JP3211678B2 - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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JP3211678B2 JP24122296A JP24122296A JP3211678B2 JP 3211678 B2 JP3211678 B2 JP 3211678B2 JP 24122296 A JP24122296 A JP 24122296A JP 24122296 A JP24122296 A JP 24122296A JP 3211678 B2 JP3211678 B2 JP 3211678B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円錐形振動板の凸
面を音響輻射面としたスピーカを、音道管の軸と直角に
なるように配置したスピーカシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スピーカと音道管とからなるスピ
ーカシステムは、例えば、テレビジョン受像機に用いら
れた図12に基づき説明すると、スピーカ10,10前
面に一方向に開口部20a,20aを有する音道管形状
のホーン20,20を配置したものであり、スピーカ1
0,10においては、円錐形振動板の凹面を音響輻射面
に使用している。尚、図12に示すスピーカシステムで
は、ブラウン管5によるテレビジョン受像機のスペース
の配置関係から、音道管形状のホーン20を「く」字状
に湾曲させて、スピーカ10の軸と音道管20の軸とを
同一方向に一致せしめたスピーカシステムを備えたテレ
ビジョン受像機としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、図12に
示すような、従来のこの種スピーカシステムにあって
は、スピーカ10の円錐形振動板の凹面を音響輻射面に
使用して、この前面に音道管を配置しているため、振動
板の音響輻射面の前面(凹面内)に空気体積が存在し、
そのキャビティによるコンプライアンスのために、高域
特性が劣化し、スピーカシステムの開口部においては、
高域においてピーク、デイップの烈しい周波数特性とな
っていた。更に、音道の長さは音道管20の長さLと振
動板前面の空間長l とからなるため、音道が長くな
り、音道管20内において、内壁面からの音波の反射に
よる干渉の影響が大きくなって、音波の伝導が乱され、
周波数特性にピーク、デイップを発生させる要因となっ
ていた。従って、このようなスピーカシステムにあって
は、明瞭度の乏しい、こもり音の再生音質から抜け切れ
なかった。
【0004】後者の課題を解決する手段として、図11
に示すように、音道管20’,20’の軸20b’とス
ピーカ10の軸10bとを直角に配置する手段も考えら
れるが、スピーカ10において、円錐形振動板の凹面を
音響輻射面に使用しているため、振動板前面の空気体積
によるコンプライアンスから、依然、前者の問題が解決
せず、高域特性にピーク、デイップを生じてしまう。ま
た、スピーカ10の振動板から輻射される音波は、全て
音道管20’内壁面に輻射されることになり、このこと
からも、ピーク、デイップの烈しい周波数特性としてし
まう。
【0005】そこで、本発明は、このような従来のスピ
ーカシステムが有していた課題を解決するために、円錐
形振動板の凸面を音響輻射面としたスピーカを、音道管
の軸と直角になるように配置することによって、従来生
じていた振動板前面の空気体積によるコンプライアンス
を実質的にゼロとして、高域特性を改善することを目的
とし、再生音質の向上を図ることができるスピーカシス
テムを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の構成を、実施例に対応する図1乃至図2を用い
て説明すると、本発明は、一方向に開口部2aを有する
音道管2の奥部に、円錐形振動板1aの凸面前面に
出して装着したスピーカを、前記円錐形振動板1aの凸
面を前記音道管2の内方向に挿入して取り付けて、音道
管2の内方向に挿入して装着したスピーカを取り付け
て、音道管の軸2bとスピーカ1の軸1bを直角に配置
したスピーカシステムである。
【0007】本発明は、前記音道管2におけるスピーカ
1取り付け位置奥部に、複数の音響フィルタ用の穴3a
を穿設した仕切り板3を配置した前記のスピーカシステ
ムである。
【0008】本発明は、スピーカ取付位置奥部におい
て、前記音道管2の振動板対向面2cが、振動板1aに
近接するように設けられた前記のスピーカシステムであ
る。
【0009】本発明は、前記仕切り板3と音道管2の最
奥部との間に吸音材4を充填した前記及び前々記のスピ
ーカシステムである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、このような構成とした
ものであるから、従来生じていた振動板前面の空気体積
によるコンプライアンスを実質的にゼロとすることがで
き、このコンプライアンスによる高域特性の劣化を改善
