JP6525604B2 - 座席付き育児器具 - Google Patents

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Description

この発明は、座席付き育児器具に関し、特に、肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持するための座席付き育児器具に関する。
従来から、乳幼児を外出させるときには、乳幼児を載置できる座席付き育児器具(たとえば、乳母車)と、乳幼児を抱っこするときなどに用いる肩ベルト付き子供保持具(たとえば、子守帯)とが併用して使用されることがある。
例えば、特開2011−147475号公報(特許文献1)には、乳幼児を子守帯に保持したまま、乳母車に取り付け可能な子守帯が開示されている。この子守帯は、乳幼児を保持する子守帯本体と、子守帯本体に連結され、乳幼児を担ぐ者の肩に掛け渡される肩ベルトとを備える。子守帯本体に乳幼児を保持させたまま、乳幼児を乳母車に乗せるには、肩ベルトを子守帯本体から分離することが開示されている。
特開2011−147475号公報(特許5558123号公報)
上述のように、特許文献1の子守帯においては、子守帯本体に保持された乳幼児を乳母車に乗せる場合、子守帯本体から肩ベルトを分離することができるため、肩ベルトがじゃまになることはない。しかし、肩ベルトが完全に分離されていると、座席から乳幼児を抱き上げる際、子守帯本体に肩ベルトを連結し直す作業に時間がかかるおそれがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を乳母車に乗せたときに、肩ベルトがじゃまにならず、かつ、座席から容易に乳幼児を抱き上げることができる座席付き育児器具を提供することを目的とする。
この目的のため本発明による座席付き育児器具は、肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持するための座席付き育児器具である。乳幼児を受け入れるための受入空間を形成する座席部と、座席部上で乳幼児を保持している子供保持具から延びる肩ベルトを収納するための収納部とを備える。
好ましくは、座席部は、座面部と背面部とを含み、収納部は、座面部に設けられることが望ましい。
座面部の収納部は、座面部のうち乳幼児の足側に位置する端部裏面に設けられていることが望ましい。
子供保持具は、腰ベルトをさらに含んでおり、収納部は、子供保持具から延びる腰ベルトを収納することが望ましい。
好ましくは、座席部は、座面部と背面部とを含み、収納部は、背面部に設けられることが望ましい。
背面部は、背もたれ部と、背もたれ部の両端縁から立ち上がる一対の立ち上がり部とを有し、収納部は、立ち上がり部に設けられていることが望ましい。
収納部は、袋状に形成されていてもよい。
座席部は、座席フレームと、座席フレーム上に装着される座席ハンモックとを含み、収納部は、座席ハンモックに切込みを入れることで形成されていてもよい。
座席部は、座席フレームと、座席フレーム上に装着される座席ハンモックとを含み、収納部は、座席フレームに設けられていてもよい。
好ましくは、収納部は、座席フレームに吊り下げられた袋部である。
好ましくは、子供保持具の裏面と背面部の表面とは、面ファスナで連結されることが望ましい。
座席付き育児器具は、乳母車であってもよい。
本発明によれば、肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を乳母車に乗せたときに、肩ベルトがじゃまにならず、かつ、座席から容易に乳幼児を抱き上げることができる座席付き育児器具を提供することができる。
肩ベルト付き子供保持具(子守帯)を前面側から見た正面図である。 図1に示す子守帯本体の正面図である。 子守帯のヘッドサポート部の正面図である。 子守帯を装着した乳幼児の状態を前面から見た外観図である。 子守帯の使用状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る座席付き育児器具(乳母車)の斜視図である。 本発明の実施の形態1において、乳母車が、子守帯を装着した乳幼児を保持した状態を示す外観図である。 