JP4850245B2 - 電気機械音響変換器の実装構造 - Google Patents

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Description

本発明は、放音孔が設けられた筐体に収容されるスピーカやマイクロフォン等の電気機械音響変換器の実装構造に関するものである。
図10に示すように、従来の一般的な電気機械音響変換器であるスピーカ100は、放音孔101aが中央部に設けられた筐体101を有しており、筐体101の内面101bには立上部102を介して略板状のフレーム103が取り付けられて内部空間104を形成している。
フレーム103の中央部には内部空間104に対応して支持された有底筒状のヨーク105が取り付けられており、ヨーク105の底部105a内側にはマグネット106が取り付けられていて、ヨーク105の内側面とマグネット106との間に磁気空隙107を形成している。
なお、マグネット106の先端面にはプレート108が取り付けられている。磁気空隙107にはボイスコイル109が挿入されて一端がヨーク105の底部105aに取り付けられており、ボイスコイル109の他端は振動板110の中央部に取り付けられている。
振動板110の前方には、振動板110を保護するためのプロテクタ111が設けられており、プロテクタ111には第1通気孔111a設けられ、フレーム103には第2通気孔103aが設けられている。
このようなスピーカ100では、ヨーク105の底部105aが筐体101の内面101bから遠ざかる方向(図10において下方)を向くように配置されているとともに、フレーム103に対してヨーク105が小径であるため、フレーム103と、筐体101に収容された他の電子部品Mとの間に空間が形成されている。
ここで、良好な音響特性を得るには、第2通気孔103aから筐体101の内部空間104へ放音された音をより良く共鳴させるため、第2通気孔103aの周辺に、十分な空間を確保する必要があることは一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−171596号報
ところで、電気機械音響変換器としてスピーカ100等を搭載した近年の携帯端末装置では小型化が求められているが、第2通気孔103aの周辺に十分な空間を確保することは筐体101の小型化が妨げられるという不都合がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、音響特性を維持したまま小型化を図ることができる電気機械音響変換器の実装構造を提供することにある。
本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、放音孔が設けられた筐体に収容される電気機械音響変換器の実装構造であって、前記筐体の内面に取り付けられた略中空板状のフレームと、前記フレームの中空部に対応して支持された有底筒状のヨークと、前記ヨークの内側面との間に磁気空隙を形成するように前記ヨークの底部に設けられたマグネットと、前記マグネットの端面に設けられたプレートと、前記磁気空隙に挿入されたボイスコイルと、前記ボイスコイルに接続されるとともに前記フレームに支持された振動板と、前記振動板を保護するために前記フレームに設けられたプロテクタと、前記プロテクタに設けられた第1通気孔と、前記フレームに設けられた第2通気孔とを備え、前記ヨークの前記底部が前記筐体の内面に対して近付く方向を向くように配置されているとともに、前記フレームおよび前記筐体間に壁部が設けられている構成を有している。
この構成により、筐体の内面に壁部を介して取り付けられているフレームに、有底筒状のヨークをその底部が筐体側に近付く方向で取り付けたので、電気機械音響変換器の厚さを増すことなくヨークと壁部との間に音通路が形成されることになる。
これにより、良好な音響特性を得ることができる。あるいは、電気機械音響変換器を小型化しても音通路を確保することができるので、音響特性を維持して小型化を図ることができる。
また、本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、前記筐体と前記ヨークの前記底部との間に粘着性を有する介装部材が挟持されている構成を有している。
さらに、本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、前記壁部が弾性を有する構成を有している。
さらに、本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、前記壁部が吸振性を有する構成を有している。
本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、前記プロテクタに設けられたプロテクタ切欠部を有し、前記プロテクタ切欠部が前記ボイスコイルの移動方向に対して交差する方向に沿って前記プロテクタの表裏を連通するように設けられている構成を有している。
また、本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、前記フレームが、厚み方向に立ち上がる立上部と、前記立上部に設けられたフレーム切欠部とを有し、前記フレーム切欠部が前記ボイスコイルの移動方向に対して交差する方向に沿って前記立上部の内外を連通するように設けられている構成を有している。
