JP2000241145A - 回転角度検出装置 - Google Patents

回転角度検出装置

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JP2000241145A
JP2000241145A JP11089515A JP8951599A JP2000241145A JP 2000241145 A JP2000241145 A JP 2000241145A JP 11089515 A JP11089515 A JP 11089515A JP 8951599 A JP8951599 A JP 8951599A JP 2000241145 A JP2000241145 A JP 2000241145A
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JP
Japan
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light
unit
disc
receiving unit
rotation angle
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JP11089515A
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Katsunori Suzuki
克典 鈴木
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OPUTOUEA KK
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OPUTOUEA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で小型、高精度にアブソリュートの
角度出力ができる角度センサを提供する。 【構成】発光部と受光部を有し、発光部と受光部の間に
回転角に応じて透過率の変化する機構を設けた回転角度
検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガルバノスキャナ等の角
度を測定する光学構成、電気回路構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】角度検出器としては、ポテンショメー
タ、レゾルバ、光エンコーダなど大きく分けて3方式が
ある。ポテンショメータは抵抗体を円形に配置し、円の
中心にブラシを置きこれを回転して回転角の変化に伴う
抵抗変化を電圧として読みとる。レゾルバは電磁誘導現
象を利用したもので1次コイルと2次コイルとを機械角
90度の位相差を設けて配置する。このときロータの回
転角によって生ずる1次コイルと2次コイルの位相角を
検出するがこれはモータの構造原理を適用したものであ
る。
【0003】一方光エンコーダにはインクリメンタル方
式とアブソリュート方式があり、前者は円周上にn個の
スリットを設け360度/nでパルスを計数し離散的に
角度を読みとる。これは相対的な角度の検出である。後
者は角度そのものの値を示すよう円盤の半径方向に2進
符号化されたスリットを配置する。例えばnビットの符
号化を行うには、n個の独立したスリットを半径方向に
設け、それぞれに対応した一対の受発光検出素子を用意
して角度の値を検出する。分解能をあげるには符号化す
る検出素子がビット数に比例して多くなり角度検出の高
精度化を図った場合、全体の構成が大型化してしまう。
また、インクリメンタル方式では相対位置しか検出でき
ず、電源投入時に位置が判別できない。アブソリュート
方式であれば位置が検出できるが、これは装置が大型化
してしまう。
【0004】以上それぞれの方式は適用目的によって使
用されるが角度検出の高精度化、構造上の小型化は難し
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の技術では、小型化が難しい問題がある。さらにはイン
クリメンタルエンコーダの事例のようにアブソリュート
の出力が直ちに求められないなどの問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するため次のような構成にしたものである。揺動ア
クチュエータ1の揺動シャフト2に回転角に応じて透過
率が変化する円盤3が取り付けられ、円盤3を挟み込む
様に発光部4と受光部5を配置してある。
【0007】
【作用】揺動アクチュエータ1の揺動シャフト2が回転
すると、それに取り付けられた円盤3も回転する。受光
部5は発光部4の光を受光しているが、円盤3の透過率
が変化するため受光部5の受光量も円盤3の回転に応じ
て変化する。よって、この受光部5の受光量により回転
角度を求めることが出来る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の光学構成を用いた角度センサの実施
例であり、 1は揺動アクチュエータ 2は揺動シャフト 3は円盤 4は発光部 5は受光部
【0009】揺動シャフト2に同図の様な円盤3を取り
付ける。円盤3は図2の様に斜線部上のA部−B部−C
部の透過率が図3のように直線的に変化するように、例
えばガラス基板上にCrあるいはNi等が厚さを変化さ
せてコーティングされている。所謂サーキュラー可変N
Dフィルターとなっている。また、円盤3をはさむ様に
発光部4と受光部5が設置されている。発光部4は例え
ば半導体レーザやLEDを用い、必要に応じてレンズ系
が付加される。受光部5はフォトダイオード等が用いら
れる。
【0010】発光部4から出射した光は円盤3を通過す
る。この時、円盤3の位置により所定の透過率に減衰さ
せられる。その後、受光部5に入射し、受光部5はその