する。更に、円錐形振動板の凸面を音響輻射面としたス
ピーカ1では、振動板前面方向だけでなく、これと垂直
の方向にも音波が輻射されるために、このスピーカ1を
音道管2の軸と直角になるように配置することによっ
て、音道管開口部2a方向に直接音が導かれるととも
に、音道管2内壁面に輻射される音波が低減して、反射
による干渉の影響を改善することができ、音波の伝導が
滑らかになって、再生音質の向上が図れる。
【0011】そして、前記音道管2におけるスピーカ取
り付け位置奥部に、複数の音響フィルタ用の穴3aを穿
設した仕切り板3(図3,4)を取り付けると、ヘルム
ホルツの共振現象を利用して、特定の周波数を吸音する
ことができ、スピーカ1からの音道管開口部2aへ輻射
される音波と音道管奥部からの反射音との干渉を防止す
ることができる。
【0012】また、スピーカ取り付け位置奥部におい
て、前記音道管2の振動板対向面2cが、振動板1aに
近接するよう設計すると、取り付け位置奥部における振
動板1aと音道管2内壁とにより形成される空間が小さ
くなり、音響負荷が大きくなって、最低共振周波数f0
を低くし、共振の鋭さQを下げることができ、理想的な
周波数特性となるように設定することができる。
【0013】さらに、仕切り板3と音道管の最奥部との
間に吸音材4を充填すると、空間の共振エネルギを吸収
することができ、再生音質がより向上する。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図中、図1は本発明スピーカシステムの音道
管形状ホーン2のスピーカ取り付け位置奥部を覆う振動
板対向面2cが、スピーカ1の振動板1aに近接して設
けられ、かつ、仕切り板3を取り付け、その後部に吸音
材4を充填した状態を示す縦断面図、図2は同上の本発
明スピーカシステムの横断面図である。
【0015】図3は同上の仕切り板3の正面図、図4は
同上仕切り板3の上面図、図5は本発明スピーカシステ
ムの他の実施例スピーカ1’を取り付けた縦断面図、図
6は本発明スピーカシステムの第1実施例において、仕
切り板を備えていない、かつ、吸音材4を充填していな
い場合の周波数特性図、図7は本発明スピーカシステム
の第1実施例において、仕切り板3を備え、かつ、吸音
材4を充填していない場合の周波数特性図、図8は本発
明スピーカシステムの第1実施例において、仕切り板3
を備え、かつ、吸音材4を充填した場合の周波数特性
図、図9は本発明スピーカシステムに使用するスピーカ
1,1’(実線)と、従来のスピーカ(点線)との、軸
から90°Offにおける各音圧周波数特性図である。
【0016】図10はテレビジョン受像機内に本発明の
スピーカシステムを装着した縦断面図、図11は、ブラ
ウン管5の後背部にスピーカを配置し、「く」字状に湾
曲した音道管2,2を有し、スピーカ10,10の軸1
0bを音道管20’,20’の軸20b’と直交せしめ
たスピーカシステムを備えたテレビジョン受像機の縦断
面図、図12は、ブラウン管5の後背部にスピーカ1
0,10を配置し、「く」字状に湾曲した音道管20,
20を有し、スピーカ10,10の軸と音道管20,2
0の軸とを同一方向に一致せしめたスピーカシステムを
備えたテレビジョン受像機の縦断面図である。
【0017】本発明に使用するスピーカ1は、円錐形振
動板1aの凸方向を外方向に突出して装着したダイナミ
ックスピーカ1で、音道管2は、開口部2aを一方向に
有する音道管形状ホーンであって、断面方形状で薄型に
形成され、スピーカ取り付け穴が、開口部2aと反対方
向である奥部の壁面に穿設してある。そして、前記スピ
ーカ1の円錐形振動板1aの凸方向を音道管2の内方向
に挿入して、スピーカ1の軸1bと音道管2の軸2bと
を直角に配置してある。
【0018】また、図1に示す前記スピーカ1は、円錐
形振動板1aが従来の振動板を裏返した態様になり、そ
の端縁部を保持するフレーム1cは、振動板1aの端縁
部を保持する縁立て部が、磁気回路1dを取り付ける平
板部から低く形成され、全体的に高さを低くすることが
できる。一方において、それだけボイスコイルボビンの
長さが長くなるが、このようにして、フレーム1cの平
板部と磁気回路1dは密着して取り付けたような形態
で、円錐形振動板1aは凸面方向を外方向に向けて装着
できる。
【0019】この実施例のスピーカシステムでは、この
ようなスピーカ1を、円錐形の振動板1aの凸方向を音
道管2の内方向に挿入して、それぞれの軸1b,2bを
直角になるように取り付けているため、スピーカシステ
ムの薄型化が図れ、スペースに制限がある場所に配置す
る際有効である。
【0020】更に、このスピーカシステムでは、円錐形
振動板1aから、音道管開口部方向に直接音波が輻射さ
れるため、音波の伝導が滑らかになる。これについて
は、図9に示すように、このスピーカシステムに使用す
るスピーカ1(実線)が、従来のスピーカ(点線)に比
して、軸から90°Offの高域特性がすぐれている点
で明らかである。
【0021】前記した音道管2におけるスピーカ軸1b
より奥の空所は、 スピーカシステムの音響負荷に関係す
