JP3018415U - ベルトの着脱連結装置 - Google Patents

ベルトの着脱連結装置

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JP3018415U
JP3018415U JP1995005882U JP588295U JP3018415U JP 3018415 U JP3018415 U JP 3018415U JP 1995005882 U JP1995005882 U JP 1995005882U JP 588295 U JP588295 U JP 588295U JP 3018415 U JP3018415 U JP 3018415U
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すみ子 山口
拓道 山口
恵子 平澤
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株式会社マミーアート
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    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックル体の万一の故障にも対処できる安全
性に優れたベルト着脱連結装置を提供する。 【構成】 ベルト1の一端部1aに第1バックル体11
の雄部材を取り付けるとともに、この雄部材に第1補助
ベルト14の基端を止着して該第1補助ベルトの先端に
第2係合体21の雄部材を取り付け、ベルトの他端部1
bに第1バックル体の雌部材13を取り付けるととも
に、このベルトの他端部近傍に第2補助ベルト15の基
端を止着して該第2補助ベルトの先端に第2係合体の雌
部材23を取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主に子供をだっこするための補助具(ベビーホルダー)に使用さ れ、親が肩に掛けたり、首から下げたり、腰に巻いたりするベルトの各端部に第 1バックル体の第1雄部材と、第1雌部材を取り付け、この第1雄部材と第2雌 部材の雌雄係合によりベルトの一端部と、他端部を着脱可能に連結して装着する ベルトの着脱連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のベビーホルダーの使用状態を示す斜視図であり、これは、使用者 (保護者)が肩にたすき掛けするベルト1と、ベルト1の両端部を接続する連結 具2と、ベルト1の途中に設けた座部3および肩当て4と、座部3の少し上方を 結ぶようにして設けた背当て5などから構成されている。
【0003】 このベルト1の途中に設ける座部3は、子供が座り易いようにベルト1よりも 幅広であることが望ましい。そして、座部3はウエストバックとしても使用でき るように、ファスナー6によって開閉可能な袋体により構成し、この袋体の一面 (上面)を座面として十分な大きさに設定し、この面をベルト1に縫着するなど してある。なお、袋体をベルト1に縫着する場合には、ベルト1と袋体との接続 部分を幅広にして、この幅広部分を袋体の端部に縫着することが望ましい。また 、袋体の座面にクッション材を内包すると座り心地を向上することができ、この 場合にはベルト1を袋体の内部通して、即ち座面の内側の面にベルト1を縫着す る と止着強度を高めることができる。
【0004】 ベルトの両端部1a,1bを連結して当該ベルト1を環状帯にする連結具2は 、雌雄係合による着脱可能な二つのバックル部材、即ち雄部材と雌部材とからな る。そして、バックルが誤って外されないようにするために、バックルに保護カ バーや保護シートを被せていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、バックルに保護カバーや保護シートを被せても、近年のバック ルはプラスチック製の雄部材と雌部材をワンタッチで係脱する構造を採用してい るので、係合部分が欠陥や疲労によって損傷して外れる可能性がある。この様な 事態が不意に発生すると、保持していた子供が落下して負傷するおそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、ベルトの両端部を2組の第1バックル体と、第2係合体で 連結することにより第1のバックル体と、第2係合体のどちらか一方の連結が万 一外れてもベルトの連結が維持できるようにしたもので、ベルト(1)の各端部 (1a,1b)に第1バックル体(11)の第1雄部材(12)と、第1雌部材 (13)を取り付け、この第1雄部材と第2雌部材の雄雌係合によりベルトの一 端部(1a)と、他端部(1b)を着脱可能に連結するベルトの着脱連結装置に おいて、 ベルトの一端部(1a)に、雌雄係合した第1雄部材(12)と第1雌部材( 13)の上に重なって延びる第1補助ベルト(14)の一端部を取り付け、該第 1補助ベルトの他端部と、ベルトの他端部(1b)に着脱可能な第2係合体(1 2)を取り付けたことを特徴とする。
