JP2005308483A - 風速計 - Google Patents

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隆 金井
Takashi Kishida
隆志 岸田
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Abstract

【課題】 検出される光の強弱の差を大きくすることにより、風速の測定精度を向上させることができる風速計を提供する。
【解決手段】 プロペラの回転を光回転検出器18で非接触検出することにより風速を測定する風速計Fにおいて、光回転検出器18が、プロペラに連結されると共に所定間隔で複数の櫛歯7bが形成された円体7と、櫛歯7bの側面7aに向けて検出光を照射する投光部と、検出光を受光する受光部と、受光部からの受光出力を風速信号として外部に出力する信号処理部とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、本発明は、光回転検出器を用いた風速計に関する。
風向風速計の中には、光を用いた回転検出器(光回転検出器)を用いてプロベラの回転を非接触検出することによって風速を測定するタイプのものがある。この光回転検出器は、光ファイバからプロベラに連結したスリット板に向けて光を出射し、その反射光を受光することにより反射光の強弱に基づくパルス信号を生成するものである。そして、このパルス信号を計数することによって風速を計測する。
このような光回転検出器については、例えば実公昭63−10527号公報、実公昭63−11657号公報あるいは特開平8−160063号公報等に開示されている。
実公昭63−10527号公報 実公昭63−11657号公報 特開平8−160063号公報
ところで、風速の測定精度を高めるためには、スリット板からの反射光の強弱に基づくパルス信号の精度高める必要がある。
しかしながら、スリット板を用いる場合には、スリットの凸部と凹部(溝)からの反射光の強弱の差を大きくすることに限界があり、このため風速の測定に誤差が発生してしまうという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、検出される光の強弱の差を大きくすることにより、風速の測定精度を向上させることができる風速計を提供することを目的とする。
本発明に係る風速計では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
本発明は、プロペラの回転を光回転検出器で非接触検出することにより風速を測定する風速計において、光回転検出器が、プロペラに連結されると共に所定間隔で複数の櫛歯が形成された円体と、櫛歯の側面に向けて検出光を照射する投光部と、検出光を受光する受光部と、受光部からの受光出力を風速信号として外部に出力する信号処理部と、を備えるようにした。
この発明によれば、円体に所定間隔で複数形成された櫛歯の側面に向けて検出光を照射し、その検出光を検出するようにしたので、例えば、櫛歯が存在する部分では強い光が検出され、一方、櫛歯と櫛歯の間では光が検出されないようにすることができる。
また、櫛歯が円体における回転軸に直交する面上の外周領域に形成されるでは、円体の外周方向から検出光を投射することにより、強弱の差が大きな検出光を検出することができるようになる。
また、櫛歯が円体の周面に形成されるものでは、円体の回転軸方向から検出光を投射することにより、強弱の差が大きな検出光を検出することができるようになる。
また、受光部としては、検出光のうち櫛歯の側面で反射した光を受光するものを用いることができる。
本発明によれば以下の効果を得ることができる。
本発明では、プロペラの回転を光回転検出器で非接触検出することにより風速を測定する風速計において、光回転検出器が、プロペラに連結されると共に所定間隔で複数の櫛歯が形成された円体と、櫛歯の側面に向けて検出光を照射する投光部と、検出光を受光する受光部と、受光部からの受光出力を風速信号として外部に出力する信号処理部と、を備えるようにした。
これにより、円体に所定間隔で複数形成された櫛歯の側面に向けて検出光を照射し、その検出光を検出するようにしたので、検出される光の強弱に基づく風速信号の精度を向上させることができる。したがって、計測精度の高い風速計を得ることができる。
以下、本発明の風速計の実施形態について図を参照して説明する。なお、本実施形態は、風速計測機能に加えて風向計測機能をも有する風向風速計に本発明を適用した場合に関するものである。
図1は風向風速計の外観及び一部断面を示す正面図、図2は要部拡大断面図である。
