JP2018180800A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、第1の台紙上に貼り付けられた付箋を、他の用途に用いられる第2の台紙上の付箋とすることが必要となる場合がある。
本発明は、第1の台紙上に貼り付けられた付箋を、他の台紙上に貼り付けられている付箋として見せることができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
請求項1の発明は、第1の台紙上の付箋と第2の台紙上の付箋の関係を規定している規則にしたがって、該第1の台紙に貼り付けられている付箋を該第2の台紙上で提示する提示手段を有している情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
電子付箋制御装置100は、具体的には、付箋を用いて、ファシリテーター(一般的には1人)と複数人の参加者によって行われる会合で利用される。参加者は参加者用端末としての電子付箋端末250を用いて、アイデア、行動等が記載された付箋を作成する。一般的に、図3の例に示すように、電子付箋端末250として、各参加者が所持する電子付箋端末250A、電子付箋端末250B等(以下、代表して電子付箋端末250という)のように複数ある。そして、電子付箋制御装置100は、電子付箋端末250から付箋を受け取って、台紙(又は背景)上にその付箋を貼り付ける。ファシリテーターは電子付箋制御装置100の表示装置である共有画面を用いて、その台紙上で、付箋の位置を決定又は変更したり、付箋をまとめたり(付箋Aと付箋Bを関連付けること、グループ形成等ともいわれる)、自らも付箋情報の作成等を行って、その会合を進行させる。なお、本実施の形態において、参加者には、ファシリテーターを含む。
本実施の形態の電子付箋制御装置100は、特に、付箋をプロジェクトでのタスク管理システム(プロジェクトポータル、ToDo管理、スケジュール管理ともいわれる)、又は個人のタスク管理システム等で使用する場合に用いられる。このタスク管理システムにおいても台紙が用いられる(「台紙を用いてタスク管理を行うことができる」と言ってもよい)。
例えば、電子付箋システムを用いた課題解決会合において、現状を分析し(「事実」付箋の作成に該当)、その現状に対して本来の期待すべきことを抽出し(「想い」付箋の作成に該当)、そのための行動を決定する(「行動」付箋の作成に該当)ことが行われる。この結果を現実に反映させるために、タスク管理においても台紙上で、ToDo付箋(「アクション」付箋、「担当」付箋、「期日」付箋の組)を作成する必要がある。ここで、「行動」付箋は、「アクション」付箋に対応する。したがって、最初の台紙での「行動」付箋を、次の台紙(タスク管理における台紙)では、「アクション」付箋として見せることができれば、タスク管理における台紙で、新たに「アクション」付箋を作成する必要がなくなり、写し間違いも発生しない。いわば、電子付箋制御装置100は、付箋データベース内の付箋データを異なるビュー(異なる台紙上に貼り付けること)で閲覧することを実現する。そのために、複数の台紙上の付箋間の関係を規定している規則を用いるようにしている。
第1の台紙上に貼り付けられた付箋のうち、行動を示す第1の付箋を、第2の台紙上に、行わなければならない作業を示す第2の付箋としてもよい。
また、付箋生成モジュール130は、(1)第2の付箋、(2)担当者を示す付箋、(3)期日を示す付箋(3つの付箋)を組として管理するようにしてもよい。ここで「第2の付箋」は、行わなければならない作業を示す付箋であって、「担当者を示す付箋」は、その作業を担当する者を示す付箋であって、「期日を示す付箋」は、その作業の期日(締め切り)を示す付箋である。「期日」は、年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい。また「組として管理」として、3つの付箋を1つのまとまりとして扱うものであって、3つの付箋は互いに関連しており(「担当者を示す付箋」は「第2の付箋」に記載された作業の担当者が記載されており、「期日を示す付箋」は「第2の付箋」に記載された作業の期日が記載されている)、例えば、前述したグループ形成が該当する。なお、組に、「第2の付箋」に記載された作業の目的を示す付箋を加えてもよい。さらに、組に、「第2の付箋」に記載された作業の状況を示す付箋を加えてもよい。
