JP4968889B2 - 皮膚外用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料などの皮膚外用組成物に関する。特に十分な防腐性を確保しかつ優れた防腐力が持続しながらも、皮膚刺激が低く、使用性、安全性、安定性を著しく向上させた各種化粧料などの皮膚外用組成物に関する。
近年、肌に優しい安全な皮膚外用組成物が求められている。一方、皮膚外用組成物は保存性も重視しなくてはならず、防腐防黴に対する配慮が必要であり、多くの皮膚外用組成物は防腐剤としてパラオキシ安息香酸エステル、通称パラベン類を配合して防腐力を確保しているのが実情である。
しかしながら、防腐剤としてパラベン類を配合した場合、まれに一部の敏感な使用者に、使用時にしみるなどの皮膚刺激が見られることもあり、使用性も不満足なものであった。パラベン類を配合せずに皮膚外用組成物を調製することも当然可能ではあるが、その場合、防腐性を確保するためには、1回使用分毎の小分け容器を用いたり、チューブ容器にバックレス機構を設けるなど、他の複雑な手段が必要となり、汎用性に欠けるものであった。
そこで、近年エタノールの配合を多くし、防腐力を確保する試みが行われてきた。しかし、エタノールの配合量を多くすると、使用性が著しく低下し、更には一部のエタノール過敏症の人に刺激を生じるという問題があった。
そこで、パラベン類以外の防腐剤を用いる試みが行われるようになってきたが、そもそもパラベン類と同様にパラベン類以外の防腐剤の多くは、サリチル酸類、デヒドロ酢酸類、安息香酸類、レゾルシンなどのように固体であり、その溶解性によっては低温で析出するという安定性上の問題があった。また、これらの防腐剤はカチオン性基やカルボキシル基、フェノール性水酸基のような極性基を有し、製剤系のpHや塩によって防腐力が低下したり、製剤構築ができないという問題があった。そこで、2−フェノキシエタノールのような極性基を有しない、液状の防腐剤を配合することにより、防腐力が製剤系のpHや塩に影響を受けない、製剤構築が容易である皮膚外用組成物を用いるようになってきた。
しかし、2−フェノキシエタノールにも一部の人に弱いながら刺激を生じることがあり、配合が可能な濃度での防腐性の確保には問題が生じることがあった。また、2−フェノキシエタノールと粉末や油分などとのなじみの問題で、配合した製剤に凝集や分離などが生じることから安定性上配合が制限される処方も生じていた。更に、2−フェノキシエタノールは揮散しやすいため、製剤製造時の過熱処理や乾燥工程などにより揮散したり、経時で製剤の防腐力を保持できないという問題があった。そのため製造時の処理を工夫したり、揮散しないような機密性の高い容器を用いるなどの複雑な手段も試みたが、一時的に防腐性を確保しても、使用時に容器を開ける所作により揮散することから、やはり経時で防腐力が低下するという問題があった。
非特許文献1及び特許文献1には、ジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルが特にジエチレングリコールモノヘキシルエーテル又はジエチレングリコールモノオクチルエーテルである場合の害虫忌避組成物の用途、特許文献2には、防菌防黴剤の用途が記載されている。
また、非特許文献2には、特にトリエチレングリコールモノアルキルエーテルのアルキル鎖が直鎖または分岐の炭素数5〜9である場合、害虫忌避効果化合物の効果持続が記載され、トリエチレングリコールモノアルキルエーテルは、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル(ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル)よりも害虫忌避効果化合物と共に皮膚上に塗布した試験で、効果が持続することが記載されている。
しかし、いずれの用途及び文献においても、本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールエーテルを1種又は2種以上配合することにより、2−フェノキシエタノールの揮散を防ぎ、皮膚刺激が極めて低く、安全性が高く、製剤安定性が高く、製剤のpHや塩に影響されず、防腐性を十分確保し、かつ経時で防腐力が低下することがない皮膚外用組成物を提供できることは記載がなく、新規である。
Applewhite et al.、Jonson Economic Entomology、1950年、43巻、p.353−7 特開2002−187802 特開平5−43405 Jonson et al.、 Jounal of Pharmaceutical Sciences、1975年、64巻、p693−5
本発明は前記背景技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は製剤系のpHや塩に影響されることがなく十分に防腐効果を有し、2−フェノキシエタノールを含有しながらも経時で防腐力が低下することがない、安全性に優れ、分離や凝集などの安定性の問題がなく、製剤安定性に優れる皮膚外用組成物を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明者らが鋭意検討を行った結果、下記一般式(1)に示されるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上を2−フェノキシエタノールと配合することにより、製剤系のpHや塩に影響されることがなく十分に防腐効果を有し、2−フェノキシエタノールを配合していても優れた防腐力が持続し、皮膚刺激が低く、使用性、安全性、安定性を著しく向上させた皮膚外用組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
(式中、Rは炭素数5〜8のアルキル基又はアルケニル基のいずれかを示す。nは2又は3を示す。)
すなわち、本発明は上記一般式(1)に示されるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上を2−フェノキシエタノールと配合することにより、製剤系のpHや塩に影響されることがなく十分に防腐効果を有し、2−フェノキシエタノールを含有していても経時で防腐力が低下することがなく、皮膚刺激が極めて低く、配合した製剤に分離・凝集などの問題がない、使用性、安定性、安全性が著しく高い皮膚外用組成物に関する。
また、本発明は、本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルがモノヘキシルエーテル又はモノオクチルエーテルであることを特徴とする皮膚外用組成物に関する。
また、本発明は、本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルがジエチレングリコールモノヘキシルエーテル又はジエチレングリコールモノオクチルエーテルであることを特徴とする皮膚外用組成物に関する。
また、本発明は、これらの皮膚外用組成物においてパラベン類を配合しないことを特徴とする。
また、本発明は、これらの皮膚外用組成物においてアルコールの組成物中に占める割合が5.0質量%以下であることを特徴とする。
また、本発明は、これらの皮膚外用組成物において2−フェノキシエタノールの組成物中に占める割合が0.01〜1.0質量%であることを特徴とする。
また、本発明は、これらの皮膚外用組成物においてジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上の組成物中に占める割合が0.01〜2.0質量%であることを特徴とする。
本発明皮膚外用組成物においては、下記一般式(1)に示されるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上を配合することにより、2−フェノキシエタノールを配合していても、経時で防腐力が低下することがなく、極めて皮膚に対して低刺激で、pHや塩に影響されることなく、分離・凝集など安定性の問題のない、使用性、安全性、安定性を著しく向上させた皮膚外用組成物が提供できる。
(式中、Rは炭素数5〜8のアルキル基又はアルケニル基のいずれかを示す。nは2又は3を示す。)
本発明の皮膚外用組成物において、製剤系のpHや塩に影響されることがなく十分に防腐効果を有し、2−フェノキシエタノールを含有していても経時で防腐力が低下することがなく、皮膚刺激が極めて低く、分離・凝集など安定性の問題がない、使用性、安定性、安全性が著しく高い皮膚外用組成物を提供できる。
以下、本発明の実施形態についてさらに詳細に説明する。
本発明に用いるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルはジエチレングリコール又はトリエチレングリコールの末端の水酸基の一方をエーテル化した化合物を示す。
2−フェノキシエタノールはエチレングリコールの水酸基の一方をフェニルエーテル化した構造であり、本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルは2−フェノキシタノールと近い構造を有していることから、製剤に同時に配合すると、これらは混和し、混合比などによりこれらが平均化された物理的挙動を示す。よって、本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルを1種又は2種以上配合することにより、2−フェノキシエタノールの揮散を押さえ、経時で防腐力が低下することがなく、2−フェノキシエタノールの刺激を抑え、製剤の分離・凝集を抑えることができる。
本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルは、一般式(1)の式中、Rは炭素数5〜8の直鎖、分岐、環状又は環状部分を有するアルキル基又はアルケニル基のいずれかを示す。また、nは2又は3を示し、nが2であるとき、一般式(1)はジエチレングリコール化合物を、nが3であるとき、一般式(1)はトリエチレングリコール化合物を表す。
本発明はこの範囲であれば、いずれであってもよく、Rは例えば直鎖脂肪鎖、分岐脂肪鎖、環状もしくは環状部分を含む脂肪鎖、不飽和脂肪鎖などいずれであってもよい。また、Rは炭素数5〜8の範囲であり、Rが5未満であると2−フェノキシエタノールとの親和性がなくなることから、本発明の効果を発揮せず、8より大きくなると、やはり2−フェノキシエタノールとの親和性がなくなることから本発明の効果を発揮しなくなる。
本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルは、この範囲であれば、これらの単一化合物であってもよく、混合物であってもよく、それらの混合比も問わない。また、いずれも不純物を含んでいても構わない。
また、本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルが混合物である場合、極めて構造が近い化合物の混合物であることから、その物性はRの平均炭素数、nの平均結合数に近い挙動を示す。よってRの平均炭素数が5〜8、nの平均結合数が2.0〜3.0の範囲であれば、Rの炭素数が5未満もしくは9以上、nの平均結合数が2未満もしくは4以上の化合物を含んでも構わない。ここでのRの平均炭素数とは、本発明に用いるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルに含まれる全分子のRの炭素数の総和をもとめ、炭素数を1分子あたりに換算したもの(全分子のRの炭素数の総和/分子の数)である。また、nの平均結合数とは本発明に用いるジ又はトリエチレングリコールモノエーテルに含まれる全分子のnの結合数の総和をもとめ、nの結合数を1分子あたりに換算したもの(全分子のnの結合数の総和/分子の数)を示す。