本発明の実施の形態1において、子守帯の肩ベルトおよび腰ベルトを収納する収納部を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態1における収納部の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1において、収納部の他の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態2において、子守帯の肩ベルトおよび腰ベルトを収納する収納部を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態2における肩ベルトの収納部の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態3において、子守帯の肩ベルトおよび腰ベルトを収納する収納部を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る乳母車を模式的に示す側面図である。 図14の座面部および袋部を取り出して示す正面図である。 本発明の実施の形態3において、乳幼児の座席の前方部分を下方から見た図である。 子守帯の腰ベルトの収納部を模式的に示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
本実施の形態における座席付き育児器具は、肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持することができる。はじめに、本実施の形態における座席付き育児器具の説明に先立ち、これに取り付けられる子供保持具の構成について説明する。肩ベルト付き子供保持具の種類としては、子守帯、ベビーキャリー、スリング等があるが、以下の説明では、子守帯を例示的に説明する。なお、以下の説明において、左右方向および上下方向は、それぞれ、図1の紙面上の左右方向および上下方向を基準とする。
(子守帯の構成)
図1を参照して、子守帯60は、乳幼児の胴部を包み込む子守帯本体70と、乳幼児を担ぐ者の両肩にそれぞれ掛け渡される1対の肩ベルト81,85と、担ぐ者の腰に掛け渡される腰ベルト90と、乳幼児の頭部を覆うヘッドサポート部100とを備える。一方の肩ベルト81は、担ぎ手の左肩に掛け渡される左肩ベルトであり、他方の肩ベルト85は、担ぎ手の右肩に掛け渡される右肩ベルトである。
図2をさらに参照して、子守帯本体70について説明する。子守帯本体70は、乳幼児の下腹部を前方から保持する前当て部71と、前当て部71の下方に位置し、乳幼児の足股部を保持する股当て部72と、乳幼児の背中部分を保持する背当て部73とを有する。子守帯本体70は、布製部材であり、クッション材料を含んでいてもよい。
背当て部73の左上側部には、袋状の空間で形成される本体左腕部76が設けられている。本体左腕部76の空間の内部には、左肩ベルト81の一端と連結する雌バックル79aが設けられている。また、背当て部73の右上側部には、袋状の空間で形成される本体右腕部77が設けられている。本体右腕部77の空間の内部には、右肩ベルト85の一端と連結する雌バックル79bが設けられている。
背当て部73の上下方向中央部に取り付けられる1対のバックル帯75は、背当て部73の中央部両端から左右両方向へ向けて略水平に延びており、バックル帯75の端部には、雄バックル74aがそれぞれ取り付けられている。前当て部71の上下方向中央部には、雄バックル74aと連結する雌バックル74bが取り付けられている。子守帯本体70を股当て部72近傍で折り曲げ、1対の雄バックル74aと雌バックル74bとを連結する。これにより、子守帯本体70は、背当て部73と、股当て部72と、前当て部71とで囲まれた領域に、乳幼児を収容するための空間を形成する。
次に、肩ベルト81,85について説明する。左肩ベルト81は、上方に位置し担ぐ者の左肩に掛け渡される第1帯体82と、第1帯体82の下端部に長さ調整可能に連結されている第2帯体83とから構成されている。第1帯体82の上端部には、雄バックル84が備えられ、子守帯本体70の雌バックル79aと着脱可能に連結される。第2帯体83の下端部は、子守帯本体70の前当て部71のたとえば上端部に連結されている。第2帯体83の下端部と子守帯本体70とは、縫い付けられているため着脱できない。第2帯体83は、左肩ベルト81の長さを調節でき、担ぐ者の体型に適合させることができる。
左肩ベルト81と同様に、右肩ベルト85は、上方に位置し担ぐ者の右肩に掛け渡される第1帯体86と、第1帯体86の下端部に長さ調整可能に連結されている第2帯体87とから構成されている。第1帯体86の上端部には、雄バックル88が備えられ、子守帯本体70の本体右腕部77と着脱可能に連結される。第2帯体87の下端部は、子守帯本体70の前当て部71のたとえば上端部に連結されている。第2帯体87の下端部と子守帯本体70とは、縫い付けられているため着脱できない。第2帯体87は、右肩ベルト85の長さを調節でき、担ぐ者の体型に適合させることができる。