共同作業しているメンバー(会合の参加者)に付箋の使い方を周知してもらうために、台紙に凡例を記載することがある。凡例とは、台紙の中で用いられている、付箋の形態(形状、模様、色彩、点滅(点滅における変更対象は、点滅を行うか否か、点滅を行っている期間、点滅の間隔等がある)、又は、これらの組み合わせであってもよい)について、それが何を意味するかを説明した記述である。例えば、付箋の形態として色彩を用いた場合、黄色の付箋には「特徴」を記載すること、青色の付箋には「利点」を記載すること、赤色の付箋には「課題」を記載することのように、その台紙において、付箋の色彩について定められた規則である。ここでは例として、色彩を用いたが、形状、模様、点滅等を対象として凡例を作成してもよい。
台紙記憶モジュール145は、付箋・台紙処理モジュール120の台紙生成モジュール125と接続されている。台紙記憶モジュール145は、台紙生成モジュール125からアクセスされ、台紙生成モジュール125によって生成された台紙に関する情報を記憶している。例えば、台紙情報テーブル600、台紙内ToDo情報管理テーブル700を記憶している。
台紙内ToDo情報管理テーブル700は、台紙内ToDoID欄705、目的付箋ID欄710、アクション付箋ID欄715、担当付箋ID欄720、期日付箋ID欄725、ステータス付箋ID欄730を有している。台紙内ToDoID欄705は、台紙内で定義されているToDo付箋の組の組IDを記憶している。目的付箋ID欄710は、目的付箋の付箋IDを記憶している。アクション付箋ID欄715は、アクション付箋の付箋IDを記憶している。担当付箋ID欄720は、担当付箋の付箋IDを記憶している。期日付箋ID欄725は、期日付箋の付箋IDを記憶している。ステータス付箋ID欄730は、ステータス付箋の付箋IDを記憶している。
具体的には、目的付箋ID欄710、アクション付箋ID欄715は、他の台紙(第1の台紙)に貼り付けられている付箋の付箋IDが記憶される。例えば、図15を用いて後述するように、目的付箋ID欄710には「想い」付箋1556の付箋ID、アクション付箋ID欄715には「行動」付箋1558の付箋IDが記憶される。
なお、「想い」付箋1556と「目的」付箋1572は実質的に同じであり、「行動」付箋1558と「アクション」付箋1574は実質的に同じであるので、「目的」付箋1572の付箋IDは「想い」付箋1556の付箋IDであり、「アクション」付箋1574の付箋IDは「行動」付箋1558の付箋IDである。
そして、担当付箋ID欄720、期日付箋ID欄725、ステータス付箋ID欄730には、新規に作成された「担当」付箋1576、「期日」付箋1578、「ステータス」付箋1580の付箋IDがそれぞれ記載される。これら3つの付箋の作成当初は空白(内容なし)である。
その凡例として付箋の凡例が用いられてもよい。その場合、規則設定モジュール110は、台紙間における凡例同士の接続によって、第2の台紙上で提示すべき第1の台紙上での付箋を指定するようにしてもよい。具体的には、図14、図15、図16の例を用いて後述する。
対象の付箋を第2の台紙に貼り付ける際に、第1の台紙上の付箋そのものを第2の台紙上で提示するようにしてもよいし、第1の台紙上の付箋の属性を変更して第2の台紙上で提示するようにしてもよい。例えば、付箋の色、大きさ等を変更するようにしてもよい。それらの変更についても、規則に規定されている。
図2の例では、会議室280Aには、電子付箋制御装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cが設置されており、会合が行われる。電子付箋制御装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。通信回線298は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
また、会議室280Bには、電子付箋制御装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eが設置されており、会合が行われる。電子付箋制御装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。
そして、ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、付箋情報記憶装置294、会議室280A内の機器、会議室280B内の機器は、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。また、付箋情報記憶装置294による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
