JP2018165502A - 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】バランサカバー内への潤滑油の進入を抑制し、バランサに作用する回転抵抗を軽減できる回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置を提供することである。【解決手段】実施形態の回転式圧縮機は、回転軸と、電動機部と、圧縮機構部と、第1バランサと、バランサカバーと、を持つ。回転軸の外周面と副軸受の内周面の一方には、軸方向の第2側から第1側に潤滑油を流通させる流通路が設けられている。回転軸には、軸方向の第2側端面で開口するとともに、流通路内に連通する供給路が形成されている。バランサカバーは、供給孔と、スラスト摺動部と、を持つ。供給孔は、供給路に連通する。スラスト摺動部は、回転軸の第2側端面における供給孔の周囲に位置する部分をシールする。回転軸の外周面と副軸受の内周面の、流通路よりも軸方向の第2側に位置する部分は、流通路とバランサカバー内とをシールする。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置に関する。
空気調和装置等の冷凍サイクル装置には、回転式圧縮機が利用されている。回転式圧縮機では、回転軸の上部(軸方向の第1側)に、回転軸を回転させる電動機部が設けられている。一方、回転軸の下部(軸方向の第2側)に、回転軸の偏心部が収容された圧縮機構部が設けられている。回転式圧縮機では、回転軸の回転により、圧縮機構部内で偏心部が偏心回転することで、冷媒が圧縮される。
上述した回転式圧縮機では、回転軸の偏心部で発生する遠心力により、回転軸には回転軸を傾けようとするモーメントが作用する。そのため、回転軸が振れ回って回転バランスが崩れることで、振動や騒音が発生するという課題がある。
そこで、例えば回転軸のうち、圧縮機構部よりも下方に位置する部分にバランサを設け、このバランサをバランサカバーにより覆う構成が知られている。
しかしながら、回転式圧縮機の内部には、潤滑油が収容されている。潤滑油がバランサカバー内に流入すると、潤滑油がバランサの回転抵抗(撹拌抵抗)になる。
特公昭61−45079号公報 実開昭61−94296号公報
本発明が解決しようとする課題は、バランサカバー内への潤滑油の進入を抑制し、バランサに作用する回転抵抗を軽減できる回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置を提供することである。
実施形態の回転式圧縮機は、回転軸と、電動機部と、圧縮機構部と、第1バランサと、バランサカバーと、を持つ。回転軸は、偏心部を有する。電動機部は、回転軸における軸方向の第1側に配置され、回転軸を回転させる。圧縮機構部は、回転軸における軸方向の第2側に配置され、シリンダと、主軸受と、副軸受と、を持つ。主軸受は、シリンダに対して電動機部側に設けられている。副軸受は、シリンダに対して電動機部の反対側に設けられている。第1バランサは、副軸受の軸方向の第2側で回転軸に設けられている。バランサカバーは、第1バランサを覆う。回転軸の外周面と副軸受の内周面の一方には、軸方向の第2側から第1側に潤滑油を流通させる流通路が設けられている。回転軸には、軸方向の第2側端面で開口するとともに、流通路内に連通する供給路が形成されている。バランサカバーは、供給孔と、スラスト摺動部と、を持つ。供給孔は、供給路に連通する。スラスト摺動部は、回転軸の第2側端面における供給孔の周囲に位置する部分をシールする。回転軸の外周面と副軸受の内周面の、流通路よりも軸方向の第2側に位置する部分は、流通路とバランサカバー内とをシールする。
第1の実施形態における回転式圧縮機の断面図を含む、冷凍サイクル装置の概略構成図。 図1のII−II線に相当する圧縮機構部の断面図。 図1の要部拡大図。 第2の実施形態における回転式圧縮機の部分断面図。 第2の実施形態の他の構成に係る回転式圧縮機の部分断面図。
以下、実施形態の回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
始めに、冷凍サイクル装置1について簡単に説明する。図1は、第1の実施形態における回転式圧縮機2の断面図を含む、冷凍サイクル装置1の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の冷凍サイクル装置1は、回転式圧縮機2と、回転式圧縮機2に接続された放熱器である凝縮器3と、凝縮器3に接続された膨張装置4と、膨張装置4と回転式圧縮機2との間に接続された吸熱器としての蒸発器5と、を備えている。
