JP2009294073A - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】測定対象物及び検出部を小型化し、さらに高精度な検出が可能なアブソリュートエンコーダを提供する。
【解決手段】光学パターン4及び磁気パターン6を形成した回転板3と、光学パターンに光を照射する光源9と、光学パターンを読み取る光学式検出部5と、磁気パターンを読み取る磁気式検出部7とを備えたアブソリュートエンコーダにおいて、回転板の1回転による1周期の信号は、磁気式検出部によって検出する。さらに、磁気式検出部及び光学式検出部からの出力信号により回転板の1回転内の絶対角度を求めかつ磁気式検出部の出力信号により回転板の回転数を求める演算部を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学パターンを読み取る光学式検出部と、磁気パターンを読み取る磁気式検出部とを有し、光学式検出部及び磁気式検出部によって測定対象物の回転数及び回転角度を検出するアブソリュートエンコーダに関する。
一般に測定対象物の回転角度を検出するロータリーエンコーダは、測定対象物としての例えばモーター回転軸に連結され光学パターン或いは磁気パターンが形成された回転ディスクと、上記光学パターン或いは上記磁気パターンを読み取る検出素子とを備えている。この種のロータリーエンコーダには、検出素子から出力されたパルス信号を積算して回転角度を検出するインクリメント方式と、回転ディスク上の異なる複数のパターンから回転ディスクの絶対角度を検出するアブソリュート方式とが知られている。
又、従来、1回転以上の回転数と、1回転以内の絶対角度とを検出する技術として、光学式と磁気式とを融合した複合方式が知られている。このような複合式検出技術は、例えば特許文献1に開示されるように、透光スリットで形成された光学パターンを外周側に設置し磁性体で形成された磁気パターンを内周側に設置した回転ディスクと、上記透光スリットを挟み対向した位置にそれぞれ配置される光源、及びこの光源からの光を受光する光学式検出部と、上記磁性体と対向する位置に少なくとも1つ配置した磁気式検出部とを有する。ここで、上記光学式検出部は、上記透光スリットを透過した光を検出し、その出力信号から上記回転ディスクの1回転内の相対角度或いは絶対角度を検出し、上記磁気検出部は、上記磁性体の磁気パターンを検出して、原点信号を得るように構成されている。
特開2007−155636号公報(図4、他)
従来の複合式検出技術において、回転ディスク上に等間隔に刻まれた光学パターンから、光学式検出部によって回転ディスクの1回転内の絶対角度を検出する場合、磁気検出部によって得られる原点信号と併せることで絶対角度を検出可能である。しかしながら、電源投入時では回転ディスクが回転していないことから、電源投入時に絶対角度を検出することはできないという問題点があった。
一方、回転ディスク上に刻まれた異なる形状の光学パターンから、光学式検出部によって1回転内の絶対角度を検出する場合には、電源投入直後から絶対角度の検出が可能である。光学式検出部によって絶対角度を検出する方法として、1本のトラック上に、所定の規則で配置された巡回符号パターンから絶対角度を検出する方法と、周期の異なる信号を生成させる複数本のトラックから絶対角度を検出する方法とが知られている。前者の場合、埃や汚れの影響により符号パターンを誤検知した場合、誤った角度位置を検出してしまい高精度検出が困難であるという問題点があった。
又、後者の場合、周期の異なる信号を生成する複数のトラックにおける各パターンの検出にてそれぞれ正弦波と余弦波とを出力し、図13に示すように、これらの逆正接演算結果を、信号周期の長い上位トラックから信号周期の短い下位トラックまでを内挿することで、高精度に絶対角度を検出することができる。
