JP2014134540A - 差分インデックスを有するシングルトラック・スリーチャネル・エンコーダ - Google Patents

差分インデックスを有するシングルトラック・スリーチャネル・エンコーダ Download PDF

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Abstract

【課題】小型で単純な構成のスリーチャネル・エンコーダの提供。
【解決手段】光学エンコーダを開示する。具体的には、3つのチャネル全てについて単一トラックを使用するスリーチャネル・エンコーダを開示する。インデックスチャネルは、増分角度位置を判定するために使用される第1及び第2のチャネルと同じ光学トラック上に設けられる。したがって、より小型で単純な構成のスリーチャネル・エンコーダが得られる。
【選択図】図7

Description

本開示は、概して、エンコーダに関し、より具体的には、光学エンコーダに関する。
シャフトエンコーダとも呼ばれるロータリーエンコーダは、シャフト又は軸の角度位置をアナログコード又はデジタルコードに変換し、それによって角度変換器として動作する電気機械装置である。ロータリーエンコーダは、工業的制御、ロボット工学、特殊な目的の写真用レンズ、コンピュータ入力デバイス(例えば、光機械式マウス及びトラックボール)、プリンター、及び回転レーダー・プラットフォームを含む、制限の無い正確なシャフト回転を必要とする多数の応用形態に使用されている。ロータリーエンコーダの2つの主なタイプとしては、絶対値型と、インクリメンタル(相対値型)とがある。
直交エンコーダ又は相対値ロータリーエンコーダとも呼ばれるインクリメンタル・ロータリーエンコーダは、従来、直交出力と呼ばれる2つの出力を有している。これら2つの出力は、機械式であっても、光学式であってもよい。光学式の場合、従来、2つのバー・ウィンドウ符号化トラックが存在するが、機械式は、回転シャフト上のカムによって駆動される2つの接点を有する。光学式インクリメンタル・エンコーダは、従来、A及びBと呼ばれる2つの出力を採用しており、それらは、90度だけ位相がずれているため、直交出力と呼ばれる。
インクリメンタル・エンコーダの一つのバリエーションは、正弦波エンコーダである。2つの直交方形波を生成する代わりに、出力は、正弦波(正弦、及び余弦)である。逆正接関数を実施することにより、任意レベルの分解能を実現することができる。
通常のツーチャネル・インクリメンタル・エンコーダは、その出力部に、90度だけシフトされた2チェーンのパルスを生成する。パルスをカウントし、パルス間の位相(第1チャネルが第2チャネルに先行、又はその逆)を調べることにより、回転の速度及び方向を判定することが可能である。ツーチャネル・インクリメンタル・エンコーダに対し大幅な改良をしたものが、スリーチャネル・インクリメンタル・エンコーダである。追加されたチャネルは、インデックスである。すなわち、一回転につき一回だけ、1つのパルスが生成され、そのパルスは、ゼロ位置基準として機能し、増分角度位置の計算を可能にする場合がある。
ツーチャネル・インクリメンタル・エンコーダのための光学系は、コードホイール上に1本のトラック(バー及びウィンドウのパターン)があるのみで十分であるという事実により、単純化される。スリーチャネル・エンコーダの単純な実施形態は、インデックスを示す第2のトラックをコードホイール上に必要とする場合がある。残念ながら、第2のトラックの導入は、より広い面積を必要とするため、コードホイールパターンをセンサー領域に投影する光学系に制限を加えた。これは、反射型エンコーダにおいて特に問題となり、したがって、より小さいサイズにすることが望まれた。
上記の欠点を克服するために、3つのチャネルを全て単一の光学トラック上に有するスリーチャネル・インクリメンタル・エンコーダが開発され、オーガスティニアク他による米国特許出願公開第2012/0205528号に記載されており、その内容全部が、参照により本明細書に援用される。本開示の種々の実施形態は、3つのチャネルを全て単一の光学トラック上に有するスリーチャネル・エンコーダに対するさらなる改良を提供する。
具体的には、本開示の種々の実施形態は、差分インデックスを有する単一トラック・スリーチャネル・エンコーダを提供する。具体的には、このエンコーダは、エンコーダのコードホイール又はコードストリップ上に、インデックス用の追加的なウィンドウを備えている。この追加的なウィンドウは、追加的なインデックス信号(本明細書では、追加的なウィンドウから離れたところで生成される本来のインデックス信号「I」とは対照的に、「I/」と呼ばれる)を生成するために使用される。I及びI/両方の処理(例えば、次の式:[I−(I/)]による)は、不整合状態にあるコードホイール又はコードストリップに対しあまり敏感でない差分インデックス信号の生成を提供する。