るので、 この空間を小さくして音響負荷を大きくするた
めに、図1に示されるように、 前記音道管2のスピーカ
1後背部を覆う振動板対向面2cを、 振動板1aに近接
するように形成して、 その効果を増大する工夫が施され
てある。 更に、 詳しくは、 前記振動板対向面2cは、 前
記振動板1aの傾きと略同一の傾きとなるよう、 音道管
2奥部を平面的に切断したような態様で形成されてい
る。
【0022】尚、 この振動板対向面2cを振動板1a形
状に沿うように半円錐状に形成すると、 上記音響負荷の
点で有用であるが、 音道管2の製作が複雑となるため、
このように形成することで、 上述の作用を損なわず、 製
作を簡単にすることができる。 但し、 この振動板対向面
2cを前記のように半円錐状に形成してもよい。 また、
音道管2の最奥部の形状を、 図2に示されるように、 音
響負荷の点を考慮して、 振動板1aと同心の円弧状に形
成されている。 これについても、 更に製作容易化を図る
のであれば、 この形状にとらわれず、 例えば、 長方形状
にしてもよい。このようにして、 音響負荷を大きくする
ことで、 最低共振周波数f0を低くし、共振の鋭さQを下
げることができ、 スピーカシステムにおける理想的な周
波数特性に近づけることができる。
【0023】また、 前記音道管形状2の開口部2aと反
対方向である奥部において、 音道菅の最奥壁と、 スピー
カ1との間に、 仕切り板3を配置してある。 この仕切り
板3は、 音道管2最奥部の形状に合わせて、 スピーカ1
後背部を覆うように、 湾曲片状に形成されている。 この
仕切り板3の材質については、 例えば、 ゴム等、 自身が
共振しにくいものとすることが望ましい。 そして、 その
仕切り板3には、 音響フィルタ用の複数の穴3aを並べ
て穿設してある。 この穴3aは、 ヘルムホルツの共振効
果を利用して、 スピーカからの音道管2奥方向ヘ輻射さ
れる直接音を吸収して、 音道管開口部2aへ幅射される
音波と音道管2奥部からの反射音との干渉を防止する効
果がある。
【0024】また、 穴3aの開口面積又は数を調整する
ことによって、 吸音周波数を容易に調整することができ
るため、 仕切り板3の設計変更により、 スピーカシステ
ム自体の微妙な特性変更を容易に行える。 さらに、 前記
仕切り板3と音道管2の最奥部との間には吸音材4が充
填されているため、 この内部空間のエネルギを吸収する
ことができる。
【0025】本発明スピーカシステムの第1実施例にお
いて、仕切り板3、 吸音材4を共に備えていない場合の
周波数特性図を図6に示し、 仕切り板3のみ備えている
もの、及び、共に備えているものの特性図をそれぞれ、
図7,及び図8に示す。図から明らかなように、 仕切り
板3を備えた場合、 これを備えていないものに対して、
高域のアバレを低減することができ、 仕切り板3、吸音
材4を共に備えた場合、 前2例よりもなだらかな特性に
することができる。
【0026】また、図5に示すスピーカ1’のように、
円錐形振動板1aの凸面を音響輻射面に使用して、 その
背面(凹面)部分に生じた空所に、 磁気回路1dを配置す
ることによって、 スピーカ1'全体のの高さhを低く偏平
形にすることができるので、本発明スピーカシステムの
ような偏平音道管2に取り付けるような場合、 図1に示
した態様よりさらに薄型化が図れ、 スペース適合度が増
加する。
【0027】本発明のスピーカシステムをテレビジョン
受像機に用いると、 図10のような構成となる。 即ち、
第1実施例のスピーカシステムを、 ブラウン管5両側面
に配置したものである。 このようにテレビジョン受像機
に用いた場合、 スピーカ1背面から幅射される逆位相の
音波を、 テレビジョン受像機側面から外部に放出させ、
サラウンド効果を持たせることも可能である。尚、この
効果が不必要な場合は、スピーカ背面を覆う構成とし
て、外部に放出させないようにすればよい。 また、従来
例で説明したスピーカシステムのように、 音道管2を、
テレビジョン受像機のスペースを考慮して、ブラウン管
5に沿うように「く」の字形に湾曲させることも可能であ
る(図示せず)。 この場合、 音道開口部2aまで導かれる
直接音は少なくなり、 これに基づく効果が若干低減する
が、 他の効果を満足するものであるので、 十分な再生音
質が得られる。 但し、 略直角に湾曲させると、 内壁面か
らの音波の反射による干渉の影響が無視できなくなり、
あまり好ましくない。
【0028】尚、 図10には、 本発明のスピーカシステ
ムをテレビジョン受像機に用いた実施例を示したが、 本
発明の技術思想は、 例えばコックピットチェア形視聴装
置や自動車内の音響再生装置など、 音道管を利用して有
効である場合に広く活用されるものである。
【0029】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、 本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、 本発明にいう前記の構
