JP2018200446A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を安価にすることができる現像装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置5は、現像剤担持体たる現像ローラの表面の一部分を、潜像担持体たる感光体1に対向させるために外部へ露出させる開口部を有し、内部空間に現像剤を収容した現像ケースたるケーシング58に衝突部材たる叩き部材41を衝突させる衝突手段たる叩き装置40を備えている。この叩き装置40は、ケーシング内に配置された現像ローラや供給スクリュウなどを駆動する駆動手段たる現像駆動モータ550の駆動力により、叩き部材41をケーシング58に対して接離する接離方向に移動させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、現像装置および画像形成装置に関するものである。
従来から、現像剤を表面に担持して表面移動する現像剤担持体と、現像剤担持体表面移動方向における現像剤担持体表面の一部分を、表面移動する潜像担持体の表面に対向させるために外部へ露出させる開口部を備え、内部空間に現像剤を収容した現像ケースと、現像ケースに配置された部材を駆動する駆動手段と、現像ケースに対して接離可能な衝突部材を備え、該衝突部材を現像ケースから離間させた後、現像ケースに接触する方向に衝突部材を移動させることで衝突部材を現像ケースに衝突させる衝突手段とを有する現像装置が知られている。
特許文献1には、上記現像装置として、現像ケース内の気体を外部に排出し、現像ケース内の気圧が上昇することを抑制するための圧抜き開口部から現像剤が排出されることを防止するフィルタを現像ケースに対して接離可能に設け、加振器によりフィルタを現像ケースに対して接離するように振動させてフィルタを現像ケースに衝突させるものが記載されている。
しかしながら、上記特許文献1では、フィルタを接離方向に移動させるための専用の加振器などの駆動手段を設けており、装置のコストアップに繋がるというおそれがあるという課題があった。
なお、上記課題は、現像ケースに衝突させる部材としてフィルタを用いたものに限らず、現像ケースに衝突させる衝突部材を、専用の駆動手段の駆動力で現像ケースに対して接離する接離方向に移動させる構成であれば同様に発生し得るものである。
上記課題を解決するために、本発明は、現像剤を表面に担持して表面移動する現像剤担持体と、現像剤担持体表面移動方向における現像剤担持体表面の一部分を、表面移動する潜像担持体の表面に対向させるために外部へ露出させる開口部を備え、内部空間に前記現像剤を収容した現像ケースと、前記現像ケースに配置された部材を駆動する駆動手段と、前記現像ケースに対して接離可能な衝突部材を備え、該衝突部材を現像ケースから離れる方向に移動させた後、現像ケースに接触する方向に前記衝突部材を移動させることで前記衝突部材を前記現像ケースに衝突させる衝突手段とを有する現像装置において、前記駆動手段の駆動力を用いて、前記衝突部材を前記現像ケースに対して接離する接離方向に移動させるものである。
本発明によれば、装置を安価にすることができる。
本実施形態における複写機の概略構成図。 4つの作像ユニットのうちの一つの拡大説明図。 本実施形態の現像装置の断面説明図。 現像スリーブの正逆転制御を行う制御系の要部構成の一例を示すブロック図。 現像駆動モータの制御フロー図。 叩き装置の斜視図。 叩き装置の構成部材を示す斜視図。 第二支持部材と、圧縮スプリングとを取り外した叩き装置の斜視図。 図8からさらにワンウェイクラッチを取り外した叩き装置の斜視図。 現像駆動モータの駆動力を現像スリーブ、叩き装置などに伝達する駆動伝達部を示す斜視図。 図10の矢印D方向から見た斜視図。 叩き部材の叩き位置を示す図。
以下、本発明に係る現像装置を適用した画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機(以下、複写機500という。)の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における複写機500の概略構成図である。
複写機500は、画像形成装置の本体部としてのプリンタ部100の上方に、原稿読込部4及び原稿搬送部3を備え、プリンタ部100の下方に給紙部7を備える。原稿搬送部3は、原稿読込部4に原稿を搬送し、原稿読込部4は搬送されてきた原稿の画像情報を読み込む。給紙部7は、記録材である転写紙Pを収容する記録材収容部であり、転写紙Pが収容される給紙カセット26と、給紙カセット26内の転写紙Pをプリンタ部100に向けて送り出す給紙ローラ27とを備える。図1中の一点鎖線は、複写機500内での転写紙Pの搬送経路を示す。
プリンタ部100の上部は、出力画像が形成された転写紙Pが積載される排紙トレイ30となっている。プリンタ部100は、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像を形成する作像部としての4つの作像ユニット6Y,6M,6C,6Kと、中間転写ユニット10とを備える。各作像ユニット6Y,6M,6C,6Kは、各色トナー像が形成される潜像担持体としてのドラム状の感光体1Y,1M,1C,1K、及び、各感光体の表面上に形成された静電潜像を現像する現像装置5Y,5M,5C,5Kを備える。
中間転写ユニット10は、中間転写ベルト8や一次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kを備える。中間転写ベルト8は、各感光体1Y,1M,1C,1Kの表面上に形成された各色トナー像が重ねて転写され、表面上でカラートナー像が形成される被転写体としての中間転写体である。また、一次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kは、各感光体1Y,1M,1C,1Kの表面上に形成されたトナー像を中間転写ベルト8に転写する一次転写手段である。
プリンタ部100は、中間転写ベルト8上のカラートナー像を転写紙P上に転写するための二次転写バイアスローラ19を備える。また、給紙ローラ27によって送り出された転写紙Pの搬送を一度停止し、中間転写ベルト8と二次転写バイアスローラ19とが対向する二次転写ニップに搬送するタイミングを調整するレジストローラ対28を備える。さらに、プリンタ部100は、二次転写ニップの上方に転写紙P上の未定着トナー像を定着する定着装置20を備える。
