JP2018182039A - 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサ及びその製造方法 Download PDF

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祐寿 富澤
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Abstract

【課題】内部電極と外部電極との導通を確保可能な積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】積層セラミックコンデンサは、セラミック素体と、第1及び第2外部電極と、を具備する。上記セラミック素体は、第1方向に沿って積層された複数のセラミック層と、上記複数のセラミック層の間に交互に配置された第1及び第2内部電極と、上記第1方向に直交する第2方向を向いた第1及び第2端面と、上記第1及び第2端面に上記第1方向に沿って形成された第1及び第2内溝部と、を有する。上記第1及び第2外部電極は、上記第1及び第2端面を覆う。上記第1内部電極は、上記第1端面に引き出され、上記第1内溝部において突出している。上記第2内部電極は、上記第2端面に引き出され、上記第2内溝部において突出している。【選択図】図4

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサ及びその製造方法に関する。
積層セラミックコンデンサでは、内部電極が引き出されたセラミック素体の端面に外部電極が設けられ、内部電極と外部電極とが導通させられる。しかしながら、焼成時などにセラミック素体の端面近傍において内部電極が酸化することにより、内部電極と外部電極との導通が妨げられる場合がある。
これに対し、酸化した内部電極の端部を薬液や研磨などによって除去することにより、内部電極と外部電極との導通を確保する技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2016−134456号公報 特開2010−205812号公報
しかしながら、酸化した内部電極の端部を除去する手法では、薬液や研磨屑などの残留による影響で、積層セラミックコンデンサの性能の低下が生じやすい。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、内部電極と外部電極との導通を確保可能な積層セラミックコンデンサ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る積層セラミックコンデンサは、セラミック素体と、第1及び第2外部電極と、を具備する。
上記セラミック素体は、第1方向に沿って積層された複数のセラミック層と、上記複数のセラミック層の間に交互に配置された第1及び第2内部電極と、上記第1方向に直交する第2方向を向いた第1及び第2端面と、上記第1及び第2端面に上記第1方向に沿って形成された第1及び第2内溝部と、を有する。
上記第1及び第2外部電極は、上記第1及び第2端面を覆う。
上記第1内部電極は、上記第1端面に引き出され、上記第1内溝部において突出している。
上記第2内部電極は、上記第2端面に引き出され、上記第2内溝部において突出している。
この構成では、第1及び第2内部電極が第1及び第2内溝部において突出しているため、少なくとも第1及び第2内溝部において第1及び第2内部電極と第1及び第2外部電極とが導通する。このため、第1及び第2内部電極が第1及び第2端面に隣接する領域で酸化していても、第1及び第2内部電極と第1及び第2外部電極との導通を確保することができる。
上記セラミック素体は、複数の上記第1及び第2内溝部を有してもよい。
この構成では、第1及び第2内部電極と第1及び第2外部電極との導通をより確実に得ることができる。
上記第1及び第2外部電極は、上記第1及び第2内溝部に対応し、上記第1方向に沿って形成された第1及び第2外溝部を有してもよい。
この構成では、積層セラミックコンデンサの実装時に、半田が第1及び第2外溝部に沿って濡れ上がることにより、半田による接合強度が増大する。
上記第1及び第2外部電極は、スパッタ膜として構成されていてもよい。
この構成では、湿式プロセスを用いずに第1及び第2外部電極を形成することができる。
