JP2018203371A - 食品収容方法と食品収容装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡易でメンテナンスしやすく、食品を押さえることなく取り出すことができ、スライス肉以外の食品の収容にも用いることができる食品収容方法及び食品収容装置を提供する。
【解決手段】食品搬送体1で搬送中の食品の搬送方向先方側に食品を掬い上げて取り出す掬上げ手段2を移動させ、掬上げ手段で食品を掬い上げて取り出すようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、スライス肉、スライスベーコン、スライスハムといった各種スライス食品をはじめ、小間肉やブロック肉といった各種食品を容器に収容する食品収容方法及び食品収容装置に関するものである。
スーパーマーケットや食肉店などでは、肉やベーコン、ハムなどがトレイに収容されて販売されている。これらの食品は手作業でトレイに収容される場合もあるが、専用の装置を使って容器に収容される場合もある。
従来、スライス肉をトレイに収容する装置として、搬送コンベアで所定位置まで搬送されたスライス肉を持上げ手段で持ち上げて搬送コンベアから取り出し、その取り出したスライス肉を受け手段で折畳んでトレイに収容するもの(特許文献1)や、搬送コンベアの一部を下向きに揺動(首振り)させ、その揺動によって当該搬送コンベアよりも上側に突出する受け手段で搬送コンベア上のスライス肉を取り出し、その受け手段上のスライス肉を折曲げ板で折曲げてトレイに収容するもの(特許文献2)等が知られている。
特開平04−39214号公報 特開平07−329919号公報
前記特許文献1及び2記載の装置は、スライス肉を持ち上げる持上げ手段や、搬送コンベアの一部を揺動させる構成を採用しているため構造が複雑であり、メンテナンスに手間がかかる等の問題がある。また、特許文献1及び2記載の装置は、スライス肉を上から押さえつけるため、スライス肉に押し跡がついて見栄えが悪くなるおそれがある。
また、前記特許文献1及び2記載の装置は、スライス肉の折畳みや収容に特化したものであり、小間肉やブロック肉等の他の食品をトレイに収容するのには適さない。
本発明の解決課題は、構造が簡易でメンテナンスしやすく、食品を押さえることなく取り出すことができ、スライス肉以外の食品の収容にも用いることができる食品収容方法及び食品収容装置を提供することにある。
[食品収容方法]
本発明の食品収容方法は、食品搬送体で搬送中の食品を当該食品搬送体から取り出し、取り出した食品を容器内に収容する方法であって、食品搬送体で搬送中の食品の搬送方向先方側に食品を掬い上げて取り出す掬上げ手段を移動させ、その掬上げ手段で、食品搬送体で搬送された食品を掬い上げて取り出すようにした方法である。
[食品収容装置]
本発明の食品収容装置は、食品搬送体で搬送中の食品を当該食品搬送体から取り出し、取り出した食品を容器内に収容する食品収容装置であって、食品搬送体で搬送中の食品を取り出す手段として、食品搬送体で搬送される食品の搬送方向先方側に移動して当該食品搬送体で搬送中の食品を掬い上げて取り出すことのできる掬上げ手段を備えたものである。
[食品収容方法]
本発明の食品収容方法は、食品搬送体で搬送中の食品を掬い上げて取り出す方式を採用したため、食品を持ち上げる機構や食品搬送体を首振りさせる機構等の複雑な機構が必要なく、簡潔な構造の装置で実施することができる。結果として、メンテナンスも容易になる。また、本発明の食品収容方法は食品を掬い上げる際に、食品を上から押さえる必要がないため、食品に押し跡がつくこともない。また、食品を上から押さえる必要がないため、スライス肉以外の小間肉やブロック肉等の収容にも用いることができる。
[食品収容装置]
本発明の食品収容装置は、食品搬送体で搬送中の食品の搬送方向先方側に移動して、当該食品搬送体で搬送される食品を掬い上げる掬上げ手段を備えているため、食品を持ち上げる機構や食品搬送体を首振りさせる機構のような複雑な機構は必要なく、構造が簡潔なでメンテナンスも容易である。また、本発明の食品収容装置は食品を上から押さえる必要がないため、食品に押し跡がつくこともない。また、食品を上から押さえる必要がないため、スライス肉以外の小間肉やブロック肉等の収容にも用いることができる。