図1及び図2に示すように、風向風速計Fは、略中空円筒状の胴体1の先端部にプロペラシャフト2を介してプロペラ3が回転自在に取り付けられると共に、胴体1の後端部には翼4が一体に設けられ、さらに胴体1の中心部が風向シャフト5を介することによりプロペラシャフトと2と直行する方向に回転自在に中空状の固定スタンド6に取り付けられたものである。
図3は、エンコーダ7の正面、側面、及び斜視図である。
胴体1内において、プロペラシャフト2の後端部には円盤状のエンコーダ(円体)7が取り付けられている。
エンコーダ7は、一定厚の円板であり、回転軸Lと直交する面(以下、正面7cという)上における外周領域に複数の櫛歯7bが所定間隔(角度)で配置される。すなわち、フェースギアのように、エンコーダ7の正面7cの外周領域に複数の櫛歯7bが所定間隔で配置される。このために、エンコーダ7の周面7a(櫛歯7bの側面)には、櫛歯7bよって形成される凸部と櫛歯7bと櫛歯7bの間の隙間とが規則正しく配列された状態となる。
図1及び図2に戻り、風向シャフト5は二重筒状態になっており、その内部には下端が胴体1に固定された固定シャフト8が設けられている。そして、この固定シャフト8の上端には、エンコーダ7の周面7aに対向する状態でセンサ部9が固定されている。センサ部9は、図2に示されるように、略円筒形状の光センサ10と、この光センサ10をエンコーダ7に対して一定距離を隔てた状態に固定する3つのホルダ部材10〜13とから構成されている。この光センサ10とエンコーダ7とは、本実施形態における光回転検出器18を構成している。
これら各ホルダ部材12,13のうち、略中空円筒状のホルダ部材12内に光センサ10は嵌め合い固定されている。ホルダ部材12内に位置規制された状態で固定されている。ホルダ部材12は、樹脂部材であり、上端には窓部14が形成されている。
この窓部14は、光センサ10から出射された検出光及びその反射光を通過させると共に、外光を遮蔽するためのものであり、図示するように断面形状が台形に形成されている。光センサ10は、この窓部14を間に挟んだ状態でエンコーダ7の周面7aと対向している。このような窓部14を有するホルダ部材12は、略中空円筒状に形成されたホルダ部材13の上部開口側からホルダ部材13内に挿入されてネジ止め固定されている。
また、ホルダ部材12を介して光センサ10が内部に固定されたホルダ部材13は、下端が固定シャフト8の上端に固定されている。固定シャフト8を上下に移動することにより、光センサ10とエンコーダ7の周面7aとの距離を最適に調整する。
図4は、光センサ10の断面を示す図である。
光センサ10は、円形平板形状の基材10aの表面上にLED10b及びフォトトランジスタ10cを隣接配置すると共に、これらLED10b及びフォトトランジスタ10cの前方に対物レンズ10dを固定配置したものである。
対物レンズ10dは、LED10bから出射された検出光の焦点がエンコーダ7の周面7aに結ぶように検出光を集光させると共に、検出光が周面7aによって反射されて戻ってくる反射光をフォトトランジスタ10cの受光面に集光させる。すなわち、この対物レンズ10dは、焦点距離がエンコーダ7の周面7aの位置となるように光学設計されている。このような対物レンズ10dは、LED10b及びフォトトランジスタ10cと共にケース10f内に収納されている。
ケース10fは、一端に上記基材10aが、また他端には円形ガラス板10eが各々嵌め合わされた略中空円筒状に形成されており、対物レンズ10dをLED10b及びフォトトランジスタ10cの前方に固定するためのレンズホルダでもある。また、基材10aの裏面には、LED10b及びフォトトランジスタ10cLED10bを外部と電気的に接続するための端子10gが設けられている。
再び、図1に戻り、固定スタンド6内には、風向検出部15及び回路基板20等が設けられている。風向検出部15は、風向シャフト5の回転状態に基づいて風向を検出するものである。一方、回路基板20は、当該風向検出部15の検出信号を風向を示す測定信号として外部に出力すると共に光センサ10の検出信号を風速を示す測定信号として外部に出力するための電気的処理を行うものである。
図5は、回路基板20を示す概念図である。
回路基板20では、必要な信号成分を取り出すために、発振回路21により光センサ10のLED10bを変調し、フォトトランジスタ10cからの出力信号をACアンプ22で目的とする周波数成分の信号のみを増幅する。更にコンパレータ23でその出力波形を検出し、検出回路24により発振回路21に同期した信号のみを取り出す。このようにして、風速出力パルス信号を得るように構成される。