一部の実施形態では、全てのチャネルが単一の光学トラック上に整列された3つのチャネルを有するスリーチャネル・エンコーダのために、エンコーダ用のコードホイール又はコードストリップが用意される。より具体的には、本明細書に記載されるコードホイール又はコードストリップは、コードホイール又はコードストリップ上の非インデックス・バー又はウィンドウの幅の少なくとも2倍に実質的に対応する幅を有する少なくとも1つの追加的ウィンドウ(又は「インデックス・ウィンドウ」)を含む。さらにもっと具体的には、インデックス・ウィンドウは、コードホイール又はコードストリップ上の非インデックス・バー又はウィンドウの幅の少なくとも3倍の幅を有する。一部の実施形態において、インデックス・ウィンドウとインデックス・バーとの間の距離は、第1のインデックス・フォトダイオードの中心と、エンコーダの集積回路(IC)の第2のインデックス・フォトダイオードの中心との間の距離に実質的に等しい。
単純化のために、本明細書において、大半の実施形態は、リニアシステムに関連して記載されるが、当然ながら、本開示の実施形態がそのように制限されることはない。具体的には、本明細書に開示される概念は、ロータリーエンコーダ及びリニア・エンコーダの両方に適用することができ、また、ロータリーシステム及びリニアシステムの両方に適用することができる。換言すれば、コードホイール又はコードストリップは、本明細書に開示された1以上の特徴を有するように構成される場合がある。さらに、本開示の種々の実施形態は、主に反射型エンコーダに関連して記載されるが、当然ながら、本明細書に開示される特徴の1以上は、如何なるタイプのエンコーダにも組み込むことが可能である。例えば、本明細書に開示される概念は、スリーチャネル用のインクリメンタル・エンコーダ、スリーチャネル用の反射型エンコーダ、透過型エンコーダ、又はそれらの結合に組み込むことができる。
本開示は、図面及び下記の詳細な説明から、より良好に理解される。発明の詳細な説明は、種々の特定の詳細を記載しているが、本発明の特定の実施形態は、それらの特定の詳細なしに実施される場合もあると考えられる。また、実施形態によっては、周知の回路、構成部品、及び技術については、発明の理解が曖昧になることを避けるために、詳細には記載されない場合があると考えられる。
本開示は、添付の図面に関連して説明される。
本開示の種々の実施形態による、光学エンコーディングシステムの種々の構成要素を示すブロック図である。 コードホイールの部分概略図である。 コードホイール又はコードストリップトラックに対するフォトダイオードアレイの第1の概略レイアウトを示す図である。 通常アライメント状態における、図3のフォトダイオードアレイにより出力されるAチャネル及びインデックスチャネルの波形図である。 コードホイール又はコードストリップがフォトダイオードアレイに対して不整合状態にあるときの、図3のフォトダイオードアレイにより出力されるAチャネル及びインデックスチャネルの波形図である。 通常アライメント状態において、フォトダイオード上に投影される像を示す図である。 不整合状態において、フォトダイオード上に投影される像を示す図である。 フォトダイオードに対する像の生じ得る不整合方向を示す図である。 通常アライメント状態におけるエンコーダ出力を示す図である。 不整合状態におけるエンコーダ出力を示す図である。 本開示の種々の実施形態による、コードホイール又はコードストリップトラックに対するフォトダイオードアレイの概略レイアウトを示す図である。 本発明の種々の実施形態によるスリーチャネル・エンコーダを動作させる方法を示すフロー図である。
次の説明は、単に種々の実施形態を提供するためのものであり、特許請求の範囲、適用可能性、又は構成を制限する意図のものではない。むしろ、次の説明は、記載した実施形態を実施するための有効な説明を当業者に提供するものである。添付の特許請求の思想及び範囲から外れることなく、種々の要素の機能及び構成に種々の変更を施すことが可能であるものと考えられる。
次に図1を参照し、本開示の種々の実施形態にしたがって、反射型光学エンコーディングシステム100の種々の構成要素について説明する。図示の反射型光学エンコーディングシステム100は、反射性材料102、コードホイール104、エンコーダ106、デコーダ108、及びマイクロプロセッサ110を含む。一実施形態において、反射性材料102は、コードホイール104に物理的に結合されたコーティング又は基板である。一部の実施形態において、反射性材料102の反射性表面は、エンコーダ106の反対側においてコードホイール104に結合される場合がある。一部の実施形態において、反射性材料102は、任意のタイプの既知の材料堆積技術を使用して、コードホイール104の上に堆積される場合がある。
コードホイール104のより詳細な例は図2に示されているが、ここでは、図1に示した反射型光学エンコーディングシステム100の動作に関して、簡単な説明を行う。一般に、コードホイール104は、非反射性セクション142(バー142と呼ばれることもある)と反射性セクション144(ウィンドウ144と呼ばれることもある)からなる光学トラック140を含む。光学トラック140は、インデックス・バー146をさらに含む場合があり、インデックス・バー146も非反射性であるが、非反射性セクション142よりも広い面積を有する。