さらに、本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、前記フレームと、前記筐体に収容された電子部品との間に介装された支持部材を備え、前記支持部材が弾性を有する構成を有している。
さらに、本発明の電気機械音響変換器の実装構造は、前記フレームと、前記筐体に収容された電子部品との間に介装された支持部材を備え、前記支持部材が吸振性を有する構成を有している。
本発明は、筐体の内面に壁部を介して取り付けられているフレームに、有底筒状のヨークをその底部が筐体側に近付く方向で取り付けたので、電気機械音響変換器の厚さを増すことなくヨークと壁部との間に音通路が形成されることになり、良好な音響特性を得ることができる。あるいは、電気機械音響変換器を小型化しても音通路を確保することができるので、音響特性を維持して小型化を図ることができるという効果を有する電気機械音響変換器の実装構造を提供することができるものである。
以下、本発明の実施形態の電気機械音響変換器の実装構造について、図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の電気機械音響変換器の実装構造を図1に示す。
図1において、第1実施形態に係るスピーカやマイクロフォン等の電気機械音響変換器の実装構造10は、放音孔11aが設けられた筐体11の内面11bに取り付けられた略中空板状のフレーム12と、このフレーム12の中空部に対応して支持された有底筒状のヨーク13と、このヨーク13の内側面13aとの間に磁気空隙15cを形成するようにヨーク13の底部13bに設けられたマグネット15と、マグネット15の端面15aに設けられたプレート15bと、磁気空隙15cに挿入されたボイスコイル16と、このボイスコイル16に接続されるとともにフレーム12に支持された振動板17と、この振動板17を保護するためにフレーム12に設けられたプロテクタ18とを備えている。
プロテクタ18には第1通気孔18aが設けられ、フレーム12には第2通気孔12aが設けられている。
そして、ヨーク13の底部13bが筐体11の内面11bに対して近付く方向(図1では上方向)を向くように配置されているとともに、フレーム12および筐体11間に壁部19が設けられている。
筐体11には、例えば中心線CLを中心とした円を複数に分割した部分円弧状に切欠いた放音孔11aが設けられている。壁部19は、放音孔11aの外側に同心円状に設けられており、壁部19の内側端面にフレーム12が取り付けられている。
フレーム12に設けられている第2通気孔12aは、壁部19の内側において筐体11の放音孔11aに対向して部分円弧状に切り欠いて設けられている。
フレーム12の中央部は円形に切りかかれており、有底筒状のヨーク13が筐体11側に突出するように設けられている。
従って、筐体11、壁部19、フレーム12およびヨーク13の縦壁部13cによって四方を囲まれた音通路14が形成され、音通路14の前面には放音孔11a、後面には第2通気孔12aが設けられることになる。
フレーム12に設けられている第2通気孔12aは、フレーム12と振動板17との間の空気を逃がすためのものであり、振動板17により発せられた音を音通路14を介して放音孔11aに導く。
一方、プロテクタ18には第1通気孔18aが設けられており、立上り部18bおよび鍔部18cを介してフレーム12の下面に取り付けられている。第1通気孔18aは、振動板17とプロテクタ18との間の空気を逃がすためのものであり、例えば、プロテクタ18の全面にわたって円形等の貫通孔を複数個設けてある。
なお、第2通気孔12aから放音された音と第1通気孔18aから放音された音とが互いに位相干渉を起こさぬように、音通路14に面するフレーム12の接合部には、気密性が必要となる。そのため、例えばフレーム12と壁部19との間の接合部には、互いに突設させた形状を組み合わせたり、粘着性のある両面テープなどを使用して気密性を確保することが望ましい。
また、第1通気孔18aから放音された音を筐体11内部の空間でより良く共鳴させるために、第1通気孔18aには、十分に大きな面積を確保した切欠きを設けることが望ましい。
さらに、プロテクタ18は、特定の材料や形状に限定されるものではないが、例えば金属等で形成し、厚みは電気機械音響変換器の放音によって異常音が発生しない程度の厚みを確保することが望ましい。
また、プロテクタ18と筐体11内部の部品Mとの隙間は、電気機械音響変換器の放音によってプロテクタ18が振動して部品Mと接触して異常音が発生しない程度の最低限の隙間を確保することが望ましい。
次に、図1に基づいて、電気機械音響変換器の実装構造10の動作について説明する。
電気機械音響変換器としては例えば動電形スピーカを例示することができる。この動電形スピーカにおける磁気空隙15cに挿入されたボイスコイル16に電気信号が印加されると、ボイスコイル16に駆動力が発生し、ボイスコイル16に接続された振動板17が振動してフレーム12内部の空気に圧力変化を発生させる。この圧力変化は、第2通気孔12aを介して音通路14および放音孔11aを経て筐体11の外部空間へ音を発生する。
一方、第1通気孔18aを介し発生した音は筐体11内部で共鳴する。このとき、第1通気孔18a周辺の容積が大きいほど良好な音響特性が得られる。
