JPH10332732A - レゾルバ内蔵型角加速度検出装置 - Google Patents

レゾルバ内蔵型角加速度検出装置

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JPH10332732A
JPH10332732A JP14609097A JP14609097A JPH10332732A JP H10332732 A JPH10332732 A JP H10332732A JP 14609097 A JP14609097 A JP 14609097A JP 14609097 A JP14609097 A JP 14609097A JP H10332732 A JPH10332732 A JP H10332732A
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JP
Japan
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angular acceleration
optical sensors
disk
slit
rotation
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JP14609097A
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Masashi Horiuchi
雅士 堀内
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Harmonic Drive Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角加速度に応じて相対変位する第1および第
2のスリット群の相対変位に基づき回転軸の角加速度を
検出する角加速度検出装置において、回転軸の速度、位
置等のその他の回転情報の検出も可能にすること。 【解決手段】 角加速度検出装置10は、回転軸13に
発生する角加速度に応じて相対変位する第1および第2
のスリット群16、17を備えている。これらのスリッ
ト群16、17の相対変位を検出する4個の光学式セン
サ18−1〜18−4を備え、直径方向に位置する光学
式センサ18−1、18−2の出力の差分信号S12
と、直径方向に位置する光学式センサ18−3、18−
4の出力の差分信号S34を求める。これらの差分信号
は、ディスク偏心に起因した成分を含み、1回転1周期
の信号であり、かつ、相互に90度位相がずれている。
したがて、これらの信号に基づき、回転軸13の速度、
位置を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸に対して一
体回転するように固定されていると共に相互に対峙させ
た第1および第2のディスクを有し、第1のディスクが
剛体であり円周方向に配列した第1のスリット群を備
え、第2のディスクが、円周方向に配列した第2のスリ
ット群が形成されたスリット形成部分と、このスリット
形成部分を当該ディスクに作用する角加速度に応じて円
周方向に弾性変位させるばね部分とを備え、これら第1
のスリット群と第2のスリット群の相対変位に基づき回
転軸に発生する角加速度を検出可能となっている角加速
度検出装置に関するものである。
【0002】さらに詳しくは、回転軸に発生する角加速
度を検出可能な4つの光学式センサを備え、これらのセ
ンサ検出信号に基づき、角加速度以外の回転軸の回転情
報を得ることが可能なレゾルバ内蔵型角加速度検出装置
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来において、回転軸の角加速度を検出
するための角加速度センサとしては、液体ロータ型角加
速度計、渦電流式の角加速度計が知られている。
【0004】液体ロータ型角加速度計は、サーボ型加速
度計の振り子の代わりに液体の動きを検出し、この液体
の動きをサーボ機構によりバランスさせるときのフィー
ドバック電流から角加速度を測定するものである。一
方、渦電流を利用した角加速度計は、永久磁石を用いて
磁気回路を構成し、この回路内に円筒形のアルミニウム
製のロータを配置し、このロータの回転速度の変化に応
じて発生する磁気起電力に基づき、角加速度を検出する
ものである。
【0005】しかしながら、液体ロータ型角加速度計は
回転角度に制限があり、無限回転角度に渡る角加速度の
検出はできないという問題点がある。また、渦電流を利
用した角加速度計は、得られる検出信号が微弱であるの
で、高感度の信号処理回路が必要となる。
【0006】本願人は、かかる点に鑑みて、国際公開番
号WO93/20451号において、簡単な構成で無限
角度範囲に渡って回転軸の角加速度を検出可能な角加速
度検出装置を提案している。この角加速度検出装置は、
回転軸に対して一体回転するように固定されていると共
に相互に対峙させた第1および第2のディスクを有し、
第1のディスクが剛体であり円周方向に配列した第1の
スリット群を備え、第2のディスクが、円周方向に配列
した第2のスリット群が形成されたスリット形成部分
と、このスリット形成部分を当該ディスクに作用する角
加速度に応じて円周方向に弾性変位させるばね部分とを
備え、これら第1のスリット群と第2のスリット群の相
対変位に基づき回転軸に発生する角加速度を検出可能と
構成となっている。
