JP2018179071A - エアバルブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ピストン2のピストンヘッド21及びピストンロッド22が、それぞれシリンダ1の開口部内及び軸孔内に収容されて、ピストン2が、シリンダ1の軸孔10内に往動可能に組み込まれる。シリンダ1及びピストンロッド22には、側方へ一軸横断する貫通孔13,23が形成され、貫通孔13,23内にノックピン3が挿入される。貫通孔13,23の少なくとも一部分は長孔断面を有し、ピストン2がシリンダ1内を往動したとき、ノックピン3が貫通孔の一部分内で長孔方向へ相対移動する。
【選択図】図2
Description
前記内貫通孔(23)はノックピン(3)に周着する孔断面を有してなり、また、前記外貫通孔はノックピン(3)を遊挿する長孔断面を有してなり、
前記ピストン(2)が前記シリンダ(1)内を往動したとき、前記内貫通孔(23)に周着されたノックピン(3)がピストンロッド(22)と共に軸孔方向へ一体的に往動し、これによってノックピン(3)の両端が外貫通孔(13)内を長孔方向へ相対移動することが好ましい。
この収容状態において、前記ピストンヘッド(21)が開口部(110)内に嵌着して、前記ピストンヘッド(21)の上端面が前記シリンダ(1)の筒体の上端面(一端側の端面)と同一面を構成することが好ましい。
なお、後述の実施例では、ワッシャ(5)には、図3(b)に示すように、4つの通気孔(51)が中央孔(50)の周囲に等間隔に設けられると共に、シリンダ(1)の上部開口(110)の底部を構成する固定板(11)には、図4(a)及び図3(a)に示すように、通気孔(51)と同数の4つの通気孔(11D)が、中央孔(112)の周囲に等間隔に設けられる。
前記内貫通孔23の真円断面はノックピン3に周着し、また、前記外貫通孔の長孔断面はノックピン3を遊挿する。
ピストン2がシリンダ1内を上方へ突出移動した突出状態S2では、ノックピン3は横軸方向を向いたまま、前記貫通孔の一部分内で長孔方向上方へ相対移動し、一方の長孔端である長孔上端13UEに掛止する(図2、図5)。このときノックピン3は上側部にワッシャ5の下面5LEが圧接されると共に、外貫通孔13の長孔上端13UEと接している。すなわち外貫通孔13の長孔上端13UEとの接触によってそれ以上の上方移動が規制される。
これにより、ピストンヘッド2やシリンダ11の上端面に表面加工を施す場合や、弾性疲労が生じた弾性材4などの各部品を交換する場合など、必要に応じて、分解した一部の部品を別部品に組み替えたり、表面加工/分解後に再組立てしたりすることができる。
本発明のいくつかの実施例を説明したが、各実施例に示した構成、各種条件に限定されることはなく、これらの実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 シリンダ
11 固定板
11D 通気孔
11T リブ
13 外貫通孔
14 嵌合部
100 エアバルブ
110 開口部
112 中央孔
2 ピストン
21 ピストンヘッド
21T テーパ部
22 ピストンロッド
23 内貫通孔
3 ノックピン
4 弾性材
5 ワッシャ
50 中央孔
51 通気孔
6 中空ボルト
60 軸孔
D1 筒外径
D2 筒内径
3L ノックピン長さ
S1 収容状態
S2 突出状態
Claims (7)
- 所定の軸孔方向の軸孔、及び、前記軸孔の一端側に連通すると共に拡径した開口部を有するシリンダと、前記開口部の開口形状に対応したピストンヘッド、及び、前記ピストンヘッドの下部から伸長したピストンロッドを有するピストンと、を具備し、
前記ピストンヘッド及び前記ピストンロッドが、それぞれ前記開口部内及び前記軸孔内に収容されて、前記ピストンが、シリンダの軸孔方向へ往動可能に組み込まれたエアバルブであって、
前記シリンダ及び前記ピストンロッドには、前記シリンダの軸孔内に組み込まれた前記ピストンロッドを前記シリンダと共に側方へ横断する貫通孔が形成され、
また、前記貫通孔内に挿入されるノックピンをさらに具備してなり、
前記貫通孔の少なくとも一部分は前記軸孔の軸孔方向を長孔方向とする長孔断面を有し、
前記ピストンが前記シリンダ内を往動したとき、前記ノックピンが貫通孔の前記一部分内で前記長孔方向へ相対移動することを特徴とするエアバルブ。 - 前記貫通孔は、ピストンロッドを貫通する内貫通孔と、シリンダを側方へ横断貫通する外貫通孔とから構成され、
前記内貫通孔はノックピンに周着する孔断面を有してなり、また、前記外貫通孔はノックピンを遊挿する長孔断面を有してなり、
前記ピストンが前記シリンダ内を往動したとき、前記内貫通孔に周着されたノックピンがピストンロッドと共に軸孔方向へ往動することで、ノックピンの両端が外貫通孔内を長孔方向へ相対移動する、請求項1記載のエアバルブ。 - 前記シリンダの内部であって、前記ピストンヘッドの下部と前記ノックピンの上側部との間に、前記ピストンを前記軸孔方向へ弾性付勢する弾性材をさらに具備し、
前記ピストンは前記弾性材の弾性付勢によって前記シリンダ内に収容された収容状態となり、
この収容状態において、前記ピストンヘッドが開口部内に嵌着して、前記ピストンヘッドの端面が前記シリンダの片端面と同一面を構成する、請求項2記載のエアバルブ。 - 前記シリンダ内部であって前記軸孔の上部付近には、前記ピストンロッドを挿通し得る中央孔を有した固定板が固定され、
また、前記シリンダ内部であって前記固定板の下方には、前記ピストンロッドを挿通し得る中央孔を有したワッシャが前記軸孔方向へ移動可能に収容され、
前記ピストンロッドが前記固定板の中央孔と前記ワッシャの中央孔のそれぞれに挿入されて、前記ピストンが前記シリンダ内に組み込まれ、
この組み込まれた状態で、前記固定板と前記ワッシャによって前記弾性材を前記軸孔内に挟設すると共に、前記弾性材によってピストンロッドを軸孔方向に弾性付勢してなる、請求項3記載のエアバルブ。 - 前記固定板は開口部の底板を構成するものであり、
前記固定板の中央孔の周囲には、固定板を厚さ方向に貫通する一または複数の通気孔が設けられ、
また、前記ワッシャの中央孔の周囲には、前記ワッシャを厚さ方向に貫通する一または複数の通気孔が設けられる、請求項4記載のエアバルブ。 - 前記シリンダの周囲の一部には多角形柱の部分側面からなる嵌合部が形成される、請求項1ないし5のいずれか記載のエアバルブ。
- 前記ノックピンは交換可能に設けられる、請求項1ないし6のいずれか記載のエアバルブ。
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2017
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