JP2014226775A - コマギレ肉のトレー盛付方法とその装置 - Google Patents

コマギレ肉のトレー盛付方法とその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の小食肉塊を同時に薄切りして得られるコマギレ肉が、一度にスライスされる外形寸法が大きいものであっても、販売用の小トレーにスムーズに盛り付けることが可能なコマギレ肉のトレー盛付方法とその装置を提供する。【解決手段】コマギレ肉を受け取るベルトコンベヤ11と、コマギレ肉が盛付けられるトレー12の供給装置13とを有し、ベルトコンベヤ11の終端部付近には移送面へ接近乃至接触させた状態でベルトコンベヤ11とは逆方向に走行するローラー10が設けられたコマギレ肉のトレー盛付装置を使用するコマギレ肉のトレー盛付方法とその装置であって、ベルトコンベヤ11をコマギレ肉の切り出される方向に対し略直交して走行するように配置して、コマギレ肉の巾寸法Bが寸法bに縮小されてトレー12に盛り付けられるようにした。【選択図】図1

Description

この発明は、食肉における単一の部分肉でなく、部分肉が小分けされた状態の複数の小肉塊を、相互に接触させて食肉スライサーの肉箱内に詰め込み一体化させて同時にスライスして得られる小肉片が集合したコマギレ肉のトレー盛付方法に関し、より詳しくはコマギレ肉を、切り出されたときより小さい巾寸法でトレーに盛付ける方法とその装置に関する。
本発明に関連する特許文献1は、自動肉切機(食肉スライサー)から切り出される肉片を、受皿上に一部重合させた展開状態で順次自動的に並べることができる肉ならべ装置に関するもので、回転する丸刃の刃面に沿って往復移動する肉収容箱(肉箱)に保持した肉塊を肉送り出し機構により送り出して、送り出し端部を丸刃で薄片状に切断した肉片を、送り出し方向に展開移動させる複数の肉受回転ローラで受取り、ついで展開方向と交差する方向に搬送する複数本のワイヤー状の搬送ベルトへ引き継いでから受皿上に一部を重合させた展開状態で載置する技術が開示されている。
この特許文献1において切出されるスライス肉片は、コマギレ肉でなく比較的大形の切断面を有する単一の部分肉であると認められ、少なくとも肉片は切り出し巾寸法のままで搬送ベルトにより搬送され、搬送方向に移動する受皿上に先に載置された肉片に一部重合させた展開状態に載置されるもので、肉片は切り出される方向と直交する方向における外形寸法(以下単に巾寸法と呼ぶ)は縮小されることなく受皿上に載置される。
単一の部分肉でなく、部分肉が小分けされた状態の複数の小肉塊を相互に接触させて詰め合わせて一体化し同時にスライスして得られるコマギレ肉と呼ばれる小肉片が集合したものにおいては、能率よくスライス作業を行うために可能なかぎり大形の肉箱を使用して多くの小肉塊を詰込み一度にスライスできる肉片の量を多くしたいとの要望がある。
コマギレ肉は、単一の部分肉がスライスされた肉片と同様に100〜400gずつ小分けされ巾寸法が150mm程度の小トレーに盛付けられる。一方、通常の食肉スライサーにおける肉箱の出口の最大の大きさは、高さが150mm、巾が300〜400mm程度のものが多く、肉箱内に食肉塊を満たした状態でスライスされた肉片を販売用の小トレーに盛付けるには少なくとも巾寸法を半分以下に縮小する必要がある。
そこで、本出願人は、特許文献2に示される、大きい巾寸法で切り出されるコマギレ肉を回転体でトレーまで搬送する間にトレー巾寸法以下に縮小する規制手段と終端部にほぐしローラを設けたコマギレ肉のトレー盛付装置を提案した。
しかしながら、規制板によって巾寸法を縮小しようとすると、コマギレ肉が規制板に付着して抵抗となり移送困難になることがあった。
このことから本出願人は、規制をしなくてもいいように、販売用の小トレーの巾と略同じ巾の食肉移送樋(肉箱に相当)とし、切り出されるコマギレ肉をそのままの巾寸法でトレーに盛付ける技術を特許文献3で提案した。
しかしながらこの場合には、一個の移送樋から一度に切り出されるコマギレ肉の量が少なく、処理能力が低いので移送樋を複数個並設して能力を高めようとしたが構成が複雑となるなどの問題があった。
特開昭54−148693号公報 特開2011−115931号公報 特開2011−120560号公報