成要件を備え、 かつ、 本発明にいう目的を達成し、 以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、 本発明
は、 円錐形振動板の凸面を音響幅射面としたスピーカ
を、 開口部を一方向に有する音道管の奥部に、 音道管の
軸と直角になるよう配置したスピーカシステムであるか
ら、 従来生じていた振動板前面の空気体積によるコンプ
ライアンスを実質的にゼロとすることができ、 このコン
プライアンスによる高域特性の劣化を改善し、 ピーク、
ディップの少ない高域特性が得られる。 更に、 音道管開
口部方向に直接音が導かれると共に、 音道管内壁面に幅
射される音波が低減することから、 反射による干渉の影
響を改善することができ、 音波の伝導が滑らかになっ
て、優れた再生音質が得られるという効果がある。
【0031】そして、前記音道管におけるスピーカ取付
位置奥部に、 複数の音響フイルタ用の穴を穿設した仕切
り板を取付けると、 スピーカからの音道管奥方向ヘ輻射
される直接音が吸音され、 スピーカから音道管開口部へ
輻射される音波と音道管奥部からの反射音との干渉を防
止することができ、 また、スピーカ取付位置奥部におい
て、 前記音道管の振動板対向面が、 振動板に近接するよ
う形成すると、 音響負荷が大きくなって、 最低共振周波
数f0を低くし、 共振の鋭さQを下げることができ、 ス
ピーカシステムにおける理想的な周彼数特性に近づける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スピーカシステムの音道管形状ホーンの
スピーカ取り付け部の後背部を覆う上面部が、スピーカ
の振動板に近接して設けられ、かつ、仕切り板を取り付
け、その後部に吸音材を充填した状態を示す縦断面図。
【図2】同上の本発明スピーカシステムの横断面図。
【図3】同上の仕切り板の正面図。
【図4】同上の上面図。
【図5】本発明スピーカシステムの他の実施例スピーカ
を取り付けた縦断面図。
【図6】本発明スピーカシステムの第1実施例におい
て、仕切り板を備えていない、かつ、吸音材を充填して
いない場合の周波数特性図。
【図7】本発明スピーカシステムの第1実施例におい
て、仕切り板を備え、かつ、吸音材を充填していない場
合の周波数特性図。
【図8】本発明スピーカシステムの第1実施例におい
て、仕切り板を備え、かつ、吸音材を充填した場合の周
波数特性図。
【図9】本発明スピーカシステムに使用するスピーカ
(実線)と、従来のスピーカ(点線)との軸から90°
offにおける各音圧周波数特性図。
【図10】ブラウン管の後背部にスピーカを配置したテ
レビジョン受像機において、真直ぐな音道管の形状を有
する本発明のスピーカシステムを装着した縦断面図。
【図11】ブラウン管の後背部にスピーカを配置し、
「く」字状に湾曲した音道管を有し、スピーカの軸を音
道管の軸と直交せしめたスピーカシステムを備えたテレ
ビジョン受像機の縦断面図。
【図12】ブラウン管の後背部にスピーカを配置し、
「く」字状に湾曲した音道管を有し、スピーカの軸と音
道管の軸とを同一方向に一致せしめたスピーカシステム
を備えたテレビジョン受像機の縦断面図。
【符号の説明】
1 ダイナミックスピーカ 1a 振動板 1b スピーカの軸 1c フレーム 1d 磁気回路 2 音道管(音道管形状ホーン) 2a 開口部 2b 音道管の軸 2c スピーカ取り付け部の後背部を覆う振動板対向面
部 3 仕切り板 3a 穴 4 吸音材 5 ブラウン管

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に開口部(2a)を有する音道管(2)
    の奥部に、円錐形振動板(1a)の凸面前面に突出して装
    着したスピーカを、前記円錐形振動板(1a)の凸面を前記
    音道管(2)の内方向に挿入して取り付けて、音道管(2)の
    軸(2b)とスピーカ(1)の軸(1b)を直角に配置したスピー
    カシステム。
  2. 【請求項2】 前記音道管(2)におけるスピーカ(1)取り
    付け位置奥部に、複数の音響フィルタ用の穴(3a)を穿設
    した仕切り板(3)を配置した請求項1に記載のスピーカ
    システム。
  3. 【請求項3】 スピーカ取付位置奥部において、前記音
    道管(2)の振動板対向面(2c)が、振動板(1a)に近接する
    ように設けられた請求項1又は2に記載のスピーカシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記仕切り板(3)と音道管(2)の最奥部と
    の間に吸音材(4)を充填した請求項2又は3に記載のス
    ピーカシステム。
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WO2017104118A1 (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 スピーカ装置
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