本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサの製造方法では、第1方向に沿って積層された複数のセラミック層と、上記複数のセラミック層の間に交互に配置された第1及び第2内部電極と、上記第1方向に直交する第2方向を向いた第1及び第2端面と、を有し、上記第1内部電極が上記第1端面に引き出され、上記第2内部電極が上記第2端面に引き出された未焼成のセラミック素体が作製される。
上記セラミック素体が焼成される。
焼成された上記セラミック素体の上記第1及び第2端面に、短パルスレーザの照射によって、上記第1方向に沿って第1及び第2溝部が形成され、上記第1及び第2溝部において上記第1及び第2内部電極が突出させられる。
上記第1及び第2溝部が形成された上記第1及び第2端面に第1及び第2外部電極が形成される。
上記短パルスレーザは、ピコ秒レーザ又はフェムト秒レーザであってもよい。
この構成では、短パルスレーザの照射によって、第1及び第2内部電極が突出している第1及び第2溝部を形成することができる。これにより、第1及び第2内部電極と第1及び第2外部電極との導通が確保された積層セラミックコンデンサを製造することができる。
上記第1及び第2外部電極をスパッタリングによって形成してもよい。
この構成では、湿式プロセスを用いずに第1及び第2外部電極を形成することができる。
焼成された上記セラミック素体を再酸化させた後に、上記第1及び第2溝部を形成してもよい。
この構成では、セラミック素体を再酸化させることにより、容量の大きい積層セラミックコンデンサが得られやすくなる。また、セラミック素体を再酸化させる際に第1及び第2内部電極が第1及び第2端面に隣接する領域において酸化しても、その後に第1及び第2内溝部を形成することにより第1及び第2内部電極を露出させることができる。これにより、第1及び第2内部電極と第1及び第2外部電極との導通を確保することができる。
内部電極と外部電極との導通を確保可能な積層セラミックコンデンサ及びその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサの斜視図である。 上記積層セラミックコンデンサの図1のA−A'線に沿った断面図である。 上記積層セラミックコンデンサの図1のB−B'線に沿った断面図である。 上記積層セラミックコンデンサのセラミック素体の斜視図である。 上記セラミック素体の図4のC−C'線に沿った断面図である。 上記セラミック素体の図5の領域Pを拡大して示す部分断面図である。 上記積層セラミックコンデンサの実装時の状態を示す図である。 上記積層セラミックコンデンサの製造方法を示すフローチャートである。 ステップS01におけるセラミック素体の分解斜視図である。 ステップS02で得られるセラミック素体の斜視図である。 ステップS02の後のセラミック素体の状態を例示する部分断面図である。 ステップS03の後のセラミック素体の状態を例示する部分断面図である。 ステップS04におけるセラミック素体の斜視図である。 ステップS05におけるセラミック素体の断面図である。 ステップS05におけるセラミック素体の断面図である。 ステップS05におけるセラミック素体の断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図面には、適宜相互に直交するX軸、Y軸、及びZ軸が示されている。X軸、Y軸、及びZ軸は全図において共通である。
[積層セラミックコンデンサ10の基本構成]
図1〜3は、本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10を示す図である。図1は、積層セラミックコンデンサ10の斜視図である。図2は、積層セラミックコンデンサ10の図1のA−A'線に沿った断面図である。図3は、積層セラミックコンデンサ10の図1のB−B'線に沿った断面図である。
積層セラミックコンデンサ10は、セラミック素体11と、第1外部電極14と、第2外部電極15と、を具備する。セラミック素体11は、X軸方向を向いた第1端面E1及び第2端面E2と、Y軸方向を向いた2つの側面と、Z軸方向を向いた2つの主面と、を有する。セラミック素体11の各面を接続する稜部は面取りされている。
なお、セラミック素体11の形状は、上記のものに限定されない。つまり、セラミック素体11は、図1〜3に示すような直方体形状でなくてもよい。例えば、セラミック素体11の各面は曲面であってもよく、セラミック素体11は全体として丸みを帯びた形状であってもよい。
第1外部電極14は、セラミック素体11の第1端面E1を覆っている。第2外部電極15は、セラミック素体11の第2端面E2を覆っている。外部電極14,15は、セラミック素体11を挟んでX軸方向に対向し、積層セラミックコンデンサ10の端子として機能する。
