JPH03281997A - 縦形ロータリ圧縮機 - Google Patents
縦形ロータリ圧縮機Info
- Publication number
- JPH03281997A JPH03281997A JP8070390A JP8070390A JPH03281997A JP H03281997 A JPH03281997 A JP H03281997A JP 8070390 A JP8070390 A JP 8070390A JP 8070390 A JP8070390 A JP 8070390A JP H03281997 A JPH03281997 A JP H03281997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balancer
- crankshaft
- cover
- rotary compressor
- compression mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000003584 silencer Effects 0.000 abstract description 8
- 239000010721 machine oil Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空調用に使用される縦形ロータリ圧縮機に係
り、特に、圧縮機の性能向上に好適な縦形ロータリ圧縮
機に関する。
り、特に、圧縮機の性能向上に好適な縦形ロータリ圧縮
機に関する。
従来の縦形ロータリ圧縮機を第２図を参照して説明する
。
。
第２図は、従来の縦形ロータリ圧縮機の縦断面図であり
、回転子１ａと固定子１ｂとからなる電動機ｌと圧縮機
構部２をクランク軸３で連結し、さらに、クランク軸３
の副軸受８側の端部にバランサ１２を配し密閉容器１６
内に収納したものである。
、回転子１ａと固定子１ｂとからなる電動機ｌと圧縮機
構部２をクランク軸３で連結し、さらに、クランク軸３
の副軸受８側の端部にバランサ１２を配し密閉容器１６
内に収納したものである。
圧縮機構部２は、密閉容器Ｉ５に固定されたシリンダ４
と、シリンダ４内に設けられたクランク軸３の偏心部３
ａに自転自在に嵌合されたローリングピストン５と、ロ
ーリングピストン５の回転に追従して往復動するベーン
６と、シリンダ４の上。
と、シリンダ４内に設けられたクランク軸３の偏心部３
ａに自転自在に嵌合されたローリングピストン５と、ロ
ーリングピストン５の回転に追従して往復動するベーン
６と、シリンダ４の上。
下端を密閉しクランク軸３を支持する主軸受７゜副軸受
８とからなっている。ここで圧縮機構部２で圧縮された
冷媒ガスは、吐出バルブ（図示せず）を通して副軸受８
とサイレンサカバー９によって構成するサイレンサ室Ｉ
Ｏに導びかれ、連通孔１１を通して密閉容器１６内に吐
出される。
８とからなっている。ここで圧縮機構部２で圧縮された
冷媒ガスは、吐出バルブ（図示せず）を通して副軸受８
とサイレンサカバー９によって構成するサイレンサ室Ｉ
Ｏに導びかれ、連通孔１１を通して密閉容器１６内に吐
出される。
さらに、クランク軸３の副軸受８側の端部にはバランサ
１２を配設し、サイレンサカバー９とバランサカバー１
３によってその周囲を包囲する。
１２を配設し、サイレンサカバー９とバランサカバー１
３によってその周囲を包囲する。
ここで、バランサ１２とバランサカバー１３の作用は特
開平１−１０４９９６号公報に開示されている。すなわ
ち、バランサ１２はクランク軸の偏心部３ａおよびロー
リングピストン５の回転によって生じる不平衡力を打ち
けすつりあい錘りであり、回転子ｌ′ａの上、下端に設
けたバランサ１４．１５とともに三面バランシング構造
を構成し、高速時の軸系のたわみ量を微小におさえる作
用をする。また、バランサカバー１３は、バランサ１２
による潤滑油１７の回転を防止する作用をする。すなわ
ち、バランサカバー１３がない場合、密閉容器１６の底
部に貯留する冷凍機油１７がバランサ１２によって撹拌
され、飛散した冷凍機油が冷媒ガスと共に圧縮機外部に
持ちだされ、油面位置が低下して軸受への給油ができな
くなる場合があり、これを防ぐためにバランサカバー１
３が必要となる。
開平１−１０４９９６号公報に開示されている。すなわ
ち、バランサ１２はクランク軸の偏心部３ａおよびロー
リングピストン５の回転によって生じる不平衡力を打ち
けすつりあい錘りであり、回転子ｌ′ａの上、下端に設
けたバランサ１４．１５とともに三面バランシング構造
を構成し、高速時の軸系のたわみ量を微小におさえる作
用をする。また、バランサカバー１３は、バランサ１２
による潤滑油１７の回転を防止する作用をする。すなわ
ち、バランサカバー１３がない場合、密閉容器１６の底
部に貯留する冷凍機油１７がバランサ１２によって撹拌
され、飛散した冷凍機油が冷媒ガスと共に圧縮機外部に
持ちだされ、油面位置が低下して軸受への給油ができな
くなる場合があり、これを防ぐためにバランサカバー１
３が必要となる。
上記従来技術において、バランサカバー１３内には冷凍
機油１７が侵入する構造としているため、バランサ１２
の回転によってバランサ１２と冷凍機油の摩擦ロスが生
じ、圧縮機の入力はバランサ１２がない場合に対し増加
するという問題点があった。また、この問題点を解決す
