JP2019019114A5 - - Google Patents

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Claims (27)

  1. (A)水と、(B)前記水に溶解可能な機能性成分と、を含有する含水組成物であって、
    少なくとも、
    (C)前記水に溶解可能又は相溶可能な防腐性促進作用を奏する多価アルコールと、
    (E)前記水及び/又は多価アルコールに溶解可能なパラベン類以外の防腐剤と、
    を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤が、フェノキシエタノールと、カプリル酸グリセリルと、ポリリシンと、からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤、
    を含有してなり、
    防腐性を有することを特徴とする含水組成物。
  2. 防腐性促進作用を奏する前記多価アルコールは、少なくとも、プロピレングリコール、ブチレングリコール及びグリセリンからなる群から選ばれる少なくとも一つの多価アルコールを含有する、ことを特徴とする請求項1に記載の含水組成物。
  3. 防腐性促進作用を奏する前記多価アルコールは、少なくとも、全量に対して、
    3重量%以上のプロピレングリコール、
    3重量%以上のブチレングリコール、及び、
    5重量%以上のグリセリン、
    からなる群から選ばれる少なくとも一つの多価アルコールを含有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の含水組成物。
  4. 前記パラベン類以外の防腐剤は、少なくとも、全量に対して、
    0.2〜1.0重量%のフェノキシエタノール、
    0.01〜0.8重量%のカプリル酸グリセリル、及び、
    0.01〜0.8重量%のポリリシン、
    からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤、を含有してなる、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の含水組成物。
  5. 前記パラベン類以外の防腐剤は、少なくとも、
    フェノキシエタノールと、
    カプリル酸グリセリル及び/又はポリリシンと、
    の双方の防腐剤を含有してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の含水組成物。
  6. 前記パラベン類以外の防腐剤は、少なくとも、
    フェノキシエタノールと、
    カプリル酸グリセリルと、
    の双方の防腐剤を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤の最少の含有量が、全量に対して、
    フェノキシエタノール含有量をX軸とし、カプリル酸グリセリル含有量をY軸とするXY座標において、X軸におけるフェノキシエタノール含有量が0.17重量%である点とY軸におけるカプリル酸グリセリル含有量が0.007重量%である点とを結ぶ直線よりも上側領域にあるように、フェノキシエタノールとカプリル酸グリセリルとの双方の防腐剤が含有されてなる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の含水組成物。
  7. 前記パラベン類以外の防腐剤は、少なくとも、
    フェノキシエタノールと、
    ポリリシンと、
    の双方の防腐剤を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤の最少の含有量が、全量に対して、
    フェノキシエタノール含有量をX軸とし、ポリリシン含有量をY軸とするXY座標において、X軸におけるフェノキシエタノール含有量が0.17重量%である点とY軸におけるポリリシン含有量が0.007重量%である点とを結ぶ直線よりも上側領域にあるように、フェノキシエタノールとポリリシンとの双方の防腐剤が含有されてなる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の含水組成物。
  8. パラベン類の防腐剤を含有しない、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の含水組成物。
  9. 前記パラベン類以外の防腐剤に加えて、
    さらに、(F)全量に対して0.05重量%以下のパラベン類を含有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の含水組成物。
  10. 前記機能性成分は、水に溶解可能な水溶性高分子を含有し
    前記水溶性高分は前記水に溶解されるとともに、
    前記水、前記水溶性高分子、前記多価アルコール、及び、前記パラベン類以外の防腐剤は、互いに溶解又は相溶した状態である、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の含水組成物。
  11. 前記水溶性高分子は、
    (a)分子構造的に網目構造に架橋可能な架橋性水溶性高分子を含有し、
    約18〜約30℃の常温付近において、前記架橋性水溶性高分子は、架橋剤が存在 する状態において、前記水に溶解された状態で架橋された流動性のないゲル状を有 する、
    (b)分子構造的に網目構造に架橋可能な架橋性水溶性高分子を含有し、