次に、上述したように構成された風向風速計Fの作用について詳しく説明する。
風向風速計Fでは、翼4が風を受けると、胴体1(すなわち風向シャフト5)が回転して風向きに応じた向きに姿勢設定される。そして、このような風向シャフト5の回転は、風向検出部15によって検出されて検出信号に変換され、さらに回路基板20によって風向を示す測定信号に変換されて外部に出力される。
また、このような風向計測と並行して、プロペラ3が風を受けることによってエンコーダ7が回転する。そして、このエンコーダ7の回転は光センサ10によって検出信号に変換され、さらに回路基板20によって風速を示す測定信号に変換されて外部に出力される。
光センサ10とエンコーダ7との間の距離は、光センサ10の焦点距離に対応して正確に位置規制されているので、光センサ10のLED10bから出射された検出光は、回転するエンコーダ7の周面7aに正確に焦点を結ぶ状態で周面7aに対して常時照射される。
そして、エンコーダ7の周面7aには、櫛歯7bよって形成される凸部と櫛歯7bと櫛歯7bの間の隙間とが規則正しく配列されているので、櫛歯7bによる反射と隙間による非反射とが、規則正しく検出される。
櫛歯7bによる反射(明)と隙間による非反射(暗)とは、エンコーダ7が回転することによって交互に発生する。そして、この反射光の明暗の繰り返し周波数は、エンコーダ7(プロペラ3)の回転速度つまり風速に対応したものとなる。そして、光センサ10のフォトトランジスタ10cは、このような反射光を受光するもので、その検出信号は、反射光の強弱に対応して電圧レベルが変化する信号となり、電圧レベルの繰り返し周波数は、風速に対応したものとなる。
回路基板20は、このような検出信号を例えばパルス信号に変換し測定信号として外部に出力する。
ここで、風向風速計Fでは、光センサ10から出射された検出光は、エンコーダ7の周面7a、すなわち櫛歯7bによって形成される凸部と櫛歯7bと櫛歯7bの間(隙間)とが規則正しく配列された部分に照射されるので、フォトトランジスタ10cにより検出される光の強弱(明暗)が大きくなり、したがって、強弱がはっきりした検出信号を得ることができる。これにより、風速計の検出精度を向上させることができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本実施形態では、フェースギアのように、エンコーダ7の正面7cにおける外周領域に複数の櫛歯7bを所定間隔に設け、エンコーダ7の周面7a方向から検出光を投射する場合について説明したが、これに限らない。
例えば、平歯車のように、エンコーダ7の周面7aに複数の櫛歯7bを所定間隔に設け、エンコーダ7の正面7c方向から検出光を投射するようにしてもよい。
また、光センサ10としては、櫛歯7bの側面で反射した光を検出する方式に限らない。例えば、投光部と受光部とを、エンコーダ7の櫛歯7bを挟んで対向するように配置し、櫛歯7bと櫛歯7bの間の隙間を通過した検出光を検出する方式を採用してもよい。
風向風速計Fの外観及び一部断面を示す正面図 風向風速計Fの要部拡大断面図 エンコーダ7の正面、側面、及び斜視図 光センサ10の断面図 回路基板20を示す概念図
符号の説明
3 プロペラ
7 エンコーダ(円体)
7a 周面(側面)
7b 櫛歯
7c 正面(面)
10b LED(投光部)
10c フォトトランジスタ(受光部)
18 光回転検出器
20 回路基板(信号処理部)
F 風向風速計(風速計)
L 回転軸

Claims (4)

  1. プロペラの回転を光回転検出器で非接触検出することにより風速を測定する風速計において、
    前記光回転検出器は、
    前記プロペラに連結されると共に所定間隔で複数の櫛歯が形成された円体と、
    前記櫛歯の側面に向けて検出光を照射する投光部と、
    前記検出光を受光する受光部と、
    前記受光部からの受光出力を風速信号として外部に出力する信号処理部と、
    を備えることを特徴とする風速計。
  2. 前記櫛歯は、前記円体における回転軸に直交する面上の外周領域に形成されることを特徴とする請求項1に記載の風速計。
  3. 前記櫛歯は、前記円体の周面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の風速計。
  4. 前記受光部は、前記検出光のうち前記櫛歯の側面で反射した光を受光することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の風速計。


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