回転式圧縮機2は、いわゆるロータリ式の圧縮機である。回転式圧縮機2は、内部に取り込まれる低圧の気体冷媒を圧縮して高温・高圧の気体冷媒とする。なお、回転式圧縮機2の具体的な構成については後述する。
凝縮器3は、回転式圧縮機2から送り込まれる高温・高圧の気体冷媒から熱を放熱させ、高圧の液体冷媒にする。
膨張装置4は、凝縮器3から送り込まれる高圧の液体冷媒の圧力を下げ、低温・低圧の液体冷媒にする。
蒸発器5は、膨張装置4から送り込まれる低温・低圧の液体冷媒を気化させ、低温・低圧の液体冷媒を低圧の気体冷媒にする。そして、蒸発器5において、低圧の液体冷媒が気化する際に周囲から気化熱を奪い、周囲が冷却される。なお、蒸発器5を通過した低圧の気体冷媒は、上述した回転式圧縮機2内に取り込まれる。
このように、本実施形態の冷凍サイクル装置1では、作動流体である冷媒が気体冷媒と液体冷媒とに相変化しながら循環する。なお、本実施形態の冷凍サイクル装置1において、冷媒はR410AやR32等のHFC系冷媒、R1234yfやR1234ze等のHFO系冷媒、CO等の自然冷媒等を用いることが可能である。
次に、上述した回転式圧縮機2について説明する。
本実施形態の回転式圧縮機2は、圧縮機本体11と、アキュムレータ12と、を備えている。
アキュムレータ12は、いわゆる気液分離器である。アキュムレータ12は、上述した蒸発器5と圧縮機本体11との間に設けられている。アキュムレータ12は、吸い込みパイプ21を通して圧縮機本体11に接続されている。アキュムレータ12は、蒸発器5で気化された気体冷媒、及び蒸発器5で気化されなかった液体冷媒のうち、気体冷媒のみを圧縮機本体11に供給する。
圧縮機本体11は、回転軸31と、電動機部32と、圧縮機構部33と、これら回転軸31、電動機部32及び圧縮機構部33を収納する密閉容器34と、を備えている。
密閉容器34は筒状に形成されるとともに、その軸線O方向の両端部が閉塞されている。密閉容器34内には、潤滑油Jが収容されている。潤滑油J内には、圧縮機構部33の一部が浸漬されている。
回転軸31は、密閉容器34の軸線Oに沿って同軸上に配置されている。なお、以下の説明では、軸線Oに沿う方向を単に軸方向といい、軸方向に直交する方向を径方向といい、軸線O周りの方向を周方向という。
電動機部32は、密閉容器34内における軸方向の第1側に配置されている。圧縮機構部33は、密閉容器34内における軸方向の第2側に配置されている。以下の説明では、軸方向に沿う電動機部32側(第1側)を上側、圧縮機構部33側(第2側)を下側とする。
電動機部32は、いわゆるインナーロータ型のDCブラシレスモータである。具体的に、電動機部32は、固定子35と、回転子36と、を備えている。
固定子35は、密閉容器34の内壁面に焼嵌め等により固定されている。
回転子36は、固定子35の内側に径方向に間隔をあけた状態で、回転軸31の上部に固定されている。
回転子36の下面における内周部分には、カウンタボア37が形成されている。カウンタボア37は、回転子36の下面から上方に窪むとともに、回転子36の全周に亘って形成された環状の凹部である。回転子36の下面における外周部分には、バランサ(第2バランサ)39が設けられている。バランサ39は、軸方向から見た平面視で例えば円弧状に形成されている。バランサ39は、回転子36の下面において、周方向の一部に設けられている。
圧縮機構部33は、回転軸31が貫通する筒状のシリンダ41と、シリンダ41の両端開口部を各別に閉塞するとともに、回転軸31を回転可能に支持する主軸受42及び副軸受43と、を備えている。シリンダ41、主軸受42、及び副軸受43により形成された空間は、シリンダ室46(図2参照)を構成している。
上述した回転軸31のうち、シリンダ室46内に位置する部分には、軸線Oに対して径方向に偏心する偏心部51が形成されている。本実施形態において、偏心部51の偏心方向は、軸線Oを間に挟んでバランサ39と反対側に設定されている。
偏心部51にはローラ53が外挿されている。ローラ53は、回転軸31の回転に伴い、外周面がシリンダ41の内周面に摺接しながら、軸線Oに対して偏心回転可能に構成されている。
図2は、図1のII−II線に相当する圧縮機構部33の断面図である。
図2に示すように、シリンダ41において、周方向の一部には、径方向の外側に向けて窪むブレード溝54が形成されている。ブレード溝54は、シリンダ41の軸方向(高さ方向)の全体に亘って形成されている。ブレード溝54は、径方向の外側端部において、密閉容器34内に連通している。