外部電極14,15は、電気の良導体により形成されている。外部電極14,15を形成する電気の良導体としては、例えば、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、錫(Sn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、金(Au)などを主成分とする金属又は合金が挙げられる。
外部電極14,15は、セラミック素体11の端面E1,E2から主面に延出し、僅かながら側面にも回り込んでいる。これにより、外部電極14,15は、Y軸方向から見たときの外観がU字状である。また、外部電極14,15のX−Z平面に平行な断面もU字状である。
なお、外部電極14,15の形状は、図1に示すものに限定されない。例えば、外部電極14,15は、セラミック素体11の端面E1,E2から一方の主面のみに延び、X−Z平面に平行な断面がL字状となっていてもよい。また、外部電極14,15における側面への延出量が主面への延出量と同等であってもよい。更に、外部電極14,15は、セラミック素体11の主面及び側面に延出せず、端面E1,E2内に留まっていてもよい。
セラミック素体11は、誘電体セラミックスで形成されている。セラミック素体11は、誘電体セラミックスに覆われた第1内部電極12及び第2内部電極13を有する。内部電極12,13は、いずれもX−Y平面に沿って延びるシート状であり、Z軸方向に沿って交互に配置されている。
つまり、内部電極12,13は、セラミック層を挟んでZ軸方向に対向している。第1内部電極12は、セラミック素体11の第1端面E1に引き出され、第1外部電極14に接続されている。第2内部電極13は、セラミック素体11の第2端面E2に引き出され、第2外部電極15に接続されている。
内部電極12,13はそれぞれ、電気の良導体により形成され、積層セラミックコンデンサ10の内部電極として機能する。内部電極12,13を形成する電気の良導体としては、例えばニッケル(Ni)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銀(Ag)、金(Au)などを主成分とする金属又は合金が挙げられる。
セラミック素体11では、内部電極12,13間の各セラミック層の容量を大きくするため、高誘電率の誘電体セラミックスが用いられる。高誘電率の誘電体セラミックスとしては、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO)に代表される、バリウム(Ba)及びチタン(Ti)を含むペロブスカイト構造の材料が挙げられる。
なお、セラミック層は、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)系、チタン酸カルシウム(CaTiO)系、チタン酸マグネシウム(MgTiO)系、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)系、チタン酸ジルコン酸カルシウム(Ca(Zr,Ti)O)系、ジルコン酸バリウム(BaZrO)系、酸化チタン(TiO)系などで構成してもよい。
上記の構成により、積層セラミックコンデンサ10では、第1外部電極14と第2外部電極15との間に電圧が印加されると、第1内部電極12と第2内部電極13との間の複数のセラミック層に電圧が加わる。これにより、積層セラミックコンデンサ10では、第1外部電極14と第2外部電極15との間の電圧に応じた電荷が蓄えられる。
なお、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10の基本構成は、図1〜3に示す構成に限定されず、適宜変更可能である。例えば、内部電極12,13の枚数やセラミック層の厚さは、積層セラミックコンデンサ10に求められるサイズや性能に応じて、適宜決定可能である。
[積層セラミックコンデンサ10の詳細構成]
図4は、積層セラミックコンデンサ10のセラミック素体11の斜視図である。セラミック素体11では、第1端面E1に第1内溝部16が形成され、第2端面E2に第2内溝部17が形成されている。内溝部16,17は、X軸方向に窪み、Z軸方向に沿って直線状に延びる溝として構成される。
内溝部16,17は、端面E1,E2の鏡面対称となる位置に、それぞれ3本ずつY軸方向に間隔をあけて配置されている。各内溝部16,17は、各端面E1,E2においてすべての内部電極12,13のX軸方向端部を通過するように、端面E1,E2のZ軸方向の全幅にわたって延びている。