次に、腰ベルト90について説明する。腰ベルト90は、左右方向に延在し、担ぐ者の腰に巻かれる腰当て部91と、腰当て部91の両端にそれぞれ設けられた雌バックル93および雄バックル94を有する。腰当て部91の左右方向中央部の上端が、子守帯本体70の股当て部72の下端部に縫い付けられて連結されている。腰当て部91のうち股当て部72との境界部には、第1貫通孔92が設けられる。第1貫通孔92については、後述する。
次に、図3を参照して、ヘッドサポート部100について説明する。ヘッドサポート部100は、乳幼児の頭部を覆う頭部保護パッド101と、頭部保護パッド101の下方に連結し、乳幼児の背中を支持する背中保護パッド102とから構成されている。頭部保護パッド101の両端側部には、それぞれ左側円環部103と右側円環部104とが設けられている。さらに、左側円環部103には、子守帯本体70の留め具78aと連結する留め具105が設けられ、右側円環部104には、子守帯本体70の留め具78bと連結する留め具106が設けられている。背中保護パッド102の裏面中央部などヘッドサポート部100の裏面には、面ファスナ107が取り付けられている。
図1〜3を参照して、子守帯本体70にヘッドサポート部100を取り付けた状態を説明する。
ヘッドサポート部100を図2に示す子守帯本体70に連結するには、ヘッドサポート部100の背中保護パッド102の下端部を、子守帯本体70の背当て部73の上部中央に設けられたポケット(図示せず)へ挿入する。さらに、本体左腕部76を左側円環部103に挿通し、本体左腕部76に設けられた留め具78aと、左側円環部103に設けられた留め具105とを連結する。同様に、本体右腕部77を右側円環部104に挿通し、本体右腕部77に設けられた留め具78bと、右側円環部104に設けられた留め具106とを連結する。これにより、図1に示すように、ヘッドサポート部100と、子守帯本体70との間に2つの空間が形成される。本実施の形態では、これらの空間を、それぞれ第2貫通孔111および第3貫通孔112という。第2貫通孔111および第3貫通孔112については、後述する。
図4は、子守帯を装着した乳幼児の状態を前面から見た外観図であり、図5は、子守帯の使用状態を示す斜視図である。図4および図5を用いて、乳幼児に子守帯を装着した状態を説明する。
乳幼児に子守帯60を装着すると、乳幼児の頭部は、ヘッドサポート部100により保持され、乳幼児の胴体は、子守帯本体70により包み込まれる。担ぎ手が子守帯本体70に装着された乳幼児を担ぐ際には、担ぎ手の左肩に左肩ベルト81を掛け、右肩に右肩ベルト85を掛け、腰ベルト90を担ぎ手の腰に巻き付けて装着する。
上述のように、子守帯60の肩ベルト81,85は、上端部のみが着脱可能である。このような子守帯60を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持することができる座席付き育児器具について、以下に詳細に説明する。
(実施の形態1)
図6を参照して、本実施の形態に係る座席付き育児器具としての乳母車1の概要について説明する。乳母車1の説明において、前後方向は、乳母車の前後方向に対応し、左右方向は、乳母車の前方から見た左右方向に対応している。
乳母車1の基本構造としては、一般的な乳母車の構造と同様であってよく、乳母車1は、座席部2と、座席部2を下方から支持する脚部3と、押し棒10とを備える。脚部3は、前輪4を有する一対の前脚6と、後輪5を有する一対の後脚7とを有する。また、乳母車1は、座席部2の両側部に位置する一対の手摺部材12と、一対の手摺部材12間に渡される前ガード部材13とをさらに備えていてもよい。
座席部2は、乳幼児を受け入れるための受入空間を形成している。機能的な観点からすれば、座席部2は、座面部21と背面部22とを含んでいる。座面部21は、乳幼児の下半身を保持し、背面部22は、乳幼児の上半身を保持する。一方、実体的には、座席部2は、主に、座席フレーム20と、座席フレーム20上に装着される座席ハンモック30とで構成されている。座席フレーム20は、一対の前脚6と一対の後脚7の間に取り付けられる座板25と、一対の後脚7からそれぞれ上方に延びる一対の側棒23とを有している。座席ハンモック30は、座板25により下方から支持される座部31と、一対の側棒23に両側端が支持される背部32とを有している。
そのため、座席部2の座面部21は、座席フレーム20の座板25と、座席ハンモック30の座部31とから構成され、座席部2の背面部22は、座席フレーム20の一対の側棒23と、座席ハンモック30の背部32とから構成される。