ブレード溝54内には、ブレード55が設けられている。ブレード55は、シリンダ41に対して径方向にスライド移動可能に構成されている。ブレード55は、付勢部材(不図示)によって径方向の内側に向けて付勢されている。ブレード55における径方向の内側端面は、シリンダ室46内においてローラ53の外周面に当接している。これにより、ブレード55は、ローラ53の偏心回転に伴いシリンダ室46内に進退する。
シリンダ室46は、ローラ53及びブレード55によって吸込室46aと圧縮室46bとに分割されている。そして、圧縮機構部33では、ローラ53の回転動作及びブレード55の進退動作により、シリンダ室46内で圧縮動作が行われる。
シリンダ41において、ローラ53の回転方向(図2中の矢印参照)に沿うブレード溝54の奥側(図2中、ブレード溝54の左側)に位置する部分には、シリンダ41を径方向に貫通する吸込孔56が形成されている。吸込孔56には、径方向の外側端部から上述した吸い込みパイプ21(図1参照)が接続される。一方、吸込孔56の径方向の内側端部は、シリンダ室46(吸込室46a)内に開口している。
図3は、図1の要部拡大図である。
図3に示すように、主軸受42は、シリンダ41の上端開口部を閉塞している。主軸受42は、回転軸31のうち、シリンダ41よりも上方に位置する部分を回転可能に支持している。具体的に、主軸受42は、回転軸31が挿通された筒部61と、筒部61の下端部から径方向の外側に向けて突設されたフランジ部62と、を備えている。
筒部61の上端部は、上述したカウンタボア37内に収容されている。これにより、回転式圧縮機2(圧縮機本体11)の軸方向での小型化が図られている。
フランジ部62の周方向の一部には、フランジ部62を軸方向に貫通する主軸受吐出孔64が形成されている。主軸受吐出孔64は、シリンダ室46(圧縮室46b)内に連通している。なお、フランジ部62には、吐出弁機構67が配設されている。吐出弁機構67は、シリンダ室46(圧縮室46b)内の圧力上昇に伴い主軸受吐出孔64を開放し、シリンダ室46外に冷媒を吐出する。
主軸受42には、主軸受42を上方から覆うマフラ65が設けられている。マフラ65における径方向の中央部には、マフラ65の内外を連通する連通孔66が形成されている。上述した吐出孔64を通して吐出される高温・高圧の気体冷媒は、連通孔66を通して密閉容器34内に吐出される。
副軸受43は、シリンダ41の下端開口部を閉塞している。副軸受43は、回転軸31のうち、シリンダ41よりも下方に位置する部分を回転可能に支持している。具体的に、副軸受43は、回転軸31が挿通される筒部71と、筒部71の上端部から径方向の外側に向けて突設されたフランジ部72と、を備えている。
フランジ部72の周方向の一部には、フランジ部72を軸方向に貫通する副軸受吐出孔73が形成されている。副軸受吐出孔73は、シリンダ室46(圧縮室46b)内に連通している。なお、フランジ部72には、吐出弁機構75が配設されている。吐出弁機構75は、シリンダ室46(圧縮室46b)内の圧力上昇に伴い副軸受吐出孔73を開放し、シリンダ室46外に冷媒を吐出する。
副軸受43には、副軸受43を下方から覆うバランサカバー81が設けられている。バランサカバー81は、上方に開口する有底筒状に形成されている。バランサカバー81の底部において、径方向の中央部には、スラスト摺動部82が形成されている。スラスト摺動部82は、バランサカバー81の底部のうち、外周部分に対して上方に膨出して形成されている。スラスト摺動部82における上面は、軸線Oに直交する平坦面に形成されている。スラスト摺動部82における中央部(軸線O上に位置する部分)には、スラスト摺動部82を軸方向に貫通する給油孔84が形成されている。
主軸受42、シリンダ41及び副軸受43には、マフラ65内とバランサカバー81内とを連通させる連絡孔87が形成されている。連絡孔87は、上述した吐出孔64,73に対して軸線Oを間に挟んで径方向で対向する位置において、主軸受42、シリンダ41及び副軸受43を軸方向で貫通している。
上述した回転軸31において、偏心部51に対して上方に位置する部分は、主軸受42に支持されるとともに、回転子36に固定された主軸部88を構成している。
一方、回転軸31において、偏心部51に対して下方に位置する部分は、副軸受43に支持された副軸部89を構成している。本実施形態において、副軸部89の外径φDsは、主軸部88の外径φDmよりも小さくなっている。但し、副軸部89は、少なくとも副軸受43よりも下方に突出した部分が主軸部88よりも小径であれば構わない。すなわち、副軸部89のうち副軸受43内に位置する部分は、主軸部88と同等の外径であっても構わない。