【0007】 第2係合体は着脱可能に雌雄係合するバックルの第2雄部材(22)と第2雌 部材(23)であってもよい。そして、ベルトの一端部(1a)に取り付ける第 1バックル体(11)の部材(12又は13)にはベルト長さ調整機構(16a ,16b)を設けると共に、第1補助ベルト取付孔(16c)を設け、第1補助 ベルト(14)を上記取付孔に取り付けることにより第1補助ベルトを第1バッ クル体の部材(12または13)を介してベルトの一端部(1a)に取り付ける ことが好ましい。
【0008】
【作用】
請求項1に記載の装置では、第1雄部材(12)と第1雌部材(13)を係合 すると共に、第2係合体を係合してベルトを環状帯にした状態で使用するので、 万一、例えば第1バックル体(11)が外れたとしても、補助ベルト(14)に 取り付けた第2係合体(21)が係合したままなので、ベルト(1)は補助ベル ト(14)及び第2係合体(21)により環状帯の状態を維持する。したがって 、ベビーホルダーのベルトに実施して子供が落下することを確実に防止すること ができる。
【0009】 請求項2に記載の装置では、第1雄部材(12)と第1雌部材(13)を係合 すると共に、第2雄部材(22)と第2雌部材(23)を係合してベルトを環状 帯にした状態で使用するので、万一、例えば第1バックル体(11)が外れたと しても、補助ベルト(14)に取り付けた第2係合体(21)が係合したままな ので、ベルト(1)は補助ベルト(14)及び第2係合体(21)により環状帯 の状態を維持する。したがって、ベビーホルダーのベルトに実施して子供が落下 することを確実に防止することができる。
【0010】 請求項3に記載の装置をベビーホルダーのベルトに実施すると、ベルト(1) の一端に止着した第1バックル体(11)の雄部材または雌部材にベルト長さ調 整機構(16a,16b)を設けたので、このベルト調整機構によりベルトの有 効長さを、使用者の身体に応じて調整することができ、座部の位置を疲れ難い位 置に合わせることができる。そして、第1補助ベルト(14)の一端は上記第1 バックル体(11)の雄部材又は雌部材に設けた第1ベルト取付孔(16c)に 取り付けてあるので、ベルト(1)の長さを調整しても第1補助ベルトの長さは 一定のままで第2係合体、又は第2係合体であるバックルの第2雄部材(22) と第2雌部材(23)を係合できる。
【0011】
【実施例】
図1はこの考案のベルトの着脱連結装置の第1実施例の第1バックル体、第2 係合体を外した状態の平面図、図2は第1バックル体、第2係合体を連結した状 態の一部を断面にした側面図を示す。図5に示した従来例と同様にベルト1の一 端部1aには第1バックル体11の第1雄部材12、他端部1bには第1バック ル体の雌部材13を取り付けてある。第1雄部材12は、基部16の両端から可 撓アーム17を突設するとともに、両可撓アーム17の間にガイドアーム18を 突設し、各可撓アーム17には、先端に、外側から内側に向かって次第に先細り になる傾斜部17aを形成するとともに、長さの途中の外側に位置する部分には 係止段部17bを形成し、ガイドアーム18の先端部分を略鏃状に成形する。ま た、第1雄部材12の基部16には、ベルト1の一端部1aを取り付けると共に 、ベルト1の有効長さを調整するベルト1長さ調整機構として一対の細い長孔1 6a,16bを幅方向に開設し、これらの長孔16a,16bの外側(可撓アー ム17等とは反対側)に第1補助ベルト取付孔16cを開設する。
【0012】 この様な構成からなる第1雄部材12をベルトの一端部1aに取り付けるには 、図2に示すように、ベルト1の一端部を可撓アーム17側の長孔16a内に裏 側から表側に挿通し、表側に挿通した先端部分を折り返して他の長孔16b内に 表側から裏側に挿通すると、第1雄部材12をベルトの一端部に取り付けること ができ、ベルト1の折り返し部分が第1雄部材12との取付端部となる。そして 、ベルト1の長孔16a,16bに通っている部分をずらして動かすと、取付端 部の位置が移動するので、ベルト1の有効長さが変化し、これにより所望する長 さに設定することができる。
【0013】 また、第1補助ベルト14を第1雄部材12に取り付けるには、基端となる第 1補助ベルト14の一端を表側から基部の基端(図1中下端)を内包する様にし て裏側にもっていき、この端部を裏側から第1補助ベルト取付孔16c内に挿通 して表側に出して、第1雄部材12に重なっている第1補助ベルト14の途中の 裏面に縫着すればよい。なお、ベルト同志を止着するには、縫着に限らず、リベ ット等の止着具を使用してもよい。
