JP2018152445A - 半導体装置、表示装置および電子機器 - Google Patents

半導体装置、表示装置および電子機器 Download PDF

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俊明 葭谷
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Abstract

【課題】コンタクトの安定性を高めることが可能な半導体装置および、この半導体装置を用いた表示装置を提供する。【解決手段】所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられた第1配線と、少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、前記第1領域では、前記半導体膜の一部が前記絶縁膜および前記第1配線から露出されている半導体装置。【選択図】図2

Description

本技術は、例えば薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)と保持容量とを接続するためのコンタクト部を有する半導体装置および、この半導体装置を用いた表示装置に関する。
近年、アクティブマトリクス駆動方式のディスプレイの大画面化および高速駆動化に伴い、酸化物半導体膜をチャネルに用いた薄膜トランジスタの開発が活発に行われている(例えば、特許文献1)。例えば、表示装置等を駆動するための半導体装置には、このような薄膜トランジスタとともに、保持容量が設けられ、薄膜トランジスタと保持容量とが電気的に接続される。
特開2015−108731号公報
半導体装置では、このようなコンタクト(接続)の安定性を高めることが望まれている。
コンタクトの安定性を高めることが可能な半導体装置および、この半導体装置を用いた表示装置を提供することが望ましい。
本技術の一実施の形態に係る半導体装置(1)は、所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、基板上の第1領域、第2領域および第3領域に設けられた第1配線と、少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、第1領域では、第1配線と基板との間に設けられるとともに、第2領域では、第1配線に接する半導体膜と、半導体膜よりも、基板に近い位置に設けられ、第3領域で第1配線に接する第2配線と、第1領域の第1配線と半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、第1領域では、半導体膜の一部が絶縁膜および第1配線から露出されているものである。
本技術の一実施の形態に係る表示装置(1)は、表示素子および表示素子を駆動する半導体装置を備え、半導体装置は、所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、基板上の第1領域、第2領域および第3領域に設けられた第1配線と、少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、第1領域では、第1配線と基板との間に設けられるとともに、第2領域では、第1配線に接する半導体膜と、半導体膜よりも、基板に近い位置に設けられ、第3領域で第1配線に接する第2配線と、第1領域の第1配線と半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、第1領域では、半導体膜の一部が絶縁膜および第1配線から露出されているものである。
本技術の一実施の形態に係る半導体装置(1)および、表示装置(1)では、第2領域および第3領域の第1配線を介して、半導体膜と第2配線とのコンタクトが形成される。ここで、第1領域の第1配線と半導体膜との間に絶縁膜が設けられているので、半導体膜より上の配線を形成する際に第1領域の半導体膜が保護される。また、この第1領域の半導体膜の一部は絶縁膜および第1配線から露出されているので、この露出された部分近傍の半導体膜は、キャリア濃度が高くなる。
本技術の一実施の形態に係る半導体装置(2)は、所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、基板上の第1領域、第2領域および第3領域に設けられ、第1領域に端部を有する第1配線と、少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、第1領域では、第1配線と基板との間に設けられるとともに、第2領域では、第1配線に接する半導体膜と、半導体膜よりも、基板に近い位置に設けられ、第3領域で第1配線に接する第2配線と、第1領域の第1配線と半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、第1配線の端部から第2領域までの距離は、互いに異なる複数の値を有するものである。
本技術の一実施の形態に係る表示装置(2)は、表示素子および表示素子を駆動する半導体装置を備え、半導体装置は、所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、基板上の第1領域、第2領域および第3領域に設けられ、第1領域に端部を有する第1配線と、少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、第1領域では、第1配線と基板との間に設けられるとともに、第2領域では、第1配線に接する半導体膜と、半導体膜よりも、基板に近い位置に設けられ、第3領域で第1配線に接する第2配線と、第1領域の第1配線と半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、第1配線の端部から第2領域までの距離は、互いに異なる複数の値を有するものである。
本技術の一実施の形態に係る半導体装置(2)および、表示装置(2)では、第2領域および第3領域の第1配線を介して、半導体膜と第2配線とのコンタクトが形成される。ここで、第1領域の第1配線と半導体膜との間に絶縁膜が設けられているので、半導体膜より上の配線を形成する際に第1領域の半導体膜が保護される。また、第1配線の端部から第2領域までの距離が、互いに異なる複数の値を有しているので、第1配線の端部から第2領域までの距離がより短い位置で、半導体膜に効率的に高濃度キャリアが拡散する。
本技術の一実施の形態に係る半導体装置(1)(2)および、表示装置(1)(2)によれば、半導体膜のキャリア濃度を十分に高めることができるので、半導体膜を導電体として機能させることができる。よって、コンタクトの安定性を高めることができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれの効果であってもよい。
本技術の一実施の形態に係る半導体装置の概略構成を表す断面模式図である。 (A)は図1に示したコンタクト部の概略構成を表す平面模式図、(B)は(A)に示したB−B線に沿った断面模式図、(C)は(A)に示したC−C線に沿った断面模式図である。 図2(A)にゲート配線の他の例を表す平面模式図である。 図2(A)に接続孔の他の例を表す平面模式図である。 図1に示した半導体装置の製造の一工程を表す断面模式図である。 図5Aに続く工程を表す断面模式図である。 図5Bに続く工程を表す断面模式図である。 図5Cに続く工程を表す断面模式図である。 図6Aに続く工程を表す断面模式図である。 (A)は比較例に係るコンタクト部の構成を表す平面模式図、(B)はその断面模式図である。 図2(A)に示した半導体膜のキャリアの高濃度領域について説明するための平面模式図である。 図8Aに示した半導体膜の電流経路(1)について説明するための平面模式図である。 図8Aに示した半導体膜の電流経路(2)について説明するための平面模式図である。 変形例1に係るコンタクト部の概略構成を表す平面模式図である。 図9に示した半導体膜のキャリアの高濃度領域について説明するための平面模式図である。 図9に示したゲート配線の他の例を表す平面模式図である。 変形例2に係るコンタクト部の概略構成を表す平面模式図である。 図12に示した半導体膜のキャリアの高濃度領域について説明するための平面模式図である。 図12に示したゲート配線の他の例を表す平面模式図である。 第2の実施の形態に係るコンタクト部の概略構成を表す平面模式図である。 図15に示したゲート配線の端部から第2領域までの距離について説明するための平面模式図である。 図7に示したコンタクト部におけるゲート配線の端部から第2領域までの距離を説明するための平面模式図である。 図15に示したゲート配線の端部の他の例を表す平面模式図である。 変形例3に係るコンタクト部の概略構成を表す平面模式図である。 図19に示したゲート配線の端部の形状の他の例を表す平面模式図である。 変形例4に係るコンタクト部の概略構成を表す平面模式図である。 変形例5に係るコンタクト部の概略構成を表す平面模式図である。 図1に示した半導体装置を適用した表示装置の機能構成を表すブロック図である。 図1に示した半導体装置を適用した撮像装置の構成を表すブロック図である。 電子機器の構成を表すブロック図である。 図15に示したゲート配線の端部の形状の他の例(1)を表す平面模式図である。 図15に示したゲート配線の端部の形状の他の例(2)を表す平面模式図である。 図15に示したゲート配線の端部の形状の他の例(3)を表す平面模式図である。 図15に示したゲート配線の端部の形状の他の例(4)を表す平面模式図である。
