JP2018513879A5 - - Google Patents

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Description

本明細書では、グリカンおよび1から50ペプチドを含むバイオコンジュゲートを作製する方法であって、任意選択で活性化剤の存在下でグリカンを、ペプチドの十分な量と接触させることを含み、ここで、ペプチドがヒドラジド基を含み、カップリング反応条件下でバイオコンジュゲートを提供し、ペプチドは、コラーゲン結合単位、ヒアルロン酸結合単位、ICAM結合単位、VCAM結合単位および/またはセレクチン結合単位を含み、ペプチドの末端ヒドラジド基とグリカンのカルボニル基の間にあるヒドラジド−カルボニル連結を介してグリカンに結合している、方法も提供される。ある特定の実施形態では、本方法は、グリカンを活性化剤と接触させて、少なくとも1つの活性化カルボン酸部分を有する活性化グリカンを提供することを含む。他の実施形態では、ヒドラジド−カルボニル連結は、ペプチドの末端カルボニル基とグリカンのヒドラジド基の間にある。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
グリカンおよび少なくとも1つのペプチドを含むバイオコンジュゲートであって、前記ペプチドは、コラーゲン結合単位、ヒアルロン酸結合単位、ICAM結合単位、VCAM結合単位および/またはセレクチン結合単位を含み、ヒドラジド−カルボニル連結を介して前記グリカンに結合している、バイオコンジュゲート。
(項目2)
前記グリカンが、アルギネート、コンドロイチン、コンドロイチン硫酸、デルマタン、デルマタン硫酸、ヘパラン、ヘパラン硫酸、ヘパリン、デキストラン、デキストラン硫酸およびヒアルロナン、またはそれらの誘導体からなる群から選択される、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目3)
前記ペプチドがコラーゲン結合単位を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目4)
前記ペプチドの前記コラーゲン結合単位が、約1mM未満の解離定数(K )でコラーゲンに結合する、項目3に記載のバイオコンジュゲート。
(項目5)
前記ペプチドがヒアルロン酸結合単位を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目6)
前記ペプチドの前記ヒアルロン酸結合単位が、約1mM未満の解離定数(K )でヒアルロン酸に結合する、項目5に記載のバイオコンジュゲート。
(項目7)
少なくとも1つのコラーゲン結合単位を含むペプチド、ならびに少なくとも1つのヒアルロン酸結合単位を含むペプチド、ならびに/またはコラーゲン結合単位およびヒアルロン酸結合単位の両方を含む少なくとも1つのペプチドを含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目8)
ICAM結合単位を含む少なくとも1つのペプチドおよびセレクチン結合単位を含む少なくとも1つのペプチドを含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目9)
前記ペプチドが、最大で約120個のアミノ酸、または最大で約100個のアミノ酸、または最大で約50個のアミノ酸、または最大で約40個のアミノ酸を含む、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目10)
前記ペプチドが最大で約25個のアミノ酸を含む、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目11)
1から約25ペプチド、または約5から約25ペプチド、または約11から約14ペプチドを含む、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目12)
1から約10ペプチド、または約7〜8ペプチドを含む、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目13)
前記グリカンが約1から約75パーセント(%)の官能基化を含み、前記パーセント(%)官能基化は、ペプチドと官能基化する前記グリカン上の二糖単位のパーセントによって判定される、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目14)
前記グリカンが約5から約30パーセント(%)の官能基化、または約10から約40パーセント(%)の官能基化を含む、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目15)
前記グリカンが約25パーセント(%)の官能基化、または約30パーセント(%)の官能基化を含む、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目16)
前記グリカンが、酸化的に切断されたサッカライド単位を含有しない、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目17)
前記グリカンが、誘導体化されたグリカンである、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目18)
前記誘導体化されたグリカンが、部分的N−脱硫酸化誘導体、部分的O−脱硫酸化誘導体、部分的O−カルボキシメチル化誘導体またはその任意の組合せである、項目17に記載のバイオコンジュゲート。
(項目19)
前記ペプチドが、
Figure 2018513879