しかしながら、後者の場合、複数のトラックを必要とするため、回転ディスク径が大きくなってしまうという問題がある。さらに、互いに90度位相のずれた正弦波と余弦波とを生成しなければならず、特に、回転ディスクの1回転で1周期の正弦波及び余弦波を取得する場合には、以下のような構成を採る必要がある。
即ち、図14に示すように、モーター回転軸102と一体で回転する回転ディスク103上に形成された1本の光学パターン104に対して、正弦波取得用の光学式検出部105aと、余弦波取得用の光学式検出部105bとを90度ずれた位置に配置する構成、或いは図15に示すように、回転ディスク103上に、互いに90度位相のずれた、正弦波取得用の光学パターン104aと、余弦波取得用の光学パターン104bとの2本の光学パターンを形成し、各光学パターン104a,104bに対応して光学式検出部105a、105bを配置する構成である。いずれの構成においても、検出部のサイズが大きくなってしまうという問題があった。つまり、回転ディスク上に刻まれた異なる形状の光学パターンから、光学式検出部によって、回転ディスクの1回転で1周期の信号を得て1回転内の絶対角度を検出するという従来の構成では、回転ディスク径及び検出部のサイズが大きくなってしまうという問題があった。
又、上記特許文献1に開示されるように、磁気検出部を回転ディスクの中心よりも外周側に配置した場合、偏心により、誤検出が生じるという問題点がある。さらに、磁気検出部によって、正弦波及び余弦波の信号を生成する場合、上述の光学式検出部の場合と同様に、90度位相のずれた位置に各磁気検出部を配置しなければならず、磁気検出部のサイズが大きくなってしまうという問題点があった。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたもので、測定対象物及び検出部を小型化し、さらに高精度な検出が可能なアブソリュートエンコーダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の一態様におけるアブソリュートエンコーダは、光学パターン及び磁気パターンを形成した回転板と、上記光学パターンに光を照射する光源と、上記光源から照射され上記光学パターンに作用した光を受光して上記光学パターンを読み取る光学式検出部と、上記磁気パターンを読み取る磁気式検出部とを備え、ここで、上記磁気パターンは、上記回転板の1回転にて1周期の信号を生成させるパターンであり、上記磁気式検出部は、上記回転板の1回転に伴い上記磁気パターンにより1周期の出力信号を生成し、上記光学パターンは、上記回転板の1回転にて2周期以上の周期を有する信号を生成させるパターンであり、上記光学式検出部は、上記回転板の1回転に伴い上記光学パターンにより2周期以上の周期を有する出力信号を生成し、上記光学式検出部及び上記磁気式検出部の各出力信号が供給され、上記各出力信号にて上記回転板の1回転内の絶対角度を求め、かつ上記磁気式検出部の出力信号にて上記回転板の回転数を求める演算部をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の一態様におけるアブソリュートエンコーダによれば、回転板の1回転による1周期の信号は、磁気パターンを読み取る磁気式検出部によって検出するように構成した。よって、従来のように光学式検出部が回転板の1回転による1周期の信号を取得するという必要はない。したがって、測定対象物及び検出部を小型化することが可能となる。さらに、演算部を設けて、磁気式検出部及び光学式検出部からの出力信号により回転板の1回転内の絶対角度を求めかつ磁気式検出部の出力信号により回転板の回転数を求めるようにしたことから、高精度に絶対角度を検出することができる。
本発明の実施形態であるアブソリュートエンコーダについて、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。
実施の形態1.
