JP2018192892A - 車両用視認装置 - Google Patents

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和也 海野
Kazuya Unno
和也 海野
吉田 茂樹
Shigeki Yoshida
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Abstract

【課題】支持体の支持孔と固定体の支持部との間でギア体を良好に回転可能に支持する。【解決手段】車両用カメラ装置では、ケース18において、第1支持孔22Aが第1開放面22Bから開放されており、ウォームシャフトのギア軸42Aが第1支持孔22Aの周面及びカバー26の第1支持板32Aに回転可能に支持されている。ここで、第1支持板32Aが第1開放面22Bに当接されている。このため、ギア軸42Aと第1支持板32Aとの隙間寸法に誤差が発生することを抑制でき、ギア軸42Aを良好に回転可能に支持できる。【選択図】図4

Description

本発明は、ギア体が回転されることで視認手段が移動される車両用視認装置に関する。
下記特許文献1に記載の電動格納式ドアミラー装置では、第2ウォームギアが回転されることで、ミラーが使用位置と格納位置との間で回転される。また、ギアケースに固定プレートの上壁が固定されると共に、固定プレートの上壁からラジアル軸受部が突出されており、ギアケースの支持孔と固定プレートのラジアル軸受部との間で第2ウォームギアが回転可能に支持されている。
しかしながら、この電動格納式ドアミラー装置では、ギアケースの支持孔と固定プレートのラジアル軸受部との距離に誤差が発生すると、支持孔とラジアル軸受部との間で第2ウォームギアが良好には回転可能に支持されない可能性がある。
特開2008−87708号公報
本発明は、上記事実を考慮し、支持体の支持孔と固定体の支持部との間でギア体を良好に回転可能に支持できる車両用視認装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様の車両用視認装置は、車両の乗員の視認を補助する視認手段と、回転されることで前記視認手段が移動されるギア体と、前記ギア体が挿入される支持孔が設けられると共に、前記支持孔が開放される開放面が設けられる支持体と、前記支持体に固定される共に、前記開放面に当接される支持部が設けられ、前記支持孔と前記支持部との間で前記ギア体が回転可能に支持される固定体と、を備える。
本発明の第2態様の車両用視認装置は、本発明の第1態様の車両用視認装置において、前記支持部が突出される。
本発明の第3態様の車両用視認装置は、本発明の第1態様又は第2態様の車両用視認装置において、前記ギア体の軸方向両側が支持される。
本発明の第4態様の車両用視認装置は、本発明の第1態様〜第3態様の何れか1つの車両用視認装置において、前記支持体と前記固定体とによって移動が規制され、駆動されることで前記ギア体が回転される駆動手段を備える。
本発明の第5態様の車両用視認装置は、本発明の第1態様〜第4態様の何れか1つの車両用視認装置において、前記支持体と前記固定体とによって液体の浸入が制限され、駆動されることで前記ギア体が回転される駆動手段を備える。
本発明の第1態様の車両用視認装置では、車両の乗員の視認を視認手段が補助する。また、支持体の支持孔が支持体の開放面から開放されると共に、支持孔にギア体が挿入されており、支持体に固定体が固定されて、支持孔と固定体の支持部との間でギア体が回転可能に支持される。さらに、ギア体が回転されることで、視認手段が移動される。
ここで、支持部が開放面に当接される。このため、支持孔と支持部との距離に誤差が発生することを抑制でき、支持孔と支持部との間でギア体を良好に回転可能に支持できる。
本発明の第2態様の車両用視認装置では、支持部が突出される。このため、支持部の強度を高くでき、支持孔と支持部との間でギア体を一層良好に回転可能に支持できる。
本発明の第3態様の車両用視認装置では、ギア体の軸方向両側が支持される。このため、ギア体を一層良好に回転可能に支持できる。
本発明の第4態様の車両用視認装置では、駆動手段が駆動されることで、ギア体が回転される。
ここで、支持体と固定体とによって駆動手段の移動が規制される。このため、駆動手段の移動を規制する部品を別途設ける必要をなくすことができ、部品点数を低減できる。