本発明の食品収容方法及び食品収容装置の概要説明図。 図1の平面図。 (a)はスライダが後退位置にあるときの掬上げ手段の説明図、(b)はスライダが前進位置にあるときの掬上げ手段の説明図。 (a)は掬上げ手段の一例を示す側面図、(b)は掬上げ手段の一例を示す平面図。 (a)〜(d)は食品搬送体上の食品を掬上げ手段で掬い上げる手順の説明図。 (a)は折畳み手段の一例を示す斜視図であってスイング体が閉じた状態を示すもの、(b)はスイング体が開いた状態を示すもの。 (a)はスイング体が閉じた状態にあるときのシートの説明図、(b)はスイング体が開いた状態にあるときのシートの説明図。 (a)は降下前のフレームの位置を示す正面図、(b)は降下したフレームの位置を示す正面図。 (a)〜(c)は掬上げ手段で食品を掬い上げて折畳み手段で折畳むまでの手順の説明図。 (a)〜(c)は折畳み手段で折り畳まれた食品をトレイに収容するまでの手順の説明図。 トレイ供給手段の一例を示す斜視図。 トレイストッカーに収容されたトレイと取出しローラの位置関係の説明図。 トレイストッカーに収容されたトレイと取出しローラの位置関係の説明図。 (a)〜(d)は取出しローラでトレイを取り出す手順の説明図。
(食品収容方法の実施形態)
本発明の食品収容方法の一例を、図面を参照して説明する。本発明の食品収容方法は各種食品の容器への収容に用いることができるが、以下では、食品がスライス肉F、容器がポリスチレン製のトレイTであり、肉搬送体(食品搬送体)1で搬送されるスライス肉Fを折畳み手段で折畳んでトレイTに収容する場合(食品折畳み収容方法)を一例として説明する。なお、スライス肉Fは一枚でもよいが、本願では複数枚のスライス肉Fが重なった状態を図示している。
本発明の食品収容方法は、肉搬送体1で搬送されるスライス肉Fを収容単位ごとに取り上げる食品取出し工程(図5(a)〜(d))と、取り出されたスライス肉Fを所定形状に折畳む折畳み工程(図9(a)〜(c))と、折畳まれたスライス肉Fを折畳み状態のままトレイTに収容する収容工程(図10(a)〜(c))を備えている。それぞれの工程は、連続した工程として実施することも、独立した工程として実施することもできる。
前記食品取出し工程では、スライス肉Fを掬い上げて取り出す掬上げ手段2を、図5(a)のように肉搬送体1で搬送中のスライス肉Fの搬送方向先方側に移動させ、その掬上げ手段2のスライダ12をスライス肉F側に向けて移動させることによって、当該スライス肉Fをスライダ12の外周に周回されたシート14上に掬い上げて(載せあげて)肉搬送体1から取り出す(図5(b)〜(d)及び図9(a))。スライダ12の外周に周回されたシート14でスライス肉Fを掬い上げることによって、スライス肉Fの形を崩すことなく、肉搬送体1から取り出すことができる。なお、図示は省略しているが、食品取出し工程では、掬上げ手段2の位置が多関節ロボット18で自動的に調整されるようにしてある。
前記折畳み工程では、折畳み手段3のスイング体30をスライス肉Fの垂れ下がり部分に向けて折畳み方向(スライス肉Fを折畳む方向。本願において同じ。)にスイングさせてスライス肉Fの垂れ下がり部分を折畳み、その折畳み状態のスライス肉Fを当該スイング体30上に支持する。
前記収容工程では、スイング体30で支持されたスライス肉Fの間からスライダ12及びシート14を抜き取り(図10(a))、その後、フレーム21を降下させてスイング体30上のスライス肉FをトレイTの上方近傍まで近づけ(図10(b))、その位置でスイング体30をトレイTの上方で戻り方向(折畳み方向と反対の方向。本願において同じ。)にスイングさせることによって、当該スイング体30で支持された折畳み状態のスライス肉Fをスイング体30の上から排出してトレイT内に収容する(図10(c))。
本発明の食品収容方法には、折畳み状態のスライス肉Fを収容するトレイTを自動供給するトレイ供給工程(容器供給工程)を加えることができる。例えば、図14(a)〜(d)に示すように、トレイストッカー(容器ストッカー)51(図11〜図13)に収容されたトレイTのうち、最下位にあるトレイTに取出しローラ(取出し回転体)53の取出し爪(取出し部)53bを係止し、当該取出しローラ53の外周の押さえ部53cで最下位にあるトレイTの上に重ねられたトレイTを押さえて、取出しローラ53の取出し爪53bを係止したトレイTをトレイ搬送体(容器搬送体)4に供給する。
トレイ搬送体4に供給されたトレイTは当該トレイ搬送体4で搬送され、当該トレイTが折畳み手段3の下方位置に到達したことが図示しないセンサで検知されると、当該位置で自動的にトレイ搬送体4が停止し、折畳み手段3から排出される折畳み状態のスライス肉Fが、当該トレイTに収容されるようにすることができる。
本発明の食品収容方法は、スライス肉F(スライス食品)のほか、小間肉やブロック肉等をトレイTへ収容する方法としても利用することができる。この場合、前記折畳み工程は不要であり、食品取出し工程で取り出した食品をトレイTに直接収容することができる。
