JP2018121249A - 発音器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイヤフラムを押さえる治具を使用せずに気密検査を行うことが可能な発音器を提供する。【解決手段】ダイヤフラム72を振動させて音を発生させる発音器であって、放音孔84によって大気に開放された第1空間5、および、ダイヤフラム72によって第1空間5と隔てられた第2空間6が内部に形成された筐体1と、ダイヤフラム72に対向するようにダイヤフラム72から離された状態で第1空間5に配置された遮蔽板28と、を備え、第1空間5と第2空間6との圧力差によってダイヤフラム72が第1空間5に向かって変位したとき、ダイヤフラム72が遮蔽板28に接触することによって、ダイヤフラム72の変形が制限される。【選択図】図2

Description

本発明は、発音器に関するものである。
従来、車両用警報器や車両用接近通報装置等に用いられる車両用発音器として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された車両用発音器では、音響性能と水や雪の侵入防止機能を両立させる目的で、ベース筐体の内部においてダイヤフラムの手前に遮蔽板が設置されている。
特開2016−25558号公報
発音器は密閉製品であり、発音器の防水性能および密閉性能の保証のために気密検査が行われる。この気密検査では、空気圧によるダイヤフラムの反転などを抑制し、検査結果を安定させるために、治具などでダイヤフラムを押さえる必要がある。
しかしながら、ベース筐体の内部においてダイヤフラムの手前に遮蔽板が設置された構成では、治具を用いてダイヤフラムを押さえるためには、遮蔽板を取り外す必要があり、部品数の増加や金型費の上昇につながる。
本発明は上記点に鑑みて、ダイヤフラムを押さえる治具を使用せずに気密検査を行うことが可能な発音器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ダイヤフラム(72)を振動させて音を発生させる発音器であって、放音孔(84)によって大気に開放された第1空間(5)、および、ダイヤフラムによって第1空間と隔てられた第2空間(6)が内部に形成された筐体(1)と、ダイヤフラムに対向するようにダイヤフラムから離された状態で第1空間に配置された遮蔽板(28)と、を備え、第1空間と第2空間との圧力差によってダイヤフラムが第1空間に向かって変位したとき、ダイヤフラムが遮蔽板に接触することによって、ダイヤフラムの変形が制限される。
これによれば、ダイヤフラムと遮蔽板との接触によってダイヤフラムの変形が制限され、遮蔽板がダイヤフラムを押さえる治具の代わりとなる。したがって、ダイヤフラムを押さえる治具を使用せずに気密検査を行うことが可能となる。
また、請求項11に記載の発明では、ダイヤフラムを振動させる駆動部(73)を備え、ダイヤフラムと、遮蔽板のうちダイヤフラムに接触する接触面との間の距離は、駆動部によってダイヤフラムが振動するときのダイヤフラムの変位量よりも大きくされている。
このような構成によれば、発音動作によるダイヤフラムと遮蔽板との接触を抑制することができる。
また、請求項12に記載の発明では、駆動部は、ダイヤフラムのうち第2空間に向かって立設された筒状の芯部(75)と、芯部に巻かれたボイスコイル(76)と、芯部と軸方向が一致する筒状の空間(776)が内部に形成されており、ボイスコイルに磁界を印加することで、芯部を空間にはめ込まれた状態で変位させる磁気回路部(77)と、を備え、ダイヤフラムの変位量は、芯部が空間にはめ込まれた状態が維持される範囲によって規定される。
ダイヤフラムの変位量は、例えばこのように芯部が空間にはめ込まれた状態が維持される範囲によって規定され、この変位量よりもダイヤフラムと遮蔽板との距離を大きくすることによって、発音動作によるダイヤフラムと遮蔽板との接触を抑制することができる。
また、請求項10に記載の発明では、ダイヤフラムと、遮蔽板のうちダイヤフラムに接触する接触面との間の距離は、1mm以上6mm以下とされている。
このように遮蔽板とダイヤフラムとの距離を1mm以上6mm以下とすることによっても、発音動作によるダイヤフラムと遮蔽板との接触を抑制することができる。
また、請求項6に記載の発明では、ダイヤフラムの変形は、ダイヤフラムの内周部の外縁が遮蔽板の内周部の外縁に接触することによって制限され、ダイヤフラムの変形が遮蔽板によって制限されたとき、ダイヤフラムの内周部と遮蔽板の内周部との間に隙間が形成される。