図5は、セラミック素体11の図4のC−C'線に沿った断面図である。つまり、図5は、セラミック素体11における内溝部16,17に沿った断面を示している。第1内部電極12は、第1内溝部16に形成された第1突出部12aを有する。第2内部電極13は、第2内溝部17に形成された第2突出部13aを有する。
図6は、図5の一点鎖線で囲んだ領域Pを拡大して示す部分断面図である。第1突出部12aは、第1内溝部16においてX軸方向に突出して剥き出しになっている。これと同様に、第2突出部13aは、第2内溝部17においてX軸方向に突出して剥き出しになっている。
これにより、外部電極14,15は、端面E1,E2において剥き出しになっている突出部12a,13aと確実に導通することができる。つまり、積層セラミックコンデンサ10では、少なくとも内溝部16,17において内部電極12,13と外部電極14,15との導通を確保することができる。
また、図1に示すように、積層セラミックコンデンサ10の外部電極14,15には、セラミック素体11の内溝部16,17に沿って外溝部18,19が形成されている。外溝部18,19は、セラミック素体11の端面E1,E2における内溝部16,17の形状が外部電極14,15の形状に反映されることにより現れている。
図7は、積層セラミックコンデンサ10の実装時の状態を示す図である。図7は、積層セラミックコンデンサ10の第1外部電極14側からX軸方向に見た状態を示している。図7には第1外部電極14を示すが、第2外部電極15も同様である。図7には、セラミック素体11の位置を破線で示している。
積層セラミックコンデンサ10は、基材101上に電極102が形成された実装基板100上に実装される。積層セラミックコンデンサ10は、外部電極14,15が実装基板100の電極102上に半田Sを介して配置された状態で、リフロー炉などによって加熱される。
これにより溶融した半田Sは、実装基板100の電極102及び積層セラミックコンデンサ10の外部電極14,15の双方に濡れ広がる。このとき、外部電極14,15では、図7に示すように、溶融した半田Sが毛細管現象によって外溝部18,19に沿ってZ軸方向に濡れ上がる。
このような半田Sの挙動により、外部電極14,15における半田Sに接続される領域がZ軸方向に拡張される。このため、半田Sの外部電極14,15に対する接続強度が増大する。したがって、積層セラミックコンデンサ10では、外溝部18,19の作用によって、実装信頼性が向上する。
また、半田Sを外部電極14,15の全領域においてZ軸方向に充分に濡れ上がらせるためには多量の半田Sが必要となるが、外溝部18,19を用いた構成では少量の半田Sで接続強度を向上させることができる。したがって、積層セラミックコンデンサ10では、実装信頼性の向上を低コストで実現可能である。
なお、積層セラミックコンデンサ10では、外部電極14,15に外溝部18,19が形成されている構成は必須ではない。したがって、上記のような効果が特に期待されない場合には、外部電極14,15に外溝部18,19が形成されず、外部電極14,15の表面が平滑であってもよい。
[積層セラミックコンデンサ10の製造方法]
図8は、積層セラミックコンデンサ10の製造方法を示すフローチャートである。図9〜16は、積層セラミックコンデンサ10の製造過程を示す図である。以下、積層セラミックコンデンサ10の製造方法について、図8に沿って、図9〜16を適宜参照しながら説明する。
(ステップS01:セラミック素体作製)
ステップS01では、未焼成のセラミック素体11を作製する。未焼成のセラミック素体11は、図9に示すように、複数のセラミックシートをZ軸方向に積層して熱圧着することにより得られる。セラミックシートに予め所定のパターンの導電性ペーストを印刷しておくことにより、内部電極12,13を配置することができる。
(ステップS02:焼成)
ステップS02では、ステップS01で得られた未焼成のセラミック素体11を焼成する。誘電体セラミックスとしてチタン酸バリウム系材料を用いる場合には、焼成温度を1000〜1300℃程度とすることができる。また、セラミック素体11の焼成は、例えば、還元雰囲気下、又は低酸素分圧雰囲気下において行うことができる。
図10は、焼成後のセラミック素体11の斜視図である。内部電極12,13は、誘電体セラミックスよりも焼結時の収縮量が大きい。このため、焼成時に内部電極12,13が端面E1,E2からX軸方向内側に引っ込み、端面E1,E2に内部電極12,13が露出していない状態になる場合がある。