背部32は、乳幼児の背中が当接する背部32と、背もたれ部33の両端縁から立ち上がる一対の立ち上がり部34とを有していてもよい。なお、背部32は、座席フレーム20の側棒23に代えて、押し棒10の一対の側棒部11により支持されていてもよい。また、座席ハンモック30の座部31と背部32とは、やわらかい布製部材、たとえば、クッション材によって一体的に形成されていてもよい。
座席ハンモック30には、乳幼児の身体を拘束する拘束ベルトが設けられている。拘束ベルトとして、たとえば、乳幼児の右肩を拘束する左肩拘束ベルト41と、乳幼児の左肩を拘束する右肩拘束ベルト42と、座席に着座した乳幼児の両太腿の間を延びる股拘束ベルト43と、乳幼児の腰を拘束する腰拘束ベルト44と、これらの拘束ベルトを連結する連結具45とを含む。
また、座席ハンモック30の背もたれ部33、すなわち座席部2の背面部22の表面には、子守帯60のヘッドサポート部100の裏面に設けられた面ファスナ107と着脱可能に接着される面ファスナ35が設けられている。これにより、乳母車1の座席部2上に載置された子守帯本体70のずれを防止することができる。
ここで、図8に示すように、乳母車1は、座席部2上で、乳幼児を保持している子守帯60(子守帯本体70)から延びる左肩ベルト81、右肩ベルト85および腰ベルト90を収納する収納部26をさらに備えている。収納部26は、たとえば、座面部21のうち乳幼児の足側に位置する端部裏面に設けられている。具体的には、図9に示すように、収納部26は、座席ハンモック30の座部31の前端部裏面に、袋状に形成される。収納部26は、その収納口260が後方を向くように設けられている。収納部26は、たとえば、座席ハンモック30の裏面に、カットされた布生地が縫い付けられることにより形成されている。布生地の収納口260の部分には、伸縮可能となるようゴムが縫い付けられていてもよい。なお、図9は、座席ハンモック30の座部31を裏面側から見た図である。
図7は、本実施の形態に係る乳母車1に子守帯60を装着した状態を示す外観図である。図7を参照して、本実施の形態に係る乳母車1に子守帯60を装着した乳幼児を保持させる方法を説明する。
まず、図4に示す子守帯60を装着した乳幼児を、乳母車1にのせる。このとき、腰ベルト90は、バックル93,94が外され、乳幼児の足部下に左右方向に延ばされている。肩ベルト81,85は、その上端部も子守帯本体70に連結されたままである。この場合、肩ベルト81,85が乳幼児のじゃまになるため、子守帯本体70の雌バックル79aと左肩ベルト81の雄バックル84との連結を解除し、子守帯本体70の雌バックル79bと右肩ベルト85の雄バックル88との連結を解除する。このようにして、肩ベルト81,85の上端部が子守帯本体70から分離されると、肩ベルト81,85を座部31の前方側に垂らす。
次に、拘束ベルトを乳幼児に取り付ける。まず、乳母車1の左肩拘束ベルト41を子守帯本体70の第2貫通孔111に通し、乳幼児の腹部付近まで引き延ばす。同様に、乳母車1の右肩拘束ベルト42を子守帯本体70の第3貫通孔112に通し、乳幼児の腹部付近まで引き延ばす。乳母車1の股拘束ベルト43を腰ベルト90の腰当て部91に形成された第1貫通孔92に通し、乳幼児の腹部付近まで引き延ばす。乳母車1の腰拘束ベルト44を乳幼児の腰に巻きつけて、乳幼児の腹部付近まで引き延ばす。乳幼児の腹部付近上において、これらの左肩拘束ベルト41、右肩拘束ベルト42、股拘束ベルト43および腰拘束ベルト44を連結具45で連結させる。これにより、子守帯本体70に保持された乳幼児を子守帯本体70ごと、乳母車1に拘束することができる。
その後、子守帯本体70から延びる肩ベルト81,85および腰ベルト90を収納部26に収納する。このことについて、図8および図9を参照して説明する。
上述のように、収納部26は、座席ハンモック30の座部31の前端部裏面に袋状に形成されている。そのため、座部31の前方に垂らした左肩ベルト81の上端部側部分P1および右肩ベルト85の上端部側部分P2を、座席ハンモック30の座部31と座席フレーム20の座板25との間に後方に向かって挿入し、前方へ折り返すようにして収納口260の左右方向中央部から収納部26に収納する。さらに、腰ベルト90の左端部側部分P3および右端部側部分P4も、座席ハンモック30の座部31の左右方向両側より座部31と座板25との間に挿入し、収納口260の左右方向両端部から収納部26に収納する。