エンコーダ106におけるエミッタ120は、コードホイール・トラック140に入射する光を生成する。コードホイール104が例えばモーター・シャフト(図示せず)により回転される際に、入射光は、トラック140の非反射性セクション142、146によって反射されないが、トラック140の反射性セクション144によって反射される。その結果、光は、トラック140によって、変調パターン(すなわち、オン−オフ−オン−オフ等)を成して反射される。エンコーダ106における検出器130は、変調された反射光信号を検出し、これに応答して、1以上の周期性チャネル信号(例えば、CH及びCH)を生成し、さらに、インデックス・セクション146がエンコーダ106の上を通過するときに、インデックス信号(CH)を生成する。一実施形態において、これらのチャネル信号及びインデックス信号は、その後、デコーダ108に伝送され、デコーダ108は、カウント信号、及び場合によってはインデックス信号を生成し、生成された信号をマイクロプロセッサ110に伝送する。
マイクロプロセッサ110は、カウント信号を使用して、コードホイール104が結合された相手方の例えばモーター・シャフト又は他の可動部品の増分運動を評価する。インデックス信号は、コードホイール104が結合された相手方のモーター・シャフト又は可動部品の回転数を評価するために使用される。増分信号出力及びインデックス出力の使用により、より正確な光学エンコーディングシステム100が実現される。
一部の実施形態において、エンコーダ106は、エミッタ120及び検出器130を含む。エミッタ120は、発光ダイオード(LED)のような光源122を含む。便宜上、ここでは、光源122がLEDであるものとして記載されるが、当然ながら、他の光源又は複数の光源が実施される場合もある。一実施形態において、LED122は、電流制限抵抗器Rを通じて駆動信号VLEDにより駆動される場合がある。そのような駆動回路の詳細は周知である。エミッタ120は、実施形態によっては、投射光を特定経路に、又は特定パターンを成すように導くために、LED122に対して整列されたレンズ124をさらに含む場合がある。
一実施形態において、検出器130は、フォトダイオードのような1以上の光検出器132を含む。光検出器は、例えば、集積回路(IC)において実施される場合がある。便宜上、ここでは、光検出器132がフォトダイオードであるものとして記載しているが、当然ながら、他のタイプの光検出器が実施される場合もある。一実施形態において、フォトダイオード132は、特定パターン又は特定波長の反射光を検出するように独自に構成される場合がある。また、フォトダイオード132は、必要に応じて、コードホイール104のアール及び設計、又はコードストリップに対応するパターンを成して配置される場合がある。本明細書において、そのような種々のパターンのフォトダイオード132は、フォトダイオードアレイと呼ばれる。
フォトダイオード132により生成された信号は、信号処理回路134によって処理され、信号処理回路134は、チャネル信号CH、CH、及びCHを生成する。一実施形態において、検出器130は、チャネル信号及びインデックス信号を生成するために、1以上のコンパレータ(図示せず)をさらに含む。例えば、フォトダイオード132からのアナログ信号は、コンパレータによって、トランジスタ−トランジスタ・ロジック(TTL)に適合するデジタル出力信号に変換される場合がある。一実施形態において、これらの出力チャネル信号は、変調された反射光信号についてのカウント及び方向情報を示す場合がある。さらに、検出器130は、反射光信号をフォトダイオード132に導くためのレンズ136を含む場合がある。
エミッタ、検出器、及び光学エンコーダのさらに詳しい説明については、米国特許第4,451,731号、第4,691,101号、第5,241,172号、及び第7,400,269号を概ね参考にすることができ、それらの全てが、参照により、完全に本明細書に援用される。
さらに、本開示の種々の実施形態は、特に反射型光学エンコーダに関するものであるが、当然ながら、本開示の範囲を外れることなく、透過型光学エンコーディングシステムにおいて類似のフォトダイオードアレイ及び/又はコードホイール構成を使用してもよい。
図2は、コードホイール104の一実施形態を示す部分概略図である。具体的には、図2は、ディスクの形をした円形のコードホイール104の一部を示している。一部の実施形態において、コードホイール104は、ディスクではなくリングの形を有し、又はコードストリップの形(例えば、リニアエンコーダの場合)を有する場合がある。図示のコードホイール104はトラック140を含み、トラック140は、コードホイール104と同心の循環トラックである場合がある。トラック140は、単一のインデックス・バー146により遮られた、コードホイール104を一周するバー142及びウィンドウ144の連続的反復パターンを含む。図示のパターンは、交互に存在するバー142及びウィンドウ144を含み、インデックス・バー146は、仮にバー142及びウィンドウ144の真の交互パターンを使用した場合に、少なくとも1つのバー142及びウィンドウ144が通常配置されることになる位置に配置される。一部の実施形態において、インデックス・バー146は、少なくとも、2つのバー142及び1つのウィンドウ144によって通常占められる大きさの空間を占める。一部の実施形態において、インデックス・バー146は、コードディスクの一周につき少なくとも一回現れる。インデックス・バー146がコードディスク(又はストリップ)上に2回以上現れる場合、エンコーダは、疑似絶対値エンコーダとして動作する。