本発明の第5態様の車両用視認装置では、駆動手段が駆動されることで、ギア体が回転される。
ここで、支持体と固定体とによって駆動手段への液体の浸入が制限される。このため、駆動手段への液体の浸入を制限する部品を別途設ける必要をなくすことができ、部品点数を低減できる。
本発明の実施形態に係る車両用カメラ装置における格納機構を示す車両後側かつ車幅方向外側(車両右側)から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用カメラ装置における格納機構を示す車両後側から見た断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用カメラ装置における格納機構のスタンド等を示す車両後方から見た断面図である。 (A)は、本発明の実施形態に係る車両用カメラ装置における格納機構の主要部を示す断面図であり、(B)は、本発明の実施形態に係る車両用カメラ装置の変形例における格納機構の主要部を示す断面図である。
図1には、本発明の実施形態に係る車両用視認装置としての車両用カメラ装置10の主要部が車両後側かつ車幅方向外側(車両右側)から見た分解斜視図にて示されており、図2には、車両用カメラ装置10の主要部が車両後側から見た断面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外方(車両右方)を矢印OUTで示し、上方を矢印UPで示している。
本実施の形態に係る車両用カメラ装置10は、車両のドアとしてのサイドドア(特にフロントサイドドア)の上下方向中間部かつ車両前側端に設けられて、車両外側に配置されている。車両用カメラ装置10は、設置部材としてのステー(図示省略)を備えており、ステーの車幅方向内側端がサイドドアに固定されることで、車両用カメラ装置10がサイドドアに設置されている。
ステーの車幅方向外側部分の上側には、図1及び図2に示す格納機構12(リトラクタ)が支持されている。
格納機構12には、支持部材としての樹脂製又は金属製のスタンド14(図3参照)が設けられている。スタンド14の下端には、略円板状の基板14Aが設けられており、基板14Aがステーに固定されることで、スタンド14がステーに固定されて、格納機構12がステーに支持されている。基板14Aの上側には、円筒状の支持軸14Bが一体に設けられており、支持軸14Bは、基板14Aから上方に延出されて軸方向が上下方向に平行にされると共に、内部が下側に開放されている。
支持軸14Bには、移動体としての回動体16が回動可能に支持されている。
回動体16の下側部分には、支持体としての樹脂製で容器状のケース18が設けられており、ケース18内は、上側に開放されている。ケース18の外周面には、上端部直下の全周において、段差面18Aが形成されており、段差面18Aは、ケース18の周壁上面に平行に配置されている。
ケース18の車幅方向内側部分は、第1移動部としての略有底円筒状の下回動部20(図3参照)にされており、下回動部20の下壁(底壁)には、円筒状の回動筒20Aが同軸上に一体形成されている。回動筒20A内は、下回動部20内に連通されて、スタンド14の支持軸14Bが同軸上に貫通かつ嵌合されており、ケース18は、支持軸14Bに回動可能に支持されている。下回動部20の外周面には、車幅方向内側の車両前側部及び車両後側部において、固定部としての略円筒状の固定筒18Bが一体形成されており、固定筒18Bの上面は、段差面18Aと面一にされている。
ケース18の車幅方向中間部分は、第1組付部としての略有底矩形筒状の下組付部22にされており、下組付部22内は、下回動部20内に連通されている。下組付部22の外周面には、車両前側部及び車両後側部において、上記と同様の固定筒18Bが一体形成されており、固定筒18Bの上面は、段差面18Aと面一にされている。
下組付部22の車両前側壁及び車両後側壁の内面下部には、支持孔としての第1支持孔22A(図1及び図4(A)参照)が形成されており、一対の第1支持孔22Aは、それぞれケース18の内側に開放されて、互いに対向されている。第1支持孔22Aの下側部分は、断面半円状にされると共に、第1支持孔22Aの上側部分は、断面矩形状にされており、第1支持孔22Aの下側部分の径寸法(周面の曲率直径)は、第1支持孔22Aの上側部分の径寸法(幅)と等しくされている。下組付部22の車両前側壁及び車両後側壁の内面には、第1支持孔22Aの上側において、開放面(基準面)としての平面状の第1開放面22Bが形成されており、第1開放面22Bは、第1支持孔22Aを上側に開放させている。