Rとして具体的には、n−ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル(イソアミル)、1−エチルプロピル、2−エチルプロピル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル(ネオペンチル、tertアミル)、n−ヘキシル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1−エチル−2−メチルプロピル、n−ヘプチル、1−メチルヘキシル、2−メチル−ヘキシル、3−メチルヘキシル、4−メチルヘキシル、5−メチルヘキシル、1,1−ジメチルヘプチル、1,2−ジメチルヘプチル、1,3−ジメチルヘプチル、1,4−ジメチルヘプチル、2,2−ジメチルヘプチル、2,3−ジメチルヘプチル、2,4−ジメチルヘプチル、3,3−ジメチルヘプチル、3,4−ジメチルヘプチル、4,4−ジメチルヘプチル、1,1,2−トリメチルブチル、1,1,3−トリメチルブチル、1,2,3−トリメチルブチル、1,2,2−トリメチルブチル、1,3,3−トリメチルブチル、1−エチル−2−メチルブチル、1−エチル−3−メチルブチル、2−エチル−1−メチルブチル、2−エチル−3−メチルブチル、1,1,2,2−テトラメチル−プロピル、1−エチル−2,2−ジメチルプロピル、1−エチル−1,2−ジメチル−プロピル、1−(1’−メチルエチル)−2−メチルプロピル、n−オクチル、1−メチルヘプチル、2−メチルヘプチル、3−メチルヘプチル、4−メチルヘプチル、5−メチルヘプチル、6−メチルヘプチル、1−エチルヘキシル、2−エチルヘキシル、3−エチルヘキシル、4−エチルヘキシル、1,1−ジメチルヘキシル、1,2−ジメチルヘキシル、1,3−ジメチルヘキシル、1,4−ジメチルヘキシル、1,5−ジメチルヘキシル、2,2−ジメチルヘキシル、2,3−ジメチルヘキシル、2,4−ジメチルヘキシル、2,5−ジメチルヘキシル、3,3−ジメチルヘキシル、3,4−ジメチルヘキシル、3,5−ジメチルヘキシル、4,4−ジメチルヘキシル、4,5−ジメチルヘキシル、5,5−ジメチルヘキシル、1−エチル−1−メチルペンチル、1−エチル−2−メチルペンチル、1−エチル−3−メチルペンチル、1−エチル−4−メチルペンチル、2−エチル−1−メチルペンチル、2−エチル−2−メチルペンチル、2−エチル−3−メチルペンチル、2−エチル−4−メチルペンチル、3−エチル−1−メチルペンチル、3−エチル−2−メチルペンチル、3−エチル−3−メチルペンチル、3−エチル−4−メチルペンチル、1,1,2−トリメチルペンチル、1,1,3−トリメチルペンチル、1,1,4−トリメチルペンチル、1,2,2−トリメチルペンチル、1,2,3−トリメチルペンチル、1,2,4−トリメチルペンチル、1,3,3−トリメチルペンチル、1,3,4−トリメチルペンチル、1,4,4−トリメチルペンチル、2,2,3−トリメチルペンチル、2,2,4−トリメチルペンチル、2,3,3−トリメチルペンチル、2,3,4−トリメチルペンチル、2,4,4−トリメチルペンチル、3,3,4−トリメチルペンチル、3,4,4−トリメチルペンチル、1,1,2,2−テトラメチルブチル、1,1,3,3−テトラメチルブチル、1,2,2,3−テトラメチルブチル、1,1,2,3−テトラメチルブチル、1,2,3,3−テトラメチルブチル、1−プロピルペンチル、2−プロピルペンチル、1−エチル−1,1−ジメチルブチル、1−エチル−1,2−ジメチルブチル、1−エチル−1,3−ジメチルブチル、2−エチル−1,1−ジメチルブチル、2−エチル−1,2−ジメチルブチル、2−エチル−2,3−ジメチルブチル、2−エチル−3,3−ジメチルブチル、1−メチル−1−プロピルブチル、2−メチル−1−プロピルブチル、3−メチル−1−プロピルブチル、1,1−ジエチルブチル、1,2−ジエチルブチル、2,2−ジエチルブチル、2,2−ジメチル−1−プロピルプロピル、1−ブチル−2−メチルプロピル、1−(1’,1’−ジメチルエチル)−2−メチルプロピル、1−(1’−メチルエチル)−2−メチルブチル、1−(1’−メチルエチル)−3−メチルブチル、1−エチル−1,2,2−トリメチルプロピル、1,1−ジエチル−2−メチルプロピル、1−メチル−1−(1’−メチルエチル)ブチル、1,2−ジメチル−1−(1’−メチルエチル)プロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、1−シクロペンテニル、2−シクロペンテニル、3−シクロペンテニル、1−シクロヘキセニル、2−シクロヘキセニル、1、3−シクロペンタジエニル、2、4−シクロペンタジエニル、1−シクロヘキセニル、2−シクロヘキセニル、3−シクロヘキセニル、1,3−シクロヘキサジエニル、1,4−シクロヘキサジエニル、1,5−シクロヘキサジエニル、2,4−シクロヘキサジエニル、2,5−シクロヘキサジエニル、1−シクロヘプテニル、2−シクロヘプテニル、3−シクロヘプテニル、4−シクロヘプテニル、1,3−シクロヘプタジエニル、1,4−シクロヘプタジエニル、1,5−シクロヘプタジエニル、1,6−シクロヘプタジエニル、2,4−シクロヘプタジエニル、2,5−シクロヘプタジエニル、2,6−シクロヘプタジエニル、3,5−シクロヘプタジエニル、1,3,5−シクロヘプタトリエニル、1,3,6−シクロヘプタトリエニル、1,4,6−シクロヘプタトリエニル、1,3,5−シクロヘプタトリエニル、2,4,6−シクロヘプタトリエニル、1−シクロオクテニル、2−シクロオクテニル、3−シクロオクテニル、4−シクロオクテニル、1,3−シクロオクタジエニル、1,4−シクロオクタジエニル、2,4−シクロオクタジエニル、2,5−シクロオクタジエニル、2,6−シクロオクタジエニル、2,7−シクロオクタジエニル、3,5−シクロオクタジエニル、3,6−シクロオクタジエニル、4,6−シクロオクタジエニル、1,3,5−シクロオクタトリエニル、1,3,7−シクロオクタトリエニル、1,4,6−シクロオクタトリエニル、1,4,7−シクロオクタトリエニル、1,5,7−シクロオクタトリエニル、2,4,6−シクロオクタトリエニル、2,4,7−シクロオクタトリエニル、2,5,7−シクロオクタトリエニル、1−メチレニルシクロプロピルメチル、1−メチルシクロプロピルメチレニル、1−メチル−1’−シクロプロペニルメチル、1−メチル−2’−シクロプロペニルメチル、1’−メチルシクロプロピルメチル、1’−メチレニルシクロプロピルメチル、1’−メチルシクロプロピルメチレニル、1’−メチル−2’−シクロプロペニルメチル、2’−メチルシクロプロピルメチル、2’−メチルシクロプロピルメチレニル、2’−メチレニルシクロプロピルメチル、2’−メチル−1’−シクロプロペニルメチル、2’−メチル−2’−シクロプロペニルメチル、シクロブチルメチル、シクロブチルメチレニル、2’−シクロブチルメチレニル、1’−シクロブチルメチル、2’−シクロブチルメチル、2’−シクロブチルメチレニル、1−メチルシクロブチル、1−メチル−2’−シクロブチレニル、2−メチルシクロブチル、2−メチル−2’,4’−シクロブタジエニル、2−メチル−1’,3’−シクロブタジエニル、2−メチル−1’−シクロブチレニル、2−メチル−2’−シクロブチル、2−メチル−3’−シクロブチル、2−メチル−4’−シクロブチル、1−メチルシクロペンチル、1−メチル−2’−シクロペンチル、1−メチル−3’−シクロペンチル、2−メチルシクロペンチル、2−メチル−1’−シクロペンテニル、2−メチル−2’−シクロペンテニル、2−メチル−3’−シクロペンテニル、シクロペンチルメチル、2−メチル−4’−シクロペンテニル、2−メチル−5’−シクロペンテニル、シクロヘキシルメチル、シクロヘプチル、4−メチルシクロヘキシル、1−メチルシクロヘキシル、2−シクロペンチルエチル、3−シクロペンチルプロピル、3−メチル−2−ブテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、1,1−ジメチルアリル、1−メチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル、2,4−ヘキサジエニル、4−メチル−3−ペンテニル、2−ヘプテニル、3−ヘプテニル、4−ヘプテニル、5−ヘプテニル、6−ヘプテニル、2,4−ヘプタジエニル、1,5−ジメチル−4−ヘキセニル、2−オクテニル、3−オクテニル、4−オクテニル、5−オクテニル、7−オクテニル、1−メチル−2−ヘプチル、2,4−オクタジエニル、2,7−オクタジエニルなどが挙げられる。
本発明は一般式(1)の式中、特に、Rがヘキシルまたはオクチルであると、本発明の効果が良好であることから、好ましい。
本発明は一般式(1)の式中、特に、nが2すなわちジエチレングリコール化合物であると、本発明の効果が良好であることから、好ましい。最も好ましいのは本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルがジエチレングリコールモノヘキシルエーテル又はジエチレングリコールモノオクチルエーテルである場合である。
本発明に用いる2−フェノキシエタノールは一般的な合成法により製造することが可能で、更に2−フェノキシエタノールは東京化成工業(株)等から市販されており、容易に入手することができる。
本発明に用いるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルはいずれも一般的な合成法により製造することができる。また、更にジエチレングリコールモノヘキシルエーテル及びジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテルは和光純薬工業(株)等から、またジエチレングリコールモノペンチルエーテル及びジエチレングリコールモノオクチルエーテルは関東化学(株)等から市販されており、容易に入手することができる。
本発明にかかるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルはいずれも高沸点の透明な液状物質であり、配合後に低温で結晶が析出することがなく、その極性から皮膚外用組成物の他の配合成分に対してなじみが良いと同時に成分同士のなじみを向上し、処方系の安定性が向上する。また、2−フェノキシエタノールの揮散を防ぎ、皮膚刺激が極めて低く、安全性が高く、製剤安定性が高く、製剤のpHや塩に影響されず、防腐性を十分確保し、防腐力が持続する。
本発明にかかる2−フェノキシエタノールの配合量は防腐性を考えると0.001質量%以上が必要であるが、皮膚外用組成物の性質により、適宜所望の量を配合することが可能である。配合上限は皮膚外用組成物が形成できるかぎり限定はされないが、一部に認められる2−フェノキシエタノールに敏感である使用者などに対する配慮からやはり可能な限り少量であることが望ましく、1.0質量%以下の配合が好ましい。
本発明にかかるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上の配合量は本発明の寄与に関すると0.001質量%以上が必要であり、好ましくは0.01質量%以上である。配合上限は皮膚外用組成物が形成できるかぎり限定はされないが、著しく過剰に配合した場合べたつきなどの使用性の劣化が発現するため、2.0質量%以下の配合が好ましい。
