JP2018538253A5 - - Google Patents

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JP2018538253A5
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  1. 式:
    Figure 2018538253

    (式中、
    Aは、フェニル、もしくは、以下:
    Figure 2018538253

    から選択される、1もしくは2個のN原子を含有する6員のヘテロアリール基であるか;
    又は、アミン基−NRは、基Aからの2個の隣接する炭素原子と一緒になって、以下:
    Figure 2018538253

    から選択される追加の縮合環を形成していてもよく;
    /Rは、互いに独立して、水素、C(O)−低級アルキル、シクロアルキル、−(CH−低級アルコキシ、低級アルキル、もしくはオキセタニルであるか;
    又は、RとRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、基:
    Figure 2018538253

    を形成していてもよく、
    は、水素又は低級アルキルである)
    で示される化合物、
    ならびに、その薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応するエナンチオマー及び/もしくは光学異性体及び/もしくはその立体異性体。
  2. 式IA:
    Figure 2018538253

    (式中、
    /Rは、互いに独立して、水素、C(O)−低級アルキル、シクロアルキル、−(CH−低級アルコキシ、低級アルキル、もしくはオキセタニルであるか;
    又は、RとRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、基:
    Figure 2018538253

    を形成していてもよく、
    は、水素又は低級アルキルであり;
    かつ、式中、アミン基NRはまた、p−位にあってもよく、かつRは、メタ位にあってもよい)
    で示される請求項1記載の化合物、
    ならびに、その薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応するエナンチオマー及び/もしくは光学異性体及び/もしくはその立体異性体。
  3. 化合物が、
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(6−モルホリノピラジン−2−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−アミノピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(6−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル)インドリン−2−オン
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(6−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル)インドリン−2−オン
    N−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)ピラジン−2−イル)アセタミド
    1−(6−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−(シクロプロピルアミノ)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−[6−(2−メトキシエチルアミノ)ピラジン−2−イル]−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドール−2−オン
    1−(6−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−((1R,5S)−3−オキサ−6−アザビシクロ[3.1.1]へプタン−6−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−(6−オキサ−1−アザスピロ[3.3]へプタン−1−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    3−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)ピラジン−2−イル)オキサゾリジン−2−オン
    1−(6−((1R,5S)−6−オキサ−3−アザビシクロ[3.1.1]へプタン−3−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(6−(オキセタン−3−イルアミノ)ピラジン−2−イル)インドリン−2−オン
    3,3−ジメチル−1−(5−メチル−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(6−((2−メトキシエチル)アミノ)−5−メチルピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    3−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−3−メチルピラジン−2−イル)オキサゾリジン−2−オン
    (R)−3−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)ピラジン−2−イル)−4−イソプロピルオキサゾリジン−2−オン
    (S)−3−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)ピラジン−2−イル)−4−イソプロピルオキサゾリジン−2−オン
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(5−モルホリノピラジン−2−イル)インドリン−2−オン
    3,3−ジメチル−1−(5−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)ピラジン−2−イル)−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(5−((1R,5S)−3−オキサ−6−アザビシクロ[3.1.1]へプタン−6−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(5−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    rac−(1S,5R)−4−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)ピラジン−2−イル)−2−オキサ−4−アザビシクロ[3.2.0]へプタン−3−オン
    3−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)ピラジン−2−イル)−5,5−ジメチルオキサゾリジン−2−オン、又は
    1−(6−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)ピラジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オンである、請求項2記載の式IAの化合物。
  4. 式IB:
    Figure 2018538253

    (式中、
    /Rは、互いに独立して、水素、C(O)−低級アルキル、シクロアルキル、−(CH−低級アルコキシ、低級アルキル、もしくはオキセタニルであるか;
    又は、RとRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、基:
    Figure 2018538253

    を形成していてもよく、
    は、水素又は低級アルキルであり;
    かつ、式中、アミン基NR及びRは、他の位置にあってもよい)
    で示される請求項1記載の化合物、
    ならびに、その薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応するエナンチオマー及び/もしくは光学異性体及び/もしくはその立体異性体。
  5. 化合物が、
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(4−モルホリノピリミジン−2−イル)インドリン−2−オンである、請求項4記載の式IBの化合物。
  6. 式IC:
    Figure 2018538253