付箋情報記憶装置294は、付箋に関する情報を記憶している。いわゆる付箋データベースとしての機能を有しており、付箋記憶モジュール150としての機能を有している。各電子付箋制御装置100は、付箋情報記憶装置294を用いて処理を行う。この場合、付箋情報記憶装置294内の付箋に関する情報を複数の電子付箋制御装置100で共有してもよい。つまり、電子付箋制御装置100Aが管理している付箋に関する情報(付箋記憶モジュール150)を、電子付箋制御装置100Bが利用できるようにしてもよい。
例えば、第1の台紙を会議室280Aで用い、第2の台紙を会議室280Bで用いるようにしてもよい。会議室280A内で、行動を示す第1の付箋が第1の台紙に貼り付けられると、会議室280B内で、第2の台紙上に、行わなければならない作業を示す第2の付箋が貼り付けられることになる。そして、会議室280B内で、担当者、期日等が決定されることになる。具体的には、空白の担当者付箋、期日付箋が、第2の台紙に貼り付けられるので、その内容を記載する。
また、ユーザー端末210のユーザーには、そのユーザーが担当者となっているToDo付箋の組(行わなければならない作業を示す第2の付箋、担当者付箋、期日付箋)が送信され、ユーザー端末210内の個人用の台紙上に貼り付けられる。
図3(a)の例に示すように、会議室等内に、参加者311、312、ファシリテーター321が集まっている。参加者311は電子付箋端末250Aを利用し、参加者312は電子付箋端末250Bを利用する。一般的に、端末装置(電子付箋端末250A等)は参加者1人に1個付与されており、図3(c)の例に示す電子付箋端末250のように、ノート程度の大きさ(例えば、A4、B5、7〜10インチ等)のタブレット型の端末であり、指又はペン等を用いて操作されるものである。参加者によって、テキストデータ、手書きの文字、図形等が記載された付箋情報が作成される。なお、端末装置は、タブレット型の端末に限られず、キーボード、マウス等を備えたPC(ノートPCを含む)等であってもよい。
図3(a)の例に示す電子付箋制御装置100xは、プロジェクターであって、台紙及び付箋を表示する。また、電子付箋制御装置100yは、電子白板であって、ファシリテーター321の指又はペン等の動きを検知して、付箋を台紙(表)に貼り付けること、付箋の移動、付箋の関連付け(グループ化)を行うこと等の操作を受け付けるものである。例えば、電子付箋制御装置100yにペンが備えられており、そのペンが予め定められたペン置きから離れたこと(ファシリテーター321が操作するためにペンを持ち上げたこと)、そしてペンの先端の位置(ペン先端が電子付箋制御装置100yに触れたこと等)を検知することによって、台紙、付箋に対する操作を受け付ける。例えば、ペン置きにセンサー(ペンの重力でスイッチがオンオフとなるセンサー等)を設け、複数のペン(黒色のペン、赤色のペン、青色のペン等)のうち、どのペンが用いられているかを検知すればよい。また、電子付箋制御装置100yの表示画面全体がタッチセンサーであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知すればよい。本例では、ペンのオンオフはペン置きによって制御するが、必ずしもペン置きがある必要はない。ペン側で直接オンオフを制御できるようにしても構わない。色の変更に関してもペン置きを必要とせずに、表示画面上の一部分にカラーパレットを用意しておき、目的の色をペン(又は、それに類するもの)がタッチすることで色を変更したり、ペンに色を変える指示をするための機能(ボタンやスライダ等)が備わっていたりしても構わない。
また、電子付箋制御装置100は、図3(b)の例に示すような電子ボードであってもよい。電子ボードは、一般的に大画面の表示装置(少なくとも、電子付箋端末250の表示装置よりも大きい)を有しており、その表示装置はタッチパネルであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知する。例えば、画面として、80インチ等の大きさを備えたものであってもよい。
ステップS902では、第1の台紙である台紙Aのテンプレートを選択する。
ステップS904では、台紙Aにおける台紙情報テーブル600の台紙ID欄605〜作成者欄620を設定する。