また、プリンタ部100内の排紙トレイ30の下方、且つ、中間転写ユニット10の上方には、各色のトナー容器11Y,11M,11C,11Kが配置されている。各色のトナー容器11Y,11M,11C,11Kは、各現像装置5Y,5M,5C,5Kに供給する各色のトナーを収容する。
図2は、4つの作像ユニット6Y,6M,6C,6Kのうちの一つの拡大説明図である。
4つの作像ユニット6Y,6M,6C,6Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外は、その構成・動作がほぼ同様であるので、以下の説明では、対応する色を示す符号Y、M、C、Kを適宜省略して説明する。
図2に示すように、作像ユニット6は、感光体1及び現像装置5を一体的に支持するプロセスカートリッジとなっており、このプロセスカートリッジは複写機500本体に対して着脱可能となっている。これにより、現像装置5を備えた複写機500本体での現像装置5の交換性が容易となり、複写機500のメンテナンス性が向上する。
作像ユニット6は、感光体1の周囲に現像装置5以外に、感光体クリーニング装置2、潤滑剤塗布装置13、及び、帯電装置12を備える。本実施形態の作像ユニット6では、感光体クリーニング装置2は、クリーニングブレード2aによってクリーニングする構成であり、帯電装置12は帯電ローラ12aによって帯電する構成である。
以下、本実施形態の複写機500における通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿搬送部3の原稿台に原稿がセットされた状態で、スタートボタンが押されると、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理を行い、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部に送信される。そして、書込み部からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光Lが、それぞれ、対応する感光体1Y,1M,1C,1K上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ、図1及び図2中の時計回り方向に回転している。感光体1Y,1M,1C,1Kの表面は、まず、帯電装置12の帯電ローラ12aとの対向部で、一様に帯電される(帯電工程)。書込み部から4つの光源から画像信号に対応した各レーザ光Lが、帯電された各色の感光体1Y,1M,1C,1Kの表面にそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過して、各感光体1Y,1M,1C,1Kの表面に照射される(露光工程)。
イエロー成分に対応したレーザ光Lは、図1中の紙面左側から一番目のイエロー用感光体1Yの表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光Lは、高速回転するポリゴンミラーにより、イエロー用感光体1Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。このようにレーザ光Lが走査されることで、帯電装置12によって帯電された後のイエロー用感光体1Yの表面上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光Lは、図1中の紙面左から二番目のマゼンタ用感光体1M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光Lは、図1中の紙面左から三番目のシアン用感光体1C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光Lは、図1中の紙面左から四番目のブラック用感光体1K表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体1Y,1M,1C,1Kの表面は、それぞれ、現像装置5との対向位置に達する。そして、各色トナーと磁性キャリアとからなる現像剤を収容する現像装置5Y,5M,5C,5Kから感光体1Y,1M,1C,1Kの表面上に各色トナーが供給されて、感光体1Y,1M,1C,1K上の潜像が現像される(現像工程)。
現像装置5との対向部(現像領域)を通過した後の感光体1Y,1M,1C,1Kの表面は、それぞれ、中間転写ベルト8との対向部(一次転写領域)に達する。ここで、それぞれの一次転写領域には、中間転写ベルト8の内周面に当接するように一次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kが設置されている。中間転写ベルト8を挟んで感光体1Y,1M,1C,1Kと一次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kとが対向することで、一次転写ニップを形成する。そして、この一次転写ニップで、各感光体1Y,1M,1C,1K上に形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に、順次重ねて転写される(一次転写工程)。
一次転写ニップを通過した後の感光体1Y,1M,1C,1Kの表面は、それぞれ、感光体クリーニング装置2との対向位置に達する。そして、感光体クリーニング装置2との対向位置で、感光体上に残存する未転写トナーがクリーニングブレード2aによって掻き取られ、回収される(感光体クリーニング工程)。
感光体クリーニング装置2との対向部を通過した感光体1Y,1M,1C,1Kの表面は、除電手段と対向する除電部を通過して残留電荷が除電され、感光体における一連の作像プロセスが終了し、次の作像動作に備える。