ダイヤフラムの内周部は強度が低いが、ダイヤフラムの内周部と遮蔽板の内周部が外縁で接触し、これらの間に隙間が形成されるようにすることで、ダイヤフラムの変形や破損を抑制することができる。
また、請求項7に記載の発明では、ダイヤフラムは、内周部の外縁から第2空間に向かって立設された立設部(75)を備え、ダイヤフラムの変形が遮蔽板によって制限されたとき、ダイヤフラムは、立設部が形成された部分において遮蔽板に接触する。
このように、ダイヤフラムが、立設部が形成されて強度が向上した部分において遮蔽板に接触することにより、ダイヤフラムの変形や破損を抑制することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる発音器の全体構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は下面図である。 図1(a)のII−II線に沿う断面図である。 図2の発音体の拡大図である。 図1の発音器におけるカバーを外した状態の正面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 図6のVII部分を拡大した拡大図である。 図2の発音体の拡大図である。 第1実施形態の変形例における発音体の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1〜8を用いて説明する。本実施形態の発音器は、例えば自動車の車室外に設置され、警報音を発生させるために使用される。図2に示すように、発音器は、内部に2つの空間が形成された筐体1を備えている。
具体的には、図1、図2に示すように、筐体1は、それぞれ樹脂製のベース2と、カバー3と、ケース4とで構成されている。ベース2は、略円筒状のベース筒部21を備え、このベース筒部21の一端側開口部に、この開口部を覆う円板状のカバー3が嵌合されており、ベース筒部21の他端側開口部に、円板状のケース4が接着にて気密的に接合されている。
そして、図2に示すように、ベース筒部21内の空間は、ベース筒部21内に設けられた隔壁22により軸方向に2分割されており、ベース筒部21と隔壁22とカバー3とによって第1空間5が形成され、ベース筒部21と隔壁22とケース4とによって第2空間6が形成されている。
図2、図4に示すように、隔壁22には、第1空間5と第2空間6とを連通させる円形の貫通孔23が形成されている。そして、図2に示すように、電気信号に基づいて音を発生させる発音体7が、貫通孔23を塞ぐようにして第2空間6に配置されている。後述するように、貫通孔23は、発音体7のダイヤフラム72によって塞がれており、第2空間6は、ダイヤフラム72によって第1空間5と隔てられている。
また、図4、図5に示すように、隔壁22には、貫通孔23と離れた場所に通気孔24が形成されている。通気孔24は、温度変化によって第1空間5と第2空間6との間に圧力差が発生することを抑制するためのものである。通気孔24には、通気膜25が張られている。通気膜25は、空気を通し、水を遮断するものであり、例えばゴアテックス(登録商標)で構成される。
図2、図4に示すように、隔壁22の開口端には、貫通孔23を囲み隔壁22からカバー3側に向かって突出する円筒状の遮蔽筒部26が接続されている。遮蔽筒部26のうちカバー3側の開口部端面よりも隔壁22に近い部分には、梁状の連結部27が接続されている。連結部27は、遮蔽筒部26から貫通孔23の半径方向内側に向かって延設されており、遮蔽筒部26は、連結部27を介して遮蔽板28に接続されている。
遮蔽板28は、高圧洗車時の水流やカバー3の表面に付着した雪が発音体7に到達することを抑制し、水の付着による発音体7の破損を防止するためのものであり、筐体1の内部において、後述する放音孔84とダイヤフラム72との間に配置されている。
また、遮蔽板28は、気密検査の際にダイヤフラム72が変位したとき、ダイヤフラム72に接触し、ダイヤフラム72の変形を制限するものである。図2、図5に示すように、遮蔽板28は、ダイヤフラム72に対向するように、ダイヤフラム72と離された状態で第1空間5に配置されており、ダイヤフラム72に対応した形状とされている。