本発明にかかるジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上と2−フェノキシエタノールとの配合割合は処方により適宜所望の量を組み合わせることが可能であり、その配合割合は皮膚外用組成物が形成できる限り限定はされない。
本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上を配合することにより、2−フェノキシエタノールの揮散を防ぎ、エタノールを高配合したり、パラベン類を配合せずとも、十分な防腐性が確保され、皮膚に対して極めて低刺激で、優れた使用性で、安全性の高い皮膚外用組成物が提供され得る。更には製剤系のpHや塩に影響されることがなく、経時で防腐性が低下することがなく、優れた防腐性が持続し、凝集や分離の問題がなく、皮膚外用組成物の安定性が向上する。
本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上と2−フェノキシエタノールを含有することを特徴とする皮膚外用組成物基剤としては通常の皮膚外用組成物基剤ならばいずれのものも利用できる。すなわち、液状、ゲル状、ペースト状、乳液状、クリーム状、粉末状、固型状、スティック状などのものが利用できる。また、皮膚外用組成物に通常配合される成分、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、シリコーン油、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、その他の薬剤、色素、香料、水などが併用できる。
本発明のジエチレングリコールモノエーテル又はトリエチレングリコールモノエーテルのいずれか1種または2種以上と2−フェノキシエタノールを含有することを特徴とする皮膚外用組成物に配合可能な成分を以下に具体的に列挙するが、下記成分の一種または二種以上とを配合して皮膚外用組成物を調製することができる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、コメヌカ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ核油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウとしては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、カルナウバロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロップスワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、メチルトリメチコン、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンタウリンナトリウム、ラウリルメチルタウリンナトリウム、ラウリルメチルタウリンメチルタウリンナトリウム等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アミドアミン型両性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸等のムコ多糖およびその塩、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸、乳酸ナトリウム、dl−ピロリドンカルボン酸塩、トリメチルグリシン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、ローカストビンガム、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ジェランガム、プルラン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が挙げられる。
増粘剤としては、上記水溶性高分子以外では、例えば、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、有機変性ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート等); 3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン;ビス−エチルヘキシルオキシフェノール−メトキシフェニル−トリアジン;2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]1,3,5−トリアジン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
低級アルコールとしては、例えば、エタノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t-ブチルアルコール等が挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジメチロールペンタン、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(本発明のジエチレングリコール及びトリエチレングリコール以外、例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、消炎剤(例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン、トラネキサム酸、4−メトキシサリチル酸カリウム等);各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、チオタウリン、ヒポタウリン等);安定化剤(4,5−ジモルホリノ−3−ヒドロキシピリダジン)等が挙げられる。
本発明の形態は前述のいずれでもよく、またこれに限られたものではない。本発明の皮膚外用組成物は、具体的には、例えば化粧料が選ばれるが、本発明はこれに限られたものではない。
また、前記化粧料は、具体的には、例えば基礎化粧料、メーキャップ化粧料、ボディ化粧料のいずれかであるが、本発明はこれに限られたものではない。
また、前記基礎化粧料は、具体的には、例えば化粧水、乳液、クリーム、ジェル、洗顔料、美容液、パック、マスク、ひげそり化粧料等のいずれかの形態を選ぶことができるが、本発明はこれに限られたものではない。
また、前記メーキャップ化粧料は、具体的には、例えばファンデーション、白粉・打粉、口紅、頬紅、化粧下地、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、ネールエナメル、エナメルリムーバー、ネールトリートメント等のいずれかの形態を選ぶことができるが、本発明はこれに限られたものではない。
また、前記ボディ化粧料は、具体的には、例えば洗浄料、入浴剤、ローション、乳液、クリーム、フレグランス、サンケア化粧料(サンスクリーン、サンオイル、アフターサンローション等)、デオドラント化粧料、脱色・除毛剤、柔軟化粧料(角質軟化ローション、ゴマージュ等)等のいずれかの形態を選ぶことができるが、本発明はこれに限られたものではない。
次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。本発明はこれによって限定されるものではない。配合量は質量%である。
〔使用試験および防腐力試験1〕
表1に示す処方の化粧水を以下の製法に従って調製し、使用試験および防腐力試験を実施した。
<化粧水の製法>
精製水に、クエン酸、クエン酸三ナトリウム、エデト酸三ナトリウムを溶解する(水相)。エタノール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、POE(60)硬化ヒマシ油を溶解したものに、各試験試料を溶解する(アルコール相)。水相、アルコール相を混合する。
<使用試験方法>
過去にパラベンを配合した皮膚外用組成物の使用に際して刺激感を感じた敏感肌のパネル10名に対して1日あたり2回の頻度で1週間使用させて使用感の満足度と共に皮膚刺激の有無を申告させた。使用感の評価は以下の4段階の基準に分類し、また、刺激感を訴えた人数を確認した。
A:使用感が良いと認めたパネラーが8名以上
B:使用感が良いと認めたパネラーが5名以上〜8名未満
C:使用感が良いと認めたパネラーが3名以上〜5名未満
D:使用感が良いと認めたパネラーが3名未満
<防腐力判定試験方法>
実施例および比較例の試料30gに菌液を接種後、塗抹法により菌数の変化を調べた。接種菌はカビ(菌株名:Aspergillus niger ATCC16404;接種量10cfu(colony forming unit)/g)、酵母(菌株名:Candida albicans ATCC10231;接種量10cfu/g)、バクテリア(大腸菌:菌株名:Escherichia coli ATCC8739;接種量10cfu/g、黄色ブドウ球菌:菌株名:Staphylococcus aureus ATCC6538;接種量10cfu/g、緑膿菌:菌株名:Pseudomonas aeruginosa ATCC15442;接種量10cfu/g)を用いて2週間経過時までの菌数変化により抗菌力を評価し、得られた効果を以下の4段階の基準で分類した。
A;1週間以内に、カビ、酵母、バクテリアの全てが100cfu/g以下に減少
B;2週間以内に、カビ、酵母、バクテリアの全てが100cfu/g以下に減少
C;2週間後も、カビ、酵母、バクテリアのいずれかが100cfu/g以上残存
D;2週間後も、カビ、酵母、バクテリアの全てが100cfu/g以上残存
尚、製剤の防腐力としてはAないしBのものを合格と判定する。使用試験および防腐力試験の結果を表1に記載する。
<温度試験>
実施例及び比較例の試料50gを50mLスクリュー管に入れ、各3本ずつを50℃の高温槽にて30日間保存した。
<安定性試験>
上記温度試験を施した試料について以下の基準にて安定性を評価した。
◎:製剤安定性が良好で、外観に変化がなく、変色や分離、凝集、結晶の析出などの現象がない。
○:製剤安定性がほぼ良好で、問題となるほどの大きな外観変化がないが、一部変化が認められる。
△:製剤安定性にやや問題があり、一部変色、分離、凝集、結晶の析出などの現象が認められる。
×:製剤安定性に問題があり、外観変化や変色、分離、凝集、結晶の析出などが認められる。
尚、製剤としては◎及び○のものを合格とする。
<防腐力保持力試験方法>
上記温度試験を施した試料について前述の防腐力判定試験方法と同様の方法で防腐力を評価し、防腐力の保持力について評価した。安定性試験及び防腐力保持力試験の結果について表1に記載した。
実施例1〜9では皮膚刺激を訴えた者はなく、また使用性に満足した者の割合が多く防腐力も確保されている。これは本発明に係る効果である。一方、比較例1では、皮膚刺激が少なく使用性に満足した者の割合も多いが、防腐力が劣っている。比較例2では、防腐力は問題なかったが、使用性の満足度が低く、皮膚刺激を訴えた者が2名いた。比較例3では、防腐力は問題なかったが、使用性の満足度が低く、エタノールの配合が多いことに起因すると考えられる皮膚刺激を訴えた者が1名いた。比較例4は使用性、防腐力には優れているものの皮膚刺激を訴えた者が多く皮膚刺激に課題があった。