このように、収納部26に、子守帯本体70から延びる肩ベルト81,85を収納することができるため、左肩ベルト81および右肩ベルト85を子守帯本体70から完全に取り外さなくても、これらのベルトが乳幼児のじゃまになることがない。また、収納部26に、子守帯本体70に連結されたままの腰ベルト90も収納できるため、乳幼児の乗り心地を損ねない。また、収納部26が、座席ハンモック30の座部31の裏面に形成されているため、座席ハンモック30の美観を損ねることもない。さらに、各肩ベルト81,85を子守帯本体70から完全に取り外す必要はなく、一方の連結を解除するだけでよいので、作業が容易である。
一方、乳母車1から乳幼児を抱き上げるには、収納部26に収納された左肩ベルト81、右肩ベルト85および腰ベルト90の一部分を抜き出して、左肩ベルト81の雄バックル84と子守帯本体70の雌バックル79aとを連結し、右肩ベルト85の雄バックル88と子守帯本体70の雌バックル79bとを連結するだけで、すぐに使用可能状態とすることができる。したがって、乳母車1に乗った乳幼児がぐずりだした場合、左肩ベルト81と右肩ベルト85のそれぞれ一箇所ずつを連結するだけでよいので、煩雑な作業を要することなく、すぐに乳幼児を子守帯60で担ぐことができる。
なお、収納部26は、座席ハンモック30の座部31の前方端部裏面に設けられることとしたが、座部31の左右方向両端部側の裏面に一対の収納部がそれぞれ設けられてもよい。または、収納部26は、座席ハンモック30の座部31ではなく、座席フレーム20の座板25に設けられてもよい。
図10を参照して、収納部26の他の構成例を説明する。図10は、座板25を裏側から見た図である。収納部26aは、たとえば、座板25の裏面側カットされた生地を左右方向に掛け渡されることで形成されている。収納部26aは、前方を向く収納口261と、後方を向く収納口262とを有している。
この場合、座部31の前方に垂らした肩ベルト81,85の上端部側部分P1,P2は、前方を向く収納口261から収納部26aに収納される。腰ベルト90の左端部側部分P3および右端部側部分P4は、後方を向く収納口262から収納部26aに収納される。これにより、肩ベルト81,85と腰ベルト90を前後両方向から収納することができるため、簡単に収納することができる。なお、収納部26aは、座板25の表面側に形成されてもよい。
(実施の形態2)
図11および図12を参照して、本実施の形態2に係る乳母車1Aの構成例について説明する。以下に実施の形態1に示した乳母車1との相違点のみ詳細に説明する。
本実施の形態では、腰ベルト90は、上記した座面部21に設けられた収納部26(26a)に収納されるが、肩ベルト81,85は背面部22に設けられた収納部に収納される。つまり、乳母車1Aは収納部26に加え、一対の収納部26bをさらに備えている。各収納部26bは、座席ハンモック30の立ち上がり部34に設けられている。具体的には、各収納部26bは、立ち上がり部34に切込み89を入れることで形成される。切込み89は、立ち上がり部34の前端部において、上下方向に延在している。一対の収納部26bには、左肩ベルト81および右肩ベルト85がそれぞれ収納される。
このような位置に収納部26bが形成された場合、肩ベルト81,85の上端部も子守帯本体70に連結させたまま、左肩ベルト81および右肩ベルト85を収納してもよい。つまり、実施の形態1のように、子守帯本体70の雌バックル79aと左肩ベルト81の雄バックル84との連結を解除し、子守帯本体70の雌バックル79bと右肩ベルト85の雄バックル88との連結を解除しなくてもよい。左肩ベルト81および右肩ベルト85は子守帯本体70が完全に連結された状態(使用可能状態)のまま、それぞれの中央部P5,P6が収納部26bに収納される。
このように、収納部26bを立ち上がり部34に形成することで、左肩ベルト81および右肩ベルト85を子守帯本体70に取り付けたままでも収納することができる。この場合、乳幼児を乳母車1にのせたときに、肩ベルト81,85の上端部も子守帯本体70から取り外す必要がないため、すぐに肩ベルト81,85を収納部26bに収納することができる。さらに、乳母車1にのせた乳幼児を抱き上げる際には、肩ベルト81,85の上端部を子守帯本体70に取り付ける手間が省けるので、乳幼児をすぐに子守帯60で担ぐことができる。
なお、切り込み89は、背もたれ部33と立ち上がり部34との境界部89Aに設けられてもよい。また、収納部26bは、背面部22の背もたれ部33に設けられてもよい。
(実施の形態3)
図13〜16を参照して、本実施の形態3に係る乳母車1Bの構成例について説明する。以下に実施の形態1に示した乳母車1との相違点のみ詳細に説明する。