具体的には、遮蔽板28の内周部281は、ダイヤフラム72とは反対側に向かって凸となるドーム状とされている。また、外周部282は、ダイヤフラム72とは反対側に傾斜している。具体的には、外周部282は、内周部281の外縁から第1空間5側に向かって広がる中空の円錐台形状とされており、半径方向に沿った断面が半径方向の内側に向かって凸となるように湾曲している。そして、内周部281、外周部282が、それぞれ、後述するダイヤフラム72の内周部721、外周部722に対向している。
本実施形態では、遮蔽板28は、内周部281の外縁、および、外周部282において、ダイヤフラム72に接触する。外周部282は、ダイヤフラム72が変形したときの外周部722に対応した形状とされており、これにより、ダイヤフラム72の破損が抑制される。
内周部281は、ベース筒部21の軸方向において隔壁22よりもケース4に近い位置にあり、外周部282は、貫通孔23を通るように配置されている。外周部282のうち内周部281とは反対側の端部は、カバー3側に向かって突出する円筒状とされており、図2に示すように、外周部282は、円筒状とされた端部において連結部27に接続されている。
図4に示すように、本実施形態では、連結部27は複数形成されており、遮蔽筒部26と、複数の連結部27と、遮蔽板28とによって、発音体7が発生させた音を通過させる音通路81が複数形成されている。
また、遮蔽板28には、内周部281の外縁からカバー3側に向かって突出する円筒部283が形成されている。図2に示すように、外周部282、円筒部283、およびカバー3によって共鳴室82が形成され、内周部281、円筒部283、およびカバー3によって共鳴室83が形成されている。発音体7が発生させた音の音圧は、共鳴室82および共鳴室83によって増幅される。
図1、図2、図4に示すように、ベース筒部21の外側には、発音体7を図示しない外部ハーネスに電気的に接続するための略四角筒状のコネクタ29が形成されている。図2に示すように、ベース筒部21のうちコネクタ29が形成された部分には、ベース筒部21を貫通してコネクタ29の内部と第2空間6とを接続する貫通孔が形成されており、この貫通孔を通るようにターミナル9が配置されている。
ターミナル9は、ベース筒部21の内部において、接着剤によってベース筒部21に固定されており、ターミナル9を配置するために形成された貫通孔は、この接着剤とターミナル9とによって塞がれている。ターミナル9は、第2空間6において後述するリードピン78に接続されている。
図1、図2に示すように、カバー3は、ベース筒部21に対応して円板状とされている。カバー3のうち連結部27および放音孔81に対向する部分には、筐体1の内部に向かって突出した突出部31が形成されている。カバー3のうち突出部31よりも内側の部分には、発音体7が発生させた音を外部に放出するための円形状の貫通孔32が形成されている。貫通孔32の開口端部には、梁状の連結部33が接続されている。
連結部33は、貫通孔32の半径方向内側に向かって延設され、遮蔽板34に接続されている。遮蔽板34は、円板状とされており、遮蔽板28の円筒部283を覆うように配置されている。
図1に示すように、本実施形態では、連結部33が複数形成されており、複数の連結部33によって貫通孔32が分けられることにより、複数の放音孔84が形成されている。放音孔84は、第1空間5を大気に開放し、発音体7が発生させた音を外部に放出するものである。
図2に示すように、カバー3のうち、突出部31よりも半径方向外側に位置する部分には、隔壁22に向かって突出する円筒状の筒部35が形成されている。筒部35は、第1空間5のうち、隔壁22に対応する部分に配置されており、筒部35の先端は、ベース筒部21と、隔壁22と、遮蔽筒部26とで囲まれた部分に配置されている。
これにより、発音体7が発生させた音の音圧を増幅させる共鳴室が形成されている。具体的には、ベース筒部21と、隔壁22と、カバー3の外周部と、筒部35とによって共鳴室85が形成されており、隔壁22と、遮蔽筒部26と、カバー3の外周部と、突出部31と、筒部35とによって共鳴室86が形成されている。なお、突出部31の一部は、半径方向外側に向かって突出し、筒部35に連結されている。
上記のように、第1空間5には、発音体7が発生させた音の音圧を増幅する共鳴室82、83、85、86が形成されている。このように複数の共鳴室を形成することにより、広い周波数帯域において大きな音圧を得ることができる。
図2、図3に示すように、発音体7は、略段付円筒状のフレーム71と、ダイヤフラム72と、ダイヤフラム72を振動させる駆動部73とを備えている。フレーム71は軸方向の両端部において開口しており、フレーム71の2つの開口部のうち開口幅が広い方は、ダイヤフラム72によって塞がれている。