非反射性セクション142及び反射性セクション144は、位置セクションと呼ばれることもある。一実施形態において、非反射性セクション142は、コードホイール104の透明セクションであるか、又は、代替として、コードホイール104に設けられた窪み(例えば、穴)である。反射性セクション144は、例えば、コードホイール104に設けられた不透明セクション(反射性)である。一実施形態において、反射性セクション144に対応する表面領域は、反射性材料でコーティングされる。他の実施形態では、図1に示した実施形態と同様に、コードホイール104の反射性セクション144は透明であり、コードホイール104の反対側に反射性コーティング102を有する場合がある。この実施形態では、非反射性セクション142は、LED122からの光を吸収するように、不透明である場合がある。
一部の実施形態では、反射性コーディング要素の代わりに、透過性コーディング要素が実施される。コードホイール又はコードストリップのような透過性コーディング要素は、反射性セクション144及び非反射性セクション142の代わりに、透過性セクション及び非反射性セクションからなるトラック140を含む。一実施形態において、透過性コーディング要素は、反射性材料102を含まない点を除き、反射性コーディング要素と実質的に類似する。このように、透過性セクション144は、コードホイール104を通して光を伝送し、不透明セクション142は、コードホイール104を通して光を伝送しない。
また、一部の実施形態において、円形コードホイール104は、円形ではないコーディング要素に置換される場合がある。例えば、コードストリップのようなリニアコーディング要素が使用される場合がある。さらに、反射性又は透過性のコーディング要素104の代わりに、結像コーディング要素が使用される場合もある。
上記のように、コードホイール104、ひいてはトラック140の回転は、コードホイール104の位置変化を測定するために、検出器130における反射光信号の変調を生じさせる。従来のコードホイールは、独立したインデックストラックを含んでいたが、本開示の種々の実施形態は、インデックス・バー146を光学トラック140に組み込むことにより、単一のトラック140のみを使用するスリーチャネル・エンコーダを実現する。これにより、エンコーダ106のサイズ及び複雑さは、大幅に低減される。
図2に示したコードホイール104は、同じ円周方向寸法(幅寸法とも呼ばれ、例えば、距離「X」で示される)を有する位置トラックセクション142及び144を含む。換言すれば、中間的な非反射性トラックセクション142は、反射性トラックセクション144と同じ幅寸法を有する。コードホイール104の分解能は、位置トラックセクション142及び144の幅寸法の関数である。一実施形態において、非反射性トラックセクション142の幅寸法は、連続する反射光パルス間に検出可能な隙間を生成するために必要な領域の大きさの関数である。
一部の実施形態において、インデックス・バー146は、位置トラック142及び144よりも大きな幅寸法(例えば、距離「X」で示される)を有する。一部の実施形態において、インデックス・バー146は、位置トラックセクション142及び144の幅の整数倍の幅を有する。例えば、インデックス・バー146は、0.5ピッチ(P)の倍数(例えば、1.5P、2.5P、3.5P、4.5Pなど)である幅「X」を有する場合がある。ただし、Pは、バー142又はウィンドウ144の幅(例えば、「X」)に対応する。換言すれば、インデックス・バー146の幅「X」は、「X」の少なくとも1.5倍の大きさでなければならず、それは、「X」に任意の整数に1.5を加えた値を乗じた大きさである場合がある。他の実施形態は、インデックス・バー146について異なる幅を実施する場合がある。さらに、図示のコードホイール104は、単一のインデックス・バー146を含むが、本開示の種々の実施形態がそのように制限されることはない。さらに、インデックス・バー146は、非反射性セクションとして実施されるように示されているが、当然ながら、「インデックス・バー146」は、実際には、本明細書に記載されるインデックス・バー146に類似した寸法を有するウィンドウとして実施されてもよい。
光学トラック140の高さ「Y」は、コードホイール104の全体にわたって均一であってもよいし、不均一であってもよい。したがって、光学トラック140におけるバー142、ウィンドウ144、及びインデックス・バー146の各々の高さ「Y」は、実質的に同じである場合があり、また、それらは、バー142、ウィンドウ144、及びインデックス・バー146が全て同じフォトダイオード132の上を通過するように、実質的に同じ光学トラック140上に整列される場合がある。
