JP5839480B2 - スピーカ - Google Patents

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Description

本発明は、車載用等として好適な動電型スピーカに係り、特に、エンジンルーム等の高温環境下に設置して使用可能なスピーカに関する。
低音域用のサブウーファのように比較的大きな車載用スピーカを車室内に設置すると、車室内で利用可能な空間が狭くなってしまうため、近年、自動車の車室外の空間にスピーカを設置し、車室壁部に設けた開口部を介して、スピーカが生成する再生音を車室内の空間へ放出させるという手法が採用されている。しかし、スピーカの振動板と正対する大きな開口部を車室壁部に設けることが困難な場合も多い。
そこで従来より、スピーカの外殻部材であるケース(キャビネット)にダクトを突設し、このダクトを車室壁部の孔部に挿通することによって、車室外に設置したスピーカのケース内の空間と車室内の空間とを連通させるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来のスピーカでは、ケース内で発せられる再生音がダクトの先端側の開口端から音響空間である車室内空間へ放出されるため、ダクトの開口端が発音開口部となる。
国際公開WO2011/047435号パンフレット
ところで、自動車の車室外にスピーカを設置する場合、その設置空間としてトランクルームや開閉ドア内等を利用することが多いが、エンジンルームにもスピーカを設置可能な比較的広い余剰空間が存在する。しかしながら、エンジンルームのような高温環境下にスピーカを設置した場合、ボイスコイルが過度に高温になってばらけたり、磁気回路に用いられているネオジウム(Nd)マグネットが減磁してしまう等の不具合が発生しやすくなる。そのため、スピーカをエンジンルーム等の高温環境下に設置する場合には、スピーカの熱を効率良く逃がすことのできる特別な放熱対策が必須となる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、高温環境下に設置して使用可能なスピーカを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、磁気ギャップを有する磁気回路と、前記磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、このボイスコイルと一体的に振動する振動板とがケースの内部に収納されていると共に、先端側の開口端を音響空間に臨出させる発音開口部となしたダクトが前記ケースに突設されており、且つ、前記ケースが前記音響空間と隔壁によって隔てられた壁外空間に設置されると共に、前記隔壁に設けられた孔部に前記ダクトを挿通した状態で取り付けられるスピーカにおいて、前記ケースに前記磁気回路の前記隔壁側の端面を露出させる放熱開口部を設けると共に、この放熱開口部に弾性変形可能な伝熱シート部材を嵌入させ、前記磁気回路の前記隔壁側の端面と前記隔壁との間で前記伝熱シート部材が挟圧されるようにした。
スピーカのケースが設置される高温環境下の壁外空間と、スピーカのダクトの発音開口部が臨出する音響空間とを隔てている金属製の隔壁は、熱容量が大きいためヒートシンクとして機能させることができる。この点に着目し、磁気回路の隔壁側の端面と該隔壁との間に伝熱シート部材が挟圧されるようにスピーカを構成しておけば、ケース内に収納されているボイスコイルが発生する熱や磁気回路に蓄積される熱を、伝熱シート部材を介して隔壁へ効率良く逃がすことができる。それゆえ、スピーカの設置される壁外空間が自動車のエンジンルームのように高温環境下であっても、ボイスコイルや磁気回路の温度上昇を抑制できて良好なスピーカ性能を維持することが可能となる。また、高温環境下で使用される磁気回路のネオジウムマグネットには、通常、ディスプロシウム(Dy)を添加して耐熱性を高めるようにしているが、高温環境下でも磁気回路の温度上昇を抑制できる放熱構造になっていれば、高価なディスプロシウムの添加量を減らせるためスピーカのコストダウンが図れる。
