JP2018167709A - 車両のスピーカー配設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電着塗装工程におけるスピーカーボックス内の電着液の抜き易さの向上と、スピーカーボックス内の密閉性の確保とを両立すること。【解決手段】スピーカーを収容した状態で保持するスピーカー収容空間10sを内部に有するスピーカーボックス10を、ヒンジピラー内壁部510に貫通形成された開口部53を隔てて車幅方向に対向配置される外側ボックス部11と内側ボックス部21とで構成し、サイドシル6の車外側の外面部62cまで延設した延設部分によって、開口部53の下縁55dとの間に凹状空間31を構成しつつ該延設部分にはサイドシル6に固定される固定部14が設けられ、固定部14には、外側ボックス部11の内部空間11sと外側とを連通する空隙部32を有し、凹状空間31には、スピーカー収容空間10sと空隙部32とを仕切る仕切り部材4が設けられた。【選択図】図2

Description

この発明は、上下方向に延びる閉断面を構成するヒンジピラーと、ヒンジピラーの下方に固定され車両前後方向に延びるサイドシルとに亘り配設され、スピーカーを収容した状態で保持するスピーカーボックスを備えた車両のスピーカー配設構造に関する。
低音域を含めた良質なスピーカーの再生効率向上のため特許文献1に例示されるように、スピーカーを、スピーカーボックス内に略密閉して収容した状態で車体に配設することが知られている。
特許文献1のスピーカーとしての電気音響変換器は、車体のドア内やフェンダー内における利用可能な(つまり使用されていない)空間に、スピーカーボックスとしての筐体に収容された状態で配置されたものである。
特許文献1の筐体は、自動車フレーム(ドアフレーム又はフェンダーフレーム)の一部に取り付けられるように構成されるとともに、板金部材や樹脂部材等を組み合わせて全体として密閉性を確保したボックス状に構成されたものである。
そして、板金部材は、筐体内部の一部を構成するように凹状空間(窪み部分)や角部等を有して形成されているため、車両の電着工程(電着塗装工程)において、樹脂部材と装着する前の状態において、該板金部材に有する凹状空間や角部等に電着液が、残留し易くなることや隅々まで行き渡り難くなることから良好な電着塗装性や、防錆性を確保し難くなることが懸念される。
言うまでもなく、筐体は密閉性を確保するために箱型形状に形成されているため、該筐体の略全体が板金部材で形成された場合には、上述したように電着液を筐体内部に行き渡らせることや電着液が残留することなく排出させることが益々困難となる。
すなわち、音質向上の観点でスピーカーボックス内の密閉性を確保することと、電着工程においてスピーカーボックス内の電着液の塗装性、排出性を確保することは背反する課題であるため両立することが困難であった。
特表2015−530952号公報
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、電着塗装工程におけるスピーカーボックス内の電着液の抜き易さの向上と、スピーカーボックス内の密閉性の確保とを両立することができる車両のスピーカー配設構造の提供を目的とする。
この発明は、上下方向に延びる閉断面を構成するヒンジピラーと、前記ヒンジピラーの下方に固定され車両前後方向に延びるサイドシルとに亘り配設され、スピーカーを収容した状態で保持するスピーカーボックスを備えた車両のスピーカー配設構造であって、前記ヒンジピラーにおける、前記閉断面を車室側から構成するヒンジピラー内壁部には、車幅方向に開口する開口部が設けられ、前記スピーカーボックスは、前記ヒンジピラー内壁部の前記開口部の縁部に前記閉断面側から接合され、且つ板金部材で形成された外側ボックス部と、該外側ボックス部よりも車幅方向内側に配置される内側ボックス部とを有し、前記外側ボックス部と前記内側ボックス部とは、内部にスピーカー収容空間を構成するよう前記開口部を隔てて車幅方向に対向し、前記外側ボックス部の下部は、前記サイドシルの車外側の外面部まで延設され、前記開口部の下縁との間に凹状空間を構成しつつ前記サイドシルの少なくとも前記外面部に固定される固定部が設けられ、前記固定部の少なくとも後方位置には、前記凹状空間と、前記外側ボックス部の外側とを連通する空隙部を有し、前記凹状空間には、前記スピーカー収容空間が前記空隙部側から略密閉して閉塞されるように、これらスピーカー収容空間と空隙部とを仕切る仕切り部材が設けられたものである。