フレーム71は、ダイヤフラム72によって開口部が塞がれた側の端部において、隔壁22に接着にて気密的に接合されている。そして、フレーム71には、フレーム71の内部と外部とを連通させる貫通孔74が形成されており、フレーム71の内部の空間によって第2空間6の一部が構成されている。すなわち、第2空間6は、隔壁22およびダイヤフラム72によって第1空間5と隔てられている。
図3、図5に示すように、ダイヤフラム72の内周部721は、第1空間5側に向かって凸となるドーム状とされている。また、ダイヤフラム72の外周部722は、第1空間5側に傾斜している。具体的には、外周部722は、内周部721の外縁から第1空間5側に向かって広がる中空の円錐台形状とされており、半径方向に沿った断面が半径方向の内側に向かって凸となるように湾曲している。
内周部721、外周部722は、それぞれ、遮蔽板28の内周部281、外周部282に対向している。また、内周部721と内周部281の外縁は同じ形状とされている。具体的には、内周部721の外縁は円形状とされており、内周部281の外縁は、内周部721の外縁と直径が等しい円形状とされている。
後述するように、発音器の気密検査の際には、内周部721が第1空間5に向かって変位し、ダイヤフラム72は第1空間5側に膨らむように変形し、遮蔽板28に接触する。具体的には、図6、図7に示すように、外周部722が外周部282に接触する。
また、前述したように、本実施形態では、内周部721と内周部281の外縁は同じ形状とされている。そして、ダイヤフラム72および遮蔽板28は、上記のようにダイヤフラム72が変形したとき、内周部721の外縁が内周部281の外縁に接触するように配置されている。
また、本実施形態では、上記のようにダイヤフラム72が変形したとき、内周部721と内周部281との間に隙間が形成されるように、内周部281は、内周部721よりも曲率が高くされている。
後述するように、発音体7では、ダイヤフラム72の振動によって音が発生する。音圧が十分に大きい音を発生させるためには、ダイヤフラム72と遮蔽板28との距離をある程度大きくすることが必要となる。また、ダイヤフラム72のうち遮蔽板28に接触する面と、遮蔽板28のうちダイヤフラム72に接触する面との距離は、発音動作によってダイヤフラム72が遮蔽板28に接触しないように、発音動作によるダイヤフラム72の変位量よりも大きくされている。
例えば、ダイヤフラム72のうち遮蔽板28に接触する面と、遮蔽板28のうちダイヤフラム72に接触する面との間の距離が1mm以上6mm以下であることが好ましい。本実施形態では、外周部282と外周部722との距離が2mmとされている。
また、ダイヤフラム72のうち遮蔽板28に接触する面と、遮蔽板28のうちダイヤフラム72に接触する面との間の距離は、気密検査の際にダイヤフラム72が変位したとき、後述するボビン75が空間776にはめ込まれた状態が維持されるように設定されていることが好ましい。これは、気密検査の後、ダイヤフラム72の変位により、ボビン75が空間776内の元の位置に戻る必要があるからである。例えば、ボビン75の軸方向の寸法や、後述するトッププレート772の厚さを調整することにより、ボビン75が空間776にはめ込まれた状態が維持される。ただし、ダイヤフラム72の復元力によってボビン75が元の位置に戻る場合には、図8に示すように、気密検査でのダイヤフラム72の変位によりボビン75が空間776から外れた状態となってもよい。
また、本実施形態では、内周部281は、ベース筒部21の軸方向において隔壁22よりもケース4に近い位置にあり、外周部282は、貫通孔23を通るように配置されている。これにより、遮蔽板28とダイヤフラム72との接触によりダイヤフラム72の変形が制限されたとき、図3の破線で示すように、ダイヤフラム72は反転せずに変位する。
すなわち、ダイヤフラム72が遮蔽板28に接触したとき、フレーム71の軸方向において、ダイヤフラム72のうちフレーム71に固定された端部よりも、内周部721が、内周部721の元の位置に近くなる。より具体的には、後述するボビン75のうちダイヤフラム72に接続された端部を端部751とすると、ボビン75の軸方向において、ダイヤフラム72のうちフレーム71に固定された部分よりも、端部751が、端部751の元の位置に近くなる。なお、図3の一点鎖線は、ダイヤフラム72のうちフレーム71に固定された部分を示している。ダイヤフラム72が反転した状態とは、図3の二点鎖線で示す状態、すなわち、ボビン75の端部751が、一点鎖線で示す部分を越えて移動した状態である。このようにダイヤフラム72が反転すると、ダイヤフラム72は、自身の復元力によっては元の位置に戻らない。