回転軸31(副軸部89)の下端面は、上述したスラスト摺動部82の上面に軸方向で当接している。すなわち、スラスト摺動部82は、回転軸31に作用する軸方向の荷重を受け止め、回転軸31の下端面を摺動可能に支持する。
回転軸31の副軸部89のうち、副軸受43よりも下方に突出する部分には、バランサ(第1バランサ)91が設けられている。バランサ91は、例えば円板形状に形成されている。バランサ91の中心に対して偏心した位置には、バランサ91を軸方向に貫通する貫通孔92が形成されている。貫通孔92内には、回転軸31の副軸部89が圧入等により固定されている。この場合、バランサ91の中心は、軸線Oに対して偏心部51の偏心方向と逆方向(バランサ39と同方向)に偏心している。すなわち、バランサ91及び偏心部51は、周方向に180°の位相差をもって配置されている。なお、バランサ91の形状は、円板状に限られない。
このように、本実施形態では、副軸部89にバランサ91が設けられているため、例えば回転子36の上面にバランサを設ける場合に比べて、バランサ91と軸受(本実施形態では、副軸受43)との距離を短縮できる。これにより、回転子36の撓み等を抑制することができる。
ここで、圧縮機本体11では、回転軸31の回転に伴い、偏心部51と各バランサ39,91には遠心力が生じる。この場合、回転軸31の回転バランスを安定させるためには、以下の2式((1),(2))を満たすことが好ましい。
具体的に、偏心部51に作用する遠心力をF0、バランサ91に作用する遠心力をF1、バランサ39に作用する遠心力をF2とする。この場合、各遠心力F0,F1,F2の合力が0になることが好ましい(次式(1)参照)。なお、各遠心力F0,F1,F2は、mrω(m:質量、r:軸線Oからの径方向の距離、ω:角速度)で算出することができる。
F0−F1−F2=0…(1)
また、遠心力F0の作用中心を基準点とし、基準点から遠心力F1の作用中心までの軸方向での距離をL1、基準点から遠心力F2の作用中心までの軸方向での距離をL2とする。この場合、遠心力F1,F2に起因して回転軸31に作用するモーメントの和が0になることが好ましい(次式(2)参照)。
F1・L1−F2・L2=0…(2)
本実施形態において、基準点から遠心力F1の作用中心までの軸方向での距離L1は、基準点から遠心力F2の作用中心までの軸方向での距離L2以上になっていることが好ましい(L1≧L2)。これにより、バランサ91の小型化や偏心量の軽減を図ることができる。その結果、特に軸線Oに対するバランサ91の径方向での突出量を抑えることができ、圧縮機本体11の径方向での小型化を図ることができる。
ここで、回転軸31には、圧縮機構部33における各摺動部分(例えば偏心部51とローラ53との間等)に潤滑油Jを供給するための供給路94が形成されている。供給路94は、軸線Oと同軸で延在するメイン流路95と、メイン流路95から径方向に延在するサブ流路96,97と、を有している。
メイン流路95の下端部は、回転軸31の下端面で開口している。すなわち、メイン流路95の下端開口部は、上述した給油孔84を通して密閉容器34内に連通している。これにより、メイン流路95には、密閉容器34内の潤滑油Jが流入可能になっている。
一方、回転軸31の下端面における外周部分は、スラスト摺動部82に軸方向で当接して、バランサカバー81内と密閉容器34内との間がシールされている。なお、図1の例において、メイン流路95と給油孔84との内径が同等に形成されているが、この構成のみに限られない。メイン流路95と給油孔84との内径は、回転軸31とスラスト摺動部82との間のシール性を確保できる範囲で適宜変更が可能である。また、副軸部89の下端面は、スラスト摺動部82との間を通したバランサカバー81内への潤滑油Jの流入が抑制される構成であれば、スラスト摺動部82に対して僅かに離間していても構わない。
メイン流路95の上端部は、主軸部88の下端部で終端している。但し、メイン流路95の軸方向での長さは、少なくともシリンダ41に到達している構成であれば、適宜変更が可能である。例えば、メイン流路95は、回転軸31を軸方向に貫通していても構わない。また、メイン流路95の内周面には、回転軸31の回転に伴い、潤滑油Jの上昇を促すねじり板等を設けても構わない。
