JP6581515B2 - 入力操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、中立位置から少なくとも回動自在な操作レバーを備える入力操作装置に関し、例えば、にステアリングを一方向に回動させた後、逆方向に回転させた際に、操作レバーが左折指示回動位置または右折指示回動位置から中立位置に自動的に復帰する機能を備えた入力操作装置に関する。
入力操作装置の一つである ターンシグナルスイッチ装置は、自動車の運転席に設けられるものであって、ステアリングコラムに取付けられたハウジングに、操作レバーを回動自在に設けてある。この操作レバーを中立位置から左折指示回動位置または右折指示回動位置に回動させることにより、左折または右折の指示ランプを点滅させることができるように、ハウジング内には操作レバーの回動に伴い駆動されるスイッチが設けられる。
操作レバーの回動方向をガイド(案内)するため、ハウジング内にはカム面が設けられ、操作レバーの回動に伴い駆動される駆動体がカム面上を摺動する。また、操作レバーは、左折指示回動位置または右折指示回動位置においてラッチされるが、ハンドルを指示方向に回転させた後、逆方向に回転させることにより、左折指示回動位置または右折指示回動位置から中立位置に自動的に復帰させるキャンセル機構が、ターンシグナルスイッチ装置に設けられている。このようなキャンセル機構を備えたターンシグナルスイッチ装置としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2012−195103号公報
上述した従来のターンシグナルスイッチ装置では、キャンセルレバーは平面上を前後動作および回転動作可能にガイドされているが、待機時または動作時にキャンセルレバーが振動し、キャンセルレバーとガイドとが接触及び非接触を繰り返し、異音が発生するという問題がある。
本発明では、簡単な機構でキャンセルレバーの待機時または
動作時の異音を発生させない入力操作装置を提供する。
上述した従来技術の問題を解決するために、本発明の入力操作装置は、操作レバーと、該操作レバーの基部を一平面上で回動可能に支持する保持体と、該保持体を前記一平面と交差する他平面上で回動可能に支持するハウジングと、該ハウジング内に設けられて、前記保持体の回動に伴い移動自在であり、ステアリングシャフトと共に回転するキャンセル突起の回転軌跡への進退動及び回動が可能なキャンセルレバーとを有し、前記キャンセルレバーには、板バネ部が一体成型されており、前記板バネ部は、前記キャンセルレバーの前記進退動及び前記回動をガイドするガイド面に押し付けられるように弾性付勢している。
この構成によれば、前記キャンセルレバーの前記進退動時及び前記回動時に前記キャンセルレバーを前記ガイド面に常に接触させることができ、前記キャンセルレバーと前記ガイド面との間に隙間が生じることはなく、前記キャンセルレバーが振動する(暴れる)ことで生じる異音を防止できる。
また、この構成によれば、前記キャンセルレバーと前記ガイド面とに上述した機能を持たせることで、異音抑制効果を得る事ができ、新たな部品追加が不要であり、簡単な構成で実現できる。
好適には本発明の入力操作装置の前記ガイド面には、前記板バネ部を所定の位置にガイドするカム面を有する。
この構成によれば、前記板バネ部が前記カム面によって所定の位置に保持されるので、キャンセルレバーを安定した待機状態を保つことができ、振動等による異音の発生を防止できる。
好適には本発明の入力操作装置の前記板バネ部は、前記ガイド面に向けた突出部を有し、前記ガイド面には、前記キャンセルレバーの移動範囲の全域において前記突出部が押し付けられるように弾性付勢により接する前記カム面によって構成される凹部が形成されている。
この構成によれば、前記板バネ部を前記突出部に向けて押し付けられるように弾性付勢により接する機能を簡単な構成で実現できる。また、この構成によれば、前記キャンセルレバーの移動範囲の全域において、前記キャンセルレバーの振動を抑制できる。
好適には本発明の入力操作装置の前記凹部は、前記キャンセルレバーの進退動の方向に延設され、前記キャンセルレバーの回動時に前記突出部の回転移動を抑える向きに傾斜したカム面を有する。
