JP2019064808A - スライス肉のトレー盛付装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この文献の図1には、スライサーから切り出されるスライス肉を整列搬送ベルトで受け取り、整列状に載置されたスライス肉をそのままの状態でベルト直下位置へ順次上昇するパイレスに連係的に移乗させる盛付装置が記載されている。
この盛付装置は、比較的容量の大きいディスプレイ用など一時保管用パイレスへの盛付用であると認められ、上下方向に移送されるパイレスの移送装置が空パイレスの補給を含めて煩雑で販売用小トレー盛付用としては適しない。
又、特許文献2(特開2011−161622号公報)においては、スライサーから切り出されるスライス肉をコンベヤの始端部で受け取り終端部から中継ローラーを介してトレー内に落下させて盛り付けている。
上記いずれの文献においても詳細な構成が示されてないが、コンベヤ終端部の各ローラーは、少なくとも構成部材の一部がコンベヤ下面より下方に突出することが想定される。
特に、トレーがコンベヤの走行方向に対し直交し且つ水平方向に移送される販売用小トレーへの盛付用とした場合、突出した構成部材を避けて下側を移送しなければならないので、トレーまでの落下距離はそれだけ遠くなり乱れの一因となる。
コンベヤの終端部付近には、スライス肉の補助搬送手段或いはコンベヤ表面の付着物削ぎ取り手段が備えられ、コンベヤ側板を含む該手段の構成部材がコンベヤ下面より下方に突出したものにおいて、
トレーの移送装置には、トレーがスライス肉の落下位置に合致したときに、トレーを、前記構成部材を避けてコンベヤ近くまで上昇させ、トレー内にスライス肉が落下されてから下降させる昇降手段が設けられたことを特徴とするスライス肉のトレー盛付装置とされる。
又、スライス肉はコンベヤ上で1パック分量毎に仕分けられていて、コンベヤの終端部が、前記補助搬送手段或いはコンベヤ表面の付着物削ぎ取り手段とともに後退してスライス肉をトレー内に落下させて盛り付けることが好ましい。
又、補助搬送手段が、コンベヤの全幅に亘ってコンベヤ表面に外周面を近接させて回転する中継ローラーであって、構成部材は中継ローラーの軸心延長上のコンベヤ側部に設けられた中継ローラーの駆動部及びコンベヤ側板を含む支持部材である。
又、昇降手段が、トレーの移送装置におけるスライス肉の落下位置付近に設けられていて、トレーの移送方向に沿ってトレーの両側に延設されたトレーの両側端部を緩く挟んでトレーを案内する一対の案内具と、トレーを挟んだままで案内具を昇降させる伸縮部材とからなることが好ましい。
更に、スライス肉はコンベヤ上で複数列に分かれて搬送され、コンベヤの終端部には各列に対向してトレーが並置され、各トレーは前記昇降手段によって同時に昇降される。
実施例として図1に全体構成が模式的に示されるが、肉箱1がクランク機構によって上下方向に揺動され、上動するとき肉箱1に保持された食肉塊の先端部を刃物(図示なし)でスライスし、切り出されるスライス肉mを刃物直下に設けられた回転体2の表面で受け取り中継ぎ位置まで移送する。
中継ぎ位置には中継ぎ片3が揺動自在に設けられていて、回転体2からスライス肉mを剥ぎ取り中心付近から2ッ折りして搬送用のコンベア4の始端部へ移載する。スライス肉mは1パック分量(1個のトレーに盛り付けられる量)毎に、折り畳み線を前にして一部を積み重ねた鱗列状に並べられコンベヤ4の終端部まで搬送される。
終端部下方のスライス肉落下位置には、搬送されたスライス肉mが盛り付けられるトレー5が待機していて、スライス肉mがコンベヤ4の終端部から1パック分量毎にトレー5内に落下し盛付けられる構成である。
尚、本実施例においてはスライス肉を中継ぎ位置で中心部付近から2ッ折としたが、折り畳まないで切り出されたままの広げられた状態であってもよい。
本実施例におけるコンベヤ4は、コンベヤ両側に設けられたコンベヤ側板6,6に支持される複数のコンベヤローラー7,7・・に掛け回させたベルトコンベヤであって、コンベヤ4の終端部は、スライス肉の落下位置で待機するトレー5内に、コンベヤ4で搬送されてきた1パック分量のスライス肉mを、姿勢を保持したまま一挙に盛り付けるために、スライス肉mが終端部に達すれば、図2における仮想線から実線の状態に適宜手段で矢印の走行方向に沿って比較的急速に後退させてスライス肉mをトレー5内に落下させてから復帰する構成とされる。
中継ローラー8は、比較的小径であってコンベヤ終端部のスライス肉mが離れる位置付近に設けられ、コンベヤ4の走行方向に反して回転してスライス肉mを持ち回りさせないようコンベヤ周面から剥離して周面でトレー5内に誘導し落下させる。
この中継ローラー8は、中継ローラー8の回転軸心延長上の左右コンベヤ側板6,6に設けられた支持部材9、10によって支持される構成であるが、一方の支持部材10には、中継ローラー8の回転駆動装置が内蔵され、図2に示されるように本実施例における補助搬送手段の構成部材である支持部材10の一部がコンベヤ4の下面より下方に突き出された構成となる。
このスクレーパーは、中継ローラー8に比べて構造簡単で安価であるが柔らかくて粘着性が強い生肉ではスクレーパーに付着して剥がれず機能が充分に発揮されないことがある。
本発明においては、トレー5はコンベヤ4の走行方向に対し直交し且つ水平方向に走行するトレーの移送装置で移送される構成であって、図3に示されるようにスライス肉mのトレー5への落下位置付近の一側に積層された空トレーの貯留タンク12が斜設されていて、貯留タンク12の下方には積層トレーからトレー5を一個ずつ分離する分離手段13が設けられている。
