JP2018069995A - 方向指示機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラチェットの変位を阻害することなく、方向指示機構のさらなる小型化を実現する。
【解決手段】ブラケット3は、ユーザによる操作に応じて中立位置と方向指示位置の間で回動可能である。ラチェット5は、ブラケット3の回動に連動して、車両のステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202の回動軌跡203に進入する進入位置と当該回動軌跡から退避する退避位置との間で摺動可能である。カム面形成突起32は、ブラケット3に設けられており、ブラケット3が中立位置にあるときにラチェット5を退避位置に保持する中立保持部321を含むカム面を有している。カム面形成壁121は、ブラケット3の回動とは連動しないように固定されており、ブラケット3が方向指示位置へ回動されるとラチェット5の回動軌跡203への進入を許容する部分を含むカム面122を有している。ブラケット3の回動位置に依らず、カム面形成突起32により形成されるカム面の端部は、カム面122の一部と隣接している。
【選択図】図13

Description

本発明は、車両に搭載される方向指示機構に関する。
特許文献1は、この種の方向指示機構の一例を開示している。当該方向指示機構は、ブラケットとラチェットを備えている。ブラケットは、ユーザによるレバーの操作に応じて、中立位置と左折指示位置の間、および当該中立位置と右折指示位置の間を回動可能とされている。ラチェットは、車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に対して進入および退避可能とされている。ブラケットが中立位置にあるとき、ラチェットは、キャンセルカムの回動軌跡から退避している。
具体的には、ラチェットの一部が当接するカム面がブラケットに形成されている。カム面は、ブラケットが中立位置にあるときにラチェットの一部と当接してラチェットをキャンセルカムの回動軌跡から退避させておく部分を有している。
例えば、ブラケットが中立位置から左折指示位置へ回動すると、ラチェットは、キャンセルカムの回動軌跡に進入する。上記のカム面は、ブラケットの回動に伴ってラチェットの一部を導くことによりラチェットの回動軌跡への進入を許容する部分も有している。
特開2005−153777号公報
本発明は、ラチェットの変位を阻害することなく、方向指示機構のさらなる小型化を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明がとりうる一態様は、車両に搭載される方向指示機構であって、
ユーザによる操作に応じて中立位置と方向指示位置の間で回動可能である回動部材と、
前記回動部材の回動に連動して、前記車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に進入する進入位置と当該回動軌跡から退避する退避位置との間で摺動可能であるラチェットと、
前記回動部材に設けられており、前記回動部材が前記中立位置にあるときに前記ラチェットを前記退避位置に保持する部分を含む第一カム面を有している第一カム部材と、
前記回動部材の回動とは連動しないように固定されており、前記回動部材が前記方向指示位置へ回動されると前記ラチェットの前記進入位置への移動を許容する部分を含む第二カム面を有している第二カム部材と、
を備えており、
前記回動部材の回動位置に依らず、前記第一カム面の端部は前記第二カム面の一部と隣接している。
上記の構成によれば、キャンセルカムの回動軌跡へのラチェットの進入を許容する第二カム面は、回動部材とは別体として設けられ、回動部材の回動とは連動しないように固定されている。回動部材には、ラチェットを退避位置に保持する部分と第二カム面への移行を促す部分を含む第一カム面を必要最小限の大きさで設ければよい。したがって、回動部材の小型化が実現できる。これにより回動部材の可動域が占める面積が減少するため、回動部材を収容するための筐体の小型化も実現できる。
他方、第一カム部材における第一カム面の端部は、回動部材の回動位置に依らず第二カム面の一部と隣接しているため、第一カム部材から第二カム部材へのラチェットの移行を円滑に促すことができる。
したがって、ラチェットの変位を阻害することなく、方向指示機構の小型化を実現できる。
上記の方向指示機構は、以下のように構成されうる。
前記第二カム部材は、前記ラチェットの少なくとも一部を収容しているケースの一部である。
前述のように、キャンセルカムの回動軌跡へのラチェットの進入を許容する第二カム面を形成するための第二カム部材は、回動部材とは別体かつその回動と連動しないように固定される。したがって、第二カム部材は、ラチェットの少なくとも一部を収容しているケースのような適宜の不動部品の一部として提供されうる。これにより、部品点数の削減と空間利用効率の向上が実現できる。
この場合、上記の方向指示機構は、以下のように構成されうる。
前記第二カム面は、前記ケースの外壁の内面の一部である。
ラチェットを収容するために本来的に必要なケースの外壁の内面を第二カム面として利用することにより、さらなる空間利用効率の向上と部品形状の簡略化に伴う部品コストの抑制を実現できる。
上記の方向指示機構は、以下のように構成されうる。
前記回動部材は、前記第二カム部材に向かって先細りとなる形状を有している。