次に、本発明に係る電気機械音響変換器の実装構造10の音響特性について、図2を参照して、実験解析を用いて説明する。
図2は、図10に示した従来の電気機械音響変換器であるスピーカ100と、図1において前述した本発明の電気機械音響変換器の実装構造10における、音圧周波数特性を示す相関図である。なお、以下に示す具体的な数値は、あくまで本発明の効果を定量的に把握するために設定した数値であり、数値そのものは例示であって、これら個別の数値が本発明の本質に対するいかなる制約にもならないものである。
図2の実験解析において、従来のスピーカ100および本発明の電気機械音響変換器の実装構造10は、ともに口径φ14mm、厚みt2.9mmの動電形スピーカを用いており、筐体11、101の形状は同一とする。また、筐体11、101と筐体内部の部品Mとの距離は3.5mmと同一である。
ただし、従来のスピーカ100では、筐体101とプロテクタ111との隙間を0.5mm、ヨーク105と筐体内部の部品Mとの隙間を0.1mmとする。
本発明の電気機械音響変換器の実装構造10では、筐体11とヨーク13との隙間を0.1mm、プロテクタ18と筐体内部の部品Mとの隙間を0.5mmとする。
そして、放音孔11aから0.1m離れた位置にそれぞれ同機種のマイクを設置して、従来のスピーカ100と本発明の電気機械音響変換器の実装構造10に、ともに0.2Wの電力を印加した設定で実験解析を行った。
図2において破線で示す特性Iは、従来のスピーカ100の測定結果である。特性IIは実線で示されており、本発明の電気機械音響変換器の実装構造10の測定結果である。
図2に示すように、特性IIは特性Iに比べ、約1000Hz〜5000Hzにおいて音圧レベルが約1dB向上している。これは、一般的には、電気機械音響変換器と筐体内部の部品Mとの隙間が狭くなるにつれて、各通気孔18a、12b、111a、103aからの空気が逃げ難くなり、音圧の劣化を招くことを意味している。
しかし、本発明に係る電気機械音響変換器の実装構造10においては、第2通気孔12bに比べ第1通気孔18aの開口面積が約2〜5倍大きいため、従来のスピーカ100に比べ本発明に係る電気機械音響変換器の実装構造10では第1通気孔18aからの空気の逃げが容易となり、音圧の劣化は少なくなる。
仮に、従来のスピーカ100と同一の音圧の劣化を許容するならば、本発明の電気機械音響変換器の実装構造10ではプロテクタ18と筐体11内部の部Mとの隙間を縮めることが可能であり、さらに薄型化が可能となる。
また、動電形スピーカは、マグネット15、106を構成部品とするため、筐体11、101の外部に対して漏洩磁束を発生する。
ここで、従来のスピーカ100において筐体101と対向する部品はプロテクタ111であり、本発明に係る電気機械音響変換器の実装構造10において筐体11と対向する部品はヨーク13である。各々の部品ともに特定の材料や形状に限定されるものではないが、例えば同一の金属で形成した場合、プロテクタ111に比べヨーク13の厚みは約2倍〜4倍厚いため、筐体11の外部に対する漏洩磁束は約30%軽減することになる。
これは、磁気記憶型の非接触ICカードの信頼性に対して有意である。
次に、本発明に係る電気機械音響変換器の実装構造10においては、第1通気孔18aに比べ第2通気孔12aの開口面積が約1/2〜1/5と小さくすることにより、放音孔11aから鋭利な物が挿入した場合、第2通気孔12aが振動板17を保護する可能性も高まる。
これは、カバンの中に機器を入れておいた場合等の信頼性に対して有意である。
以上、説明した電気機械音響変換器の実装構造10によれば、筐体11の内面11bに壁部19を介して取り付けられているフレーム12に、有底筒状のヨーク13をその底部13bが筐体11側に近付く方向で取り付けたので、電気機械音響変換器の厚さを増すことなくヨーク13と壁部19との間に十分な空間を有する音通路14が形成されることになる。
これにより、良好な音響特性を得ることができる。あるいは、電気機械音響変換器を小型化しても音通路14を確保することができるので、音響特性を維持して小型化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造について説明する。
図3には、第2実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造20が示されている。なお、前述した第1実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造10と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この電気機械音響変換器の実装構造20では、筐体11とヨーク13の底部13bとの間に粘着性を有する介装部材21が挟持されている。
この粘着材21は、例えば粘着性のある両面テープなどを使用して安定した接着を確保することが望ましい。
なお、電気機械音響変換器の実装構造20の動作は、前述した第1実施形態で説明した電気機械音響変換器の実装構造10と同様である。