上記構成によれば、電着工程において空隙部(連通部)により外側ボックス部の内部空間(特に凹状空間)に電着液が入りやすく、抜けやすくなるため、確実な防錆処理が可能となる。また、仕切り部材および電着工程後に配設される内側ボックス部によりスピーカー収容空間を密閉することができ、スピーカーにより発生させる音を車室内側へより効率よく伝達することができる。
なお、本発明における板金部材とは、加工方法を限定するものではなく、車体と接合可能な金属部材全般のことを示す。
この発明の態様として、前記仕切り部材は、車体に取付ける車体取付部を備えた耐熱性を有する仕切り部材芯部と、該仕切り部材芯部によって保持され、車体との対向部において、熱により発泡する熱発泡樹脂部とで形成したものである。
上記構成によれば、仕切り部材芯部は、耐熱性を有するとともに車体取付部によって車体に取り付けられるため、電着工程後の乾燥工程等において熱を付与しても位置ずれしたり形崩れすることがなく、また熱発泡樹脂部は熱を付与することで膨張し車体との隙間を確実に埋めることができる。
よって、前記仕切り部材は、スピーカー収容空間と空隙部とを隙間なく仕切ることができる。
またこの発明の態様として、前記空隙部は、前記サイドシルの外側フランジ部と外側上面部とのコーナー部において、これら外側フランジ部および外側上面部と、前記固定部とによって形成されており、前記仕切り部材は、車両後方視で前記空隙部の上方に、前記外側フランジ部と前記外側上面部との間に亘って車外側程下方へ傾斜状に配置されたものである。
上記構成によれば、前記空隙部は、サイドシルの外側フランジ部と外側上面部とのコーナー部に形成し、且つ前記仕切り部材は、前記外側フランジ部と前記外側上面部との間に亘って傾斜状に配置したため、前記スピーカー収容空間の大容量化と、前記空隙部側からの密閉性とを高めることができる。
この発明によれば、電着塗装工程におけるスピーカーボックス内の電着液の抜き易さの向上と、スピーカーボックス内の密閉性の確保とを両立することができる。
本実施形態のスピーカー配設構造およびその周辺部位を車室側から見た斜視図。 要部を拡大して示した本実施形態のスピーカー配設構造およびその周辺部位を車幅方向外側から見た斜視図。 本実施形態のスピーカー配設構造およびその周辺部位を車幅方向外側から見た図。 図3のA−A線拡大断面図。 図3のB−B線拡大断面図。 図3のC−C線拡大断面図。 図3のD−D線拡大断面図。 スピーカーボックスの構成説明図。 本実施形態および他の実施形態の仕切り部材の発泡前後の各形態を模式的に示した説明図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1(a)は本実施形態のスピーカー配設構造およびその周辺部位を車室側から見た斜視図、図1(b)は図1(a)において内側ボックス部を取り外した状態を示す要部抽出図、図2(a)はX部を拡大して示した本実施形態のスピーカー配設構造よびその周辺部位を車幅方向外側かつ後側から見た要部の斜視図、図2(b)は図2(a)のX部拡大図、図3は本実施形態のスピーカー配設構造およびその周辺部位の車幅方向外側から見た図、図4は図3のA−A線拡大断面図、図5は図3のB−B線拡大断面図、図6は図3のC−C線拡大断面図、図7は図3のD−D線拡大断面図、図8(a)は本実施形態のスピーカー配設構造を車室側から見た図、図8(b)は本実施形態のスピーカー配設構造を車両前方から見た図、図8(c)は図8(a)において内側ボックス部を取り外した状態を示す図、図9(a)は本実施形態の仕切り部材の発泡前後の各形態説明図、図9(b)〜(g)は夫々他の実施形態の仕切り部材の発泡前後の各形態説明図である。