図3は、オーガスティニアク他による米国特許出願公開第2012/0205528号に開示されているような、エンコーダ106のセンサ領域におけるフォトダイオード132の第1の構成を示している。具体的には、図3は、単一の光学トラック140を使用するスリーチャネル・エンコーダの比較的単純な実施形態を示している。コードホイール104がアレイ320の方向(又は、それと反対の方向)に回転する際に、バー142、ウィンドウ144、及びインデックス・バー146が全てセンサ領域にあるフォトダイオード132の上を通過するように、センサ領域(例えば、フォトダイオードのアレイ320、及びインデックス・フォトダイオード312、316)は、光学トラック140に対して整列される場合がある。
センサ領域は、インクリメンタル・フォトダイオードのアレイ320、第1のインデックス・フォトダイオード312、及び第2のインデックス・フォトダイオード316を含む場合がある。第1のインデックス・フォトダイオード312及び第2のインデックス・フォトダイオード316は、センサ領域のうちの特定領域をカバーするものとして示されているが、当業者には明らかなように、インデックス・フォトダイオード312、316はそれぞれ、フォトダイオードのアレイとして実施されてもよい。説明を容易にするために、インデックス・フォトダイオード312、316は、単一のフォトダイオードとして示されているが、本開示の実施形態が、そのように制限されることはない。インクリメンタル・フォトダイオードのアレイ320、及びフォトダイオードのアレイ320内の個々のフォトダイオード324は、出力信号CH及びCH(又は、正弦波出力信号及び余弦波出力信号)の生成に使用され、インデックス・フォトダイオード312、316は、出力信号CHの生成に使用される。
図3は、コードホイール・トラック140に対するセンサ領域の概略レイアウトも示している。コードホイール・トラック140の種々のセクションに関連する個々のフォトダイオードアレイ要素のとり得る寸法を示すために、コードホイール・トラック140の描写は、センサ領域の上に重ねられている。
図示のインクリメンタル・フォトダイオードのアレイ320は、A信号を生成するためのA信号フォトダイオード、B信号を生成するためのB信号フォトダイオード、AB信号を生成するためのAB信号フォトダイオード、及びBB信号を生成するためのBB信号フォトダイオードを含む、複数の個別のフォトダイオード324を含む。分かりやすくするために、「AB」は「Aバー」と称され、「BB」は「Bバー」と称される。位置フォトダイオードA、B、AB及びBB、並びにこれらの位置フォトダイオードにより生成される対応する電気信号の意味は、当該技術分野において周知である。位置フォトダイオードA、B、AB及びBBの円周方向寸法(幅寸法とも呼ばれる)は、対応するコードホイール・トラック140の位置トラックセクション142、144、及び146の幅寸法に関連する。図3の実施形態では、インクリメンタル・フォトダイオードのアレイ320における各フォトダイオードA、B、AB及びBBは、対応する位置トラック140におけるバー又はウィンドウ142及び144の幅の二分の一の幅を有している(例えば、各フォトダイオード324の幅は、「X/2」に等しい)。
さらに、図3の実施形態においては、インデックス・バー146の幅は、バー又はウィンドウ142及び144の幅の3倍である。換言すれば、インデックス・バー146の幅は、「X」の3倍に等しい。これはまた、インデックス・バー146の幅が、インクリメンタル・フォトダイオードのアレイ320における単一のフォトダイオード324の幅の約6倍であることを意味する。ただし、4つのインクリメンタル・フォトダイオード324のアレイの全幅は、インデックス・バー146の幅と実質的に等しい。
種々のフォトダイオードからの信号は、電流領域又は電圧領域で表現することができ、また、相互に変換することもできる。さらに、拡大縮小、加算、又は減算のような信号の線形結合を実施することもできる。本開示が、それらの信号の何らかの特定の物理的表現に制限されることはなく、したがって、それらの信号を線形的な方法で結合し、比較を実施する方法が存在するとすれば、信号は、実施形態とは無関係に、抽象的な方法で扱われる。
図3の実施形態によれば、単一の光学トラック140を備えたスリーチャネル・エンコーダを得るという目的は達成されるが、特定の幾つかの障害があることが分かっている。具体的には、完璧な電気的及び光学的特性を有する、完璧に整列された位置、すなわち、適正位置にあるとき、コードホイール・パターンから投影される像504は、図5Aに示されるように、フォトダイオードと同じ幅を有することが分かっている。換言すれば、コードホイール又はコードストリップ(まとめて、又は代替的にコード要素とも呼ばれる)がセンサ領域に対して整列されている限り、像504の中心は、フォトダイオード508の中心と同じである。この例では、図4Aに示されるように、インデックス信号(I)中心は、適正位置において高中心となっている。