この構成によれば、キャンセルレバーの進退動作を妨げることなく、キャンセルレバーの回動方向の振動を抑制できる。
好適には本発明の入力操作装置の前記板バネ部は、前記ガイド面に沿った面方向において曲がる曲部を有する。
この構成によれば、板バネ部を直線状にする場合に比べてバネ定数を小さくできる。
好適には本発明の入力操作装置の前記操作レバーは、中立位置から少なくとも左折指示回動位置と右折指示回動位置に回動自在であり、前記キャンセルレバーは、前記回転軌跡に向けて突出されて該回転軌跡に進退動する突出部と、該突出部の突出方向とは反対方向に突出され、前記キャンセル突起の前記回転軌跡からの退動作時に回転して前記保持体に接触して前記操作レバーを前記左折指示回動位置または前記前記右折指示回動位から前記中立位置に自動復帰させるように前記保持体を回転させる2つの腕部を有する。
この構成によれば、前記キャンセルレバー退動作時(キャンセル動作時)に、前記2つの腕部が前記保持体に接触して前記保持部を回転させ、前記操作レバーを中立位置に復帰させることができる。
好適には本発明の入力操作装置の前記板バネ部は、前記2つの腕部のそれぞれに形成されている。
この構成によれば、2つの板バネ部によってキャンセルレバーの振動を安定的に抑制できる。
好適には本発明の入力操作装置の前記板バネ部は、前記2つの腕部のそれぞれに形成されており、前記板バネ部の先端側に前記突出部が形成されている。
この構成によれば、前記腕部の先端側に、前記ガイド面と接する突出部を設けたことで、前記板バネ部を撓み易くできる。
好適には本発明の入力操作装置の前記腕部は、前記板バネ部を囲むように形成された腕部本体と、前記腕部本体の内側で、前記腕部の根元側を支点として撓んで前記突出部を前記ガイド面に遠近する方向に移動自在に設けられた前記板バネ部とを有する。
この構成によれば、前記キャンセルレバーの回転時に、前記板バネ部が他の部品に接触することを回避でき、板バネ部が破損することを防止できる。
好適には本発明の入力操作装置は、前記ハウジング内に、前記操作レバーの基部と対向するようにカム部材が設けられ、前記操作レバーの基部には、前記カム部材に弾接されるように、第1弾性部材を介して第1駆動体が取付けられ、前記カム部材は、前記操作レバーが中立位置にあるときに前記第1駆動体を係止する中央部と、前記操作レバーが少なくとも左折指示位置及び右折指示位置のいずれかの位置にあるときに、前記第1駆動体を係止するラッチ用突起と、前記中央部及び前記ラッチ用突起が形成されている位置以外において、前記中央部へ向けて前記第1駆動体を弾性付勢するように形成された傾斜面とを有し、 前記キャンセルレバーは、圧縮状態にあるキャンセル用弾性部材を介して前記ハウジング内に設けられ、かつ、前記回転軌跡側に第1頂部を有する面が形成された係合突起を備え、前記保持体は、前記操作レバーが前記中立位置にあるとき、前記係合突起と当接する第2頂部を有する面が形成された係合部を備え、 前記操作レバーが前記中立位置にあるとき、前記係合突起及び前記係合部は、第1頂部及び第2頂部同士が当接され、前記キャンセルレバーは、前記回転軌跡外に退出されている。
この構成によれば、前記キャンセルレバーがキャンセル突起の回転軌跡への進退動及び回動が可能となるように、圧縮状態にあるキャンセル用弾性部材を介してキャンセルレバーをハウジングに設ける構成としたため、キャンセル用弾性部材及びキャンセルレバーをそれぞれひとつの部材で構成できるので、部品点数が少なく簡易な構造でキャンセル機構を構成できる。また、それら各部材を小さなスペースに配置させることができるので、入力操作装置の小型化を図ることができる。さらに、第1駆動体がカム部材に弾接されるように、第1弾性部材を介して第1駆動体を操作レバーの基部に取付けたため、操作レバーに対応する弾性部材とキャンセル機構に対応する弾性部材とを別々に構成できるので、設計の自由度を向上でき、フィーリングに優れた入力操作装置を実現することができる。
本発明によれば、簡単な機構でキャンセルレバーの待機時または動作時の異音を発生させない入力操作装置を提供することができる。
