JP2010057659A - バックルの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックルの雄部材と雌部材との結合・分離操作を妨げることなく、使用対象のデザイン性の向上に寄与する。
【解決手段】リュックサック1に取り付けられる雌部材7と、ベルトBに取り付けられる雄部材6とからなるバックル5の取付構造において、雌部材と雄部材との少なくとも一方は、互いに結合された状態を解除するための解除操作部を有し、雌部材と雄部材とは、互いに結合された状態において、リュックサックに形成された樹脂製シート11により、解除操作部を除く少なくとも一部が遮蔽されている構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用対象のデザイン性の向上に寄与するバックルの取付構造に関する。
従来、リュックサックにおけるショルダベルト、サイドコンプレッションおよびチェストストラップ等には、それらの少なくとも一部を構成する帯状体(ベルト、テープ等)の連結具としてバックルが用いられている。
この種のバックルをシート材(リュックサック等を構成する織布や合成樹脂シートなど)に取り付ける構造としては、例えば、シート材の表面に装着される器具本体(雌部材)と、シート材の裏面に配置される装着用部材とを備え、器具本体は、複数の装着用突起を有し、当該装着用突起が、シート材を裏面まで貫通して装着用部材の係合孔に挿嵌されるようにしたバックルの取付構造が知られている(特許文献1参照)。
米国特許第7194787号明細書
ところで、バックルの使用対象(リュックサックや鞄等の被連結体)においては、そのデザイン性を向上させるためにバックルの少なくとも一部を遮蔽することが望まれる場合がある。しかしながら、上記従来のバックルの取付構造では、雌部材は、シート材の表面(意匠面)に装着されるためバックルを遮蔽することは困難であった。この場合、雌部材を更に別のシート材で覆う構成も考えられるが、雄部材の係合部が露出する雌部材の開口部分が布地等によって覆われてしまうと、バックルを分離する際の操作性が著しく低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、解除操作部を除くバックルの少なくとも一部を遮蔽することで、バックルの雌部材と雄部材との結合・分離操作を妨げることなく使用対象のデザイン性の向上に寄与するバックルの取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、第1の被連結体(1)に取り付けられる雌部材(7)と、第2の被連結体(B)に取り付けられる雄部材(6)とからなるバックル(5)の取付構造であって、前記雌部材と前記雄部材との少なくとも一方は、互いに結合された状態を解除するための解除操作部を有し、前記雌部材と前記雄部材とは、互いに結合された状態において、前記第1または前記第2の被連結体に形成された遮蔽部(11)により、前記解除操作部を除く少なくとも一部が遮蔽されている構成とする。
また、第2の発明として、前記遮蔽部は、前記第1または前記第2の被連結体の意匠面を構成する構成とすることができる。具体的には、図1に示すように、前記遮蔽部の裏側に雌部材(7)を配置することで、リュックサックや鞄等の被連結体等の意匠面裏側に雌部材(7)を遮蔽できるため、シート材の表面(意匠面)に装着する必要が無く、意匠面(デザイン性)の向上に寄与することとなり、従来例にはない付加価値を創出できる。
また、第3の発明は、前記遮蔽部は、シート状を呈し、前記雌部材または前記雄部材が前記遮蔽部に取り付けられた構成とすることができる。
また、第4の発明として、前記雌部材または前記雄部材を前記遮蔽部に取り付けるための装着部材(43)を備え、前記遮蔽部の少なくとも一部が、前記雌部材または前記雌部材と前記装着部材との間に挟持されている構成とすることができる。
また、第5の発明として、前記遮蔽部は、一対のシート部材(41,42)によって構成され、前記装着部材は、前記一対のシート部材の間に介装された構成とすることができる。
また、第6の発明として、前記遮蔽部には、前記雌部材または前記雄部材が取り付けられる取付部材(62)が設けられている構成とすることができる。
また、第7の発明として、前記雄部材は、係合部(22,71,81)を有し、前記雌部材は、前記係合部が係止される受け部(34,74,82)を有する構成とすることができる。