(食品収容装置の実施形態)
本発明の食品収容装置の一例を、図面を参照して説明する。本発明の食品収容装置は各種食品の容器への収容に用いることができるが、以下では、食品収容方法の実施形態と同様、食品がスライス肉F、容器がポリスチレン製のトレイTであり、肉搬送体1で搬送されるスライス肉Fを掬上げ手段2で取り出し、その取り出したスライス肉Fを折畳み手段3で折畳んでトレイTに収容する場合(食品折畳み収容装置)を一例として説明する。
一例として図1に示す食品収容装置は、図示しないスライサーで薄切りされたスライス肉Fを搬送する肉搬送体1と、当該肉搬送体1からスライス肉Fを掬い上げる掬上げ手段2と、当該掬上げ手段2上のスライス肉Fの長手方向端部を折り畳む折畳み手段3と、スライス肉Fを収容するトレイTを搬送するトレイ搬送体4と、トレイ搬送体4にトレイTを供給するトレイ供給手段5を備えている。図1及び図2に示すように、肉搬送体1とトレイ搬送体4は間隔をあけて平行に設けてあり、それぞれの上面が同じ又は略同じ高さとなるようにしてある。
前記肉搬送体1はスライサーで薄切りされたスライス肉Fを受け取って、先方へ搬出するものである。一例として図1及び図2に示す肉搬送体1は平ベルトが回転するベルトコンベアである。スライス肉Fは回転する平ベルト上に供給され、複数枚が部分的に重なるようにしてある。肉搬送体1の平ベルトは、スライサーから所定枚のスライス肉Fが供給されると加速し、次に供給されるスライス肉Fとの間に間隔ができるようにしてある。
スライス肉Fは、一つのトレイTに収容する分量(収容単位)ごとに一定の間隔をあけて搬送されるようにしてある。この間隔は適宜変更することができる。肉搬送体1の先方側にはセンサ(図示しない)が設けられ、当該センサによって平ベルト上のスライス肉Fが検知されると、前記掬上げ手段2が掬上げ動作を開始するようにしてある。前記肉搬送体1は一例であり、スライス肉Fを搬送できる限り、これ以外の構成のものを用いることもできる。
前記掬上げ手段2は、肉搬送体1で搬送中のスライス肉Fを収容単位ごとに掬い上げて肉搬送体1から取り出すものである。一例として図3(a)(b)及び図4(a)(b)に示す掬上げ手段2は、基体6、ボールネジ7、サーボモータM1、主動プーリー8、従動プーリー9、伝達ベルト10、移動体11、スライダ12、回転ローラ13(図4(a))、シート14等を備えている。
前記基体6は、前後方向に長い箱形であり、その長手方向に沿って一本のボールネジ7が配設されている。ボールネジ7の下方には下板19が設けられている。下板19を設けることによって、ボールネジ7に使用するグリスなどがシート14に付着するのを防止することができる。図4(a)に示すように、ボールネジ7の前端側は基体6の前方側に設けられた前サポートユニット15aのベアリングに、後端側は基体6の後方側に設けられた後サポートユニット15bのベアリングに固定されている。ボールネジ7の後端側は後サポートユニット15bよりも後方に突出させてあり、その突出部分に従動プーリー9が固定されている。
ボールネジ7は、サーボモータM1の動力によって回転するようにしてある。具体的には、サーボモータM1に固定された主動プーリー8とボールネジ7の後端側に固定された従動プーリー9の外周に一本の伝達ベルト10が周回され、サーボモータM1の動力が主動プーリー8、伝達ベルト10及び従動プーリー9を介してボールネジ7に伝達されることによって、ボールネジ7が回転するようにしてある。ボールネジ7は、エアシリンダや油圧シリンダ等で回転するようにしてもよい。一例として、主動プーリー8及び従動プーリー9にはタイミングプーリー等を、伝動ベルト10にはタイミングベルト等を用いることができる。
前記ボールネジ7には前記移動体11が取り付けられている。具体的には、移動体11に埋設されたボールネジナット11aがボールネジ7に螺合されることで、ボールネジ7に移動体11が取り付けられている。移動体11は、ボールネジ7が回転すると当該ボールネジ7に沿って前後方向に移動するようにしてある。
移動体11には、平面視長方形状のスライダ12と回転ローラ13(図4(a))が設けられている。スライダ12には、平板部の先端側に下り傾斜の傾斜部が設けられたものや、強度を高めるために一又は二条以上のリブ(図示しない)を備えたものなどを用いることもできる。