【0014】 図示の実施例では、この様にして取り付けた第1補助ベルト14の先端に取り 付ける第2係合体21の第2雄部材22は、第1雄部材12とほぼ同様の構成で あり、基部24の両端から可撓アーム25を突設するとともに、両可撓アーム2 5の間にガイドアーム26を突設し、各可撓アーム25には、先端に、外側から 内側に向かって次第に先細りになる傾斜部25aを形成するとともに、長さの途 中の外側に位置する部分には係止段部25bを形成し、ガイドアーム26の先端 部分を略鏃状に成形する。また、第2雄部材22の基部24には、第1補助ベル ト14の先端部分を取り付けるための長孔24aを開設する。したがって、第1 補助ベルト14の先端部分を外側から長孔24a内に挿通して裏側に出して折り 返し、この折り返した部分を第1補助ベルト14の裏面の途中に縫着すると、第 1補助ベルト14の先端に第2雄部材22を取り付けることができる。
【0015】 一方、第1雌部材13は、第1雄部材12の可撓アーム17およびガイドアー ム18が挿入可能な開口部31を先端に有する偏平な筒状体であり、両側の側面 部分にスロット32を開口し、内部にはガイド壁33,33を形成し、後端部分 (図1中上端)にはベルト1を取り付けるための長孔34を開設してある。この 様な構成から成る第1雌部材13を、第1雄部材12とは反対側のベルト1の他 端部1bに取り付けるには、図2に示すように、ベルト1の端部を表側から長孔 34内に挿通して裏側に出し、この裏側に出た部分を折り返して基部35の後端 を内包するようにしながらベルト1の裏面の途中に縫着すればよい。そして、こ の折り返した部分が取付端部となる。なお、本実施例では、ベルト長さ調整機構 を第1雄部材12に設けたので、第1雌部材13に設ける必要がないが、この第 1雌部材13にベルト長さ調整機構を設けてもよい。
【0016】 そして、第1雌部材13を取り付けたベルト1の取付端部から適宜離れたベル ト1の表面に第2補助ベルト15の基端を縫着して第1雌部材13側に向いた第 2補助ベルト15の先端に第2係合体の第2雌部材23を取り付ける。なお、第 2補助ベルト15の基端を縫着する位置は、第2補助ベルト15の先端に第2雌 部材23を取り付けた状態で、第2雌部材23が第1雌部材13と重ならない程 度に後退した位置であることが望ましい。
【0017】 第2雌部材23は、第1雌部材13と同様の構成であり、第2雄部材22の可 撓アーム25およびガイドアーム26が挿入可能な開口部41を先端に有する偏 平な筒状体であり、両側の側面部分にスロット42を開口し、内部にはガイド壁 43,43を形成し、後端部分(図1中上端)には第2補助ベルト15を取り付 けるための長孔44を開設してある。この様な構成から成る第2雌部材23を第 2補助ベルト15の端部に取り付けるには、第2補助ベルト15の端部を表側か ら長孔44内に挿通して裏側に出し、この裏側に出た部分を折り返して基部45 の後端を内包するようにしながら補助ベルト15の裏面の途中に縫着すればよい 。
【0018】 上記した構成から成る第1バックル体11、及び第2係合体21を有するベル ト1を環状帯にするには、先ず第1雄部材12の可撓アーム17を第1雌部材1 3の先端開口部31に向けて可撓アーム17を第1雌部材13内に挿入する。こ の様にすると、両側の可撓アーム17の傾斜部17aが第1雌部材13の側壁の 前端31aに当接し、この状態でさらに押し込むと両側の可撓アーム17が内側 に撓んだ状態で進入するとともにガイドアーム18が両ガイド壁33,33内を 進入して進行方向を案内する。十分に挿入すると、即ち可撓アーム17の係止段 部17bが第1雌部材13のスロット32の先端側開口縁32aを通過すると、 両側の可撓アーム17が弾性によって外側に拡幅し、これにより両係止段部17 b,17bがスロット32,32の上記開口縁に係合する。両係止段部17bが 第1雌部材13のスロットの開口縁32a,32aに係合すると、この係合力に より第1雄部材12の引き抜きが阻止され、第1雄部材12と第1雌部材13と が係合した状態を維持する。したがって、ベルト1の両取付端部が第1雄部材1 2と第1雌部材13との雌雄係合により連結されて、ベルト1が環状帯となる。
【0019】 次に、第2係合体の第2雄部材22の可撓アーム25を第2雌部材23の先端 開口部41から挿入して、第2雄部材22と第2雌部材23とを雌雄係合させ、 これにより第1補助ベルト14と第2補助ベルト15を連結する。
【0020】 この装置をベビーホルダーのベルトに実施し、第1バックル体11と第2係合 体21を共に雌雄係合することによりベルト1を環状帯にすると、図5に示すよ うに、肩当て4を使用者の肩に当てた状態でベルト1をたすき掛けすることがで きる。そして、座部3が腰の上部斜め前に位置するようにベルト1の有効長さを 調整する。なお、ベルト1の有効長さを調整しても、第1補助ベルト14の一端 は第1雄部材12に取り付けられているので、第1,第2雄部材12,22の位 置関係および第1,第2雌部材13,23の位置関係は変化しない。したがって 、ベルト1の有効長さを調整しても、第2雄部材22と第2雌部材23が係合で きなくなってしまったり、補助ベルト14,15の長さを調整するなどの面倒は ない。