なお、図2(a)はヒンジピラーアウタを取り外した状態で示している。
また図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印INは車幅方向内側(車室側)を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示すものとする。なお、本実施形態のスピーカー配設構造は、車両の左右両側に備えているが、左右対称形状であるため特に示す場合を除いて車両左側に備えたスピーカー配設構造およびその周辺構造に基づいて説明する。
図1(a)、(b)に示すように、車室100の前側コーナー部100cには、フロントドア(不図示)取付け用のヒンジピラー5が配設され、該ヒンジピラー5の下端部には車両前後方向に延設されたサイドシル6の前端部が連結されている。車両側部においてヒンジピラー5はドア開口105の前縁下部を構成するとともにサイドシル6はドア開口105の下縁を構成する。またヒンジピラー5は、車幅方向に延びるダッシュパネル101と共に車室100の前側コーナー部100cを構成している。
なお、図1(a)中の符号102がトーボード、符号103がフロアパネル、符号104がホイールエプロンレインフォースメントである。
ヒンジピラー5は、図4、図7に示すように、主に車幅方向内側にて上下方向に延設されたヒンジピラーインナ51と、車幅方向外側にて上下方向に延設された断面略ハット状のヒンジピラーアウタ52とにより構成されている。そして、ヒンジピラーインナ51、ヒンジピラーアウタ52の前後両端部を接合することで、上下方向に延びる閉断面5s(同図参照)を形成している。ヒンジピラー5は、ヒンジピラーインナ51とヒンジピラーアウタ52とを共に車体剛性部材としての板金部材で形成するとともに、上述したように、内部に上下方向に延びる閉断面5sを形成したため、比較的高い剛性を有して構成されており、ドア開口105に対応して配設されるフロントドア(図示略)を開閉可能に支持することが可能になっている。
ここで図1、図3、図4に示すように、ヒンジピラーインナ51には、閉断面5sを車室100側から構成するヒンジピラー内壁部510を備えており、ヒンジピラー内壁部510の下部には、開口部53が形成されている(図1(b)、図4参照)。詳しくは、不図示のフロントドアはその前端がヒンジピラー5の上下各部において不図示のヒンジを介して枢着されるが、開口部53は車両側面視で、ヒンジピラーアウタ52の上下各側に台座として設けられたヒンジ枢着部54(54a,54b)のうち下側のヒンジ枢着部54bに相当する位置に形成されている(図4参照)。
図1(b)、図4に示すように、開口部53はヒンジピラー内壁部510を車幅方向(厚み方向)に貫通形成されており、該開口部53においてヒンジピラー5の閉断面5sは車室100側に向けて開口している。
また図1(a)に示すように、ヒンジピラー5の下部、すなわちサイドシル6との接合部分は、下方程前後長が長くなるように該下部後縁51rが下方程徐々に後方に膨出形状に形成している。そして開口部53は、図1(b)、図2(b)、図3に示すように、その正面視(車両側方視)で前後長よりも上下方向に長い略矩形状に対して、ヒンジピラー5の後縁形状に対応するように後方下部が後方上部に対して後方へ膨出形状に形成している。
また、サイドシル6は、図1(a)、図4、図5に示すように、フロアパネル103の車幅方向外方に配設され、主に車幅方向内側にて車両前後方向に延設された断面略ハット状のサイドシルインナ61と、車幅方向外側にて車両前後方向に延設された断面略ハット状のサイドシルアウタ62とにより構成されている。