図1は本実施形態におけるターンシグナルスイッチ装置の分解斜視図である。 図2はキャンセルレバーと下ケース(ハウジング)との位置関係を説明するための内部外観斜視図である。 図3は図1に示すターンシグナルスイッチ装置の断面図である。 図4は操作レバーが中立位置から右折指示位置に回動操作される動作を説明する平面図である。 図5は図2に示すキャンセルレバーを外した状態を示す図である。 図6は下ケースのガイド面に形成されたカム面を説明するための図である。 図7はキャンセルレバーのガイド面側の外観図である。 図8はキャンセルレバーの突出部側から見た斜視図である。 図9はキャンセルレバーの第1突出部および第2突出部側から見た斜視図である。 図10は、第1突出部および第2突出部の位置におけるキャンセルレバーと第1凹部および第2凹部の断面構成図である。 図11は、図4(a)の一部の拡大図である。 図12は、操作レバーが右折指示位置から中立位置に自動復帰される途中までの動作を説明する平面図である。 図12(b)の操作レバーが中立位置に自動復帰される動作を説明する平面図である。 右折指示位置でロックされた操作レバーが中立位置に自動復帰される動作を説明する平面図である。 操作レバーが左折指示位置から中立位置に自動復帰される動作を説明する平面図である。 左折指示位置でロックされた操作レバーが中立位置に自動復帰される動作を説明する平面図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本実施形態では、本発明の入力操作装置をターンシグナルスイッチ装置に適用する場合を例示する。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態におけるターンシグナルスイッチ装置の分解斜視図である。図2はキャンセルレバー4と下ケース33(ハウジング2)との位置関係を説明するための内部外観斜視図である。図3は図1に示すターンシグナルスイッチ装置の断面図である。図4は操作レバー1が中立位置から右折指示位置に回動操作される動作を説明する平面図である。
図4および図11〜図16の各図は、図1のターンシグナルスイッチ装置を裏側からみた図、すなわち、図1中の矢印A3の方向にみた図である。したがって、各図において、操作レバー1の左折指示の回動方向(図1のA1方向)は図中時計回りの方向であり、一方、操作レバー1の右折指示の回動方向(図1のA2方向)は図中反時計回りの方向である。また簡単のためキャンセルレバー4の形状は単純化してあり板バネ部等は省略して表示している。
ターンシグナルスイッチ装置は、ハウジング2から外方に突出されるように設けられて車内に露出する操作レバー1と、操作レバー1の基部を一平面上で回動可能に支持する保持体3と、自動車のステアリングコラム内に取付けられ保持体3を前記一平面と交差する他平面上で回動可能に支持するハウジング2と、ハウジング2内に設けられて保持体3の回動に伴い移動自在であり、ステアリングシャフトと一体に回転するキャンセル突起6aの回転軌跡への進退動及び回動が可能なキャンセルレバー4とを有する。
操作レバー1は、図1中A1〜A4方向の4方向に回動操作可能である。A1方向とA2方向は、一平面、すなわち、平面P1(後述する案内凸部44の軸線と直交する平面)と平行な同一面内にあり、A3方向とA4方向は、平面P1と交差する他平面、すなわち、平面P2(後述するシャフト22の軸線と直交する平面)と平行な同一面内にある。操作レバー1をA1方向またはA2方向に回動させると、左折指示位置または右折指示位置において操作レバー1がラッチされ、ターンシグナルスイッチ装置からは左折指示または右折指示の出力がなされる。
ターンシグナルスイッチ装置は、自動車のステアリングコラムに取付けられる。ステアリングシャフト(図示略)は操作レバー1が突出する側と反対側に配置され、ターンシグナルスイッチ装置を構成するキャンセルレバー4が、操作レバー1の操作及びハンドル操作に伴って、ステアリングシャフトと連動する。
操作レバー1のA3方向及びA4方向への回動操作については、操作方向に応じて任意の機能を割り当てることができる。例えば、A4方向の回動操作についてはラッチ可能としてヘッドライトをハイビームに切替える機能を持たせ、A3方向の回動操作についてはラッチせず自動復帰するようにして、操作中のみヘッドライトを点灯する機能を持たせることができる。