以上、説明した本発明の第2実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造20によれば、前述した第1実施形態と同様に、音響性能を確保できるとともに防磁性および防塵性を向上でき、かつ、筐体11とヨーク13の底部13bとの間に粘着性を有する介装部材21を設けることにより、筐体11に対してヨーク13を固定できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造について説明する。
図4には、第3実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造30が示されている。なお、前述した第1実施形態あるいは第2実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造10、20と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この電気機械音響変換器の実装構造30では、壁部31が弾性を有する部材から構成されている。
すなわち、音通路14の一側面を弾性部材によって構成している。この弾性体は、特定の材料や形状に限定されるものではないが、例えば発泡ウレタンゴム等で形成し、電気機械音響変換器のフレーム12と筐体11とで挟持させ気密性を確保することが望ましい。
また、弾性体である壁部31と接触するフレーム12と筐体11は、粘着性のある両面テープなどを使用して気密性を確保することが望ましい。
なお、電気機械音響変換器の実装構造30の動作は、第1実施形態で前述した電気機械音響変換器の実装構造10と同じである。
以上、説明した本発明の第3実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造30によれば、前述した第1実施形態と同様に、音響性能を確保できるとともに防磁性および防塵性を向上でき、かつ、壁部31が弾性を有するため耐震性を向上できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造について説明する。
図5には、第4実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造40が示されている。
なお、前述した第1実施形態〜第3実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造10、20、30と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この電気機械音響変換器の実装構造40では、壁部41が吸振性を有する部材から構成されている。この吸振性を有する壁部41は、特定の材料や形状に限定されるものではないが、例えばシリコン系のゲル状素材等で形成し、フレーム12と筐体11とで挟持させ気密性を確保することが望ましい。また、壁部41と接触するフレーム12と筐体11には、互いに突設させた形状によって気密性を確保することが望ましい。
なお、電気機械音響変換器の実装構造40の動作は、第1実施形態で前述した電気機械音響変換器の実装構造10と同じである。
以上、説明した本発明の第4実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造40によれば、前述した第1実施形態と同様に、音響性能を確保できるとともに防磁性および防塵性を向上でき、かつ、壁部41が吸振性を有するため耐震性を向上できる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造について説明する。
図6には、第5実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造50が示されている。なお、前述した第1〜第4実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造10、…、40と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この電気機械音響変換器の実装構造50では、プロテクタ18に設けられたプロテクタ切欠部51を有し、このプロテクタ切欠部51が、ボイスコイル16の移動方向(図6において上下方向)に対して交差する方向(図6において左右方向)に沿ってプロテクタ16の表裏を連通するように設けられている。このプロテクタ切欠部51は、特定の形状に限定されるものではないが、例えばプロテクタ18の立上り部18bを図6中水平方向に貫通して、第1通気孔18aからの空気の逃げがより容易になるようにしている。
なお、電気機械音響変換器の実装構造50の動作は、第1実施形態で前述した電気機械音響変換器の実装構造10と同じである。
以上、説明した本発明の第5実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造50によれば、前述した第1実施形態と同様に、音響性能を確保できるとともに防磁性および防塵性を向上でき、かつ、プロテクタ18にプロテクタ切欠部51を設けることにより、空気の逃げがより容易となって音響性能を向上できる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造について説明する。