詳しくはサイドシルインナ61は、同図に示すように、上端フランジ部61a、上端フランジ部61aの下端から車幅方向内側へ略水平に延びる上面部61b(肩部)、上面部61bの内端から下方へ延びる車幅方向内面部61c、車幅方向内面部61cの下端から幅方向外側へ略水平に延びる下面部61d、および下面部61dの外端から下方へ延びる下端フランジ部61eを上方から下方へこの順に備えており、一方、サイドシルアウタ62は、図4、図5に示すように、上端フランジ部62a、上端フランジ部62aの下端から車幅方向外側へ略水平に延びる上面部62b(肩部)、上面部62bの外端から下方へ延びる車幅方向外面部62c、車幅方向外面部62cの下端から幅方向内側へ略水平に延びる下面部62d、および下面部62dの内端から下方へ延びる下端フランジ部62eを上方から下方へこの順に備えている。
そして、サイドシルインナ61とサイドシルアウタ62との各上端フランジ部61a,62aと、ヒンジピラーインナ51の下端部とを、該下端部を各上端フランジ部61a,62aによって車幅方向両側から挟み込むように接合するとともに、サイドシルインナ61とサイドシルアウタ62との各下端フランジ部61e,62eを接合することで、車両前後方向に延びる閉断面6sを形成している。
図2(a)、図3〜図7に示すように、本実施形態のスピーカー配設構造1は、主に上記のヒンジピラー5に配設されているが、該ヒンジピラー5からサイドシル6に至るまで配設されており、スピーカー(図示略)を収容した状態で保持するスピーカーボックス10を備えている。
スピーカーボックス10は、図1(a)、(b)、図2、図4、図7、図8(a)、(b)、(c)に示すように、板金部材で形成された外側ボックス部11と、該外側ボックス部11よりも車幅方向内側に配置される合成樹脂部材で形成された内側ボックス部21とで箱型形状に構成されている。
外側ボックス部11は、図2(a)、図3、図4、図7、図8(b)、(c)に示すように、外側ボックス本体部12とフランジ部13とで車幅方向外側へ凸の断面ハット形状に形成されており、内側ボックス部21は、図1、図4、図7、図8(a)、(b)に示すように、内側ボックス本体部22とフランジ部23とで車幅方向内側へ凸の断面ハット形状に形成されている。
そして、外側ボックス部11は、そのフランジ部13がヒンジピラー内壁部510の開口部53の下縁55dを除く周縁55(前後両縁部および上縁部)に閉断面5s側からスポット溶接等により接合されている(図1(b)、図2(a)、図3、図4、図6、図7参照)。
一方、内側ボックス部21は、そのフランジ部23がヒンジピラー内壁部510の開口部53の周縁55(前後両前縁部および上下両縁部)に車室100側から接合されている(図1(a)、図4、図5、図7の特に図4、図7参照)。
これにより、図2(a)、図4、図7に示すように、外側ボックス部11と内側ボックス部21とは、ヒンジピラー内壁部510の開口部53の直下の下端55dを除く周縁部55において、各フランジ部13,23が車幅方向両側から該ヒンジピラー内壁部510を挟み込むように接合され、内部にスピーカー収容空間10sを構成する箱型形状になるように開口部53を隔てて互いに車幅方向に対向して配設される。
但し、車体ボディの電着塗装工程においては、スピーカーボックス10のうち、板金部材で形成された外側ボックス部11のみが上述したように開口部53の縁部55に接合された状態で行われ、スピーカーボックス10のうち外側ボックス部11に対してのみ防錆処理が施される。一方、樹脂部材で形成された内側ボックス部21は、車体の電着塗装工程後に行う乾燥工程後に上述したように開口部53の縁部55に接合される。
外側ボックス部11および内側ボックス部21は、共に開口部53の車両側面視形状に対応させて前後長よりも上下方向に長い略矩形状に対して、後方下部10aが後方上部10bに対して後方へ膨出形状に形成している(図1(a)、図3参照)。
ここで外側ボックス本体部12について詳述すると、図3、図4、図7、図8(b)に示すように、外側ボックス本体部12は車幅方向外壁部12aと、外側ボックス本体部12の上面、前面、後面の夫々を構成する上壁部12b、前壁部12dおよび後壁部12eとを有して構成されている。