ステップS906では、第2の台紙であるToDo管理台紙Bを対応付けるか否かを判断し、対応付ける場合はステップS908へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS999)。
ステップS910では、ToDo管理台紙Bにおける台紙情報テーブル600の台紙ID欄605〜作成者欄620を設定する。
ステップS912では、ユーザーの操作にしたがって、台紙Aの凡例付箋とToDo管理台紙Bの凡例付箋とを関連付ける。
ステップS914では、ステップS912での操作にしたがって、規則テーブル800を生成する。具体的に示すと、ステップS912による関連付け結果を、規則テーブル800における凡例カップル欄825に記憶させる。図10は、凡例カップル欄825内のデータ例を示す説明図である。例えば、1行目は、第1の台紙における「想い」付箋と第2の台紙における「目的」付箋が対応していることを示している。そして、2行目は、第1の台紙における「行動」付箋と第2の台紙における「アクション」付箋が対応していることを示している。
ステップS1102では、台紙A内の付箋を受け付ける。
ステップS1104では、ステップS1102で受け付けた付箋は、規則テーブル800内の凡例付箋に対応する付箋か否かを判断し、対応する付箋の場合はステップS1106へ進み、それ以外の場合はステップS1114へ進む。
ステップS1106では、付箋情報テーブル400の関連台紙数欄475、関連台紙ID欄480、属性ID欄485に値を設定する。
ステップS1110では、ToDo管理台紙Bの台紙情報テーブル600に付箋を追加する。
ステップS1112では、台紙内ToDo情報管理テーブル700を生成する。
ステップS1114では、通常付箋として、付箋を作成し、ステップS1116へ進む。
ステップS1116では、終了か否かを判断し、終了の場合は処理を終了し(ステップS1199)、それ以外の場合はステップSステップS1102へ戻る。
ステップS1202では、ToDo管理台紙B上の付箋に変更があるか否かを判断し、変更がある場合はステップS1204へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1299)。例えば、アクション付箋を変更(行動変更)すること、担当者付箋を変更(担当者変更)すること、期日付箋を変更(期日変更)すること等が該当する。
ステップS1204では、台紙Aは提示されているか否かを判断し、提示されている場合はステップS1206へ進み、それ以外の場合はステップS1214へ進む。もちろんのことながら、台紙Aが提示されていない場合は、次にその台紙Aが提示された場合は、ステップS1206以降の処理を行う。
ステップS1208では、台紙Aにおける参加者によって変更が許可されたか否かを判断し、許可された場合はステップS1210へ進み、それ以外の場合はステップS1212へ進む。
ステップS1210では、台紙A上の付箋に反映させる。
ステップS1212では、ToDo管理台紙B上に変更不許可のメッセージを提示する。
ステップS1214では、変更を保留する。
ステップS1302では、台紙A上の付箋に変更があるか否かを判断し、変更がある場合はステップS1304へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1399)。
ステップS1306では、ToDo管理台紙B上の付箋に反映させる。
図14(a)は、第1の台紙の雛型となる台紙Aテンプレート1410を選択した例を示している。
画面1400には、台紙Aテンプレート1410を表示する。
台紙Aテンプレート1410には、名前欄1412、目的欄1414、手法欄1416、凡例表示領域1418を表示し、凡例表示領域1418には、入力欄1420、出力欄1422を表示する。これらは、台紙Aテンプレート1410による台紙の用い方等を説明したものである。
台紙Aテンプレート1410は、内容を「名前欄1412:「ストーリーテリング」、目的欄1414:「個人の経験を紹介する」、手法欄1416:「ペアになって…する」、入力欄1420:「「テーマ」付箋1432」、出力欄1422:「「事実」付箋1434、「想い」付箋1436、「行動」付箋1438」」としている。
画面1400には、台紙Bテンプレート1450を表示する。
台紙Bテンプレート1450には、名前欄1452、目的欄1454、手法欄1456、凡例表示領域1458を表示し、凡例表示領域1458には、入力欄1460、出力欄1462を表示する。これらは、台紙Bテンプレート1450による台紙の用い方等を説明したものである。