図1は、この本発明の実施の形態1によるアブソリュートエンコーダ80の構成を示す斜視図であり、図2は、アブソリュートエンコーダ80の側面図である。
本実施形態のアブソリュートエンコーダ80は、測定対象物に相当するモーター回転軸2に取り付けられモーター回転軸2と一体に回転し光学パターン4及び磁気パターン6を形成した円板状の回転板3と、光学式検出部5と、磁気式検出部7と、光源9と、演算部10とを備える。
本実施形態1のアブソリュートエンコーダ80は、光源9から照射され回転板3の光学パターン4を透過した光を光学式検出部5にて受光する、透過型の構成であり、光源9及び光学式検出部6は、回転板3の厚み方向において、光学パターン4を間に挟みそれぞれ光学パターン4に対向し、かつ回転板3に対してそれぞれ隙間をあけて配置される。よって、本実施形態では、回転板3は、透明なガラスやポリカーボネート等の透明な材料、例えば樹脂にて形成される。
光源9は、例えば、LED(発光ダイオード)やLD(レーザダイオード)等が使用可能であり、光学パターン4へ光線11を照射するための手段である。
光学パターン4は、回転板3の外周側部分に周方向に沿って配置され、本実施形態では図示するように光学パターン4a、光学パターン4b、及び光学パターン4cの3つにて構成される。又、本実施形態では図示するように、光学パターン4aが回転板3の最外周に形成され、光学パターン4bがその内側に、光学パターン4cが最も内周側に形成されている。
尚、本実施形態では、光学パターン4は上述のように3つ設けているが、光学パターン4の構成数は上記3つに限定されない。後述するように、本実施形態では光学パターン4及び磁気パターン6を検出して回転板3の回転絶対角度を求めることから、光学パターン4は、1つで十分である。よって基本的に、本実施形態によれば、測定対象物及び検出器の小型化を図ることが可能である。尚、本実施形態では、回転絶対角度の検出精度をさらに向上させるために、上述のように3つの光学パターン4を設けている。
それぞれの光学パターン4a,4b,4cは、本実施形態1では透光部8a及び遮光部8bを有し、透光部8a及び遮光部8bを交互に配置してそれぞれのトラックを構成している。尚、図1において、白抜き部分が透光部8aを表し、黒塗り部分が遮光部8bを表している。
又、透光部8a或いは遮光部8bの間隔であるピッチ、及び、周方向における透光部8a及び遮光部8bのそれぞれの幅寸法の比率であるデューティー比を一定にして、或いは、ピッチを一定にしてデューティー比を変化させて、或いはデューティー比を一定にしてピッチを変化させることで、それぞれの光学パターン4a,4b,4cのトラックが構成されている。このような、それぞれの光学パターン4a,4b,4cは、モーター回転軸2の回転とともに回転し、回転板3が1回転したときに、2周期以上の異なる周期の信号を出力できるようなパターンである。
例えば、遮光部8bは、透光部材からなる回転板3の表面に光反射性の膜、或いは光吸収性の膜を施して形成される。遮光部8bを形成する材料は、光反射性或いは光吸収性を有していれば特に限定されない。又、遮光部8bに相当する光反射性の膜或いは光吸収性の膜は、回転板3の裏面3b、つまり図1において光源9が対向する面に形成しても良い。又、透光部8aの反射率を減少させるために光反射防止膜を施すことも効果的である。
又、回転板3の表面3a、つまり図1において光学式検出部5が対向する面に、遮光部8bを、図5に示すようにV字状の突起形状に、或いは図6に示すようにV字状の溝形状にて形成してもよい。図5及び図6に示す平坦部が透光部8aに、V字突起形状部分或いはV字溝形状部分が遮光部8bに相当する。尚、図5及び図6は、光学パターン4a,4b,4cの任意の一つにおける透光部8aと遮光部8bとの形状を示している。
このような構成を採っても、光反射性の膜や光吸収性の膜を設ける場合と同様の効果を得ることができる。尚、図5及び図6では、V字突起形状又はV字溝形状における傾斜角度は、45度の例を示しているが、全反射角度を満たす条件であれば良く、角度を限定するものではない。又、V字突起形状又はV字溝形状は、回転板3の裏面3bに形成しても良く、この場合でも同様の効果を得ることができる。
光学式検出部5は、光学パターン4a、4b、4cに対向して配置され、回転板3に形成された光学パターン4a、光学パターン4b及び光学パターン4cを透過した光源9の光線11を受光し読み取るための検出手段である。光学式検出部5には、図3に示すように、PD(フォトダイオード)等の、一対の第1光センサ12a及び第2光センサ12b(総称して光センサ12と記す)が装備され、光センサ12は、光学パターン4a、4b、4cの透光部8aを通過した光線11を受光する。又、光学パターン4の信号周期をpとすると、一対の第1光センサ12a及び第2光センサ12bは、図3に示すように、回転板3の周方向において光学式検出部5上でp/4離れた位置に配置されている。このような配置を採ることで、第1光センサ12a及び第2光センサ12bは、互いに90度位相のずれた正弦波信号及び余弦波信号を送出する。