4つの感光体1Y,1M,1C,1K上の各色トナー像が重ねて転写され、カラートナー像を担持する中間転写ベルト8は、図1中の反時計方向に表面移動して、二次転写バイアスローラ19との対向位置である二次転写ニップに達する。一方、転写紙Pを収容する給紙カセット26から、給紙ローラ27により給送された転写紙Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ対28に導かれ、レジストローラ対28に突き当たり、一度停止する。レジストローラ対28に突き当たった転写紙Pは、中間転写ベルト8上に形成されたカラートナー像が二次転写ニップに向かうタイミングに合わせて二次転写ニップに向けて搬送される。そして、二次転写ニップで中間転写ベルト8上に担持されたカラートナー像が転写紙P上に転写される(二次転写工程)。
二次転写ニップを通過した中間転写ベルト8の表面は、中間転写ベルトクリーニング装置との対向部に達する。この対向部で、中間転写ベルト8上に付着した転写残トナーが中間転写ベルトクリーニング装置に回収されて、中間転写ベルト8における一連の転写プロセスが終了する。
二次転写ニップでカラートナー像が転写された転写紙Pは、定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ローラと加圧ローラとによって形成される定着ニップにて、熱と圧力とによってカラー画像が転写紙P上に定着される(定着工程)。定着装置20を通過した転写紙Pは、排紙ローラ対25によってプリンタ部100の外に出力画像として排出されて、排紙トレイ30上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図3は、本実施形態の現像装置5の断面説明図である。
本実施形態の現像装置5は、内部空間に現像剤を収容する現像ケースとしてケーシング58を備え、このケーシング58は、現像下ケース58aと、現像上ケース58bと、現像カバー58cとから構成される。現像装置5は、感光体1に対向して現像領域を形成する現像剤担持体としての現像ローラ50、供給搬送部材である供給スクリュウ53、回収搬送部材である回収スクリュウ54、現像剤規制部材であるドクタブレード52、及び、仕切り部57を備える。供給スクリュウ53及び回収スクリュウ54は、回転軸に螺旋状の羽部を設けたスクリュー部材であり、回転することにより、その回転軸の軸方向に現像剤を搬送する。
ケーシング58には、現像ローラ50が感光体1と対向する現像領域で現像ローラ50の表面の一部が露出するように開口部が形成されている。ドクタブレード52は、感光体1と現像ローラ50との対向部である現像領域に対して、現像ローラ50の表面移動方向上流側で、現像ローラ50の下方に現像ローラ50に対向するように配設され、現像ローラ50の表面に担持された現像剤の量を規制する。
供給スクリュウ53及び回収スクリュウ54は、ケーシング58の内部空間に収容された現像剤を長手方向(図3の紙面と直交する方向)に攪拌、搬送して循環経路を形成する搬送部材である。供給スクリュウ53は、現像ローラ50に対向配置され、図中矢印C方向(図中反時計回り)に回転して、現像剤を長手方向に搬送しながら現像ローラ50に現像剤を供給する。回収スクリュウ54は、現像領域を通過した現像ローラ50上の現像剤を受け取り、図中矢印B方向(図中時計回り)に回転して、補給されたトナーと現像剤とを混合攪拌しながら搬送する。
ケーシング58の内部空間のうち、供給スクリュウ53が配置された供給搬送路53aと、回収スクリュウ54が配置された回収搬送路54aとは仕切り部57によって空間的に仕切られている。また、仕切り部57は、軸線方向に直交する断面(図3で説明図を示す断面)における端部が現像ローラ50の表面に対向し、近接して配置されることにより、現像ローラ50の表面上から現像剤の離脱を促す分離板としても機能する。仕切り部57の分離板としての機能によって、現像ローラ50に担持され、現像領域を通過した現像剤が、供給搬送路53aに到達することを防止し、回収搬送路54a内へ向けて滞りなく移動させることができる。
現像ローラ50は、内部に固設された複数の磁石からなるマグネットローラ55と、マグネットローラ55の周囲を図中矢印A方向(図中反時計回り)に回転する現像スリーブ51とから構成される。現像スリーブ51はマグネットローラ55を内包し、回転自在な非磁性材料からなる円筒形状の部材である。現像スリーブ51の表面上には、複数の磁極として、第一磁極P1(S極)、第二磁極P2(N極)、第三磁極P3(S極)、第四磁極P4(S極)、及び、第五磁極P5(N極)の5つの磁極がマグネットローラ55によって形成されている。
本実施形態においては、現像ローラ50がケーシング58から露出する部分における現像ローラ50の表面移動方向下流側端部付近(以下、現像下流領域という)で、現像ローラ50の表面移動に伴ってケーシング58の内部空間へ向かう吸い込み気流が生じる。この吸い込み気流により現像下流領域でキャリアから遊離した飛散トナーを空気と共にケーシング58内に吸引して回収することができる。これにより、現像領域からのトナー飛散の発生を抑制することができる。また、本実施形態では、この吸い込み気流を増加させるため、吸い込み気流が通る現像カバー58cの現像ローラ50との対向部582と現像ローラ50の表面との間の通路空間を狭めている。
また、この吸い込み気流によりケーシング58の内圧が上がってケーシング内への吸い込みの弱い隙間からケーシング外へのトナー噴出を回避するために、現像カバー58cには、ケーシング58内の気体を外部に排出し、ケーシング内の気圧が上昇することを抑制するための圧抜き開口部581を設けている。また、この圧抜き開口部581からトナーが排出されることを抑制するために圧抜き開口部581にフィルタ59を設けている。ケーシング58の内部空間のトナーを含む空気は、フィルタ59を通過することでトナーと空気とが分離され、空気だけが圧抜き開口部581を通ってケーシング58の外部に排出される。
現像装置5では、トナーとキャリアとからなる二成分の現像剤(添加剤等を添加する場合も含む)を用いているため、現像装置5内におけるトナー消費に応じて、ケーシング58に設けられたトナー補給口56(図10参照)からケーシング58の内部空間へ適宜にトナーが補給される。補給されたトナーは、ケーシング58内の現像剤とともに、回収スクリュウ54及び供給スクリュウ53によって搬送されつつ、撹拌・混合される。
現像ローラ50の現像スリーブ51には、現像電源から現像電圧が印加されており、現像領域内に、正規極性(例えばマイナス極性)に帯電したトナーを感光体1の表面上の静電潜像部に向けて移動させる現像電界を形成する。この現像電界により、現像領域では、現像ローラ50の表面上の現像剤中のトナーが感光体1の表面上の静電潜像に付着し、静電潜像がトナー像化される。