つまり、図11に示すように、第1内部電極12と第1端面E1との間に空隙D1が形成される場合がある。同様に、第2内部電極13と第2端面E2との間にも空隙D1が形成される場合がある。このような場合、外部電極14,15が端面E1,E2において内部電極12,13と導通しにくくなる。
しかしながら、本実施形態に係る製造方法では、本ステップS02において空隙D1が形成されても、後述のステップS04(短パルスレーザ照射)においてセラミック素体11の端面E1,E2に内溝部16,17を設けることによって、内部電極12,13と外部電極14,15との導通を確保することができる。
(ステップS03:再酸化)
ステップS03では、ステップS02で焼成されたセラミック素体11を再酸化させる。ステップS03では、焼成後のセラミック素体11を構成する誘電体セラミックスに欠損している酸素を補う。これにより、積層セラミックコンデンサ10の容量を高めることができる。なお、ステップS03は、適宜省略してもよい。
セラミック素体11の再酸化は、例えば、酸化性雰囲気にて600〜1000℃程度に加熱することにより行うことができる。セラミック素体11の再酸化によって、セラミック素体11の端面E1,E2に露出している内部電極12,13のX軸方向端部が酸化する場合がある。
つまり、図12に示すように、第1内部電極12のX軸方向端部に酸化領域D2が形成される場合がある。同様に第2内部電極13のX軸方向端部にも酸化領域D2が形成される場合がある。この場合、酸化領域D2が導電性を有さないため、外部電極14,15が端面E1,E2において内部電極12,13と導通しにくくなる。
しかしながら、本実施形態に係る製造方法では、本ステップS03において酸化領域D2が形成されても、後述のステップS04(短パルスレーザ照射)においてセラミック素体11の端面E1,E2に内溝部16,17を設けることによって、内部電極12,13と外部電極14,15との導通を確保することができる。
(ステップS04:短パルスレーザ照射)
ステップS04では、ステップS03で再酸化されたセラミック素体11の端面E1,E2に、パルス幅の短い短パルスレーザの照射によって内溝部16,17を形成する。短パルスレーザを用いることにより、セラミック素体11の端面E1,E2を構成する材料を昇華させることができる。
具体的に、ステップS04で利用する短パルスレーザは、パルス幅がピコ秒領域以下であるパルスレーザから選択可能である。このような短パルスレーザとしては、パルス幅がピコ秒領域であるピコ秒レーザや、パルス幅がフェムト秒領域であるフェムト秒レーザなどが挙げられる。
図13は、セラミック素体11の第1端面E1にレーザ照射装置200によって短パルスレーザを照射している状態を示している。図13に矢印で示すように短パルスレーザを走査させることによって、第1端面E1に第1内溝部16を形成することができる。また、これと同様に、第2端面E2に第2内溝部17を形成することができる。
レーザ照射装置200におけるレーザスポット径やレーザ強度や走査速度や走査回数や繰り返し走査回数などの動作条件は、内溝部16,17が図5,6に示す構成となるように適宜決定可能である。具体的に、レーザ照射装置200の動作条件は、端面E1,E2において、セラミック層や内部電極12,13を構成する材料や、セラミック素体11の端面E1,E2の形状や、酸化領域D2の幅などに応じて、酸化物が選択的に昇華し、金属が昇華しにくいように決定可能である。
これにより、端面E1,E2において、誘電体セラミックスや、内部電極12,13に形成された酸化領域D2が選択的に昇華することにより除去される。この一方で、金属で構成される内部電極12,13が昇華しにくいため、内溝部16,17では図5,6に示すような内部電極12,13の突出部12a,13aが形成される。
なお、図13では、単一のセラミック素体11に対して短パルスレーザを走査させる例を示している。しかし、ステップS04では、製造効率の観点から、複数のセラミック素体11を並べた状態で実施することが好ましい。これにより、複数のセラミック素体11の端面E1,E2に連続して内溝部16,17を形成することができる。
(ステップS05:外部電極形成)
ステップS05では、ステップS04で内溝部16,17が形成されたセラミック素体11に外部電極14,15を形成することにより、図1〜3に示す積層セラミックコンデンサ10を作製する。以下、外部電極14,15の形成例1〜3について説明するが、外部電極14,15の形成方法はこれらに限定されない。