磁気パターン6は、回転板3の回転中心3c(図2)を含む回転板3の中心部に設けられ、フェライト等の磁性体によって形成されている。具体的には、磁気パターン6は、図4に示すように、例えばそれぞれ半円板状のS磁極6aとN磁極6bとを回転中心3cで接合するように、回転板3に例えば嵌め込んで配置したもので、回転板3が1回転したとき1周期の信号が磁気式検出部7から出力されるようなパターンで構成されている。
磁気式検出部7は、回転板3の厚み方向において回転板3と間隙を隔てて、磁気パターン6に対向して配置され、磁気パターン6を読み取るための検出手段である。磁気式検出部7には、ホール素子等の磁気センサ13が装備されており、磁気パターン6から発生する磁界方向を検出する。本実施形態では、磁気センサ13は、図4に示すように、磁気式検出部7上で、互いに90度位相のずれた位置に配置した2つの第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bにて構成される。これらの第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bは、回転板3、つまり磁気パターン6の回転に伴い、正弦波及び余弦波を出力する。
演算部10には、光学式検出部5及び磁気式検出部7が接続され、演算部10は、光学式検出部5及び磁気式検出部7の出力信号から回転板3の回転数、及び回転板3の1回転内の絶対角度を求めるための手段である。演算部10は、機能的に、上記絶対角度を求める角度演算部10aと、上記回転数を求める回転数演算部10bとを有する。
以上のように構成されるアブソリュートエンコーダ80の動作について以下に説明する。
光源9から出射された光線11は、回転板3に形成された光学パターン4a、光学パターン4b及び光学パターン4cを照射し、これらの光学パターン4における透光部8aを透過し、光学式検出部5の第1光センサ12a及び第2光センサ12bにて受光される。測定対象物であるモーター回転軸2の回転に伴い、各光学パターン4における透光部8a及び遮光部8bによって、第1光センサ12a及び第2光センサ12bは、回転板3が1回転したときに2周期以上の周期で90度位相のずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する。尚、本実施形態では、光学パターン4は、上述のように3つ設けているので、第1光センサ12a及び第2光センサ12bは、回転板3が1回転したときに2周期以上の異なる周期で90度位相のずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する。
又、回転板3の回転に伴い、磁気式検出部7の第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bは、回転板3が1回転したときに1周期の、90度位相のずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する。
光学式検出部5から出力された、回転板3が1回転したときに2周期以上信号となる正弦波信号及び余弦波信号と、磁気式検出部7から出力された回転板3が1回転したときに1周期の信号となる正弦波信号及び余弦波信号は、演算部10へ入力される。演算部10は、同一周期のそれぞれの正弦波信号及び余弦波信号を用いて、信号の逆正接演算を行い、回転板3の1回転内の絶対角度を求めるとともに、磁気式検出部7から出力された1回転で1周期の信号を元に、回転板3の回転数を求める。
以上のように、本実施形態のアブソリュートエンコーダによれば、回転板3の1回転による1周期の信号は、磁気パターン6を読み取る磁気式検出部7によって検出するように構成した。よって、従来のように光学式検出部が回転板の1回転による1周期の信号を取得するという必要はなく、複数の光学パターンを回転板に設ける必要はない。したがって、測定対象物及び検出部を小型化することが可能となる。尚、上述したように、本実施形態では、上記絶対角度の検出精度をより向上させるために、3つの光学パターン4を設けている。
さらに、演算部10を設けて、磁気式検出部7及び光学式検出部5からの出力信号により回転板3の1回転内の絶対角度を求めかつ磁気式検出部7の出力信号により回転板3の回転数を求めるようにしたことから、高精度にて絶対角度を検出することができる。
又、磁気式検出部7は、磁気パターン6と間隙を介して回転板3のモーター回転軸2部分に配置され、磁気パターン6の磁界方向を磁気式検出部7上に配置した磁気センサ13a及び磁気センサ13bによって検出する。つまり、回転板3の回転中心に対して磁気パターン6が偏芯しておらず、磁気式検出部7は、モーター回転軸2のずれやギャップ変動の影響を受けずに安定した検出が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1のアブソリュートエンコーダ80では、上述のように、光学式検出部5は第1光センサ12a及び第2光センサ12bを有し、磁気式検出部7は第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bを有していた。これに対し、本実施の形態2のアブソリュートエンコーダ81では、図7に示すように、光学式検出部5−1は、第1光センサ12a及び第2光センサ12bに加えて第3光センサ12c及び第4光センサ12dを有し、図8に示すように、磁気式検出部7−1は、第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bに加えて第3磁気センサ13c及び第4磁気センサ13dを有している。この点で、実施の形態2のアブソリュートエンコーダ81は、実施の形態1のアブソリュートエンコーダ80と異なる。実施の形態2のアブソリュートエンコーダ81におけるその他の構成は、実施の形態1のアブソリュートエンコーダ80の構成に同じである。よって、以下には、光学式検出部5−1及び磁気式検出部7−1についてのみ説明を行う。