またはこれらと少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、少なくとも1つのYKS配列を含む配列からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目20)
前記ペプチドが、
Figure 2018513879

またはこれらと少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、少なくとも1つのYKS配列を含む配列からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目21)
前記ペプチドが、アミノ酸配列
Figure 2018513879

またはこの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目22)
前記ペプチドが、アミノ酸配列
Figure 2018513879

またはこの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目23)
前記ペプチドが、
Figure 2018513879

またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列、および
Figure 2018513879

またはこれらと少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、コラーゲンに結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目24)
前記ペプチドが、
Figure 2018513879

またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列、および
Figure 2018513879

またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、コラーゲンに結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目25)
前記ペプチドが、i)
Figure 2018513879

またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、セレクチン、ICAMおよび/またはVCAMに結合することが可能である配列から選択されるアミノ酸配列を含む、項目1に記載のバイオコンジュゲート。
(項目26)
前記ヒドラジド基が、任意選択でスペーサーを介して、前記ペプチドC末端に結合している、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目27)
前記ヒドラジド基が、任意選択でスペーサーを介して、前記ペプチドN末端に結合している、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目28)
前記ヒドラジド基が、グリシン、アラニン、アルギニン、リシンおよびセリンからなる群から選択される1つまたは複数のアミノ酸を含むスペーサーを介してC末端に結合している、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲート。
(項目29)
前記スペーサーが、グリシン、グリシン−グリシン、セリン−グリシン、リシン−アルギニン、アルギニン−アルギニンおよびグリシン−セリン−グリシンからなる群から選択される、項目27に記載のバイオコンジュゲート。
(項目30)
1グリカンあたりのペプチドの平均数が約30未満である、前記項目のいずれかに記載のバイオコンジュゲートを含む組成物。
(項目31)
1グリカンあたりのペプチドの平均数が約5から約30である、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートを含む組成物。
(項目32)
1グリカンあたりのペプチドの平均数が約7である、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートを含む組成物。
(項目33)
項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜32のいずれか一項に記載の組成物、ならびにコラーゲン結合単位、ヒアルロン酸結合単位、ICAM結合単位、VCAM結合単位および/またはセレクチン結合単位を含む追加のペプチドを含む組成物であって、前記ペプチドが前記バイオコンジュゲートに非共有結合によって結合しており、さらに、前記組成物が前記グリカン中の二糖単位の数に対して1%から約200%のペプチドを含む、組成物。
(項目34)
前記追加のペプチドが前記バイオコンジュゲートにイオン結合している、項目33に記載の組成物。
(項目35)
血管傷害または介入の前、その間および/またはその後に、患者において血管を治療するための方法であって、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を前記血管に適用することを含む方法。
(項目36)
前記バイオコンジュゲートが前記患者に非経口的に投与される、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記非経口投与が、血管内、静脈内、動脈内、筋肉内、皮膚、皮下、経皮、皮内および表皮内からなる群から選択される経路による、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記バイオコンジュゲートが針または注入用器具を使用して非経口的に投与される、項目36または37に記載の方法。
(項目39)