分離手段13で1個ずつ分離されたトレー5は、図2に示されるトレー移送方向に沿ってトレー5の両側に延設されたトレー5の両側端部を上下、左右から緩く挟んで案内する一対の案内具17,17によって案内されながらトレー用無端帯15に設けられた移送片16でスライス肉mの落下位置まで送られる。
この伸縮手段は、スライス肉mの落下位置におけるトレー搬送用無端帯の両側に設けられた、案内具17、17が取り付けられたエアーシリンダー18、18であって、このシリンダー18、18によってトレー5がコンベヤ4に接近した所定の位置に達するタイミングに合わせて、スライス肉mが搬送されてくるとコンベヤ4の終端部がコンベヤ4の走行方向に沿って後退してスライス肉mがトレー内に落下して盛り付けられる。
これら一連の動作は、スライス肉の切り出しタイミングを基準として関連部材を適宜の手段で制御して連続的に繰り返される。
5 トレー
6 コンベヤ側板
16 移送片
17 案内具
18 エアーシリンダー
Claims (5)
- スライス肉を搬送するコンベヤの終端部から、コンベヤの走行方向に対し直交し且つ水平方向に走行するトレーの移送装置で移送されるトレー内に、スライス肉を落下させて盛り付けるスライス肉のトレー盛付装置であって、
コンベヤの終端部付近には、スライス肉の補助搬送手段或いはコンベヤ表面の付着物削ぎ取り手段が備えられ、コンベヤ側板を含む該手段の構成部材がコンベヤ下面より下方に突出したものにおいて、
トレーの移送装置には、トレーがスライス肉の落下位置に合致したときに、トレーを、前記構成部材を避けてコンベヤ近くまで上昇させ、トレー内にスライス肉が落下されてから下降させる昇降手段が設けられたことを特徴とするスライス肉のトレー盛付装置。 - スライス肉はコンベヤ上で1パック分量毎に仕分けられていて、コンベヤの終端部が、前記補助搬送手段或いはコンベヤ表面の付着物削ぎ取り手段とともに後退してスライス肉をトレー内に落下させて盛り付けることを特徴とする請求項1に記載のスライス肉のトレー盛付装置。
- 前記補助搬送手段が、コンベヤの全幅に亘ってコンベヤ表面に外周面を近接させて回転する中継ローラーであって、構成部材は中継ローラーの軸心延長上のコンベヤ側部に設けられた中継ローラーの駆動部及びコンベヤ側板を含む支持部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライス肉のトレー盛付装置。
- 前記昇降手段が、トレーの移送装置におけるスライス肉の落下位置付近に設けられていて、トレーの移送方向に沿ってトレーの両側に延設されたトレーの両側端部を緩く挟んでトレーを案内する一対の案内具と、トレーを挟んだままで案内具を昇降させる伸縮部材とからなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスライス肉のトレー盛付装置。
- スライス肉はコンベヤ上で複数列に分かれて搬送され、コンベヤの終端部には各列に対向してトレーが並置され、各トレーは前記昇降手段によって同時に昇降されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスライス肉のトレー盛付装置。
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JP2017193648A JP7021739B2 (ja) | 2017-10-03 | 2017-10-03 | スライス肉のトレー盛付装置 |
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JP2017193648A JP7021739B2 (ja) | 2017-10-03 | 2017-10-03 | スライス肉のトレー盛付装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021246300A1 (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-09 | 株式会社日本キャリア工業 | 食品片集合体形成方法および食品片集合体形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0796914A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-11 | Izumi Tekko Kk | 先細り根菜類の箱詰め装置 |
JP2012223193A (ja) * | 2012-05-28 | 2012-11-15 | Nihon Career Ind Co Ltd | スライス肉片の搬出装置 |
JP2014226775A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 株式会社日本キャリア工業 | コマギレ肉のトレー盛付方法とその装置 |
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2017
- 2017-10-03 JP JP2017193648A patent/JP7021739B2/ja active Active
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