【0021】 子供をだっこする場合には、図5に示すように、子供を使用者の方に向けて足 で使用者の腰を挟むように座部3上に座らせる。そして、背当て5を子供の腰部 にくるように位置を調整する。この様に、子守帯を使用して子供をだっこすると 、子供の体重が殆ど使用者の肩に掛かるので、単に腕だけで子供をだっこした場 合に比較して使用者への負担が軽減され、楽である。また、使用者は片方の手を 自由に動かすことができるので、荷物を持つこともできる。
【0022】 そして、この様にして子供をだっこした場合に、ベルト1には子供の体重によ る張力が作用し、この張力は第1バックル体、第2係合体11,21を離脱させ る方向に作用するが、各雄部材12,22の係合段部17b,25bが雌部材1 3,23のスロット開口縁32a,42aに係合しているので第1バックル体、 第2係合体11,21は離脱しない。
【0023】 万一、第1バックル体11の可撓アーム17が破損するなどして第1バックル 体11の第1雄部材12と第1雌部材13との雌雄係合が外れたとしても、第2 係合体21が結合状態を維持しているので、ベルト1は環状を保って子供が落下 するなどの事故に至ることはない。また、第2係合体21が損傷した場合も、第 1バックル体11が結合した状態を維持するので、子供が落下することはない。 したがって、第1のバックル体と、第2係合体のどちらか一方が外れても、他方 が結合しているので、子供が落下することはなく、安全である。
【0024】 なお、第1,第2補助ベルト14,15の長さは、第1バックル体11を雌雄 係合した状態で第2雌部材23と第2雄部材22とを容易に係合できるように、 少し余裕を持たせた長さに設定することが望ましい。この様に設定すると、第2 係合体21の係脱操作が容易であるばかりでなく、子供の体重を主として太いベ ルト1により支えて、細い補助ベルト14,15に作用する張力を軽減すること ができる。これにより、補助ベルト14,15の疲労、特に縫着部分の疲労を軽 減して、万一の事態が発生しても第2係合体21の係合と第1,第2補助ベルト 14,15により子供を確実に支持することができ、安全性を一層高めることが できる。
【0025】 そして、子供を降ろして第1バックル体11を外す場合には、第2雌部材23 のスロット42,42内に位置している第2雄部材22の両可撓アーム25,2 5を両側から指で挟み付けると、両係止段部25b,25bがスロット42,4 2の開口縁42a,42aから外れるので、第2雄部材22を第2雌部材23か ら簡単に引き抜くことができ、これにより第2係合体21を簡単に離脱させるこ とができる。 また、第1バックル体11も同様の操作を行なうことにより簡単に外すことが できる。
【0026】 上記した実施例では、ベルト1の一端部1aに第1バックル体11の第1雄部 材12を取り付けるとともに、この第1雄部材12に第1補助ベルト14を介し て第2係合体21の第2雄部材22を取り付け、ベルト1の他端部1bに第1バ ックル体11の第1雌部材13を取り付けるとともに、このベルト1の他端部1 bに第2補助ベルト15を介して第2係合体21の第2雌部材23を取り付けた が、第1補助ベルト14を介して第1雄部材12に取り付けるのは第2係合体の 第2雌部材23、ベルトの他端部1bに第2補助ベルト15を介して取り付ける のは第2係合体の第2雄部材22でもよい。又、ベルトの一端部1aにベルト長 さ調節機構の長孔16a,16bと、第1補助ベルト取付孔16cを有する第1 バックル体の第1雌部材を取り付け、これに止着した第1補助ベルト14の先端 に第2係合体の雌部材23、又は雄部材22を取り付けてもよい。
【0027】 第1バックル体11と第2係合体21のバックルのどちらか一方又は双方の雄 部材と雌部材は、例えば、図3および図4に示すように、第1共通基部61に雄 部材12の一半部と、雌部材13の他半部を隣り合わせに一体成型し、第2共通 基部62に雌部材13の一半部と雄部材12の他半部を隣り合わせに一体成型し てもよい。この様な構成からなるバックル体においては、一方の手に第1共通基 部61を、他方の手に第2共通基部62を持って、雌部材13の他半部内に雄部 材12の一半部を、雌部材の一半部内に雄部材の他半部を挿入して雌雄係合する と、夫々係止段部17bがスロット開口縁32aに係止し、これにより第1バッ クル体11や第2係合体21を簡単に係合することができる。