ケーシング58内の現像剤は、現像ローラ50の表面に近接して平行に設けられた供給スクリュウ53によって長手方向に搬送されながら、マグネットローラ55の第五磁極P5による磁界の作用で現像ローラ50の外周表面に供給される。現像ローラ50の表面に受け渡された現像剤は、現像スリーブ51が図3中矢印Aに示すように、反時計回り方向に回転することによって、ドクタブレード52によって規制された後、現像領域に到達する。
そして、現像電源から現像スリーブ51に現像電圧が印加されることで現像領域に形成される現像電界により、感光体1上の静電潜像が現像される。現像領域を通過した後の現像ローラ50の表面上の現像剤は、現像スリーブ51の回転に伴ってケーシング58の内部空間へ戻され、互いに同極性である第三磁極P3と第4磁極P4による反発磁界の作用を受けて、現像ローラ50の表面から離脱する。現像ローラ50の表面から離脱した現像剤は、仕切り部57の上面に落下して滑り落ち、回収スクリュウ54で回収される。
ドクタブレード52は、現像スリーブ51に担持された現像剤を所定の厚さに整えるために、現像スリーブ51の表面に対して所定の隙間を有して対向しているが、ケーシング内に混入した異物や、現像装置が設置される環境条件などによってケーシング内で形成されたトナー凝集体が、ドクタブレード52に堰き止められて、上記隙間を塞いでしまうおそれがある。異物やトナー凝集体により上記隙間が塞がれてしまうと、その隙間が塞がれた箇所は、現像剤が通過できないため、その箇所に対応する潜像部分は現像されず、スジ状の白抜け画像が発生してしまう。
そのため、本実施形態では、現像動作終了後に現像スリーブ51を逆回転させている。
図4は、現像スリーブ51の正逆転制御を行う制御系の要部構成の一例を示すブロック図である。制御手段としての制御部300は、四つの現像装置5のそれぞれに対応して設けられているが、その基本的構成はいずれも同様であるので、色分け符号(Y,C,M,K)を省略して説明する。図4に示すように、制御部300は、Central Processing Unit(CPU301)、Read Only Memory(ROM302)及びRandom Access Memory(RAM303)等を備える。なお、本実施形態では、それぞれの現像装置5の制御部300の一部(CPU301、ROM302、RAM303等)は複数の現像装置5の間で共用されている。
図4において、制御部300は、CPU301、ROM302、RAM303等から構成されている。
制御部300が、現像スリーブ51の回転動作の駆動源である現像駆動モータ550の駆動を制御し、駆動動作時には現像ローラ50を構成する現像スリーブ51を通常回転として図3中の反時計回り方向に回転駆動させる。一方、逆転制御を行うときには、現像スリーブを図3中の時計回り方向に回転駆動させる。
図5は、現像駆動モータ550の制御フロー図である。
まず、制御部300は、印刷信号を受信したら(S1のYES)、現像駆動モータ550を正回転させる。現像駆動モータ550を正回転させると、現像スリーブ51が正回転(図3中の反時計回り方向)し、現像スリーブ51表面の現像剤を、現像領域へ搬送して、感光体の潜像を現像する。
そして、作像動作が終了したら(S3のYES)、制御部300は、現像駆動モータ550を作像動作時とは逆方向の逆回転させ(S3)、現像スリーブ51を、逆回転(図3中の時計回り方向)させる。現像スリーブ51が逆回転することで、ドクタブレード52と現像スリーブ51との隙間を塞いでいた異物やトナー凝集体が除去され、供給搬送路53aへ落下する。
そして、現像スリーブ51を所定角度逆回転させたら(S5のYES)、現像駆動モータ550を停止させる(S6)。本実施形態においては、現像スリーブ51を約20°〜30°逆回転させている。現像スリーブ51を約20°〜30°逆回転させれば、ドクタブレード52と現像スリーブ51との隙間を塞いでいた異物やトナー凝集体を、供給搬送路53aへ落下させることができる。
経時使用により圧抜き開口部581に設けられたフィルタ59が、トナーの付着により目詰まりしてしまい、圧抜き開口部581からのケーシング58内の気体の排出量が低下してしまう。その結果、圧抜き開口部581から排出される気体よりも吸い込み気流によりケーシング58内に入ってくる気体の方が多くなって、ケーシング内の内圧が高まっていき、最終的にトナーの噴出が発生するおそれがある。
また、経時の使用で、ケーシング58の内壁面にトナーが付着し、この内壁面に付着したトナーが成長して凝集体となる。その凝集体がケーシング58の内壁面から剥がれ落ちると、上述したように、現像スリーブとドクタブレード52との間の隙間を塞いで異常画像を引き起こすおそれがある。
また、吸い込み気流が通る現像カバー58cの現像ローラ50との対向部582は、この吸い込み気流とともに回収される現像下流領域でキャリアから遊離した飛散トナーが付着しやすく、この対向部582にトナーが堆積しやすい。経時の使用で、この対向部582に堆積したトナーが成長して塊となり、対向部582から剥がれ落ち、この剥がれ落ちたトナーの塊がケーシング外へこぼれ落ちて画像形成装置を汚してしまうおそれもあった。
そこで、本実施形態においては、ケーシング58を叩く衝突手段としての叩き装置を設けている。叩き装置でケーシング58を叩くことでケーシング58に衝撃を与え、この衝撃によってケーシング58に保持されているフィルタ59を振動させ、フィルタ59に詰まったトナーを落とし、経時に亘りフィルタ59の目詰まりを抑制している。また、叩き装置でケーシング58を叩いてケーシング58に衝撃を与えることで、ケーシング58の内壁に付着したトナーを落とし、トナーの凝集や、対向部582のトナーの堆積を抑制している。
図6は、叩き装置40の斜視図であり、図7は、叩き装置40の構成部材を示す斜視図である。また、図8は、第二支持部材48と、圧縮スプリング43とを取り外した叩き装置40の斜視図であり、図9は、図8からさらにワンウェイクラッチ44を取り外した叩き装置40の斜視図である。