【0007】この構成の角加速度検出装置では、円周方
向における90度ずらした角度位置、あるいは180度
ずらした角度位置に2個の光学式センサを配置し、これ
らの2個の光学式センサの出力の和を求めることによ
り、第1および第2のディスクの偏心回転に伴って発生
する検出誤差を解消して、精度の高い角加速度検出を行
うように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、回転軸等の回
転制御を行うためには各種の回転情報が必要である。す
なわち、角加速度の他にも、回転角度位置、回転速度等
の回転情報が必要である。このため、上記構成の角加速
度検出装置を配置した場合には、角加速度以外の回転情
報を得るために、別に、ロータリエンコーダ等のセンサ
を回転軸に配置する必要がある。
【0009】本発明の課題は、回転軸の回転位置、回転
速度の検出も行うことが可能なレゾルバ内蔵型角加速度
検出装置を提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、回転軸に対して一体回転するように固
定されていると共に相互に対峙させた第1および第2の
ディスクを有し、前記第1のディスクは剛体であり円周
方向に配列した第1のスリット群を備え、前記第2のデ
ィスクは、円周方向に配列した第2のスリット群が形成
されたスリット形成部分と、このスリット形成部分を当
該ディスクに作用する角加速度に応じて円周方向に弾性
変位させるばね部分とを備え、前記第1のスリット群と
前記第2のスリット群の相対変位に基づき前記回転軸に
発生する角加速度を検出可能となっている角加速度検出
装置において、次の構成を採用している。
【0011】すなわち、前記回転軸の回転に伴って発生
する前記第1および第2のスリット群の相対位置の変化
を検出するための第1、第2、第3および第4の光学式
センサを備えた構成とし、前記第1および第2の光学式
センサを、前記第1および第2のディスクの直径方向の
両端位置に配置し、前記第3および第4の光学式センサ
を、前記第1および第2の光学式センサに対して90度
回転した角度位置に配置する。
【0012】角加速度は、前記第1ないし第4の光学式
センサのセンサ出力信号のうちの少なくとも一つのセン
サ出力信号に基づき検出する。これに対して、回転軸の
速度、回転位置等の回転情報は、前記第1および第2の
光学式センサのセンサ出力信号の差分からなる第1の差
分信号を求め、前記第3および第4の光学式センサのセ
ンサ出力信号の差分からなる第2の差分信号を求め、こ
れらの第1および第2の差分信号に基づき検出する。
【0013】このように構成した本発明のレゾルバ内蔵
型角加速度検出装置では、一般的に、回転軸に対して、
第1および第2のディスクは僅かに偏心している。この
偏心による影響は、180度ずれた角度位置に配置され
ている第1および第2の光学式センサのセンサ出力信号
の差として現れ、この第1の差分信号は回転軸1回転に
つき1周期の正弦波形となる。同様に、ディスク偏心に
よる影響は、180度ずれた角度位置に配置されている
第3および第4の光学式センサのセンサ出力信号の差と
しても現れ、この第2の差分信号は回転軸1回転につき
1周期の波形信号となり、かつ、上記の第1の差分信号
に対して90度位相がずれた余弦波形となる。
【0014】従って、これらの第1および第2の差分信
号を、ロータリエンコーダ等におけるA相およびB相信
号と同様に用いることにより、回転軸の回転位置、回転
速度、回転方向を検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
【0016】図1には、本発明を適用した角加速度検出
装置の縦断面を示してある。角加速度検出装置10は薄
い円筒状のハウジング11を有し、このハウジング11
の中央を、ベアリング12を介して、測定対象の回転軸
13が回転自在に貫通している。ハウジング11内に位
置する回転軸13の外周には、第1のディスク14およ
び第2のディスク15が対峙した状態で固定されてい
る。これらのディスク14、15の外周側の部分には、
円周方向に向けて一定の角度間隔でそれぞれ第1のスリ
ット群16および第2のスリット群17が形成されてい
る。これらの第1および第2のスリット群16、17は
相互に対峙しており、これらを挟む状態に、同一構成の
4個の光学式センサ18−1〜18−4が円周方向に向
けて等角度間隔(90度間隔)に配置されている。各光
学式センサ18−1〜18−4の検出部19は、発光ダ
イオード20と半導体位置検出器21から構成されてい
る。
【0017】図2には、上記の第2のディスク15の形
状を示してある。この図に示すように、第2のディスク
15は、最も外周側の部分が環状のスリット形成部分1
5aであり、ここに第2のスリット群17が形成されて
いる。このスリット形成部分15aの内側には、その内
周面から120度間隔で中心に向かって延びる3本の板
ばね15cからなるばね部分15bが形成されている。
これらの3本の板ばね15cの内側端は、回転軸13の
外周に固定した軸固定部分15dの外周に連続してい
る。4本の板ばね15cのそれぞれは、スリット形成部
分15aに作用する角加速度に応じて円周方向に弾性変
形する。
【0018】ここで、軸固定部分15dは、図2(A)
において点線で示すような環状のものとすればよいが、
各板ばね15cの間の部分は半径方向の外方に向けて突
出した変位制限用突出部分153とされている。この突