図7には、第6実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造60が示されている。なお、前述した第1〜第5実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造10、…、50と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この電気機械音響変換器の実装構造60では、フレーム12が、厚み方向に立ち上がる立上部61と、この立上部61に設けられたフレーム切欠部62とを有し、フレーム切欠部62がボイスコイル16の移動方向に対して交差する方向(図7において左右方向)に沿って立上部61の内外を連通するように設けられている。このフレーム切欠部62は、特定の形状に限定されるものではないが、電気機械音響変換器の水平方向に向け、第1通気孔18aからの空気の逃げがより容易になるように設けることが望ましい。
なお、電気機械音響変換器の実装構造60の動作は、第1実施形態で前述した電気機械音響変換器の実装構造10と同じである。
以上、説明した本発明の第6実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造60によれば、前述した第1実施形態と同様に、音響性能を確保できるとともに防磁性および防塵性を向上でき、かつ、フレーム12に厚み方向に立ち上がる立上部61を設け、この立上部61にフレーム切欠部62を設けることにより、空気の逃げがより容易となって音響性能を向上できる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造について説明する。
図8には、第7実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造70が示されている。なお、前述した第1〜第6実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造10、…、60と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この電気機械音響変換器の実装構造70では、フレーム12と、筐体11に収容された電子部品Mとの間に介装された支持部材71を備え、支持部材71は弾性を有している。
この支持部材71は、特定の材料や形状に限定されるものではないが、例えば発泡ウレタンゴム等で形成し、第1通気孔18aからの空気の逃げを妨げないよう例えば複数個のブロックで構成したり、C字形のように開口部を有する形状にすることが望ましい。なお、電気機械音響変換器の実装構造70の動作は、第1実施形態で前述した電気機械音響変換器の実装構造10と同じである。
以上、説明した本発明の第7実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造70によれば、前述した第1実施形態と同様に、音響性能を確保できるとともに防磁性および防塵性を向上でき、かつ、フレーム12と、筐体11に収容された電子部品Mとの間に弾性を有する支持部材71を設けることにより、当該個所からの空気の逃げを防止して音響性能を向上できる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造について説明する。
図9には、第8実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造80が示されている。なお、前述した第1〜第7実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造10、…、70と共通する部位には同じ符号を付して重複する説明を省略することとする。
この電気機械音響変換器の実装構造80では、フレーム12と、筐体11に収容された電子部品Mとの間に介装された支持部材81を備え、この支持部材81が吸振性を有している。この支持部材81は、特定の材料や形状に限定されるものではないが、例えばシリコン系のゲル状素材等で形成し、第1通気孔18aからの空気の逃げを妨げないよう例えば複数個のブロックで構成したり、C字形のように開口部を有する形状にすることが望ましい。
なお、電気機械音響変換器の実装構造80の動作は、第1実施形態で前述した電気機械音響変換器の実装構造10と同じである。
以上、説明した本発明の第8実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造80によれば、前述した第1実施形態と同様に、音響性能を確保できるとともに防磁性および防塵性を向上でき、かつ、フレーム12と、筐体11に収容された電子部品Mとの間に吸振性を有する支持部材81を設けることにより、当該個所からの空気の逃げを防止して音響性能を向上できる。
なお、以上の説明では、電気機械音響変換器として動電形スピーカを用いていたが、動電形レシーバ等、フレーム12に対してヨーク13が突設されているような形状であればどのような電気機械音響変換器を用いても同様の効果が得られる。
また、電気機械音響変換器の外形形状が丸型の場合について説明したが、その他、楕円あるいは長方形であっても同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる電気機械音響変換器の実装構造は、筐体の内面に壁部を介して取り付けられているフレームに、有底筒状のヨークをその底部が筐体側に近付く方向で取り付けたので、電気機械音響変換器の厚さを増すことなくヨークと壁部との間に音通路が形成されることになり、良好な音響特性を得ることができる。