また、50℃30日間の温度試験を施したものについて、実施例1〜9では安定性が良好で防腐力も保持されている。これは本発明に係る効果である。一方、比較例1では安定性が良好であったが、試験後も防腐力が劣っている。比較例2では安定性は良好であるが、防腐力は低下していた。比較例3及び4では安定性は良好であり、防腐力が保持されていた。
〔使用試験および防腐力試験2〕
表2に示す処方の乳液を以下の製法に従って調製し、使用試験、防腐力試験、安定性試験、防腐力保持力試験を前記と同様の方法で実施した。これらの使用試験及び防腐力試験、また安定性試験及び防腐力保持力試験の結果を表2に示す。
<乳液の製法>
各試験試料に1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール1500、エデト酸三ナトリウム、トリエタノールアミン、精製水を加え70℃に加熱調整する(水相)。ステアリン酸、セチルアルコール、ワセリン、スクワランを溶解し、これにソルビタンモノオレイン酸エステルを加え70℃に調整する(油相)。油相を水相に加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、冷却する。

実施例10〜16では防腐力が十分確保されていながら、皮膚刺激を訴えた者はなく、また使用性に満足した者の割合が多い。これは本発明に係る効果である。一方、比較例5では、皮膚刺激が少なく使用性に満足した者の割合も多いが、防腐力が劣っている。比較例6では、防腐力に問題はなかったが、使用性の満足度が低く、皮膚刺激を訴えた者が2名いた。比較例7は使用性、防腐力に問題はなかったが、皮膚刺激を訴えた者が多く皮膚刺激に課題があった。
また、50℃30日間の温度試験を施したものについて、実施例5〜7では安定性が良好で防腐力も保持されている。これは本発明に係る効果である。一方、比較例5では安定性は良好であったが、試験後も防腐力が劣っている。比較例6では分離がおきており、更には防腐力が低下していた。比較例7では安定性は良好であり、防腐力が保持されていた。
〔使用試験および防腐力試験3〕
以下の製法に従って調製し、使用試験、防腐力試験および防腐力保持力試験を前記と同様の方法で実施した。また、温度安定性試験を以下に示す方法で行い、評価は前記と同様の基準で評価した。これらの使用試験及び防腐力試験、また安定性試験及び防腐力保持力試験の結果を表3に示す。
<油中水型クリームファンデーションの製法>
各試験試料に1,3−ブチレングリコール、分散剤を加え70℃に加熱調整する(水相)。セリサイト、カオリン、二酸化チタン、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄を十分混合粉砕し(粉体部)、ホモミキサーを用いて70℃で水相に添加する。これに一部の精製水に溶解した安定化剤を加え、攪拌する。さらに流動パラフィン、デカメチルシクロペンタンシロキサン、ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサンを70℃に加熱し(油相)、これに加え、ホモミキサーで均一に乳化した後、冷却する。
<温度試験>
実施例及び比較例の試料50gをそれぞれ50mLスクリュー管に入れ、0℃と50℃の高温槽にそれぞれ各3本ずつ30日間保存した。

実施例17〜22では皮膚刺激を訴えた者はなく、また使用性に満足した者の割合が多く防腐力も確保されている。これは本発明に係る効果である。一方、比較例8では、皮膚刺激が少なく使用性に満足した者の割合も多いが、防腐力が劣っている。比較例9では、防腐力に問題はなかったが、使用性の満足度が低く、皮膚刺激を訴えた者が3名いた。比較例10は防腐力に問題はなかったが、使用性の満足度が低く、皮膚刺激を訴えた者が多く皮膚刺激に課題があった。比較例11では、皮膚刺激を訴えた者はなく、使用性に満足した者の割合が多く、防腐力も確保されている。
また、0℃及び50℃各30日間の温度試験を施したものについて、実施例8〜10ではいずれの温度でも安定性が良好で防腐力も保持されている。これは本発明に係る効果である。一方比較例8ではいずれの温度でも安定性が良好であったが、いずれも防腐力が劣っている。比較例9ではいずれの温度であっても分離・凝集がおきており、50℃保存品については防腐力が低下していた。比較例10では50℃保存品についての安定性は良好であり、防腐力も保持されていたが、0℃保存品について白い固体の析出がみられ、防腐力が低下していた。比較例11は製剤調整直後から着色がみられ、50℃保存品では更に着色していた。50℃保存品の防腐力は保持されていたものの、0℃保存品については白い固体の析出がみられ、防腐力が低下していた。
〔使用試験および防腐力試験3〕
以下の製法に従って調製し、使用試験、防腐力試験、安定性試験、防腐力保持力試験を前記と同様の方法で実施した。これらの使用試験及び防腐力試験、また安定性試験及び防腐力保持力試験の結果を表4に示す。
<クレイマスクの製法>
L−アルギニン−L−アスパラギン酸、EDTA3ナトリウムを水に溶解し、ベントナイトをグリセリンで湿潤させたものを加えて溶解する(水相)。各試料に1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、モノステリン酸ポリオキシエチレングリセリン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ビタミンEアセテートを加えて80℃で加熱溶解し(油相)、全体を55℃に保ち油相を水相に加えて乳化する。酸化チタン、カオリン、酸化亜鉛(粉体部)を混合し、乳化相に添加し、冷却する。
実施例24〜30では皮膚刺激を訴えた者はなく、また使用性に満足した者の割合が多く防腐力が確保されている。これは本発明に係る効果である。一方、比較例12では、皮膚刺激が少なく使用性に満足した者の割合も多いが、防腐力が劣っている。比較例13では、防腐力に問題はなかったが、使用性の満足度が低く、皮膚刺激を訴えた者が2名いた。比較例14は使用性の満足度が低く、防腐力に劣り、更には皮膚刺激を訴えた者が多く皮膚刺激に課題があった。
また、0℃及び50℃各30日間の温度試験を施したものについて、実施例11〜13ではいずれの温度でも安定性が良好で防腐力も保持されている。これは本発明に係る効果である。一方比較例12ではいずれの温度であっても安定性が良好であったが、いずれも防腐力が劣っている。比較例13ではいずれの温度であっても分離・凝集がおきており、50℃保存品については防腐力が低下していた。比較例14では製剤調整直後もpHが低下しており、50℃保存品について着色がみられ、防腐力に劣っていた。更に0℃保存品について白い固体の析出がみられ、防腐力も劣っていた。
以下、本発明の種々の皮膚外用組成物を例示するが、いずれの実施例も優れた防腐力を維持しつつ、皮膚刺激性が低く、使用性及び安定性が良好であった。なお、これらの実施例における皮膚外用組成物の製造方法はそれぞれにおける製造方法として一般的に用いられている方法に従った。
実施例31 化粧水 質量%
エタノール 5.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
グリセリン 5.0
オレイルアルコール 0.1
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 0.5
POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 0.5
POE(15)ラウリルエーテル 0.5
2−フェノキシエタノール 0.2
香料 適量
精製水 残余
実施例32 化粧水 質量%
ソルビット 4.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
グリセリン 2.0
POE(20)オレイルアルコールエーテル 0.5
メチルセルロース 0.2
クインスシード 0.1
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.2
2−フェノキシエタノール 0.1
香料 適量
精製水 残余
実施例33 化粧水 質量%
(アルコール相)
エタノール 5.0
オレイルアルコール 0.2
ジエチレングリコールモノペンチルエーテル 0.7
POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 0.5
POE(15)ラウリルエーテル 0.5
4,5−ジモルホリノ−3−ヒドロキシピリダジン 0.1
2−フェノキシエタノール 0.2
香料 適量
(水相)
1,3−ブチレングリコール 6.0
1,2−ペンタンジオール 1.0
グリセリン 5.0
精製水 残余
実施例34 化粧水 質量%
(アルコール相)
エタノール 5.0
POE(20)オレイルエーテル 0.5
トリエチレングリコールモノヘキシルエーテル 0.2
2−フェノキシエタノール 0.1
香料 適量
(水相)
ジプロピレングリコール 6.0
ソルビット 4.0
PEG1500 5.0
メチルセルロース 0.2
クインスシード 0.1
精製水 残余
実施例35 化粧水 質量%
エタノール 5.0
トリエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.3
グリセリン 2.0
ジプロピレングリコール 1.0
イソステアリン酸 0.1
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン) 1.0
・メチルポリシロキサン共重合体
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.01
ヒポタウリン 0.1
カモミラエキス 0.1
ラベンダー油 0.001
2−フェノキシエタノール 1.0
活性水素水 1.0
精製水 残余
実施例36 乳液 質量%
グリセリン 3.0
ジエチレングリコールモノ2−メチルブチルエーテル 1.0
セタノール 1.5
ステアリルアルコール 1.8
ジメチルポリシロキサン(20cs) 1.5
スクワラン 2.0
ワセリン 2.0
イソプロピルミリステート 2.5
グリセリルモノステアレート 1.8
ポリオキシエチレン(POE=5)グリセリルモノステアレート 1.8
ポリオキシエチレン(POE=20)セチルエーテル 1.5
カルボキシビニルポリマー 0.25
水酸化カリウム 0.05
L−アルギニン 0.2
ジプロピレングリコール 5.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
1,2−ペンタンジオール 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.2
2−フェノキシエタノール 0.01
精製水 残量
実施例37 乳液 質量%
ステアリン酸 2.5
セチルアルコール 1.5
ジエチレングリコールモノヘプチルエーテル 0.5
ワセリン 5.0
流動パラフィン 10.0
POE(10)モノオレイン酸エステル 2.0
PEG1500 3.0
トリエタノールアミン 1.0
2−フェノキシエタノール 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
カルボキシビニルポリマー 0.05
香料 適量
精製水 残余
実施例38 乳液 質量%
流動パラフィン 7.0
ワセリン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