スライダ12と回転ローラ13の外周にはシート14が周回されている。シート14には滑り抵抗の小さい材質のもの、例えば、合成樹脂製の平ベルトなどを用いることができる。シート14は、スライダ12の上面−回転ローラ13の後方−スライダ12の下面−スライダ12の先端を通るように周回してある。シート14の両端側は、基体6の前方側に設けられた二枚の挟持材16に挟まれ、両挟持材16を止め具17で止めることによって、二枚の挟持材16間に固定されている。止め具17にはクランプレバーやトグルクランプ、ボルト・ナットなどを用いることができる。シート14の周回方法は一例であり、これとは異なる方法で周回することもできる。シート14は着脱可能であるため、取り替えが容易である。また、シート14は取り外して洗浄することができるため、メンテナンスも容易である。
前記シート14は、サーボモータM1の動力によってスライダ12が挟持材16及び止め具17での固定箇所よりも前方に移動すると、シート14の前方側がスライダ12の底面側から上面側に繰り出されると共にシート14の後方側がスライダ12の上面側から底面側に引き出される。反対に、スライダ12が当該固定箇所よりも後方に移動するとシート14の前方側がスライダ12の上面側から底面側に引き戻されると共にシート14の後方側がスライダ12の底面側から上面側に送り戻される。シート14の前方側がスライダ12の上面側に繰り出されると、搬送中のスライス肉Fがシート14上に掬い上げられて食品搬送体1から取り出される。
この実施形態のスライダ12及びシート14はスライス肉Fの両端が下側に垂れ下がる広さ(横幅)としてある。スライダ12及びシート14の面積は、掬い上げる食品の種類、大きさ、組数等の諸条件に応じて適宜変更することができる。スライダ12はステンレス製やその他の材質製のものを用いることができる。
図示は省略しているが、ボールネジ7の両側方には、移動体11の横ブレを防止するためのガイド機構をボールネジ7と平行に設けることもできる。ガイド機構には、例えば、直線状のガイドレールと当該ガイドレールに係合して移動する移動ブロックを備えたものなどを用いることができる。ガイド機構は必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略することができる。
掬上げ手段2はスライス肉Fの搬送方向先方に配置してあり、スライダ12がスライス肉Fの長手方向に交差する向きにスライドするようにしてある。図1及び図2に示すように、掬上げ手段2は多関節ロボット18に取り付けられている。掬上げ手段2は、多関節ロボット18の動作によって所望方向や所望位置に移動できるようにしてある。
以上のように構成された掬上げ手段2は、次のように動作する。サーボモータM1を正回転させると、当該サーボモータM1の動力が主動プーリー8、伝達ベルト10、及び従動プーリー9を介してボールネジ7に伝達され、その動力によってボールネジ7が正回転する。ボールネジ7が正回転すると、移動体11が図3(b)の矢印方向へ移動し、当該移動体11に固定されたスライダ12が前進移動する。図5(a)〜(d)に示すように、スライダ12が前進移動すると、シート14が当該スライダ12の下側からスライダ12の上面側に送り出されて当該シート14の上にスライス肉Fが掬い上げられる。
反対に、サーボモータM1を逆回転させると、当該サーボモータM1の動力が主動プーリー8、伝達ベルト10、及び従動プーリー9を介してボールネジ7に伝達され、その動力によってボールネジ7が逆回転する。ボールネジ7が逆回転すると、移動体11が図3(b)の矢印と反対方向へ移動し、当該移動体11に固定されたスライダ12が後退移動する。スライダ12が後退移動すると、シート14が当該スライダ12の上側からスライダ12の下面側に引き戻され、当該シート14の上からスライス肉Fが降ろされる。
前記折畳み手段3は、掬上げ手段2に載置されたスライス肉Fのうち、掬上げ手段2のスライダ12の外側に垂れ下がった部分を折り畳み、その折畳み状態のスライス肉FをトレイTに収容するものである。一例として図6(a)(b)及び図7(a)(b)に示す折畳み手段3は、フレーム21と、当該フレーム21を昇降させる昇降手段22と、当該フレーム21に回転可能に設けられた二つのスイング体30と、当該二つのスイング体30をスイングさせるスイング体駆動手段23を備えている。
前記フレーム21は、上フレーム21aと下フレーム21bを備えている。上フレーム21aは掬上げ手段2をセットするセット空間21sを備えた下向きコ字状であり、その上フレーム21aの一方の下端側に下フレーム21bが設けられている。上フレーム21aのセット空間21sの外側にはスイング体30が設けられ、セット空間21sにセットされた掬上げ手段2上のスライス肉Fを折畳めるようにしてある。