第1サブ流路96は、回転軸31のうち主軸部88と偏心部51との接続部分に形成されている。第1サブ流路96における径方向の内側端部は、上述したメイン流路95内に連通している。一方、第1サブ流路96における径方向の外側端部は、回転軸31の外周面上で径方向の外側に向けて開口している。
第2サブ流路97は、回転軸31のうち副軸受43内に位置する部分に形成されている。第2サブ流路97における径方向の内側端部は、上述したメイン流路95内に連通している。一方、第2サブ流路97における径方向の外側端部は、回転軸31の外周面上で径方向の外側に向けて開口している。
回転軸31(副軸部89)の外周面には、流通路99が形成されている。流通路99は、回転軸31の外周面に形成された螺旋状溝により形成されている。流通路99の下端部は、第2サブ流路97内に連通している。一方、流通路99の上端部は、副軸部89の上端部に位置している。螺旋状溝(流通路99)は、回転軸31が回転したときに、下方である第2サブ流路97側から上方である副軸部89の上端部側に向かって潤滑油Jを導く。なお、流通路99は、副軸部89の外周面と副軸受43(筒部71)の内周面との間に、潤滑油Jが供給可能であれば構わない。この場合、例えば筒部71の内周面に溝を形成してもよい。また、流通路99の形状やレイアウト等は、適宜変更が可能である。
回転軸31の副軸部89の外周面及び副軸受43(筒部71)の内周面の第2サブ流路97及び流通路99よりも下方に位置する部分であって、副軸受43の下端面よりも上方に位置する部分は、流通路99とバランサカバー81内の空間との間のシール部100として機能する。なお、シール部100の軸方向における長さ(シール長)や、径方向での荷重(シール荷重)等は適宜変更が可能である。このシール部100により、流通路99の潤滑油Jが、バランサカバー81内の空間に流入するのを抑制することができる。
次に、上述した回転式圧縮機2の作用について説明する。
図1に示すように電動機部32の固定子35に電力が供給されると、回転軸31が回転子36とともに軸線O周りに回転する。そして、回転軸31の回転に伴い、偏心部51及びローラ53がシリンダ室46内で偏心回転する。このとき、ローラ53がシリンダ41の内周面にそれぞれ摺接する。これにより、吸込みパイプ21を通してシリンダ室46内に気体冷媒が取り込まれるとともに、シリンダ室46内に取り込まれた気体冷媒が圧縮される。
具体的には、シリンダ室46のうち、吸込室46a内に吸込孔56を通して気体冷媒が吸い込まれるとともに、圧縮室46bにて先に吸込孔56から吸い込まれた気体冷媒が圧縮される。圧縮された気体冷媒のうち、主軸受吐出孔64を通してマフラ65内に吐出された気体冷媒は、マフラ65の連通孔66を通して密閉容器34内に吐出される。一方、圧縮された気体冷媒のうち、副軸受吐出孔73を通してバランサカバー81内に吐出された気体冷媒は、連絡孔87を通してマフラ65内に流入した後、マフラ65の連通孔66を通して密閉容器34内に吐出される。なお、密閉容器34内に吐出された気体冷媒は、上述したように凝縮器3に送り込まれる。
ところで、潤滑油Jには、密閉容器34内において気体冷媒の吐出圧力と同等の圧力が作用している。そのため、潤滑油Jは、給油孔84を通してメイン流路95内に流入するとともに、回転軸31の回転に伴い、メイン流路95内を上昇する。メイン流路95内を上昇する潤滑油Jは、回転軸31の回転に伴う遠心力によって、各サブ流路96,97に分配される。
各サブ流路96,97に分配された潤滑油Jは、回転軸31の外周面上で排出され、各摺動部分に供給される。例えば、第1サブ流路96から排出された潤滑油Jは、主軸部88と主軸受42との間や、偏心部51とローラ53との間等に供給される。一方、第2サブ流路97から排出された潤滑油Jは、回転軸31の回転に伴い流通路99内を上昇して、副軸部89と副軸受43との間や、偏心部51とローラ53との間等に供給される。なお、各摺動部分に供給された潤滑油Jは、主軸部88と主軸受42との間や、シリンダ室46等を通して圧縮機構部33から排出される。
ここで、本実施形態では、回転軸31とバランサカバー81との間をスラスト摺動部82により径方向にシールするとともに、回転軸31と副軸受43との間をシール部100により軸方向にシールする構成とした。
この構成によれば、回転軸31とバランサカバー81との間がスラスト摺動部82により軸方向にシールされているため、密閉容器34内に収容された潤滑油Jがバランサカバー81内に進入するのを抑制できる。また、回転軸31と副軸受43との間がシール部100により径方向にシールされているため、圧縮機構部33の各摺動部分に供給された潤滑油Jが回転軸31と副軸受43との間を通ってバランサカバー81内に進入するのを抑制できる。特に、本実施形態では、流通路99が螺旋状に形成されているため、回転軸31の回転に伴い、流通路99内の潤滑油Jが上昇し易くなる。そのため、潤滑油Jがシール部100を通過して、バランサカバー81内に流入するのを確実に抑制できる。