図14は、外部電極14,15の形成例1の過程を示す断面図である。まず、図14(A)に示すように、セラミック素体11の表面のうち、外部電極14,15を形成しない領域にマスクMを配置する。そして、図14(B)に示すように、マスクMが配置されたセラミック素体11に対してスパッタリングを行う。
これにより、セラミック素体11の端面E1,E2にスパッタ膜からなる外部電極14,15が形成される。このとき、マスクM上にも金属膜Maが形成される。そして、金属膜MaとともにマスクMをセラミック素体11から除去することにより、図1〜3に示す積層セラミックコンデンサ10が得られる。
外部電極14,15の形成例1では、スパッタリングを用いることにより、セラミック素体11の端面E1,E2の形状が外部電極14,15の形状に反映されやすい。つまり、外部電極14,15に、セラミック素体11の端面E1,E2に形成された内溝部16,17が反映された外溝部18,19(図1参照)が現れやすい。
外部電極14,15の形成例1では、電解メッキ法などの湿式プロセスを用いずに、乾式プロセスのみによって外部電極14,15が得られる。したがって、廃液などが発生しないため、環境負荷を低減することができる。また、積層セラミックコンデンサ10において水素吸蔵や、メッキ液の侵入や付着などに起因する不良が発生しない。
また、外部電極14,15の形成例1では、熱処理を行うことなく外部電極14,15を形成することができる。したがって、外部電極14,15の形成例1を用いて製造された積層セラミックコンデンサ10では、内部電極12,13と外部電極14,15とが熱拡散していない特徴的な組成分布が得られる。
図15は、外部電極14,15の形成例2の過程を示す断面図である。まず、セラミック素体11の表面のうち、外部電極14,15を形成する領域に、導電性ペーストを塗布する。導電性ペーストの塗布方法としては、例えば、ディップ法や印刷法などを用いることができる。
そして、セラミック素体11に塗布された導電性ペーストを焼き付けることにより、図15(A)に示す外部電極14,15の内層14a,15aを形成する。導電性ペーストの焼き付けは、例えば、還元雰囲気下、又は低酸素分圧雰囲気下において行うことができる。
次に、図15(B)に示すように、セラミック素体11の表面のうち、内層14a,15aを形成していない領域にマスクMを配置する。そして、図15(C)に示すように、マスクMが配置されたセラミック素体11に対してスパッタリングを行うことにより、外部電極14,15の外層14b,15bを形成する。
これにより、内層14a,15a及び外層14b,15bの2層構造を有する外部電極14,15が得られる。そして、マスクM上に形成された金属膜MaとともにマスクMをセラミック素体11から除去することにより、図1〜3に示す積層セラミックコンデンサ10が得られる。
なお、外部電極14,15の外層14b,15bは、スパッタリング以外の方法で形成してもよく、例えば、湿式メッキ法や蒸着法によって形成することもできる。また、外部電極14,15は、内層14a,15aと外層14b,15bとの間に中間層を有する3層構造であってもよく、更に4層以上の構造であってもよい。
図16は、外部電極14,15の形成例3の過程を示す断面図である。まず、セラミック素体11の端面E1,E2のうち、内部電極12,13が引き出された領域に、導電性ペーストを塗布する。そして、セラミック素体11に塗布された導電性ペーストを焼き付けることにより、図16(A)に示す接続層14c,15cを形成する。
次に、図16(B)に示すように、接続層14c,15cが形成されたセラミック素体11の表面のうち、外部電極14,15を形成しない領域にマスクMを配置する。そして、マスクMが配置されたセラミック素体11に対してスパッタリングを行うことにより、図16(C)に示す被覆層14d,15dを形成する。
これにより、接続層14c,15c及び被覆層14d,15dから構成される外部電極14,15が得られる。そして、マスクM上に形成された金属膜MaとともにマスクMをセラミック素体11から除去することにより、図1〜3に示す積層セラミックコンデンサ10が得られる。
外部電極14,15の形成例3では、被覆層14d,15dを形成する前に、導電性ペーストの焼き付けによって接続層14c,15cを形成することにより、外部電極14,15の内部電極12,13に対する接続性が向上する。これにより、内部電極12,13と外部電極14,15との導通をより確実に得ることができる。