出部分153の円周方向の両側端154、155は、対
応する板ばね15cの両側端151、152に沿って一
定のギャップで平行に延びている。従って、各板ばね1
5cが円周方向に弾性変形して隣接する突出部分153
の端154あるいは155に当たると、各板ばね15c
はそれ以上に変形することはない。従って、各突出部分
153によって各板ばね15cの弾性変形が許容量以下
に制限される。
【0019】なお、第2のディスク15は、例えば、ス
テンレススチール製のものとすることができる。この場
合、ワイヤカットにより、ステンレススチール製のディ
スク素材を裁断して、上記のようなスリット形成部分1
5a、ばね部分15b、軸固定部分15dおよび変位規
制用突起153を形成すればよい。
【0020】次に、第1および第2のディスク14、1
5に形成されている第1および第2のスリット群16、
17について説明する。第1のディスク14のスリット
形成部分14aに形成された第1のスリット群16は、
一定の角度間隔で形成された半径方向に延びるスリット
から構成されている。これに対して、第2のディスク1
5のスリット形成部分15aに形成した第2のスリット
群17は、同一の角度間隔ではあるが、半径方向に対し
て一定の角度だけ傾斜した方向に延びるスリットから構
成されている。
【0021】図3には、これらの第1および第2のスリ
ット群16、17を円周方向から直線方向に展開した状
態で示してある。この図において点線で示すスリット群
が第1のディスク14に形成された第1のスリット群1
6であり、実線で示すものが第2のディスク15に形成
した第2のスリット群17である。また、想像線で囲っ
た範囲が発光ダイオード20からの平行光の照射領域で
ある。スリット群16は一定のピッチpで形成されたス
リット16aから構成され、他方のスリット群17は、
スリット16aに対して一定の角度だけ傾斜したスリッ
ト17aから構成されている。これらのスリット16a
と17aの交差部分Aが光通過部分を区画形成してい
る。双方のスリット16a、17aが横方向に相対的に
移動すると、この交差部分Aが垂直方向(すなわちディ
スク半径方向)に移動する。この移動位置が半導体位置
検出器21の側において検出される。
【0022】図4には、角加速度検出装置10の第3の
光学式センサ18−2およびセンサ出力信号の信号処理
回路30−2を示してある。発光ダイオード20からの
平行光が、スリット16a、17aの交差部分を通過し
て半導体位置検出器21の検出面21aに照射すると、
その照射位置に応じた比率に配分された光電流出力i
1、i2がこの検出器21から出力される。出力i1と
i2の和が一定値になるように、発光ダイオード20の
光量が制御されている。したがって、検出器21の検出
出力、例えばその一方の検出信号Sから、交差部分Aの
移動位置を測定することができる。
【0023】回転軸13が回転を開始し、あるいは回転
速度が変化した場合には、第2のディスク15の側の第
2のスリット群17が他方の第1のディスク14の側の
第1のスリット群16に対して円周方向にずれる。すな
わち、第2のディスク15の側のスリット形成部分15
aの慣性力によって、そのばね部分15bが円周方向に
弾性変形するので、第2のスリット群17もそれに伴っ
て円周方向にずれる。この結果、第1のスリット群16
と第2のスリット群17の間に形成される交差部分A
(光透過部分)は、半径方向にずれる。このために、半
導体位置検出器21の側における受光位置が移動する。
この移動に伴い、この検出器21の出力Sが変化する。
よって、この検出器出力Sから、回転軸13に発生した
角加速度を測定することができる。
【0024】次に、図5を参照して、4個の光学式セン
サ18−1〜18−4の配列および、これらのセンサ出
力信号の信号処理について説明する。
【0025】図5に示すように、第1〜第4の光学式セ
ンサ18−1〜18−4は、第1および第2のディスク
14、15の円周方向に向けて90度の角度間隔で配列
されている。各光学式センサ18−1〜18−4の構
成、およびセンサ出力信号の信号処理回路の構成は同一
である。すなわち、図4を参照して説明した光学式セン
サ18−2の場合と同様である。各光学式センサ18−
1〜18−4に対応する信号処理回路にはそれぞれ番号
30−1〜30−4を付してある。
【0026】ここで、180度離れた直径方向の両端に
位置している第1および第2の光学式センサ18−1お
よび18−2のセンサ出力信号S1、S2は信号処理回
路30−1および30−2で信号処理された後に、減算
器40−1に入力されて減算処理(S1−S2)が施さ
れて、第1の差分信号S12が出力される。このように
第1および第2の光学式センサ18−1、18−2のセ
ンサ出力信号の差を求めることにより、それぞれの光学
式センサで検出された加速度信号成分が打ち消されて、
ディスク偏心に起因した1回転1周期の正弦波信号が得
られる。
【0027】同様に、180度離れた直径方向の両端に
位置している第3および第4の光学式センサ18−3お
よび18−4のセンサ出力信号S3、S4は信号処理回
路30−3および30−4で信号処理された後に、減算
器40−2に入力されて減算処理(S3−S4)が施さ
れて、第2の差分信号S34が出力される。このように
第3および第4の光学式センサ18−3、18−4のセ
ンサ出力信号の差を求めることにより、それぞれの光学