本実施の形態では、肩ベルト81,85の収納部は、座席フレーム20に設けられており、具体的には、座席フレーム20に吊り下げられた袋部51である。袋部51は、乳母車1Bの座面部21の下方において、座席フレーム20に取り付けられた収納かご50の前方に吊り下げられている。袋部51は、たとえば、メッシュなどの布生地で、1対の前脚6の間を掛け渡される程度の大きさで形成される。袋部51は、上部に収納口51aを有し、前方から肩ベルト81,85を収納可能である。収納口51aの周囲は、伸縮可能となるようゴムが縫い付けられていてもよい。
さらに、袋部51に収納される肩ベルト81,85の途中位置を固定するために、座席フレーム20には、袋部51の前方に位置する掛止部29a,29bが設けられている。具体的には、座席フレーム20は、座板25に代えて、左右の前脚6および後脚7に連結され、前後方向に延びる一対の支持棒25Aを有している。1対の支持棒25Aの前方端部には、ベルト28が掛け渡されている。掛止部29a,29bは、間隔をあけてベルト28に設けられている。ベルト28は、支持棒25Aとは別部材で構成された1対の突出棒27に取り付けられてもよい。
肩ベルト81,85を袋部51に収納する際には、座部31の前方側に垂らした左肩ベルト81の上端部側部分P7および右肩ベルト85の上端部側部分P8を折り畳んで乳母車1Bの前方から袋部51に収納する。この場合、肩ベルト81の途中位置を掛止部29aに引掛け、肩ベルト85の途中位置を掛止部29bに引掛ける。これにより、肩ベルト81,85が固定されるため、肩ベルト81,85が袋部51から抜け落ちるおそれがない。
本実施の形態では、腰ベルトは、袋部51と異なる箇所に収納される。具体的には、子守帯60自体に収納部が設けられている。
図17は、子守帯の腰ベルトの収納部を取り出して模式的に示す裏面図である。図17を参照して、腰ベルト90Aは、腰当て部91の裏面に形成された収納部95に収納される。具体的には、収納部95は、伸縮自在の布製部材で形成され、左方向を向く収納口291と、右方向を向く収納口292とを有している。
この場合、腰ベルト90Aの左端部側部分P9は、収納口291から収納され、右端部側部分P10は収納口292から折り畳んで収納される。これにより、腰ベルト90Aを左右方向から収納することができるため、簡単に収納することができる。また、子守帯100だけを使用する際に、腰ベルト90Aを使用しない場合も、収納部95に腰ベルト90Aを収納することができるため、腰ベルト90Aがじゃまになることがない。
なお、実施の形態1では、座席部2は、座席フレームと20と座席ハンモック30との両方を含むとしたが、座席フレーム20のみ含んでいてもよい。
また、実施の形態1〜3では、座席付き育児器具として、乳母車を例に説明したが、これに限定されず、ベビーラック、育児椅子、チャイルドシート等であってもよい。
さらに、上記実施の形態1〜3では、収納部は、袋状や切込みを入れることで形成したが、肩ベルトおよび腰ベルトを収納することができる形状であればよい。
さらに、子供保持具として子守帯60を用いて説明したが、子守帯60のような構成に限定されない。例えば、子守帯は、腰ベルト90を有していなくてもよい。または、子守帯60は、ヘッドサポート部100と、子守帯本体70との間に形成された2つの空間を、肩拘束ベルト貫通用の貫通孔111,112として利用するとしたが、ヘッドサポート部と一体的に設けられた背当て部に肩拘束ベルト用の貫通孔を設けてもよいし、その両側に切込みなどを設けてもよい。
なお、収納すべきベルトと乳幼児を拘束すべきベルトとは、識別可能であることが望ましい。すなわち、収納すべきベルトである子守帯60の肩ベルト81,85および腰ベルト90と、乳幼児を拘束すべきベルトである乳母車1の肩拘束ベルト41,42および腰拘束ベルト44とは、たとえば、色を異ならせることが望ましい。さらに、乳幼児を拘束すべきベルトであっても、左肩拘束ベルト41の雄雌バックル部分と、右肩拘束ベルト42の雄雌バックル部分と、腰拘束ベルト44の雄雌バックル部分とに、それぞれ同一の模様や記号を付けることにより、それぞれのベルトを識別してもよい。このような構造とされることで、乳幼児を乳母車1にのせたときに、バックルの挿入位置を迷うことなく、スムーズに連結することが可能である。