    (式中、
    /Rは、互いに独立して、水素、C(O)−低級アルキル、シクロアルキル、−(CH−低級アルコキシ、低級アルキル、もしくはオキセタニルであるか;
    又は、RとRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、基:
    Figure 2018538253

    を形成していてもよく、
    は、水素又は低級アルキルであり;
    かつ、式中、アミン基NRは、他の位置にあってもよい)
    で示される請求項1記載の化合物、
    ならびに、その薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応するエナンチオマー及び/もしくは光学異性体及び/もしくはその立体異性体。
  7. 化合物が、
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(2−モルホリノピリミジン−4−イル)インドリン−2−オンである、請求項6記載の式ICの化合物。
  8. 式ID:
    Figure 2018538253

    (式中、
    /Rは、互いに独立して、水素、C(O)−低級アルキル、シクロアルキル、−(CH−低級アルコキシ、低級アルキル、もしくはオキセタニルであるか;
    又は、RとRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、基:
    Figure 2018538253

    を形成していてもよく、
    は、水素又は低級アルキルであり;
    かつ、式中、アミン基NRは、他の位置にあってもよい)
    で示される請求項1記載の化合物、
    ならびに、その薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応するエナンチオマー及び/もしくは光学異性体及び/もしくはその立体異性体。
  9. 化合物が、
    1−(5−アミノピリジン−3−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン、又は
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(5−モルホリノピリジン−3−イル)インドリン−2−オンである、請求項8記載の式IDの化合物。
  10. 式IE:
    Figure 2018538253

    (式中、
    /Rは、互いに独立して、水素、C(O)−低級アルキル、シクロアルキル、−(CH−低級アルコキシ、低級アルキル、もしくはオキセタニルであるか;
    又は、RとRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、基:
    Figure 2018538253

    を形成していてもよく、
    は、水素又は低級アルキルであり;
    かつ、式中、アミン基NR及びRは、他の位置にあってもよい)
    で示される請求項1記載の化合物、
    ならびに、その薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応するエナンチオマー及び/もしくは光学異性体及び/もしくはその立体異性体。
  11. 化合物が、
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(6−モルホリノピリジン−2−イル)インドリン−2−オン
    3−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)ピリジン−2−イル)オキサゾリジン−2−オン
    1−(6−アミノ−5−メチルピリジン−2−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    N−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−3−メチルピリジン−2−イル)アセタミド
    3,3−ジメチル−1−(5−メチル−6−モルホリノピリジン−2−イル)−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン、又は
    3−(6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−3−メチルピリジン−2−イル)オキサゾリジン−2−オンである、請求項10記載の式IEの化合物。
  12. 式IF:
    Figure 2018538253

    (式中、
    アミン基−NRは、Rが水素である場合、式Iに記載されるとおりの基Aからの2個の隣接する炭素原子と一緒になって、以下:
    Figure 2018538253