叩き装置40は、ケーシング58に衝突する衝突部材たる叩き部材41と、この叩き部材41をケーシング58側へ付勢する付勢手段たる圧縮スプリング43とを有している。また、叩き装置40は、現像駆動モータ550の駆動力が伝達される叩きギヤ42と、逆回転駆動時のみ駆動力を伝達するワンウェイクラッチ44と、叩き部材41を圧縮スプリング43の付勢力に抗して、ケーシング58から離間する方向へ移動させるためのカム部材45とを備えている。
叩きギヤ42は、ワンウェイクラッチ44に固定されている。ワンウェイクラッチ44は、カム部材45が固定されたカム軸49に取り付けられており、現像動作時(現像スリーブ51正回転時)は、カム軸49への駆動伝達を遮断し、逆回転時にカム軸49に繋がってカム軸49に駆動を伝達し、カム部材45を回転駆動する。
叩き部材41は、金属で構成している。叩き部材41を金属で構成することで、叩き部材41を樹脂で構成した場合に比べて、叩き部材41の剛性を高めることができる。叩き部材41の剛性が高いことで、ケーシング58に叩き部材41を衝突させた際に、叩き部材41が弾性変形して衝撃を吸収するのを抑制することができ、ケーシング58に大きな衝撃を与えることができる。
叩き部材41には、カムフォロワ46が嵌め込まれている。カムフォロワ46は、叩き部材41に嵌め込まれるリング状の嵌め込み部46aと、この嵌め込み部46aから法線方向に延びて、先端がカム部材45に当接するアーム部46bとを備えている。
図6に示すように、叩き部材41は、第一支持部材47を貫通している。圧縮スプリング43は、カムフォロワ46の嵌め込み部46aと第二支持部材48との間に圧縮された状態で設けられている。また、カムフォロワ46の嵌め込み部46aは、第一支持部材47に当接して、叩き部材41が圧縮スプリング43の付勢力で第一支持部材47からの抜け出しを防止する抜け止めとして機能している。
図8、図9に示すように、第一支持部材47には、カムフォロワ46が回るのを止める一対の回り止め47aが設けられている。カムフォロワ46のアーム部46bは、この一対の回り止め47aの間を抜け、先端がカム部材45の傾斜面45aに当接する位置まで延びている。
カム部材45は、カム軸49に固定されており、周方向に複数の傾斜部45cを有している。傾斜部45cは、カム軸49に垂直な平面に対して傾斜する傾斜面45aを有している。具体的には、傾斜面45aは、カム部材45の現像駆動モータ550により回転駆動する回転駆動方向(図7の矢印D方向)上流側に行くに従って徐々に第一支持部材47から遠ざかるように傾斜した面である。この傾斜面45aは、アーム部46bの先端に当接して、カム部材45の回転駆動によりアーム部46bを圧縮スプリング43の付勢力に抗して持ち上げて、叩き部材41をケーシング58から離間する方向に移動させる機能を有する。この傾斜面45aには、アーム部46bの先端を止める2つのストッパ部45b1,45b2が、所定の間隔を開けて設けられている。本実施形態では、傾斜面45aを段差状にして、ストッパ部45b1,45b2を形成している。
図10は、現像駆動モータ550の駆動力を現像スリーブ51、叩き装置40などに伝達する駆動伝達部70を示す斜視図である。
駆動伝達部70は、現像駆動モータ550の駆動力が伝達される本体側の駆動出力ギヤ170と噛み合う入力ギヤ71を有している。入力ギヤ71は、供給スクリュウ53の軸の一端に固定されており、入力ギヤ71に駆動出力ギヤ170から駆動力が伝達されることで、供給スクリュウ53が回転駆動する。
また、供給スクリュウ53の軸には、入力ギヤ71と一体的に回転する段ギヤ72が設けられており、段ギヤ72には、アイドラギヤ73が噛み合っている。アイドラギヤ73には、分岐入力ギヤ74が噛み合っている。分岐入力ギヤ74と一体で回転する分岐出力ギヤ75には、現像スリーブ51に固定された現像ギヤ76と、叩き装置40の叩きギヤ42とが噛み合っている。これにより、叩き装置40は、現像スリーブ51を駆動する駆動手段たる現像駆動モータ550の駆動力が伝達され、現像駆動モータ550の駆動力で駆動する。よって、現像スリーブ51を駆動する駆動手段とは別に叩き装置40を駆動する駆動手段を設けるものに比べて、装置のコストダウンを図ることができる。
供給スクリュウ53の軸の入力ギヤ71が設けられた側と反対側の端部には、回収スクリュウ54に現像駆動モータ550の駆動力を伝達するための回収出力ギヤが設けられている。この回収出力ギヤから一つ以上のギヤを介して、回収スクリュウ54に駆動力が伝達され、回収スクリュウ54が回転駆動する。
図11は、図10の矢印D方向から見た斜視図であり、図12は、叩き部材41の叩き位置を示す図である。
叩き部材41は、現像カバー58cのフィルタ59を保持する箇所の近傍(図12の点線Tの箇所)に衝突するように配置されている。これにより、叩き部材41が衝突したときの衝撃が、あまり減衰することなくフィルタ59に伝わり、フィルタ59からトナーを良好に落下させることができる。また、現像カバー58cを叩くことで、現像カバー58cに設けられた対向部582にも、ダイレクトに衝撃が伝わる。これにより、対向部582に付着したトナーを叩き落とすことができ、対向部582にトナーが堆積するのを抑制することができる。これにより、対向部582に堆積して出来たトナーの塊がケーシング外へこぼれ落ちて装置を汚してしまうのを抑制することができる。
また、現像カバー58cから現像上ケース58b、現像下ケース58aへと衝撃が伝播され、現像下ケース58aや現像上ケース58bの内壁面に付着したトナーも叩き落とすことができる。これにより、ケーシング内でトナー凝集体が形成されるのも抑制することができる。
また、図11に示すように、現像カバー58cの叩き部材41が衝突する箇所には、緩衝材81が設けられている。緩衝材81を設けることで、叩き部材41が衝突したときに発生する衝撃音を低減することができる。
本実施形態においては、作像動作終了後の逆回転動作時に、カム部材45に現像駆動モータ550の駆動力を伝達して叩き装置40を駆動する。これにより、非作像動作中に叩き部材41でケーシング58に衝撃を与えることができ、この衝撃が画像に影響を及ぼすことがない。
電磁クラッチを用いて作像動作時は、カム部材45への駆動伝達を遮断し、非作像時に電磁クラッチを繋いで、カム部材45への駆動伝達を行うことができる。しかし、一般的に、電磁クラッチは、ワンウェイクラッチよりも高価であり、またワンウェイクラッチよりも大きい。さらに、電力を消費するデメリットもある。そのため、本実施形態においては、逆回転動作時に、カム部材45に現像駆動モータ550の駆動力を伝達する構成とすることで、ワンウェイクラッチ44を用いた構成にすることができ、装置の大型化や、コストアップを避けることができる。