エンコーダ組み立てプロセス、及び製造プロセスの欠点は、図5Bに示されるように、フォトダイオード(IC又は検出器130)のコードホイール・パターンに対する所望の位置からの位置ずれを引き起こすことがあることである。この状態は、不整合と呼ばれる。コードホイール又はコードストリップの不整合は、図5Cに示されるように、適正位置から半径方向及び接線方向において見て取ることができる。不整合が発生すると、チャネル信号(例えばA信号)をタグ参照するインデックス信号(例えばI信号)は、図4Bに示されるように、オフセット量404だけオフセットされる。コードホイール又はコードストリップの間の不整合がフォトダイオード508に対して増加するにしたがって、I信号とA信号の間のオフセット404は、図6Bに示されるように増加する。
一部の事例では、未加工のI信号は、図6Aに示されるように、異なる条件(例えばA信号高)においてゲート制御される。オフセット404が大きすぎると、未加工のI信号は、Aチャネルの複数の領域を満たすことになる。このことは、事実上、未加工のI信号が、取るべき状態になるまでに、複数回ゲート制御される状況を発生させる。I信号のこの複数回のゲート制御は、図6Bにおいて見られ、一部のエンコーダ応用形態において機能的不具合を生じさせることが知られている。
これらの上記欠点を克服するために、本開示の種々の実施形態は、改良されたコードホイール又はコードストリップ(例えば、コード要素)を提案する。そのような改良されたコード要素の一例は、図7に示されている。具体的には、図7は、追加的ウィンドウと呼ばれることもあるインデックス・ウィンドウ704を有するコード要素を示している。
インデックス・ウィンドウ704は、光学トラック140から少なくとも1つの非インデックス・バー142を取り除くことにより作成される場合がある。一部の実施形態において、インデックス・ウィンドウ704は、非インデックス・ウィンドウ144の幅、又は非インデックス・バー142の幅の3倍に実質的に等しいインデックス・ウィンドウ幅D2を備える(例えば、D2は、D1×3、すなわちD1の3倍以上である場合がある)。一部の実施形態において、インデックス・ウィンドウ幅D2は、インデックス・バー146の幅に実質的に等しい場合がある(例えば、D2は、「X」に等しい場合がある)。
少なくとも一部の実施形態において、インデックス・ウィンドウ704は、インデックス・バー146に対して所定距離だけオフセットされる。一例として、インデックス・ウィンドウ704の中心と、インデックス・バー146との間の距離D3は、第1のインデックス・フォトダイオード312の中心と、第2のインデックス・フォトダイオード316の中心との間の距離に実質的に等しい場合がある。そのような寸法、及びインデックス・バー146からの間隔を有するインデックス・ウィンドウ704を設けることにより、本開示の種々の実施形態は、上で述べた不整合問題を克服することができる。具体的には、インデックス・ウィンドウ704は、追加的なインデックス信号(追加的ウィンドウから離れたところで生成される元のインデックス信号「I」に対し、「I/」)の生成に使用することができる。I及びI/の両方の処理(例えば、下記の式[I−(I/)]による)は、不整合状態にあるコードホイール又はコードストリップに対してあまり敏感ではない差分インデックス信号の生成をもたらす。より具体的には、第1のインデックス・フォトダイオード312からの出力から、第2のインデックス・フォトダイオード316からの出力を減算することにより、単一のインデックス出力を生成することができる。
上記の例において約−0.35mmの半径方向の不整合の場合、インデックス・ウィンドウ704を有しない実施形態では、インデックス位置が90eだけシフトされるのに対し、インデックス・ウィンドウ704を含む実施形態では、インデックス位置が、僅かに2eだけシフトされるにすぎない。
約0.35mmの接線方向における空間比較の場合、インデックス・ウィンドウ704を有しない実施形態では、インデックス位置が34eだけシフトされるのに対し、インデックス・ウィンドウ704を含む実施形態では、インデックス位置が僅か5eだけシフトされるにすぎない。
見て分かるように、3つのチャネルを全て単一の光学トラック上に有するスリーチャネル・光学エンコーダは、不整合及び空間的運動に対していくぶん敏感である。この敏感さは、複数回ゲート制御されるインデックス条件をトリガリングすることが可能な応用形態において、機能的問題を引き起こすことがある。
本開示の種々の実施形態によれば、コード要素がインデックス・ウィンドウ704を備えている場合、インデックス用のデジタル信号(インデックス用のアナログ信号とインデックス/用のアナログ信号との差により生成される信号)は、半径方向(例えば、−0.35mm)と接線方向(例えば、+0.35mm)の両方の不整合位置において、A信号の中心にほぼセンタリングされる(例えば、オフセット404は実質的に無視できるほど小さい)。換言すれば、差分インデックス設計を有することで、本開示の種々の実施形態は、コード要素の半径方向及び接線方向の不整合にあまり敏感ではない、A/B信号に対するI信号中心位置を提供することができる。