外周部722のうち内周部721とは反対側の端部には、外周部722の軸方向から見た形状がリング状とされ、半径方向に沿った断面がS字状とされたばね部723が接続されている。ダイヤフラム72は、ばね部723の端部においてフレーム71に接着されている。本実施形態では、内周部721、外周部722、ばね部723は、一枚の薄膜で形成されている。
駆動部73は、フレーム71の2つの開口部のうち開口幅が狭い方を塞ぐように配置されている。図3に示すように、駆動部73は、ボビン75と、ボイスコイル76と、磁気回路部77とを備えている。
ボビン75は、円筒状とされており、ダイヤフラム72の内周部721の外縁に接続され、ダイヤフラム72から第2空間6に向かって立設されている。ボビン75の外側には、ボイスコイル76が巻かれている。ボビン75は、立設部および芯部に相当する。
磁気回路部77は、ボイスコイル76に磁界を印加するためのものであり、一面および他面を有する円板形状の磁石771と、磁石771の一面に接続されたトッププレート772と、磁石771の他面に接続されたヨーク773とを備えている。
ヨーク773は、磁石771に接続された円板形状の底部774と、底部774の外周部からダイヤフラム72に向かって磁石771、トッププレート772、底部774の軸方向に突出した円筒部775を備えている。トッププレート772、ヨーク773は、それぞれ、鉄などの磁性体で構成されており、第1磁性部、第2磁性部に相当する。
磁石771、トッププレート772は円筒部775の内部に配置されており、磁石771およびトッププレート772と、円筒部775との間には、円筒状の空間776が形成されている。ボビン75は、空間776と軸方向が一致するように配置され、空間776にはめ込まれている。
磁気回路部77は、磁石771と、トッププレート772と、円筒部775とがフレーム71の内部に位置し、底部774がフレーム71の開口部を塞ぐように配置されている。そして、空間776にボビン75がはめ込まれており、ボビン75に巻かれたボイスコイル76には、トッププレート772の側面と、円筒部775の側面との間に発生する磁界が印加される。磁界が印加された状態のボイスコイル76に電流を流すと、ボビン75は空間776にはめ込まれた状態で軸方向に変位する。これにより、ダイヤフラム72が振動して、音が発生する。
前記駆動部によって前記ダイヤフラムが振動するときのダイヤフラム72の変位量は、ボビン75が空間776にはめ込まれた状態が維持される範囲によって規定される。具体的には、ボビン75の軸方向において、ボビン75のうちダイヤフラム72とは反対側の端部が、トッププレート772のうちダイヤフラム72側の面よりも、ダイヤフラム72から遠い位置にある状態が維持されるように、ダイヤフラム72が振動する。
発音体7はボイスコイル76に電気的に接続されたリードピン78を備えており、リードピン78をターミナル9に圧入することにより、ボイスコイル76が外部ハーネスに電気的に接続されている。
このような発音器は、車室外に配置され、より詳細には、ケース2よりもカバー3が車両前方側に位置するようにして、車両のフロントバンパー内に配置される。そして、ボイスコイル76への通電により、ダイヤフラム72は遮蔽板28に接触することなく振動し、音が発生する。発音体7が発した音は、遮蔽板28とダイヤフラム72との間に形成された隙間と、音通路81とを通り、共鳴室82、83、85、86によって音圧を増幅されて、放音孔84等から外部に放出される。
発音器の気密検査の際には、第1空間5と第2空間6との間に圧力差が発生させられる。具体的には、通気孔24が塞がれた状態で第1空間5が減圧され、あるいは、通気孔24から第2空間6に空気が送り込まれることにより第2空間6が加圧されて、第2空間6の圧力が第1空間5の圧力よりも高くなる。これにより、ダイヤフラム72の内周部721が第1空間5に向かって変位し、ダイヤフラム72は第1空間5側に膨らむように変形する。