前記バイオコンジュゲートが、前記患者にカテーテルで、バルーンに対するコーティングとして、多孔質バルーンにより、またはステントに対するコーティングとして投与される、項目35〜38のいずれか一項に記載の方法。
(項目40)
前記介入が血管形成術、アテレクトミー、ステントまたは他の外科的処置からなる群から選択される、項目35に記載の方法。
(項目41)
前記バイオコンジュゲートが前記患者の剥離した血管に結合する、項目35に記載の方法。
(項目42)
前記バイオコンジュゲートが血小板の活性化を阻害する、項目35に記載の方法。
(項目43)
前記バイオコンジュゲートが、剥離した血管への血小板結合を阻害する、項目41または42に記載の方法。
(項目44)
前記バイオコンジュゲートが内膜過形成を阻害する、項目41〜43のいずれか一項に記載の方法。
(項目45)
前記バイオコンジュゲートが血栓形成を阻害する、項目41〜44のいずれか一項に記載の方法。
(項目46)
前記バイオコンジュゲートが血管痙攣を阻害する、項目41〜45のいずれか一項に記載の方法。
(項目47)
前記バイオコンジュゲートが内皮細胞増殖を刺激する、項目41〜46のいずれか一項に記載の方法。
(項目48)
前記バイオコンジュゲートが、剥離した血管の露出したコラーゲンに結合する、項目40〜47のいずれか一項に記載の方法。
(項目49)
患者において血管アクセスを確立するための方法であって、
溶液を血管アクセスの血管壁に適用すること;および
前記血管アクセスで血流を回復または開始すること
を含み、
前記溶液は、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を含む、方法。
(項目50)
血液透析を必要とする患者において動静脈瘻(AVF)の成熟を改善するための方法であって、
溶液をAVFの内腔の内壁に適用すること;および
AVF内の血流を回復または開始すること
を含み、
前記溶液は、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を含む、方法。
(項目51)
それを必要とする患者において組織接着を治療および/または予防する方法であって、器官の露出した組織に医薬組成物を適用することを含み、前記医薬組成物は、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を含む、方法。
(項目52)
それを必要とする患者において腹部または骨盤接着を治療および/または予防する方法であって、腹部または骨盤器官の露出した組織に医薬組成物を適用することを含み、前記医薬組成物は、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を含む、方法。
(項目53)
内皮機能不全に関連した疾患を患っている患者を治療するための方法であって、前記患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を含む医薬組成物を投与することを含む方法。
(項目54)
内皮機能不全に関連した前記疾患が、アテローム硬化症、冠状動脈疾患、真性糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、緑内障、尿毒症、敗血症および器官不全からなる群から選択される、項目53に記載の方法。
(項目55)
患者の血管部位において炎症を予防または低減するための方法であって、前記部位は、(a)透過した内皮内膜または損傷を受けた内皮細胞を含み、(b)血管介入手順からの回復を受けておらず、前記方法は、前記患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む、方法。
(項目56)
前記血管介入手順が経皮的冠動脈介入(PCI)手順を含む、項目55に記載の方法。
(項目57)
前記疾患が、血管疾患、腎臓疾患、肺疾患、皮膚の疾患、リウマチ性疾患、胃腸疾患、腫瘍、血液疾患、感染性疾患、神経学的疾患、眼科疾患および内分泌疾患からなる群から選択される、項目53に記載の方法。
(項目58)
前記疾患が、関節リウマチ、糖尿病、尿毒症、細菌またはウイルスの感染症、アテローム硬化症、皮膚炎、糸球体腎炎、急性肺傷害、線維症、虚血性急性腎不全および喫煙による血管損傷からなる群から選択される、項目53に記載の方法。
(項目59)
それを必要とする患者において角膜創傷治癒を促進する方法であって、前記患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を投与することを含む方法。
(項目60)
胃食道傷害を患っている患者において、食道開存性を維持する、再狭窄を低減する、創傷治癒を改善する、再発性の狭窄症を低減する、経口食事への移行を早める、または消化性潰瘍疾患(PUD)症状を寛解させるための方法であって、医薬組成物を前記患者の傷害を受けた胃食道組織に局所的に適用することを含み、前記医薬組成物は、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を含む、方法。
(項目61)
患者において胃食道傷害を治療するための方法であって、医薬組成物を胃食道組織の病変に局所的に適用することを含み、前記医薬組成物は、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を含む、方法。
(項目62)
患者において関節炎を治療する方法であって、前記患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を投与することを含む方法。
(項目63)
前記関節炎が変形性関節炎および関節リウマチからなる群から選択される、項目62に記載の方法。
(項目64)