本実施形態においては、上述したように、逆回転動作は、現像スリーブ51を約20°〜30°逆回転させて終了するため、一回の逆回転動作では、カムフォロワ46のアーム部46bが、カム部材45の傾斜面45aを登りきらない。圧縮スプリング43の付勢力でアーム部46bは、傾斜面45aを押圧しており、アーム部46bが傾斜面45aの途中で停止した場合、カム部材45には、回転駆動方向(図7の矢印D方向)とは逆方向に回転させようとする力が生じる。
作像動作時に現像駆動モータ550が正回転すると、カム部材45を上記逆方向に回転させようとする力を止める力が無くなる。このため、傾斜面45aにストッパ部45b1,45b2を有していない場合は、カム部材45が叩きギヤ42に追随するように、圧縮スプリング43の付勢力で上記逆方向に回転し、アーム部46bの先端が傾斜面45aを下ってしまう。その結果、カムフォロワ46のアーム部46bの先端が、永遠に傾斜面45aの頂部451a(図7参照)を乗り越えることがなく、叩き部材41をケーシング58に衝突させることができない。
そこで、逆回転動作量を多くすることが考えられるが、逆回転動作量を多くすると、次の問題が生じる。すなわち、現像スリーブ51が逆回転することで、現像スリーブ51の表面上から離脱した仕切り部57上の現像剤の一部が現像スリーブ51に再付着して、現像領域へ向けて搬送される。この現像スリーブ51に再付着した現像剤は、ドクタブレード52で規制されることなく、現像領域へ搬送されるため、ドクタブレード52通過後の現像剤の層厚よりも厚い層厚となっている。この厚みのある現像スリーブ51に再付着した現像剤が、感光体1と現像スリーブ51との間の隙間が狭い現像領域へ搬送されると、一部の現像剤が感光体1に規制される。その結果、この規制された現像剤が、落下し、画像形成装置を汚してしまうという問題である。よって、このような問題が生じないように、図3に示すように、逆回転動作時における現像スリーブ51の回転角度としては、対向部582の現像スリーブ正回転時における現像スリーブ表面移動方向下流側端部から現像領域の表面移動方向下流側端部までの角度θ以下にする必要がある。その結果、アーム部46bが傾斜面45aの頂部451aを乗り越えるまで逆回転動作を行うことができないのである。
また、フィルタ59のトナーや、ケーシング58の内壁に付着したトナーを良好に叩き落とすには、1000[G]程度の衝撃が必要である。そのため、叩き部材41をある程度ケーシング58から離して、ケーシング58に衝突するまでに叩き部材41を十分に加速させる必要がある。よって、少ない逆回転駆動量で、アーム部46bが傾斜面45aの頂部451aを乗り換えるように、傾斜面45aの回転方向長さを短くすると、ケーシング58に1000[G]程度の衝撃を付与することができる距離、叩き部材41をケーシング58から離間させることができない。
また、傾斜面45aの傾斜角度を大きくすることで、傾斜面45aの回転方向長さが短くても、ケーシング58に1000[G]程度の衝撃を付与することができる距離、叩き部材41をケーシング58から離間させることができる。しかし、傾斜面45aの傾斜角度を大きくすると、カム部材のトルクが増大する。よって、カム部材45を回転駆動させるためには、現像駆動モータ550として、一般的に高価で大きい、高出力のモータを用いる必要があり、装置の大型化やコストアップに繋がるというおそれがある。また、駆動伝達部70を構成するギヤにかかる負荷が増大し、ギヤの摩耗などが早期に進行し、ギヤの寿命が低下するおそれもある。
そのため、本実施形態では、上述したように、傾斜面45aにストッパ部45b1、45b2を設けている。
図7に示す状態から、作像動作終了後に逆回転動作を行い、カム部材45が図7の矢印D方向に回転駆動すると、カムフォロワ46のアーム部46bが傾斜面45aを登っていく。これにより、叩き部材41が圧縮スプリング43の付勢力に抗してケーシング58から離間する方向へ移動する。そして、カム部材45の回転駆動方向下流側に設けられた第一ストッパ部45b1をアーム部46bが乗り越えると、逆回転動作が終了する。このとき、カム部材45の傾斜面45aにはアーム部46bを介して圧縮スプリング43の付勢力がかかり、カム部材45を図7の矢印D方向とは逆方向に回転させる力が働く。すると、アーム部46bよりも図7の矢印D方向下流側に位置する第一ストッパ部45b1がアーム部46bに当接する。第一ストッパ部45b1が当接することにより、叩き部材41を支点にしてカムフォロア46を回転させようとする力がアーム部46bに生じるが、先の図9に示す回り止め47aにアーム部46bが当接してカムフォロアの回転が阻止される。これにより、カム部材45が図7の矢印D方向とは逆方向に回転するのが止められる。よって、アーム部46bが傾斜面45aを下ることなく、傾斜面45aの第一ストッパ部45b1と第二ストッパ部45b2との間に留まらせることができる。
次の逆回転動作において、再びカム部材45が図7の矢印D方向に回転駆動すると、カムフォロワ46のアーム部46bが、傾斜面45aをさらに登っていき、叩き部材41が圧縮スプリング43の付勢力に抗してケーシング58からさらに離間する方向へ移動する。そして、アーム部46bが第二ストッパ部45b2を乗り越えると、逆回転動作が終了する。このときも、カム部材45の傾斜面45aにはアーム部46bを介して圧縮スプリング43の付勢力がかかり、カム部材45を図7の矢印D方向とは逆方向に回転させる力が働く。しかし、第二ストッパ部45b2が、アーム部46bに当接することで、カム部材45の図7の矢印D方向とは逆方向の回転が止められる。
さらに次の逆回転動作において、再びカム部材45が図7の矢印D方向に回転駆動すると、カムフォロワ46のアーム部46bが、傾斜面45aをさらに登っていき、傾斜面45aの頂部451aを乗り越える。すると、アーム部46bと傾斜面45aとの当接が外れ、叩き部材41が、圧縮スプリング43の付勢力により勢いよくケーシング58へ向けて移動し、ケーシング58に衝突する。