台紙Bテンプレート1450は、内容を「名前欄1452:「アクションプラン」、目的欄1454:「目的達成の計画づくり」、手法欄1456:「ペアになって…する」、入力欄1460:「「目的」付箋1472」、出力欄1462:「「アクション」付箋1474、「担当」付箋1476、「期日」付箋1478、「ステータス」付箋1480」」としている。
画面1400には、台紙Aテンプレート1410、台紙Bテンプレート1450を表示し、台紙Aテンプレート1410と台紙Bテンプレート1450は、関連付け線1490によって関連付けられている。ユーザーの操作によって関連付け線1490が生成され、台紙Aテンプレート1410による台紙を第1の台紙とし、台紙Bテンプレート1450による台紙を第2の台紙としていることを示している。
図15(a)に示す例は、台紙Aテンプレート1410、台紙Bテンプレート1450内のそれぞれの凡例付箋を表示している。
画面1400には、台紙Aテンプレート1410、台紙Bテンプレート1450を表示する。
台紙Aテンプレート1410には、「テーマ」付箋1432、「事実」付箋1434、「想い」付箋1436、「行動」付箋1438が貼り付けられている。
台紙Bテンプレート1450には、「目的」付箋1472、「アクション」付箋1474、「担当」付箋1476、「期日」付箋1478、「ステータス」付箋1480が貼り付けられている。
台紙Aテンプレート1410上の「想い」付箋1436と台紙Bテンプレート1450上の「目的」付箋1472は、対応付け線1512によって対応付けられている。ユーザーの操作によって対応付け線1512が生成され、「想い」付箋1436を「目的」付箋1472として、第2の台紙に貼り付けることを示している。
台紙Aテンプレート1410上の「行動」付箋1438と台紙Bテンプレート1450上の「アクション」付箋1474は、対応付け線1514によって対応付けられている。ユーザーの操作によって対応付け線1514が生成され、「行動」付箋1438を「アクション」付箋1474として、第2の台紙に貼り付けることを示している。
画面1400には、台紙A:1550、台紙B:1570を表示する。台紙A:1550は、台紙Aテンプレート1410を元にして生成されたものである。台紙B:1570は、台紙Bテンプレート1450を元にして生成されたものである。
台紙A:1550には、「テーマ」付箋1552、「事実」付箋1554、「想い」付箋1556、「行動」付箋1558、「事実」付箋1560、「事実」付箋1562、「想い」付箋1564、「行動」付箋1566、「事実」付箋1568が貼り付けられている。
台紙B:1570には、「目的」付箋1572、「アクション」付箋1574、「担当」付箋1576、「期日」付箋1578、「ステータス」付箋1580、「目的」付箋1582、「アクション」付箋1584、「担当」付箋1586、「期日」付箋1588、「ステータス」付箋1590が貼り付けられている。「目的」付箋1572、「アクション」付箋1574、「担当」付箋1576、「期日」付箋1578、「ステータス」付箋1580が1つのToDoの組であり、「目的」付箋1582、「アクション」付箋1584、「担当」付箋1586、「期日」付箋1588、「ステータス」付箋1590が1つのToDoの組である。
なお、1つの画面1400に、台紙A:1550と台紙B:1570の両方を表示しているが、前述したように、それぞれを別々の画面に表示するようにしてもよい。
図15(c)では、空白であった「担当」付箋1576、「期日」付箋1578、「ステータス」付箋1580、「担当」付箋1586、「期日」付箋1588、「ステータス」付箋1590をユーザーの操作によって記入する。
図16(a)に示す例は、それらの空白の付箋に記入したものである。
画面1400には、台紙B:1570を表示する。
台紙B:1570には、「目的」付箋1572、「アクション」付箋1574、「担当」付箋1576B、「期日」付箋1578B、「ステータス」付箋1580B、「目的」付箋1582、「アクション」付箋1584、「担当」付箋1586B、「期日」付箋1588B、「ステータス」付箋1590Bが貼り付けられている。
画面1400には、担当者X用ToDo領域1610、担当者Y用ToDo領域1640を表示する。
担当者X用ToDo領域1610には、「担当者X」付箋1612、「目的」付箋1614、「アクション」付箋1616、「期日」付箋1618、「ステータス」付箋1620の組、「目的」付箋1622、「アクション」付箋1624、「期日」付箋1626、「ステータス」付箋1628の組が貼り付けられている。