ターンシグナルスイッチ装置は、以下のようにキャンセルレバー4およびガイド面39に特徴を有している。
図5は図2に示すキャンセルレバー4を外した状態を示す図である。図6は下ケース33のガイド面39に形成された第1カム面81a,第2カム面82aを説明するための図である。図7はキャンセルレバー4のガイド面39側の外観図である。図8は、キャンセルレバー4の突出部50側から見た斜視図である。図9は、キャンセルレバー4の第1突出部51d1および第2突出部52d1側から見た斜視図である。図10は、第1突出部51d1および第2突出部52d1の位置におけるキャンセルレバー4と第1凹部81および第2凹部82の断面構成図である。
キャンセルレバー4は、ステアリングシャフトに対して進退動をすると共に回動自在である。
図7、図8および図9に示すように、キャンセルレバー4には、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dが一体成型されている。第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dは、キャンセルレバー4の移動(進退動及び回動)をガイドするガイド面39に押し付けられるように弾性付勢されて接している。
図5および図6に示すように、ガイド面39には、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを所定の位置にガイドする第1凹部81および第2凹部82を有する。
図7および図9に示すように、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dは、ガイド面39に向けた第1突出部51d1および第2突出部52d1を有する。
図6および図10に示すように、ガイド面39の第1凹部81および第2凹部82は、キャンセルレバー4の移動範囲の全域においてそれぞれ第1突出部51d1および第2突出部52d1が押し付けられるように弾性付勢されて接す第1カム面81aおよび第2カム面82aを有する。
ターンシグナルスイッチ装置では、キャンセルレバー4に第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを設け、それぞれ第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dをガイド面39に形成された第1カム面81aおよび第2カム面82aに押し付けられるように弾性付勢されて接する構成にしたことで、キャンセルレバー4の進退動時及び回動時にキャンセルレバー4を第1カム面81aおよび第2カム面82a(ガイド面39)に常に接触させることができ、従来のようにキャンセルレバー4とガイド面39との間に隙間が生じることはなく、キャンセルレバー4が振動する(暴れる)ことで生じる異音を防止できる。
この構成によれば、キャンセルレバー4とガイド面39との形状を変更するのみで、上記効果を得る事ができ、新たな部品追加が不要であり、簡単な構成で実現できる。
図1において、操作レバー1は、根元側を構成してハウジング2内に納められる基部20と、車内に露出して運転者に操作される操作部(図示せず)とを有している。
ハウジング2は、上ケース30と下ケース33とを一体化して構成され、内部には空間が形成される。ハウジング2内の空間に、操作レバー1の基部20及び各種部品が納められる。ハウジング2内に納められる主な部品は、保持体3、キャンセルレバー4、カム部材5、第1駆動体10、第2駆動体12及び揺動レバー15である。
保持体3は、操作レバー1の基部20を挿入でき、かつ、基部20がカム部材5側において露出されるように形成された箱状の本体部40を有する。本体部40は、ステアリングシャフト側に突出する突出面部41と、本体部40の上面から突出する案内凸部44とを有する。案内凸部44はハウジング2に回動可能に支持される。ここで保持体3は、案内凸部44を中心に回動可能にハウジング2に支持されているので、操作レバー1がA1方向又はA2方向に回動操作されると、保持体3の突出面部41がB1方向又はB2方向に回動する。基部20は、基部20に形成される軸挿通部20bと保持体3に形成される軸挿通部48とに挿通されたシャフト22を中心にして、保持体3に回動可能に支持される。したがって、操作レバー1をA3方向又はA4方向に回動操作すると、保持体3は回動せず、操作レバー1のみが回動する。