光学式検出部5−1における第3光センサ12c及び第4光センサ12dは、上述の第1光センサ12a及び第2光センサ12bと同様のセンサにてなり、光学パターン4の透光部8aを通過した光線11を受光する。そして、第3光センサ12c及び第4光センサ12dは、回転板3の1回転に伴い2周期以上の異なる周期を有し第1光センサ12a及び第2光センサ12bが出力する正弦波信号及び余弦波信号に対してそれぞれ180度位相がずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する。
即ち、図7に示すように、第3光センサ12cは、第1光センサ12aと対をなし、回転板3の周方向において、光学パターン4のトラックの信号周期pについて第1光センサ12aに対してp/2離れた位置に配置され、第1光センサ12aが出力する正弦波信号に対して180度位相のずれた正弦波信号を出力する。又、第4光センサ12dは、第2光センサ12bと対をなし、回転板3の周方向において第2光センサ12bに対してp/2離れた位置に配置され、第2光センサ12bが出力する余弦波信号に対して180度位相のずれた余弦波信号を出力する。
尚、第2光センサ12bと第3光センサ12cとは、回転板3の周方向においてp/4離れて位置し、第1光センサ12aと第4光センサ12dとは、回転板3の周方向においてp/4離れて位置する。よって、光センサ12a〜12dは、互いに90度位相のずれた正弦波及び余弦波の4つの信号を出力する。
磁気式検出部7−1における第3磁気センサ13c及び第4磁気センサ13dは、上述の第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bと同様のセンサにてなる。そして、第3磁気センサ13c及び第4磁気センサ13dは、回転板3の1回転に伴い1周期で第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bが出力する正弦波信号及び余弦波信号に対してそれぞれ180度位相がずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する。
即ち、図8に示すように、第3磁気センサ13cは、第1磁気センサ13aと対をなし、第1磁気センサ13aに対して磁気式検出部7上で180度位相のずれた位置に配置され、第1磁気センサ13aが出力する正弦波信号に対して180度位相のずれた正弦波信号を出力する。又、第4磁気センサ13dは、第2磁気センサ13bと対をなし、第2磁気センサ13bに対して磁気式検出部7上で180度位相のずれた位置に配置され、第2磁気センサ13bが出力する余弦波信号に対して180度位相のずれた余弦波信号を出力する。このように磁気センサ13a〜13dは、磁気式検出部7上で、互いに90度ずつ位相のずれた位置に配置され、互いに90度位相のずれた正弦波及び余弦波の4つの信号を出力する。
以上のような構成により、本実施の形態2のアブソリュートエンコーダ81では、実施の形態1のアブソリュートエンコーダ80が奏する効果に加えてさらに以下の効果を得ることができる。
即ち、信号強度に直流成分であるオフセットが乗った場合でも、その影響を受けることなく、高精度に回転板3の1回転内の絶対角度を検出が可能となる。以下その原理を説明する。
互いに90度位相のずれた正弦波信号及び余弦波信号において、出力信号にオフセットが乗った場合、演算部10による逆正接演算から求まる角度値には誤差が生じてしまう。一方、互いに180度位相のずれた2つの正弦波と互いに180度位相のずれた2つの余弦波との4つの信号を取得した場合、正弦波と余弦波とは、それぞれ差動増幅を行うことができる。例えば、信号オフセットをa、信号振幅をb、角度をθとすると、正弦波の差動増幅では、以下の式で表されるようにオフセット変動をキャンセルすることができる。
a+bsinθ−(a−bsinθ)=2bsinθ
本実施の形態2のアブソリュートエンコーダ81では、上述したように、互いに180度位相のずれた信号を取得可能なように、第1光センサ12aと第3光センサ12c、第2光センサ12bと第4光センサ12dを設け、又、第1磁気センサ13aと第3磁気センサ13c、第2磁気センサ13bと第4磁気センサ13dを設けた。よって、本実施の形態2のアブソリュートエンコーダ81では、オフセットが変化した場合でも、オフセット変動をキャンセルすることができ、高精度にて回転板3の回転の絶対角度を検出することが可能である。
実施の形態3.