図8(a)(b)に示すように、フレーム21は昇降手段22で昇降するように構成されている。一例として図8(a)(b)に示す昇降手段22は、サーボモータM2と、サーボモータM2に連結された減速機22aと、減速機22aに連結されたカップリング22bと、カップリング22bに連結されたジップチェーン22cと、ジップチェーン22cに連結された連結具22dを備えている。連結具22dは、ジップチェーン22cとフレーム21の下フレーム21bに接続されている。
図8(a)の状態でサーボモータM2を動作させると、その動力が減速機22a、カップリング22b、ジップチェーン22cと伝達され、ジップチェーン22cのケース22x内のチェーン22yが下向きに送り出されて連結具22dが下方へ押し下げられる。これにより、連結具22dに連結されたフレーム21が下方へ引き下げられ、フレーム21が図8(b)の状態まで降下する。
反対に、図8(b)の状態でサーボモータM2を動作させると、その動力が減速機22a、カップリング22b、ジップチェーン22cと伝達され、ジップチェーン22cのチェーン22yがケース22x内に巻き戻されるによって連結具22dが上方へ引き上げられる。これにより、連結具22dに連結されたフレーム21が上方へ押し上げ、フレーム21が図8(a)の状態まで上昇する。
前記二つのスイング体30は、間隔をあけて配置された二本のL字状のスイングアーム24を備えている。両スイングアーム24の上端側には両スイングアーム24を連結する連結棒25が架設されている。両スイングアーム24の下方には四本の架設棒26が間隔をあけて架設されている。スイングアーム24のうち四本の架設棒26が架設された部分は緩やかなアーチ状にしてあり、四本の架設棒26はそのアーチに沿って架設されている。四本の架設棒26はシート装着部としての役割を果たすものであり、その外周にはスイング体シート27が周回されている。
前記スイング体シート27には、前記掬上げ手段2のシート14と同様のものを用いることができる。架設棒26の外周に周回されたスイング体シート27の端部は二枚のプレート28で挟まれ、押さえ具29によって上フレーム21aに挟着保持されている。スイング体シート27は着脱可能であるため、取り替えが容易である。また、スイング体シート27を外して洗浄することができるため、メンテナンスも容易である。
この実施形態では、両スイング体30をスイングさせるスイング体駆動手段23として、ラック23a、ピニオン23b及びエアシリンダ23cを用いている。ラック23aは縦長のブロックであり、両側面にギヤを備えている。ブロックの上部には軸材23dが取り付けられている。軸材23dは、上フレーム21aの上面を貫通して、当該上フレーム21aの上面に設けられたエアシリンダ23cに固定されている。ラック23aは、当該エアシリンダ23cによって上下に昇降するようにしてある。前記ピニオン23bは、前記ラック23aのギヤに噛み合う歯車を備えた薄型のブロックである。ラック23aは両スイングアーム24を連結する連結棒25の一端側に固定されている。連結棒25に取り付けられたピニオン23bは、歯車がラック23aのギヤと噛み合うように設けられている。両スイング体30の回転には、これ以外の手段を用いることもできる。
前記スイング体シート27は、スイング体30がスイング体駆動手段23によって折畳み方向にスイングしてスイング体30のシート装着部が二枚のプレート28及び押さえ具29(固定手段)での固定箇所よりも前方に移動すると、スイング体シート27の前方側がシート装着部の下面側から上面側に繰り出させると共にスイング体シート27の後方側がシート装着部の上面側から下面側に引き出される。反対に、スイング体30のシート装着部が当該固定箇所よりも後方に移動すると、スイング体シート27の前方側がシート装着部の上面側から下面側に引き戻されると共にスイング体シート27の後方側がシート装着部の下面側から上面側に引き出される。
以上のように構成された折畳み手段3は、次のように動作する。両スイング体30が図6(b)及び図7(b)のように外側に広がっている状態で、エアシリンダ23cによってラック23aを上昇させると、そのラック23aの動きに伴って両ピニオン23bが上向きに回転し、そのピニオン23bの回転に伴って外側に広がった両スイング体30が内側に向けて回転(スイング)する。この動作により、セット空間21sにセットされた掬上げ手段2上のスライス肉Fの垂れ下がり部分を折畳むことができる(図9(a)〜(c))。
反対に、両スイング体30が図6(a)及び図7(a)のように閉じている状態で、エアシリンダ23cによってラック23aを降下させると、そのラック23aの動きに伴って両ピニオン23bが下向きに回転し、そのピニオン23bの回転に伴って、閉じた状態の両スイング体30が外側に向けて回転する。この動作により、両スイング体30上に載せられた折畳み状態のスライス肉FをトレイTに収容することができる(図10(a)〜(c))。