以下、本技術の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(第1配線の幅が半導体膜の幅よりも小さい半導体装置の例)
2.変形例1(第1配線が櫛歯状の平面形状を有する例)
3.変形例2(第1配線が第2領域の接続孔の外側に付加部を有する例)
4.第2の実施の形態(第1配線の端部から第2領域までの距離が連続的に変化する半導体装置の例)
5.変形例3(第1領域の第1配線が線対称の平面形状を有する例)
6.変形例4(第1配線が櫛歯状の平面形状を有する例)
7.変形例5(第1配線が第2領域の接続孔の外側に付加部を有する例)
8.適用例1(表示装置および撮像装置の例)
9.適用例2(電子機器の例)
<第1の実施の形態>
[構成]
図1は、本技術の第1の実施の形態に係る半導体装置(半導体装置1)の断面構成を模式的に表したものである。半導体装置1は、例えば表示装置および撮像装置(後述の図23の表示装置2Aおよび図24の撮像装置2B)等の駆動回路に用いられるものである。この半導体装置1には、トップゲート型の薄膜トランジスタ(トランジスタTr)および保持容量(保持容量Cs)が設けられ、トランジスタTrと保持容量Csとはコンタクト部10により電気的に接続されている。
トランジスタTrは、基板11上に、UC(Under Coat)膜12および第1絶縁膜14を介して半導体膜15、第2絶縁膜16およびゲート電極17をこの順に有している。半導体膜15(後述の低抵抗領域15b)にはソース・ドレイン電極21が電気的に接続されている。
保持容量Csは、基板11上に、UC膜12を介して下部電極13(第2配線)および上部電極15Cを有しており、下部電極13と上部電極15Cとの間には第1絶縁膜14が設けられている。コンタクト部10には、ゲート配線17Wが設けられており、このゲート配線17W(第1配線)を介して、半導体膜15と下部電極13とが電気的に接続されている。半導体装置1は、ゲート電極17およびゲート配線17W上に、金属酸化膜18および層間絶縁膜19をこの順に有している。ソース・ドレイン電極21は、層間絶縁膜19上に設けられており、層間絶縁膜19および金属酸化膜18の貫通孔を介して半導体膜15に接続されている。
半導体膜15のうち、ゲート電極17と対向する領域は、トランジスタTrのチャネル領域15aであり、このチャネル領域15aに隣接してチャネル領域15aよりも電気抵抗の低い低抵抗領域15bが設けられている。
基板11は、例えば、ガラス,石英およびシリコンなどから構成されている。あるいは、基板11は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート),PI(ポリイミド),PC(ポリカーボネート)またはPEN(ポリエチレンナフタレート)などの樹脂材料から構成されていてもよい。この他にも、ステンレス鋼(SUS)などの金属板に絶縁材料を成膜したものを基板11に用いることもできる。
UC膜12は、基板11から、上層に例えばナトリウムイオン等の物質が移動するのを防ぐためのものであり、窒化シリコン(SiN)膜および酸化シリコン(SiO)膜等の絶縁材料により構成されている。例えば、UC膜12では、基板11に近い位置から順にUC膜12AおよびUC膜12Bがこの順に積層されていてもよい。例えば、UC膜12Aは窒化シリコン(SiN)膜、UC膜12Bは酸化シリコン(SiO)膜により構成されている。UC膜12は、基板11全面にわたって設けられている。
(保持容量Cs)
下部電極13は、UC膜12上の選択的な領域に設けられている。下部電極13の一部は、上部電極15Cから露出してコンタクト部10に延在している。下部電極13は、例えば、モリブデン(Mo),タングステン(W),アルミニウム(Al),銅(Cu),銀(Ag)およびチタン(Ti)等の金属を含んで構成されている。下部電極13は、合金により構成されていてもよく、複数の金属膜を含む積層膜により構成されていてもよい。下部電極13は、金属以外の導電性材料により構成されていてもよい。
第1絶縁膜14は、下部電極13と上部電極15Cとの間に介在している。この第1絶縁膜14は、例えばシリコン酸化膜(SiOx)、シリコン窒化膜(SiNx)、酸窒化シリコン(SiON)および酸化アルミニウム膜(AlOx)等の無機絶縁膜により構成されている。
上部電極15Cは、第1絶縁膜14を間にして下部電極13に対向している。後述するように、この上部電極15Cは、例えば半導体膜15と同一工程で形成されるものであり、半導体膜15と同一の構成材料を含むとともに、半導体膜15の低抵抗領域15bと同一の厚みを有している。上部電極15Cには、例えば低抵抗化された酸化物半導体材料を用いることができる。
(トランジスタTr)
半導体膜15は、第1絶縁膜14上の選択的な領域に設けられている。半導体膜15は、例えば、インジウム(In),ガリウム(Ga),亜鉛(Zn),スズ(Sn),チタン(Ti)およびニオブ(Nb)のうちの少なくとも1種の元素の酸化物を主成分として含む酸化物半導体から構成されている。具体的には、半導体膜15に酸化インジウムスズ亜鉛(ITZO),酸化インジウムガリウム亜鉛(IGZO:InGaZnO),酸化亜鉛(ZnO),酸化インジウム亜鉛(IZO),酸化インジウムガリウム(IGO),酸化インジウムスズ(ITO)および酸化インジウム(InO)等を用いることができる。半導体膜15は、アモルファスシリコン,微結晶シリコン,多結晶シリコンまたは有機半導体等の他の半導体材料を用いて構成するようにしてもよい。半導体膜15の厚みは、例えば10nm〜300nmであり、60nm以下であることが好ましい。半導体膜15の厚みを薄くすることにより、半導体中に含まれる欠陥の絶対量が減少し、しきい値電圧の負シフトが抑えられる。したがって、オンオフ比の高い、優れたトランジスタ特性を実現することができる。また、半導体膜15の成膜に要する時間が短縮されるので、生産性を向上させることができる。
半導体膜15の低抵抗領域15bは、チャネル領域15aの両側に設けられている。一方の低抵抗領域15bには、ソース・ドレイン電極21が接続されている。他方の低抵抗領域15bは、コンタクト部10に延在し、ゲート配線17Wを介して保持容量Csの下部電極13に接続されている。
半導体膜15とゲート電極17との間に設けられた第2絶縁膜16は、ゲート絶縁膜として機能するものである。この第2絶縁膜16は、平面視でゲート電極17と同一形状を有している。即ち、トランジスタTrは、セルフアライン構造を有する薄膜トランジスタである。第2絶縁膜16は、例えばシリコン酸化膜(SiOx)、シリコン窒化膜(SiNx)、シリコン窒化酸化膜(SiON)および酸化アルミニウム膜(AlOx)のうちの1種よりなる単層膜、またはそれらのうちの2種以上よりなる積層膜により構成されている。
第2絶縁膜16上のゲート電極17は、印加されるゲート電圧(Vg)によってチャネル領域15a中のキャリア密度を制御すると共に、電位を供給する配線としての機能を有するものである。このゲート電極17の構成材料は、例えば、チタン(Ti),タングステン(W),タンタル(Ta),アルミニウム(Al),モリブデン(Mo),銀(Ag),ネオジウム(Nd)および銅(Cu)のうちの1種を含む単体および合金が挙げられる。あるいは、それらのうちの少なくとも1種を含む化合物および2種以上を含む積層膜であってもよい。また、例えばITO等の透明導電膜が用いられても構わない。
金属酸化膜18は、例えば基板11の全面に設けられ、ゲート電極17およびゲート配線17Wを覆うとともに、半導体膜15の低抵抗領域15bに接している。この金属酸化膜18としては、例えば、酸化アルミニウム(Al23)膜を用いることができる。このような低抵抗領域15bに接する金属酸化膜18を設けることにより、低抵抗領域15bの電気抵抗を安定して維持することができる。