このうち外側ボックス本体部12の車幅方向外壁部12aは、図4、図7に示すように、外側ボックス部11を開口部53の縁部55に接合した状態においてヒンジピラーアウタ52に、該ヒンジピラーアウタ52の下側に設けたヒンジ枢着部54bを含めて車幅方向内側から重合状態で当接し、ヒンジピラーアウタ52の下側に設けたヒンジ枢着部54bを補強している。すなわち、スピーカーボックス10の一部として板金部材により形成された外側ボックス部11は、下側ヒンジ枢着部54bの補強部材としても機能する。
また図2(a)、(b)〜図6に示すように、外側ボックス部11の下部は、外側ボックス本体部12とフランジ部13とが共に、開口部53の下縁55dからサイドシル6の車幅方向外面部62cに至るまで下方に延設され、開口部53の下縁55dとの間に凹状空間31(図4、図6参照)を構成しつつ、サイドシルアウタ62の少なくとも車幅方向外面部62cに固定される固定部14(図2(a)、(b)〜図6参照)が設けられている。
凹状空間31は、図4に示すように、外側ボックス部11の内部空間11sの下部に位置し、外側ボックス本体部12の下方への延設部分と、ヒンジピラーインナ51の開口部53の下縁55dおよびサイドシルアウタ62の上端フランジ部62aと、サイドシルアウタ62の上面部62bとで上方に開口して構成される。すなわち凹状空間31は、下方へ凹んだ有底状に構成される。これにより、外側ボックス本体部12の下方への延設部分と、ヒンジピラーインナ51の開口部53の下縁55dとは、車幅方向に隙間を有して構成されている。
固定部14は、外側ボックス部11のフランジ部13の下方への延設部分であり、該固定部14としての延設部分は、ヒンジピラーインナ51の開口部53の前後両縁よりも下方およびサイドシルアウタ62に接合固定されている。
詳しくは、固定部14は、外側ボックス本体部12の下方への延設部分の周縁部、すなわち前後両縁部および下縁部に形成され、この固定部14のうち前後両縁部は、ヒンジピラーインナ51の開口部53の前後両縁下部からサイドシルアウタ62の上端フランジ部62aおよび上面部62bにかけて車両前後方向の直交断面形状に対応して断面略L字形状に形成され(図2(a)、図3、図5参照)、これらヒンジピラーインナ51の下部、サイドシルアウタ62の上端フランジ部62aおよび上面部62bに接合されている。さらに、固定部14の下縁部は、サイドシルアウタ62の車幅方向外面部62cに前後方向に沿って接合されている(図2(a)〜図4参照)。
ただし図2(a)、(b)、図5、図6に示すように、固定部14の少なくとも後方位置、当例では前方位置と後方位置であってサイドシルアウタ62の上端フランジ部62aと上面部62bとのコーナー部Cには、凹状空間31と、外側ボックス部11の外側とを連通するように前後方向の直交断面が略三角形状の空隙部32(連通部)が前後方向に沿って形成されている。
すなわち、コーナー部Cにおいては、固定部14はサイドシルアウタ62に接合されておらず(図2(b)、図5、図6参照)、空隙部32は、サイドシル6の上端フランジ部62aと上面部62bとのコーナー部Cにおいて、これら上面部62bおよび上端フランジ部62aと、固定部14とによって囲まれるように形成されている(同図参照)。
この空隙部32は、電着工程において凹状空間31を通じて電着液が、該凹状空間31に対して流出入させるためのものである。
また図2(a)、図4、図6、図8(c)に示すように、凹状空間31には、スピーカー収容空間10sが空隙部32側から略密閉して閉塞されるように、これらスピーカー収容空間10sと空隙部32とを仕切る板状の仕切り部材4が設けられている。ここでスピーカー収容空間10sはスピーカーボックス10の内部空間のうち、仕切り部材4よりも上方の空間を示す(図4参照)。
仕切り部材4は、図2(a)、図4、図6、図9(a)に示すように、本実施形態のスピーカー配設構造1の構成要素の一部であって、車体に取付ける車体取付部としてのクリップ35(図4参照)を備えた耐熱性を有する樹脂部材で形成された仕切り部材芯部41(仕切り部材本体部)と、該仕切り部材芯部41の外周縁部に取り付け保持された熱発泡樹脂部42とで形成されている。
