JP7413963B2 - 車両のスピーカ配設構造 - Google Patents
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Description
また、上述の車体骨格部材は、サイドシルであってもよく、さらに、上述のボディ構造体はサイドシルやヒンジピラーであってもよい。
上記構成によれば、上述の防音材により、サイドシルへの振動を吸収、遮断して、スピーカ再生音の車外への音漏れを抑制することができる。
上述の第1孔部は、車両の電着塗装工程において、電着液を流通させるための孔部であってもよい。
上記構成によれば、サイドシルに伝達されるスピーカボックスの振動を、上記防音材にて吸収、遮断しつつ、車両走行時には、上記第2孔部から車室内へ伝達される騒音を、上記外側防音材にて抑制することができる。
上記構成によれば、サイドシルに伝達されるスピーカボックスの振動を、上記防音材にて吸収、遮断しつつ、車両走行時にサイドシルの第1孔部を介して車室内へ伝達される騒音を、サイドシル上面の上記防音材にて抑制することができる。
上記構成によれば、スピーカボックスの振動が車外に伝達されるのを、略同一高さ位置の防音材と外側防音材とにより確実に抑制することができる。
該防音材は、上記フランジ部に対して直接当接、または、ボディ構造体を介して当接するように設けられるという構成にて実現した。
図面は車両のスピーカ配設構造を示し、図1は当該車両のスピーカ配設構造を車室内側から見た状態で示す内側面図、図2は図1からスピーカボックスを取外した状態で示す内側面図、図3は図2に対して外側ボックス部を取付けた状態で示す内側面図である。
さらに、図7は車両のスピーカ配設構造を車室外側から見た状態で示す外側面図、図8は図7からキャブサイドアウタパネルを取外した状態で示す外側面図、図9は図8からヒンジピラーアウタを取外した状態で示す外側面図である。なお、図1~図3においては、図示の便宜上、フロアフレームを取外した状態で示している。
図5に示すように、車室の床面を形成するフロアパネル10を設け、このフロアパネル10の車幅方向端部には上方に立上がる折曲げ部11を一体形成している。
サイドシル20は、サイドシルインナ21とサイドシルアウタ22とを接合固定して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面23を有する車体骨格部材である。
この第1孔部24は上記サイドシル閉断面23と後述するヒンジピラー閉断面33とを上下方向に連通する孔部である。また、上述の第1孔部24は、車両の電着塗装工程において、電着液を流通させるための孔部である。
図6に示すように、サイドシル20の前端には、後述するヒンジピラー30に対して車両前方へ突出する前方突出部26が設けられている。
また、サイドシルインナ21の上側の接合フランジ部21aと、サイドシルアウタ22の上側の接合フランジ部22aとが接合固定される。同様に、サイドシルインナ21の下側の接合フランジ部21eと、サイドシルアウタ22の下側の接合フランジ部22eとが接合固定される。
上述のフロアフレーム後部14とフロアパネル10との間には、車両前後方向に延びるフロアフレーム閉断面が形成され、これにより、下部車体剛性の向上を図るように構成している。
この第2孔部27も、図5で示した第1孔部24および孔部25と同様に、車両の電着塗装工程において、電着液を流通させるための孔部である。
図4~図7、図13、図14に示すように、上述のサイドシル20、フロントピラー15およびヒンジピラー30の車外側の面は、キャブサイドアウタパネル16により一体的に覆われている。
図1、図4、図5に示すように、ヒンジピラー30のサイドシル20近傍には、バスレフレックス(bass reflex)式のスピーカボックス40が固定されている。
上述の各フランジ部43a,43b,43c,43dのうちの上側フランジ部43a、前側フランジ部43c、後側フランジ部43dは、図2で示した開口部35の口縁においてヒンジピラーインナ31の内壁部31cにおける車幅方向内側の面にスポット溶接等の接合手段にて固定されている(図3、図5参照)。
この裏面壁42cの全体は、外側ボックス部43の各フランジ部43a~43dを介してヒンジピラーインナ31に当接する当接部44を形成するものである。そして、上記裏面壁42cには、外側ボックス部43側の空洞部S2と、内側ボックス部42側の内部空間S3とを連通する連通開口部45が形成されている。
また、上記空隙部S1は、サイドシルインナ21の上側の接合フランジ部21aおよび上壁部21bと、内側ボックス部42の上側横壁42dおよび上側縦壁42eと、で囲繞されて車両前後方向に延びる空隙である。
これにより、サイドシル20に伝達される外側ボックス部43の振動を、上述の防音材50にて吸収、遮断しつつ、車両走行時においてサイドシル20の第1孔部24から車室内へ伝達される騒音を上述の防音材50にて抑制するように構成している。
図5、図14に示すように、上記閉断面空間S4は、ヒンジピラーアウタ32の外壁部32cおよびサイドシルアウタ22の外壁部22cと、キャブサイドアウタパネル16との間の側方空間S4aを有すると共に、図14に示すように、