前記トレイ搬送体4は、折畳み状態のスライス肉Fを収容するトレイTを折畳み手段3の下方側へ搬送し、折畳み状態のスライス肉Fが収容されたトレイTを先方に搬出するものである。この実施形態では、平ベルトが回転するベルトコンベアを用いている。平ベルトの表面には、位置決め用の支持突起を設けることもできる。トレイ搬送体4には、トレイ供給手段5から間欠的にトレイTが供給されるようにしてある。
前記トレイ供給手段5は、トレイTをストックするトレイストッカー51と、トレイストッカー51からトレイTを一枚ずつ取り出すトレイ取出し手段52を備えている。トレイストッカー51はトレイ搬送体4の始端側の上方に設けられ、トレイストッカー51から取り出されたトレイTがそのままトレイ搬送体4に載せられるようにしてある。
前記トレイストッカー51はトレイTを縦方向に積み上げて収容することのできる縦長の中空体である。トレイストッカー51の上端側にはトレイ補充用の補充口51aが、下端側にはトレイ排出用の排出口51bが設けられている。図11に示すように、トレイストッカー51の近傍にはトレイ取出し手段52(図13)が配置され、トレイストッカー51内のトレイTを一枚ずつ取り出せるようにしてある。
一例として図13に示すトレイ取出し手段52は、トレイ搬送体4と平行な向きに設けられた二本の取出しローラ(取出し回転体)53と当該取出しローラ53を回転させるローラ駆動手段54を備えている。それぞれの取出しローラ53は、トレイストッカー51の枠材51cに回転可能に軸支されている。取出しローラ53には、その長手方向に沿って形成された凹溝53aが設けられている。その凹溝53aの周縁のうち、取出しローラ53の回転方向後方側には、トレイTを一枚ずつ取り出す取出し爪53bが突設されている。
前記ローラ駆動手段54は、取出しローラ53の回転軸に固定されたピニオンギヤ54aと、当該ピニオンギヤ54aに噛み合うラック54bと、当該ラック54bを上下にスライドさせるエアシリンダ54cを備えている。ローラ駆動手段54はそれぞれの取出しローラ53に一つずつ設けられている。両ローラ駆動手段54は同期させてあり、両取出しローラ53の取出し爪53bが同じタイミングで同一のトレイTに係止されるようにしてある。この実施形態では、凹溝53a及び取出し爪53bを一つずつ備えた取出しローラ53を一例としているが、凹溝53a及び取出し爪53bは一本の取出しローラ53に二以上設けることもできる。凹溝53a及び取出し爪53bは、トレイTの排出間隔を決定する要素となるため、排出間隔に合わせて設計する必要がある。
以上のように構成されたトレイ取出し手段52は、次のように動作する。両ローラ駆動手段54のエアシリンダ54cを駆動させて両ラック54bを下降させると、それらラック54bに噛み合うピニオンギヤ54aが回転し、両取出しローラ53が回転する。両取出しローラ53の取出し爪53bが図14(a)〜(c)のようにトレイTに係止すると、一番下に位置するトレイTが取り出され、トレイ搬送体4に供給される。トレイ搬送体4に供給されたトレイTは先方へ向けて搬送される。なお、下から二番目のトレイTは、図14(b)〜(d)のように、両取出しローラ53の外周の押さえ部53cに支持されるため、不用意に二枚以上のトレイTが一枚目と同時に取り出されることはない。下から二番目のトレイTが押さえ部53cで支持される結果、それよりも上側のトレイTも間接的に押さえ部53cで支持されることとなる。
前記食品収容装置の動作を、図面を参照して説明する。
(1)スライサーでスライスされて排出されたスライス肉Fは肉搬送体1で先方に搬送される。
(2)肉搬送体1の近傍に設置されたセンサ(図示しない)によって、肉搬送体1上にある先頭のスライス肉Fが所定位置に到達したことが検知されると、掬上げ手段2が動作を開始し、肉搬送体1上のスライス肉Fを掬い上げる(図5(a)〜(d)及び図9(a))。
(3)スライス肉Fを掬い上げた掬上げ手段2は、折畳み手段3のセット空間21sへ移動する(図9(b))。
(4)掬上げ手段2がセット空間21sにセットされると、折畳み手段3のエアシリンダ23cによってラック23aが上昇し、その動作に伴ってスイング体30が折畳み方向に回転して、掬上げ手段2の上に載せられたスライス肉Fの垂れ下がり部分が折畳まれる(図9(c))。
(5)スライス肉Fの両端側が折り畳まれると、掬上げ手段2がスライス肉Fの間から抜き取られ、スライス肉Fがスイング体30に移載される(図10(a))。
(6)折り畳まれたスライス肉Fが折畳み手段3の上に移載されると、昇降手段22によって、フレーム21がトレイ搬送体4上のトレイTの上方直近まで降下する(図10(b))。
