30A,30Bは、肩ベルト本体31と、肩部調節ベルト33と、を有している。肩ベルト本体31は、その一端において、支持本体部20の上縁に接続している。肩ベルト本体31は、保育補助具10の着用時に、使用者の肩に接触するようになる。肩ベルト本体31は、クッション性を有した部材であり、支持本体部20と同様の材料を用いて作製され得る。肩部調節ベルト33は、その一端において、支持本体部20の側縁に接続している。肩部調節ベルト33は、柔軟性を有しつつも或る程度の強度を有したベルト材である。肩ベルト本体31の他端近傍に、固定部材32が取り付けられている。固定部材32は、肩部調節ベルト33を保持可能となっている。肩部調節ベルト33は、その任意の位置にて、固定部材32によって保持され得る。固定部材32が肩ベルト本体31を保持する位置を変更することで、肩ベルト30A,30Bの全長を調整することができる。固定部材32として、肩部調節ベルト33の或る程度の長さを有する範囲内の任意の位置で当該肩部調節ベルト33を保持し得る種々の部材や要素等を、用いることができる。図示された固定部材32は、いわゆるラダーとなっている。
なお、図2に示すように、図示された保育補助具10では、一対の肩ベルト30A,30Bを連結する背部連結手段35が、設けられている。背部連結手段35は、一方の肩ベルトが他方の肩ベルトから離間することを防止することで、肩ベルト30A,30Bが使用者cの肩からずれ落ちてしまうことを抑制する。背部連結手段35として、一対の肩ベルト30A,30Bを連結し得る種々の部材や要素等を用いることができる。ただし、使用者cが、背中側において背部連結手段35を操作することになるので、操作性に優れる部材や要素等が好ましい。
図示された例において、背部連結手段35は、その一端において第1肩ベルト30Aに接続した背部連結第1ベルト36と、その一端において第2肩ベルト30Bに接続した背部連結第2ベルト37と、背部連結第1ベルト36と背部連結第2ベルト37とを連結する背部連結具38と、を有している。背部連結第1ベルト36及び背部連結第2ベルト37は、柔軟性を有しつつも或る程度の強度を有したベルト材である。背部連結具38は、背部連結第1ベルト36に保持された背部第1バックル38aと、背部連結第2ベルト37に保持された背部第2バックル38bと、を有している。背部第1バックル38a及び背部第2バックル38bは、一対でいわゆるバックルを構成し、接続状態または非接続状態に維持される。
次に、腰ベルト40について説明する。図4及び図5に示すように、腰ベルト40は、支持本体部20の下縁に接続している。上述した20のスリット25は、支持本体部20の腰ベルト40に接続する位置まで延びている。すなわち、スリット25の下端25bは、腰ベルト40の近傍に位置している。腰ベルト40は、環状に維持され得る。図1及び図2に示すように、使用者cは、自分の腰に腰ベルト40を巻き付けることで、保育補助具10を体に保持する。腰ベルト40は、帯状の状態と環状の状態とに維持され得る種々の部材や要素等を用いて構成され得る。
図示された例では、図4及び図5に示すように、腰ベルト40は、腰ベルト本体41と、腰部調節ベルト42と、を有している。腰ベルト本体41は、支持本体部20の下縁に、当該下縁の全長に亘って、接続している。また、腰ベルト本体41は、支持本体部20の下方となる領域から、横方向tdにおける両側に延び出している。腰ベルト本体41は、クッション性を有した部材であり、支持本体部20や肩ベルト30A,30Bの肩ベルト本体31と同様の材料を用いて作製され得る。
腰部調節ベルト42は、その一端において、腰ベルト本体41に接続し、腰ベルト本体41から横方向tdに延び出している。図示された例において、腰部調節ベルト42は、その一端において腰ベルト本体41の外面に縫着され、横方向他側に延び出している。腰部調節ベルト42は、柔軟性を有しつつも或る程度の強度を有したベルト材である。