るために、バランサカバー１３の大きさを大きくする方
法があるが密閉容器、内の取付スペースにより大きさが
限定されてしまうことがあった。
機油１７が侵入する構造としているため、バランサ１２
の回転によってバランサ１２と冷凍機油の摩擦ロスが生
じ、圧縮機の入力はバランサ１２がない場合に対し増加
するという問題点があった。また、この問題点を解決す
るために、バランサカバー１３の大きさを大きくする方
法があるが密閉容器、内の取付スペースにより大きさが
限定されてしまうことがあった。
本発明の目的は、限定された大きさのバランサカバー内
で、圧縮機入力の増加をできるだけ微小におさえ性能を
改善する構造を提供することにある。
で、圧縮機入力の増加をできるだけ微小におさえ性能を
改善する構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のロータリ圧縮機は
、電動機と圧縮機構部とをクランク軸で連結し、クラン
ク軸の副軸受側端部にバランサとバランサカバーを配し
、密閉容器に収納したものにおいて、バランサの取付位
置はバランサカバーと接触しない位置で、バランサとク
ランク軸の偏心部の距離をできるだけ大きくした。
、電動機と圧縮機構部とをクランク軸で連結し、クラン
ク軸の副軸受側端部にバランサとバランサカバーを配し
、密閉容器に収納したものにおいて、バランサの取付位
置はバランサカバーと接触しない位置で、バランサとク
ランク軸の偏心部の距離をできるだけ大きくした。
本発明の作用は次のとおりである。クランク軸の副軸受
側下端に配設したバランサにかかるクランク軸の偏心部
中心口りのモーメントは、クランク軸とバランサの距離
が変化してもほぼ同一の設定で良い。すなわち、バラン
サとクランク軸の偏心部の距離が大きいほどバランサに
必要なアンバランス量は低下する。アンバランス量が低
下すれば、バランサの大きさを小形化することができる
ため、バランサとクランク軸の偏心部の距離を大きくす
ることによってバランサ自体を薄肉化することが可能に
なる。バランサの取付位置をバランサカバーと接触しな
い下限の位置まで下げることによって、バランサの厚さ
を最も薄くすることができ、アンバランス量も最も小さ
くなる。
側下端に配設したバランサにかかるクランク軸の偏心部
中心口りのモーメントは、クランク軸とバランサの距離
が変化してもほぼ同一の設定で良い。すなわち、バラン
サとクランク軸の偏心部の距離が大きいほどバランサに
必要なアンバランス量は低下する。アンバランス量が低
下すれば、バランサの大きさを小形化することができる
ため、バランサとクランク軸の偏心部の距離を大きくす
ることによってバランサ自体を薄肉化することが可能に
なる。バランサの取付位置をバランサカバーと接触しな
い下限の位置まで下げることによって、バランサの厚さ
を最も薄くすることができ、アンバランス量も最も小さ
くなる。
バランサと冷凍機油の摩擦ロスを低下させ圧縮機の入力
を低下させるには、バランサの小形化が有効である。
を低下させるには、バランサの小形化が有効である。
Ｃ実施例〕
以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。
第１図は本発明の一実施例のロータリ圧縮機の縦断１７
７ｉ図であり、回転子１ａと固定子１ｂとからなる電動
機ｌと圧縮機構部２とをクランク軸３で連結し、クラン
ク軸の副軸受側端部にバランサ１２とバランスカバー１
３を配し、密閉容器１内に収納した。
７ｉ図であり、回転子１ａと固定子１ｂとからなる電動
機ｌと圧縮機構部２とをクランク軸３で連結し、クラン
ク軸の副軸受側端部にバランサ１２とバランスカバー１
３を配し、密閉容器１内に収納した。
圧縮機構部２は、密閉容器に固定されたシリンダ４とシ
リンダ４内に設けられたクランク軸３の偏心部３ａに自
転自在に嵌合されたローリングピストン５と、ローリン
グピストン５の回転に追従して往復動するベーン６と、
シリンダ４の上、下端を密閉するとともにクランク軸３
を支持する主軸受７．副軸受８とからなっている。ここ
で圧縮機構部２で圧縮された冷媒ガスは副軸受８とサイ
レンサカバー９によって構成されるサイレンサ室ｌＯに
導びかれ、連通孔１１を通して密閉容器Ｉ６内に吐出さ
れる。
リンダ４内に設けられたクランク軸３の偏心部３ａに自
転自在に嵌合されたローリングピストン５と、ローリン
グピストン５の回転に追従して往復動するベーン６と、
シリンダ４の上、下端を密閉するとともにクランク軸３
を支持する主軸受７．副軸受８とからなっている。ここ
で圧縮機構部２で圧縮された冷媒ガスは副軸受８とサイ
レンサカバー９によって構成されるサイレンサ室ｌＯに
導びかれ、連通孔１１を通して密閉容器Ｉ６内に吐出さ
れる。
さらに、クランク軸３の副軸受８側の端部にはバランサ
１２を配設し、サイレンサカバー９とバランサカバー１
３によってその周囲を包囲する様にしている。ここでバ
ランサ１２は、バランサカバー１３に接触しない下限ま
で位置を下げ、クランク軸の偏心部３ａの中心とバラン
サ１２の中心の距離を最大限大きくしている。
１２を配設し、サイレンサカバー９とバランサカバー１
３によってその周囲を包囲する様にしている。ここでバ
ランサ１２は、バランサカバー１３に接触しない下限ま
で位置を下げ、クランク軸の偏心部３ａの中心とバラン