このように、本実施形態においては、傾斜面45aにストッパ部45b1,45b2を設けることで、逆回転動作時の駆動量が少なくても、複数回の逆回転動作で最終的にアーム部46bが傾斜面45aの頂部451aまで登っていける。これにより、ケーシング58に1000[G]程度の衝撃を付与することができる距離、叩き部材41をケーシング58から離間させることができる。また、複数回の逆回転動作でアーム部46bが傾斜面45aの頂部451aまで登るようにすることで、一度の逆回転動作で、アーム部46bが傾斜面45aの頂部451aまで登るようにする場合に比べて、傾斜面45aの傾斜角度を小さくすることができる。これにより、一度の逆回転動作で、アーム部46bが傾斜面45aの頂部451aまで登るように構成した場合に比べて、カム部材45を回転駆動させるときのトルクの増大を抑えることができる。よって、一度の逆回転動作で、アーム部46bが傾斜面45aの頂部451aまで登るように構成した場合に比べて、現像駆動モータ550として、出力の低いモータを用いることができ、装置の大型化やコストアップを抑えることができる。
なお、逆転動作時のカム部材45の回転角度で、アーム部46bがストッパ部を乗り越えるようにストッパ部を設ければよく、ストッパ部の数や位置は、装置の構成に応じて適宜、決めればよい。
以上に説明したものは一例であり、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
現像剤を表面に担持して表面移動する現像ローラ50などの現像剤担持体と、現像剤担持体表面移動方向における現像剤担持体表面の一部分を、表面移動する感光体1などの潜像担持体の表面に対向させるために外部へ露出させる開口部を備え、内部空間に前記現像剤を収容したケーシング58などの現像ケースと、前記現像ケースに配置された部材を駆動する現像駆動モータ550などの駆動手段と、前記現像ケースに対して接離可能な叩き部材41などの衝突部材を備え、該衝突部材を現像ケースから離れる方向に移動させた後、現像ケースに接触する方向に前記衝突部材を移動させることで前記衝突部材を前記現像ケースに衝突させる叩き装置40などの衝突手段とを有する現像装置5において、前記駆動手段の駆動力を用いて、前記衝突部材を前記現像ケースに対して接離する接離方向に移動させるものである。
これによれば、現像ローラ50などの現像剤担持体やケーシング58などの現像ケース内の現像剤を搬送する搬送部材(供給スクリュウ53、回収スクリュウ54等)などの現像ケースに配置された部材を駆動する現像駆動モータ550などの駆動手段により叩き部材41などの衝突部材を接離する方向に移動させるので、現像ケースに配置された部材を駆動する駆動手段とは別に、衝突部材を接離方向に移動させる駆動手段を設けるものに比べて、装置を安価にすることができる。
(態様2)
態様1において、感光体1などの潜像担持体の潜像を現像する現像動作終了後、現像動作時の表面移動方向とは逆方向に現像スリーブ51などの現像剤担持体を規定量表面移動させる逆転動作を行う制御部300などの制御手段を有し、叩き装置40などの衝突手段は、逆回転動作時にのみ、現像駆動モータ550などの駆動手段の駆動力を叩き部材41などの衝突部材に伝達するワンウェイクラッチを備える。
これによれば、実施形態で説明したように、電磁クラッチを用いて逆回転動作時にのみ駆動伝達するものに比べて、装置のコストアップや装置の大型化を抑制することができる。
(態様3)
態様2において、叩き装置40などの衝突手段は、叩き部材41などの衝突部材をケーシング58などの現像ケースに向けて付勢する圧縮スプリング43などの付勢手段と、衝突部材の接離方向と平行な軸を中心にして回転可能に設けられ、衝突部材に接続されたカムフォロワ46など接続部材に当接して、自らの回転に伴い衝突部材を前記現像ケースから離間する方向へ移動させるための傾斜面45aを備えたカム部材45とを備え、前記カム部材45の前記傾斜面45aに、前記接続部材が前記傾斜面45aを下るのを止めるストッパ部45b1,45b2を設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、逆転動作の動作量が少なくても、複数回の逆転動作により、カムフォロワ46などの接続部材が傾斜面45aを登りきることができ、叩き部材41などの衝突部材を、現像ケースの内壁に付着したトナーを良好に叩き落とす距離、現像ケースから離間させることができる。また、傾斜面45aの傾斜角度を緩やかにでき、カム部材45を回転駆動する際のトルクを低減することができる。
(態様4)
態様3において、逆転動作におけるカム部材45の回転角度で、カムフォロワ46などの接続部材がストッパ部45b1,45b2を乗り越えるように、ストップ部を設けた。
これにより、逆転動作毎にカムフォロアな46などの接続部材がストッパ部を乗り越えて、傾斜面を登っていくことができる。
(態様5)
態様1乃至4いずれかにおいて、ケーシング58などの現像ケースは、前記現像ケース内の気体を排出し、前記現像ケース内の気圧が上昇することを抑制する圧抜き開口部581を有し、圧抜き開口部581から現像剤が排出されることを防止するフィルタ59などのフィルタ部材を圧抜き開口部581に設けた。
これによれば、ケーシングの内圧が上昇するのを抑制することができ、現像ローラと現像ケースとの間の隙間から現像剤が噴き出すのを抑制することができる。
また、叩き部材41などの衝突部材の現像ケースに衝突による衝撃が、フィルタ59などのフィルタ部材に伝播し、フィルタ部材に詰まった現像剤を叩き落とすことができる。これにより、経時に亘りフィルタ部材の目詰まりを抑制することができる。よって、経時に亘り圧抜き開口部581から現像ケース内の気体を良好に排出することができ、現像ケース内の内圧上昇を抑制できる。
(態様6)
態様5において、ケーシング58などの現像ケースは、複数の部材で構成されており、現像領域よりも現像動作時の現像剤担持体表面移動方向下流側に前記現像剤担持体の表面に沿うように所定の間隙をあけて対向する対向部582を、前記現像ケースの前記圧抜き開口部が形成された現像カバー58cなどの部材に設けた。
これによれば、上記対向部582に堆積した現像剤と、フィルタ部材に詰まった現像剤とを良好に叩き落とすことができる。
(態様7)
態様1乃至5いずれかにおいて、ケーシング58などの現像ケースは、現像領域よりも現像動作時の現像剤担持体表面移動方向下流側に前記現像剤担持体の表面に沿うように所定の間隙をあけて対向する対向部582を有する。
