JP2018178562A5 - 防潮堤、防潮堤構築方法および防潮堤パネル - Google Patents
防潮堤、防潮堤構築方法および防潮堤パネル Download PDFInfo
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Description
本発明は、海岸線に沿って設置され、地震発生時の津波や台風の来襲時の高波に対する護岸や海水の陸地への浸水を抑制する防潮堤、防潮堤構築方法および防潮堤パネルに関する。
上記課題を解決する本発明の防潮堤は、基礎部と、前記基礎部の上に固定され、互いに幅方向端面が接するように配置された複数のコンクリートブロックと、前記コンクリートブロックの上に固定され、互いに幅方向端面が接するように配置された複数の防潮堤パネルとを備え、前記防潮堤パネルは、パネル本体と、前記パネル本体の高さ方向に延びるように前記パネル本体の下部に一部が埋め込まれ、残部が前記パネル本体の下端から下方に突出した接続部材とを備え、前記接続部材の部位のうち、前記パネル本体の下端面よりも上方の部位は、その外面が全面にわたって前記パネル本体に埋め込まれ、前記コンクリートブロック同士が互いに接する箇所においては、前記防潮堤パネルは少なくとも2本の前記接続部材を有し、かつ、両コンクリートブロックに跨って固定されていることことを特徴としている。
別の観点による本発明は、防潮堤構築方法であって、基礎部を設置し、前記基礎部の上に、複数のコンクリートブロックを互いに幅方向端面が接するように配置して、前記基礎部と前記コンクリートブロックとを固定し、前記コンクリートブロックの上に、複数の防潮堤パネルを互いに幅方向端面が接するように配置し、前記防潮堤パネルは、パネル本体と、前記パネル本体の高さ方向に延びるように前記パネル本体の下部に一部が埋め込まれ、残部が前記パネル本体の下端から下方に突出した接続部材とを備え、前記接続部材の部位のうち、前記パネル本体の下端面よりも上方の部位は、その外面が全面にわたって前記パネル本体に埋め込まれ、前記コンクリートブロック同士が互いに接する箇所に配置される前記防潮堤パネルは少なくとも2本の前記接続部材を有し、該防潮堤パネルを両コンクリートブロックに跨るように配置して、該防潮堤パネルと前記コンクリートブロックとを固定することで防潮堤を構築することことを特徴としている。
また、別の観点による本発明は、防潮堤パネルであって、パネル本体と、前記パネル本体の高さ方向に延びるように前記パネル本体の下部に一部が埋め込まれ、残部が前記パネル本体の下端から下方に突出した接続部材とを備え、前記接続部材の部位のうち、前記パネル本体の下端面よりも上方の部位は、その外面が全面にわたって前記パネル本体に埋め込まれていることを特徴としている。
また、別の観点による本発明は、防潮堤パネルであって、パネル本体と、前記パネル本体の高さ方向に延びるように前記パネル本体の下部に一部が埋め込まれ、残部が前記パネル本体の下端から下方に突出した接続部材とを備え、前記接続部材の部位のうち、前記パネル本体の下端面よりも上方の部位は、その外面が全面にわたって前記パネル本体に埋め込まれていることを特徴としている。
Claims (10)
- 基礎部と、
前記基礎部の上に固定され、互いに幅方向端面が接するように配置された複数のコンクリートブロックと、
前記コンクリートブロックの上に固定され、互いに幅方向端面が接するように配置された複数の防潮堤パネルとを備え、
前記防潮堤パネルは、
パネル本体と、
前記パネル本体の高さ方向に延びるように前記パネル本体の下部に一部が埋め込まれ、残部が前記パネル本体の下端から下方に突出した接続部材とを備え、
前記接続部材の部位のうち、前記パネル本体の下端面よりも上方の部位は、その外面が全面にわたって前記パネル本体に埋め込まれ、
前記コンクリートブロック同士が互いに接する箇所においては、前記防潮堤パネルは少なくとも2本の前記接続部材を有し、かつ、両コンクリートブロックに跨って固定されていることを特徴とする、防潮堤。 - 前記防潮堤パネルの幅は前記コンクリートブロックの幅の1/2であり、
前記コンクリートブロックの幅を均等に4分割した際に、前記コンクリートブロックの幅の1/4の位置から3/4の位置までに配置された第1の防潮堤パネルと、
前記第1の防潮堤パネルが配置されたコンクリートブロックの幅の3/4の位置から隣接するコンクリートブロックの幅の1/4の位置までに配置された第2の防潮堤パネルとを有することを特徴とする、請求項1に記載の防潮堤。 - 前記基礎部は地中に打ち込まれた複数の鋼管杭であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の防潮堤。
- 前記コンクリートブロックは、ブロック本体の下部に複数の柱部材の一部が埋め込まれ、残部が前記ブロック本体の下端より下方に突出し、
前記柱部材が前記基礎部に挿し込まれ、前記基礎部の内方がコンクリート又はモルタルで充填されることで前記基礎部と前記コンクリートブロックとが固定されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の防潮堤。 - 前記コンクリートブロックは、上面に前記防潮堤パネルを接合するための複数の挿込み孔を有し、
前記接続部材が前記挿込み孔に挿入され、前記挿込み孔の内方がコンクリート又はモルタルで充填されることで前記コンクリートブロックと前記防潮堤パネルとが固定されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の防潮堤。 - 前記パネル本体の前記接続部材が埋め込まれた部分に、隣り合う接続部材を連結する連結部材が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の防潮堤。
- 前記防潮堤パネルの下部の厚さが上部の厚さよりも厚いことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の防潮堤。
- 前記防潮堤パネルの下部の厚さが該防潮堤パネルの下端に向かって漸増し、
前記コンクリートブロックの上部の厚さが該コンクリートブロックの上端に向かって漸減し、前記防潮堤パネルと前記コンクリートブロックの接続部で厚さが連続して変化するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の防潮堤。 - 基礎部を設置し、
前記基礎部の上に、複数のコンクリートブロックを互いに幅方向端面が接するように配置して、前記基礎部と前記コンクリートブロックとを固定し、
前記コンクリートブロックの上に、複数の防潮堤パネルを互いに幅方向端面が接するように配置し、
前記防潮堤パネルは、
パネル本体と、
前記パネル本体の高さ方向に延びるように前記パネル本体の下部に一部が埋め込まれ、残部が前記パネル本体の下端から下方に突出した接続部材とを備え、
前記接続部材の部位のうち、前記パネル本体の下端面よりも上方の部位は、その外面が全面にわたって前記パネル本体に埋め込まれ、
前記コンクリートブロック同士が互いに接する箇所に配置される前記防潮堤パネルは少なくとも2本の前記接続部材を有し、該防潮堤パネルを両コンクリートブロックに跨るように配置して、該防潮堤パネルと前記コンクリートブロックとを固定することで防潮堤を構築することを特徴とする、防潮堤構築方法。 - パネル本体と、
前記パネル本体の高さ方向に延びるように前記パネル本体の下部に一部が埋め込まれ、残部が前記パネル本体の下端から下方に突出した接続部材とを備え、
前記接続部材の部位のうち、前記パネル本体の下端面よりも上方の部位は、その外面が全面にわたって前記パネル本体に埋め込まれていることを特徴とする、防潮堤パネル。
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