実施の形態1では、光学パターン4の検出を光透過型の構成で示したが、本実施の形態3では、図9及び図10に一例を示すように、光源9を光学式検出部5と同じ側に設置した光反射型のアブソリュートエンコーダ82を示している。光反射型のアブソリュートエンコーダ82を構成するため、実施の形態1におけるアブソリュートエンコーダ80と比較して次の点で相違する。即ち、上述のように光源9及び光学式検出部5の配置位置が異なるとともに、回転板3に対応する回転板3−1、及び光学パターン4に対応する光学パターン4−1の構成が、以下のように相違する。尚、アブソリュートエンコーダ82におけるその他の構成は、アブソリュートエンコーダ80の構成と同じであり、ここでの説明は省略する。
光源9及び光学式検出部5は、上述のように、回転板3−1に対して同一面側に配置され、本実施形態では図示するように、回転板3−1に対して斜めに光線11が入射するように光源9が配置され、光学パターン4−1にて反射した光を受光可能な位置に光学式検出部5が配置される。尚、本実施形態では図示するように、回転板3−1の外周側に光源9を配置し、内周側に光学式検出部5を配置しているが、光学パターン4−1にて反射した光源9の光線11を光学式検出部5が検出可能であれば、その配置形態は問わない。
回転板3−1は、モーター回転軸2と一体に回転する円板であり、本実施形態では非透光性の材料にて形成されている。このように本実施の形態3では、実施の形態1に比べて回転板の材料選択の幅が広がるという利点がある。尚、回転板3−1に透明基板を使用することも可能であり、この場合には、回転板3−1の表面3a又は裏面3bに反射性の膜を形成すれば良い。この場合、反射率を減少させるための反射防止膜あるいは吸収膜を非反射部に施すことも効果的である。
又、回転板3−1の回転中心3c部分には、実施形態1における回転板3と同様に磁気パターン6が形成され、回転中心3cよりも外周側には光学パターン4−1が形成されている。
光学パターン4−1は、光の非反射部8a−1及び反射部8b−1から構成されており、光学パターン4と同様に、回転板3−1の最外周に形成した光学パターン4a、その内側に形成した光学パターン4b、及び最も内周側に形成した光学パターン4cを有する。実施の形態1にて説明したように、光学パターン4−1の構成数は、上記3つに限定されず、1以上とすることができる。又、非反射部8a−1及び反射部8b−1は、上述した光学パターン4と同様に、デューティー比一定、ピッチ一定でデューティー比を変化、又はデューティー比一定でピッチを変化させて、光学パターン4a、4b、4cの各トラックを構成している。又、光学パターン4−1における各光学パターン4a,4b,4cも、実施形態1における光学パターン4における各光学パターン4a,4b,4cと同様に、回転板3−1が1回転したときに、2周期以上の異なる周期の信号を出力できるようなパターンである。
光学パターン4−1の具体的な構成例について説明する。図9において白抜き部分が非反射部8a−1を表し、黒塗り部分が反射部8b−1を表す。非反射部8a−1には、上述のように、光反射率を減少させるための反射防止膜又は光吸収膜を施し、反射部8b−1と相違させる。
又、図11に示すように、非反射部8a−1は、回転板3−1の表面3aに、V字状の突起形状にて形成してよいし、あるいは図12に示すように、V字状の溝形状にて形成しても良い。図11及び図12において、V字形状の突起部分及び溝部分以外の平坦部分が反射部8b−1に相当する。尚、図11及び図12は、光学パターン4a,4b,4cの任意の一つにおける非反射部8a−1と反射部8b−1との形状を示している。又、回転板3−1として透明基板を使用する場合には、表面3aに透明の膜を施し、回転板3−1の裏面3bに、V字形状の突起部及び溝部にてなる非反射部8a−1を形成することができる。この場合、裏面3bにおける平坦部分が反射部8b−1に相当する。