これによれば、実施形態で説明したように、叩き部材41などの衝突部材の現像ケースに衝突による衝撃で、対向部582に付着した現像剤を叩き落とすことができる。これにより、上記対向部582に現像剤が堆積するのを抑制することができる。
(態様8)
態様1乃至7いずれかにおいて、ケーシング58などの現像ケースの前記叩き部材41などの衝突部材が衝突する箇所に緩衝材81などの緩衝部材を設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、叩き部材41などの衝突部材がケーシング58などの現像ケースに衝突したときの衝撃音を低減することができる。
(態様9)
感光体1などの潜像担持体上に形成される潜像を現像装置5などの現像手段により現像してトナー像化することにより得られるトナー像を最終的に転写紙などの記録材上に転写する画像形成装置において、現像手段として、態様1乃至8いずれかを用いる。
これによれば、装置のコストダウンを図ることができる。
1 :感光体
5 :現像装置
6 :作像ユニット
40 :叩き装置
41 :叩き部材
42 :叩きギヤ
43 :圧縮スプリング
44 :ワンウェイクラッチ
45 :カム部材
45a :傾斜面
45b1 :第一ストッパ部
45b2 :第二ストッパ部
45c :傾斜部
46 :カムフォロワ
46a :嵌め込み部
46b :アーム部
47 :第一支持部材
47a :回り止め
48 :第二支持部材
49 :カム軸
50 :現像ローラ
51 :現像スリーブ
52 :ドクタブレード
53 :供給スクリュウ
53a :供給搬送路
54 :回収スクリュウ
54a :回収搬送路
55 :マグネットローラ
56 :トナー補給口
57 :仕切り部
58 :ケーシング
58a :現像下ケース
58b :現像上ケース
58c :現像カバー
59 :フィルタ
70 :駆動伝達部
71 :入力ギヤ
72 :段ギヤ
73 :アイドラギヤ
74 :分岐入力ギヤ
75 :分岐出力ギヤ
76 :現像ギヤ
81 :緩衝材
170 :駆動出力ギヤ
300 :制御部
451a :頂部
500 :複写機
550 :現像駆動モータ
581 :圧抜き開口部
582 :対向部
特開2009−53274号公報

Claims (9)

  1. 現像剤を表面に担持して表面移動する現像剤担持体と、
    現像剤担持体表面移動方向における現像剤担持体表面の一部分を、表面移動する潜像担持体の表面に対向させるために外部へ露出させる開口部を備え、内部空間に前記現像剤を収容した現像ケースと、
    前記現像ケースに配置された部材を駆動する駆動手段と、
    前記現像ケースに対して接離可能な衝突部材を備え、該衝突部材を前記現像ケースから離れる方向に移動させた後、前記現像ケースに接触する方向に前記衝突部材を移動させることで前記衝突部材を前記現像ケースに衝突させる衝突手段とを有する現像装置において、
    前記駆動手段の駆動力を用いて、前記衝突部材を前記現像ケースに対して接離する接離方向に移動させることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記潜像担持体の潜像を現像する現像動作終了後、現像動作時の表面移動方向とは逆方向に前記現像剤担持体を規定量表面移動させる逆転動作を行う制御手段を有し、
    前記衝突手段は、前記逆転動作の時にのみ、前記駆動手段の駆動力を前記衝突部材に伝達するワンウェイクラッチを備えることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2に記載の現像装置において、
    前記衝突手段は、前記衝突部材を前記現像ケースに向けて付勢する付勢手段と、前記衝突部材の接離方向と平行な軸を中心にして回転可能に設けられ、前記衝突部材に接続された接続部材に当接して、自らの回転に伴い前記衝突部材を前記現像ケースから離間する方向へ移動させるための傾斜面を備えたカム部材とを備え、
    前記カム部材の前記傾斜面に、前記接続部材が前記傾斜面を下るのを止めるストッパ部を設けたことを特徴とする現像装置。
  4. 請求項3に記載の現像装置において、
    前記逆転動作における前記カム部材の回転角度で、前記接続部材が前記ストッパ部を乗り越えるように、前記ストッパ部を設けたことを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか一項に記載の現像装置において、
    前記現像ケースは、前記現像ケース内の気体を排出し、前記現像ケース内の気圧が上昇することを抑制する圧抜き開口部を有し、
    前記圧抜き開口部から前記現像剤が排出されることを防止するフィルタ部材を前記圧抜き開口部に設けたことを特徴とする現像装置。
  6. 請求項5に記載の現像装置において、
    前記現像ケースは、複数の部材で構成されており、
    現像領域よりも現像動作時の現像剤担持体表面移動方向下流側に前記現像剤担持体の表面に沿うように所定の間隙をあけて対向する対向部を、前記現像ケースの前記圧抜き開口部が形成された部材に設けたことを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1乃至5いずれか一項に記載の現像装置において、
    前記現像ケースは、現像領域よりも現像動作時の現像剤担持体表面移動方向下流側に前記現像剤担持体の表面に沿うように所定の間隙をあけて対向する対向部を有することを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1乃至7いずれか一項に記載の現像装置において、
    前記現像ケースの前記衝突部材が衝突する箇所に緩衝部材を設けたことを特徴とする現像装置。
  9. 潜像担持体上に形成される潜像を現像手段により現像してトナー像化することにより得られるトナー像を最終的に記録材上に転写する画像形成装置において、
    前記現像手段として、請求項1乃至8いずれか1項に記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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