ベヘニルアルコール 1.0
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 7.0
ポリエチレングリコール1500 2.0
トリエチレングリコールモノオクチルエーテル 1.8
2−フェノキシエタノール 0.1
ホホバ油 1.0
イソステアリン酸 0.5
ステアリン酸 0.5
ベヘニン酸 0.5
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 3.0
2−エチルヘキサン酸セチル 3.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
水酸化カリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.05
L−アルギニン 0.1
ローヤルゼリーエキス 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.05
4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.15
精製水 残余
実施例39 乳液 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0
メチルフェニルポリシロキサン 3.0
ベヘニルアルコール 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 2.0
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 1.5
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
トリメチルグリシン 1.0
L−アスコルビン酸 2−グルコシド
2.0
エデト酸3ナトリウム 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 7.0
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.3
フェノキシエタノール 0.3
精製水 残余
香料 適量
実施例40 乳液 質量%
セタノール 1.0
グリセリン 5.0
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 0.8
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリエチレングリコール20000 2.0
テトラ(2−エチルヘキサン酸・パラメトキシ桂皮酸) 3.0
ペンタエリスリット
コハク酸ジ2−エチルヘキシル 3.0
水酸化カリウム 0.1
エデト酸3ナトリウム 0.1
トリメトキシ桂皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ) 2.0
シリルイソペンチル
4−t−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン 2.0
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 2.0
ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.15
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
(ペミュレンTR−1)
2−フェノキシエタノール 0.3
精製水 残余
香料 適量
実施例41 ジェル 質量%
95%エタノール 5.0
ジプロピレングリコール 15.0
1,2−オクタンジオール 2.0
ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル 2.0
POE(50)オレイルエーテル 2.0
カルボキシビニルポリマー 1.0
水酸化ナトリウム 0.15
2−フェノキシエタノール 0.1
香料 適量
精製水 残余
実施例42 美容液 質量%
95%エタノール 5.0
POE(20)オクチルドデカノール 1.0
パントテニルエチルエーテル 0.1
トリエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル 0.1
水酸化カリウム 0.1
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 10.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
カルボキシビニルポリマー 0.2
2−フェノキシエタノール 0.1
精製水 残余
実施例43 パック 質量%
(A相)
ジプロピレングリコール 5.0
POE(60)硬化ヒマシ油 5.0
(B相)
オリーブ油 5.0
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 0.8
酢酸トコフェロール 0.2
香料 0.2
(C相)
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
ポリビニルアルコール
(ケン化度90,重合度2000) 13.0
エタノール 5.0
2−フェノキシエタノール 0.15
精製水 残余
実施例44 クリーム 質量%
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 1.0
ステアリルアルコール 3.5
ステアリン酸 2.0
スクワラン 10.5
イソプロピルミリステート 7.5
ポリオキシエチレン(POE=25)セチルアルコールエーテル 3.0
モノステアリン酸グリセリン 2.0
酢酸トコフェロール 0.2
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05
グリセリン 3.0
ジプロピレングリコール 5.0
1,2−ペンタンジオール 0.1
1,3−ブチレングリコール 3.0
2−フェノキシエタノール 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.01
精製水 残量
実施例45 クリーム 質量%
ステアリン酸 6.0
ソルビタンモノステアリン酸エステル 2.0
POE(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.5
エチルヘキサンジオール 2.0
プロピレングリコール 10.0
グリセリントリオクタノエート 10.0
スクワレン 5.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 2.0
トリエチレングリコールモノヘキシルエーテル 1.0
2−フェノキシエタノール 0.1
香料 適量
精製水 残余
実施例46 クリーム 質量%
流動パラフィン 10.0
ジメチルポリシロキサン 2.0
グリセリン 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
エリスリトール 1.0
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 2.0
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 2.0
ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル 2.0
ポリエチレングリコール1500 5.0
スクワラン 15.0
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 5.0
水酸化カリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
酢酸トコフェロール 0.05
2−フェノキシエタノール 0.1
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.3
ポリビニルアルコール 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.2
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
(ペミュレンTR−2)
実施例47 クリーム 質量%
ワセリン 2.0
ジメチルポリシロキサン(6mPa.s) 2.0
エタノール 5.0
ベヘニルアルコール 0.5
バチルアルコール 0.2
グリセリン 7.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ポリエチレングリコール20000 0.5
ホホバ油 3.0
スクワラン 2.0
ヒドロキシステアリン酸フィトステリル 0.5
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 1.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1.0
水酸化カリウム 0.1
ピロ亜硫酸ナトリウム 0.01
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルレチン酸ステアリル 0.1
パントテニルエチルエーテル 0.1
アルブチン 7.0
トラネキサム酸 1.0
酢酸トコフェロール 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
エデト酸三ナトリウム 0.05
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 2.0
トリエチレングリコールモノオクチルエーテル 1.0
4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.1
ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン
酸グリセリル 0.1
2−フェノキシエタノール 0.1
黄酸化鉄 適量
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.2
精製水 残余
実施例48 クリーム 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体
(分子量6000) 1.5
トリメチルシロキシケイ酸 0.5
グリセリン 2.0
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 1.0
ジプロピレングリコール 5.0
タルク 5.0
球状無水ケイ酸 0.5
パルミチン酸デキストリン被覆微粒子酸化チタン(30nm) 7.0
球状ポリエチレン粉末 2.0
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポ
リシロサン共重合体(分子量55000) 1.0
2−フェノキシエタノール 0.2
エデト酸3ナトリウム 0.02
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
精製水 残余
実施例49 洗顔料 質量%
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.3
1,2−ペンタンジオール 0.1
ステアリン酸 8.0
パルミチン酸 6.0
ミリスチン酸 6.0