担当者Y用ToDo領域1640には、「担当者Y」付箋1642、「目的」付箋1644、「アクション」付箋1646、「期日」付箋1648、「ステータス」付箋1650の組、「目的」付箋1652、「アクション」付箋1654、「期日」付箋1656、「ステータス」付箋1658の組、「目的」付箋1660、「アクション」付箋1662、「期日」付箋1664、「ステータス」付箋1666の組が貼り付けられている。
担当者のユーザー端末210上で、ToDo管理プログラムで付箋の内容を表示したものである。
画面1700には、担当者表示領域1710、ToDo一覧表示領域1720を表示する。
ToDo一覧表示領域1720には、目的欄1722、アクション欄1724、ステータス欄1726を表示する。
目的欄1722には、目的(目的付箋の内容)を表示する。アクション欄1724には、アクション(アクション付箋の内容)を表示する。ステータス欄1726には、ステータス(ステータス付箋の内容)を表示する。もちろんのことながら、そのユーザーが担当しているToDo付箋だけの内容を表示している。
そして、ToDo一覧表示領域1720内がユーザーによって書き換えられると、対応する付箋が書き換えられ、第2の台紙上に反映され、図12の例に示したフローチャートの処理例によって、第1の台紙上にも反映され得る。また、ユーザーは、ステータス欄1726の内容だけを書き換え可能としてもよい。つまり、目的欄1722、アクション欄1724は書き換え不可としてもよい。
なお、図18に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図18に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図18に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
105…台紙テンプレート記憶モジュール
110…規則設定モジュール
115…台紙間関係規則記憶モジュール
120…付箋・台紙処理モジュール
125…台紙生成モジュール
130…付箋生成モジュール
135…規則適用モジュール
140…提示モジュール
145…台紙記憶モジュール
150…付箋記憶モジュール
210…ユーザー端末
250…電子付箋端末
280…会議室
294…付箋情報記憶装置
298、299…通信回線
Claims (6)
- 第1の台紙上の付箋と第2の台紙上の付箋の関係を規定している規則にしたがって、該第1の台紙に貼り付けられている付箋を該第2の台紙上で提示する提示手段
を有している情報処理装置。 - 前記規則を、前記第1の台紙の雛型における凡例と前記第2の台紙の雛型における凡例に対する操作によって設定する設定手段
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記凡例として付箋の凡例が用いられ、
前記設定手段は、台紙間における凡例同士の接続によって、前記第2の台紙上で提示すべき前記第1の台紙上での付箋を指定する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第2の台紙を、担当者毎にしなければならないことを管理する台紙とし、
前記第1の台紙上に貼り付けられた付箋のうち、行動を示す第1の付箋を、前記第2の台紙上に、行わなければならない作業を示す第2の付箋とし、
前記第2の付箋に対応して、前記第2の台紙上で、担当者を示す付箋と期日を示す付箋を生成する生成手段
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の付箋、担当者を示す付箋、期日を示す付箋を組として管理する組管理手段
をさらに有する請求項4に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
第1の台紙上の付箋と第2の台紙上の付箋の関係を規定している規則にしたがって、該第1の台紙に貼り付けられている付箋を該第2の台紙上で提示する提示手段
として機能させるための情報処理プログラム。
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- 2017-04-10 JP JP2017077380A patent/JP6880955B2/ja active Active
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