本発明は、前述のような従来のコマギレ肉のトレーへの盛付けに係わる問題点に鑑み、一度にスライスされるコマギレ肉の巾寸法が大きいものであっても、販売用の小トレーにスムーズに盛付けることが可能なコマギレ肉のトレー盛付方法と装置を提供することを目的としている。
本出願人は、前記課題を解決するため、まずコマギレ肉が小肉片の集合体であることに着目した。単一の部分肉による単独のスライス肉片と異なり、部分肉が小分けされた状態の複数の小肉塊を相互に接触させて肉箱内に詰め込み一体化させ、同時にスライスして得られるコマギレ肉は、小肉片がモザイク風に組み合わされたパッチワーク状の小肉片の集合体であるから、コマギレ肉を移送するベルトコンベヤの終端部において、小肉片に分離させるか或いは折り曲げてコマギレ肉を積み重ねられるように、所定の落下距離を隔ててトレーを供給してトレー内に落下させれば、移送方向の寸法を縮小することができる、そして、ベルトコンベヤを巾寸法方向に沿って走行させることによって、広巾で切り出されたコマギレ肉を巾寸法より小さい巾寸法の小トレー内に盛り付けが可能になることに思到した。
そこで本発明においては、スライサーから巾寸法Bで間欠的に切り出されるコマギレ肉を受け取るベルトコンベヤと、ベルトコンベヤの終端部の下方位置に所定の落下距離を隔ててコマギレ肉が盛付けられるトレーの移送装置とを有し、ベルトコンベヤの移送面は平滑であって終端部付近には移送面との間隙がコマギレ肉の厚み以下となるよう接近乃至接触させた状態でベルトコンベヤの走行方向とは逆方向に走行するローラが設けられたコマギレ肉のトレー盛付装置を使用して、ベルトコンベヤをコマギレ肉の切り出される方向に対して略直交して走行するように配置し、ベルトコンベヤの終端部からコマギレ肉を落下させ、巾寸法Bより小さい巾寸法bでトレー内に盛付けるコマギレ肉のトレー盛付方法とすることで目的を達成する。
また、スライサーからコマギレ肉を受け取ってベルトコンベヤまで移送する移送面が平滑な回転体が設けられ、回転体の終端部付近には移送面との間隙がコマギレ肉の厚み以下となるよう接近乃至接触させた状態で回転体の走行方向とは逆方向に走行するローラが設けられていることが好ましい。
さらには、ベルトコンベヤの終端部をローラとともにコマギレ肉の切り出しに関連してベルトコンベヤの走行方向に沿って往復移動させて、コマギレ肉を一回に切出される分量ごとに、トレー内における異なる箇所に順次落下させて盛付けることが好ましい。
また、スライサーから巾寸法Bで間欠的に切り出されるコマギレ肉を受け取る回転体と、回転体の終端部下方位置でコマギレ肉を受取るベルトコンベヤと、ベルトコンベアの終端部下方位置で所定の落下距離を隔ててコマギレ肉が盛り付けられるトレーを移送するトレー移送装置とを備え、回転体およびベルトコンベヤの移送面は平滑であって終端部付近には移送面との隙間がコマギレ肉の厚み以下となるように接近乃至接触させた状態で回転体またはベルトコンベヤの走行方向とは逆方向に走行するローラがそれぞれに設けられたコマギレ肉のトレー盛付装置であって、ベルトコンベヤは回転体に対し略直交して走行するように配置されていて、ベルトコンベヤの終端部をコマギレ肉の切り出しに関連してローラとともにベルトコンベヤの走行方向に沿って往復移動可能とし、コマギレ肉を一回に切り出される分量ごとに、トレー内における異なる箇所にベルトコンベヤの終端部から順次落下させて、巾寸法Bより小さい巾寸法bで盛付けられるように構成されたコマギレ肉のトレー盛付装置とする。
この発明に係るコマギレ肉のトレー盛付方法と装置によれば、切り出されるコマギレ肉の巾寸法が大きいものであっても縮小して販売用の小トレーに盛付けることが可能なので能率のよいコマギレ肉のトレーへの盛り付け作業ができる。
本発明に使用する盛付装置の第一実施例の平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 コマギレ肉の切り出されたときの展開形状と外形寸法を模式的に表示したもの。 ベルトコンベヤの終端部からトレーにコマギレ肉が盛付けられる状態を模式的に表示したもの。 本発明に使用する盛付装置の第二実施例の平面図である。 同側面図である。 回転体からベルトコンベヤ上にコマギレ肉が受け取られる状態を模式的に表示したもの。 トレーの平面図。