    約18〜約30℃の常温付近において、前記架橋性水溶性高分子は、架橋剤が存在 しない状態において、水に溶解された状態で架橋されない流動性のある粘稠状を有 する、
    (c)分子構造的に架橋しない非架橋性水溶性高分子を含有し、
    約18〜約30℃の常温付近において、前記非架橋性水溶性高分子は、水に溶解さ れた状態で架橋されない流動性のある粘稠状を有する、
    又は、
    (d)分子構造的に網目構造に架橋可能な架橋性水溶性高分子と分子構造的に架橋しない 非架橋性水溶性高分子との双方の水溶性高分子を有し、
    約18〜約30℃の常温付近において、前記架橋性水溶性高分子は、架橋剤が存在 する状態において、前記水に溶解された状態で架橋された流動性のないゲル状を有 し、前記非架橋性水溶性高分子は、水に溶解された状態で架橋されない流動性のあ る粘稠状を有する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の含水組成物。
  12. 前記機能性成分としての前記水溶性高分子は、架橋性水溶性高分子及び非架橋性水溶性高分子のうちの少なくとも一つを含有し、
    前記水溶性高分子は前記水に溶解した状態で含有されてなり、
    前記架橋性水溶性高分子は、
    (i)アクリル酸、メタクリル酸、及び、これらの一価の金属塩のうちの少なくとも一つ のアクリル酸系単量体を重合して得られる架橋型アクリル酸系ポリマ、
    (ii)(a)アクリル酸、メタクリル酸、及び、これらの一価の金属塩のうちの少なく とも一つのアクリル酸系単量体と、(b)アクリル酸アルキル及びメタクリル酸ア ルキルのうちの少なくとも一つのアクリル酸アルキル系単量体と、を共重合して得 られる架橋型アクリル酸系共重合ポリマ、
    (iii)ポリアクリル酸を部分的に中和した部分中和型ポリアクリル酸の架橋型アクリ ル酸系ポリマ、
    (iv)架橋型カルボキシビニルポリマ、
    及び/又は、
    (v)カルボキシアルキルセルロースナトリウム、及び/又は、ヒドロキシアルキルセル ロースナトリウムの架橋型セルロース化合物であり、
    前記非架橋性水溶性高分子は、
    (vi)ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、 アクリル酸デンプン、ポリアクリル酸アルキル、カルボキシアルキルセルロース、 ヒドロキシアルキルセルロース、ポリビニルピロリドン、アクリル酸アルキルと副 モノマとの共重合ポリマ、ゼラチン、及び、寒天、からなる群から選ばれる少なく とも一つの非架橋性水溶性高分子である、
    ことを特徴とする請求項10に記載の含水組成物。
  13. 前記多価アルコールは、全量に対して、5重量%以上を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤は、全量に対して、
    0.2〜1.0重量%のフェノキシエタノール、
    0.01〜0.8重量%のカプリル酸グリセリル、及び、
    0.01〜0.8重量%のポリリシン、
    からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤を含有し、
    前記水溶性高分子は、全量に対して、3重量%以上を含有してなる、
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の含水組成物。
  14. 前記機能性成分は効能付与機能性成分を含有し、
    前記効能付与機能性成分は、薬理活性成分、肌改善成分、及び、芳香成分、からなる群から選ばれる少なくとも一つである、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の含水組成物。
  15. 前記機能性成分は、水溶性高分子と効能付与機能性成分とを含有し、
    前記効能付与機能性成分は、薬理活性成分、肌改善成分、及び、芳香成分、からなる群から選ばれる少なくとも一つである、
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の含水組成物。
  16. 前記薬理活性成分は、インドメタシン、ロキソプロフェン、ケトプロフェン、ジクロフェナック、ジクロフェナックナトリウム、フェルビナク、ピロキシカム、スプロフェン、 イブプロフェン、イブプロフェンピコノール、ケトロラク、リドカイン、フルルビプロフェン、メフェナム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、及び、サルチル酸エステル類からなる群から選ばれる少なくとも一つであり、
    前記肌改善成分は、トコフェロール類、プラセンタエキス類、ヒアルロン酸類、エコンザイム、アルブチン、コラーゲン類、ポリフェノール類、アラントイン、スクワラン、パンテノール、カミツレエキス、ハマメリスエキス、ラベンダーエキス、ハトムギエキス、オオバクエキス、米エキス類、サケ卵巣エキス類、サッカロミセス、米発酵液、ビタミンC類、ビタミンE類、及び、ビタミン類からなる群から選ばれる少なくとも一つであり、
    前記芳香成分は芳香を発生する精油成分である、
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の含水組成物。
  17. さらに、追加成分を含有し、
    前記追加成分は、
    (K−1)口に含んだ場合に苦みを感じて誤食を抑制する機能を有する誤食防止成分、
    (K−2)清涼感を奏する清涼感付与成分、
    (K−3)温感を奏する温感温感付与成分、及び、
    (K−4)pHを調整するpH調整成分、