仕切り部材4は、凹状空間31において車両前方から後方視で空隙部32の上方に位置し(図2(a)参照)、ヒンジピラー内壁部510の開口部53の下端55d(の上辺55da)からサイドシルアウタ62の上面部62bの車幅方向の外縁に亘って車幅方向外側程下方へ傾斜状に配置されている(図4参照)。
換言すると、仕切り部材4は、凹状空間31において、ヒンジピラー内壁部510の開口部53の下端55dおよびサイドシルアウタ62の上端フランジ部62aに対して車幅方向外側で対向するとともに、サイドシルアウタ62の上面部62bに対して上方で対向するように傾斜状に配置されている。
仕切り部材芯部41は、正面視略矩形状をした板状に形成され(図2(a)参照)、その正面視中央位置には車体取付部としてのクリップ35を係合する係合孔41hが形成されており(図4参照)、該係合孔41hの縁部がサイドシルアウタ62の上面部62bから上方に突設されたクリップ35に係止されている。これにより、仕切り部材4は、凹状空間31において上記の傾斜姿勢を維持するようにクリップ35を介してサイドシルアウタ62の上面部62bに取り付け固定されている。
また、仕切り部材4は、傾斜姿勢で配置された状態において、仕切り部材芯部41の外周縁部に備えた熱発泡樹脂部42が車体側のヒンジピラー内壁部510の開口部53の下端55d、サイドシルアウタ62および外側ボックス部11に凹状空間31側から対向する(図2(a)、図4、図6参照)。
具体的には、仕切り部材芯部41の上端部41aに備えた熱発泡樹脂部42が、車体側の対向部としてのヒンジピラー内壁部510の開口部53の下端55dに対向し(図2(a)、図4参照)、同様に、仕切り部材芯部41の下端部41bに備えた熱発泡樹脂部42が、車体側の対向部としての外側ボックス部11の車幅方向外壁部12aとサイドシルアウタ62の上面部62bとのコーナー部に対向し(同図参照)、仕切り部材芯部41の前端部41cに備えた熱発泡樹脂部42が、車体側の対向部としての外側ボックス部11の前壁部12dに対向し(図2(a)、図6参照)、さらに、仕切り部材芯部41の後端部41dに備えた熱発泡樹脂部42が、車体側の対向部としての外側ボックス部11の後壁部12eに対向する(同図参照)。
これにより、熱発泡樹脂部42と、該熱発泡樹脂部42の車体側の対向部との間には、熱発泡樹脂部42が発泡・膨張する前の状態においては隙間(s(図4、図4参照))が確保される。これに対して熱発泡樹脂部42が発泡・膨張後の状態においては、熱発泡樹脂部42が、車体側の対向部に圧接するまで発泡・膨張し熱発泡樹脂部42と、該熱発泡樹脂部42の車体側の対向部との間の隙間に充填される。これにより熱発泡樹脂部42が発泡・膨張後の状態においては、熱発泡樹脂部42と、該熱発泡樹脂部42の車体側の対向部との間には、隙間(s)が形成されない。
そして、電着工程においては、仕切り部材4は、凹状空間31に上述した傾斜姿勢で配置されているが、熱発泡樹脂部42が未だ発泡・膨張前の状態であるため、発泡・膨張前の熱発泡樹脂部42と、該熱発泡樹脂部42の車体側の対向部との間に形成される隙間を通じて電着液が、仕切り部材4に対して一方側と他方側との間で行き来可能な状態としている。これにより、電着工程においては、仕切り部材4が凹状空間31に上述した傾斜姿勢で配置されているにも関わらず、凹状空間31を含めて確実な防錆処理が可能となる。
一方、電着工程後に行う乾燥工程においては、熱発泡樹脂部42(仕切り部材芯部41の外周縁部)と車体側の対向部との隙間において、車体ボディ表面に塗装された電着液の乾燥のために付与された熱により熱発泡樹脂部42が発泡・膨張し、仕切り部材4によってスピーカー収容空間10sと空隙部32とを隙間なく仕切ることができる。これにより、スピーカー収容空間10sは、内側ボックス部21を取付けた状態において略密閉状態となる。
