JP6350854B2 - 導風板 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、熱交換器の性能を向上させることができる導風板を提供する点にある。
熱交換器の車両前方側に配置した車体部品に固定し、前記熱交換器の車両前方側に配置した他の導風板と組み合わせて走行風を前記熱交換器に案内する導風板において、
導風板本体部分と、前記車体部品とバンパとの隙間を埋めるパッキン部分との複合部品で構成されており、
前記導風板本体部分は、前記車体部品を挟持する一対の挟持部を備え、前記一対の挟持部により前記車体部品を挟持することで前記車体部品に固定される点にある。(請求項1)この構成によれば、次の作用を奏することができる。
これにより、導風板本体部分で走行風を熱交換器に案内することができるとともに、エンジンルームからの熱風が、熱交換器と車体部品の間から熱交換器側に回り込むことを導風板本体部分で防止できる。そして、前記パッキン部分は車体部品とバンパとの隙間を埋めるから、エンジンルームからの熱風が、車体部品とバンパの間から熱交換器側に回り込むことをパッキン部分で防止できる。その結果、熱交換器の性能を向上させることができる。
また、本発明の上記の構成によれば、導風板本体部分を車体部品に簡単に固定することができて、固定作業の作業性を向上させることができる。さらに、導風板本体部分を車体部品に安定的に固定することができる。そして、熱交換器を車体に搭載した状態でも導風板を車体部品に固定することができる。
また、車体部品とバンパとの隙間を埋めたパッキン部分がバンパから反力を受ける。従って、パッキン部分がバンパの振動を受けて、バンパの振動に係る異音発生を低減することができる。(請求項1)
前記熱交換器の幅方向両側に配置され、前記導風板本体部分と前記パッキン部分とが協働することで、エンジンルーム内に発生する熱風が前記熱交換器の車両前方側に回り込むことを遮ることを特徴とすると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記車体部品を車両のバンパ機能を持つバンパメンバとし、
前記一対の挟持部は、前記バンパメンバを車両前後方向で挟持し、
前記一対の挟持部の上端部同士がヒンジを介して連結され、
前記一対の挟持部の下端部に、互いに係合する係合爪が各別に設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記導風板本体部分を、一部を前記バンパメンバと互いに噛み合せることで前記バンパメンバに固定することを特徴とすると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記パッキン部分は前記バンパに面接触すると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
図5,図6に、エンジン1、その車両前方側Frのコンデンサー2(熱交換器に相当)等をエンジンルーム3内に備えた自動車の前部構造を示してある。
図1(a),図1(b),図2に示すように、前記第3導風板13を、一端側にヒンジ14を設ける一方で他端側に係合爪15,45を設けてバンパメンバ6を挟み込んだ後に前記係合爪15,45にてバンパメンバ6に固定する導風板本体部分20と、バンパメンバ6とバンパ7との隙間を埋めるパッキン部分30との複合部品で構成してある。導風板本体部分20はABS樹脂から成り、パッキン部分30はスポンジ状のウレタンから成る。
導風板本体部分20は、前記バンパメンバ6を車両前後方向で挟持する前側挟持部21と後側挟持部22とを備えている。これらの前側挟持部21と後側挟持部22を、いずれも縦長の長方形の板状に形成してある。そして、後側挟持部22の一側部(左側の側部)に、コンデンサー2の側部とバンパメンバ6との隙間をコンデンサー2の幅方向外側から覆う縦長の長方形板状の導風部23を一体に設けてある。
図1(a),図1(b),図2,図4(a),図4(b)に示すように、パッキン部分30は、前側挟持部21の前面に重なる縦姿勢のパッキン本体31と、パッキン本体31の上端部から車両後方側Rrに回り込み、ヒンジ14及び後側挟持部22の上面を上方から覆うカバー部32とから成る。
(1) 導風部23で走行風D(図5参照)をコンデンサー2に案内することができるとともに、エンジンルーム3からの熱風が、コンデンサー2とバンパメンバ6の間からコンデンサー2側に回り込むことを導風部23で防止できる。図5に熱風の流れCを示してある。そして、前記パッキン部分30はバンパメンバ6とバンパ7の隙間を埋めるから、エンジンルーム3からの熱風が、バンパメンバ6とバンパ7の間からコンデンサー2側に回り込むことをパッキン部分30で防止することができて、コンデンサー2の性能を向上させることができる。
3 エンジンルーム
6 車体部品(バンパメンバ)
7 バンパ
11 他の導風板(第1導風板)
12 他の導風板(第2導風板)
13 導風板(第3導風板)
14 ヒンジ
15,45 爪(係合爪)
20 導風板本体部分
30 パッキン部分
Fr 車両前方側
Claims (5)
- 熱交換器の車両前方側に配置した車体部品に固定し、前記熱交換器の車両前方側に配置した他の導風板と組み合わせて走行風を前記熱交換器に案内する導風板において、
導風板本体部分と、前記車体部品とバンパとの隙間を埋めるパッキン部分との複合部品で構成されており、
前記導風板本体部分は、前記車体部品を挟持する一対の挟持部を備え、前記一対の挟持部により前記車体部品を挟持することで前記車体部品に固定される導風板。 - 前記熱交換器の幅方向両側に配置され、前記導風板本体部分と前記パッキン部分とが協働することで、エンジンルーム内に発生する熱風が前記熱交換器の車両前方側に回り込むことを遮ることを特徴とする請求項1記載の導風板。
- 前記車体部品を車両のバンパ機能を持つバンパメンバとし、
前記一対の挟持部は、前記バンパメンバを車両前後方向で挟持し、
前記一対の挟持部の上端部同士がヒンジを介して連結され、
前記一対の挟持部の下端部に、互いに係合する係合爪が各別に設けられている請求項1又は2記載の導風板。 - 前記導風板本体部分を、一部を前記バンパメンバと互いに噛み合せることで前記バンパメンバに固定することを特徴とする請求項3に記載の導風板。
- 前記パッキン部分は前記バンパに面接触する請求項1〜4のいずれか一つに記載の導風板。
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Family Applications (1)
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