瘢痕形成を減少させる方法であって、それを必要とする個体に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を投与することを含む方法。
(項目65)
創傷治癒を促進するための方法であって、それを必要とする患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を投与することを含む方法。
(項目66)
血管介入を受けた患者において狭窄症を治療する方法であって、患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目67)
患者においてヒアルロン酸の豊富な組織の分解を治療および/または予防する方法であって、それを必要とする患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目68)
患者において軟骨変性を治療および/または予防する方法であって、それを必要とする患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目69)
患者において軟骨変性を治療および/または予防する方法であって、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を、それを必要とする患者の滑膜空に注入することを含む方法。
(項目70)
患者において硝子体液変性を治療および/または予防する方法であって、それを必要とする患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目71)
患者において髄核変性を治療および/または予防する方法であって、それを必要とする患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目72)
それを必要とする患者において大腿膝窩動脈の中の狭窄または閉塞を治療する方法であって、バルーン血管形成術の前、その間および/またはその後に、溶液を内腔の内壁に適用することを含み、前記溶液は、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を含む方法。
(項目73)
患者において冠状動脈疾患および/または末梢動脈疾患を治療または予防する方法であって、それを必要とする患者に項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目74)
バイパス手術のために血管グラフトを調製する方法であって、血管の切片の内壁を、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を含む溶液と接触させることを含む方法。
(項目75)
前記血管が静脈である、項目74に記載の方法。
(項目76)
前記接触させることが、前記バイオコンジュゲートが前記内壁に結合することを可能にする条件下で実行される、項目74に記載の方法。
(項目77)
項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量に結合した内壁を含む血管の切片を含む血管グラフト。
(項目78)
バイパスグラフト術を受けている患者においてグラフト不全を予防または低減するための方法であって、前記患者の循環系にグラフトを移植することを含み、前記グラフトは、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量に結合した内壁を含む、方法。
(項目79)
バイパスグラフト術を受けている患者においてグラフト不全を予防または低減するための方法であって、前記患者の循環系にグラフトを移植すること、および移植の前、その間またはその後に、前記グラフトの内部に、項目1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは項目30〜34のいずれか一項に記載の組成物の有効量を含む溶液を注入することを含む、方法。
(項目80)
グリカンおよび1から50ペプチドを含むバイオコンジュゲートを作製する方法であって、任意選択で活性化剤の存在下で前記グリカンをペプチドの十分な量と接触させることを含み、前記ペプチドは、ヒドラジド基を含み、カップリング反応条件下で前記バイオコンジュゲートを提供し、ペプチドは、コラーゲン結合単位、ヒアルロン酸結合単位、ICAM結合単位、VCAM結合単位および/またはセレクチン結合単位を含み、ペプチドの末端ヒドラジド基とグリカンのカルボニル基の間にあるヒドラジド−カルボニル連結を介してグリカンに結合している、方法。
(項目81)
前記バイオコンジュゲートがYKSまたはYKCの少なくとも1つの配列を含む、項目80に記載の方法。
(項目82)
前記活性化剤がカルボジイミド試薬である、項目80に記載の方法。
(項目83)
前記活性化剤が、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N,N’−ジイソプロピルカルボジイミドおよび1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドからなる群から選択される、項目80に記載の方法。
(項目84)
前記ヒドラジド基が、任意選択でスペーサーを介して、前記ペプチドC末端に結合している、項目80に記載の方法。
(項目85)
前記スペーサーが、グリシン、アラニン、アルギニン、リシンおよびセリンからなる群から選択される1つまたは複数のアミノ酸を含む、項目84に記載の方法。
(項目86)
前記スペーサーが、グリシン、グリシン−グリシン、セリン−グリシン、アルギニン−アルギニン、リシン−アルギニン、リシン−アルギニン−アルギニンおよびグリシン−セリン−グリシンからなる群から選択される、項目84または85に記載の方法。