層間絶縁膜19は、例えば基板11の全面に設けられている。層間絶縁膜19は、例えば、金属酸化膜18に近い位置から順に、層間絶縁膜19A,層間絶縁膜19Bおよび層間絶縁膜19Cがこの順に積層された積層膜により構成されている。層間絶縁膜19Aには、例えばの酸化シリコン(SiO2)膜を用いることができる。層間絶縁膜19Aには、窒化シリコン(SiN)膜または酸窒化シリコン(SiON)膜等を用いるようにしてもよい。層間絶縁膜19Bには、例えば酸化アルミニウム(Al23)膜を用いることができる。層間絶縁膜19Cには、例えば感光性を有する樹脂膜を用いることができる。具体的には、層間絶縁膜19Cは、例えばポリイミド樹脂膜により構成されている。層間絶縁膜19Cには、ノボラック樹脂またはアクリル樹脂等を用いるようにしてもよい。
ソース・ドレイン電極21は、トランジスタTrのソースまたはドレインとして機能するものであり、例えば、上記ゲート電極17の構成材料として列挙したものと同様の金属または透明導電膜を含んで構成されている。このソース・ドレイン電極としては、電気伝導性の良い材料が選択されることが望ましい。
(コンタクト部10)
図2を用いてコンタクト部10の構成を説明する。図2(A)はコンタクト部10の平面構成、図2(B)は図2(A)のB−B線に沿った断面構成、図2(C)は図2(A)のC−C線に沿った断面構成をそれぞれ表している。コンタクト部10には、電流の流れる方向(トランジスタTrおよび保持容量Csの配列方向、図2ではX方向)に沿って、トランジスタTrに近い位置から順に、第1領域10−1、第2領域10−2および第3領域10−3が互いに隣接して設けられている。第2領域10−2および第3領域10−3に接続孔Hが設けられている。第2領域10−2で半導体膜15とゲート配線17Wとが接し、第3領域10−3で下部電極13とゲート配線17Wとが接している。図2では、UC膜12の図示を省略している。
第1領域10−1は、基板11上に、UC膜12、第1絶縁膜14、半導体膜15、第2絶縁膜16(絶縁膜)およびゲート配線17Wがこの順に設けられた領域である。ゲート配線17Wの幅(幅A17、図2(A)のY方向のゲート配線17Wの大きさ)は、半導体膜15の幅(幅A15、図2(A)のY方向の半導体膜15の大きさ)よりも小さくなっており、ゲート配線17WからY方向に拡幅した部分の半導体膜15は、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出されている。即ち、第1領域10−1には、半導体膜15、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wが積層された部分(図2(B))と、半導体膜15が第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出された部分(図2(C))とが設けられている。ゲート配線17Wの幅A17および半導体膜15の幅A15は、電流の流れる方向(図2のX方向)に直交する方向のゲート配線17W,半導体膜15の大きさを表している。
半導体膜15上に、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wが積層された部分(図2(B))では、半導体膜15がトランジスタに類似した特性を示すようにも思えるが、この半導体膜15は、導電体として機能するようになっている。これは、半導体膜15の少なくとも一部に低抵抗領域15bが設けられており、この低抵抗領域15bの高濃度キャリアが拡散するためである。例えば、半導体膜15は、第1領域10−1に隣接する両側の領域(トランジスタTr側の領域および第2領域10−2)が低抵抗領域15bとなっている。
第1領域10−1のうち、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出された部分(図2(C))でも、半導体膜15が低抵抗化されている(低抵抗領域15bとなっている)。
本実施の形態では、上記のように、第1領域10−1に、半導体膜15、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wが積層された部分と、半導体膜15が第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出された部分とが存在する。詳細は後述するが、これにより、製造工程で第1領域10−1の半導体膜15が保護され、かつ、キャリアの高濃度領域(後述の図8Aの高濃度領域CH2)が増加する。したがって、半導体膜15よりも上層を形成する際の半導体膜15への影響が抑えられ、かつ、第1領域10−1の半導体膜15を十分に導電体として機能させることができる。
半導体膜15は、コンタクト部10のうち、第1領域10−1および第2領域10−2に連続して設けられ、その幅A15は例えば2μm〜50μmである。第2領域10−2の半導体膜15は低抵抗領域15bであり、ゲート配線17Wと接している。第2領域10−2では、ゲート配線17WからY方向に拡幅した部分の半導体膜15は、消失している(図2(C)の消失領域15d)。
半導体膜15とゲート配線17Wとの間の第2絶縁膜16は、コンタクト部10のうち、第1領域10−1のみに設けられている。この第2絶縁膜16は、後述するように、ゲート配線17Wをパターニングする際に半導体膜15を保護するためのものである。この第2絶縁膜16は、トランジスタTrの第2絶縁膜16と同一工程で形成されるようになっている。即ち、トランジスタTrの第2絶縁膜16(ゲート絶縁膜)と同一材料により構成され、同一の厚みを有している。第1領域10−1の半導体膜15の導電性を高めるため、電流が流れる方向(図2のX方向)の第1領域10−1の長さ(長さL1)、即ち、第2絶縁膜16のX方向の長さは、2μm以下であることが好ましい。
ゲート配線17Wは、コンタクト部10の第1領域10−1、第2領域10−2および第3領域10−3にわたって連続して設けられており、第1領域10−1のゲート配線17Wの端面は、第2絶縁膜16の端面と、平面視で同じ位置に設けられている。
第1領域10−1のゲート配線17Wの端部は、平面視で直線状であってもよく(図2(A))、あるいは、図3に示したように、曲線状に丸まった形状であってもよい。
上述のように、このゲート配線17Wの幅A17は、半導体膜15の幅A15よりも小さくなっており、例えば、ゲート配線17Wは、半導体膜15の幅方向(Y方向)の略中央部に配置されている。ゲート配線17Wを半導体膜15の幅方向(Y方向)の一方に寄せて配置し、半導体膜15の幅方向の他方側のみを露出させるようにしてもよい。換言すれば、ゲート配線17Wの幅方向の両端を、半導体膜15の幅方向の両端よりも内側に設けるようにしてもよく、あるいは、ゲート配線17Wの幅方向の一方の端を、半導体膜15の幅方向の一方の端と揃えて、ゲート配線17Wの他方の端を、半導体膜15の他方の端よりも内側に設けるようにしてもよい。ゲート配線17Wの幅A17は、半導体膜15の幅A15よりも2μm以上小さくなっていることが好ましい。このようなゲート配線17Wは、トランジスタTrのゲート電極17と同一工程で形成されている。即ち、ゲート配線17WはトランジスタTrのゲート電極17と同一材料により構成され、同一の厚みを有している。
第2領域10−2は、基板11上に、UC膜12、第1絶縁膜14、半導体膜15およびゲート配線17Wがこの順に設けられた領域である。即ち、第2領域10−2では、第2絶縁膜16に設けられた接続孔Hにより、半導体膜15とゲート配線17Wとが接している。
第3領域10−3は、基板11上に、UC膜12、下部電極13およびゲート配線17Wがこの順に設けられた領域である。即ち、第3領域10−3では、第1絶縁膜14および第2絶縁膜16に設けられた接続孔Hにより、下部電極13とゲート配線17Wとが接している。下部電極13は、例えば第3領域10−3から第2領域10−2の一部に延在しているが、少なくとも第3領域10−3に設けられていればよい。第2領域10−2では、下部電極13と半導体膜15との間に第1絶縁膜14が設けられている。下部電極13の幅は、例えば半導体膜15の幅A15と同じである。
接続孔Hの幅(Y方向の大きさ、幅AH)は、例えば、半導体膜15の幅A15よりも大きくなっている。後述するように、半導体装置1では、第1領域10−1での半導体膜15の膜減り等を抑えつつ、第1領域10−1の半導体膜15を導電体として機能させることができる。したがって、接続孔Hの幅AHが半導体膜15の幅A15よりも大きくなっていても、安定的に半導体膜15と下部電極13とを接続することができる。即ち、半導体膜15の幅A15を小さくし、半導体装置1を高精細化することができる。