このとき、変形したダイヤフラム72は遮蔽板28に接触し、これによりダイヤフラム72の変形が制限される。すなわち、筐体1の内部に配置された遮蔽板28が、ダイヤフラム72を押さえる治具の代わりにダイヤフラム72の反転や変形を抑制する。したがって、ダイヤフラム72を押さえる治具を使用せずに気密検査を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、上記のようにダイヤフラム72が変形したとき、内周部721の外縁が内周部281の外縁に接触する。内周部721の外縁は、ボビン75が接続されて強度が向上しているため、ダイヤフラム72が内周部721の外縁において遮蔽板28に接触することにより、ダイヤフラム72の破損を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のようにダイヤフラム72が変形したとき、ダイヤフラム72は外周部722と内周部721の外縁とにおいて遮蔽板28に接触し、内周部721と内周部281との間には隙間が形成される。したがって、強度の低い内周部721におけるダイヤフラム72の破損を抑制することができる。
また、図3の二点鎖線で示すように、気密検査の際の内周部721の変位によってダイヤフラム72が反転すると、第1空間5と第2空間6との圧力差が減少したときに、ダイヤフラム72が自身の復元力によって元の形状または位置に戻ることが困難になる。
これに対して、本実施形態では、上記のように、内周部281が、ベース筒部21の軸方向において隔壁22よりもケース4に近い位置にあり、外周部282が、貫通孔23を通るように配置されている。そのため、ダイヤフラム72の反転が抑制され、第1空間5と第2空間6との圧力差が減少したときに、ダイヤフラム72が自身の復元力によって元の形状または位置に戻ることが可能になる。
なお、前述したように、本実施形態では、ボビン75の寸法等を調整することにより、気密検査の際にボビン75が空間776にはめ込まれた状態を維持することができるが、このような状態を他の方法で維持してもよい。例えば、図9に示すように、トッププレート772の上にアルミニウム等の非磁性体で構成されるプレート777を積層することにより、ボビン75が空間776にはめ込まれた状態を維持してもよい。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、内周部721と外周部722とを別の部材で構成してもよい。また、例えば外周部282のうち外周部722との接触面に凹部を設けることにより、ダイヤフラム72が遮蔽板28に接触したとき、外周部722と外周部282との間に隙間が形成されるようにしてもよい。
また、内周部281、外周部282、内周部721、外周部722が上記第1実施形態とは異なる形状とされていてもよい。例えば、内周部281、721を円筒状としてもよい。また、内周部281が第2空間6に向かって凸となる形状とされていてもよい。また、外周部282、外周部722の半径方向に沿った断面が直線状とされていてもよい。
1 筐体
5 第1空間
6 第2空間
28 遮蔽板
72 ダイヤフラム
84 放音孔

Claims (16)

  1. ダイヤフラム(72)を振動させて音を発生させる発音器であって、
    放音孔(84)によって大気に開放された第1空間(5)、および、前記ダイヤフラムによって前記第1空間と隔てられた第2空間(6)が内部に形成された筐体(1)と、
    前記ダイヤフラムに対向するように前記ダイヤフラムから離された状態で前記第1空間に配置された遮蔽板(28)と、を備え、
    前記第1空間と前記第2空間との圧力差によって前記ダイヤフラムが前記第1空間に向かって変位したとき、前記ダイヤフラムが前記遮蔽板に接触することによって、前記ダイヤフラムの変形が制限される発音器。
  2. 前記遮蔽板は、前記ダイヤフラムに対応した形状とされている請求項1に記載の発音器。
  3. 前記ダイヤフラムは、前記第1空間に向かって凸形状とされた内周部(721)と、該内周部の外縁から前記第1空間に向かって傾斜した外周部(722)とを備え、
    前記遮蔽板は、前記ダイヤフラムとは反対側に凸形状とされた内周部(281)と、該内周部の外縁から前記ダイヤフラムとは反対側に傾斜した外周部(282)とを備える請求項2に記載の発音器。
  4. 前記ダイヤフラムは、前記第2空間に向かって凸形状とされた内周部(721)と、該内周部の外縁から前記第1空間に向かって傾斜した外周部(722)とを備え、
