JP2018167483A - 感熱記録体 - Google Patents
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Abstract
Description
この感熱記録体は、計測用レコーダー、コンピューターの端末プリンター、ファクシミリ、自動券売機、バーコードラベル等、広範囲の分野に応用されているが、記録装置の多様化及び高性能化に伴い、感熱記録体に対する要求品質もより高度なものとなっている。例えば、記録の高速化に伴って、微小な熱エネルギーでも高濃度で鮮明な記録情報を得ることが要求され、一方では、耐光性、耐熱性、耐水性、耐油性及び耐可塑剤性といった保存性の優れた感熱記録体が要求されている。更に、感熱記録層の反対面(裏面)にスタンプやペン書きで更なる情報を記入する用途も拡大してきた。
また、ロイコ染料と顕色剤の発色反応を利用した感熱記録体は、記録情報が経時的に消色する問題がある。このような記録情報の消色の問題に対して、電子供与体及び電子受容体からなる金属キレート型発色成分を含有する感熱記録体が開示されている(特許文献1、2)。
そこで、本発明は、感熱記録体の感熱記録層に情報を感熱記録し、感熱記録層の反対面(裏面)に油性インキを用いてスタンプ又はペン書きした場合の感熱記録情報の退色防止を課題とする。
この油性インキは、溶媒として主に揮発性有機溶剤を用いたインキをいい、溶媒として主に水を用いた水性顔料インキや水性染料インキを含まない。
本発明の感熱記録層は、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を主成分として含有し、更に電子受容体と電子供与体とを主成分として含有する金属キレート型発色成分を含有する。
本発明で使用する代表的な高級脂肪酸金属塩としては、ステアリン酸鉄塩、ベヘン酸鉄塩、モンタン酸鉄塩、酸ワックス鉄塩、ステアリン酸鉄・亜鉛複塩、モンタン酸鉄・亜鉛複塩、酸ワックス鉄・亜鉛複塩、ベヘン酸鉄・亜鉛複塩、ベヘン酸鉄・カルシウム複塩、ベヘン酸鉄・アルミニウム複塩、ベヘン酸鉄・マグネシウム複塩、ベヘン酸銀・カルシウム複塩、ベヘン酸銀・アルミニウム複塩、ベヘン酸銀・マグネシウム複塩、ベヘン酸カルシウム・アルミニウム複塩等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。また、これらの高級脂肪酸金属塩は、単独又は必要に応じて2種以上を用いてもよい。
3、3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド〔別名クリスタルバイオレットラクトン〕;3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド;〔別名マラカイトグリーンラクトン〕
3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−メチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアミノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアミノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン; 3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔c〕フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o、p−ジメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニリノフルオラン; 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン; 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロロ−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン; 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン; 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン; 2、4−ジメチル−6−〔(4−ジメチルアミノ)アニリノ〕−フルオラン
3、6、6'−トリス(ジメチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9、3´−フタリド〕; 3、6、6'−トリス(ジエチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9、3´−フタリド〕
3、3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4、5、6、7−テトラブロモフタリド; 3、3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4、5、6、7−テトラクロロフタリド; 3、3−ビス−〔1、1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4、5、6、7−テトラブロモフタリド; 3、3−ビス−〔1−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4、5、6、7−テトラクロロフタリド