このような構成によれば、回動部材の小型化に伴う部品コストの低減や方向指示機構の軽量化が実現できる。
本発明によれば、ラチェットの変位を阻害することなく、方向指示機構のさらなる小型化を実現できる。
一実施形態に係る方向指示機構の外観を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の一部を示す平面図である。 図2における線III−IIIに沿って矢印方向から見た断面を示す図である。 図1の方向指示機構の一部を示す平面図である。 図1の方向指示機構の一部を示す正面図である。 図1の方向指示機構の一部を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の一部を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の一部を示す平面図である。 図1の方向指示機構の一部を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の動作を模式的に示す図である。 図1の方向指示機構の動作を模式的に示す図である。 図1の方向指示機構の動作を模式的に示す図である。 図1の方向指示機構の利点を説明するための図である。 図1の方向指示機構の利点を説明するための図である。
添付の図面を参照しつつ、実施形態例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1は、一実施形態に係る方向指示機構1の外観を示している。方向指示機構1は、車両に搭載される。具体的には、方向指示機構1は、車両の転舵を司るステアリングホイールに連結されたステアリングコラムの側方に配置される。
方向指示機構1は、レバー2を備えている。レバー2は、車両の転舵方向を示す方向指示灯を点消灯させるために運転者によって操作される。
方向指示機構1は、第一ケース11と第二ケース12を備えている。図2は、図1に示された状態から第一ケース11を取り外した構成を示している。図3は、図2における線III−IIIに沿って矢印方向から見た断面を示している。
方向指示機構1は、ブラケット3(回動部材の一例)を備えている。ブラケット3は、回動軸31を備えている。ブラケット3は、レバー2と連結されている。ブラケット3は、レバー2の操作に応じて、回動軸31を中心として図2における時計回りおよび反時計回りに回動する。
方向指示機構1は、節度ピース21とコイルばね22を備えている。節度ピース21は、レバー2の先端部に変位可能に連結されている。具体的には、図3に示されるように、レバー2に形成された摺動穴23内に、節度ピース21の一部とコイルばね22が配置されている。節度ピース21は、コイルばね22の弾性変形に伴い、レバー2の摺動穴23内を摺動可能とされている。
方向指示機構1は、節度面形成部材4を備えている。節度面形成部材4は、節度面41を形成している。節度面41は、節度ピース21に対向するように配置されている。コイルばね22は、節度ピース21を節度面41へ向けて付勢している。
図4は、図2に示される状態からレバー2および節度ピース21を取り外した構成を示す平面図である。図5は、同構成を示す正面図である。
節度面41は、凹部と凸部を有することによって、左折保持部411、右折保持部412、および中立保持部413を区画している。
図2から図4は、ブラケット3が中立位置にある状態を示している。このとき、節度ピース21は、節度面41の中立保持部413に配置されている。
図1から図5に示されるように、方向指示機構1は、ラチェット5を備えている。図6の(A)と図6の(B)は、ラチェット5の外観を示している。ラチェット5は、第一回動軸51、第二回動軸52、左折キャンセルカム部53、右折キャンセルカム部54、および係合突起55を備えている。
図2から図5に示されるように、方向指示機構1は、第一規制部材6を備えている。図7の(A)と図7の(B)は、節度面形成部材4および第一規制部材6の外観を示している。第一規制部材6は、第一腕部61と第二腕部62を備えている。第一腕部61と第二腕部62は、その間に案内溝63を区画している。第一腕部61は、第一突起611を有している。第二腕部62は、第二突起621を有している。第一突起611と第二突起621は、案内溝63内に配置されている。
図8と図9は、図4に示される状態から節度面形成部材4、ラチェット5、および第一規制部材6を取り外した構造を示している。
ブラケット3は、カム面形成突起32とカム溝33を備えている。カム面形成突起32は、カム溝33の一部を区画している。カム面形成突起32は、中立保持部321、左折カム面322、および右折カム面323を有している。中立保持部321は、左折カム面322と右折カム面323の境界に位置している。
第二ケース12は、カム面形成壁121を備えている。カム面形成壁121は、弧状のカム面122を形成するように延びている。カム面形成壁121は、カム面122がブラケット3のカム面形成突起32と対向するように配置されている。
より具体的には、カム面形成突起32の左折カム面322は、レバー2の操作に伴うブラケット3の回動位置に依らず、カム面形成壁121のカム面122のいずれかの部分と隣接している。同様に、カム面形成突起32の右折カム面323は、レバー2の操作に伴うブラケット3の回動位置に依らず、カム面形成壁121のカム面122のいずれかの部分と隣接している。