上記のスピーカにおいて、伝熱シート部材として熱伝導性に優れて難燃性であるシリコン系伝熱シートを用いることが好ましい。また、磁気回路の一部がケースの放熱開口部内に嵌入させてあると、放熱開口部に嵌入するだけで磁気回路がケースに対して位置決めできるため、スピーカの組立て性が向上する。特に、磁気回路の構成部材であるヨークを放熱開口部内に嵌入させ、このヨークの平坦面を放熱開口部内に露出させることが好ましい。また、ケースを金属製の取付ねじを用いて隔壁に固定すると、ケースに蓄積される熱を取付ねじを介して隔壁へ逃がすことができると共に、取付ねじの締結作業に伴って伝熱シート部材を隔壁に確実に圧接させることができて好ましい。
本発明のスピーカは、ケースに設けた放熱開口部に弾性変形可能な伝熱シート部材を嵌入させており、ケースが設置される高温環境下の壁外空間を音響空間と隔てている金属製の隔壁と、ケース内に収納されている磁気回路の端面との間に、この伝熱シート部材を挟み込んだ状態でスピーカを取り付けることができる。これにより、隔壁がヒートシンクとして利用できるため、ボイスコイルや磁気回路の熱を伝熱シート部材を介して隔壁へ効率良く逃がすことができる。それゆえ、サブウーファのように比較的大きくて高出力が要求される車載用スピーカをエンジンルームに設置しても、隔壁である車体フレームが熱容量の極めて大きいヒートシンクとして機能するため、ボイスコイルや磁気回路の温度上昇を抑制できて良好なスピーカ性能を維持できるようになる。
本発明の実施形態例に係るスピーカの外観形状を示す斜視図である。 該スピーカを自動車のエンジンルームに設置した状態を示す断面図である。 図2に示すボイスコイルとヨークの温度変化を比較例と共に示す特性図である。 図2に示す隔壁に設けられたダクト用の孔部を示す要部斜視図である。
以下、発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態例に係るスピーカ1は車載用のサブウーファであり、図2に示すように、このスピーカ1は自動車のエンジンルームS1に設置され、スピーカ1の生成する再生音が車室内空間S2へ放出されるようになっている。エンジンルームS1と車室内空間S2との間には、隔壁30として金属製の車体フレームが存在しており、この隔壁30に設けられた孔部31(図4参照)に、スピーカ1のケース10から外方へ突出するダクト11が挿通されている。つまり、スピーカ1は、エンジンルームS1を設置空間として利用していると共に、隔壁30に挿通したダクト11の先端側の開口端を発音開口部11aとなし、この発音開口部11aを音響空間である車室内空間S2に臨出させている。なお、ダクト11と孔部31は同一形状となっているが、この場合、ダクト11の形状に合わせた孔部31を隔壁30に開設しても良いが、隔壁30に既設された孔(例えばベンチレーションホール)に挿通可能な形状にダクト11を形成しても良い。
このスピーカ1は、磁気ギャップGを有する磁気回路2と、磁気ギャップGに配置されて通電時に電磁相互作用で駆動されるボイスコイル3と、このボイスコイル3に連動して振動する略円錐形状の振動板4と、ボイスコイル3および振動板4を弾性的に支持している円環状のダンパー5と、これら磁気回路2、ボイスコイル3、振動板4およびダンパー5等を収納しているケース10と、このケース10に突設されたダクト11および背面ダクト12とによって主に構成されており、磁気回路2はケース10に固定されている。そして、スピーカ1をエンジンルームS1に設置する場合、ダクト11の先端側の開口端(発音開口部11a)は車室内空間S2に臨出させるが、背面ダクト12の先端側の開口端はエンジンルームS1に臨出させる。
磁気回路2は磁路を形成するマグネット6とヨーク7を備えている。本実施形態例においてヨーク7は、有底円筒状の外側ヨーク7aと円板状の内側ヨーク7bとからなり、円板状のマグネット6が両ヨーク7a,7bに挟み込まれている。また、外側ヨーク7aの開口端側の内周面と内側ヨーク7bの外周面との間に磁気ギャップGが形成されており、磁気回路2の磁路を流れる磁束はこの磁気ギャップGを横切っている。
ボイスコイル3は円筒状のボビン8に巻装されており、図示せぬリード線を介してボイスコイル3に音声電流を通電可能となっている。ボビン8の一端側(反磁気ギャップG側)の端部には、振動板4の内周部とダンパー5の内周部がそれぞれ接着固定されており、ボビン8の該端部は防塵キャップ9によって蓋閉されている。振動板4はコーン紙等からなり、振動板4の外周部はエッジダンパー13を介してケース10に保持されている。また、ダンパー5の外周部もケース10に保持されている。