次に、図8を参照し、本明細書に開示されるようなエンコーダを動作させる方法を、本開示の種々の実施形態にしたがって説明する。この方法は、コーディング要素(例えば、コードホイール又はコードストリップ)が装置又はシステムの可動部品に結合されたときに開始される(ステップ804)。その後、光源122により光が生成され、生成された光は、コーディング要素の光学トラック140へと導かれる(ステップ808)。
コーディング要素が反射性であるか、それとも透過性であるかに従って、コーディング要素に入射した光は、コーディング要素の反射性セクションにより反射され、又は、コーディング要素のウィンドウセクションを通過することができる。コーディング要素から反射され、又はコーディング要素を通過した光は、その後、検出器130において検出される(ステップ812)。具体的には、光は、フォトダイオードに対するコーディング要素の位置に応じて、インクリメンタル・フォトダイオード324、第1のインデックス・フォトダイオード312、及び第2のインデックス・フォトダイオード316のうちの1以上において検出される場合がある。
検出された光信号に基づいて、信号処理回路134、デコーダ108、及び/又はマイクロプロセッサ110は、インデックス信号、Aチャネル信号、及びBチャネル信号を決定し(ステップ816)、これら3つの信号は、エンコーダにより出力される(ステップ820)。上で述べたように、インデックス信号は、第1のインデックス・フォトダイオード312及び第2のインデックス・フォトダイオード316からの出力の差を使用して生成される場合がある。
本明細書には、光学トラック140及びセンサ領域に対する多数の可能な修正が記載されているが、当然ながら、可能な修正の組み合わせもまた、本開示の範囲を外れることなく、実施することが可能である。したがって、本明細書に記載される光学トラック140及び/又はセンサ領域の特徴のうち1以上が組み込まれた光学エンコーディングシステム100はいずれも、本開示の範囲内である。例えば、ノイズ及び他の望ましくない状況を低減するために、種々のインクリメンタル・フォトダイオード324の高さは、調節してもよい。
さらに、センサ領域、及びその中のフォトダイオードの寸法は、光学エンコーディングシステム100が使用される応用形態に応じて変更してもよい。1つの非制限的な例として、センサ領域の高さは、約300から400マイクロメートルまで程度である場合がある。センサ領域の長さは、約1200マイクロメートル程度である場合がある。A、B、AB、及びBBフォトダイオードの各々の幅は、約40マイクロメートル程度である場合がある。インデックス・フォトダイオード312、316の幅は、約160マイクロメートル程度である場合がある。ただし、当然ながら、本明細書に記載される種々の構成要素のサイズは、任意数の応用形態を包含するように、変更されてもよい。
実施形態を完全に理解してもらうために、上では、具体的な詳細を記載した。しかしながら、当業者には理解されるように、実施形態は、それらの具体的な詳細なしに実施される場合がある。例えば、実施形態が不必要に詳細なものとならないように、回路はブロック図で示される場合がある。他の例では、実施形態が不明瞭になることを避けるために、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、及び技術については、不必要な詳細なしに示される場合がある。
本明細書では、本開示の種々の例示的実施形態を詳細に説明しているが、本発明の概念は、様々な形で実施され、及び使用されることができるものと理解すべきであり、また、添付の特許請求の範囲は、従来技術により制限されるような場合を除き、そのようなバリエーションも含むことを意図していると理解すべきである。
100 反射型光学エンコーディングシステム
104 コードホイール
106 エンコーダ
108 デコーダ
110 マイクロプロセッサ
120 エミッタ
130 検出器
134 信号処理回路
140 光学トラック
144 ウィンドウ
146 バー
312、316 インデックス・フォトダイオード
320 インクリメンタル・フォトダイオードのアレイ

Claims (20)

  1. 光学エンコーダシステムにおいて使用するためのエンコーダであって、
    光を放射するように構成されたエミッタと、
    前記エミッタにより放射された光の少なくとも一部を受け取り、受け取った光を3つの出力信号を生成するために使用される1以上の電気信号に変換するように構成された検出器と
    を含み、前記光は、コーディング要素の単一の光学トラックを通過したとき、及び前記コーディング要素の前記単一の光学トラックにより反射されたときのうちの少なくとも一方のときに、前記3つの出力信号を生成するために使用され、前記3つの出力信号のうちの1つが、差分インデックス信号を含む、エンコーダ。
  2. 前記検出器は、インクリメンタル・フォトダイオードのアレイ、第1のインデックス出力を生成する第1のインデックス・フォトダイオード、及び第2のインデックス出力を生成する第2のインデックス・フォトダイオードを含み、前記第1のインデックス出力から前記第2のインデックス出力を減算することによって、前記差分インデックス信号が生成される、請求項1に記載のエンコーダ。