また、図示された腰ベルト40は、その外形状を環状に保つため、腰部連結具43をさらに有している。腰部連結具43は、腰ベルト本体41の横方向tdにおける一側に位置する部分と、腰部調節ベルト42の横方向tdにおける他側に位置する部分と、を接続する。腰部連結具43によって、腰ベルト本体41と腰部調節ベルト42とを連結することにより、使用者の腰を周回する環状のベルト状部を形成することができる。腰部連結具43として、腰ベルト本体41及び腰部調節ベルト42を取り外し可能に接続し得る種々の部材や要素等を用いることができる。図示された例において、腰部連結具43は、いわゆるバックルとして構成されている。この腰部連結具43は、腰部調節ベルト42によって保持された腰部第1バックル43aと、腰ベルト本体41の外面に固定された腰部第2バックル43bとを有している。腰部調節ベルト42の腰部第1バックル43aを保持する位置は変更可能となっている。腰部調節ベルト42上における腰部第1バックル43aを保持する位置を調節することで、環状に維持された腰ベルト40の周長を調節することができる。
次に、以上のような構成からなる保育補助具10を用いて乳幼児を抱っこする際の使用方法について説明する。
まず、肩ベルト30A,30Bについて、肩部調節ベルト33の固定部材32によって保持される位置を調節し、肩ベルト30A,30Bの長さを使用者の体型に応じた長さに調節する。また、腰ベルト40について、腰部調節ベルト42が腰部第1バックル43aを保持する位置を調節し、腰ベルト40の長さを使用者の体型に応じた長さに調節する。さらに、乳幼児保持ベルト50について、ベルト材57が第1バックル58aを保持する位置を調節し、乳幼児保持ベルト50の長さを乳幼児の体型に応じた長さに調節する。これらの調節作業は、どの順番で実施しても良い。
次に、第1肩ベルト30Aと支持本体部20の側縁とによって区画される空間内に、使用者の右手を通し、第2肩ベルト30Bと支持本体部20の側縁とによって区画される空間内に、使用者の左手を通す。また、腰ベルト40が使用者の腰を周回するようにして、腰部連結具43を用いて腰ベルト40を使用者の腰に取り付ける。肩ベルト30A,30Bの肩への装着および腰ベルト40の腰への装着はどちらを先に実施してもよい。
その後、閉鎖具60及び補助閉鎖具70A,70Bをそれぞれ自由状態とし、支持本体部20に形成されたスリット25を開放可能とする。閉鎖具60については、移動体63を第1係合部61に対して下方に移動させることで、自由状態とすることができる。補助閉鎖具70A,70Bについては、第2バックル部品72bを第1バックル部品71bから取り外して第1連結部材71と第2連結部材72とを非係合の状態とすることで、自由状態とすることができる。なお、閉鎖具60を自由状態とする操作を、補助閉鎖具70A,70Bを自由状態とした後に実施することが、作業性の観点から好ましい。
次に、支持本体部20の第2部分22をめくるようにして、スリット25を広げる。広げられたスリット25を通して、使用者と支持本体部20との間の空間に、乳幼児を導き入れる。このとき、乳幼児の手が、各肩ベルト30A,30Bの両端の間となる領域において、支持本体部20から横方向外方に延び出し、乳幼児の足が、各肩ベルト30A,30Bと腰ベルト40との間となる領域において、支持本体部20から横方向外方に延び出すようにする。
次に、図3に示すように、乳幼児保持ベルト50を乳幼児iの胴体に巻き付け、連結具53を用いて乳幼児保持ベルト50を環状に維持する。これにより、使用者cと支持本体部20との間で、乳幼児iを支持本体部20に固定することができる。なお、乳幼児保持ベルト50のスリットから離間する側に位置する第2ベルト部52の長さは、乳幼児保持ベルト50のスリット側に位置する第1ベルト部51の長さよりも、長くなっている(図4参照)。したがって、第1ベルト部51と第2ベルト部52を接続する連結具53は、乳幼児iに対してスリット25側に位置するようになる。したがって、使用者cは、スリット25を介して連結具53を容易に操作することができる。
その後、閉鎖具60及び補助閉鎖具70A,70Bを規制状態とする。これにより、図1に示すように、保育補助具10を用いて、乳幼児iを抱っこすることができる。保育補助具10を用いることで、使用者cは、乳幼児iを手で支え続けなくてもよい。したがって、使用者cの行動の自由度が大幅に上昇し、また、無理の無い楽な姿勢をとることもできる。さらに、肩ベルト30A,30B、腰ベルト40及び乳幼児保持ベルト50の長さを調節しておくことで、使用者cと支持本体部20との間に過剰な隙間を形成することなく、乳幼児iを安定して保持することができる。