また、第8の発明として、前記係合部は、前記受け部に対して磁力により係止される構成とすることができる。
また、第9の発明は、上記第1から第8の発明のいずれかに係るバックルの取付構造を備えた袋物とする。
上記第1および第9の発明によれば、解除操作部を除くバックルの少なくとも一部を遮蔽することで、バックルの雌部材と雄部材との結合・分離操作を妨げることなく使用対象(第1の被連結体または第2の被連結体)のデザイン性の向上に寄与することができる。上記第2の発明によれば、簡易な構成により、バックルの外観が使用対象の意匠に及ぼす影響を抑制することができる。上記第3の発明によれば、シート状の遮蔽部を用いることにより使用対象の形態の自由度を維持しつつ、バックルにおける解除操作部を除く少なくとも一部を遮蔽することが可能となる。上記第4の発明によれば、装着部材を用いることにより、雌部材または雄部材を遮蔽部に対して容易かつ安定的に取り付けることが可能となる。上記第5の発明によれば、簡易な構成により、装着部材の外観が使用対象の意匠に及ぼす影響を排除することができる。上記第6の発明によれば、簡易な構成により、バックルの解除操作部を除く少なくとも一部を遮蔽しつつ、雌部材または雄部材を遮蔽部に対して取り付けることができる。上記第7の発明によれば、雄部材と雌部材との結合および分離が容易となる。上記第8の発明によれば、簡易な構成により、雌部材と雄部材との結合および分離を実現することができ、雄部材と雌部材との設計の自由度が高まる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下では、特に断り書きのない限り、バックルの説明における方向を示す用語「前」,「後」は、雌部材に対する雄部材の結合方向およびその反対方向にそれぞれ対応するものとする。
図1は本発明の第1実施形態に係るバックルの取付構造を示す説明図であり、図2および図3は結合状態のバックルの斜視図および断面図であり、図4はバックルにおける雌部材の取付構造の詳細を示す分解斜視図である。
図1に示すように、リュックサック(第1の被連結体)1は、収容物の量や配置などに応じてリュックサック本体(以下、「本体」という。)を圧縮可能とするサイドコンプレッション2を備えている。サイドコンプレッション2は、ベルトやテープ等からなる帯状体(第2の被連結体)Bを有しており、この帯状体Bは、後端側が本体に固定されるとともに、前端側がバックル5の雄部材6に取り付けられている。また、リュックサック1は、その前側の意匠面を構成する樹脂製シート(遮蔽部)11を有しており、図1(A)の円内に拡大して示すように、樹脂製シート11の裏面11aには、バックル5の雌部材7が取り付けられている。このように、リュックサック1は、少なくとも雌部材7を樹脂製シート11により遮蔽する(即ち、意匠から排除する)ことでデザイン性の向上を図っている。樹脂製シート11の周縁は、雌部材7の後端側(雄部材6と結合する側)を除き、本体に対して縫い付けられている。
雄部材6は、図3に示すように、帯状体Bが取り付けられる帯状体取付部21と、帯状体取付部21の左右側部21aから前方に向けて突設された一対の弾性片22と、雌部材7との結合をガイドすべく、帯状体取付部21の前部21bから前方に向けて両弾性片22の間に突設されたガイド片23とを有しており、これらは合成樹脂材料によって一体成形されている。
弾性片22は、互いに対称形状をなし、その後端側には、帯状体取付部21の側部21a後端に接続される接続部22aが設けられるとともに、その前端側には、雌部材7に係止される係止爪22bが外側後方に向けて突設されている。弾性片22の接続部22aを除く部分は、帯状体取付部21から側方に離隔されて配置されており、これにより、弾性片22は、係止爪22bを内側(雌部材7との係止を解除する方向)に変位させるように、接続部22aを固定点として弾性変形可能である。弾性片22において、接続部22aと係止爪22bとの間に位置する中間部22cの少なくとも後方側は、係止爪22bを内側に変位させるための操作力を受ける解除操作部として機能する。この解除操作部は、図3に示すように、バックル5の結合状態において、雌部材7とオーバーラップしない(即ち、本実施形態では、雌部材7の係止孔34に挿入されずに露出した状態にある。)。
雌部材7は、図2に示すように、本体31と、この本体31の底面から突設され、リュックサック1への取り付けに供される複数の装着用脚部32とを有しており、これらは雄部材6と同様に合成樹脂材料によって一体成形されている。