Claims (44)

  1. グリカンおよび少なくとも1つのペプチドを含むバイオコンジュゲートであって、前記ペプチドは、コラーゲン結合単位、ヒアルロン酸結合単位、ICAM結合単位、VCAM結合単位および/またはセレクチン結合単位を含み、ヒドラジド−カルボニル連結を介して前記グリカンに結合している、バイオコンジュゲート。
  2. 前記グリカンが、アルギネート、コンドロイチン、コンドロイチン硫酸、デルマタン、デルマタン硫酸、ヘパラン、ヘパラン硫酸、ヘパリン、デキストラン、デキストラン硫酸およびヒアルロナン、またはそれらの誘導体からなる群から選択される、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  3. 前記ペプチドがコラーゲン結合単位を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  4. 前記ペプチドの前記コラーゲン結合単位が、約1mM未満の解離定数(K)でコラーゲンに結合する、請求項3に記載のバイオコンジュゲート。
  5. 前記ペプチドがヒアルロン酸結合単位を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  6. 前記ペプチドの前記ヒアルロン酸結合単位が、約1mM未満の解離定数(K)でヒアルロン酸に結合する、請求項5に記載のバイオコンジュゲート。
  7. 少なくとも1つのコラーゲン結合単位を含むペプチド、ならびに少なくとも1つのヒアルロン酸結合単位を含むペプチド、ならびに/またはコラーゲン結合単位およびヒアルロン酸結合単位の両方を含む少なくとも1つのペプチドを含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  8. ICAM結合単位を含む少なくとも1つのペプチドおよびセレクチン結合単位を含む少なくとも1つのペプチドを含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  9. 前記ペプチドが、最大で約120個のアミノ酸、または最大で約100個のアミノ酸、または最大で約50個のアミノ酸、または最大で約40個のアミノ酸を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  10. 前記ペプチドが最大で約25個のアミノ酸を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  11. 1から約25ペプチド、または約5から約25ペプチド、または約11から約14ペプチドを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  12. 1から約10ペプチド、または約7〜8ペプチドを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  13. 前記グリカンが約1から約75パーセント(%)の官能基化を含み、前記パーセント(%)官能基化は、ペプチドと官能基化する前記グリカン上の二糖単位のパーセントによって判定される、請求項1〜12のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  14. 前記グリカンが約5から約30パーセント(%)の官能基化、または約10から約40パーセント(%)の官能基化を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  15. 前記グリカンが約25パーセント(%)の官能基化、または約30パーセント(%)の官能基化を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  16. 前記グリカンが、酸化的に切断されたサッカライド単位を含有しない、請求項1〜15のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  17. 前記グリカンが、誘導体化されたグリカンである、請求項1〜16のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  18. 前記誘導体化されたグリカンが、部分的N−脱硫酸化誘導体、部分的O−脱硫酸化誘導体、部分的O−カルボキシメチル化誘導体またはその任意の組合せである、請求項17に記載のバイオコンジュゲート。
  19. 前記ペプチドが、
    Figure 2018513879

    またはこれらと少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、少なくとも1つのYKS配列を含む配列からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  20. 前記ペプチドが、
    Figure 2018513879

    またはこれらと少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、少なくとも1つのYKS配列を含む配列からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  21. 前記ペプチドが、アミノ酸配列
    Figure 2018513879

    またはこの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  22. 前記ペプチドが、アミノ酸配列
    Figure 2018513879

    またはこの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  23. 前記ペプチドが、
    Figure 2018513879

    またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列、および
    Figure 2018513879

    またはこれらと少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、コラーゲンに結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  24. 前記ペプチドが、
    Figure 2018513879

    またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、ヒアルロン酸に結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列、および
    Figure 2018513879

    またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、コラーゲンに結合することが可能である配列のうちの少なくとも1つの配列を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  25. 前記ペプチドが、i)
    Figure 2018513879