そして、バランサカバー81内への潤滑油Jの進入を抑制することで、副軸部89にバランサ91を設けた場合であっても、回転軸31の回転時においてバランサ91の偏心回転が潤滑油Jに阻害されるのを抑制できる。これにより、回転軸31の回転時にバランサ91に作用する回転抵抗を軽減できる。その結果、回転軸31を効率的に回転させることができ、圧縮性能を向上させることができる。
しかも、本実施形態では、副軸受43に副軸受吐出孔73が形成されている。そのため、仮にバランサカバー81内に潤滑油Jが進入した場合、潤滑油Jは副軸受吐出孔73からバランサカバー81内に吐出された気体冷媒とともに、連絡孔87等を通ってバランサカバー81から排出される。これにより、バランサカバー81内を長期に亘って気体冷媒の雰囲気に維持できる。
本実施形態では、副軸部89の外径φDsは、主軸部88の外径φDmよりも小さくなっている構成とした。
この構成によれば、バランサ91の外径を維持した上で、バランサ91の偏心量を大きくすることができる。これにより、バランサ91の質量増加を抑制した上で、バランサ91に作用する遠心力F1を大きくすることができる。その結果、バランサ91の小型化や低コスト化を図ることができる。
一方、主軸部88の外径φDmを大きくすることで、主軸部88と主軸受42との間に作用する面圧を低減できる。また、回転軸31の上部での剛性を確保できるので、回転軸31の回転に伴う撓み等を抑制できる。その結果、動作信頼性を確保できる。
そして、本実施形態の冷凍サイクル装置1においては、上述した回転式圧縮機2を備えているため、長期に亘って動作信頼性及び圧縮性能の向上を図ることができる冷凍サイクル装置1を提供できる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る回転式圧縮機200の部分断面図である。以下の説明では、上述した各実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、一対のシリンダ(上側シリンダ201及び下側シリンダ202)が軸方向に並んで配設された、いわゆるツインロータリ式の回転式圧縮機200である点で、上述した第1の実施形態と相違している。
図4に示す回転式圧縮機200において、各シリンダ201,202は、仕切板203を間に挟んで軸方向で突き合わされている。なお、各シリンダ201,202の構成は、上述した実施形態と同様である。また、上側シリンダ201、下側シリンダ202、主軸受42、副軸受43及び仕切板203は、本実施形態の圧縮機構部を構成している。ツインロータリ式の回転式圧縮機200において、圧縮機構部における軸方向の長さは、電動機部32における軸方向の長さよりも長くなっている。
上側シリンダ201の上端開口部は、主軸受42によって閉塞されている。上側シリンダ201、主軸受42及び仕切板203によって画成された空間は、上側シリンダ室210を形成している。
一方、下側シリンダ202の下端開口部は、副軸受43によって閉塞されている。下側シリンダ202、副軸受43及び仕切板203によって画成された空間は、下側シリンダ室211を形成している。
回転軸220のうち、上側シリンダ室210内に位置する部分には、上側偏心部221が形成されている。回転軸220のうち、下側シリンダ室211内に位置する部分には、下側偏心部222が形成されている。各偏心部221,222は、軸方向から見た平面視で同形同大とされている。各偏心部221,222は、周方向に180°の位相差をもって、軸線Oに対して径方向に同一量ずつ偏心している。すなわち、各偏心部221,222の偏心方向は、周方向で互いに等配に設定されている。なお、上側偏心部221及び下側偏心部222には、それぞれローラ53が嵌合されている。
回転軸220の副軸部89において、第2サブ流路97と軸方向で対応する位置には、周溝225が形成されている。周溝225は、副軸部89の外周面に対して径方向に窪むとともに、副軸部89の全周に亘って形成されている。第2サブ流路97における径方向の外側開口部は、周溝225内に連通している。
一方、副軸受43(筒部71)の内周面には、流通路226が形成されている。流通路226は、筒部71の内周面において、下端部(第2サブ流路97よりも下方に位置する部分)を除く部分に形成された螺旋状溝により形成されている。流通路226の下端部は、周溝225内に連通している。