本実施の形態に係る車両のスピーカー配設構造1は、上下方向に延びる閉断面5sを構成するヒンジピラー5と、ヒンジピラー5の下方に固定され車両前後方向に延びるサイドシル6とに亘り配設され、スピーカーを収容した状態で保持するスピーカーボックス10を備えた車両のスピーカー配設構造であって、ヒンジピラー5における、閉断面5sを車室100側から構成するヒンジピラー内壁部510には、車幅方向に開口する開口部53が設けられ、スピーカーボックス10は、ヒンジピラー内壁部510の開口部53の縁部55に閉断面5s側から接合され、且つ板金部材で形成された外側ボックス部11と、該外側ボックス部11よりも車幅方向内側に配置される内側ボックス部21とを有し、外側ボックス部11と内側ボックス部21とは、内部にスピーカー収容空間10sを構成するよう開口部53を隔てて車幅方向に対向し、外側ボックス部11の下部は、サイドシル6の車幅方向外面部62c(車外側の外面部)まで延設され、開口部53の下縁55dとの間に凹状空間31を構成しつつサイドシル6の少なくとも車幅方向外面部62cに固定される固定部14が設けられ、固定部14の前後各側のうち少なくとも後方位置には、凹状空間31と、外側ボックス部11の外側とを連通する空隙部32を有し、凹状空間31には、スピーカー収容空間10sが空隙部32側から略密閉して閉塞されるように、これらスピーカー収容空間10sと空隙部32とを仕切る仕切り部材4が設けられたものである(図2(a)、(b)、図4、図6参照)。
上記構成によれば、電着工程において空隙部32(連通部)により外側ボックス部11の内部空間11s(特に凹状空間31)に電着液が入りやすく、抜けやすくなるため、確実な防錆処理が可能となる。また、仕切り部材4および電着工程後に配設される内側ボックス部21によりスピーカー収容空間10sを密閉することができ、スピーカーにより発生させる音を車室内側へより効率よく伝達することができる。
この発明の態様として、仕切り部材4は、車体に取付ける車体取付部としてクリップ35を備えた耐熱性を有する仕切り部材芯部41と、該仕切り部材芯部41によって保持され、車体との対向部において、熱により発泡する熱発泡樹脂部42とで形成したものである(図2(a)、図4、図6、図9(a)参照)。
上記構成によれば、仕切り部材芯部41は、耐熱性を有するとともにクリップ35によって車体側のサイドシルアウタ62に取り付けられるため、熱を付与しても位置ずれしたり形崩れすることがなく、また熱発泡樹脂部42は熱を付与することで発泡・膨張し車体との隙間を確実埋めることができる。
よって、仕切り部材4は、スピーカー収容空間10sと空隙部32とを隙間なく仕切ることができる。
この発明の態様として、空隙部32は、サイドシルアウタ62の上端フランジ部62aと上面部62bとのコーナー部Cにおいて、これら上端フランジ部62aおよび上面部62bと、固定部14とによって形成されており(図2(b)、図5参照)、仕切り部材4は、車両後方視で空隙部32の上方に、上端フランジ部62aと上面部62bとの間に亘って車幅方向外側程下方へ傾斜状に配置されたものである(図2(a)、図4参照)。
上記構成によれば、空隙部32は、サイドシルアウタ62の上端フランジ部62aと上面部62bとのコーナー部Cにおいて、傾斜状に配置された仕切り部材4と、上端フランジ部62aおよび上面部62bとで空隙部32を取り囲むようにしてスピーカー収容空間10sを、空隙部32側から効率的かつしっかりと略密閉して仕切ることができる。
さらに上記構成によれば、空隙部32を、サイドシルアウタ62の上端フランジ部62aと上面部62bとのコーナー部Cに形成することで、仕切り部材4は、空隙部32とスピーカー収容空間10sとを仕切りつつ、上端フランジ部62aと上面部62bとに対向するように傾斜状に配置することができる。よって、凹状空間31の一部(仕切り部材4よりも上側かつ車幅方向外側部分)をスピーカー収容空間10sの一部として利用することが可能となる。
従って、上記構成によれば、スピーカー収容空間10sの大容量化と、空隙部32側からの密閉性とを高めることができる。
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく様々な実施形態で形成することができる。