ブラケット3、ラチェット5、および第一規制部材6が組み付けられると、図3に示されるように、ラチェット5の第一回動軸51は、ブラケット3のカム溝33内に配置される。他方、図5に示されるように、ラチェット5の第二回動軸52は、第一規制部材6の案内溝63内に配置される。
図3から図5に示されるように、方向指示機構1は、押圧部材71とコイルばね72を備えている。図7の(A)と図7の(B)に示されるように、押圧部材71とコイルばね72は、第一規制部材6に組み付けられている。押圧部材71は、第一規制部材6の案内溝63に沿って摺動可能とされている。
図4、図5、図8、および図9に示されるブラケット3が中立位置にある状態において、押圧部材71は、コイルばね72の付勢力によってラチェット5の第二回動軸52を押圧している。これにより、ラチェット5は、ブラケット3から離れる方向へ付勢力を受けるが、ラチェット5の第一回動軸51がブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321が当接し、当該方向への変位を阻止される。結果として、ラチェット5は、図4に示される位置に保持される。
図1から図5に示されるように、方向指示機構1は、第二規制部材8を備えている。図6の(A)と図6の(B)に示されるように、第二規制部材8は、ラチェット5の第二回動軸52に設けられている。第一規制部材6の案内溝63の幅方向における第二規制部材8の幅寸法は、案内溝63の幅寸法よりも大きい。
次に、上記の構成に基づく方向指示動作について説明する。図10の(A)と図10の(B)は、ブラケット3が中立位置にある状態を示している。これらの図においては、各部品の形状は簡略化されている。
前述のように、ブラケット3が中立位置にあるとき、節度ピース21は、節度面41の中立保持部413に配置されている。押圧部材71は、ラチェット5を、車両のステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202の回動軌跡203に向けて付勢している。しかしながら、ラチェット5の第一回動軸51がブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321に当接することによって同方向へのラチェット5の変位が阻止されており、ラチェット5の係合突起55は、キャンセルカム202の回動軌跡203から退避している。
右折時あるいは右車線への進路変更時には、図11の(A)と図11の(B)に示されるように、ブラケット3が回動軸31を中心として時計回りに回動するようにレバー2が操作される。
このとき、節度ピース21は、コイルばね22を圧縮するように(コイルばね22の付勢力に抗いつつ)レバー2の摺動穴23内を摺動する。したがって、ブラケット3の回動に伴い、節度ピース21の先端は、節度面41の中立保持部413と右折保持部412の間に形成された峰部を乗り越え、右折保持部412に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、ブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321から右折カム面323に沿って移動する。第一回動軸51は、右折カム面323とこれに隣接する第二ケース12のカム面122に沿って導かれ、ステアリングシャフト201に接近する。そのため、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット3が右折指示位置(方向指示位置の一例)に到達すると、ラチェット5の係合突起55は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース21は、節度面41の右折保持部412の形状およびコイルばね22の付勢力によって右折保持部412に保持され、中立保持部413への復帰を阻止される。これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構1から出力される。
図示を省略するが、左折時あるいは左車線への進路変更時には、ブラケット3が回動軸31を中心として図10の(A)と図10の(B)における反時計回りに回動するようにレバー2が操作される。
このとき、節度ピース21は、コイルばね22を圧縮するように(コイルばね22の付勢力に抗いつつ)レバー2の摺動穴23内を摺動する。したがって、ブラケット3の回動に伴い、節度ピース21の先端は、節度面41の中立保持部413と左折保持部411の間に形成された峰部を乗り越え、左折保持部411に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、ブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321から左折カム面322に沿って移動する。第一回動軸51は、左折カム面322とこれに隣接する第二ケース12のカム面122に沿って導かれ、ステアリングシャフト201に接近する。そのため、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット3が左折指示位置(方向指示位置の一例)に到達すると、ラチェット5の係合突起55は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース21は、節度面41の左折保持部411の形状およびコイルばね22の付勢力によって左折保持部411に保持され、中立保持部413への復帰を阻止される。これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構1から出力される。