    から選択される追加の縮合環を形成していてもよく;
    は、水素である)
    で示される請求項1記載の化合物、
    ならびに、その薬学的に許容し得る塩、ラセミ混合物、又はその対応するエナンチオマー及び/もしくは光学異性体及び/もしくはその立体異性体。
  13. 化合物が、
    1−(1H−インドール−4−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)インドリン−2−オン
    5−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−1−メチル−1H−イミダゾ[4,5−b]ピラジン−2(3H)−オン
    5−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−1H−イミダゾ[4,5−b]ピラジン−2(3H)−オン
    6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−3,3−ジメチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2(3H)−オン
    7−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オン
    6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−1,3,3−トリメチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2(3H)−オン
    1−シクロプロピル−6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−3,3−ジメチル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
    1’,3,3,3’,3’−ペンタメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−[1,6’−ビインドリン]−2,2’−ジオン
    1’−(4−メトキシベンジル)−3,3,3’,3’−テトラメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−[1,6’−ビインドリン]−2,2’−ジオン
    6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−3,3−ジメチル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−2(3H)−オン
    3,3,3’,3’−テトラメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−[1,6’−ビインドリン]−2,2’−ジオン
    3,3−ジメチル−1−(2−メチルオキサゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    7’−フルオロ−1’,3,3,3’,3’−ペンタメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−[1,6’−ビインドリン]−2,2’−ジオン
    6−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−4−メチル−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン
    3,3−ジメチル−1−(1−メチル−1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−6−イル)−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    7−シクロプロピル−3−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−5,5−ジメチル−5H−ピロロ[2,3−c]ピリダジン−6(7H)−オン
    5−(3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−2−オキソインドリン−1−イル)−1,3,3−トリメチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2(3H)−オン
    3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−6−イル)インドリン−2−オン
    3,3,3’,3’−テトラメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)−1’−(オキセタン−3−イル)−[1,6’−ビインドリン]−2,2’−ジオン
    3,3−ジメチル−1−(1−メチル−1H−インダゾール−6−イル)−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン
    1−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−6−イル)−3,3−ジメチル−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オン、又は
    3,3−ジメチル−1−(1−メチル−1H−インドール−6−イル)−6−(2−メチルピリミジン−5−イル)インドリン−2−オンである、請求項12記載の式IFの化合物。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項記載の式Iの化合物と、公知の市販の抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、又は気分安定剤との組み合わせ。
  15. 市販の抗精神病薬が、オランザピン(Zyprexa)、クロザピン(Clozaril)、リスペリドン(Risperdal)、アリピプラゾール(Abilify)、又はジプラシドンである、請求項14記載の組み合わせ。
  16. 市販の抗うつ薬が、シタロプラム(Celexa)、エスシタロプラム(Lexapro、Cipralex)、パロキセチン(Paxil、Seroxat)、フルオキセチン(Prozac)、セルトラリン(Zoloft、Lustral)、デュロキセチン(Cymbalta)、ミルナシプラン(Ixel、Savella)、ベンラファキシン(Effexor)、又はミルタザピン(Remeron)である、請求項14記載の組み合わせ。
  17. 市販の抗不安薬が、アルプラゾラム(Helex、Xanax、Xanor、Onax、Alprox、Restyl、Tafil、Paxal)、クロルジアゼポキシド(Librium、Risolid、Elenium)、クロナゼパム(Rivotril、Klonopin、Iktorivil、Paxam)、ジアゼパム(Antenex、Apaurin、Apzepam、Apozepam、Hexalid、Pax、Stesolid、Stedon、Valium、Vival、Valaxona)、エスタゾラム(ProSom)、エスゾピクロン(Lunesta)、ザレプロン(Sonata、Starnoc)、ゾルピデム(Ambien、Nytamel、Stilnoct、Stilnox、Zoldem、Zolnod)、プレガバリン(Lyrica)、又はガバペンチン(Fanatrex、Gabarone、Gralise、Neurontin、Nupentin)である、請求項14記載の組み合わせ。
  18. 市販の気分安定剤が、カルバマゼピン(Tegretol)、ラモトリジン(Lamictal)、リチウム(Eskalith、Lithane、Lithobid)、及びバルプロ酸(Depakote)である、請求項14記載の組み合わせ。
  19. 請求項1〜13のいずれか一項に記載されるとおりの式Iの化合物の調製のためのプロセスであって、
    a)式:
    Figure 2018538253

    で示される化合物を、式:
    Y−A(R)−NR
    で示される化合物と反応させて、式:
    Figure 2018538253

    で示される化合物とし
    (式中、Yは、Cl、Br、又はIであり、そして他の基は上記の意味を有する)、そして、
    所望であれば、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換するか、又は、
    b)式4:
    Figure 2018538253