なお、本実施形態例では、振動板4が図2の右側へ向かって末広がりな形状となっており、この振動板4を磁気回路2の周囲に配置させているため、スピーカ1が薄型化されている。ただし、振動板4を図2とは逆向きの配置(同図左側へ向かって末広がりな形状)にすることも可能である。また、ボイスコイル3を円筒状に成形してボビン8を省略することも可能である。
ケース10とダクト11および背面ダクト12はいずれも合成樹脂製の成型品であり、これら三者10,11,12はネジ止め等の固定手段を用いて一体化されている。ケース10は偏平な箱状体を形成しており、ダクト11と背面ダクト12は突出方向が互いに逆向きとなるようにケース10に突設されている。このケース10には、隔壁30と対向する面(ダクト11が突出する面)の中央部に放熱開口部10aが開設してあり、この放熱開口部10a内に外側ヨーク7aの平坦な底面を露出させている。放熱開口部10aは円筒状でダクト11と同じ向きに突設されており、外側ヨーク7aは底面側を放熱開口部10aに嵌入した状態で固定されている。また、放熱開口部10aには熱伝導性に富む伝熱シート部材15が嵌入されており、図2に示すように、磁気回路2の隔壁30側の端面2aと該隔壁30との間に伝熱シート部材15を挟圧状態で介在させている。この伝熱シート部材15は、難燃性で弾性変形可能なシリコン系伝熱シートを、放熱開口部10aの内径と同等の直径の円板状に切り取ったもの(図1参照)である。なお、磁気回路2の端面2aは外側ヨーク7aの底面に相当する。
ダクト11は、エンジンルームS1に設置されたスピーカ1が生成した再生音を車室内空間S2へ導くためのものである。また、エンジンルームS1に向かって開口している背面ダクト12は、ケース10内の背圧を調整するために付設されたものである。
ケース10の外周縁部には複数の取付孔10b(図1参照)が設けられており、これら取付孔10bに挿通した金属製の取付ねじ20(図2参照)を締結することにより、ケース10は隔壁30に固定されている。
このように構成されたスピーカ1において、磁気ギャップGに配置されているボイスコイル3に音声電流が通電されると、公知の電磁相互作用によってボイスコイル3が図2の左右方向に駆動されるため、ボイスコイル3に連動する振動板4によってケース10内の空気が振動し、再生音がダクト11の発音開口部11aから車室内空間S2へと放出される。
また、エンジンルームS1という高温環境下に設置されるスピーカ1には特別な放熱対策が必要なため、上述したように、磁気回路2の端面2aを露出させる放熱開口部10aをケース10に設けておき、この放熱開口部10aに嵌入した伝熱シート部材15が磁気回路2の端面2aと隔壁30との間に挟み込まれるようにしている。つまり、エンジンルームS1内のケース10を取付ねじ20の締結によって隔壁30に固定する過程で、放熱開口部10a内に嵌入した伝熱シート部材15が弾性変形して圧縮されていくため、この伝熱シート部材15は磁気回路2の端面2aと隔壁30とに確実に圧接する。これにより、エンジンルームS1内のボイスコイル3や磁気回路2の熱が伝熱シート部材15を介して隔壁30に伝わりやすくなる。しかも、車体フレームである隔壁30は金属製で熱容量が極めて大きいため、ボイスコイル3や磁気回路2の熱を効率良く隔壁30へ逃がすことができる。
図3は、入力電圧10ボルトで音声電流の通電を開始した後、時間(分)の経過に伴うエンジンルームS1内のボイスコイル3とヨーク7の温度変化を測定した結果であり、ボイスコイル3の温度変化を符号A、ヨーク7の温度変化を符号B、車室内の温度変化を符号Eで示している。また、比較例として、伝熱シート部材15を取り除いて磁気回路2の端面2aと隔壁30との間が空気層となっている場合のボイスコイル3およびヨーク7の温度変化も測定してある。図3では、この比較例におけるボイスコイル3の温度変化を符号C、ヨーク7の温度変化を符号Dで示している。
図3から明らかなように、比較例では、通電を開始して1時間ほどでボイスコイル3の温度が約170℃まで上昇し、ヨーク7の温度も約80℃まで上昇する。そのため、ボイスコイル3がばらけたり、磁気回路2のマグネット(ネオジウムマグネット)6が減磁する虞がある。一方、本実施形態例のように伝熱シート部材15を介して隔壁30へ効率良く放熱できるようにしてあると、通電を開始して2時間近く経過しても、ボイスコイル3の温度は120℃程度に維持され、ヨーク7の温度も40℃程度に維持される。したがって、ボイスコイル3がばらけたりマグネット6が減磁する虞はなく、エンジンルームS1という高温環境下に設置したスピーカ1が支障なく使用できることがわかる。