本体31には、図3に示すように、雄部材6との結合方向に延在するガイド孔33と、このガイド孔33の左右に配置された係止孔34とが設けられている。雄部材6との結合の際には、ガイド孔33に雄部材6のガイド片23が挿入されるとともに、係止孔34に雄部材6の弾性片22がそれぞれ挿入される。係止孔34を画成する雌部材7の左右側壁35の後端内側には、雄部材6の係止爪22bが係止される係止爪35aが内側前方に向けて突設されている。また、左右側壁35の後端外側には面取り部(ここでは、内側に傾斜した傾斜面)35bが形成されている。
雌部材7の装着用脚部32は、図4に示すように、リュックサック1の樹脂製シート11を構成する表シート片(シート部材)41と裏シート片(シート部材)42との間に介装された装着部材43に対して装着される。表シート片41は、その表面がリュックサックの意匠面を構成する。一方、意匠面を構成しない裏シート片42は、表シート片41の裏面側に重ねられる。装着部材43には、装着用脚部32に対応する位置に係合孔44および係合切欠き45が形成されており、装着用脚部32を、裏シート片42に形成された挿通孔46を通して装着用脚部32の係合孔44にそれぞれ嵌着することができる。これにより、裏シート片42は、雌部材7と装着部材43との間に挟持された状態となり、雌部材7は樹脂製シート11に対して容易かつ安定的に取り付けられる。
なお、雌部材7の樹脂製シート11に対する取り付けは、上記のような装着部材43を用いる方法に限定されるものではない。例えば、雌部材7を、樹脂製シート11に対して直接溶着または接着したり、或いは直接縫い付けたりしてもよい。
上記構成のバックル5において、雄部材6と雌部材7とを結合する際には、使用者は、弾性片22の中間部22cを摘むように雄部材6を支持して、ガイド片23の先端を雌部材7のガイド孔33に挿入し、この状態で雄部材6を前方に移動させる。これにより、両者の結合がガイドされ、さらに、雄部材6の弾性片22が係止孔34にそれぞれ挿入される。このとき、弾性片22は、その先端部が雌部材7の係止爪35aに摺接することで内側に変位しながら前進し、係止爪22bの先端位置が係止爪35aの先端位置を超えたときに、再び元の状態に回復するように外側に変位する。これにより、図3に示すように、係止爪22bが係止爪35aに係止された状態となり、両者の結合が完了する。
一方、雄部材6と雌部材7とを分離する際には、図3中に二点鎖線で示すように、使用者は、解除操作部(中間部22cの露出部分)を摘むようにして、内向きの操作力を与える。これにより、係止爪22bが内側に変位して係止爪35aとの係止状態が解除される。この状態で、雄部材6を後方に引き抜くことで、両者の分離が完了する。このとき、使用者は、指先が面取り部35bにかかるように解除操作部を摘むことで、操作解除部に操作力を与えた際に、雌部材7に対して前方(分離方向)への力を付与して、分離操作を円滑に行なうことができる。
なお、図1(B)に示すように、雄部材6と雌部材7との結合状態において、雌部材7とオーバーラップしていない雄部材6の解除操作部は、樹脂製シート11から露出した状態となるので、雄部材6と雌部材7との結合・分離操作が妨げられることはない。
図5は本発明の第2実施形態に係るバックルの斜視図であり、図6は図5のバックルにおける雌部材の取付構造の詳細示す分解斜視図である。図5,図6において、第1実施形態に係るバックルと同様の構成要素については同一の符号が付してある。また、以下で特に言及しない事項については、第1実施形態の場合と同様とする。
雄部材6は、図5(A)に示すように、平面視において略凹状をなす帯状体取付部21の前側中央から前方に向けて突設された1つの弾性片22と、帯状体取付部21の前側左右端部から前方に向けて突設された一対のガイド片23とを有している。弾性片22は、その後端側に、帯状体取付部21に接続される接続部22aが設けられるとともに、その前端側に、雌部材7に係止される係止爪22bが設けられている。また、中間部22cは、操作力を受けることにより係止爪22bを内側に変位させる解除操作部として機能する。雌部材7には、雄部材6の弾性片22およびガイド片23がともに挿入される開口51が設けられており、この開口51を画成する上壁52の内面には、挿入された係止爪22bを係止可能な係止溝(図示せず)が設けられている。ガイド片23は、雌部材7の左右側壁53の内面に摺接することで、雄部材6と雌部材7との結合をガイドする。