主として図1〜図3を参照しながら本発明に使用するコマギレ肉のトレー盛付装置の第一実施例について説明する。
本発明に使用されるコマギレ肉のトレー盛付装置に供される食肉スライサー(以下単にスライサーと呼ぶ)は、特に限定されるものではないが本例における基本的な構成については、本出願人による特許文献2(特開2011−115931号公報)などに記載されているものを流用したものなので詳細については省略し要点のみについて説明する。
肉箱1は、機台2の後部左右側壁から一体的に突設させた支持軸3を中心として水平位置付近における一定角度範囲内で上下に揺動できるように支持されている。
肉箱1の底部には、底部コンベヤ4が幅方向一杯に後部から出口に亘って敷設されており、広く用いられる手段なので詳述はしないが適宜サーボモーターに連結されて駆動される。
また、肉箱1の左右両側には側壁5、5が後部から出口に亘って立設されるとともに、肉箱1の出口付近の上部位置には、上部押圧部材6が設けられる。この上部押圧部材6は必ずしもコンベヤでなくとも単なる平板状のものでもよい。又、側壁5,5は単なる平板状であってもよいが、コンベヤで構成されると送り込み性能が向上してスライス厚みの変動が少なくなり一度に切り出されるコマギレ肉の量が安定する。
このように底部に底部コンベヤ4と、両側部に側壁5,5と、上部に上部押圧部材6とを有した肉箱1の出口には送り出し方向に位置調節されてスライス厚みを規制する当て板7が設けられている。この当て板7の上端部には切り出し口を隔ててバンドナイフ8が水平方向に走行自在に掛け回され、上下方向に往復動する肉箱1が上動するときに、部分肉が小分けされた状態の複数の小肉塊を相互に接触させて肉箱1に詰め込み一体化させた状態の肉塊の先端がバンドナイフ8によって同時にコマギレ肉として切り出し口から切り出される構成とされている。
コマギレ肉は、通常の単一の部分肉がスライスされた比較的大形のスライス肉片とは異なり、切り出されたときのコマギレ肉の展開形状および外形寸法は、図4に模式的に示されるように肉箱1の出口に準じた矩形の板状であり、切り出される方向における展開時の外形寸法(以下単に長さ寸法と呼ぶ)がA、巾寸法はBで示される、小肉片がモザイク風に組み合わされたパッチワーク状のものである。
スライサーの切り出し口の下方位置には、始端部を臨ませて移送面となる表面が平滑なベルトコンベヤ11が設けられる。このベルトコンベヤ11は、停止してコマギレ肉を受けてから切り出される方向に対して略直交して走行するように、後述するコマギレ肉が投入され盛付けられるトレーへの投入位置まで延設される。
次にベルトコンベヤ11の終端部から下方位置に待機する、コマギレ肉が盛り付けられる販売用の小トレー12へのコマギレ肉の盛付けに係わる構成について説明する。
ベルトコンベヤ11の終端部付近の移送面には、移送されたコマギレ肉を剥ぎ取って小肉片に分離するローラ10が、コンベヤベルト11の移送面との間隙がコマギレ肉の厚み以下となるよう接近乃至接触させた状態でコンベヤベルト11の走行方向とは逆方向に走行する(図5における矢印方向)ように設けられる。
ローラ10の下方位置であって所定のコマギレ肉の落下距離を隔てたコマギレ肉の投入位置へトレーを移送するトレー移送装置13が設けられるが、この落下距離はローラ10によってコマギレ肉を形成する小肉片が分離されるか或いは折り曲げられてトレー内に積み重ねが可能な距離に設定する。
トレー移送装置13自体の構成については公知技術なので詳細には記載しないが、本例においては図1に示すように食肉スライサーの機台1に並行して設けられていて、多数のトレー12を上下方向に積み重ねて保持するトレータンクから、コマギレ肉の切り出しに関連して制御手段の指令にもとづき、トレー12を一個ずつ取り出して無端帯からなる移送具で投入位置まで移送する。
図5に模式的に表示されるようにコマギレ肉は回転するローラ10によって剥離され小肉片に分離されてトレー12内に落下し、積み重ねられた状態で盛付けられる。