次に、図12の(A)と図12の(B)を参照しつつ、方向指示のキャンセル動作について説明する。図11の(A)と図11の(B)に示されたブラケット3が右折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが左回転(反時計回りの回転)されると、右折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、ステアリングホイールの左回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が反時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット5の係合突起55と係合する。ラチェット5は、回動軌跡203に平行な面内において第一回動軸51と第二回動軸52を中心として回動可能とされている。したがって、反時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、ラチェット5は、第一回動軸51と第二回動軸52を中心として時計回りに回動する。
図3に示されるように、方向指示機構1は、緩衝部材91とコイルばね92を備えている。緩衝部材91とコイルばね92は、ブラケット3に組み付けられている。具体的には、図8に示されるように、ブラケット3は、一対の案内壁34を備えている。一対の案内壁34は、破線で示される案内溝35を区画している。各案内壁34は、上方に開口するとともに案内溝35と連通する切欠部341を有している。緩衝部材91は、一対の係止片911を有している。緩衝部材91は、各係止片911を対応する切欠部341から案内溝35内に進入させることにより、一対の案内壁34の間に配置されるとともに、案内溝35に沿って摺動可能とされる。
図8と図9に示されるように、緩衝部材91の先端は、ブラケット3のカム溝33に対向している。図3に示されるように、コイルばね92は、カム溝33内に配置されたラチェット5の第一回動軸51に向かって緩衝部材91を付勢している。緩衝部材91の各係止片911は、案内溝35の前端に当接することにより、カム溝33へ向かう動きが規制される。また、緩衝部材91は、各係止片911が対応する案内壁34と係止することにより、上方への離脱が防止される。
上記したラチェット5の時計回りの回動に伴い、右折キャンセルカム部54が緩衝部材91に当接し、回動軸31を中心とした反時計回りの回動力をブラケット3に付与する。コイルばね92の付勢力は、当該回動力によっては緩衝部材91が変位しない程度に設定されている。そのため、ラチェット5から緩衝部材91を通じて付与される回動力によって、ブラケット3は、回動軸31を中心として反時計回りに回動する。
これに伴い、節度面41の右折保持部412における節度ピース21の保持が解除される。節度ピース21は、節度面41の中立保持部413と右折保持部412の間に形成された峰部を乗り越え、中立保持部413に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、第二ケース12のカム面122とこれに隣接するカム面形成突起32の右折カム面323に沿って移動し、中立保持部321に至る。これにより、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力に抗いつつステアリングシャフト201から引き離される。
ブラケット3が図10の(A)と図10の(B)に示される中立位置に復帰すると、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
レバー2に右転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを左回転させる場合がある。この場合においても、反時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット5が時計回りに回動され、右折キャンセルカム部54が緩衝部材91に当接する。ブラケット3は、レバー2に加えられた操作力によって右折指示位置に保持されているため、緩衝部材91には通常の右折キャンセル操作よりも大きな力がラチェット5から加わる。
コイルばね92は、このような力に対しては圧縮変形するように構成されている。したがって、緩衝部材91は、ラチェット5から退避するように変位する。これにより、ブラケット3は、右折指示位置に保持されたまま、ラチェット5が時計回りの回動を継続する。これにより、右転舵のための操作力がレバー2から入力されていながら、左転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。
図示を省略するが、ブラケット3が左折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが右回転(時計回りの回転)されると、左折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、ステアリングホイールの右回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット5の係合突起55と係合する。したがって、時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、ラチェット5は、第一回動軸51と第二回動軸52を中心として反時計回りに回動する。