図4に示したように、接続孔Hの幅AHがゲート配線17Wの幅A17よりも大きく、かつ、半導体膜15の幅A15よりも小さくなっていてもよい。第2領域10−2および第3領域10−3に第2絶縁膜16が残存していると、コンタクト抵抗が上昇するおそれがあるため、接続孔Hの幅AHは、ゲート配線17Wの幅A17よりも大きくなっていることが好ましい。接続孔Hの幅AHは、ゲート配線17Wの幅A17よりも例えば2μm以上大きくなっている。
例えば、コンタクト部10以外の領域にもゲート配線17Wが設けられていてもよい。このゲート配線17Wと第1絶縁膜14との間には、平面視でゲート配線17Wと同一形状の第2絶縁膜16が設けられている。
[製造方法]
上記のような半導体装置1は、例えば次のようにして製造することができる(図5A〜図6B)。
まず、図5Aに示したように、基板11上に、UC膜12、下部電極13、第1絶縁膜14、半導体膜15および第2絶縁膜16をこの順に形成する。具体的には、例えば以下のようにして形成する。まず、基板11の全面にUC膜12を形成する。次いで、このUC膜12上に、例えば金属膜を成膜し、この金属膜をドライエッチングにより所定の形状にパターニングして下部電極13を形成する。続いて、下部電極13を覆うようにして、基板11の全面に第1絶縁膜14を形成する。次に、第1絶縁膜14上に、例えば酸化物半導体材料を例えばスパッタ法等により成膜した後、例えばフォトリソグラフィおよびエッチングにより、所定の形状にパターニングして半導体膜15を形成する。その後、半導体膜15を覆うように、基板11の全面に第2絶縁膜16を成膜する。
第2絶縁膜16を形成した後、図5Bに示したように、第2領域10−2および第3領域10−3の第2絶縁膜16と、第3領域10−3の第1絶縁膜14とを選択的に除去し、接続孔Hを形成する。接続孔Hは、例えばドライエッチングを用いて形成する。このとき、第2領域10−2の半導体膜15がドライエッチングに曝され、第2領域10−2に低抵抗領域15bが形成される。
接続孔Hを形成した後、基板11の全面に例えば金属材料からなる導電膜17Aを成膜する。続いて、この導電膜17A上に所定のパターンを有するフォトレジストPr1,Pr2,Pr3を形成する。フォトレジストPr1は、トランジスタTrのゲート電極17および第2絶縁膜16を形成するためのものである。フォトレジストPr2は、コンタクト部10のゲート配線17Wおよび第2絶縁膜16(第1領域10−1)を形成するためのものである。フォトレジストPr3は、コンタクト部10以外の領域のゲート配線17Wおよび第2絶縁膜16を形成するためのものである。
このフォトレジストPr1,Pr2,Pr3を用いて、導電膜17Aおよび第2絶縁膜16のパターニングを連続して行う(図6A,6B)。図6Aに示したように、まず、導電膜17Aを、ドライエッチングを用いてパターニングし、ゲート電極17およびゲート配線17Wを形成する。このとき、第1領域10−1の半導体膜15が第2絶縁膜16により覆われているので、半導体膜15がドライエッチングに曝されない。したがって、第1領域10−1の半導体膜15は膜減りせず、所定の厚みで存在する。ゲート電極17およびゲート配線17Wを形成した後、続けて第2絶縁膜16のパターニングを行う(図6B)。これにより、平面視でゲート電極17と同一形状の第2絶縁膜16と、第1領域10−1の第2絶縁膜16と、平面視でゲート配線17Wと同一形状の第2絶縁膜16とが形成される。このとき、半導体膜15の第2絶縁膜16から露出した領域が、ドライエッチングにより低抵抗化される。具体的には、第1領域10−1の低抵抗領域15b(ゲート配線17Wから露出した部分、図2(C)参照)、トランジスタTrの低抵抗領域15bおよび上部電極15Cが形成される。第2領域10−2では、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから拡幅した部分の半導体膜15が消失する(図2(C)の消失領域15d)。
この後、フォトレジストPr1,Pr2,Pr3を除去し、基板11の全面に、金属酸化膜18および層間絶縁膜19を形成する。最後に層間絶縁膜19上に、ソース・ドレイン電極21を形成することにより、図1に示した半導体装置1が完成する。
[作用、効果]
本実施の形態の半導体装置1では、ゲート電極17に閾値電圧以上のオン電圧が印加されると、半導体膜15のチャネル領域15aが活性化される。これにより、一対の低抵抗領域15b間に電流が流れる。これに応じて、コンタクト部10では、ゲート配線17Wを介して、半導体膜15から下部電極13に電流が流れ保持容量Csに電荷が保持される。
本実施の形態の半導体装置1のコンタクト部10では、第1領域10−1の半導体膜15の一部が、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出されているので、この露出された部分近傍の半導体膜15は、キャリア濃度が高くなる。これにより、第1領域10−1の半導体膜15を、より確実に導電体として機能させることができる。以下、これについて説明する。
図7は、比較例にかかる半導体装置のコンタクト部(コンタクト部100)の模式的な構成を表したものである。図7(A)は、コンタクト部100の模式的な平面構成、図7(B)コンタクト部100の模式的な断面構成をそれぞれ表している。このコンタクト部100には、半導体膜15の幅A15と同じ幅(A170)を有するゲート配線(ゲート配線170W)が設けられている。この点において、コンタクト部100は、コンタクト部10と異なっている。
コンタクト部100では、コンタクト部10と同様に、第1領域10−1の半導体膜15が第2絶縁膜16に覆われているので、ゲート配線170Wをパターニングする際(図6A参照)に、半導体膜15が保護される。したがって、半導体膜15が、複数回ドライエッチングに曝されることに起因した、膜減りおよび消失等の発生が抑えられる。即ち、薄い半導体膜15を用いる際にも、安定して半導体膜15と下部電極13とを電気的に接続することができる。
上述のように、第1領域10−1では、半導体膜15上に第2絶縁膜お16よびゲート配線170Wが積層されているが、隣接する低抵抗領域15bから高濃度キャリアが拡散して、第1領域10−1にもキャリアの高濃度領域CH1が形成される。このため、第1領域10−1の半導体膜15も、導電体として機能するようになっている。
このように、第1領域10−1の半導体膜15の導電性は、低抵抗領域15bからの高濃度キャリアの拡散に依存するため、キャリアの拡散が不十分な場合、半導体膜15が導電体として機能しなくなるおそれがある。例えば、接続孔Hおよびゲート配線170W等に合わせずれが生じ、第1領域10−1の長さL1が大きくなると、十分に高濃度キャリアが拡散されないおそれがある。また、第1領域10−1の長さL1が設計通りであったとしても、高濃度キャリアの拡散に何らかの不具合が生じるおそれもある。
これに対し、半導体装置1では、ゲート配線17Wの幅A17が半導体膜15の幅A15よりも小さくなっており、第1領域10−1の半導体膜15の一部が第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出されている。これにより、高濃度領域CH1に加えて、露出された部分に由来した高濃度領域(後述の図8Aの高濃度領域CH2)が形成される。
図8Aは、コンタクト部10に形成される高濃度領域CH1,CH2を表したものである。図8Bは高濃度領域CH1による電流の導通経路、図8Cは高濃度領域CH2による電流の導通経路をそれぞれ矢印で表している。高濃度領域CH2は、例えば半導体膜15の幅方向の2か所に形成される。このように、高濃度領域CH1に加えて、高濃度領域CH2が形成されることにより、第1領域10−1の半導体膜15のキャリア濃度を十分に高め、電流の導通経路を増やすことができる。つまり、ゲート配線17Wと積層された部分の半導体膜15が、第1領域10−1と第2領域10−2との間で確実に導通する。したがって、合わせずれや高濃度キャリア拡散の不具合が生じたとしても、この影響を抑え、より確実に第1領域10−1の半導体膜15を導電体として機能させることが可能となる。
以上説明したように本実施の形態では、第1領域10−1のゲート配線17Wと半導体膜15との間に第2絶縁膜16を設けるようにしたので、ゲート配線17Wを形成する際に第1領域10−1の半導体膜15を保護することができる。また、第1領域10−1の半導体膜15の一部を、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出させるようにしたので、高濃度領域CH1に加えて、高濃度領域CH2を形成することができる。よって、第1領域10−1の半導体膜15のキャリア濃度を十分に高め、より確実に導電体として機能させることができる。即ち、コンタクト部10を有する半導体装置1では、コンタクトの安定性を高めることができる。