そして、回転軸31の副軸部89の外周面及び副軸受43の内周面のうち、第2サブ流路97及び流通路226よりも下方に位置する部分であって、副軸受43の下端面よりも上方に位置する部分は、流通路226とバランサカバー230内の空間との間のシール部100として機能する。
本実施形態のバランサカバー230は、副軸受43を下方から覆うカバー本体部231と、カバー本体部231に取り付けられたスラストプレート(スラスト摺動部)232と、を備えている。
カバー本体部231は、有底筒状に形成されている。カバー本体部231の上端部は、副軸受43のフランジ部72に取り付けられている。カバー本体部231の底部には、挿通孔233が形成されている。挿通孔233は、カバー本体部231の底部を軸方向に貫通している。挿通孔233内には、副軸部89の下端部が配置されている。なお、図示の例において、回転軸220の下端面とカバー本体部231の底部(下面)とは面一に配置されている。但し、回転軸220の下端面は、カバー本体部231の底部に対して上方、若しくは下方に位置していても構わない。
スラストプレート232は、上述した挿通孔233よりも大径の円板状に形成されている。スラストプレート232は、外周部分がカバー本体部231の底部に固定された状態で、挿通孔233を下方から閉塞している。回転軸220の下端面における外周部分(メイン流路95の周囲の部分)は、スラストプレート232の上面に軸方向で当接している。これにより、バランサカバー81内と密閉容器34内との間の連通が遮断されている。
スラストプレート232において、回転軸220のメイン流路95に軸方向から見て重なり合う部分には、スラストプレート232を軸方向に貫通する給油孔235が形成されている。これにより、メイン流路95の下端開口部は、給油孔235を通して密閉容器34内に連通している。なお、本実施形態においても、バランサカバー230内は、連絡孔(不図示)を通して、マフラ65内に連通している。
本実施形態では、ツインロータリ式の回転式圧縮機200において、副軸部89と回転子36の下面にそれぞれバランサ39,91が配置されている。そのため、例えば回転子36の上下面にそれぞれバランサを設ける場合に比べて、軸方向におけるバランサ39,91間の距離を確保できる。これにより、バランサ39,91の質量増加を抑制した上で、各バランサ39,91に作用する遠心力F1,F2を大きくすることができる。
また、例えば回転子36の上面にバランサを設ける場合に比べて回転子36の撓み等を抑制できるとともに、主軸受42と主軸部88との間に作用する面圧を低減できる。
しかも、本実施形態では、バランサカバー230が、カバー本体部231と、カバー本体部231の挿通孔233を閉塞するスラストプレート232と、に分割されている。そのため、組付性を向上できる。また、回転軸220とスラストプレート232との間に作用する面圧を、スラストプレート232の形状等を変更することで、容易に調整できる。
なお、上述した第2の実施形態では、副軸部89と回転子36の下面にそれぞれバランサ39,91が配置されている構成について説明したが、この構成のみに限られない。すなわち、副軸部89に少なくともバランサ91が設けられていれば、残りのバランサのレイアウトは適宜変更可能である。この場合、例えば図5に示すように、回転子36の上面にバランサ250を配置しても構わない。この構成によれば、軸方向におけるバランサ91,250間の距離を確保できる。これにより、バランサ91,250の質量増加を抑制した上で、各バランサ91,250に作用する遠心力F2,F4を大きくすることができる。
なお、第2の実施形態では、ツインロータリ式の回転式圧縮機200について説明したが、3つ以上のシリンダを有する構成であっても構わない。
上述した実施形態では、ローラ53とブレード55とが別体である構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、例えば、ブレードとローラとが一体となったスイングタイプであっても構わない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、回転軸とバランサカバーとの間をスラスト摺動部により径方向にシールするとともに、回転軸と副軸受との間をシール部により軸方向にシールする構成とした。