    またはこれらの配列と少なくとも約80%の配列同一性を有し、ただし、セレクチン、ICAMおよび/またはVCAMに結合することが可能である配列から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のバイオコンジュゲート。
  26. 前記ヒドラジド基が、任意選択でスペーサーを介して、前記ペプチドC末端に結合している、請求項1〜25のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  27. 前記ヒドラジド基が、任意選択でスペーサーを介して、前記ペプチドN末端に結合している、請求項1〜26のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  28. 前記ヒドラジド基が、グリシン、アラニン、アルギニン、リシンおよびセリンからなる群から選択される1つまたは複数のアミノ酸を含むスペーサーを介してC末端に結合している、請求項1〜27のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲート。
  29. 前記スペーサーが、グリシン、グリシン−グリシン、セリン−グリシン、リシン−アルギニン、アルギニン−アルギニンおよびグリシン−セリン−グリシンからなる群から選択される、請求項27に記載のバイオコンジュゲート。
  30. 1グリカンあたりのペプチドの平均数が約30未満である、請求項1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートを含む組成物。
  31. 1グリカンあたりのペプチドの平均数が約5から約30である、請求項1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートを含む組成物。
  32. 1グリカンあたりのペプチドの平均数が約7である、請求項1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートを含む組成物。
  33. 請求項1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは請求項30〜32のいずれか一項に記載の組成物、ならびにコラーゲン結合単位、ヒアルロン酸結合単位、ICAM結合単位、VCAM結合単位および/またはセレクチン結合単位を含む追加のペプチドを含む組成物であって、前記ペプチドが前記バイオコンジュゲートに非共有結合によって結合しており、さらに、前記組成物が前記グリカン中の二糖単位の数に対して1%から約200%のペプチドを含む、組成物。
  34. 前記追加のペプチドが前記バイオコンジュゲートにイオン結合している、請求項33に記載の組成物。
  35. 求項1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは請求項30〜34のいずれか一項に記載の組成物を含む、血管傷害または介入の前、その間および/またはその後に、患者において血管を治療するための組成物であって、前記組成物は、前記血管に適用されることを特徴とする、組成物
  36. 求項1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは請求項30〜34のいずれか一項に記載の組成物を含む、患者において血管アクセスを確立するための組成物であって、前記組成物は、血管アクセスの血管壁に適用されて、前記血管アクセスで血流を回復または開始させることを特徴とする、組成物
  37. 求項1〜29のいずれか一項に記載のバイオコンジュゲートまたは請求項30〜34のいずれか一項に記載の組成物を含む、患者における関節炎の治療のための組成物
  38. グリカンおよび1から50ペプチドを含むバイオコンジュゲートを作製する方法であって、任意選択で活性化剤の存在下で前記グリカンをペプチドの十分な量と接触させることを含み、前記ペプチドは、ヒドラジド基を含み、カップリング反応条件下で前記バイオコンジュゲートを提供し、ペプチドは、コラーゲン結合単位、ヒアルロン酸結合単位、ICAM結合単位、VCAM結合単位および/またはセレクチン結合単位を含み、ペプチドの末端ヒドラジド基とグリカンのカルボニル基の間にあるヒドラジド−カルボニル連結を介してグリカンに結合している、方法。
  39. 前記バイオコンジュゲートがYKSまたはYKCの少なくとも1つの配列を含む、請求項38に記載の方法。
  40. 前記活性化剤がカルボジイミド試薬である、請求項38に記載の方法。
  41. 前記活性化剤が、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N,N’−ジイソプロピルカルボジイミドおよび1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドからなる群から選択される、請求項38に記載の方法。
  42. 前記ヒドラジド基が、任意選択でスペーサーを介して、前記ペプチドC末端に結合している、請求項38に記載の方法。
  43. 前記スペーサーが、グリシン、アラニン、アルギニン、リシンおよびセリンからなる群から選択される1つまたは複数のアミノ酸を含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記スペーサーが、グリシン、グリシン−グリシン、セリン−グリシン、アルギニン−アルギニン、リシン−アルギニン、リシン−アルギニン−アルギニンおよびグリシン−セリン−グリシンからなる群から選択される、請求項42または43に記載の方法。
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