また、第1領域10−1の半導体膜15のキャリア濃度を高めることができるので、コンタクト抵抗を下げることが可能となる。
更に、接続孔Hおよびゲート配線17W等に合わせずれが生じても、安定して半導体膜15と下部電極13とを電気的に接続することができるので、製造の歩留まりを向上させることが可能となる。また、上記のように、コンタクト抵抗を下げることができるので、必要なコンタクト抵抗の値が容易に得られる。即ち、コンタクト抵抗の点でも製造の歩留まりを向上させることができる。
加えて、このように、ゲート配線17Wを介して半導体膜15と下部電極13とを電気的に接続するコンタクト部10は、上記のような簡易な方法で製造することができる。また、半導体膜15とゲート配線17Wとを接続する第2領域10−2と、ゲート配線17Wと下部電極13とを接続する第3領域10−3とが隣接して配置されているので、半導体装置1の高精細化を実現することが可能となる。
以下、本実施の形態の変形例および他の実施の形態について説明するが、以降の説明において上記実施の形態と同一構成部分については同一符号を付してその説明は適宜省略する。
<変形例1>
図9は、上記第1の実施の形態の変形例1に係るコンタクト部10の模式的な平面構成を表している。このコンタクト部10に設けられたゲート配線(ゲート配線17WT)は櫛歯状の平面形状を有している。この点を除き、変形例1のコンタクト部10は上記第1の実施の形態のコンタクト部10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
ゲート配線17WTは、複数の歯(歯T)を有しており、歯先が第1領域10−1に、歯元が第2領域10−2に配置されている。各々の歯Tは、例えば矩形の平面形状を有している。第1領域10−1の平面視で歯Tに重なる部分では、半導体膜15、第2絶縁膜16およびゲート配線17WTがこの順に積層され、隣り合う歯Tの間(隙間)部分では、半導体膜15が第2絶縁膜16およびゲート配線17WTから露出されている。ゲート配線17WTの幅A17は、例えば半導体膜15の幅A15と同じである。ゲート配線17WTの幅A17が、半導体膜15の幅A15よりも小さくなっていてもよく、あるいは、ゲート配線17WTの幅A17が、半導体膜15の幅A15よりも大きくなっていてもよい。接続孔Hの幅AHは、例えば、ゲート配線17WTの幅A17および半導体膜15の幅A15よりも大きくなっている。
図10は、ゲート配線17WTとともに、半導体膜15に形成される高濃度領域CH1H2を表している。このコンタクト部10では、高濃度領域CH1に加えて、隣り合う歯Tの隙間で露出された半導体膜15に由来する高濃度領域CH2が形成される。これにより、上記第1の実施の形態で説明したのと同様に、第1領域10−1の半導体膜15のキャリア濃度が高められる。また、複数の歯Tを設けることにより、第1の実施の形態のコンタクト部10に比べて、電流の導通経路を増加させることができる。したがって、第1領域10−1の半導体膜15を、より確実に導電体として機能させることができる。
また、第1領域10−1の長さL1を変えずに、高濃度領域CH2を増やすことができるので、より高精細な半導体装置1を実現することが可能となる。
ゲート配線17WTの歯Tの歯先は、直線状であってもよく(図9)、図11に示したように曲線状に丸まった形状であってもよい。
<変形例2>
図12は、上記第1の実施の形態の変形例2に係るコンタクト部10の模式的な平面構成を表している。このコンタクト部10に設けられたゲート配線(ゲート配線17WC)は十字状の平面形状を有している。この点を除き、変形例2のコンタクト部10は上記第1の実施の形態のコンタクト部10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
このゲート配線17WCは、電流の流れる方向(図12のX方向)に延在する基部(基部W)と、基部Wに接続された2つの付加部(付加部C)とを有している。基部Wと付加部Cとの接続部分は、第2領域10−2の接続孔Hに配置されている。2つの付加部Cは、基部Wの延在方向と交差する方向(例えば、図12のY方向)に設けられ、互いに反対方向(図12の上下方向)に延在している。この2つの付加部Cは、例えば矩形の平面形状を有し、第2領域10−2の接続孔Hから接続孔Hの外側に延在している。付加部Cは、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
半導体膜15は、この2つの付加部Cを含むゲート配線17WCよりも、広い幅を有している。換言すれば、第2領域10−2の接続孔Hの外側でも、このゲート配線17WCの付加部Cが半導体膜15上に設けられており、半導体膜15が、付加部Cの延在方向(図12のY方向)および幅方向(図12のX方向)から露出されている。半導体膜15と付加部Cとの間には第2絶縁膜16が介在している。即ち、第2領域10−2の接続孔Hの外側に、半導体膜15、第2絶縁膜16およびゲート配線17WC(付加部C)の積層構造が設けられ、半導体膜15の一部は第2絶縁膜16およびゲート配線17WCから露出されている。
図13は、ゲート配線17WCとともに、半導体膜15に形成される高濃度領域CH1H2を表している。このコンタクト部10では、高濃度領域CH1に加えて、第2領域10−2の接続孔Hの外側で露出された半導体膜15に由来する高濃度領域CH2が形成される。これにより、第2領域10−2の接続孔Hの外側の半導体膜15のキャリア濃度が高められ、第2領域10−2の接続孔Hの外側から接続孔Hへの電流の導通経路が形成される。このようなコンタクト部10では、電流の導通経路を増やすことにより、より確実にコンタクト部10の半導体膜15を導電体として機能させることができる。
また、第1領域10−1の長さL1を変えずに、高濃度領域CH2を増やすことができるので、高精細な半導体装置1を実現することが可能となる。
基部Wの端部および付加部Cの端部は、直線状であってもよく(図12)、図14に示したように曲線状に丸まった形状であってもよい。
<第2の実施の形態>
図15は、本技術の第2の実施の形態に係るコンタクト部(コンタクト部10A)の模式的な平面構成を表している。このコンタクト部10Aの第1領域10−1に配置されたゲート配線17Wの延在方向(図15のX方向)の端部(端部E17)は、その延在方向に対して、斜めに設けられている。この点を除き、第2の実施の形態のコンタクト部10Aは上記第1の実施の形態のコンタクト部10と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。コンタクト部10Aの断面構成は、図2(B)(C)に示したコンタクト部10の断面構成と同様である。
第1領域10−1のゲート配線17Wは、例えば略直角三角形の平面形状を有しており、この直角三角形の斜辺により、端部E17が形成されている。このようなゲート配線17Wの端部E17は、平面視で直線状に第1領域10−1を横切り、第2領域10−2に食い込むように設けられている。例えば、ゲート配線17Wの幅方向(図15のY方向)の一端の位置P1で、端部E17が第2領域10−2から最も遠い位置(第1領域10−1の始点)に配置され、ゲート配線17Wの幅方向の他端の位置P2では、端部E17が第2領域10−2に配置されている。第1領域10−1のうち、ゲート配線17Wが設けられた部分(図15の右下部)では、半導体膜15とゲート配線17Wとの間に第2絶縁膜16が介在している(図2(B)参照)。第1領域10−1に設けられた半導体膜15の一部(図15の左上部)は、第2絶縁膜16およびゲート配線17Wから露出されている(図2(C)参照)。このようなゲート配線17Wでは、その端部E17から第2領域10−2までの距離が、互いに異なる複数の値を有している。
図16を用いて、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの距離を説明する。例えば位置P1では、端部E17から第2領域10−2までの距離が第1領域10−1の長さL1と同じである。一方、位置P1と位置P2との間の位置P3、即ち、ゲート配線17Wの幅方向の中央近傍では、端部E17から第2領域10−2までの距離が長さL1よりも短い距離(長さLs)となる。位置P1から位置P3(または位置P2)に近づくにつれて、端部E17から第2領域10−2までの距離は、連続的に小さくなっている。換言すれば、ゲート配線17Wには、端部E17から第2領域10−2までの距離が、第1領域10−1の長さL1よりも小さくなる位置(例えば、位置P3)が存在する。このため、長さL1で高濃度キャリアの拡散が十分になされなかったとしても、半導体膜15に効率的に高濃度キャリアが拡散される。以下、これについて説明する。