【0028】 以上、本考案の実施例では第2係合体21を第2雄部材22と、第2雌部材2 3とからなるバックルとして説明したが、第2係合体はバックルであることに限 定されず、互いに係合できるものであればナス環、フック等とD形や角形などの リング等であってもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、第1バックル体と、第2係合体を係合し 、ベルトの両端部を連結してベルトを環状帯とするので、第1バックル体と、第 2係合体のどちらか一方の係合が不意に外れたとしても、他方が係合したままな ので、ベルトは環状帯を維持する。したがって、ベビーホルダーのベルトに使用 し、一方のバックル体が誤って外れたり、或は壊れて外れたとしても、子供が落 下することを確実に防止できる。このため、使用者は安心して使用することがで きる。
【0030】 請求項2に記載の考案によれば、雌雄係合により第1バックル体と、第2係合 体のバックルを係合し、ベルトの両端部を連結してベルトを環状帯とするので、 一方のバックルが不意に外れたとしても、他方のバックルが係合したままなので 、ベルトは環状帯を維持する。したがって、ベビーホルダーのベルトに使用し、 一方のバックルが誤って外れたり、或は壊れて外れたとしても、子供が落下する ことを確実に防止できる。このため、使用者は安心して使用することができる。
【0031】 請求項3に記載の考案は、第1補助ベルトの基端を止着する第1バックル体に ベルト長さ調整機構を設けたので、このベルト調整機構によりベルトの有効長さ を所望する長さに調整することができる。したがって、使用者の身長や太り具合 に応じて調整することができ、また、座部の位置を疲れ難い位置に合わせること ができる。更に、そのようにベルトの有効長さを調整しても、第1補助ベルトの 一端は第1バックル体の部材に取り付けられているので、第1,第2雄部材の位 置関係および第1,第2雌部材の位置関係は変化しない。したがって、ベルトの 有効長さを調整しても、第2係合体が係合できなくなってしまったり、補助ベル トの長さを調整するなどの面倒はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1バックル体および第2係合体を外した状態
の平面図である。
【図2】図1の第1バックル体と、第2係合体を連結し
た状態の一部を断面にした側面図である。
【図3】バックル体の他の一例の係合状態における斜視
図である。
【図4】図3に示すバックル体を外した状態の斜視図で
ある。
【図5】ベビーホルダーを使用している状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ベルト 1a ベルトの一端部 1b ベルトの他端部 11 第1バックル体 12 第1雄部材 13 第1雌部材 14 第1補助ベルト 15 第2補助ベルト 16 基部 16a,16b ベルト長さ調整機構としての長孔 16c 第1補助ベルト取付孔 17 可撓アーム 17a 傾斜部 17b 係止段部 18 ガイドアーム 19 基部 21 第2係合体 22 第2雄部材 23 第2雌部材 24 基部 25 可撓アーム 26 ガイドアーム 31 開口部 32 スロット 33 ガイド壁 34 長孔 35 基部 36 開口部 41 開口部 42 スロット 43 ガイド壁 44 長孔 45 基部 61 第1共通基部 62 第2共通基部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト(1)の各端部(1a,1b)に
    第1バックル体(11)の第1雄部材(12)と、第1
    雌部材(13)を取り付け、この第1雄部材と第2雌部
    材の雌雄係合によりベルトの一端部(1a)と、他端部
    (1b)を着脱可能に連結するベルトの着脱連結装置に
    おいて、 ベルトの一端部(1a)に、雌雄係合した第1雄部材
    (12)と第1雌部材(13)の上に重なって延びる第
    1補助ベルト(14)の一端部を取り付け、該第1補助
    ベルトの他端部と、ベルトの他端部(1b)に着脱可能
    な第2係合体(12)を取り付けたことを特徴とするベ
    ルトの着脱連結装置。
  2. 【請求項2】 第2係合体(12)は着脱可能に雌雄係
    合するバックルの第2雄部材(22)と第2雌部材(2
    3)であることを特徴とする請求項1に記載のベルトの
    着脱連結装置。
  3. 【請求項3】 ベルトの一端部(1a)に取り付ける第
    1バックル体(11)の部材(12又は13)にはベル
    ト長さ調整機構(16a,16b)を設けると共に、第
    1補助ベルト取付孔(16c)を設け、第1補助ベルト
    (14)を上記取付孔(16c)に取り付けることによ
    り第1補助ベルトを第1バックル体の部材(12または
    13)を介してベルトの一端部(1a)に取り付けたこ
    とを特徴とする請求項1と請求項2のどれか1項に記載
    のベルトの着脱連結装置。
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