下組付部22内の車両前後方向中間の下部には、支持孔としての第2支持孔22C(図2及び図4(A)参照)が形成されており、第2支持孔22Cは、車幅方向外側に開放されている。第2支持孔22Cの下側部分は、断面半円状にされると共に、第2支持孔22Cの上側部分は、断面矩形状にされており、第2支持孔22Cの下側部分の径寸法(周面の曲率直径)は、第2支持孔22Cの上側部分の径寸法(幅)と等しくされている。下組付部22内の車両前後方向中間には、第2支持孔22Cの上側において、開放面(基準面)としての平面状の第2開放面22Dが形成されており、第2開放面22Dは、第2支持孔22Cを上側に開放させている。
ケース18の車幅方向外側部分は、第1規制部としての略有底矩形筒状の下規制部24にされており、下規制部24は、車幅方向外側へ向かうに従い車両前側かつ上側へ向かう方向に延出されると共に、内部が下組付部22内に連通されている。下規制部24の車幅方向外側面には、上記段差面18Aの下側において、係合部としての略矩形柱状の係合突起24Aが一対一体形成されており、一対の係合突起24Aは、略車両前後方向において互いに対向されると共に、それぞれ下面が上下方向に垂直に配置されている。
回動体16の下側部分には、固定体としての容器状のカバー26が設けられており、カバー26は、ケース18と同一の樹脂製にされている。カバー26内は、下側に開放されており、カバー26は、ケース18内を上側から被覆している。カバー26の外周部には、全周において、外嵌合部としての嵌合壁26Aが形成されており、嵌合壁26Aは、全周において、下面がケース18の段差面18Aに嵌合されると共に、内周面がケース18の周壁上端部の外周面に嵌合されている。
カバー26の車幅方向内側部分は、第2移動部としての略有底円筒状の上回動部28(図3参照)にされており、上回動部28の上壁(底壁)には、内嵌合部としての略円筒状の嵌合筒28Aが同軸上に一体形成されている。嵌合筒28Aは、断面逆J字状にされており、嵌合筒28A内は、下側に開放されている。嵌合筒28A内には、下側からスタンド14の支持軸14Bが挿入されており、嵌合筒28A内の内周面及び外周面は、それぞれ全周において支持軸14Bの内周面及び外周面に嵌合されている。嵌合筒28Aの内側(径方向内側)は、支持軸14B内に連通されており、嵌合筒28Aの内側は、支持軸14B内を上側に開放させている。
上回動部28の外周面には、車幅方向内側の車両前側部及び車両後側部において、被固定部としての略半楕円形板状の固定板26Bが一体形成されており、固定板26Bの下面は、嵌合壁26Aの下面と面一にされている。各固定板26Bの下面は、ケース18(下回動部20)の各固定筒18Bの上面に当接(面接触)されており、各固定板26Bは、各固定筒18Bに固定手段としてのネジ30によって締結固定されている。
カバー26の車幅方向中間部分は、第2組付部としての略有底矩形筒状の上組付部32にされており、上組付部32内は、上回動部28内に連通されている。上組付部32の外周面には、車両前側部及び車両後側部において、上記と同様の固定板26Bが一体形成されており、固定板26Bの下面は、嵌合壁26Aの下面と面一にされている。各固定板26Bの下面は、ケース18の下組付部22における各固定筒18Bの上面に当接(面接触)されており、各固定板26Bは、各固定筒18Bに上記と同様のネジ30によって締結固定されている。
上組付部32の上壁の車両前部及び車両後部には、支持部としての矩形板状の第1支持板32A(図1及び図4(A)参照)が一体形成されており、一対の第1支持板32Aは、それぞれ下側に突出されると共に、互いに対向されている。各第1支持板32Aの平面状の下面は、ケース18(下組付部22)の各第1開放面22Bに当接(面接触)されており、各第1支持板32Aは、ケース18(下組付部22)の各第1支持孔22Aを上側から閉鎖している。
上組付部32の上壁の車両前後方向中間部には、支持部としての略矩形板状の第2支持板32B(図2及び図4(A)参照)が一体形成されており、第2支持板32Bは、下側に突出されている。第2支持板32Bの平面状の下面は、ケース18(下組付部22)の第2開放面22Dに当接(面接触)されており、第2支持板32Bは、ケース18(下組付部22)の第2支持孔22Cを上側から閉鎖している。