また、背部連結手段35を用いて、一対の肩ベルト30A,30Bを連結することで、肩ベルト30A,30Bが使用者cの肩からずれ落ちてしまうことを効果的に防止することができる。これによりさらに安定して乳幼児iを保持することができる。なお、背部連結手段35を用いた肩ベルト30A,30Bの連結作業は、乳幼児iを支持本体部20上に載せ且つ支持本体部20に固定する前後のどちらで実施してもよく、また、使用者cを支持本体部20上に載せ且つ支持本体部20に固定する作業と並行して実施してもよい。
一方、抱っこした乳幼児iを降ろす際には、概ね、上述した手順と逆の手順で作業を行うことになる。具体的には、まず、閉鎖具60及び補助閉鎖具70A,70Bを自由状態に維持する。その後、乳幼児保持ベルト50の連結具53を操作して、乳幼児保持ベルト50を帯状とする。次に、使用者cと支持本体部20との間の空間からスリット25を介して乳幼児iを取り出す。これらの作業の前または途中で、背部連結手段35を用いた一対の肩ベルト30A,30Bの連結を解除してもよい。
なお、閉鎖具60及び補助閉鎖具70A,70Bを開閉する際、乳幼児iを支持本体部20に載せ降ろす際、乳幼児保持ベルト50を操作する際に、使用者cは、ポケット83内の持ち手80を把持することができる。持ち手80を把持することで、作業を安定して実施することができる。
本実施の形態において、保育補助具10は、その上縁から下方に延びるスリット25を形成された支持本体部20と、支持本体部20から延び出た肩ベルト30A,30Bと、スリット25の開放を規制可能な閉鎖具60と、を有している。したがって、保育補助具10を使用者(保護者)が体に装着した後、支持本体部20の上縁まで延びるスリット25を広げることで、使用者と支持本体部20との間の空間に乳幼児を容易に導き入れることができる。その後、閉鎖具60によってスリット25を閉鎖して当該スリット25の開放を規制することで、乳幼児を使用者の体に密着させるようにして当該乳幼児を使用者と支持本体部20との間で安定して保持することができる。また、乳幼児を保育補助具10から解放する際には、閉鎖具60によるスリット25の閉鎖を解除することで、スリット25を広げ、支持本体部20と使用者との間の空間から乳幼児を容易に取り出すことができる。すなわち、本実施の形態によれば、使用者に装着され当該使用者が乳幼児を抱っこすることを補助する保育補助具10において、保育補助具10を用いて乳幼児を抱っこする迄の作業および抱っこした乳幼児を降ろす迄の作業を簡易化することと、保育補助具10を用いた乳幼児の保持を安定化することとの両立を実現することができる。
本実施の形態において、閉鎖具60は、スリット25の全長に亘って開放を規制することができる。したがって、閉鎖具60によってスリット25を全長に亘って閉鎖することで、使用者と支持本体部20との間で乳幼児をより安定して保持することができる。
本実施の形態において、スリット25の上端25aは、支持本体部20の横方向中心線tdlから横方向一側にずれて位置している。また、スリット25は、支持本体部20の横方向中心線tdlから横方向一側にずれて位置している。すなわち、支持本体部20は、スリット25により区画される、横方向に幅狭の第1部分21と、横方向に幅広の第2部分22と、を含んでいる。幅広の第2部分22を折り返すことで、乳幼児を支持するようになる第2部分22の内面を大きく露出させることができる。このため、使用者と支持本体部20との間の空間へ乳幼児を導き入れること並びに当該空間から乳幼児を導き出すことをより容易に行うことができる。また、幅広の第2部分22の内面で乳幼児を支持することで、乳幼児をより安定して保持することができる。
本実施の形態において、支持本体部20の使用者に対面する内面20aに固定され、乳幼児の胴体に巻かれるようになる乳幼児保持ベルト50を、さらに有している。乳幼児保持ベルト50は、スリット25よりも横方向他側となる位置で支持本体部20固定されている。すなわち、乳幼児保持ベルト50は、横方向に幅広の第2部分22に固定されている。横方向に幅広の第2部分22は、折り返すことによって、その内面を大きく露出させることができる。したがって、乳幼児保持ベルト50の取り扱いをさらに容易化することができる。