図17は、図7と同様の比較例に係るコンタクト部100の模式的な平面構成を表している。このコンタクト部100に設けられたゲート配線170Wの端部(端部E170)は、ゲート配線170Wの延在方向(図17のX方向)に対して、直交する方向(図17のY方向)に設けられている。したがって、ゲート配線170Wの端部E170から第2領域10−2までの距離は、どの位置であっても、第1領域10−1の長さL1と同じとなる。このようなコンタクト部100では、半導体膜15に長さL1で高濃度キャリアを十分に拡散させることができない場合に、半導体膜15が導電体として機能せず、半導体膜15と下部電極13とのコンタクトが不安定になるおそれがある。
これに対し、コンタクト部10Aでは、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの距離が、より短い位置(例えば、位置P3)が存在する。これにより、仮に、半導体膜15に長さL1で高濃度キャリアを十分に拡散させることができない場合であっても、より短い距離(例えば、長さLs)で半導体膜15に高濃度キャリアを効率的に拡散させることが可能となる。したがって、第1領域10−1の半導体膜15のキャリア濃度が十分に高められる。
以上説明したように本実施の形態では、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの距離が、互いに異なる複数の値を有しているので、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの距離がより短い位置(例えば、位置P3)で、第1領域10−1の半導体膜15に効率的に高濃度キャリアを拡散することができる。よって、第1領域10−1の半導体膜15のキャリア濃度を十分に高め、より確実に導体として機能させることができる。即ち、コンタクト部10Aを有する半導体装置1では、コンタクトの安定性を高めることができる。また、上記第1の実施の形態のコンタクト部10と同様に、第1領域10−1のゲート配線17Wと半導体膜15との間に第2絶縁膜16が設けられているので、ゲート配線17Wを形成する際に第1領域10−1の半導体膜15を保護することができる。
<変形例3>
図18に示したように、ゲート配線17Wの端部E17が第2領域10−2に食い込まず、ゲート配線17Wの端部E17が全て第1領域10−1に設けられていてもよい(変形例3)。このとき、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの最小の距離(図18の位置P2での距離、長さLE)は、5μmよりも最も小さくなっていることが好ましい。高濃度キャリアを十分に拡散させるためである。
<変形例4>
図19は、上記第2の実施の形態の変形例4に係るコンタクト部10Aの模式的な平面構成を表している。このコンタクト部10Aに設けられたゲート配線(ゲート配線17WS)は平面視で線対称の形状を有している。この点を除き、変形例4のコンタクト部1A0は上記第2の実施の形態のコンタクト部10Aと同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
ゲート配線17WSは、その延在方向(図19のX方向)に対称軸を有している。ゲート配線17WSの幅方向(図19のY方向)の両端(位置P4,P4’)で、端部E17が第2領域10−2から最も遠い位置に配置され、ゲート配線17WSの幅方向の中央部(位置P5,P5’)で、端部E17が第2領域10−2に配置されている。位置P4と位置P5との間に位置P6、位置P4’と位置P5’との間に位置P6’がそれぞれ設けられている。位置P6に対応する点が、位置P6’である。位置P6,P6’では、端部E17から第2領域10−2までの距離が互いに等しく、また、第1領域10−1の長さL1よりも小さくなっている。
このように、ゲート配線17WSの端部E17から第2領域10−2までの距離が、2つの位置(例えば位置P6,P6’)で等しくなっていてもよい。また、ゲート配線17WSの平面形状は線対称でなくてもよく、2つ以上の位置でゲート配線17WSの端部E17から第2領域10−2までの距離が等しくなるようにしてもよい。このようなゲート配線17WSも、上記第2の実施の形態で説明したのと同様に、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの距離がより短い位置(例えば、位置P6,P6’)で、第1領域10−1の半導体膜15に効率的に高濃度キャリアを拡散することができる。したがって、第1領域10−1の半導体膜15のキャリア濃度を高め、より確実に導体として機能させることができる。
図20は、平面視で線対称の形状を有するゲート配線17WSの他の例を表している。このように、ゲート配線17WSの端部E17が、曲線状に丸まった形状を有していてもよい。
<変形例5>
図21は、上記第2の実施の形態の変形例5に係るコンタクト部10Aの模式的な平面構成を表している。このコンタクト部10Aに設けられたゲート配線(ゲート配線17WTA)は櫛歯状の平面形状を有している。この点を除き、変形例5のコンタクト部10Aは上記第2の実施の形態のコンタクト部10Aと同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
ゲート配線17WTAは、複数の歯(歯TA)を有している。この歯TAは、例えば、略直角三角形の平面形状を有しており、歯TAの頂点、即ち歯先が第1領域10−1に配置され、歯TAの底辺、即ち歯元が第2領域10−2に配置されている。したがって、各々の歯TAの斜辺が、第1領域10−1から第2領域10−2に向かって設けられ、この歯TAの斜辺により、ゲート配線17WTAの端部E17から第2領域10−2までの距離が変化するようになっている。
このようなゲート配線17WTAも、上記第2の実施の形態で説明したのと同様に、ゲート配線WTAの端部E17から第2領域10−2までの距離がより短い位置で、第1領域10−1の半導体膜15に効率的に高濃度キャリアを拡散することができる。また、複数の歯TAを設けることにより、第2の実施の形態のコンタクト部10Aに比べて、電流の導通経路を増加させることができる。したがって、第1領域10−1の半導体膜15を、より確実に導電体として機能させることができる。
また、第1領域10−1の長さL1を変えずに、電流の導通経路を増やすことができるので、高精細な半導体装置1を実現することが可能となる。
<変形例6>
図22は、上記第2の実施の形態の変形例6に係るコンタクト部10Aの模式的な平面構成を表している。このコンタクト部10Aに設けられたゲート配線(ゲート配線17WCA)は略星型の平面形状を有している。この点を除き、変形例6のコンタクト部10Aは上記第2の実施の形態のコンタクト部10Aと同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
このゲート配線17WCAは、電流の流れる方向(図22のX方向)に延在する基部(基部WA)と、基部WAに接続された2つの付加部(付加部CA)とを有している。基部WAと付加部CAとの接続部は、第2領域10−2の接続孔Hに配置されている。2つの付加部CAは、基部Wの延在方向と交差する方向(例えば図22のY方向)に設けられ、互いに反対方向(図22の上下方向)に延在している。この2つの付加部CAは、例えば略直角三角形の平面形状を有しており、第2領域10−2に設けられている。付加部CAの底辺が接続孔Hに配置され、付加部CAの頂点が接続孔Hの外側に配置されている。即ち、ゲート配線17WCA(付加部CA)の端部E17は、第2領域10−2の接続孔Hの外側にも設けられ、付加部CAの斜辺により、端部E17から接続孔Hまでの距離が変化するようになっている。付加部CAは、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
半導体膜15は、この2つの付加部CAを含むゲート配線17WCAよりも、広い幅を有している。換言すれば、第2領域10−2の接続孔Hの外側でも、このゲート配線17WCAの付加部CAが半導体膜15上に設けられている。この半導体膜15と付加部CAとの間には第2絶縁膜16が介在している。第2領域10−2の接続孔Hの外側に設けられた半導体膜15の一部は、第2絶縁膜16および付加部CA(ゲート配線17WCA)から露出されている。