カバー26の車幅方向外側部分は、第2規制部としての略有底矩形筒状の上規制部34にされており、上規制部34は、車幅方向外側へ向かうに従い車両前側かつ上側へ向かう方向に延出されると共に、内部が上組付部32内に連通されている。上規制部34には、被係合部としての略逆U字形枠状の係合枠34Aが設けられており、係合枠34Aの上端部は、嵌合壁26Aの車幅方向外側部分の外周面と一体にされている。係合枠34Aの車両前側部分及び車両後側部分は、嵌合壁26Aの下側に延出されており、係合枠34Aの車両前側部分及び車両後側部分の下端部には、それぞれ断面略三角形状の突出部34Bが一体形成されている。車両前側の突出部34Bは、車両前側に突出されると共に、車両後側の突出部34Bは、車両後側に突出されており、突出部34Bの上面は、上下方向に垂直に配置されている。係合枠34Aは、車両前側部分及び車両後側部分の弾性変形及び弾性復帰によりケース18(下規制部24)の一対の係合突起24A間に挿入されており、各突出部34Bの上面が各係合突起24Aの下面に当接(面接触)されて、上規制部34の下規制部24からの上側への離間が規制されている。
回動体16内には、駆動機構36が設けられている。
駆動機構36には、駆動手段としてのモータ38が設けられており、モータ38の本体部38Aは、ケース18の下規制部24とカバー26の上規制部34との間に収容されて、移動を規制されている。モータ38の出力軸38Bは、車幅方向内側に延出されており、出力軸38Bの先端は、ケース18(下組付部22)の第2支持孔22C内に挿入されている。
モータ38の出力軸38Bは、ギア体(初段ギア、ウォーム)としての樹脂製のウォームギア40に同軸上に挿入されており、格納機構12が作動されて、モータ38が駆動されることで、出力軸38Bが回転されて、ウォームギア40が出力軸38Bと一体に回転される。ウォームギア40の先端部には、略円筒状の軸部40Aが同軸上に形成されており、軸部40Aは、ケース18(下組付部22)の第2支持孔22C内に挿入されて、第2支持孔22Cの周面及びカバー26(上組付部32)の第2支持板32B下面に回転可能に支持されている(図4(A)参照)。軸部40Aの外径寸法は、第2支持孔22Cの下側部分の径寸法に比し僅かに小さくされており、軸部40Aは、下端が第2支持孔22C周面の下端に接触(線接触)されると共に、下端を除き第2支持孔22Cの周面との間に水平方向における隙間が存在している。軸部40Aの外径寸法は、第2支持孔22C周面の下端と第2支持板32Bの下面との離間寸法に比し僅かに小さくされており、軸部40Aの上端と第2支持板32Bの下面との間には、上下方向における小さな隙間が存在している。
ウォームギア40の下側には、ギア体(中間ギア)としてのウォームシャフト42が設けられている。ウォームシャフト42には、金属製で円柱状のギア軸42Aが同軸上に設けられており、ギア軸42Aの両端部は、ケース18(下組付部22)の第1支持孔22Aに挿入されて、第1支持孔22Aの周面及びカバー26(上組付部32)の第1支持板32A下面に回転可能に支持されている(図4(A)参照)。ギア軸42Aの両端部の外径寸法は、第1支持孔22Aの下側部分の径寸法に比し僅かに小さくされており、ギア軸42Aの両端部は、下端が第1支持孔22A周面の下端に接触(線接触)されると共に、下端を除き第1支持孔22Aの周面との間に水平方向における隙間が存在している。ギア軸42Aの両端部の外径寸法は、第1支持孔22A周面の下端と第1支持板32Aの下面との間の離間寸法に比し僅かに小さくされており、ギア軸42Aの両端部の上端と第1支持板32Aの下面との間には、上下方向における小さな隙間が存在している。
ギア軸42Aの一端側部分(車両後側部分)には、ウォームホイールとしての樹脂製のヘリカルギア部42Bが同軸上に貫通されており、ギア軸42Aの他端側部分(車両前側部分)には、ウォームとしてのウォームギア部42Cが同軸上に形成されている。ヘリカルギア部42Bは、ウォームギア40に噛合(係合)されており、ウォームギア40が回転されることで、ヘリカルギア部42B、ギア軸42A及びウォームギア部42Cが一体回転されて、ウォームシャフト42が回転される。