小肉片が柔らく付着し易い生肉のときには、小肉片同士が比較的強く付着し合っているので、必ずしも全ての小肉片に分離されないが、所定の落下距離を保っていれば、ローラによる送りと小肉片の自重とにより座屈して折り曲げられた状態となりトレー12内に積み重ねられるように盛付けられるのでコマギレ肉の巾寸法は少なくとも切り出されたときの寸法Bより小さい寸法bとなる。
ベルトコンベヤ11の終端部は、適宜機構によってベルトコンベヤ11の走行方向に沿ってトレー12の巾寸法内の所定範囲(図5に示される仮想線の位置まで)往復移動可能に構成される。
そして、コマギレ肉の切り出しに関連して終端部をローラ10とともに移動させてコマギレ肉を一回に切出される分量ごとにトレー内の異なる箇所に順次落下させ盛付ける。このときにベルトコンベヤ11の終端部を、停止させて定位置へ落下させて盛付けたり、或いは移動させながらコマギレ肉を落下させて薄く広く盛り付けるように調整することもできる。
一個のトレーへの盛付量を多くしたいときなど必要に応じてトレー12を、トレー移送装置13によってベルトコンベヤ11の移送方向に直交する方向(トレー移送装置13の移送方向)に沿って移動させて、トレー12の長さ方向におけるコマギレ肉の落下位置を変更して均らされた状態に盛付けられるようにすることもできる。
さらに、ベルトコンベヤ11の終端部を移動させてコマギレ肉の落下位置を変更することと組合わせて、大形のトレーへ複数回数分のコマギレ肉を、升目状に分割した箇所に落下させて整然と盛り付けることもできる。
次に本発明に使用されるコマギレ肉の盛付装置の第二実施例について、主として図6及び図7に基づき説明する。
この第二実施例は、第一実施例の盛付装置におけるスライサーのコマギレ肉の切り出し口とベルトコンベヤ11の始端部の間に、コマギレ肉を切り出された方向に移送する回転体を介在させたものであって、それ以外の構成については第一実施例に準ずる。
図6においてアウトラインで表示されたスライサーの切り出し口近くにコマギレ肉を受け取り、切り出される方向に沿って移送する回転体として、本例においては移送面となる周面が平滑な円筒形の回転体9が用いられる。この場合、図7に示すように回転体9の移送面はコマギレ肉が切断時の形状を保って受取れるように可能な限り切り出し口に接近させて設けられる。
この回転体9を、食肉移送樋1の上動速度に関連させて図示しないが、サーボモーターを用いて切り出し方向に沿って回転させることで、コマギレ肉を移送面に付着させて切断時の形状を保って整然と取り出すことができる。この回転体9は、必ずしも本例のような円筒形でなくとも移送面が平滑なベルトコンベヤで構成されたものであっても良い。
回転体9の反切り出し口側の移送終端部付近には、第一実施例においてベルトコンベヤ11の終端部付近に設けられたと同様にローラ10が設けられる。即ち回転体9の移送面に付着して移送されたコマギレ肉を剥ぎ取って小肉片に分離するローラ10が、回転体9の移送面との間隙がコマギレ肉の厚み以下となるよう接近乃至接触させた状態で回転体9の走行方向とは逆方向に走行するように設けられる。
コマギレ肉は、図8に模式的に表示されたように回転するローラ10によって剥離され小肉片毎に分離されて、所定の落下距離を隔てた配設された停止中のベルトコンベヤ11の始端部近くの移送面上に落下し積み重ねられるように堆積される。
このとき、コマギレ肉は図8に模式的に表示されるように、巾寸法Bは切り出された伏態を略維持するが、長さ寸法Aは少なくとも切り出されたときから縮小された寸法aとなる。
このように、コマギレ肉の長さ寸法Aは寸法aに縮小されるが、巾寸法Bは略切り出された状態のまま維持されるので、コマギレ肉は外形平面寸法がaとBからなる小肉片の集合体となってベルトコンベヤ11の終端部まで移送され、終端部においてローラ10で再び剥離され小肉片に分離されてトレー12内に落下し積み重ねられるように堆積される。このとき図5に示されているように巾寸法Bが寸法bに縮小される。
このようにして一度に切り出されるコマギレ肉の長さ寸法A及び巾寸法B共に販売用の小トレー12の寸法より大きくても、移送中において外形寸法が縮小されて盛付けることができる。