尚、図11及び図12では、非反射部8a−1に相当する突起形状及び溝形状のV字形状の傾斜角度は、45度にて示しているが、光学式検出部5にて非反射部8a−1と反射部8b−1との光量比を認識可能な角度であれば良く、特に限定されない。
以上のように構成されるアブソリュートエンコーダ82においても、上述した実施の形態1におけるアブソリュートエンコーダ80と同様の動作を行う。
即ち、光源9から出射された光線11は、回転板3−1に形成された光学パターン4a、光学パターン4b及び光学パターン4cにおける非反射部8a−1にて吸収又は弱反射され、反射部8b−1にて反射されて、光学式検出部5の第1光センサ12a及び第2光センサ12bにて受光される。回転板3−1の回転に伴い、第1光センサ12a及び第2光センサ12bは、回転板3が1回転したときに2周期以上の周期で90度位相のずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する。
又、回転板3−1の回転に伴い、磁気式検出部7の第1磁気センサ13a及び第2磁気センサ13bは、回転板3が1回転したときに1周期の、90度位相のずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する。
光学式検出部5から出力された、回転板3が1回転したときに2周期以上の信号となる正弦波信号及び余弦波信号と、磁気式検出部7から出力された回転板3が1回転したときに1周期の信号となる正弦波信号及び余弦波信号は、演算部10へ入力される。演算部10は、同一周期のそれぞれの正弦波信号及び余弦波信号を用いて、信号の逆正接演算を行い、回転板3−1の1回転内の絶対角度を求めるとともに、磁気式検出部7から出力された1回転で1周期の信号を元に、回転板3−1の回転数を求める。
以上説明した本実施形態のアブソリュートエンコーダ82によっても、実施形態1のアブソリュートエンコーダ80が奏する上述した効果を奏することができる。即ち、アブソリュートエンコーダ82によれば、小型で高精度に多回転の絶対角度を検出することできると共に、検出部のサイズを小型、薄型にすることが可能である。さらに、本実施形態のアブソリュートエンコーダ82では、回転板3に使用する材料の幅を広げることも可能となる。
又、上述した実施の形態2の構成、つまり光学式検出部5−1及び磁気式検出部7−1を設ける構成を、本実施の形態3に適用することも可能である。この構成によれば、オフセットが変化した場合でも、オフセット変動をキャンセルし、高精度に絶対角度を検出することが可能となる。
本発明の実施の形態1によるアブソリュートエンコーダの構成を示す斜視図である。 図1に示すアブソリュートエンコーダの側面図である。 図1に示すアブソリュートエンコーダに備わる光センサの配置例を示す図である。 図1に示すアブソリュートエンコーダに備わる磁気センサの配置例を示す図である。 図1に示すアブソリュートエンコーダに備わる回転板に形成された光学パターンの構造例を示す図である。 図1に示すアブソリュートエンコーダに備わる回転板に形成された光学パターンの他の構造例を示す図である。 本発明の実施の形態2によるアブソリュートエンコーダに備わる光センサの配置例を示す図である。 本発明の実施の形態2によるアブソリュートエンコーダに備わる磁気センサの配置例を示す図である。 本発明の実施の形態3によるアブソリュートエンコーダの構成を示す斜視図である。 図9に示すアブソリュートエンコーダの側面図である。 図9に示すアブソリュートエンコーダに備わる回転板に形成された光学パターンの構造例を示す図である。 図9に示すアブソリュートエンコーダに備わる回転板に形成された光学パターンの他の構造例を示す図である。 逆正接演算結果から回転角度を求めることを説明するための図である。 1回転で1周期の正弦波と余弦波を1つのトラックで得る場合の構成図である。 1回転で1周期の正弦波と余弦波を2つのトラックで得る場合の構成図である。
符号の説明
3、3−1 回転板、3c 回転中心、4、4−1 光学パターン、
5 光学式検出部、6 磁気パターン、7 磁気式検出部、8a 透光部8a、