このコンタクト部10Aでは、第2領域10−2の接続孔Hの外側に設けられたゲート配線17WCA(付加部CA)の端部E17から接続孔Hまでの距離が変化するので、第2領域10−2の接続孔Hの外側からも、より短い距離で高濃度キャリアが拡散される。このため、第2領域10−2の接続孔Hの外側の半導体膜15のキャリア濃度が高められ、第2領域10−2の接続孔Hの外側から接続孔Hへの電流の導通経路が形成される。このようなコンタクト部10Aでは、電流の導通経路を増やすことにより、より確実にコンタクト部10の半導体膜15を導電体として機能させることができる。
また、第1領域10−1の長さL1を変えずに、電流の導通経路を増やすことができるので、高精細な半導体装置1を実現することが可能となる。
<適用例1>
上記実施の形態および変形例において説明した半導体装置)は、例えば表示装置(後述の図23の表示装置2A)および撮像装置(後述の図24の撮像装置2B)等の駆動回路に用いることができる。
図23は、表示装置2Aの機能ブロック構成を示したものである。表示装置2Aは、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、映像として表示するものであり、上述した有機ELディスプレイの他にも、例えば液晶ディスプレイなどにも適用される。表示装置2Aは、例えばタイミング制御部31と、信号処理部32と、駆動部33と、表示画素部34とを備えている。
タイミング制御部31は、各種のタイミング信号(制御信号)を生成するタイミングジェネレータを有しており、これらの各種のタイミング信号を基に、信号処理部32等の駆動制御を行うものである。信号処理部32は、例えば、外部から入力されたデジタルの映像信号に対して所定の補正を行い、それにより得られた映像信号を駆動部33に出力するものである。駆動部33は、例えば走査線駆動回路および信号線駆動回路などを含んで構成され、各種制御線を介して表示画素部34の各画素を駆動するものである。表示画素部34は、例えば有機EL素子または液晶表示素子等の表示素子と、表示素子を画素毎に駆動するための画素回路とを含んで構成されている。これらのうち、例えば、駆動部33または表示画素部34の一部を構成する各種回路に、上述の半導体装置が用いられる。
図24は、撮像装置2Bの機能ブロック構成を示したものである。撮像装置2Bは、例えば画像を電気信号として取得する固体撮像装置であり、例えばCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから構成されている。撮像装置2Bは、例えばタイミング制御部35と、駆動部36と、撮像画素部37と、信号処理部38とを備えている。
タイミング制御部35は、各種のタイミング信号(制御信号)を生成するタイミングジェネレータを有しており、これらの各種のタイミング信号を基に、駆動部36の駆動制御を行うものである。駆動部36は、例えば行選択回路、AD変換回路および水平転送走査回路などを含んで構成され、各種制御線を介して撮像画素部37の各画素から信号を読み出す駆動を行うものである。撮像画素部37は、例えばフォトダイオードなどの撮像素子(光電変換素子)と、信号読み出しのための画素回路とを含んで構成されている。信号処理部38は、撮像画素部37から得られた信号に対して様々な信号処理を施すものである。これらのうち、例えば、駆動部36または撮像画素部37の一部を構成する各種回路に、上述の半導体装置が用いられる。
<電子機器の例>
上記表示装置2Aおよび撮像装置2B等は、様々なタイプの電子機器に用いることができる。図25に、電子機器3の機能ブロック構成を示す。電子機器3としては、例えばテレビジョン装置、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、タブレット型PC、携帯電話機、デジタルスチルカメラおよびデジタルビデオカメラ等が挙げられる。
電子機器3は、例えば上述の表示装置2A(または撮像装置2B)と、インターフェース部40とを有している。インターフェース部40は、外部から各種の信号および電源等が入力される入力部である。このインターフェース部40は、また、例えばタッチパネル、キーボードまたは操作ボタン等のユーザインターフェースを含んでいてもよい。
以上、実施の形態等を挙げて説明したが、本技術は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態等に記載した各層の材料および厚みは列挙したものに限定されるものではなく、他の材料および厚みとしてもよい。
例えば、上記第2の実施の形態等では、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの距離が連続的に変化する場合について説明したが、図26〜図28に示したように、ゲート配線17Wの端部E17から第2領域10−2までの距離が段階的に変化するようにしてもよい。また、図29に示したように、ゲート配線17Wの端部E17が平面視で曲線状に設けられていてもよい。
更に、上記実施の形態等では、コンタクト部10が、トランジスタTrと保持容量Csとを接続する場合を例に挙げて説明したが、コンタクト部10は、その他の素子間に適用させることも可能である。
上記実施の形態等において説明した効果は一例であり、本開示の効果は、他の効果であってもよいし、更に他の効果を含んでいてもよい。
尚、本技術は以下のような構成を取ることも可能である。
(1)
所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられた第1配線と、
少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、
前記第1領域では、前記半導体膜の一部が前記絶縁膜および前記第1配線から露出されている
半導体装置。
(2)
少なくとも前記第1領域では、前記第1配線の幅が前記半導体膜の幅よりも小さい
前記(1)記載の半導体装置。
(3)
所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられ、前記第1領域に端部を有する第1配線と、
少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、
前記第1配線の前記端部から前記第2領域までの距離は、互いに異なる複数の値を有する
半導体装置。
(4)
前記第1領域では、前記第1配線の前記端部から前記第2領域までの距離が連続的に変化する
前記(3)記載の半導体装置。
(5)
前記第1領域の前記第1配線は、線対称の平面形状を有している
前記(3)記載の半導体装置。
(6)
前記第1配線の前記端部は平面視で曲線状に丸まっている
前記(3)記載の半導体装置。
(7)
前記第1配線の前記端部は直線状の平面形状を有している
前記(3)ないし(5)のうちいずれか1つに記載の半導体装置。
(8)
前記第1領域の前記第1配線は、直角三角形の平面形状を有する
前記(3)または(4)記載の半導体装置。
(9)
更に、前記第2領域および前記第3領域に設けられた接続孔を有し、
前記接続孔で、前記半導体膜が前記第1配線に接するとともに、前記第2配線が前記第1配線に接している
前記(1)ないし(8)のうちいずれか1つに記載の半導体装置。
(10)
前記接続孔の幅が、前記第1配線の幅よりも大きい
前記(9)記載の半導体装置。
(11)
前記接続孔の幅が、前記半導体膜の幅よりも大きい
前記(9)または(10)記載の半導体装置。
(12)
前記接続孔内で、前記第1配線から露出された前記半導体膜は消失している
前記(10)記載の半導体装置。
(13)
前記第2領域は、前記接続孔の外側に、前記半導体膜、前記絶縁膜および前記第1配線を有し、
前記接続孔の外側の前記第2領域でも、前記半導体膜の一部が前記絶縁膜および前記第1配線から露出されている
前記(9)ないし(12)のうちいずれか1つに記載の半導体装置。
(14)
更に、前記第2領域および前記第3領域に設けられた接続孔と、
前記第2領域のうち、前記接続孔の外側に配置された前記第1配線の前記端部とを有し、
前記接続孔で、前記半導体膜が前記第1配線に接するとともに、前記第2配線が前記第1配線に接し、
前記接続孔の外側に配置された前記第1配線の前記端部から前記接続孔までの距離が、互いに異なる複数の値を有する
前記(3)記載の半導体装置。
(15)
前記第1領域の前記第1配線は、櫛歯状の平面形状を有している
前記(1)または(3)記載の半導体装置。
(16)
更に、トランジスタを有し、
前記半導体膜には、前記トランジスタのチャネル領域が設けられている
前記(1)ないし(15)のうちいずれか1つに記載の半導体装置。
(17)
前記トランジスタは、前記基板上に、前記半導体膜、ゲート絶縁膜およびゲート電極をこの順に有し、
前記ゲート絶縁膜は、前記絶縁膜と同一の構成材料を含むとともに、前記絶縁膜と同一の厚みを有し、
前記ゲート電極は、前記第1配線と同一の構成材料を含むとともに、前記第1配線と同一の厚みを有する
前記(16)記載の半導体装置。