以上説明したように、本実施形態例に係るスピーカ1は、ケース10に設けた放熱開口部10aに弾性変形可能な伝熱シート部材15を嵌入させており、ケース10が設置される高温環境下のエンジンルームS1を音響空間S2と隔てている金属製の隔壁30と、ケース10内に収納された磁気回路2の端面2aとの間に、この伝熱シート部材15を挟み込んだ状態でスピーカ1が取り付けられている。こうすることで、熱容量が極めて大きい隔壁(車体フレーム)30をヒートシンクとして機能させることができるため、ボイスコイル3や磁気回路2の熱を伝熱シート部材15を介して隔壁30へ効率良く逃がすことができる。その結果、エンジンルームS1内のボイスコイル3や磁気回路2の温度上昇を抑制できて良好なスピーカ性能を維持することが可能となるため、比較的大型で高出力が要求されるサブウーファであるスピーカ1を、エンジンルームS1に設置して支障なく使用することができる。
また、このようにスピーカ1の放熱性能を高めて、高温環境下でも磁気回路2の温度上昇を効果的に抑制できるようにしてあれば、マグネット(ネオジウムマグネット)6の耐熱性を高めるうえで必要とされる高価なディスプロシウムの添加量を減らすことができるため、スピーカ1のコストダウンが図れる。
また、本実施形態例においては、スピーカ1のケース10を金属製の取付ねじ20を用いて隔壁30に固定している。そのため、ケース10に蓄積される熱を取付ねじ20を介して隔壁30へ逃がすことができると共に、取付ねじ20の締結作業に伴って伝熱シート部材15を隔壁30に確実に圧接させることができ、こうした点からも高い放熱効果が得られている。
また、本実施形態例においては、外側ヨーク7aの底面側を放熱開口部10aに嵌入させた状態で磁気回路2がケース10に固定されているため、磁気回路2をケース10に対して簡単かつ確実に位置決めすることができ、スピーカ1の組立て性が向上する。
なお、エンジンルーム以外の高温環境下に設置されるスピーカであっても、本発明を適用して放熱効果を高めることは可能である。また、スピーカがサブウーファに限定されるものでないことも勿論である。
1 スピーカ
2 磁気回路
2a 端面
3 ボイスコイル
4 振動板
5 ダンパー
6 マグネット
7 ヨーク
10 ケース
10a 放熱開口部
11 ダクト
11a 発音開口部
15 伝熱シート部材
20 取付ねじ
30 隔壁
31 孔部
S1 エンジンルーム(壁外空間)
S2 車室内空間(音響空間)
G 磁気ギャップ

Claims (6)

  1. 磁気ギャップを有する磁気回路と、前記磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、このボイスコイルと一体的に振動する振動板とがケースの内部に収納されていると共に、先端側の開口端を音響空間に臨出させる発音開口部となしたダクトが前記ケースに突設されており、且つ、前記ケースが前記音響空間と金属製の隔壁によって隔てられた壁外空間に設置されると共に、前記隔壁に設けられた孔部に前記ダクトを挿通した状態で取り付けられるスピーカにおいて、
    前記ケースに前記磁気回路の前記隔壁側の端面を露出させる放熱開口部を設けると共に、この放熱開口部に弾性変形可能な伝熱シート部材を嵌入させ、前記磁気回路の前記隔壁側の端面と前記隔壁との間で前記伝熱シート部材が挟圧されるようにしたことを特徴とするスピーカ。
  2. 請求項1の記載において、前記伝熱シート部材がシリコン系伝熱シートであることを特徴とするスピーカ。
  3. 請求項1または2の記載において、前記磁気回路の一部が前記放熱開口部内に嵌入させてあることを特徴とするスピーカ。
  4. 請求項3の記載において、前記磁気回路の一部がヨークであり、このヨークの平坦面を前記放熱開口部内に露出させたことを特徴とするスピーカ。
  5. 請求項3または4の記載において、前記ケースを金属製の取付ねじを用いて前記隔壁に固定したことを特徴とするスピーカ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の記載において、前記隔壁が自動車の車体フレームであり、前記壁外空間がエンジンルームであることを特徴とするスピーカ。
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