JPH03216009A - チップ状電子部品の製造方法 - Google Patents

チップ状電子部品の製造方法

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JPH03216009A
JPH03216009A JP2012869A JP1286990A JPH03216009A JP H03216009 A JPH03216009 A JP H03216009A JP 2012869 A JP2012869 A JP 2012869A JP 1286990 A JP1286990 A JP 1286990A JP H03216009 A JPH03216009 A JP H03216009A
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electrode
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extraction electrode
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Yasuhiro Tanaka
田中 康廣
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、複数の基板を積層して、その端面に外部電
極を形成したチップ状電子部品に関する(bl従来の技
術 従来より、例えばチソプ状積層セラミックコンデンサは
、特定パターンの電極と引出電極が形成された複数の基
板を積層して積層体を形成し、その積層体の両端面に外
部電極を形成することによって構成している. また、例えばチップ状圧電部品は、圧電基板の両主面に
特定パターンの電極と引出電極が形成されて成る圧電共
振子を2つの封止板間に積層して、この積層体の端面に
外部電極を形成することによって構成している.このチ
ップ状圧電部品の外部電極形成部分の断面構造を第lθ
図に示す.第10図において1は両主面にAg膜からな
る振動電極と引出電極が形成された圧電基板であり、同
図においては一方の引出電極5が表れている.また、6
.7はそれぞれ封止板であり、これらの3つの基板が積
層されて、その端面にAg,Ag/Pd,Cu,Niま
たはモネル等の膜からなる外部電極l1が形成される.
このことにより、引出電極5の端部が外部電掻1)に電
気的に接続される。
(Cl発明が解決しようとする課題 ところが、第lO図に示したような構造のチソプ状電子
部品においては、引出電極5と外部電極1)とは非常に
微小な領域で接続されるだけであるため、各基板寸法の
バラツキなどによって断線し易いという問題があった。
この発明の目的は、基板に形成されている引出電極に対
し、外部電極を確実に接続できるようにして信転性を高
めたチップ状電子部品を提供することにある。
(dl課題を解決するための手段 この発明は、特定パターンの電極と引出電極が形成され
た基板を含む複数の基板からなる積層体を形成し、上記
引出電極と電気的に接続される外部電極を上記積層体の
端面に形成したチップ状電子部品において、 上記積層体端面の引出電極形成部付近に、上記引出電極
の端面に略平行な1または複数の溝を形成して、この導
内に上記引出電極を露出させ、上記積層体端面の一部ま
たは全部を被覆するように外部電極を形成したことを特
徴とする。
(81作用 この発明のチップ状電子部品においては、積層体端面の
引出電極形成部付近に溝が形成されて、その溝内に引出
電極が露出される.したがって、この積層体端面に外部
電極が形成されることにより、溝内において引出電極に
外部電極が確実に接続されることになる.仮に引出電極
の端面が積層体端面より内部にある場合でも、上記溝の
形成により、その溝内に引出電極の端部が確実に露出さ
れる.また、溝の内面は、その他の積層体端面とは異な
り、平滑面であるため、引出電極の端面と外部電極とが
確実に接続される。しかも溝の斜面において引出電極の
端面が露出する場合には露出面積が増大し、外部電極と
の接続状態もより確実になる. if)実施例 この発明の実施例であるチップ状圧電部品の構造を第1
図〜第3図に示す。
第1図は積層体の積層前の状態を表す分解斜視図である
。1は圧電基板であり、図において基板上面の中央部に
振動電極2、一方の辺に引出電極3を形成し、基板下面
中央部に振動電極4、引出電極3に対向する辺に引出電
極5をそれぞれ形成してエネルギ閉じ込め厚み振動モー
ドの圧電共振子を構成している。6,7はそれぞれセラ
ミック板からなる封止基板であり圧電基板1の上下に積
層することによって積層体を構成する。尚、圧電共振子
の振動電極付近の振動を阻害しないように、振動電極付
近にはわずかな空洞が形成される.第2図(A)〜(C
)は積層体形成後の製造手順を表す斜視図である。(A
)に示すように圧電基板lを2つの封止基板6.7間に
積層し、その後、.(B)に示すように前記引出電極3
.5の形成部付近にそれぞれ溝8,9を形成する。この
ことにより、溝8,9内に引出電極3.5の端面がそれ
ぞれ露出する. 積層体端面の引出電極形成部付近に溝を形成する方法と
しては研削加工機による研削やナンドブラスト法など公
知の方法を用いることができる。