なお、図5(B)に示すように、雄部材6と雌部材7との結合状態において、雄部材6の解除操作部(中間部22c)は雌部材7とオーバーラップしていない。従って、解除操作部は、第1実施形態のバックル5の場合と同様に、樹脂製シート11から露出した状態となり、雄部材6と雌部材7との結合・分離操作が妨げられることはない。
図6に示すように、雌部材7の底面には装着用スロット61が形成されており、この装着用スロット61には、樹脂製シート11の裏面11aから突設された取付部材62が嵌着される。これにより、雌部材7は樹脂製シート11に対して容易かつ安定的に取り付けられる。
図7は本発明の第3実施形態に係るバックルの斜視図である。図7において、第1実施形態に係るバックルと同様の構成要素については同一の符号が付してある。また、以下で特に言及しない事項については、第1実施形態の場合と同様とする。
雄部材6は、帯状体取付部21の前側中央から前方に向けて突設された1つの係合片71を有している。一方、雌部材7には、雄部材6の係合片71が挿入される開口72が設けられており、この開口72の一部を画成する上壁73には、係合片71の先端部71aが嵌入される係合孔74が設けられている。
雄部材6と雌部材7とを結合する際には、使用者は、帯状体取付部21を摘むように雄部材6を支持して、雄部材6の係合片71を雌部材7の開口72に挿入する。このとき、係合片71の先端部71aは、雌部材7の下壁75の内側に設けられたガイドレール76によって上方に導かれ、係合孔74に嵌入される。一方、雄部材6と雌部材7とを分離する際には、使用者は、結合の際と同様に雄部材6を支持して、図7(B)中の矢印で示すように、雄部材6の後端側を下方に変位させ、その後、雄部材6を後方に引き抜くことで、両者の分離が完了する。この場合、帯状体取付部21全体が、解除操作部として機能する。
なお、図7(B)に示すように、雄部材6と雌部材7との結合状態において、雄部材6の解除操作部は雌部材7とオーバーラップしていない。従って、解除操作部は、第1実施形態のバックル5の場合と同様に、樹脂製シート11から露出した状態となり、雄部材6と雌部材7との結合・分離操作が妨げられることはない。
図8は本発明の第4実施形態に係るバックルの斜視図である。図8において、第1実施形態に係るバックルと同様の構成要素については同一の符号が付してある。また、以下で特に言及しない事項については、第1実施形態の場合と同様とする。
雄部材6は、帯状体取付部21の前側中央から前方に向けて延設された1つの係合片81を有しており、係合片81の前部中央には、磁石M1が埋設されている。一方、雌部材7には、雄部材6の係合片81と嵌合する係合溝82が設けられており、係合溝82の後端には、雄部材6の係合孔83に嵌入される係止突起84が下向きに突設されている。係止突起84の下部には、前方に突出した爪部84aが設けられている。爪部84aは、係止突起84が係合孔83に嵌入された際に、係合孔83の前面に設けられた段部83aに係止される。また、係合溝82を画成する雌部材7の上壁には、雄部材6の磁石M1に対応する位置に磁石M2が埋設されている。磁石M1と磁石M2とは互いに引き合うように磁極の向きが設定されている。
雄部材6と雌部材7とを結合する際には、使用者は、帯状体取付部21を摘むように雄部材6を支持して、雄部材6の係合片81を雌部材7の係合溝82に嵌合させる。このとき、磁石M1と磁石M2とが磁力により互いに引き合うことで、雄部材6が正規の結合位置に導かれ、係止突起84が係合孔83に嵌入される。一方、雄部材6と雌部材7とを分離する際には、使用者は、結合の際と同様に雄部材6を支持して、雄部材6を僅かに前方に移動させて磁石M1と磁石M2との位置をずらすとともに、爪部84aの係合孔83に対する係止状態を解除する。続いて、図8(B)中の矢印で示すように、雄部材6の後端側を下方に変位させ、その後、雄部材6を後方に引き抜くことで、両者の分離が完了する。この場合、帯状体取付部21全体が、解除操作部として機能する。