(7)フレーム21の降下によってスイング体30がトレイTの上方直近に接近すると、その状態で折畳み手段3のエアシリンダ23cによってラック23aが降下し、その動作に伴ってスイング体30が外側に向けて回転して、スイング体30がスライス肉Fの下から抜き取られ、折り畳まれたスライス肉FがトレイT内に収容される(図10(c))。
(8)スライス肉FがトレイTに収容されると、昇降手段22によって、フレーム21が元の位置まで上昇する。スライス肉Fが収容されたトレイTは、トレイ搬送体4の先方へ搬送される。
前記動作において、掬上げ手段2は、多関節ロボット18によって、スライス肉Fの掬い上げに適した高さや載せ替えに適した高さになるように、あるいは、折畳み手段3やその他の各種機器に干渉しない高さに適宜調整されるようにしてある。
なお、前記実施形態では、スライス肉Fの両端側を折畳む場合を一例としているが、本発明の食品収容方法及び食品収容装置は、スライス肉Fの一端側のみを折畳む場合にも利用することができる。掬上げ手段2で取り出したスライス肉Fは、折畳むことなく、取り出した状態のままトレイTに収容することもできる。また、本発明の食品収容装置は、スライス肉F(スライス食品)のほか、小間肉やブロック肉といったスライス食品以外の食品の容器への収容に用いることもできる。この場合、掬上げ手段2で取り出した食品を、トレイストッカー51から供給され、トレイ搬送体4で搬送されるトレイTに直接収容することができる。
本発明の食品収容方法及び食品収容装置は、スライス肉Fやスライスベーコン、スライスハムといった各種スライス食品の他、小間肉やブロック肉などの各種食品を、食品用のトレイTに収容する場合に特に好適に用いることができる。
1 肉搬送体(食品搬送体)
2 掬上げ手段(取出し手段)
3 折畳み手段
4 トレイ搬送体(容器搬送体)
5 トレイ供給手段
6 基体
7 ボールネジ
8 主動プーリー
9 従動プーリー
10 伝達ベルト
11 移動体
12 スライダ
13 回転ローラ
14 シート
15a 前サポートユニット
15b 後サポートユニット
16 挟持材
17 止め具
18 多関節ロボット
19 下板
21 フレーム
21a 上フレーム
21b 下フレーム
21s セット空間
22 昇降手段
22a 減速機
22b カップリング
22c ジップチェーン
22d 連結具
22x ケース
22y チェーン
23 スイング体駆動手段
23a ラック
23b ピニオン
23c エアシリンダ
23d 軸材
24 スイングアーム
25 連結棒
26 架設棒
27 スイング体シート
28 プレート
29 押さえ具
30 スイング体
51 トレイストッカー(容器ストッカー)
51a 補充口
51b 排出口
51c 枠材
52 トレイ取出し手段
53 取出しローラ(取出し回転体)
53a 凹溝
53b 取出し爪(取出し部)
53c 押さえ部
54 ローラ駆動手段
54a ピニオンギヤ
54b ラック
54c エアシリンダ
F スライス肉
T トレイ
M1 サーボモータ
M2 サーボモータ

Claims (10)

  1. 食品搬送体で搬送中の食品を当該食品搬送体から取り出し、取り出した食品を容器内に収容する食品収容方法において、
    前記食品搬送体で搬送中の食品の搬送方向先方側に食品を掬い上げて取り出す掬上げ手段を移動させ、
    前記食品搬送体の搬送方向先方側に移動した掬上げ手段で、当該食品搬送体で搬送された食品を掬い上げて取り出す、
    ことを特徴とする食品収容方法。
  2. 請求項1記載の食品収容方法において、
    食品の搬送方向先方側に移動させた掬上げ手段のスライダを当該食品側に向けて移動させることによって、当該食品を前記スライダの外周に周回されたシート上に掬い上げて食品搬送体から取り出す、
    ことを特徴とする食品収容方法。
  3. 請求項2記載の食品収容方法において、
    食品搬送体の搬送方向先方側に移動した掬上げ手段で、当該食品搬送体で搬送された食品をその幅方向外側が垂れ下がるように当該食品搬送体から取り出す、
    ことを特徴とする食品収容方法。
  4. 請求項3記載の食品収容方法において、
    食品の垂れ下がり部分を折畳む方向とその反対の戻り方向にスイング可能なスイング体を備えた折畳み手段の当該スイング体を、前記食品の垂れ下がり部分に向けて折畳み方向にスイングさせて前記食品の垂れ下がり部分を折畳み、その折畳み状態の食品を当該スイング体上に支持し、
    前記スイング体を容器の上方で前記戻り方向にスイングさせることによって、当該スイング体で支持された折畳み状態の食品をスイング体の上から排出して容器内に収容する、