通常、圧電基板1および引出電極5は封止板6.7より
軟質であるため、積層体端面の全面をサンドプラスト処
理することによって第3図の例のように圧電基板lおよ
び引出電極5部分に溝9を形成することができる。また
、研削加工による場合には積層体端面の引出電極形成部
付近に砥石車が接触するように位置決めする.なお、多
数の積層体をカセットに堆積させて同時に研削加工すれ
ば一度に多数の積層体に溝を形成することができるその
後、第2図(C)に示すように積層体の両端面に外部電
極10.1)を形成することによってチップ状圧電部品
を完成させる。
第3図は第2図(C)に示した状態におけるチップ状圧
電部品の中央部分断面図である.この図から明らかなよ
うに溝9内において引出電極5の端部が広い面積に亘っ
て露出し、積層体端面の全面に外部電極llが形成され
ることによって、引出電極5の端部が外部電極l1と確
実に接続される。
次に他のチップ状電子部品の例を第4図(A)(B)に
示す. 第4図(A)は溝および外部電極形成前の積層体の斜視
図であり、31,32.33はそれぞれ基板、34.3
5.36はこれらの基板に形成されている引出電極であ
る.このような積層体形成後、第4図(B)に示すよう
に、積層体に対し溝37.38等を形成することによっ
て、上記各引出電極を溝内G4露出させ、更に外部電極
39,40.41を形成することによって三端子タイプ
のチップ状電子部品を完成させる。
次に積層体に形成する他の溝形状の例を第5図〜第8図
に示す. 第5図の例は封止板7の厚み方向の中心寄り部分に溝を
形成した例であり、引出電極5が溝9の上側斜面に露出
する. 第6図は、ちょうど引出電極5を中心として溝9を形成
した例であり、引出電掻5は溝9の底部に露出する. 第7図は、封止板7に溝9を形成して引出電極5をほと
んどそのまま残存させることによって、引出電極5の露
出面1)15を増大させた例である。
さらに、第8図は引出電橿5の上部および下部に溝9a
および9bを形成して引出電極5の端部を長く露出させ
た例である. 以上に示した例は何れも圧電基板の上下面に封止板6,
7を積層した例であったが、多数の基板に形成された多
数の引出電極を積層体の端面において外部電極と接続す
る場合にも適用することができる.第9図はその多層チ
ップ状圧電部品の端部付近の部分断面図である.ここで
、21.23はそれぞれ圧電基板、22.24はそれぞ
れの圧!基板に形成された引出電極、25,26.27
はそれぞれ封止板、28は外部電極である。図に示すよ
うに各基板を積層して引出電極22.24の端面が溝内
に露出するように2つの溝を形成し、その後積層体の端
面の全面に外部電極28を形成している。このようにし
て各引出電極が共通の外部電極28に対してそれぞれ確
実に接続される尚、各図においては説明上積層体に対す
る溝を深く描いたが、実際にはもっと浅い溝で充分な効
果が得られる。
(明発明の効果 この発明によれば、積層体の端面に形成された溝内に引
出電極の端部が確実に露出し、この溝内を含めて積層体
端面に外部電極が形成されるため、引出電極と外部電極
とは電気的に確実に接続されることになる.したがって
、基板に対する引出電極の位置精度および基板自体の寸
法精度のバラツキが上記溝によって吸収され、しかも広
い面積で引出電極と外部電極とが接続されるため、良品
率が高く信転性の高いチップ状電子部品を製遣すること
ができる.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるチップ状圧電部品を構
成する各基板の構成を示す分解斜視図、第2図(A)〜
(C)は同チップ状圧電部品の製造途中の各状態を表す
斜視図、第3図は同チップ状圧電部品の中央部分断面図
である。第4図(A).(B)は三端子タイプのチップ
状電子部品の構成を示す図である。第5図〜第8図は積
層体に形成される異なった溝形状の例を示す断面図であ
る。第9図は多層チップ状圧電部品の部分断面図である
。第10図は従来のチップ状圧電部品の部分断面図であ
る。 l一圧電基板、 2.4−振動!極、 3.5.34.35.36−引出電極、6.7一封止板
、 8.9.37.38−溝、 10.1),39.40.41−外部電極、31,32
.33一基板.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特定パターンの電極と引出電極が形成された基板
    を含む複数の基板からなる積層体を形成し、上記引出電
    極と電気的に接続される外部電極を上記積層体の端面に
    形成したチップ状電子部品において、 上記積層体端面の引出電極形成部付近に、上記引出電極
    の端面に略平行な1または複数の溝を形成して、この溝
    内に上記引出電極を露出させ、上記積層体端面の一部ま
    たは全部を被覆するように外部電極を形成したことを特
    徴とするチップ状電子部品。
JP2012869A 1990-01-22 1990-01-22 チップ状電子部品の製造方法 Expired - Lifetime JPH07120913B2 (ja)

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