なお、図8(B)に示すように、雄部材6と雌部材7との結合状態において、雄部材6の解除操作部は雌部材7とオーバーラップしていない。従って、解除操作部は、第1実施形態のバックル5の場合と同様に、樹脂製シート11から露出した状態となり、雄部材6と雌部材7との結合・分離操作が妨げられることはない。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。本発明に係るバックルの材質や形状(弾性片や係合片の数およびその配置や、弾性片や係合片に設けられる係合部およびこれを係止する雌部材側の対応係合部の形態等を含む)は、雄部材と雌部材との結合・分離操作を妨げることなく、解除操作部を除くバックルの少なくとも一部を遮蔽可能とする限りにおいて、種々の変更が可能である。また、本発明に係るバックルの取付構造を適用可能な袋物は、上記リュックサックに限らず、物を入れて持ち運ぶために用いられ、連結具を介して着脱可能に設けられたベルト等を有する任意の袋状の用具でよい。さらに、バックルを遮蔽する部材は、少なくとも解除操作部を露出可能な形態であればよく、上記シート材に限らず、箱状部材など種々の変更が可能である。上記実施形態では、主として雌部材を遮蔽する場合について示したが、少なくとも解除操作部が露出されている限り、雄部材を遮蔽する構成も同様に可能である。
本発明の第1実施形態に係るバックルの取付構造を示す説明図 図1の結合状態におけるバックルの斜視図 図1の結合状態におけるバックルの断面図 図1の雌部材の取付構造の詳細を示す分解斜視図 本発明の第2実施形態に係るバックルの斜視図 図5の雌部材の取付構造の詳細を示す分解斜視図 本発明の第3実施形態に係るバックルの斜視図 本発明の第4実施形態に係るバックルの斜視図
符号の説明
1 リュックサック(第1の被連結体)
2 サイドコンプレッション
5 バックル
6 雄部材
7 雌部材
11 樹脂製シート(遮蔽部)
21 帯状体取付部
22 弾性片
22a 接続部
22b 係止爪
22c 中間部
23 ガイド片
31 雌部材本体
32 装着用脚部
34 係止孔
35 側壁
35a 係止爪
41 表シート材(シート部材)
42 裏シート材(シート部材)
43 装着部材
62 取付部材
71 係合片
72 開口
74 係合孔
81 係合片
82 係合溝
84 係止突起
84a 爪部
B 帯状体(第2の被連結体)
M1,M2 磁石

Claims (9)

  1. 第1の被連結体に取り付けられる雌部材と、第2の被連結体に取り付けられる雄部材とからなるバックルの取付構造であって、
    前記雌部材と前記雄部材との少なくとも一方は、互いに結合された状態を解除するための解除操作部を有し、
    前記雌部材と前記雄部材とは、互いに結合された状態において、前記第1または前記第2の被連結体に形成された遮蔽部により、前記解除操作部を除く少なくとも一部が遮蔽されていることを特徴とするバックルの取付構造。
  2. 前記遮蔽部は、前記第1または前記第2の被連結体の意匠面を構成することを特徴とする、請求項1に記載のバックルの取付構造。
  3. 前記遮蔽部は、シート状を呈し、前記雌部材または前記雄部材が前記遮蔽部に取り付けられたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のバックルの取付構造。
  4. 前記雌部材または前記雄部材を前記遮蔽部に取り付けるための装着部材を備え、
    前記遮蔽部の少なくとも一部が、前記雌部材または前記雌部材と前記装着部材との間に挟持されていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のバックルの取付構造。
  5. 前記遮蔽部は、一対のシート部材によって構成され、
    前記装着部材は、前記一対のシート部材の間に介装されたことを特徴とする、請求項4に記載のバックルの取付構造。
  6. 前記遮蔽部には、前記雌部材または前記雄部材が取り付けられる取付部材が設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載のバックルの取付構造。
  7. 前記雄部材は、係合部を有し、
    前記雌部材は、前記係合部が係止される受け部を有することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれかに記載のバックルの取付構造。
  8. 前記係合部は、前記受け部に対して磁力により係止されることを特徴とする、請求項7に記載のバックルの取付構造。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のバックルの取付構造を備えた袋物。
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