3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド; 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド; 3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド; 3、3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド; 3、6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3´−ニトロ)アニリノラクタム; 3、6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4´−ニトロ)アニリノラクタム; 1、1−ビス−〔2'、2'、2''、2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2、2−ジニトリルエタン; 1、1−ビス−〔2'、2'、2''、2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2−β−ナフトイルエタン; 1、1−ビス−〔2'、2'、2''、2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2、2−ジアセチルエタン; ビス−〔2、2、2'、2'−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−メチルマロン酸ジメチルエステル
本発明に用いるカルボキシル変性ポリビニルアルコールは、ポリビニルアルコールとフマル酸、無水フタル酸、無水メリト酸、無水イタコン酸などの多価カルボン酸との反応物、又はこれらの反応物のエステル化物、さらに酢酸ビニルとマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸、アクリル酸、メタアクリル酸などのエチレン性不飽和ジカルボン酸との共重合物の鹸化物として得られる。具体的には例えば特開昭53−91995号公報の実施例1もしくは4に例示されている製造方法が挙げられる。また、カルボキシル変性ポリビニルアルコールの鹸化度は72〜100mol%であることが好ましく、重合度は500〜2400、より好ましくは1000〜2000である。
本発明で使用するヒンダードフェノール系化合物は、一分子中に、通常1個以上、15個以下、好ましくは2個以上、6個以下のフェノール基を有するものであって、分子量が通常200以上、3000以下、好ましくは300以上、2500以下、より好ましくは400以上、2500以下の化合物である。
また、本発明で使用するヒンダードフェノール系化合物は、好ましくは融点が70℃以上、より好ましくは融点が100℃以上であり、融点の上限は通常300℃以下、好ましくは150℃以下である。
さらに、本発明で使用するヒンダードフェノール系化合物は、少なくとも1個のフェノール基がその2位又は6位のいずれかが水素原子であるものが好ましい。
本発明において、ヒンダードフェノール系化合物は、いずれか1種を単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明で使用する顔料としては、シリカ、炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、水酸化アルミニウムなどの無機又は有機充填剤などが挙げられる。これらは単独で又は2種以上混合して使用してもよい。
本発明で使用する滑剤としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩、ワックス類、シリコーン樹脂類等が挙げられる。
また、本発明においては、上記課題に対する所望の効果を阻害しない範囲で、さらに必要に応じて、架橋剤として、ポリイミン系樹脂、グリオキザール、メチロールメラミン、メラミンホルムアルデヒド樹脂、メラミン尿素樹脂、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ソーダ、塩化第二鉄、塩化マグネシウム、ホウ砂、ホウ酸、ミョウバン、塩化アンモニウム等を併用することもできる。
このほかにベンゾフェノン系やトリアゾール系の紫外線吸収剤、分散剤、消泡剤、蛍光染料等を使用してもよい。
また、エピクロロヒドリン系樹脂及びポリアミン/ポリアミド系樹脂(エピクロロヒドリン系樹脂に含まれるものを除く。)の配合量は、カルボキシル基含有樹脂100重量部に対してそれぞれ1〜100重量部であることが好ましく、より好ましくは5〜50重量部である。配合量が少なすぎると架橋反応が不十分となり良好な耐水性が得られくく、多すぎると塗工液の粘度増加やゲル化により操業性の問題が生じやすい。
本発明で用いる水分散系樹脂としては、天然ゴム、ジエン系ゴム、非ジエン系ゴム及び熱可塑性エラストマーから成る群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
これらの水分散系樹脂を含有するバックコート層を設けることにより、感熱記録層の反対面、すなわちバックコート層上に油性インキを用いてスタンプ又はペン書きした場合に、油性インキによる感熱記録情報の退色が防止される。
また、この非ジエン系ゴムは、ポリマー主鎖に二重結合を有さないか、二重結合を有しても極めてわずかであるゴムであり、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴムから成る群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