ラウリン酸 4.0
水酸化カリウム 5.2
グリセリルモノステアレート 2.0
プロピレングリコール 1.0
ビースワックス 1.5
ポリエチレングリコール1500 5.0
グリセリン 10.0
2−フェノキシエタノール 0.01
精製水 残量
実施例50 ゼリー状パック 質量%
ポリオキシエチレンオレイルアルコールエーテル 0.5
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05
カルボキシメチルセルロース 5.0
エタノール 12.0
ポリビニルアルコール 12.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
1,2−ペンタンジオール 0.3
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.3
2−フェノキシエタノール 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.01
精製水 残 量
実施例51 固型パウダリ−ファンデ−ション 質量%
タルク 15.0
セリサイト 10.0
球状ナイロン粉末 10.0
多孔性無水ケイ酸粉末 15.0
窒化ホウ素 5.0
二酸化チタン 5.0
酸化鉄 3.0
ステアリン酸亜鉛 5.0
流動パラフィン 残余
トリイソオクタン酸グリセリン 15.0
セスキオレイン酸ソルビタン 1.5
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 2.0
2−フェノキシエタノール 0.15
香料 適量
実施例52 油中水型乳化ファンデ−ション 質量%
球状ナイロン 10.0
多孔性無水ケイ酸粉末 8.0
雲母チタン 2.0
シリコーン処理セリサイト 2.0
シリコーン処理マイカ 12.0
シリコーン処理二酸化チタン 5.0
シリコーン処理酸化鉄 2.0
精製水 残余
トリエチレングリコールモノオクチルエーテル 2.0
モノエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.3
デカメチルシクロペンタシロキサン 18.0
ジメチルポリシロキサン 5.0
スクワラン 1.0
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 2.0
2−フェノキシエタノール 0.05
香料 適量
実施例53 白粉 質量%
タルク 残余
セリサイト 10.0
球状ナイロン粉末 10.0
窒化ホウ素 5.0
酸化鉄 3.0
炭酸マグネシウム 5.0
スクワラン 3.0
トリイソオクタン酸グリセリン 2.0
セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル 0.5
2−フェノキシエタノール 0.1
香料 適量
実施例54 アイライナー 質量%
酸化鉄(黒) 14.0
イソプロピルミリステート 1.5
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
酢酸ビニル樹脂エマルジョン 45.0
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05
カルボキシビニルポリマー 1.5
クエン酸アセチルトリブチル 1.0
ジプロピレングリコール 4.0
イソプロピルアルコール 1.0
ジエチレングリコールモノ1−メチルブチルエーテル 1.0
1,2−ペンタンジオール 3.0
フェノキシエタノール 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.01
精製水 残量
実施例55 アイシャド− 質量%
タルク 残余
マイカ 15.0
球状ナイロン粉末 10.0
窒化ホウ素 5.0
酸化鉄 3.0
酸化チタン被覆マイカ 5.0
スクワラン 3.0
トリイソオクタン酸グリセリン 2.0
セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
ジエチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル 1.0
2−フェノキシエタノール 0.2
香料 適量
実施例56 口紅 質量%
カルナバロウ 0.5
キャンデリラロウ 5.0
セレシン 10.0
スクワラン 残余
トリイソステアリン酸グリセリン 10.0
ジイソステアリン酸グリセリン 20.0
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.3
2−フェノキシエタノール 0.2
マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 4.0
合成ケイ酸ナトリウム−マグネシウム 0.5
疎水性シリカ 0.5
精製水 2.0
色剤 適量
香料 適量
実施例57 浴用剤 質量%
炭酸水素ナトリウム 64.5
無水硫酸ナトリウム 35.0
トリエチレングリコールモノヘキシルエーテル 1.5
2−フェノキシエタノール 0.01
実施例58 油中水型乳化ファンデ−ション 質量%
球状ナイロン 10.0
多孔性無水ケイ酸粉末 8.0
雲母チタン 2.0
シリコーン処理セリサイト 2.0
シリコーン処理マイカ 12.0
シリコーン処理二酸化チタン 5.0
シリコーン処理酸化鉄 2.0
精製水 残余
ジエチレングリコールモノシクロヘキシルエーテル 0.5
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 18.0
ジメチルポリシロキサン 5.0
スクワラン 1.0
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 2.0
フェノキシエタノール 0.1
香料 適量
実施例59 油中水型乳化固型ファンデーション 質量%
マイクロクリスタリンワックス 5.0
ジメチルポリシロキサン 10
デカメチルシクロペンタシロキサン 30
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
ジプロピレングリコール 3.0
パルミチン酸 0.5
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
ジエチレングリコールモノ1−メチルへプチルエーテル 0.5
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 3.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黄酸化鉄 3.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆ベンガラ 1.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黒酸化鉄 適量
アルキル変性シリコン樹脂被覆無水ケイ酸 2.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆酸化チタン 15
アルキル変性シリコン樹脂被覆セリサイト 10
酸化チタン・ベンガラ被覆雲母 3.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 3.0
N−ラウロイル−L−リジン 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
フェノキシエタノール 0.3
メリロートエキス 2.0
精製水 残余
実施例60 水中油型乳化固型ファンデーション 質量%
マイクロクリスタリンワックス 1.0
ジメチルポリシロキサン 15
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 4.0
トリエチレングリコールモノペンチルエーテル 0.7
キャンデリラロウ 3.0
イソステアリン酸 1.0
エチレングリコール脂肪酸エステル 0.1
ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 0.5
2−アルキル−N−カルボキシメチル 4.0
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
酸化チタン 7.5
硫酸バリウム 5.0
酸化チタン 7.0
タルク 3.0
無水ケイ酸 4.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
メタリン酸ナトリウム 0.1
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
ハマメリス抽出液 0.1
シャクヤクエキス 0.1
コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
フェノキシエタノール 0.3
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
黒酸化鉄 適量
キサンタンガム 0.2
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
メリロートエキス 2.0
精製水 残余
実施例61 固型ファンデーション 質量%
ジメチルポリシロキサン 5.0
イソステアリン酸
0.5
リンゴ酸ジイソステアリル 3.0
トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 1.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
ジエチレングリコールモノペンチルエーテル 0.5
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 1.0
球状PMMA被覆雲母 6.0
プリズムトーンパウダーYR 1.0
微粒子酸化亜鉛 0.5
微粒子酸化チタン 2.0
合成金雲母 2.0
金属石鹸処理タルク 8.0
球状シリカ 5.0
ビタミンEアセテート 0.1
δートコフェロール 0.1
フェノキシエタノール 0.1
トリメトキシ桂皮酸メチル 1.0
ビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 3.0
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 6.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆タルク 残余
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆セリサイト 20
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン 15
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆顔料(色剤) 5.0
実施例62 スティックファンデーション 質量%
セレシン 5.0
ジメチルポリシロキサン 10
デカメチルシクロペンタシロキサン 10
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 20
カルナウバロウ 0.5
キャンデリラロウ 0.5
トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 残余