ヒンジピラーアウタ32の後壁部32dとキャブサイドアウタパネル16との間の後方空間S4bを有している。
この外側防音材60は上述の防音材50と同様に発砲充填剤により形成されている。
これにより、外側ボックス部43の振動が車外に伝達されるのを、略同一高さ位置の防音材50と外側防音材60とにより確実に抑制するように構成している。詳しくは、防音材50を介して振動が万一、ヒンジピラーアウタ32とキャブサイドアウタパネル16との間の閉断面空間S4(特に、その側方空間S4a)に伝達されても、上述の外側防音材60で振動を吸収し、スピーカ再生音の車外への音漏れを確実に抑制するように構成している。
<他の実施例>
図15は車両のスピーカ配設構造の他の実施例を示す断面図である。
図5で示した先の実施例においては、防音材50が、外側ボックス部43の下側フランジ部43bに対して、ボディ構造体であるサイドシル20の接合フランジ部22aを介して当接するように設けられている。これに対して、図15に示すこの実施例においては、防音材50が、外側ボックス部43の下側フランジ部43bに対して、直接当接するように設けられている。
図15で示した実施例においても、その他の構成については、図5の実施例と同様であるから、図15において、図5と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この構成によれば、上述の防音材50により、サイドシル20への振動を吸収、遮断して、スピーカ再生音の車外への音漏れを抑制することができる。
この構成によれば、サイドシル20に伝達されるスピーカボックス(外側ボックス部43)の振動を、上記防音材50にて吸収、遮断しつつ、車両走行時にサイドシル20の第1孔部24を介して車室内へ伝達される騒音を、サイドシル20上面の上記防音材50にて抑制することができる。
この構成によれば、スピーカボックス(外側ボックス部43)の振動が車外に伝達されるのを、略同一高さ位置の防音材50と外側防音材60とにより確実に抑制することができる。
この発明のスピーカボックスは、実施例のスピーカボックス40における外側ボックス部43に対応し、
以下同様に、
車体骨格部材およびボディ構造体は、サイドシル20に対応し、
フランジ部は、下側フランジ部43bに対応し、
ヒンジピラーの車幅方向外側端部は、ヒンジピラーアウタ32の外壁部32cに対応し、
ヒンジピラーの外側面部とキャブサイドアウタパネルとの間の空間は、閉断面空間S4に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
20…サイドシル(車体骨格部材、ボディ構造体)
23…サイドシル閉断面
24…第1孔部
27…第2孔部
30…ヒンジピラー
32…ヒンジピラーアウタ
32c…外壁部(ヒンジピラーの車幅方向外側端部)
33…ヒンジピラー閉断面
35…開口部
41…スピーカ
43…外側ボックス部(スピーカボックス)
43b…下側フランジ部(フランジ部)
43e…膨出部
50…防音材
60…外側防音材
S4…閉断面空間(空間)
Claims (6)
- 車両の上下方向に延びるヒンジピラー閉断面と、車室内に開口する開口部と、を有するヒンジピラーと、
スピーカを保持して上記開口部の口縁に固定されるスピーカボックスと、を備えた車両のスピーカ配設構造であって、
上記スピーカボックスは、上記開口部の口縁および車体骨格部材に固定されるフランジ部と、
上記フランジ部から上記ヒンジピラーの車幅方向外側端部近傍まで膨出する膨出部と、を備え、
上記ヒンジピラー閉断面の内部に防音材を設け、
該防音材は、上記フランジ部に対して直接当接、または、ボディ構造体を介して当接するように設けられることを特徴とする
車両のスピーカ配設構造。 - 上記車体骨格部材は、車両下部において車両の前後方向に延びるサイドシルである
請求項1に記載の車両のスピーカ配設構造。 - 上記サイドシルは車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面を有し、
該サイドシル閉断面と上記ヒンジピラー閉断面とを連通するサイドシルの所定位置に第1孔部が設けられ、
上記防音材は上記ヒンジピラー閉断面の空間を上記第1孔部と上記膨出部との間で仕切るように設けられた
請求項2に記載の車両のスピーカ配設構造。 - 上記ヒンジピラーを車幅方向外側から覆うキャブサイドアウタパネルを設け、
上記ヒンジピラーの外側面部における上記スピーカボックスの上記膨出部近傍に第2孔部が設けられ、
該第2孔部は上記第1孔部より高い位置に開口されており、
上記ヒンジピラーの外側面部と上記キャブサイドアウタパネルとの間の空間を、上記第1孔部と上記第2孔部との間で上下方向に仕切るように外側防音材が設けられた
請求項3に記載の車両のスピーカ配設構造。 - 上記防音材は、上記サイドシルの上面に固定される
請求項3または4に記載の車両のスピーカ配設構造。 - 上記防音材と上記外側防音材とは、車両側面視で略同じ高さ位置に設けられる
請求項4または5に記載の車両のスピーカ配設構造。
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