    からなる群から選ばれる少なくとも一つの追加成分を含有する、ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の含水組成物。
  18. (A)水と、(B)前記水に溶解可能な機能性成分と、を含有する含水組成物であって、少なくとも、
    (C)前記水に溶解可能又は相溶可能な防腐性促進作用を奏する多価アルコールと、
    (E)前記水及び/又は多価アルコールに溶解可能なパラベン類以外の防腐剤と、
    を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤が、フェノキシエタノールと、カプリル酸グリセリルと、ポリリシンと、からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤、
    を含有してなり、
    液状、スプレー状、クリーム状、乳化状、又は、ゲル状の形態を有し、
    人体皮膚に塗布、付着、又は、貼付して適用可能であることを特徴とする、
    請求項1乃至17のいずれかに記載の含水組成物。
  19. (A)水と、(B)前記水に溶解可能な機能性成分と、を含有する含水組成物であって、少なくとも、
    (C)前記水に溶解可能又は相溶可能な防腐性促進作用を奏する多価アルコールと、
    (E)前記水及び/又は多価アルコールに溶解可能なパラベン類以外の防腐剤と、
    を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤は、
    フェノキシエタノールと、
    カプリル酸グリセリル及び/又はポリリシンと、
    双方の防腐剤を含有してなり
    液状、スプレー状、クリーム状、乳化状、又は、ゲル状の形態を有し、
    人体皮膚に塗布、付着、又は、貼付して適用可能であることを特徴とする、
    請求項1に記載の含水組成物。
  20. (A)水と、(B)前記水に溶解可能な機能性成分と、を含有する含水組成物であって、少なくとも、
    (C)前記水に溶解可能又は相溶可能な防腐性促進作用を奏する多価アルコールと、
    (E)前記水及び/又は多価アルコールに溶解可能なパラベン類以外の防腐剤と、
    を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤が、フェノキシエタノールと、カプリル酸グリセリルと、ポリリシンと、からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤、
    を含有してなり、
    防腐性促進作用を奏する前記多価アルコールは、プロピレングリコール、ブチレングリコール、及び、グリセリン、からなる群から選ばれる少なくとも一つの多価アルコールを含有し、
    前記機能性成分は効能付与機能性成分を含有し、前記効能付与機能性成分は、薬理活性成分、及び/又は、肌改善成分を含有し、
    前記薬理活性成分は、インドメタシン、ロキソプロフェン、ケトプロフェン、ジクロフェナック、ジクロフェナックナトリウム、フェルビナク、ピロキシカム、スプロフェン、イブプロフェン、イブプロフェンピコノール、ケトロラク、リドカイン、フルルビプロフェン、メフェナム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、及び、サルチル酸エステル類からなる群から選ばれる少なくとも一つであり、
    前記肌改善成分は、トコフェロール類、プラセンタエキス類、ヒアルロン酸類、エコンザイム、アルブチン、コラーゲン類、ポリフェノール類、アラントイン、スクワラン、パンテノール、カミツレエキス、ハマメリスエキス、ラベンダーエキス、ハトムギエキス、オオバクエキス、米エキス類、サケ卵巣エキス類、サッカロミセス、米発酵液、ビタミンC類、ビタミンE類、及び、ビタミン類からなる群から選ばれる少なくとも一つであり、
    人体皮膚に塗布、付着、又は、貼付して適用可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の含水組成物。
  21. 前記防腐性促進作用を奏する前記多価アルコールは、少なくとも、全量に対して、
    3重量%以上のプロピレングリコール、
    3重量%以上のブチレングリコール、及び、
    5重量%以上のグリセリン、
    からなる群から選ばれる少なくとも一つの多価アルコールを含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤は、少なくとも、全量に対して、
    0.2〜1.0重量%のフェノキシエタノール、
    0.01〜0.8重量%のカプリル酸グリセリル、及び、
    0.01〜0.8重量%のポリリシン、
    からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤を含有してなる、
    ことを特徴とする請求項20に記載の含水組成物。
  22. 請求項1乃至21のいずれかに記載の含水組成物を少なくとも備えた貼付剤、化粧品、または、外皮用医薬品。
  23. 請求項1乃至21のいずれかに記載の含水組成物と、シート状保持部材とを備え、
    前記含水組成物が前記シート状保持部材に付着及び/又は含浸して保持されてなり、
    人体皮膚に貼付可能に形成され、防腐性を有することを特徴とする貼付剤。
  24. 前記含水組成物に含有される前記機能性成分は、分子構造的に網目構造に架橋可能な架橋性水溶性高分子と分子構造的に架橋しない非架橋性水溶性高分子と、のうちの少なくとも一つの水溶性高分子を有し、