    前記遮蔽板は、前記ダイヤフラムとは反対側に凸形状とされた内周部(281)と、該内周部の外縁から前記ダイヤフラムとは反対側に傾斜した外周部(282)とを備える請求項2に記載の発音器。
  5. 前記ダイヤフラムの変形は、前記ダイヤフラムの外周部が前記遮蔽板の外周部に接触することによって制限される請求項3または4に記載の発音器。
  6. 前記ダイヤフラムの変形は、前記ダイヤフラムの内周部の外縁が前記遮蔽板の内周部の外縁に接触することによって制限され、
    前記ダイヤフラムの変形が前記遮蔽板によって制限されたとき、前記ダイヤフラムの内周部と前記遮蔽板の内周部との間に隙間が形成される請求項3ないし5のいずれか1つに記載の発音器。
  7. 前記ダイヤフラムは、内周部の外縁から前記第2空間に向かって立設された立設部(75)を備え、
    前記ダイヤフラムの変形が前記遮蔽板によって制限されたとき、前記ダイヤフラムは、前記立設部が形成された部分において前記遮蔽板に接触する請求項3ないし6のいずれか1つに記載の発音器。
  8. 前記遮蔽板の内周部の外縁は、前記ダイヤフラムの内周部の外縁と同じ形状とされている請求項3ないし7のいずれか1つに記載の発音器。
  9. 前記ダイヤフラムの内周部の外縁は、円形状とされており、
    前記遮蔽板の内周部の外縁は、前記ダイヤフラムの内周部の外縁と直径が等しい円形状とされている請求項8に記載の発音器。
  10. 前記ダイヤフラムと、前記遮蔽板のうち前記ダイヤフラムに接触する接触面との間の距離は、1mm以上6mm以下とされている請求項1ないし9のいずれか1つに記載の発音器。
  11. 前記ダイヤフラムを振動させる駆動部(73)を備え、
    前記ダイヤフラムと、前記遮蔽板のうち前記ダイヤフラムに接触する接触面との間の距離は、前記駆動部によって前記ダイヤフラムが振動するときの前記ダイヤフラムの変位量よりも大きくされている請求項1ないし10のいずれか1つに記載の発音器。
  12. 前記駆動部は、
    前記ダイヤフラムのうち前記第2空間に向かって立設された筒状の芯部(75)と、
    前記芯部に巻かれたボイスコイル(76)と、
    前記芯部と軸方向が一致する筒状の空間(776)が内部に形成されており、前記ボイスコイルに磁界を印加することで、前記芯部を前記筒状の空間にはめ込まれた状態で変位させる磁気回路部(77)と、を備え、
    前記駆動部によって前記ダイヤフラムが振動するときの前記ダイヤフラムの変位量は、前記芯部が前記筒状の空間にはめ込まれた状態が維持される範囲によって規定される請求項11に記載の発音器。
  13. 前記磁気回路部は、
    一面および他面を有する磁石(771)と、
    前記磁石の前記一面に接続された第1磁性部(772)と、
    前記磁石の前記他面に接続された底部(774)、および、前記底部の外周部から前記軸方向に突出した筒部(775)を有する第2磁性部(773)と、を備え、
    前記筒状の空間は、前記磁石および前記第1磁性部と、前記筒部との間に形成されている請求項12に記載の発音器。
  14. 前記ダイヤフラムを固定するフレーム(71)を備え、
    前記遮蔽板と前記ダイヤフラムとの接触により前記ダイヤフラムの変形が制限されたとき、前記芯部のうち前記ダイヤフラムに接続された端部(751)は、前記芯部の軸方向において、前記ダイヤフラムのうち前記フレームに固定された部分よりも該端部の元の位置に近い請求項12または13に記載の発音器。
  15. 前記ダイヤフラムと前記遮蔽板との接触により前記ダイヤフラムの変形が制限された状態において、前記第1空間と前記第2空間との間の圧力差が減少したとき、前記ダイヤフラムは、自身の復元力によって元の形状または位置に戻る請求項1ないし14のいずれか1つに記載の発音器。
  16. 前記ダイヤフラムと前記遮蔽板との接触により前記ダイヤフラムの変形が制限されたとき、前記芯部は、前記筒状の空間から外れた状態となり、
    前記ダイヤフラムと前記遮蔽板との接触により前記ダイヤフラムの変形が制限された状態において、前記第1空間と前記第2空間との間の圧力差が減少したとき、前記ダイヤフラムは、自身の復元力によって元の形状または位置に戻り、前記芯部は、前記ダイヤフラムが元の形状または位置に戻ることにより、前記筒状の空間にはめ込まれた状態に戻る請求項12または13に記載の発音器。
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