この一方で、接続層14c,15cを形成する領域を、セラミック素体11の端面E1,E2のうち、内部電極12,13が引き出された領域に留めることにより、積層セラミックコンデンサ10のZ軸方向の厚みを抑えることができる。この構成は、積層セラミックコンデンサ10における大容量化や低背化に有利である。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、積層セラミックコンデンサ10では、セラミック素体11の端面E1,E2における内溝部16,17の本数を任意に決定可能である。しかし、内部電極12,13と外部電極14,15との導通の確実性の観点から、セラミック素体11の端面E1,E2には複数の内溝部16,17が形成されていることが好ましい。
また、セラミック素体11では、第1端面E1における第1内溝部16の構成と、第2端面E2における第2内溝部17の構成と、が相互に異なっていてもよい。例えば、セラミック素体11では、内溝部16,17の本数や、内溝部16,17の配置や、内溝部16,17の形状などが相互に異なっていてもよい。
10…積層セラミックコンデンサ
11…セラミック素体
12,13…内部電極
12a,13a…突出部
14,15…外部電極
16,17…内溝部
18,19…外溝部
E1,E2…端面

Claims (8)

  1. 第1方向に沿って積層された複数のセラミック層と、前記複数のセラミック層の間に交互に配置された第1及び第2内部電極と、前記第1方向に直交する第2方向を向いた第1及び第2端面と、前記第1及び第2端面に前記第1方向に沿って形成された第1及び第2内溝部と、を有するセラミック素体と、
    前記第1及び第2端面を覆う第1及び第2外部電極と、
    を具備し、
    前記第1内部電極は、前記第1端面に引き出され、前記第1内溝部において突出し、
    前記第2内部電極は、前記第2端面に引き出され、前記第2内溝部において突出している
    積層セラミックコンデンサ。
  2. 請求項1に記載の積層セラミックコンデンサであって、
    前記セラミック素体は、複数の前記第1及び第2内溝部を有する
    積層セラミックコンデンサ。
  3. 請求項1又は2に記載の積層セラミックコンデンサであって、
    前記第1及び第2外部電極は、前記第1及び第2内溝部に対応し、前記第1方向に沿って形成された第1及び第2外溝部を有する
    積層セラミックコンデンサ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の積層セラミックコンデンサであって、
    前記第1及び第2外部電極は、スパッタ膜として構成される
    積層セラミックコンデンサ。
  5. 第1方向に沿って積層された複数のセラミック層と、前記複数のセラミック層の間に交互に配置された第1及び第2内部電極と、前記第1方向に直交する第2方向を向いた第1及び第2端面と、を有し、前記第1内部電極が前記第1端面に引き出され、前記第2内部電極が前記第2端面に引き出された未焼成のセラミック素体を作製し、
    前記セラミック素体を焼成し、
    焼成された前記セラミック素体の前記第1及び第2端面に、短パルスレーザの照射によって、前記第1方向に沿って第1及び第2内溝部を形成して、前記第1及び第2内溝部において前記第1及び第2内部電極を突出させ、
    前記第1及び第2内溝部が形成された前記第1及び第2端面に第1及び第2外部電極を形成する
    積層セラミックコンデンサの製造方法。
  6. 請求項5に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法であって、
    前記短パルスレーザは、ピコ秒レーザ又はフェムト秒レーザである
    積層セラミックコンデンサの製造方法。
  7. 請求項5又は6に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法であって、
    前記第1及び第2外部電極を、スパッタリングを用いて形成する
    積層セラミックコンデンサの製造方法。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法であって、
    焼成された前記セラミック素体を再酸化させた後に、前記第1及び第2内溝部を形成する
    積層セラミックコンデンサの製造方法。
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