これにより、ラチェット5の左折キャンセルカム部53が緩衝部材91に当接し、回動軸31を中心とした時計回りの回動力をブラケット3に付与する。コイルばね92の付勢力は、当該回動力によっては緩衝部材91が変位しない程度に設定されている。そのため、ラチェット5から緩衝部材91を通じて付与される回動力によって、ブラケット3は、回動軸31を中心として時計回りに回動する。
これに伴い、節度面41の左折保持部411における節度ピース21の保持が解除される。節度ピース21は、節度面41の中立保持部413と左折保持部411の間に形成された峰部を乗り越え、中立保持部413に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、第二ケース12のカム面122とこれに隣接するカム面形成突起32の左折カム面322に沿って移動し、中立保持部321に至る。これにより、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力に抗いつつステアリングシャフト201から引き離される。
ブラケット3が図10の(A)と図10の(B)に示される中立位置に復帰すると、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
レバー2に左転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを右回転させる場合がある。この場合においても、時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット5が反時計回りに回動され、左折キャンセルカム部53が緩衝部材91に当接する。ブラケット3は、レバー2に加えられた操作力によって右折指示位置に保持されているため、緩衝部材91には通常の左折キャンセル操作よりも大きな力がラチェット5から加わる。
コイルばね92は、このような力に対しては圧縮変形するように構成されている。したがって、緩衝部材91は、ラチェット5から退避するように変位する。これにより、ブラケット3は、左折指示位置に保持されたまま、ラチェット5が反時計回りの回動を継続する。これにより、左転舵のための操作力がレバー2から入力されていながら、右転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。
前述のように、ブラケット3(回動部材の一例)は、ユーザによるレバー2の操作に応じて中立位置と左折指示位置または右折指示位置の間で回動可能である。ラチェット5は、ブラケット3の回動に連動して、車両のステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202の回動軌跡203に進入する進入位置と回動軌跡203から退避する退避位置との間で摺動可能である。
図8と図9を参照して説明したように、本実施形態に係る方向指示機構1は、カム面形成突起32(第一カム部材の一例)を備えている。カム面形成突起32は、ブラケット3に設けられている。カム面形成突起32は、中立保持部321、左折カム面322、および右折カム面323を含むカム面(第一カム面の一例)を形成している。中立保持部321は、ブラケット3が中立位置にあるときにラチェット5を退避位置に保持するように構成されている。
他方、方向指示機構1は、カム面形成壁121(第二カム部材の一例)を備えている。カム面形成壁121は、ブラケット3の回動とは連動しないように固定されている。カム面形成壁121は、カム面122(第二カム面の一例)を形成している。図10の(B)と図11の(B)を参照して説明したように、カム面122は、ブラケット3が中立位置から左折指示位置または右折指示位置へ回動されると、ラチェット5の進入位置への移動を許容するように構成されている。
図13の(A)と図13の(B)に示されるように、カム面形成突起32における左折カム面322の端部322aと右折カム面323の端部323aは、ブラケット3の回動位置に依らず、カム面122の一部と隣接している。
図14の(A)と図14の(B)は、このような構成により得られる利点を説明するための図である。図14の(B)は、比較例に係るブラケット3Aを示している。ブラケット3Aは、カム面形成突起32Aとカム面形成壁121Aを備えている。カム面形成突起32Aは、ブラケット3Aが中立位置にあるときにラチェットを退避位置に保持するように構成された中立保持部321Aを有している。カム面形成壁121Aは、ブラケット3Aが中立位置から左折指示位置または右折指示位置へ回動されるとラチェットの進入位置への移動を許容するように構成されたカム面122Aを有している。カム面形成突起32Aとカム面形成壁121Aは一体に形成されている。
比較例に係るブラケット3Aにおいては、ブラケット3Aの回動に伴ってカム面形成突起32Aとカム面形成壁121Aがともに移動するため、図14の(A)に示されるホン実施形態に係る構成と比較すると、ブラケット3A(特にカム面形成壁121A)の可動域が占める面積が増大する。これにより、ブラケット3Aを収容するための筐体は、当該可動域を収めるために大型化が避けられない。