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.5
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 2.0
ジエチレングリコールモノイソペンチルエーテル 0.7
酸化チタン 8.0
カオリン 10
マイカ 12
雲母チタン・ポリアクリル酸アルキル複合粉末 1.0
ポリアクリル酸アルキル被覆雲母チタン 1.0
酸化チタンMT−014TV 5.0
黒酸化鉄被覆雲母チタン 0.5
酢酸トコフェロール 0.1
フェノキシエタノール 0.3
δ−トコフェロール
0.1
ベンガラ
適量
黄酸化鉄
適量
酸化亜鉛処理群青
適量
黒酸化鉄
適量
香料
適量
実施例63 油中水型クリームファンデーション 質量%
ジメチルポリシロキサン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 10
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5.0
グリセリン 4.0
1、3−ブチレングリコール 5.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 2.0
トリエチレングリコールモノペンテニルエーテル 0.5
パルミチン酸 0.5
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
金属石鹸処理タルク 2.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
N−ラウロイル−L−リジン 2.0
L−グルタミン酸ナトリウム 2.0
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
フェノキシエタノール 0.2
球状ナイロン末 1.0
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 3.0
メリロートエキス 2.0
精製水 残余
デキストリン脂肪酸処理タルク 3.0
デキストリン脂肪酸処理二酸化チタン 15
デキストリン脂肪酸処理黄酸化鉄 3.0
デキストリン脂肪酸処理黒酸化鉄 0.5
実施例64 水中油型クリームファンデーション 質量%
ベヘニルアルコール 0.5
ジプロピレングリコール 6.0
ステアリン酸 1.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 2.0
ジエチレングリコールモノイソアミルエーテル 2.0
水酸化カリウム 0.2
トリエタノールアミン 0.8
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
黄酸化鉄 1.0
α−オレフィンオリゴマー 3.0
ジメチルポリシロキサン(6mPa.s) 2.0
ジメチルポリシロキサン(100mPa.s) 5.0
バチルアルコール 0.5
イソステアリン酸 1.0
ベヘニン酸 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 10
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
酸化チタン 3.0
雲母チタン・ポリアクリル酸アルキル複合粉末 0.5
表面処理酸化チタン(MT−062) 10
ポリアクリ酸アルキル被覆雲母チタン 0.5
黒酸化鉄被覆雲母チタン 0.5
無水ケイ酸 6.0
パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 2.0
ベンガラ 適量
群青 適量
黒酸化鉄 適量
法定色素 適量
キサンタンガム 0.1
ベントナイト 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
フェノキシエタノール 0.3
精製水 残余
香料 適量
実施例65 水中油型乳液ファンデーション 質量%
ジメチルポリシロキサン 8.0
ベヘニルアルコール 0.5
バチルアルコール 0.5
1,3−ブチレングリコール 5.0
マカデミアナッツ油 0.1
イソステアリン酸 1.5
ステアリン酸 1.0
ベヘニン酸 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 5.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0
黄酸化鉄被覆雲母チタン 2.0
酸化チタン 4.0
タルク 0.5
カオリン 3.0
合成金雲母 0.1
架橋型シリコーン末 0.1
無水ケイ酸 5.0
水酸化カリウム 0.2
トリエタノールアミン 0.8
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
フェノキシエタノール 0.3
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 1.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 1.0
ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル 0.2
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
黒酸化鉄 適量
キサンタンガム 0.1
ベントナイト 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
精製水 残余
香料 適量
実施例66 コンシーラー 質量%
ジメチルポリシロキサン 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 15
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
D−マンニット 1.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.3
トリエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル 0.1
スクワラン 0.5
デキストリン脂肪酸被覆酸化チタン 10
デキストリン脂肪酸被覆タルク 10
球状ポリメチルシルセスキオキサン粉末 0.1
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
L−グルタミン酸ナトリウム 2.0
野ばらエキス 0.1
フェノキシエタノール 0.3
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
デキストリン脂肪酸被覆黄酸化鉄 1.5
デキストリン脂肪酸被覆黒酸化鉄 0.5
精製水 残余
実施例67 アイライナー 質量%
酸化鉄(黒) 14.0
イソプロピルミリステート 1.5
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
酢酸ビニル樹脂エマルジョン 45.0
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05
カルボキシビニルポリマー 1.5
クエン酸アセチルトリブチル 1.0
ジプロピレングリコール 4.0
イソプロピルアルコール 1.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 1.0
ジエチレングリコールモノシクロヘキシルエーテル 0.5
1,2−ペンタンジオール 3.0
フェノキシエタノール 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.01
精製水 残量
実施例68 アイライナー 質量%
1,3−ブチレングリコール 7.0
ポリエチレングリコール300 3.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 1.0
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.5
ポリオキシエチレン(30)ベヘニルエーテル 2.0
パラオキシ安息香酸エステル 0.01
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.01
フェノキシエタノール 0.1
カーボンブラック 7.0
アクリル酸アルキル共重合体エマルション 6.0
精製水 残量
香料 適量
黒酸化鉄 適量
実施例69 アイライナー 質量%
流動パラフィン 5.0
メチルポリシロキサンエマルション 適量
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 1.0
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 0.7
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 2.0
イソブチレン・マレイン酸ナトリウム共重合体液 1.0
酸化チタン 適量
板状硫酸バリウム 適量
カオリン 8.0
黒酸化鉄被覆雲母チタン(パール剤) 3.0
黒酸化鉄 9.0
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
フェノキシエタノール 0.3
ベントナイト 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 2.0
アクリル酸アルキル共重合体エマルション 7.0
精製水 残量
実施例70 アイライナー 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 30
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.5
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.3
イソステアリン酸 1.0
N−ラウロイルーL−グルタミン酸 0.1
ジ(フィトステアリル・2−オクチルドデシル)
セスキイソステアリン酸ソルビタン 15
アルキル変性シリコン樹脂被覆黒酸化鉄 5.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆タルク 3.0
雲母チタン(パール剤) 5.0
水酸化ナトリウム 0.05
塩化ナトリウム 0.2
グリシン 0.3
酢酸DL−α−トコフェロール 0.05
フェノキシエタノール 0.2
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5
トリメチルシロキシケイ酸 10
精製水 残量
実施例71 アイライナー/アイブロー 質量%
流動パラフィン 1.0
ワセリン 4.0
ジメチルポリシロキサン
7.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.5
ジエチレングリコールモノペンチルエーテル 0.5
1,3−ブチレングリコール 0.1
ヒドロキシステアリン酸フィトテリル 0.1
モノイソステアリン酸ソルビタン 1.0
ヒドロキシアパタイト 1.0
セリサイト 20
マイカ 残余
酢酸トコフェロール 0.02
δ−トコフェロール 0.02
フェノキシエタノール 0.3