この構成によれば、回転軸とバランサカバーとの間がスラスト摺動部により軸方向にシールされているため、密閉容器内に収容された潤滑油がバランサカバー内に進入するのを抑制できる。また、回転軸と副軸受との間がシール部により径方向にシールされているため、圧縮機構部の各摺動部分に供給された潤滑油が回転軸と副軸受との間を通ってバランサカバー内に進入するのを抑制できる。
そして、バランサカバー内への潤滑油の進入を抑制することで、副軸部にバランサを設けた場合であっても、回転軸の回転時においてバランサの偏心回転が潤滑油に阻害されるのを抑制できる。これにより、回転軸の回転時にバランサに作用する回転抵抗を軽減できる。その結果、回転軸を効率的に回転させることができ、圧縮性能を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷凍サイクル装置、2,200…回転式圧縮機、3…凝縮器、4…膨張装置、5…蒸発器、32…電動機部、33…圧縮機構部、41…シリンダ、42…主軸受、43…副軸受、51…偏心部、81,230…バランサカバー、82…スラスト摺動部、84,235…給油孔、91…バランサ(第1バランサ)、94…供給路、99,226…流通路、100…シール部、201…上側シリンダ(シリンダ)、202…下側シリンダ(シリンダ)、232…スラストプレート(スラスト摺動部)

Claims (6)

  1. 偏心部を有する回転軸と、
    前記回転軸における軸方向の第1側に配置され、前記回転軸を回転させる電動機部と、
    前記回転軸における前記軸方向の第2側に配置され、シリンダと、前記シリンダに対して前記電動機部側に設けられた主軸受と、前記シリンダに対して前記電動機部の反対側に設けられた副軸受と、を有する圧縮機構部と、
    前記副軸受の前記軸方向の第2側で前記回転軸に設けられた第1バランサと、
    前記第1バランサを覆うバランサカバーと、を備え、
    前記回転軸の外周面と前記副軸受の内周面の一方には、前記軸方向の第2側から第1側に潤滑油を流通させる流通路が設けられ、
    前記回転軸には、前記軸方向の第2側端面で開口するとともに、前記流通路内に連通する供給路が形成され、
    前記バランサカバーは、
    前記供給路に連通する供給孔と、
    前記回転軸の前記第2側端面における前記供給孔の周囲に位置する部分をシールするスラスト摺動部と、を有し、
    前記回転軸の外周面と前記副軸受の内周面の、前記流通路よりも前記軸方向の第2側に位置する部分は、前記流通路とバランサカバー内とをシールするシール部を形成している、
    回転式圧縮機。
  2. 前記第1バランサは、前記回転軸に外嵌固定され、
    前記回転軸の前記第1バランサが嵌合された部分の外径が前記主軸受に支持された部分の外径よりも小さい、
    請求項1に記載の回転式圧縮機。
  3. 前記電動機部を構成する回転子の前記軸方向の第2側には、第2バランサが設けられ、
    前記軸方向において、前記回転軸の回転に伴い前記偏心部で発生する遠心力の作用中心を基準点とし、前記基準点から前記第1バランサで発生する遠心力の中心までの距離をL1とし、前記基準点から前記第2バランサの中心までの距離をL2とすると、
    L1≧L2に設定されている、
    請求項1又は請求項2に記載の回転式圧縮機。
  4. 前記偏心部は、前記回転軸の軸方向に沿って複数設けられ、
    複数の前記偏心部の偏心方向は、前記回転軸回りの周方向で互いに等配に設定され、
    前記電動機部を構成する回転子の前記軸方向の第2側には、第2バランサが配置されている、
    請求項1又は請求項2に記載の回転式圧縮機。
  5. 前記偏心部は、前記回転軸の前記軸方向に沿って複数設けられ、
    複数の前記偏心部の偏心方向は、前記回転軸回りの周方向で互いに等配に設定され、
    前記電動機部を構成する回転子の前記軸方向の第1側には、第2バランサが配置されている、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の回転式圧縮機。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の回転式圧縮機と、
    前記回転式圧縮機に接続された放熱器と、
    前記放熱器に接続された膨張装置と、
    前記膨張装置と前記回転式圧縮機との間に接続された蒸発器と、を備えていることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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