本実施形態に係る方向指示機構1においては、キャンセルカム202の回動軌跡203へのラチェット5の進入を許容するカム面122は、ブラケット3とは別体として設けられ、ブラケット3の回動とは連動しないように固定されている。ブラケット3には、ラチェット5を退避位置に保持する部分とカム面122への移行を促す部分を含むカム面を必要最小限の大きさで設ければよい。したがって、ブラケット3の小型化が実現できる。これによりブラケット3の可動域が占める面積が減少するため、ブラケット3を収容するための筐体の小型化も実現できる。
他方、カム面形成突起32における左折カム面322の端部322aと右折カム面323の端部323aは、ブラケット3の回動位置に依らずカム面122の一部と隣接しているため、カム面形成突起32からカム面形成壁121へのラチェット5の移行を円滑に促すことができる。
したがって、ラチェット5の変位を阻害することなく、方向指示機構1の小型化を実現できる。
本実施形態においては、カム面形成壁121は、ラチェット5の一部を収容している第二ケース12の一部である。換言すると、第二ケース12とカム面形成壁121は、一体成型品である。
前述のように、キャンセルカム202の回動軌跡203へのラチェット5の進入を許容するカム面122を形成するためのカム面形成壁121は、ブラケット3とは別体かつその回動と連動しないように固定される。したがって、カム面形成壁121は、第二ケース12のような適宜の不動部品の一部として提供されうる。これにより、部品点数の削減と空間利用効率の向上が実現できる。
本実施形態においては、カム面形成壁121により形成されるカム面122は、第二ケース12の外壁の内面の一部である。
ラチェット5を収容するために本来的に必要なケースの外壁の内面をカム面122として利用することにより、さらなる空間利用効率の向上と部品形状の簡略化に伴う部品コストの抑制を実現できる。
本実施形態においては、ブラケット3は、カム面形成壁121に向かって先細りとなる形状を有している。
キャンセルカム202の回動軌跡203へのラチェット5の進入を許容するカム面122を形成するためのカム面形成壁121をブラケット3と別体にすることにより、ブラケット3を小型化できる点については先に述べた。図14の(B)に示される比較例に係るブラケット3Aとの比較から判るように、ブラケット3の小型化に伴う部品コストの低減や方向指示機構1の軽量化が実現できる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。また、等価物が本発明の技術的範囲に含まれることは明らかである。
上記の実施形態においては、ブラケット3が中立位置にあるときにラチェット5を退避位置に保持する中立保持部321を含むカム面が、カム面形成突起32により形成されている。しかしながら、当該機能を有するカム面は、ブラケット3に凹部を設けることにより形成されてもよい。
上記の実施形態においては、第二ケース12の一部である外壁の内面を、キャンセルカム202の回動軌跡203へのラチェット5の進入を許容するカム面122として利用している。しかしながら、ブラケット3の回動とは連動しないように固定され、ブラケット3の中立位置から左折指示位置または右折指示位置への回動に応じてラチェット5の回動軌跡203への進入を許容できるのであれば、カム面122は、方向指示機構1を構成する適宜の不動部品の一部として適宜の箇所に形成されうる。
1:方向指示機構、12:第二ケース、121:カム面形成壁、122:カム面、3:ブラケット、32:カム面形成突起、321:中立保持部、322:左折カム面、322a:左折カム面の端部、323:右折カム面、323a:右折カム面の端部、5:ラチェット、201:ステアリングシャフト、202:キャンセルカム、203:回動軌跡

Claims (4)

  1. 車両に搭載される方向指示機構であって、
    ユーザによる操作に応じて中立位置と方向指示位置の間で回動可能である回動部材と、
    前記回動部材の回動に連動して、前記車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に進入する進入位置と当該回動軌跡から退避する退避位置との間で摺動可能であるラチェットと、
    前記回動部材に設けられており、前記回動部材が前記中立位置にあるときに前記ラチェットを前記退避位置に保持する部分を含む第一カム面を有している第一カム部材と、
    前記回動部材の回動とは連動しないように固定されており、前記回動部材が前記方向指示位置へ回動されると前記ラチェットの前記進入位置への移動を許容する部分を含む第二カム面を有している第二カム部材と、
    を備えており、
    前記回動部材の回動位置に依らず、前記第一カム面の端部は前記第二カム面の一部と隣接している、
    方向指示機構。
  2. 前記第二カム部材は、前記ラチェットの少なくとも一部を収容しているケースの一部である、
    請求項1に記載の方向指示機構。
  3. 前記第二カム面は、前記ケースの外壁の内面の一部である、
    請求項2に記載の方向指示機構。
  4. 前記回動部材は、前記第二カム部材に向かって先細りとなる形状を有している、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方向指示機構。
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