    前記架橋性水溶性高分子は、
    (i)アクリル酸、メタクリル酸、及び、これらの一価の金属塩のうちの少なくとも一つ のアクリル酸系単量体を重合して得られる架橋型アクリル酸系ポリマ、
    (ii)(a)アクリル酸、メタクリル酸、及び、これらの一価の金属塩のうちの少なく とも一つのアクリル酸系単量体と、(b)アクリル酸アルキル及びメタクリル酸ア ルキルのうちの少なくとも一つのアクリル酸アルキル系単量体と、を共重合して得 られる架橋型アクリル酸系共重合ポリマ、
    (iii)ポリアクリル酸を部分的に中和した部分中和型ポリアクリル酸の架橋型アクリ ル酸系ポリマ、
    (iv)架橋型カルボキシビニルポリマ、及び/又は、
    (v)カルボキシアルキルセルロースナトリウム、及び/又は、ヒドロキシアルキルセル ロースナトリウムの架橋型セルロース化合物、であり、
    前記非架橋性水溶性高分子は、
    (vi)ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、 アクリル酸デンプン、ポリアクリル酸アルキル、ポリビニルピロリドン、カルボキ シアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、アクリル酸アルキルと副 モノマとの共重合ポリマ、ゼラチン、及び、寒天、からなる群から選ばれる少なく とも一つの非架橋性水溶性高分子であり、
    防腐性を有する、
    ことを特徴とする請求項23に記載の貼付剤。
  25. 前記含水組成物において、
    前記水は前記含水組成物の全含有量に対して20〜95重量%を含有し、
    前記水溶性高分子は前記含水組成物の全含有量に対して3〜40重量%を含有し、
    前記多価アルコールは前記含水組成物の全含有量に対して5〜50重量%を含有する、
    ことを特徴とする請求項24に記載の貼付剤。
  26. 請求項1乃至7のいずれかに記載の防腐性を有する含水組成物の製造方法であって、
    前記含水組成物は、
    (A)水と、
    (B)前記水に溶解可能な機能性成分と、
    (C)前記水に溶解可能又は相溶可能な防腐性促進作用を奏する多価アルコールと、
    (E)前記水及び/又は多価アルコールに溶解可能なパラベン類以外の防腐剤と、
    を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤が、フェノキシエタノールと、カプリル酸グリセリルと、ポリリシンと、からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤、
    を含有してなり、
    (a)少なくとも、水に可溶である機能性成分を、水に混合溶解し、これにより、機能性 成分含有予調液を調製する工程、
    (c)パラベン類以外の防腐剤と、該防腐剤を溶解可能な水及び/又は多価アルコールと を混合し、これにより、防腐剤が溶解されて含有された防腐剤含有予調液を調製す る工程、
    (e)多価アルコールと、前記(a)により調製された前記機能性成分含有予調液と、前 記(c)により調製された前記防腐剤含有予調液を、混合し、これにより、前記機 能性成分と前記防腐剤が溶解されている含水組成物を調製する工程、
    を備えたことを特徴とする含水組成物の製造方法。
  27. 請求項24又は25に記載の貼付剤の製造方法であって、
    前記含水組成物は、(A)水と、(B)前記水に溶解可能な機能性成分としての水溶性高分子と、を含有し、さらに、少なくとも、
    (C)前記水に溶解可能又は相溶可能な防腐性促進作用を奏する多価アルコールと、
    (E)前記水及び/又は多価アルコールに溶解可能なパラベン類以外の防腐剤と、
    を含有し、
    前記パラベン類以外の防腐剤が、フェノキシエタノールと、カプリル酸グリセリルと、ポリリシンと、からなる群から選ばれる少なくとも一つのパラベン類以外の防腐剤、
    を含有してなり、
    (a)少なくとも、水に可溶である水溶性高分子を、水に混合溶解し、これにより、粘稠 性を有するとともに流動性を有する水溶性高分子含有予調液を調製する工程、
    (c)パラベン類以外の防腐剤と、該防腐剤を溶解可能な水及び/又は多価アルコールと を混合し、これにより、防腐剤が溶解されて含有された防腐剤含有予調液を調製す る工程、
    (e)多価アルコールと、前記(a)により調製された前記水溶性高分子含有予調液と、 前記(c)により調製された前記防腐剤含有予調液を、混合し、これにより、前記 防腐剤が溶解されているとともに、粘稠性を有するとともに流動性を有する、流動 性含水高分子組成物を調製する工程、
    ここで、該流動性含水高分子組成物は所定の温度に調整される、
    (f)前記(e)工程の後に、
    前記流動性含水高分子組成物がゲル化する迄の流動性を維持している時に、前記シ ート状保持部材に所定の厚さで前記流動性含水高分子組成物を付着及び/又は含浸 含侵し、
    これにより、前記シート状保持部材に保持されたシート状保持部材付流動性含水高 分子組成物を調製する工程、
    (g)前記(f)工程により調製された前記シート状保持部材付流動性含水高分子組成物 を所定温度に調整し、これにより、前記流動性含水高分子組成物を、流動性を有し ない含水組成物を備えた貼付剤を調製する工程、
    を備えたことを特徴とする貼付剤の製造方法。
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