ウォームシャフト42の車幅方向内側には、最終ギア(ウォームホイール)としての金属製のギアプレート44が設けられている。ギアプレート44には、スタンド14の支持軸14Bが同軸上に貫通されており、ギアプレート44は、支持軸14Bに対する回転を制限されている。ギアプレート44には、ウォームシャフト42のウォームギア部42Cが噛合(係合)されており、ウォームギア部42Cが回転されることで、ウォームギア部42Cがギアプレート44の回りを回動されて、回動体16がウォームギア部42Cと一体に支持軸14Bの回りを回動される。
回動体16には、調整手段としての調整機構(図示省略)が支持されると共に、調整機構には、視認手段としてのカメラ(図示省略)が支持されており、調整機構及びカメラは、サイドドアに対し車幅方向外側に突出されている。カメラのレンズは、車両後側に向けられると共に、カメラは、車両の制御装置(図示省略)に電気的に接続されており、カメラは、制御装置の制御によりレンズを介して車両後側を撮像可能にされている。制御装置には、表示手段としてのモニタ(図示省略)が電気的に接続されており、モニタは、カメラが撮像した画像を制御装置の制御により表示可能にされている。モニタは、車室内に設置されており、モニタが表示する画像を車両の乗員(特に運転手)が確認することで、乗員の車両後側の視認が補助される。カメラは、調整機構の作動によって傾動(移動)されて、レンズの向きを調整可能にされており、これにより、カメラの撮像方向が調整されて、補助される乗員の視認方向が調整される。
調整機構及びカメラは、回動体16と一体に回動(移動)可能にされている。このため、モータ38が駆動されて出力軸38Bが一方向へ回転されることで、調整機構及びカメラが回動体16と一体に車両後側に回動される。これにより、調整機構及びカメラが、サイドドアに対する突出を解除されて、格納される。さらに、モータ38が駆動されて出力軸38Bが他方向へ回転されることで、調整機構及びカメラが回動体16と一体に車両前側へ回動される。これにより、調整機構及びカメラが、サイドドアに対して突出されて、起立(展開、復帰)される。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成の車両用カメラ装置10では、格納機構12の回動体16内(ケース18とカバー26との間)に駆動機構36が設けられており、駆動機構36において、モータ38が駆動されることで、出力軸38Bが回転される。このため、ウォームギア40が出力軸38Bと一体に回転されて、ウォームシャフト42(ヘリカルギア部42B、ギア軸42A及びウォームギア部42C)が回転されることで、ウォームギア部42Cがギアプレート44の回りを回動されて、回動体16がウォームギア部42Cと一体にスタンド14の支持軸14B回りを回動される。これにより、調整機構及びカメラが、回動体16と一体に回動されて、格納又は起立される。
ところで、ケース18(下組付部22)では、第1支持孔22Aが第1開放面22Bから開放されており、ウォームシャフト42のギア軸42A端部が第1支持孔22Aの周面及びカバー26(上組付部32)の第1支持板32A下面に回転可能に支持されている。また、ケース18(下組付部22)では、第2支持孔22Cが第2開放面22Dから開放されており、ウォームギア40の軸部40Aが第2支持孔22Cの周面及びカバー26(上組付部32)の第2支持板32B下面に回転可能に支持されている。
ここで、第1支持板32Aの下面が第1開放面22Bに当接されると共に、第2支持板32Bの下面が第2開放面22Dに当接されている。このため、第1支持板32Aの下面が第1開放面22Bから離間される場合とは異なり、ウォームシャフト42のギア軸42A端部の上端と第1支持板32Aの下面との隙間寸法に誤差が発生することを抑制でき、ギア軸42Aの端部を第1支持孔22Aの周面と第1支持板32Aの下面との間で良好に回転可能に支持できる。しかも、第2支持板32Bの下面が第2開放面22Dから離間される場合とは異なり、ウォームギア40の軸部40Aの上端と第2支持板32Bの下面との隙間寸法に誤差が発生することを抑制でき、軸部40Aを第2支持孔22Cの周面と第2支持板32Bの下面との間で良好に回転可能に支持できる。これにより、ギア軸42A端部の上端と第1支持板32Aの下面との隙間寸法が大きくなってウォームシャフト42が回転される際の音質が悪化することを抑制できると共に、軸部40Aの上端と第2支持板32Bの下面との隙間寸法が大きくなってウォームギア40が回転される際の音質が悪化することを抑制できる。