8b 遮光部、9 光源、10 演算部、12 光センサ、
12a 第1光センサ、12b 第2光センサ、12c 第3光センサ、
12d 第4光センサ、13 磁気センサ、13a 第1磁気センサ、
13b 第2磁気センサ、13c 第3磁気センサ、13d 第4磁気センサ、
80〜82 アブソリュートエンコーダ。

Claims (6)

  1. 光学パターン及び磁気パターンを形成した回転板と、上記光学パターンに光を照射する光源と、上記光源から照射され上記光学パターンに作用した光を受光して上記光学パターンを読み取る光学式検出部と、上記磁気パターンを読み取る磁気式検出部とを備えたアブソリュートエンコーダにおいて、
    上記磁気パターンは、上記回転板の1回転にて1周期の信号を生成させるパターンであり、
    上記磁気式検出部は、上記回転板の1回転に伴い上記磁気パターンにより1周期の出力信号を生成し、
    上記光学パターンは、上記回転板の1回転にて2周期以上の周期を有する信号を生成させるパターンであり、
    上記光学式検出部は、上記回転板の1回転に伴い上記光学パターンにより2周期以上の周期を有する出力信号を生成し、
    上記光学式検出部及び上記磁気式検出部の各出力信号が供給され、上記各出力信号にて上記回転板の1回転内の絶対角度を求め、かつ上記磁気式検出部の出力信号にて上記回転板の回転数を求める演算部をさらに備えたことを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
  2. 上記光学式検出部は、上記回転板の1回転に伴い2周期以上の異なる周期を有し互いに90度位相がずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する第1光センサ及び第2光センサを有し、上記磁気式検出部は、上記回転板の1回転に伴い1周期を有し互いに90度位相がずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する第1磁気センサ及び第2磁気センサを有し、上記演算部は、上記光学式検出部及び上記磁気式検出部が出力するそれぞれの正弦波信号及び余弦波信号にて逆正接演算を行い上記絶対角度及び上記回転数を求める、請求項1記載のアブソリュートエンコーダ。
  3. 上記光学式検出部は、上記回転板の1回転に伴い2周期以上の異なる周期を有し上記第1光センサ及び上記第2光センサが出力する正弦波信号及び余弦波信号に対してそれぞれ180度位相がずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する第3光センサ及び第4光センサをさらに備え、上記磁気式検出部は、上記回転板の1回転に伴い1周期を有し上記第1磁気センサ及び上記第2磁気センサが出力する正弦波信号及び余弦波信号に対してそれぞれ180度位相がずれた正弦波信号及び余弦波信号を出力する第3磁気センサ及び第4磁気センサをさらに備える、請求項2記載のアブソリュートエンコーダ。
  4. 上記磁気パターンは、上記回転板の回転中心を含む中心部に形成され、上記磁気式検出部は、上記回転中心に対応した位置で上記磁気パターンに対向して配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載のアブソリュートエンコーダ。
  5. 上記光学パターンは、上記光源と上記光学式検出部とに挟まれて配置され、上記光学式検出部は、上記光学パターンを透過した上記光源の光を受光する、請求項1から4のいずれか1項に記載のアブソリュートエンコーダ。
  6. 上記光源及び上記光学式検出部は、上記回転板における光学パターン形成側に配置され、上記光学式検出部は、上記光源から上記光学パターンにて反射した光を受光する、請求項1から4のいずれか1項に記載のアブソリュートエンコーダ。
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