本実施の形態において、乳幼児保持ベルト50は、支持本体部20から延び出す一対のベルト部51,52と、一対のベルト部51,52の少なくとも一方に設けられ一対のベルト部51,52を連結可能な連結具53と、を有している。一対のベルト部51,52のうち横方向一側に位置する第1ベルト部51の長さよりも、一対のベルト部51,52のうち横方向他側に位置する第2ベルト部52の長さが、長くなっている。したがって、連結具53は、横方向における一側において、すなわち、スリット25の近傍で、第1ベルト部51と第2ベルト部52とを連結するようになる。これにより、乳幼児保持ベルト50の取り扱いをより容易化することができる。
本実施の形態において、支持本体部20の使用者に対面しない外面に固定された持ち手80を、さらに有している。この持ち手80を利用することで、使用者と支持本体部20との間の空間へ乳幼児を導き入れること並びに当該空間から乳幼児を導き出すことをより安定して行うことができる。
本実施の形態において、持ち手80は、上下に離間した二箇所において支持本体部20に固定されたベルト状部材81を有している。すなわち、持ち手80は、簡易且つ安価な構成であるとともに、把持しやすい構成を有している。
本実施の形態において、保育補助具10は、閉鎖具60とは別途に設けられ、閉鎖具60がスリット25を開放している状態でもスリット25の開放を規制することができる補助閉鎖具70A,70Bを、さらに有している。閉鎖具60に加えて補助閉鎖具70A,70Bを設けることにより、スリット25が意図せず開放されることを効果的に防止することができる。これにより、使用者と支持本体部20との間に乳幼児をより安定して保持することができる。
本実施の形態において、閉鎖具60は、スリット25を間に挟んで支持本体部20にそれぞれ固定され且つスリット25に沿って延びる第1係合部61及び第2係合部62と、第1係合部61に取り付けられた移動体63と、を有している。移動体63は、第1係合部61に沿って上方に移動することにより、第1係合部61及び第2係合部62を係合させて移動体63を規制状態とし、第1係合部61に沿って下方に移動することにより、第1係合部61及び第2係合部62の係合を解除して閉鎖具60を自由状態とする。また、補助閉鎖具70A,70Bは、支持本体部20のスリット25を間に挟むに位置に保持された一対の連結部材71,72を有している。すなわち、閉鎖具60は、いわゆるファスナであり、補助閉鎖具70は、ファスナを跨ぐようにして設けられたバックル等の締結手段とすることができる。このような閉鎖具60および補助閉鎖具70は、安価かつ小型であり、また、極めて簡易な操作でスリット25の閉鎖および開放を制御することができる。
本実施の形態において、保育補助具10は、支持本体部20の下方に接続された腰ベルト40を、さらに有し、スリット25は、支持本体部20の腰ベルト40に接続する位置まで延びている。したがって、長いスリット25を広げることで、使用者と支持本体部20との間の空間へ乳幼児を導き入れること並びに当該空間から乳幼児を導き出すことをより容易に行うことができる。また、スリット25の下端が腰ベルト40で閉鎖されることになるので、スリット25の下端25bが裂けてしまうといった損傷を効果的に防止することができる。
以上、本発明を図示する一実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。例えば、上述した一実施の形態において、肩ベルト30A,30Bが、その両端において、支持本体部20に対して固定された取り外し不可能に接続している例を示したが、これに限られず、肩ベルト30A,30Bが、少なくとも一方の端部において、支持本体部20に取り外し可能に接続していてもよい。
また、上述した一実施の形態では、スリット25が、その全長に亘って、支持本体部20の横方向中心線tdlより横方向tdにおける一側となる領域内に位置している例を示した。しかしながら、この例によらず、スリット25が、その全長に亘って、支持本体部20の横方向中心線tdlより横方向tdにおける他側となる領域内に位置していてもよい。また、スリット25が、支持本体部20の横方向中心線tdlと一以上の箇所で交差していていもよい。
td 横方向
tdl 横方向中心線
i 乳幼児
c 使用者
10 保育補助具
20 支持本体部
20a 内面
20b 外面
21 第1部分
22 第2部分
25 スリット
25a 上端
25b 下端
30A 第1肩ベルト
30B 第2肩ベルト
31 肩ベルト本体
32 固定部材
33 肩部調節ベルト