透過光量に応じた出力信号を出力する。円盤3が回転す
ると透過光量が図3の様に変化し、受光部5の出力信号
も同様に変化するので回転角位置として検出できる。
【0011】図4に本発明の第2の実施例を示す。図4
では透過率が円周状に変化する円盤3の代わりに、円盤
状の偏光子6と検光子7によって透過率変化を得てい
る。円盤状の偏光子6の偏光方向は図4で垂直方向から
45°傾いている。1方検光子7は偏光方向が垂直に設
定されている。つまり、偏光子6と検光子7は偏光方向
が互いに45°傾いている。 発光部4から出射した光
は偏光子6でその偏光方向成分のみが通過する。その
後、検光子7では偏光方向が45°傾いている為、その
透過率は(cos45)=1/2となる。
【0012】ここで、揺動シャフト2が回転すると偏光
子6も回転し検光子7との角度が45°からズレる。す
ると、発光部4から受光部5への透過光量は図6に示す
様に、時計回りを正方向とすると(cosθ)に従い
変化する。θ=45°±10°付近では変化はほぼ直線
的となり、高精度な回転角検出が可能となる。尚、図5
の様に検光子7は偏光子6に対して受光部5側でも発光
部4側でも、どちらでも機能は同じである。また、発光
部4に半導体レーザを用いた場合には半導体レーザ自身
が偏光しているため検光子7を省くことが出来る。
【0013】図7に第3の実施例を示す。図7では図4
の構成にさらに偏光子6の後に回折格子8が設けられ、
光路を分割している。回折光の±1次光に対して各々検
光子7と受光部5が設けられ、かつ検光子7の偏光方向
が互いに垂直になっている。本構成における発光部4か
ら各受光部5への透過光量は図8に示す様に、時計回り
を正方向として各々(cosθ)と(sinθ)
したがって変化する。各々の受光部4の出力の差分をと
ると、その信号は図9に示す様に0出力を中心に振れる
ようになる。
【0014】また、各受光部5の和信号を一定にする様
に発光部4の出力を制御する事により、偏光子6の偏光
方向の傾きによる透過光量変化以外の要因による光量変
化、例えば偏光子6の不均一な汚れ等によるノイズ成分
をキャンセルできる。ここで、光路の分割には回折格子
を用いたが、ビームスプリッター等を用いても良い。
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば発光部と受光部と、その間に透過光量変化部を設ける
ことにより、小型・高精度でアブソリュート出力の得ら
れる角度検出装置が簡単に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図
【図2】本発明の第1の実施例の円盤の概略図
【図3】本発明の第1の実施例の円盤の透過光量を示す
【図4】本発明の第2の実施例の構成図
【図5】本発明の第2の実施例の部分変更図
【図6】本発明の第2の実施例の透過光量を示す図
【図7】本発明の第3の実施例の構成図
【図8】本発明の第3の実施例の各受光部への透過光量
を示す図
【図9】本発明の第3の実施例の受光部の差分出力を示
す図
【符号の説明】
1は揺動アクチュエータ 2は揺動シャフト 3は透過光量変化機構 4は発光部 5は受光部 6は偏光子 7は検光子 8は回折格子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA39 BB03 BB23 DD02 DD04 DD13 FF46 FF49 GG06 GG07 HH04 HH13 JJ01 JJ09 JJ15 JJ18 LL24 LL33 LL34 PP13 2F103 BA10 CA01 CA02 CA06 DA09 EA07 EA12 EA19 EA20 EB02 EB06 EB12 EB33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光部4と受光部5を有し、前記発光部4
    と受光部5の間に、回転角に応じて透過率の変化する機
    構を設けたことを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 【請求項2】第1項記載の回転角度検出装置の回転角に
    応じて透過率の変化する機構が円盤状のサーキュラー可
    変NDフィルター3であることを特徴とする回転角度検
    出装置。
  3. 【請求項3】第1項記載の回転角度検出装置の回転角に
    応じて透過率の変化する機構が円盤状の偏光子6と検光
    子7で有ることを特徴とする回転角度検出装置。
  4. 【請求項4】第1項記載の回転角度検出装置の発光部4
    と受光部5を2セット有し各々が回転方向に対して透過
    率が逆となる様に構成された事を特徴とする第2項〜第
    3項記載の回転角度検出装置。
JP11089515A 1999-02-23 1999-02-23 回転角度検出装置 Pending JP2000241145A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242678A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Pentax Corp 回転位置検出装置および内視鏡装置
CN108151774A (zh) * 2017-11-29 2018-06-12 苏州诺纳可电子科技有限公司 一种光电传感器

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JP2006242678A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Pentax Corp 回転位置検出装置および内視鏡装置
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