式センサで検出された加速度信号成分が打ち消されて、
ディスク偏心に起因した1回転1周期の波形信号が得ら
れる。また、この場合には、上記の第1および第2の光
学式センサ18−1、18−2とは90度ずれた位置に
あるので、第1の差分信号S12に対して90度位相が
ずれた余弦波信号が得られる。
【0028】このようにして90度位相のずれた第1お
よび第2の差分信号S12およびS34は、例えば、レ
ゾルバ・デジタルコンバータ等の信号処理回路50に入
力され、A相およびB相のデジタル信号を得ることがで
きる。これらの信号に基づき、回転軸13の回転位置お
よび回転速度を求めることができる。
【0029】次に、角加速度の検出は次のように行えば
よい。簡単な検出機構としては、4個の光学式センサ1
8−1〜18−4のうちの1個の光学式センサの出力に
基づき回転軸13の角加速度を検出するものがある。
【0030】しかし、各ディスクの偏心、スリット製造
誤差、センサ自体の誤差に起因した検出誤差を除去する
ためには、例えば、直径方向に位置している第1および
第2の光学式センサ18−1と18−2のセンサ検出信
号の和信号を求め、当該和信号に基づき角加速度を求め
るように構成すれば、精度の高い検出を行うことができ
る。勿論、第3および第4の光学式センサ18−3、1
8−4の信号を用いてもよい。
【0031】さらには、直径方向に配置した第1および
第2の光学式センサの和信号と、同じく直径方向に配置
した第3および第4の光学式センサの和信号との双方を
利用して、上記のような誤差を補償するようにしてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレゾルバ
内蔵型角加速度検出装置においては、従来においては角
加速度検出の障害となるためにセンサ検出信号から除去
していたディスク偏心に起因する誤差成分を積極的に利
用して、角加速度以外の回転軸の回転情報を検出するよ
うにしている。従って、本発明によれば、速度、回転位
置等を検出するために別個のセンサを回転軸に配置する
ことなく、角加速度と共に、回転軸の回転制御に必要と
される速度、回転位置等の回転情報を検出できる。この
ために、回転軸の回転情報を検出するための機構を小型
でコンパクトにすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した角加速度検出装置の構造を示
す概略縦断面図である。
【図2】(A)および(B)は、図1の装置の第2のデ
ィスク15の形状を示す正面図および断面図である。
【図3】図1の装置のスリット群16、17の関係を示
す説明図である。
【図4】図1の装置の光学式センサの構成およびセンサ
出力信号の信号処理回路を示すブロック図である。
【図5】図1の装置の角加速度以外の回転軸の回転情報
を得るための機構を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 角加速度検出装置 13 回転軸 14、15 ディスク 15a スリット形成部分 15b ばね部分 15c 板ばね 15d 軸固定部分 16、17 スリット群 16a、17a スリット 18−1〜18−4 光学式センサ 20 発光ダイオード 21 半導体位置検出器 30−1〜30−4 信号処理回路 40−1,40−2 減算器 50 信号処理回路 S1〜S4 センサ出力信号 S12 第1の差分信号 S34 第2の差分信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に対して一体回転するように固定
    されていると共に相互に対峙させた第1および第2のデ
    ィスクを有し、前記第1のディスクは剛体であり円周方
    向に配列した第1のスリット群を備え、前記第2のディ
    スクは、円周方向に配列した第2のスリット群が形成さ
    れたスリット形成部分と、このスリット形成部分を当該
    ディスクに作用する角加速度に応じて円周方向に弾性変
    位させるばね部分とを備え、前記第1のスリット群と前
    記第2のスリット群の相対変位に基づき前記回転軸に発
    生する角加速度を検出可能となっている角加速度検出装
    置において、 前記回転軸の回転に伴って発生する前記第1および第2
    のスリット群の相対位置の変化を検出するための第1、
    第2、第3および第4の光学式センサを備えており、 前記第1および第2の光学式センサは、前記第1および
    第2のディスクの直径方向の両端位置に配置されてお
    り、前記第3および第4の光学式センサは、前記第1お
    よび第2の光学式センサに対して90度回転した角度位
    置に配置されており、 前記第1ないし第4の光学式センサのセンサ出力信号の
    うちの少なくとも一つのセンサ出力信号に基づき前記回
    転軸に発生する角加速度を検出し、 前記第1および第2の光学式センサのセンサ出力信号の
    差分からなる第1の差分信号を求め、前記第3および第
    4の光学式センサのセンサ出力信号の差分からなる第2
    の差分信号を求め、これらの第1および第2の差分信号
    に基づき前記回転軸の速度、位置等の角加速度以外の回
    転情報を検出することを特徴とするレゾルバ内蔵型角加
    速度検出装置。
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