本実施形態において、図9(a)に示す仕切り部材4を採用したが、本発明の仕切り部材は、これに限らず、仕切り部材芯部の少なくとも外周縁部に熱発泡樹脂部を備えた構成であれば、図9(b)〜図9(g)に示すような各仕切り部材4A〜4Fを採用してもよい。特、図9(a)〜図9(g)の中でも図9(a)、図9(c)〜図9(g)に示す仕切り部材4,4B〜4Fのように、仕切り部材芯部41,41B〜41Fの外周縁部にのみ熱発泡樹脂部42,42B〜42Fを備えることで、熱発泡樹脂部42,42B〜42Fの発泡・膨張に伴って凹状空間31の空間容積が狭くなることを防ぎつつ、発泡・膨張した熱発泡樹脂部42,42B〜42Fによって熱発泡樹脂部42,42B〜42F(仕切り部材芯部41,41B〜41Fの外周縁部)と車体側の対向部との隙間を効果的に埋めることができる点で好ましい。
1…スピーカー配設構造
4,4A〜4F…仕切り部材
5s…閉断面
5…ヒンジピラー
6…サイドシル
10…スピーカーボックス
10s…スピーカー収容空間
11…外側ボックス部
11s…外側ボックス部の内部空間
14…固定部
21…内側ボックス部
31…凹状空間
32…空隙部
35…クリップ(車体取付部)
41,41A〜41F…仕切り部材芯部
41a,41b,41c,41d…車体との対向部
42,42A〜42F…熱発泡樹脂部
53…開口部
55…開口部の縁部
55d…開口部の下縁
61a…サイドシルアウタの上端フランジ部(サイドシルの外側フランジ部)
62b…サイドシルアウタの上面部(外側上面部)
62c…車幅方向外面部62c(サイドシルの車外側の外面部)
510…ヒンジピラー内壁部
C…サイドシルアウタの上端フランジ部と上面部とのコーナー部(サイドシルの外側フランジ部と外側上面部とのコーナー部)

Claims (3)

  1. 上下方向に延びる閉断面を構成するヒンジピラーと、前記ヒンジピラーの下方に固定され車両前後方向に延びるサイドシルとに亘り配設され、スピーカーを収容した状態で保持するスピーカーボックスを備えた車両のスピーカー配設構造であって、
    前記ヒンジピラーにおける、前記閉断面を車室側から構成するヒンジピラー内壁部には、車幅方向に開口する開口部が設けられ、
    前記スピーカーボックスは、前記ヒンジピラー内壁部の前記開口部の縁部に前記閉断面側から接合され、且つ板金部材で形成された外側ボックス部と、該外側ボックス部よりも車幅方向内側に配置される内側ボックス部とを有し、
    前記外側ボックス部と前記内側ボックス部とは、
    内部にスピーカー収容空間を構成するよう前記開口部を隔てて車幅方向に対向し、
    前記外側ボックス部の下部は、前記サイドシルの車外側の外面部まで延設され、前記開口部の下縁との間に凹状空間を構成しつつ前記サイドシルの少なくとも前記外面部に固定される固定部が設けられ、
    前記固定部の少なくとも後方位置には、前記凹状空間と、前記外側ボックス部の外側とを連通する空隙部を有し、
    前記凹状空間には、前記スピーカー収容空間が前記空隙部側から略密閉して閉塞されるように、これらスピーカー収容空間と空隙部とを仕切る仕切り部材が設けられた
    車両のスピーカー配設構造。
  2. 前記仕切り部材は、車体に取付ける車体取付部を備えた耐熱性を有する仕切り部材芯部と、該仕切り部材芯部によって保持され、車体との対向部において、熱により発泡する熱発泡樹脂部とで形成した
    請求項1に記載の車両のスピーカー配設構造。
  3. 前記空隙部は、前記サイドシルの外側フランジ部と外側上面部とのコーナー部において、これら外側フランジ部および外側上面部と、前記固定部とによって形成されており、
    前記仕切り部材は、車両後方視で前記空隙部の上方に、前記外側フランジ部と前記外側上面部との間に亘って車外側程下方へ傾斜状に配置された
    請求項1又は2に記載の車両のスピーカー配設構造。
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