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 乳母車、2 座席部、3 脚部、4 前輪、5 後輪、6 前脚、7 後脚、10 押棒、11 側棒部材、12 手摺部材、13 前ガード部材、20 座席フレーム、21 座面部、22 背面部、23 側棒、25 座板、25A 支持棒、26 収納部、27 突出棒、28 ベルト、29 掛止部、30 座席ハンモック、31 座部、32 背部、33 背もたれ部、34 立ち上がり部、35 面ファスナ、41 左肩拘束ベルト、42 右肩拘束ベルト、43 股拘束ベルト、44 腰拘束ベルト、45 連結具、50 収納かご、51 袋部、60 子守帯、70 子守帯本体、71 前面部、72 股当て部、73 背当て部、74a 雄バックル、74b 雌バックル、75 バックル帯、76 本体左腕部、77 本体右腕部、78a,78b 留め具、79a79b 雌バックル、81 左肩ベルト、82 第1帯体、83 第2帯体、84 雄バックル、85 右肩ベルト、86 第1帯体、87 第2帯体、88 雄バックル、89 切込み部、90 腰ベルト、91 腰当て部、92 第1貫通孔、93 雌バックル、94 雄バックル、95 収納部、100 ヘッドサポート部、101 頭部保護パッド、102 背中保護パッド、103 左側円環部、104 右側円環部、105,106 留め具、107 面ファスナ、111 第2貫通孔、112 第3貫通孔。

Claims (9)

  1. 肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持するための座席付き育児器具であって、
    乳幼児を受け入れるための受入空間を形成する座席部と、
    前記座席部上で乳幼児を保持している前記子供保持具から延びる前記肩ベルトを収納するための収納部とを備え、
    前記座席部は、座面部と背面部とを含み、
    前記収納部は、前記座面部のうち乳幼児の足側に位置する端部裏面に設けられている、座席付き育児器具。
  2. 前記子供保持具は、腰ベルトをさらに含んでおり、
    前記収納部は、前記子供保持具から延びる前記腰ベルトを収納する、請求項1に記載の座席付き育児器具。
  3. 肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持するための座席付き育児器具であって、
    乳幼児を受け入れるための受入空間を形成する座席部と、
    前記座席部上で乳幼児を保持している前記子供保持具から延びる前記肩ベルトを収納するための収納部とを備え、
    前記座席部は、座面部と背面部とを含み、
    前記収納部は、前記背面部に設けられ、
    前記背面部は、背もたれ部と、前記背もたれ部の両端縁から立ち上がる一対の立ち上がり部とを有し、
    前記収納部は、前記立ち上がり部に設けられている、座席付き育児器具。
  4. 前記収納部は、袋状に形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の座席付き育児器具。
  5. 前記座席部は、座席フレームと、前記座席フレーム上に装着される座席ハンモックとを含み、
    前記収納部は、前記座席ハンモックに切込みを入れることで形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の座席付き育児器具。
  6. 肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持するための座席付き育児器具であって、
    乳幼児を受け入れるための受入空間を形成する座席部と、
    前記座席部上で乳幼児を保持している前記子供保持具から延びる前記肩ベルトを収納するための収納部と、
    前記座席部の下方に設けられる収納かごとを備え、
    前記座席部は、座席フレームと、前記座席フレーム上に装着される座席ハンモックとを含み、
    前記収納部は、前記収納かごの前方に設けられ、前記座席フレームに吊り下げられた袋部である、座席付き育児器具。
  7. 肩ベルト付き子供保持具を装着した乳幼児を、装着状態のままで保持するための座席付き育児器具であって、
    乳幼児を受け入れるための受入空間を形成する座席部と、
    前記座席部上で乳幼児を保持している前記子供保持具から延びる前記肩ベルトを収納するための収納部とを備え、
    前記座席部は、座席フレームと、前記座席フレーム上に装着される座席ハンモックとを含み、
    前記収納部は、前記座席フレームに吊り下げられた袋部であり、
    前記袋部の前方には、前記肩ベルトを固定するための掛止部が設けられている、座席付き育児器具。
  8. 前記子供保持具の裏面と前記背面部の表面とは、面ファスナで連結される、請求項1〜のいずれかに記載の座席付き育児器具。
  9. 前記座席付き育児器具は、乳母車である、請求項1〜8のいずれかに記載の座席付き育児器具。
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