コマギレ肉のトレーへの盛付けは、一度にスライスされる量を単位として所定の一個のトレーへの盛付量になるように所定回数分が投入される。当然、盛付量に応じた大きさのトレーが選択されるが、その場合に図9に示されるようにコマギレ肉が切り出される方向に対して直交する方向のトレー底部の巾寸法B´(コマギレ肉の巾寸法Bに対応)を一定としてスライス肉片の切り出される方向(トレーの移送方向と同じ)のトレー底部の長さ寸法A´(コマギレ肉の長さ寸法Aに対応)のみを仮想線表示のように変更されたトレーで対応することが好ましい。
トレー寸法の設定にあたっては、先ず巾寸法B´を定めるが、コマギレ肉の巾寸法Bがベルトコンベヤ11から落下するときに寸法bに縮小される状況を勘案して設定する。
トレーの長さ寸法A´については、最小盛付量がスライス回数一回分となるので、コマギレ肉がベルトコンベヤ11の移送面上に受取られたときの寸法aが略維持されてトレー12に盛付けられるので最小トレーにおける底部の長さ寸法A´は略寸法aに設定される。トレーへの盛付量を多くしたいときは、所望する盛付回数に応じてトレー底部の長さ寸法を最小トレーの長さ寸法A´の倍数で大きくし、その分だけトレーの移送方向に移動させてコマギレ肉を受け取る。
1 肉箱
9 回転体
10 ローラ
11 ベルトコンベヤ
12 トレー
13 トレー移送装置
A コマギレ肉の切り出される方向における展開時の外形寸法(長さ寸法)
B コマギレ肉の切り出される方向と直交する方向における外形寸法(巾寸法)
a Aが縮小された寸法
b Bが縮小された寸法
A´ トレー底部の長さ寸法
B´ 同上の巾寸法

Claims (4)

  1. スライサーから巾寸法Bで間欠的に切り出されるコマギレ肉を受け取るベルトコンベヤと、ベルトコンベヤの終端部の下方位置に所定の落下距離を隔ててコマギレ肉が盛付けられるトレーの移送装置とを有し、ベルトコンベヤの移送面は平滑であって終端部付近には移送面との間隙がコマギレ肉の厚み以下となるよう接近乃至接触させた状態でベルトコンベヤの走行方向とは逆方向に走行するローラが設けられたコマギレ肉のトレー盛付装置を使用して、ベルトコンベヤをコマギレ肉の切り出される方向に対して略直交して走行するように配置し、ベルトコンベヤの終端部からコマギレ肉を落下させ、巾寸法Bより小さい巾寸法bでトレー内に盛付けることを特徴とするコマギレ肉のトレー盛付方法。
  2. スライサーからコマギレ肉を受け取ってベルトコンベヤまで移送する移送面が平滑な回転体が設けられ、回転体の終端部付近には移送面との間隙がコマギレ肉の厚み以下となるよう接近乃至接触させた状態で回転体の走行方向とは逆方向に走行するローラが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコマギレ肉のトレー盛付方法。
  3. ベルトコンベヤの終端部をローラとともにコマギレ肉の切り出しに関連してベルトコンベヤの走行方向に沿って往復移動させて、コマギレ肉を一回に切出される分量ごとに、トレー内における異なる箇所に順次落下させて盛付けることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のコマギレ肉のトレー盛付方法。
  4. スライサーから巾寸法Bで間欠的に切り出されるコマギレ肉を受け取る回転体と、回転体の終端部下方位置でコマギレ肉を受取るベルトコンベヤと、ベルトコンベアの終端部下方位置で所定の落下距離を隔ててコマギレ肉が盛り付けられるトレーを移送するトレー移送装置とを備え、回転体およびベルトコンベヤの移送面は平滑であって終端部付近には移送面との隙間がコマギレ肉の厚み以下となるように接近乃至接触させた状態で回転体またはベルトコンベヤの走行方向とは逆方向に走行するローラがそれぞれに設けられたコマギレ肉のトレー盛付装置であって、ベルトコンベヤは回転体に対し略直交して走行するように配置されていて、ベルトコンベヤの終端部をコマギレ肉の切り出しに関連してローラとともにベルトコンベヤの走行方向に沿って往復移動可能とし、コマギレ肉を一回に切り出される分量ごとに、トレー内における異なる箇所にベルトコンベヤの終端部から順次落下させて、巾寸法Bより小さい巾寸法bで盛付けられるように構成されたことを特徴とするコマギレ肉のトレー盛付装置。
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