あるいは、電気機械音響変換器を小型化しても音通路を確保することができるので、音響特性を維持して小型化を図ることができるという効果を有し、放音孔が設けられた筐体に収容されるスピーカやマイクロフォン等の電気機械音響変換器の実装構造等として有用である。
本発明の第1実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図 本発明の第1実施形態の音圧周波数特性をしめすグラフである。 本発明の第2実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。 本発明の第3実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。 本発明の第4実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。 本発明の第5実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。 本発明の第6実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。 本発明の第7実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。 本発明の第8実施形態に係る電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。 従来の構成における電気機械音響変換器の実装構造を示す構造図である。
符号の説明
10 電気機械音響変換器の実装構造
11 筐体
11a 放音孔
12 フレーム
12a 第2通気孔
13 ヨーク
13a 内側面
13b 底部
15 マグネット
15a 端面
15b プレート
15c 磁気空隙
16 ボイスコイル
17 振動板
18 プロテクタ
18a 第1通気孔
19 壁部
21 介装部材
51 プロテクタ切欠部
61 立上部
62 フレーム切欠部
71 支持部材
81 支持部材
M 電子部品

Claims (10)

  1. 放音孔が設けられた筐体に収容される電気機械音響変換器の実装構造であって、
    前記筐体の内面に取り付けられた略中空板状のフレームと、
    前記フレームの中空部に対応して支持されたヨークと、
    前記ヨークに設けられたマグネットと、
    前記マグネットと併設されたボイスコイルと、
    前記ボイスコイルに接続されるとともに前記フレームに支持された振動板と、
    前記振動板を保護するために前記フレームに設けられたプロテクタと、
    前記プロテクタに設けられた第1通気孔と、
    前記第通気孔に対して前記振動を介して反対側に設けられた第2通気孔とを備え、
    前記ヨークの底部が前記筐体の内面に対して近付く方向を向くように配置されているとともに、前記フレームおよび前記筐体間に壁部が設けられ、
    前記第通気孔は前記筐体内部に放音することを特徴とする電気機械音響変換器の実装構造。
  2. 前記第1通気孔は、前記振動板と前記ボイスコイルとの間の空気を逃がすために、前記プロテクタの表裏を連通するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  3. 前記筐体と前記ヨークの前記底部との間に粘着性を有する介装部材が挟持されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  4. 前記壁部が弾性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  5. 前記壁部が吸振性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  6. 前記プロテクタに設けられたプロテクタ切欠部を有し、前記プロテクタ切欠部が前記ボイスコイルの移動方向に対して交差する方向に沿って前記プロテクタの表裏を連通するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  7. 前記フレームが、厚み方向に立ち上がる立上部と、前記立上部に設けられたフレーム切欠部とを有し、
    前記フレーム切欠部が前記ボイスコイルの移動方向に対して交差する方向に沿って前記立上部の内外を連通するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  8. 前記フレームと、前記筐体に収容された電子部品との間に介装された支持部材を備え、
    前記支持部材が弾性を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  9. 前記フレームと、前記筐体に収容された電子部品との間に介装された支持部材を備え、
    前記支持部材が吸振性を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気機械音響変換器の実装構造。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気機械音響変換器を有する携帯端末装置。
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