さらに、カバー26(上組付部32)の上壁から第1支持板32A及び第2支持板32Bが下側に突出されている。このため、第1支持板32A及び第2支持板32Bの強度を高くでき、ウォームシャフト42のギア軸42A端部を第1支持孔22Aの周面と第1支持板32Aの下面との間で一層良好に回転可能に支持できると共に、ウォームギア40の軸部40Aを第2支持孔22Cの周面と第2支持板32Bの下面との間で一層良好に回転可能に支持できる。
しかも、ウォームシャフト42のギア軸42A両端部が共通して第1支持孔22Aの周面と第1支持板32Aの下面との間によって支持されると共に、ウォームギア40の軸部40A(先端部)及び基端部がそれぞれ第2支持孔22Cの周面と第2支持板32Bの下面との間及びモータ38の出力軸38Bによって支持されている。このため、ウォームシャフト42及びウォームギア40が回転される際にウォームシャフト42及びウォームギア40の回転径方向への傾動を効果的に抑制でき、ウォームシャフト42及びウォームギア40を一層良好に回転可能に支持できる。
また、モータ38の本体部38Aがケース18の下規制部24とカバー26の上規制部34とによって移動を規制されている。このため、モータ38の移動を規制する部品を別途設ける必要をなくすことができ、部品点数を低減できる。
さらに、カバー26の嵌合壁26Aの下面が全周においてケース18の段差面18Aに嵌合されると共に、嵌合壁26Aの内周面が全周においてケース18の周壁上端部の外周面に嵌合されており、カバー26(上回動部28)の嵌合筒28A内の内周面及び外周面がそれぞれ全周においてスタンド14の支持軸14Bの内周面及び外周面に嵌合されている。このため、ケース18とカバー26との間及びカバー26と支持軸14Bとの間から回動体16内(特にモータ38)への液体(特に水)の浸入が制限されて、ケース18とカバー26とによって回動体16内への液体の浸入が制限される。これにより、回動体16内への液体の浸入を制限する部品を別途設ける必要をなくすことができ、部品点数を低減できる。しかも、カバー26の支持軸14Bに対する傾動が制限されて、カバー26によって回動体16の支持軸14Bに対する傾動が制限される。これにより、回動体16の支持軸14Bに対する傾動を制限する部品を別途設ける必要をなくすことができ、部品点数を低減できる。
なお、本実施形態では、第1支持板32A及び第2支持板32B(支持部)がそれぞれカバー26の上壁から突出されて第1開放面22B及び第2開放面22Dに当接される。しかしながら、図4(B)に示す如く、カバー26の上壁(支持部)が第1開放面22B及び第2開放面22Dの少なくとも一方に当接されてもよい。
また、本実施形態では、本発明を格納機構12に適用した。しかしながら、本発明を調整機構に適用してもよい。
さらに、本実施形態では、視認手段をカメラにした。しかしながら、視認手段をミラーにしてもよい。
10 車両用カメラ装置(車両用視認装置)
18 ケース(支持体)
22A 第1支持孔(支持孔)
22B 第1開放面(開放面)
22C 第2支持孔(支持孔)
22D 第2開放面(開放面)
26 カバー(固定体)
32A 第1支持板(支持部)
32B 第2支持板(支持部)
38 モータ(駆動手段)
40 ウォームギア(ギア体)
42 ウォームシャフト(ギア体)

Claims (5)

  1. 車両の乗員の視認を補助する視認手段と、
    回転されることで前記視認手段が移動されるギア体と、
    前記ギア体が挿入される支持孔が設けられると共に、前記支持孔が開放される開放面が設けられる支持体と、
    前記支持体に固定される共に、前記開放面に当接される支持部が設けられ、前記支持孔と前記支持部との間で前記ギア体が回転可能に支持される固定体と、
    を備える車両用視認装置。
  2. 前記支持部が突出される請求項1記載の車両用視認装置。
  3. 前記ギア体の軸方向両側が支持される請求項1又は請求項2記載の車両用視認装置。
  4. 前記支持体と前記固定体とによって移動が規制され、駆動されることで前記ギア体が回転される駆動手段を備える請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用視認装置。
  5. 前記支持体と前記固定体とによって液体の浸入が制限され、駆動されることで前記ギア体が回転される駆動手段を備える請求項1〜請求項4の何れか1項記載の車両用視認装置。
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