また、この熱可塑性エラストマーは、高温では可塑化されて成形可能で、常温ではゴム状弾性の挙動を有するものであり、上述の天然ゴム、ジエン系ゴム、非ジエン系ゴム以外の、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、エステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、フッ素樹脂から成る群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
このような水溶性樹脂としては、澱粉、酵素変性澱粉、熱化学変性澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉(例えば、ヒドロキシエチル化澱粉など)、カチオン化澱粉などの澱粉類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アセチルセルロースなどのセルロースエーテル及びその誘導体、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ジアセトン変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコール、オレフィン変性ポリビニルアルコール、ニトリル変性ポリビニルアルコール、ピロリドン変性ポリビニルアルコール、シラノール変性ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール、末端アルキル変性ポリビニルアルコールなどのポリビニルアルコール類、ゼラチン、カゼインなどを例示することができる。
本発明において、バックコート層が水溶性樹脂を含有する場合、バックコート層が含有する水分散系樹脂及び水溶性樹脂の合計100重量部に対して、水溶性樹脂の含有量は10重量部以下であることが好ましく、5重量部以下であることがより好ましく、2重量部以下であることがさらに好ましい。特に好ましくは、バックコート層が水溶性樹脂を含有しない、すなわちこの場合バックコート層が含有する全樹脂が水分散系樹脂である。
本発明のバックコート層で使用する顔料としては、上述の感熱記録層に使用可能なものとして挙げた顔料が適宜使用可能であるが、水酸化アルミニウム、シリカ、カオリン、焼成カオリンが好ましく、水酸化アルミニウムがより好ましい。
本発明において、バックコート層が顔料を含有する場合、バックコート層が含有する水分散系樹脂100重量部に対して、顔料の含有量は20〜100重量部であることが好ましく、40〜80重量部であることがより好ましい。
本発明のバックコート層は、上記課題に対する所望の効果を阻害しない範囲で、さらに必要に応じて、上述の感熱記録層に使用可能なものとして挙げた滑剤、架橋剤、紫外線吸収剤、分散剤、消泡剤、蛍光染料等を適宜含有してもよい。
この保護層は、主としてバインダーと顔料とから成り、これに更に架橋剤を加えてもよい。このバインダー、顔料及び架橋剤としては、上述の感熱記録層に使用可能なものが適宜使用可能である。
なお、本発明の感熱記録層が、カルボキシル基含有樹脂、エピクロロヒドリン系樹脂及びポリアミン/ポリアミド系樹脂(エピクロロヒドリン系樹脂に含まれるものを除く。)を含有する場合には、本発明の感熱記録体は、保護層を用いなくとも優れた画像保存性(耐可塑剤性など)が得られる。
下塗り層に使用するバインダーとしては、上述の感熱記録層に使用する各種バインダーが使用可能である。これらのバインダーは1種又は2種以上使用してもよい。
下塗り層に使用する顔料としては、上述の感熱記録層に使用する各種顔料が使用可能である。これらの顔料は1種又は2種以上使用してもよい。
下塗り層中の顔料は、下塗り層の全固形分100重量部に対して、通常50〜95重量部、好ましくは70〜90重量部である。
下塗り層には、必要に応じて分散剤、可塑剤、pH調整剤、消泡剤、保水剤、防腐剤、着色染料、紫外線防止剤等の各種助剤を適宜配合してもよい。
電子供与性ロイコ染料、電子受容性顕色剤、カルボキシル基含有樹脂、エピクロロヒドリン系樹脂、ポリアミン/ポリアミド系樹脂(エピクロロヒドリン系樹脂に含まれるものを除く。)、電子受容体、電子供与体及び必要に応じて添加する材料は、ボールミル、アトライター、サンドグライダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、バインダー及び目的に応じて各種の添加材料を加えて塗工液とする。
上記各塗工層を塗工する手段は特に限定されるものではなく、周知慣用技術に従って塗工することができる。例えばエアーナイフコーター、ロッドブレードコーター、ベントブレードコーター、ベベルブレードコーター、ロールコーター、カーテンコーター、スプレーコーターなど各種コーターを備えたオフマシン塗工機やオンマシン塗工機が適宜選択され使用される。感熱記録層の塗工量は要求される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定されるものではないが、一般的な塗工量は固形分で2〜12g/m2程度である。また、バックコート層の塗工量は固形分で0.3〜5.0g/m2程度が好ましく、0.5〜2.0g/m2程度がより好ましい。
また、各塗工層の塗工後にスーパーカレンダーがけ等の平滑化処理を施すなど、感熱記録体分野における各種公知の技術を適宜付加してもよい。
<下塗り層用塗工液>
焼成カオリン(BASF社製、商品名:アンシレックス90) 100.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分12%) 40.0部