  3. 前記インクリメンタル・フォトダイオードのアレイは、前記第1のインデックス・フォトダイオードと前記第2のインデックス・フォトダイオードとの間に配置される、請求項2に記載のエンコーダ。
  4. 前記第1のインデックス・フォトダイオードは、前記インデックス・フォトダイオードのアレイにおけるインクリメンタル・フォトダイオードの幅の少なくとも4倍の幅を備える、請求項3に記載のエンコーダ。
  5. 前記第2のインデックス・フォトダイオードは、前記第1のインデックス・フォトダイオードの幅に実質的に等しい幅を備える、請求項4に記載のエンコーダ。
  6. 前記単一の光学トラックは、インデックス・バーと、インデックス・ウィンドウと、前記インデックス・ウィンドウを前記インデックス・バーから分離する少なくとも1つの非インデックス・バーとを含む、請求項2に記載のエンコーダ。
  7. 前記インデックス・ウィンドウの中心と、前記インデックス・バーの中心との間の距離が、前記第1のインデックス・フォトダイオードの中心と、前記第2のインデックス・フォトダイオードの中心との間の距離に実質的に等しい、請求項6に記載のエンコーダ。
  8. 前記単一の光学トラックは、半径方向の向き及び直線的な向きのうちの少なくとも一方の向きにある、請求項1に記載のエンコーダ。
  9. 装置の物理的動きを電気信号に変換するシステムであって、エンコーダを含み、
    前記エンコーダが、
    インクリメンタル・フォトダイオードのアレイ、第1のインデックス・フォトダイオード、及び第2のインデックス・フォトダイオードを含むセンサ領域と、
    インデックス・バー、インデックス・ウィンドウ、及び少なくとも1つの非インデックス・バーを含む単一の光学トラックを有するコーディング要素であって、前記コーディング要素が、前記装置に機械的に結合され、前記単一の光学トラックが、前記センサ領域に近接して配置される、コーディング要素と、
    前記センサ領域に結合され、少なくとも3つの出力信号を出力するように構成された信号処理回路であって、前記少なくとも3つの出力信号のうちの少なくとも1つが、前記第1のインデックス・フォトダイオード及び前記第2のインデックス・フォトダイオードから受信した入力信号に基づいて生成されるインデックス信号に対応する、信号処理回路と
    を含むシステム。
  10. 前記インデックス信号は、前記第1のインデックス・フォトダイオードから受信した入力から、前記第2のインデックス・フォトダイオードから受信した入力を減算することにより生成される、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記インデックス信号は、前記インデックス・ウィンドウが前記第2のインデックス・フォトダイオードの上に重なり、及び、前記インデックス・バーが前記第1のインデックス・フォトダイオードの上に重なったときに生成される、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記インデックス・ウィンドウの中心と、前記インデックス・バーの中心との間の距離が、前記第1のインデックス・フォトダイオードの中心と、前記第2のインデックス・フォトダイオードの中心との間の距離に実質的に等しい、請求項9に記載のシステム。
  13. 前記インクリメンタル・フォトダイオードのアレイは、A信号フォトダイオード、B信号フォトダイオード、AB信号フォトダイオード、及びBB信号フォトダイオードを含む、請求項9に記載のシステム。
  14. 前記インクリメンタル・フォトダイオードのアレイは、Aチャネル出力信号及びBチャネル出力信号の生成に使用される、請求項13に記載のシステム。
  15. 光学エンコーディングシステムにおいて使用するように構成されたコーディング要素であって、
    インデックス・バー、インデックス・ウィンドウ、及び少なくとも1つの非インデックス・バーを有する光学トラックを含み、前記インデックス・バー及びインデックス・ウィンドウは、Aチャネル出力信号及びBチャネル出力信号に加え、インデックス信号を生成するような形で、互いに間隔を空けて配置される、コーディング要素。
  16. 前記インデックス・バー及び前記少なくとも1つの非インデックス・バーは、前記コーディング要素の非反射性セクションを含む、請求項15に記載のコーディング要素。
  17. 前記インデックス・ウィンドウは、反射性材料及び光学的に透過性の材料のうちの少なくとも一方を含む、請求項15に記載のコーディング要素。
  18. 前記光学トラックは、実質的に直線状である、請求項15に記載のコーディング要素。
  19. 前記光学トラックは、放射状に配置される、請求項15に記載のコーディング要素。
  20. 前記インデックス・ウィンドウは、前記少なくとも1つの非インデックス・バーの少なくとも1.5倍の幅を有する、請求項15に記載のコーディング要素。
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