    ことを特徴とする食品収容方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の食品収容方法において、
    容器ストッカーに収容された容器のうち、最下位にある容器に取出し回転体の取出し部を係止し、当該取出し回転体の外周の押さえ部で当該容器よりも上側に重ねられた容器を押さえて、取出し回転体の取出し部を係止した前記容器を容器ストッカーから取り出して容器搬送体に供給し、
    前記取出し回転体で取り出された容器を前記容器搬送体で折畳み手段の下方位置まで搬送し、
    前記折畳み手段で折畳まれた食品を排出して、前記容器搬送体で前記折畳み手段の下方位置まで搬送された容器に収容する、
    ことを特徴とする食品収容方法。
  6. 食品搬送体で搬送中の食品を当該食品搬送体から取り出し、取り出された食品を容器内に収容する食品収容装置において、
    食品搬送体で搬送中の食品を取り出す手段として、食品搬送体で搬送される食品の搬送方向先方側に移動して当該食品搬送体で搬送中の食品を掬い上げて取り出すことのできる掬上げ手段を備えた、
    ことを特徴とする食品収容装置。
  7. 請求項6記載の食品収容装置において、
    掬上げ手段は、基体と、当該基体に移動可能に設けられたスライダと、当該スライダの外周に周回されたシートとを備え、
    前記シートは固定手段によって前記基体に固定され、前記スライダが当該固定箇所よりも前方に移動するとシート前方側がスライダの底面側から上面側に繰り出されると共にシート後方側がスライダの上面側から底面側に引き出され、前記スライダが当該固定箇所よりも後方に移動するとシート前方側がスライダの上面側から底面側に引き戻されると共にシート後方側がスライダの底面側から上面側に送り戻され、
    前記シート前方側がスライダの上面側に繰り出されると、前記搬送中の食品がシート上に掬い上げられて前記食品搬送体から取り出される、
    ことを特徴とする食品収容装置。
  8. 請求項7記載の食品収容装置において、
    掬上げ手段は、食品搬送体で搬送中の食品をその幅方向外側が垂れ下がるように取り出すことができる、
    ことを特徴とする食品収容装置。
  9. 請求項8記載の食品収容装置において、
    掬上げ手段で取り出された食品の垂れ下がり部分を折畳み、折畳まれた食品をその折畳み状態のまま排出することのできる折畳み手段を備え、
    前記折畳み手段は、フレームと、シート装着部を備えたスイング体と、当該スイング体のシート装着部の外周に周回されたスイング体シートと、当該スイング体を食品の折畳み方向とその反対の戻り方向に回動させるスイング体駆動手段を備え、
    前記スイング体は、固定手段によって前記フレームに固定され、
    前記スイング体シートは、前記スイング体が前記スイング体駆動手段によって前記折畳み方向にスイングして当該スイング体のシート装着部が前記固定手段での固定箇所よりも前方に移動すると、スイング体シート前方側がシート装着部の下面側から上面側に繰り出させると共にスイング体シート後方側がシート装着部の上面側から下面側に引き出され、前記スイング体が前記スイング体駆動手段によって前記戻り方向にスイングしてシート装着部が前記固定手段での固定箇所よりも後方に移動すると、スイング体シート前方側がシート装着部の上面側から下面側に引き戻されると共にスイング体シート後方側がシート装着部の下面側から上面側に引き出され、
    前記スイング体が前記食品の垂れ下がり部分の側方で前記折畳み方向にスイングすることによって、当該食品の垂れ下がり部分が折畳まれ、その折畳み状態の食品が当該スイング体で支持され、
    前記スイング体が前記容器の上方で前記戻り方向にスイングすることによって、当該スイング体で支持された折畳み状態の食品が排出されて容器内に収容される、
    ことを特徴とする食品収容装置。
  10. 請求項6から請求項9のいずれか1項に記載の食品収容装置において、
    容器を重ねて収容可能な容器ストッカーと、当該容器ストッカー内の容器を一枚ずつ取り出す取出し回転体と、当該取出し回転体で取り出された容器を搬送する容器搬送体を備え、
    前記取出し回転体は、容器ストッカー内の容器を取り出す取出し部と、当該取出し部での容器取出し時に、当該容器の上側に重ねられている容器を下から押さえる押さえ部を備えた、
    ことを特徴とする食品収容装置。
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