水 20.0部
ベヘン酸鉄・亜鉛複塩(高級脂肪酸金属複塩内の金属モル比率、鉄:亜鉛=2:1)
(株式会社ADEKA製、商品名:DM−1022) 6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
下式(化7)で表される没食子酸ステアリル化合物
(大日本住友製薬株式会社製、商品名:TH−S) 6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
4−ヒドロキシ−4'−イソプロポキシジフェニルスルホン
(三菱化学株式会社製、商品名:NYDS) 6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
ジフェニルスルホン架橋型化合物(日本曹達株式会社製、商品名:D−90)6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
(山本化成株式会社製、商品名:ODB−2) 6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
1,2−ビス−(3−メチルフェノキシ)エタン(三光株式会社製、
商品名:KS232) 6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン
(株式会社ADEKA製、商品名:アデカアークルズDH−37) 6.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
<感熱記録層用塗工液1>
高級脂肪酸金属塩分散液(A液) 3.0部
多価ヒドロキシ芳香族化合物分散液(B液) 2.0部
顕色剤分散液(C1液) 10.0部
顕色剤分散液(C2液) 10.0部
ロイコ染料分散液(D液) 7.0部
増感剤分散液(E液) 10.0部
ヒンダードフェノール系化合物分散液(F液) 0.6部
シリカ分散液(水澤化学工業株式会社製、
商品名:ミズカシルP−537、固形分25%) 6.0部
カルボキシ変性ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:KL318、固形分10%) 30.0部
ポリアミド樹脂(住友化学株式会社製、商品名:スミレーズレジンSPI−106N、
固形分45%) 1.6部
ポリアミドエピクロロヒドリン(星光PMC株式会社製、
商品名:WS4030、固形分25%) 3.0部
顕色剤分散液(C1液) 11.5部
顕色剤分散液(C2液) 11.5部
ロイコ染料分散液(D液) 9.0部
増感剤分散液(E液) 10.0部
ヒンダードフェノール系化合物分散液(F液) 0.6部
シリカ分散液(水澤化学工業株式会社製、
商品名:ミズカシルP−537、固形分25%) 6.0部
カルボキシ変性ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:KL318、固形分10%) 30.0部
ポリアミド樹脂(住友化学株式会社製、商品名:スミレーズレジンSPI−106N、
固形分45%) 1.6部
ポリアミドエピクロロヒドリン(星光PMC株式会社製、
商品名:WS4030、固形分25%) 3.0部
<保護層用塗工液>
水酸化アルミニウム分散液(マーティンスベルグ社製、
商品名:マーティフィンOL、固形分50%) 9.0部
非コアシェル型アクリル系樹脂(三井化学株式会社製、
商品名:ASN1004K、Tg55℃、固形分18%) 24.0部
ステアリン酸亜鉛(中京油脂株式会社製、
商品名:ハイドリンZ−7−30、固形分30%) 2.0部
<バックコート層用塗工液1>
水酸化アルミニウム分散液(マーティンスベルグ社製、
商品名:マーティフィンOL、固形分50%、以下「水酸化Al」という。)
10.0部
スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(日本ゼオン株式会社製、
商品名:ST5526、固形分48%、以下「SBR」という。) 24.0部
水 45.0部
焼成カオリン分散液(エンゲルハード社製、
商品名:アンシレックス、固形分50%) 10.0部
スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(日本ゼオン株式会社製、
商品名:ST5526、固形分48%) 24.0部
水 45.0部
スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(日本ゼオン株式会社製、
商品名:ST5526、固形分48%) 24.0部
水 55.1部
水酸化アルミニウム分散液(マーティンスベルグ社製、
商品名:マーティフィンOL、固形分50%) 10.0部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(株式会社クラレ製、
商品名:PVA117、固形分12%、以下「PVA」という。) 96.0部
水酸化アルミニウム分散液(マーティンスベルグ社製、
商品名:マーティフィンOL、固形分50%) 10.0部
酸化澱粉水溶液(王子コーンスターチ株式会社製、
商品名:エースB、固形分15%、以下「酸化澱粉」という。) 76.8部
支持体(47g/m2の上質紙)の片面に、下塗り層用塗工液を、固形分で塗工量10.0g/m2となるようにベントブレード法で塗工した後、乾燥を行ない、下塗り層塗工紙を得た。
次いで、この下塗り層塗工紙の下塗り層上に、感熱記録層用塗工液1を、固形分で塗工量5.0g/m2となるようにロッドブレード法で塗工した後、乾燥を行い、感熱記録層塗工紙を得た。
