JP2019005331A - 遊技機の回転検出装置、方法、回転検出プログラム、及び遊技機 - Google Patents
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Description
上記回胴遊技機は、通常、前記リールを軸方向に三個並べた構造となっており、遊技機の機能上、前記各リールの回転時の位置を検出することが必要とされ、この回転検出技術として、特許文献1に記載されたものが知られている。
符号3は、センサであって、このセンサ3は、前記リール1の回転に伴う、前記リールフィルム2の一端2aと他端2bとが重なった継ぎ目部2cの通過を検出する。このセンサ3の検出信号は、検出部4に供給されている。
符号2はリールフィルムであって、このリールフィルム2は、図1のリールフィルム2と同様に、リール1の外周に巻き付けられている。
すなわち、図3(a)に示すように、軸線Cを中心として回転するハブ11の軸方向一端には、半径方向外方へ伸びるスポーク11aが所定の回転角度毎に複数本設けられている。また前記ハブ11の軸方向他端であって、前記スポーク11aと対応する位置には、スポーク11bが設けられている。すなわち前記リールフィルム2は、前記スポーク11aと11bとの周囲に設けられた円筒状の支持面11cによって、内周面の幅方向両端部が支持されている。
リールフィルム2の一端2aと他端2bとが重なる継ぎ目部2cでは、他端2bの上に一端2aが重なることにより、リールフィルム2の厚さtに相当する分、一端2aが浮き上がった段差部2dが生じている。
前記リールフィルム2の内側には、リールの矢印a方向への回転に伴う継ぎ目部2c(段差部2d)の通過を検出するセンサ3が設けられている。このセンサ(反射センサ)3は、図2の矢印b方向へ光線を照射し、リールフィルム2で反射して矢印c方向へ戻る反射光を受光して、その受光レベルに応じた信号を制御回路3aに供給する。この制御回路3aは、センサ3から入力された信号を所定のレベルまで増幅するアンプ回路(増幅回路)と、入力された信号から測定対象となる周波数を抽出して、測定対象外となる周波数の信号、例えば、外乱光や、装置に発生する振動によるノイズを除去するフィルタ回路(ノイズ除去回路)とを内蔵し、前記継ぎ目部2c(段差部2d)が通過する毎に発生する信号を検出部としてのCPUへ供給する。
SP10……リールが回転を開始すると、回転時の位置の検出を開始する。
SP11……リールフィルム2に照射されて反射した光線を反射センサ3が受光する。この受光に際し、通常の(段差部2d以外の一定距離の)領域では一定の電圧の受光レベルとなり、段差部2dが通過する毎に、通常の領域とは異なる受光レベルに変化するため、異なる電圧を出力する。
SP12……検出部4を構成する増幅回路は、反射センサ3の出力信号を所定レベルまで増幅し、フィルタ回路を出力する。
SP13……増幅回路で増幅された信号は、フィルタ回路において所定周波数領域以外の周波数の信号が除去される。すなわち、遊技機のリールの回転数として通常用いられる、毎分数十回転〜毎分数百回転の範囲外の周波数の信号(本来検出すべき通過検出信号以外のノイズ)を除くことにより、前記反射センサ3による継ぎ目部2cの検出に基づく信号のみが抽出される。なお、制御回路3aにおいて、増幅された反射センサ3の信号をA/D変換し、継ぎ目部2cの通過に伴って反射センサ3から供給される所定レベル以上の信号に同期したパルスを出力しても良い。
SP14……センサ3による継ぎ目部2cの通過検出信号がCPUへ入力される。CPUは、所定時間毎に入力される通過検出信号を計数する等の処理によってリールの回転数を検出する。
図5により、リールフィルム2の継ぎ目部2c周辺部分の詳細な構成を説明する。
この継ぎ目部2cでは、第2実施形態と同様、他端2bの上に一端2aが重なることにより、リールフィルム2の厚さtに相当する分、一端2aが浮き上がった段差部2dが生じている。
前記リールフィルム2の内側には、リール1の矢印a方向への回転に伴う継ぎ目部2c(段差部2d)の通過を検出するセンサ23が設けられている。このセンサ(通過センサ)23は、リールフィルム2の内周に接して回転するローラ24を有している。このローラ24は、前記リールフィルム2の回転中心と平行な軸C’を中心として回転自在に支持フレーム25に支持されている。
SP20……遊技機の動作に応じてリールが回転する。
SP21……リールフィルム2の矢印a方向への回転により、これに接触するローラ24が回転する。