サ１２の中心の距離を最大限大きくしている。
本実施例では、クランク軸の偏心部３ａの中心とバラン
サ１２の中心の距離は、従来例に比べて５％大きくする
ことができたため、バランサ１２のアンバランス量、及
び、バランサ１２の厚さを５％低減することができた。
サ１２の中心の距離は、従来例に比べて５％大きくする
ことができたため、バランサ１２のアンバランス量、及
び、バランサ１２の厚さを５％低減することができた。
このとき圧縮機の入力は従来例に比べて１％低減するこ
とができた。
とができた。
本発明によれば、クランク軸の副軸受側端部に設けたバ
ランサを最大限薄くすることができるため、圧縮機入力
を低減しつるロータリ圧縮機を提供することができる。
ランサを最大限薄くすることができるため、圧縮機入力
を低減しつるロータリ圧縮機を提供することができる。
第１図は、本発明の一実施例であるロータリ圧縮機の縦
断面図、第２図は、従来のロータリ圧縮機の縦断面図で
ある。 ｌ・・・電動機 ２・・・圧縮機構部３・・・
クランク軸 ３ａ・・・クランク軸の偏心部 ８・・・副軸受 ９・・・サイレンサヵバー１
２・・・バランサ １３・・・バランサカバー１
７・・・冷凍機油 Ｌ ｉ 図 Ｊ−、／’ｉ’フーソ ろ （ｖ”ｆ−ワわ＋（− 箪 ２Ｊｓ−″７ン７ １３１でりシ７力ｆ＼−一
断面図、第２図は、従来のロータリ圧縮機の縦断面図で
ある。 ｌ・・・電動機 ２・・・圧縮機構部３・・・
クランク軸 ３ａ・・・クランク軸の偏心部 ８・・・副軸受 ９・・・サイレンサヵバー１
２・・・バランサ １３・・・バランサカバー１
７・・・冷凍機油 Ｌ ｉ 図 Ｊ−、／’ｉ’フーソ ろ （ｖ”ｆ−ワわ＋（− 箪 ２Ｊｓ−″７ン７ １３１でりシ７力ｆ＼−一
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、電動機と圧縮機構部とをクランク軸で連結して密閉
容器内に収納したものであつて、 前記圧縮機構部は、シリンダと、前記シリンダ内に設け
られたクランク軸の偏心部に嵌入されたローリングピス
トンと、前記ローリングピストンの回転に追従して往復
動するベーンと、前記クランク軸を支持する主、副軸受
とからなり、前記クランク軸の前記副軸受側端部にバラ
ンサと前記バランサを包囲するバランサカバーとを具備
してなる縦形ロータリ圧縮機において、前記バランサの
取付位置を、前記バランサカバーとは接触しない位置と
し、前記バランサと前記クランク軸の偏心部の距離をで
きる限り大きくしたことを特徴とする縦形ロータリ圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8070390A JPH03281997A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 縦形ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8070390A JPH03281997A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 縦形ロータリ圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03281997A true JPH03281997A (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=13725696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8070390A Pending JPH03281997A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 縦形ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03281997A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101240266B1 (ko) * | 2006-08-25 | 2013-03-07 | 엘지전자 주식회사 | 로터리 압축기의 진동 저감 구조 |
| JP2018165502A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 東芝キヤリア株式会社 | 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8070390A patent/JPH03281997A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101240266B1 (ko) * | 2006-08-25 | 2013-03-07 | 엘지전자 주식회사 | 로터리 압축기의 진동 저감 구조 |
| JP2018165502A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 東芝キヤリア株式会社 | 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
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