(18)
更に、保持容量を有し、
前記第2配線は、前記保持容量の一方の電極を構成する
前記(1)ないし(17)のうちいずれか1つに記載の半導体装置。
(19)
表示素子および前記表示素子を駆動する半導体装置を備え、
前記半導体装置は、
所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられた第1配線と、
少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを含み、
前記第1領域では、前記半導体膜の一部が前記絶縁膜および前記第1配線から露出されている
表示装置。
(20)
表示素子および前記表示素子を駆動する半導体装置を備え、
前記半導体装置は、
所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられ、前記第1領域に端部を有する第1配線と、
少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを含み、
前記第1配線の前記端部から前記第2領域までの距離は、互いに異なる複数の値を有する
表示装置。
1…半導体装置、Tr…トランジスタ、Cs…保持容量、10…コンタクト部、10−1…第1領域、10−2…第2領域、10−3…第3領域、11…基板、12,12A,12B…UC膜、13…下部電極、14…第1絶縁膜、15…半導体膜、15a…チャネル領域、15b…低抵抗領域、15d…消失領域、15C…上部電極、16…第2絶縁膜、17…ゲート電極、17W,17WT,17WTA,17WC,17WCA,17WS…ゲート配線、18…金属酸化膜、19,19A,19B,19C…層間絶縁膜、21…ソース・ドレイン電極、2A…表示装置、2B…撮像装置、3…電子機器、31,35…タイミング制御部、32,38…信号処理部、33,36…駆動部、34…表示画素部、37…撮像画素部、40…インターフェース部、E17…端部、L1,Ls…長さ、A15,A17,AH…幅、H…接続孔。

Claims (20)

  1. 所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
    前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられた第1配線と、
    少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
    前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
    前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、
    前記第1領域では、前記半導体膜の一部が前記絶縁膜および前記第1配線から露出されている
    半導体装置。
  2. 少なくとも前記第1領域では、前記第1配線の幅が前記半導体膜の幅よりも小さい
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
    前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられ、前記第1領域に端部を有する第1配線と、
    少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
    前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
    前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを備え、
    前記第1配線の前記端部から前記第2領域までの距離は、互いに異なる複数の値を有する
    半導体装置。
  4. 前記第1領域では、前記第1配線の前記端部から前記第2領域までの距離が連続的に変化する
    請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記第1領域の前記第1配線は、線対称の平面形状を有している
    請求項3記載の半導体装置。
  6. 前記第1配線の前記端部は平面視で曲線状に丸まっている
    請求項3記載の半導体装置。
  7. 前記第1配線の前記端部は直線状の平面形状を有している
    請求項3記載の半導体装置。
  8. 前記第1領域の前記第1配線は、直角三角形の平面形状を有する
    請求項3記載の半導体装置。
  9. 更に、前記第2領域および前記第3領域に設けられた接続孔を有し、
    前記接続孔で、前記半導体膜が前記第1配線に接するとともに、前記第2配線が前記第1配線に接している
    請求項1記載の半導体装置。
  10. 前記接続孔の幅が、前記第1配線の幅よりも大きい
    請求項9記載の半導体装置。
  11. 前記接続孔の幅が、前記半導体膜の幅よりも大きい
    請求項9記載の半導体装置。
  12. 前記接続孔内で、前記第1配線から露出された前記半導体膜は消失している
    請求項10記載の半導体装置。
  13. 前記第2領域は、前記接続孔の外側に、前記半導体膜、前記絶縁膜および前記第1配線を有し、
    前記接続孔の外側の前記第2領域でも、前記半導体膜の一部が前記絶縁膜および前記第1配線から露出されている
    請求項9記載の半導体装置。
  14. 更に、前記第2領域および前記第3領域に設けられた接続孔と、
    前記第2領域のうち、前記接続孔の外側に配置された前記第1配線の前記端部とを有し、
    前記接続孔で、前記半導体膜が前記第1配線に接するとともに、前記第2配線が前記第1配線に接し、
    前記接続孔の外側に配置された前記第1配線の前記端部から前記接続孔までの距離が、互いに異なる複数の値を有する
    請求項3記載の半導体装置。
  15. 前記第1領域の前記第1配線は、櫛歯状の平面形状を有している
    請求項1記載の半導体装置。
  16. 更に、トランジスタを有し、
    前記半導体膜には、前記トランジスタのチャネル領域が設けられている
    請求項1記載の半導体装置。
  17. 前記トランジスタは、前記基板上に、前記半導体膜、ゲート絶縁膜およびゲート電極をこの順に有し、
    前記ゲート絶縁膜は、前記絶縁膜と同一の構成材料を含むとともに、前記絶縁膜と同一の厚みを有し、
    前記ゲート電極は、前記第1配線と同一の構成材料を含むとともに、前記第1配線と同一の厚みを有する
    請求項16記載の半導体装置。
  18. 更に、保持容量を有し、
    前記第2配線は、前記保持容量の一方の電極を構成する
    請求項1記載の半導体装置。
  19. 表示素子および前記表示素子を駆動する半導体装置を備え、
    前記半導体装置は、
    所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
    前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられた第1配線と、
    少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
    前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
    前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを含み、
    前記第1領域では、前記半導体膜の一部が前記絶縁膜および前記第1配線から露出されている
    表示装置。
  20. 表示素子および前記表示素子を駆動する半導体装置を備え、
    前記半導体装置は、
    所定の方向に沿って、第1領域、第2領域および第3領域がこの順に隣接して設けられた基板と、
    前記基板上の前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域に設けられ、前記第1領域に端部を有する第1配線と、
    少なくとも一部に低抵抗領域を有し、かつ、前記第1領域では、前記第1配線と前記基板との間に設けられるとともに、前記第2領域では、前記第1配線に接する半導体膜と、
    前記半導体膜よりも、前記基板に近い位置に設けられ、前記第3領域で前記第1配線に接する第2配線と、
    前記第1領域の前記第1配線と前記半導体膜との間に設けられた絶縁膜とを含み、
    前記第1配線の前記端部から前記第2領域までの距離は、互いに異なる複数の値を有する
    表示装置。
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