SP22……ローラ2は、リールフィルム2の内周の位置に追従して矢印bまたはc方向へ移動し、この移動に伴う透過光量の増減が透過センサ27によって検出される。すなわち、透過光量が減少することにより、Low→High、あるいはHigh→Lowへ信号レベルが変化するので、例えば、ある閾値以上の透過光量が検出される毎に出力されるパルスを出力する。
SP23……CPUが、前記透過センサ27から単位時間に出力されるパルスを計数することによってリールの回転時の位置を検出する。
2……リールフィルム
2a……一端(端部)
2b……他端(端部)
2c……継ぎ目部
2d……段差部
3……センサ(反射センサ)
3a……制御回路
4……検出部
11……ハブ
11a……スポーク
11b……スポーク
11c……支持面
11d……スポーク
23……センサ
24……ローラ
25……支持フレーム
26……圧縮ばね
27……センサ(透過センサ)
Claims (8)
- 遊技機の動作とともに回転するリールと、
このリールの外周に、一端と他端とを互いに重ね合わせて巻き付けられたリールフィルムと、
このリールフィルムの前記重ね合わせ個所の前記リールの回転に伴う通過を検出するセンサと、
このセンサの検出信号から前記リールの回転時の位置を検出する検出部と、
を有する遊技機の回転検出装置。 - 前記センサは、前記フィルムの表面で反射およびまたは通過した光線の受光レベルの変化から前記重ね合わせ個所の通過を検出する請求項1に記載の遊技機の回転検出装置。
- 前記センサは、前記フィルムの表面に接触するとともに、フィルムの厚さ方向へ移動可能に支持された接触子と、
この接触子の移動を電気信号に変換する変換器と、
を有する請求項1に記載の遊技機の回転検出装置。 - 前記リールの半径方向に移動可能の支持された支持フレームと、
この支持フレームに、前記リールの回転中心と平行な軸を中心に回転自在に支持されたローラと、
前記支持フレームを前記リールの半径方向へ付勢するばねと、
を有する請求項3に記載の遊技機の回転検出装置。 - 前記検出部から出力された信号から所定周波数範囲の信号のみを選択するフィルタを有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機の回転検出装置。
- 表示装置として、遊技機の動作とともに回転するリール本体と、このリール本体の周囲に、端部を互いに重ね合わせて巻き付けられたリールフィルムと、このリールフィルムの前記重ね合わせ個所の前記リールの回転に伴う通過を検出するセンサと、このセンサの検出信号から前記リールフィルムの回転時の位置を検出する検出部とを有する遊技機。
- 遊技機の動作とともに回転するリールの外周に、一端と他端とを互いに重ね合わせて巻き付けられたリールフィルムの前記重ね合わせ個所の前記リールの回転に伴う通過を検出する工程と、
検出された通過と時間とから前記リールの回転時の位置を検出する工程と、
を有する回転検出方法。 - 請求項7に記載された各工程をコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017125133A JP7010534B2 (ja) | 2017-06-27 | 2017-06-27 | 遊技機の回転検出装置、方法、回転検出プログラム、及び遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017125133A JP7010534B2 (ja) | 2017-06-27 | 2017-06-27 | 遊技機の回転検出装置、方法、回転検出プログラム、及び遊技機 |
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JP7010534B2 JP7010534B2 (ja) | 2022-01-26 |
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ID=65026498
Family Applications (1)
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JP2017125133A Active JP7010534B2 (ja) | 2017-06-27 | 2017-06-27 | 遊技機の回転検出装置、方法、回転検出プログラム、及び遊技機 |
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2017
- 2017-06-27 JP JP2017125133A patent/JP7010534B2/ja active Active
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