4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン 0.1
ジパラメトキシケイヒ酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.1
ベンガラ 2.0
黄酸化鉄 7.0
黒酸化鉄 10
重質流動イソパラフィン 2.0
球状ナイロン末 0.5
ポリアクリル酸アルキル粉末 2.0
香料 適量
実施例72 アイシャド− 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 16
メチルフェニルポリシロキサン 1.0
バチルアルコール 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.3
トリエチレングリコールモノペンチルエーテル 0.3
マカデミアナッツ油 0.1
ステアリン酸 1.0
パルミチン酸 1.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0
自己乳化型ステアリン酸プロピレングリコール 1.0
ベンガラ被覆雲母チタン(パール剤) 13
合成金雲母 0.1
無水ケイ酸 2.0
トリエタノールアミン 1.0
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.2
キサンタンガム 0.1
ベントナイト 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
トリメチルシロキシケイ酸 5.0
精製水 残余
ステアリルアルコール 0.5
ベヘニルアルコール 0.5
実施例73 アイシャド−/ほお紅 質量%
エタノール 6.0
グリセリン 4.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.5
ジエチレングリコールモノ3−メチルヘキシルエーテル 0.7
酸化亜鉛 0.01
硫酸バリウム 3.0
マイカ 1.0
ベンガラ被覆雲母チタン 4.0
雲母チタン 8.0
塩化ナトリウム 1.0
フェノキシエタノール 0.1
群青 0.1
セルロース末 3.0
ベントナイト 1.0
精製水 残余
実施例74 油中水型マスカラ 質量%
軽質イソパラフィン 7.0
ジメチルポリシロキサン 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 10
トリメチルシロキシケイ酸 10
メチルポリシロキサンエマルション 適量
1,3−ブチレングリコール 4.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.1
トリエチレングリコールモノ4−メチルヘキシルエーテル 0.3
ジオレイン酸ポリエチレングリコール 2.0
ジイソステアリン酸ジグリセリル 2.0
炭酸水素ナトリウム 0.2
メタリン酸ナトリウム 適量
酢酸DL−α−トコフェロール
0.1
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2
黒酸化鉄 7.0
海藻エキス 0.1
ベントナイト 1.0
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 6.0
ナイロンファイバー(1−2mm) 3.0
重質流動イソパラフィン 4.0
ポリ酢酸ビニルエマルション 30
精製水 残量
実施例75 油中水型マスカラ(アイライナータイプ) 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 20
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
メチルフェニルポリシロキサン 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.3
ジエチレングリコールモノネオペンチルエーテル 0.2
マカデミアナッツ油 0.1
オレイン酸 1.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆タルク 5.0
カルミン被覆雲母チタン(パール剤) 17
ベンガラ・カルミン被覆雲母チタン(パール剤) 3.0
水酸化ナトリウム 0.1
塩化ナトリウム 0.2
グリシン 0.3
D−δ−トコフェロール 適量
フェノキシエタノール 0.3
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 3.0
トリメチルシロキシケイ酸 10
精製水 残量
実施例76 水中油型マスカラ 質量%
軽質イソパラフィン 6.0
ジメチルポリシロキサン 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
トリメチルシロキシケイ酸 5.0
メチルポリシロキサンエマルション 適量
イソプロパノール 3.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.3
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 3.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0
ショ糖脂肪酸エステル 0.6
ジイソステアリン酸ジグリセリル 1.0
炭酸水素ナトリウム 0.01
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
フェノキシエタノール 0.3
黒酸化鉄 8.0
ベントナイト 1.0
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 4.0
ポリビニルアルコール 4.0
アクリル酸アルキル共重合体エマルション 12
ポリ酢酸ビニルエマルション 12
ナイロンファイバー(1−2mm) 6.0
精製水 残量
無水ケイ酸 0.5
酸化チタン 1.0
香料 適量
実施例77 化粧下地 質量%
ジメチルポリシロキサン6mPas 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
エチルアルコール 8.0
紺青被覆雲母チタン 0.5
メチルシロキサン網状重合体 5.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 15
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
メリロートエキス 3.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.5
トリエチレングリコールモノヘプチルエーテル 0.3
精製水 1.0
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン) 5.0
・ メチルポリシロキ酸共重合体
実施例78 口紅 質量%
流動パラフィン 20
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5
メチルフェニルポリシロキサン 0.5
グリセリン 1.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.01
ジエチレングリコールモノヘプチルエーテル 0.5
リンコ゛酸ジイソステアリル 残余
顔料 1.0
パントテニルエチルエーテル 0.01
塩酸アルギニン 0.01
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
染料 適量
フェノキシエタノール 0.3
合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム 1.5
パルミチン酸デキストリン 2.5
重質流動イソパラフィン 20
精製水 1.0
実施例79 口紅 質量%
マイクロクリスタリンワックス 2.0
セレシン 8.0
グリセリン 0.2
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.03
ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル 0.02
スクワラン 1.0
トリイソステアリン酸グリセリル 1.5
マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 1.5
リンゴ酸ジイソステアリル 5.0
ジイソステアリン酸グリセリル 3.0
トリオクタン酸トリメチロールプロパン 2.0
トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 残量
シリコーン被覆顔料(ベンガラ、酸化鉄、酸化チタンなど) 10
硫酸バリウム 4.0
クエン酸 0.05
水酸化カリウム 0.05
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.5
パントテニルエチルエーテル 0.02
塩酸アルギニン 0.01
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
染料 適量
フェノキシエタノール 0.3
紅花赤処理セルロースパウダー 0.01
重質流動イソパラフィン 5.0
精製水 0.5
香料 適量
実施例80 リップライナー 質量%
硬化油 20
マカデミアナッツ油 2.0
モクロウ 6.0
ベヘニン酸 10
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残余
3−フェノキシ−1,2−プロパンジオール 0.01
ジエチレングリコールモノオクチルエーテル 0.2
ショ糖脂肪酸エステル 5.0
酸化チタン 10
マイカ 10
D−δ−トコフェロール 0.04
フェノキシエタノール 0.1
ベンガラ 13
黄酸化鉄 5.0
黒酸化鉄 2.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0

Claims (4)

  1. 組成物中に下記一般式(1)で示されるジエチレングリコールモノエーテル及びトリエチレングリコールモノエーテルから選ばれる1種または2種以上0.01〜2.0質量%と2−フェノキシエタノール0.01〜1.0質量%を含有し、アルコールの組成物中に占める割合が5.0%以下であり、かつパラベン類を配合しないことを特徴とする皮膚外用組成物。
    (式中、Rは炭素数5〜8のアルキル基又はアルケニル基のいずれかを示す。nは2又は3を示す。)
  2. 請求項1記載のジエチレングリコールモノエーテル及びトリエチレングリコールモノエーテルがモノヘキシルエーテル及びモノオクチルエーテルから選ばれるものであることを特徴とする請求項1記載の皮膚外用組成物。
  3. 請求項1〜2記載のジエチレングリコールモノエーテル及びトリエチレングリコールモノエーテルがジエチレングリコールモノヘキシルエーテル又はジエチレングリコールモノオクチルエーテルであることを特徴とする請求項1または2記載の皮膚外用組成物。
  4. 請求項1〜3記載の皮膚外用組成物が化粧料であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚外用組成物。


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