35 背部連結手段
36 背部連結第1ベルト
37 背部連結第2ベルト
38 背部連結具
38a 背部第1バックル
38b 背部第2バックル
40 腰ベルト
41 腰ベルト本体
42 腰部調節ベルト
43 腰部連結具
43a 腰部第1バックル
43b 腰部第2バックル
50 乳幼児保持ベルト
51 第1ベルト部
52 第2ベルト部
53 連結具
56 ベルト状布材
57 ベルト材
58a 第1バックル
58b 第2バックル
60 閉鎖具
61 第1係合部
62 第2係合部
63 移動体
70A 第1補助閉鎖具
70B 第2補助閉鎖具
71 第1連結部材
71a 第1バックル保持ベルト
71b 第1バックル部品
72 第2連結部材
72a 第2バックル保持ベルト
72b 第2バックル部品
80 持ち手
81 ベルト状部材
82 被覆布
83 ポケット
83a 上縁
84 内面被覆布

Claims (11)

  1. 乳幼児を抱っこすることを補助する保育補助具であって、
    その上縁から下方に延びるスリットを形成された支持本体部と、
    前記支持本体部から延び出た肩ベルトと、
    前記スリットの開放を規制可能な閉鎖具と、を備える、保育補助具。
  2. 前記閉鎖具は、前記スリットの全長に亘って開放を規制することができる、請求項1に記載の保育補助具。
  3. 前記スリットの上端は、前記支持本体部の横方向中心線から横方向一側にずれて位置する、請求項1又は2に記載の保育補助具。
  4. 前記スリットは、前記支持本体部の横方向中心線から横方向一側にずれて位置する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の保育補助具。
  5. 前記支持本体部の使用者に対面する内面に固定された乳幼児保持ベルトを、さらに備え、
    前記乳幼児保持ベルトは、前記スリットよりも横方向他側となる位置で前記支持本体部に固定されている、請求項3又は4に記載の保育補助具。
  6. 前記乳幼児保持ベルトは、前記支持本体部から延び出す一対のベルト部と、前記一対のベルト部の少なくとも一方に設けられ前記一対のベルト部を連結可能な連結具と、を有し、
    前記一対のベルト部のうち前記横方向一側に位置する第1ベルト部よりも、前記一対のベルト部のうち前記横方向他側に位置する第2ベルト部が、長い、請求項5に記載の保育補助具。
  7. 前記支持本体部の使用者に対面しない外面に固定された持ち手を、さらに備え、
    前記持ち手は、前記スリットよりも横方向他側となる位置で前記支持本体部に固定されている、請求項3〜6のいずれか一項に記載の保育補助具。
  8. 前記持ち手は、上下に離間した二箇所において前記支持本体部に固定されたベルト状部材を有する、請求項7に記載の保育補助具。
  9. 前記閉鎖具とは別途に設けられ、前記閉鎖具が前記スリットを開放している状態で前記スリットの開放を規制可能な補助閉鎖具を、さらに備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の保育補助具。
  10. 前記閉鎖具を、前記スリットの開放を可能にする自由状態と、前記スリットの開放を規制する規制状態と、に維持可能であり、
    前記閉鎖具は、
    前記スリットを間に挟んで前記支持本体部にそれぞれ固定され、且つ、前記スリットに沿って延びる第1係合部および第2係合部と、
    前記第1係合部に取り付けられた移動体であって、且つ、前記第1係合部に沿って上方に移動することにより、前記第1係合部および前記第2係合部を係合させて前記規制状態とし、前記第1係合部に沿って下方に移動することにより、前記第1係合部および前記第2係合部の係合を解除して前記自由状態とする移動体と、を有し、
    前記補助閉鎖具は、前記スリットを間に挟むようにして支持本体部20に保持された一対の連結部材を有する、請求項9に記載の保育補助具。
  11. 前記支持本体部の下方に接続された腰ベルトを、さらに備え、
    前記スリットは、前記支持本体部の前記腰ベルトに接続する位置まで延びている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の保育補助具。
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