次いで、この感熱記録層塗工紙の感熱記録層上に、保護層用塗工液を、固形分で塗工量1.5g/m2となるようにロッドブレード法で塗工した後、乾燥を行ない、保護層塗工紙を得た。
次いで、この保護層塗工紙の感熱記録層を塗工した面とは反対の面に、バックコート層用塗工液1を、固形分で塗工量1.5g/m2となるようにロッドブレード法で塗工した後、乾燥を行ない、スーパーカレンダーで感熱記録層を塗工した面の平滑度が500〜1000秒になるように処理して、感熱記録体を作製した。
バックコート層用塗工液1をバックコート層用塗工液2に代えた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を作製した。
[実施例3]
バックコート層用塗工液1をバックコート層用塗工液3に代えた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を作製した。
バックコート層用塗工液1を塗工しなかった以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を作製した。
[比較例2]
バックコート層用塗工液1をバックコート層用塗工液4に代えた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を作製した。
[比較例3]
バックコート層用塗工液1をバックコート層用塗工液5に代えた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を作製した。
[比較例4]
感熱記録層用塗工液1を感熱記録層用塗工液2に代えた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体を作製した。
<退色性(裏面にスタンプした場合の感熱記録画像の退色)>
作製した感熱記録体について、大倉電機株式会社製のTH−PMD(感熱記録紙印字試験機、京セラ株式会社製サーマルヘッドを装着)を用い、印加エネルギー0.30mJ/dot、印字速度50mm/secで感熱記録層に市松模様を記録した。
次いで、市松模様のベタ画像部分の裏面(バックコート層の塗工面)に、油性顔料インキ(シャチハタ株式会社製、インキ名:顔料系Xスタンパー全般補充インキ(赤))又は水性顔料インキ(シャチハタ株式会社製、インキ名:水性顔料系スタンプ台補充インキ(赤))で捺印した。23℃、50%RH環境下に24時間静置した後のベタ画像部分の退色を下記の基準で目視評価した。評価が○であれば実用上問題がない。
○:ほとんど退色は見られない。
△:記録画像は残存しているが、退色が見られ、裏面のスタンプの存在が認識できる。
×:退色が大きく、裏面のスタンプがはっきりと確認できる。
実施例1と比較例1の油性顔料インキを用いた場合の退色の様子を図1に示す。
作製した感熱記録体について、裏面(バックコート層の塗工面)に、油性顔料インキ(シャチハタ株式会社製、インキ名:顔料系Xスタンパー全般補充インキ(赤))で捺印した。5秒後又は10秒後に捺印部分をティシューペーパーで拭き取り、下記の基準で目視評価した。評価が○、△であれば実用上問題がない。
○:ほとんどかすれない、又はわずかにかすれるが、文字ははっきり残る。
△:かすれるが、文字は読み取れる。
×:かすれて文字が読み取れない。
Claims (8)
- 支持体上に、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を主成分として含有する感熱記録層を設け、該支持体の該感熱記録層とは反対面上にバックコート層を設けた感熱記録体であって、該バックコート層が水分散系樹脂を含有し、該感熱記録層が更に電子受容体と電子供与体とを主成分として含有する金属キレート型発色成分を含有し、該電子受容体が炭素数が16〜35の高級脂肪酸金属塩であり、該電子供与体が下記一般式(化1)
- 前記水分散系樹脂が、天然ゴム、ジエン系ゴム、非ジエン系ゴム及び熱可塑性エラストマーから成る群から選択される少なくとも一種である請求項1に記載の感熱記録体。
- 前記水分散系樹脂が、天然ゴム、ジエン系ゴム及び非ジエン系ゴムから成る群から選択される少なくとも一種である請求項1に記載の感熱記録体。
- 前記水分散系樹脂が、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、及びアクリルニトリル・ブタジエンゴムから成る群から選択される少なくとも一種であるジエン系ゴムである請求項1に記載の感熱記録体。
- 前記水分散系樹脂が、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、エステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、フッ素樹脂から成る群から選択される少なくとも一種である熱可塑性エラストマーである請求項1に記載の感熱記録体。
- 前記感熱記録層が、バインダーとしてカルボキシル基含有樹脂を含有し、更に架橋剤としてエピクロロヒドリン系樹脂及びポリアミン/ポリアミド系樹脂(エピクロロヒドリン系樹脂に含まれるものを除く。)を含有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の感熱記録体。
- 前記感熱記録層が更にヒンダードフェノール系化合物を含有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の感熱記録体。
- 前記ヒンダードフェノール系化合物が下式
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