    で示される化合物を、
    HNR
    と反応させて、式I:
    Figure 2018538253

    で示される化合物とし
    (式中、Xは、Cl、Br、又はIであり、そして他の基は上記の意味を有する)、そして、
    所望であれば、得られた化合物を薬学的に許容し得る酸付加塩に変換する、プロセス。
  20. 請求項19に請求されるとおりのプロセスによって調製される、請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物。
  21. 治療活性物質としての使用のための、請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物。
  22. 統合失調症の陽性症状(精神病)及び陰性症状、薬物乱用、アルコール及び薬物依存症、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、治療抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性パーソナリティ障害、神経変性疾患、睡眠障害、慢性疲労症候群、硬直、炎症性疾患、ぜんそく、ハンチントン病、ADHD、筋萎縮性側索硬化症、関節炎における作用、自己免疫疾患、ウイルス及び真菌感染症、心血管疾患、眼科疾患及び炎症性網膜疾患、ならびに平衡感覚障害、てんかん、及び併存性のてんかんを伴う神経発達障害に関連するCNS疾患の処置のための、請求項1〜13のいずれか一項に係る化合物及び治療上活性な担体を含む医薬組成物。
  23. 統合失調症の陽性症状(精神病)及び陰性症状、薬物乱用、アルコール及び薬物依存症、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、治療抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性パーソナリティ障害、神経変性疾患、睡眠障害、慢性疲労症候群、硬直、炎症性疾患、ぜんそく、ハンチントン病、ADHD、筋萎縮性側索硬化症、関節炎における作用、自己免疫疾患、ウイルス及び真菌感染症、心血管疾患、眼科疾患及び炎症性網膜疾患、ならびに平衡感覚障害、てんかん、及び併存性のてんかんを伴う神経発達障害に関連するCNS疾患の処置のための、請求項1に開示されるとおりの式Iの化合物の使用。
  24. 統合失調症の陽性症状(精神病)及び陰性症状、薬物乱用、アルコール及び薬物依存症、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、治療抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性パーソナリティ障害、神経変性疾患、睡眠障害、慢性疲労症候群、硬直、炎症性疾患、ぜんそく、ハンチントン病、ADHD、筋萎縮性側索硬化症、関節炎における作用、自己免疫疾患、ウイルス及び真菌感染症、心血管疾患、眼科疾患及び炎症性網膜疾患、ならびに平衡感覚障害、てんかん、及び併存性のてんかんを伴う神経発達障害に関連するCNS疾患の処置のための医薬の製造のための、請求項1〜13のいずれか一項に請求されるとおりの式Iの化合物の使用。
  25. 統合失調症の陽性症状(精神病)及び陰性症状、薬物乱用、アルコール及び薬物依存症、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、治療抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性パーソナリティ障害、神経変性疾患、睡眠障害、慢性疲労症候群、硬直、炎症性疾患、ぜんそく、ハンチントン病、ADHD、筋萎縮性側索硬化症、関節炎における作用、自己免疫疾患、ウイルス及び真菌感染症、心血管疾患、眼科疾患及び炎症性網膜疾患、ならびに平衡感覚障害、てんかん、及び併存性のてんかんを伴う神経発達障害に関連するCNS疾患の処置における使用のための、請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物。
  26. 統合失調症の陽性症状(精神病)及び陰性症状、薬物乱用、アルコール及び薬物依存症、強迫性障害、認知障害、双極性障害、気分障害、大うつ病、治療抵抗性うつ病、不安障害、アルツハイマー病、自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛、境界性パーソナリティ障害、神経変性疾患、睡眠障害、慢性疲労症候群、硬直、炎症性疾患、ぜんそく、ハンチントン病、ADHD、筋萎縮性側索硬化症、関節炎における作用、自己免疫疾患、ウイルス及び真菌感染症、心血管疾患、眼科疾患及び炎症性網膜疾患、ならびに平衡感覚障害、てんかん、及び併存性のてんかんを伴う神経発達障害に関連するCNS疾患の処置のための方法であって、有効量の請求項1〜13のいずれか一項に定義されるとおりの化合物を含む医薬組成物を投与することを含む方法に用いられる請求項1〜13のいずれか一項に定義されるとおりの化合物を有効成分として含む医薬組成物
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