保持体3の突出面部41の先端部の下面側に係合面部42が形成されており、これがキャンセルレバー4に設けた係合突起53と係脱する。その詳細については後述する。なお、突出面部41には、第2駆動体12を往復動可能に案内する、第2駆動体挿通孔41a(挿通孔部)が形成される(図3)。また、図1に示すように、突出面部41の下面には、後述する第2スライダー17の長孔部17aに挿入される挿入ピン43が形成されている。
第1駆動体10は、第1弾性部材11を介して基部20の収納凹部20aに摺動可能に取付けられ、基部20と対向して配置されるカム部材5に先端部10aが押し付けられるように弾性付勢されている。第1駆動体10は、先端部10aがカム部材5に案内され、操作レバー1の回動操作に伴い4方向に摺動する。すなわち、カム部材5の基部20と対向するカム面部60には、操作レバー1の操作方向に対応した十字状のカム溝(図示略)が形成されている。このカム溝は、操作レバー1の中立位置に対応する中央部60aが最も凹んでいて、中央部60aから周辺方向に向かって上る傾斜面60bとなっている。なお、一部の傾斜面60bには、後述するラッチ用突起61(図3)が形成されている。第1駆動体10は、カム溝に対して弾性的に押し付けられているので、操作レバー1が4方向のいずれかに回動操作されて先端部10aが傾斜面60b上にあるとき、第1弾性部材11の弾性付勢力によって、操作レバー1は中立位置に自動復帰する方向に弾性付勢されることとなる。
図3に示すように、第2駆動体12は、第2弾性部材13を介して保持体3に取付けられ、ステアリングシャフト側に向かって弾性付勢されている。ここで第2弾性部材13の一端は、第2駆動体12の突起保持部12bに保持され、他端は保持体3の第2弾性部材保持部46に保持されている。第2駆動体12は、下方に突出する被押圧部12aを有し、被押圧部12aが保持体3の突出面部41に形成された第2駆動体挿通孔41aに挿通される。後述するキャンセル動作は、被押圧部12aがキャンセルレバー4と連動して行われる。
キャンセルレバー4は、ステアリングシャフトと一体に回転するキャンセル突起6a(図4)の回動軌跡に向けて突出された突出部50と、操作レバー1側に突出するように形成された第1腕部51及び第2腕部52とを有している。第1腕部51と第2腕部52との間に凹部4aが形成されている。第1腕部51において、第2腕部52と対向する第1押圧面部51aは、操作レバー1が右折指示方向(A2方向)に回動操作された後にキャンセル動作が行われる際に、被押圧部12aを押圧する。第1腕部51において、突出部50が突出する方向と反対側の第2押圧面部51bは、操作レバー1が右折指示方向(A2方向)に回動操作されラッチされた後に、操作者が操作レバー1を保持すること等によってロックされた状態でキャンセル動作が行われる際に、被押圧部12aを押圧する。第2腕部52は、左折指示時において同様の機能を有する第1押圧面部52a及び第2押圧面部52bを有する。以上の構成によって、後述するように、右折又は左折指示位置にラッチされた操作レバー1がたとえロックされても、右折又は左折後にハンドルの元の状態に戻すと、中立位置に操作レバー1を確実に自動復帰させることができる。
また、キャンセルレバー4の上面には、凹部4a側の縁部における第1腕部51と第2腕部52の中間位置に係合突起53が立設され形成されている。図3に示すように、キャンセルレバー4は、キャンセル用弾性部材(第3弾性部材14)を介して下ケース33の第3弾性部材保持部36(キャンセルレバー保持部)に取り付けられており、その下面に下突部54が突出するように形成されている。
ハウジング2の下ケース33には、キャンセルレバー4の下突部54を、ステアリングシャフト側、すなわち、キャンセル突起6aの回動軌跡側へ向けて進退動可能に案内する案内長孔35が形成されている。したがって、キャンセルレバー4は、下突部54が案内長孔35によってC3方向またはC4方向に進退動可能に案内されると共に、案内長孔35における任意の位置で図1中のC1方向またはC2方向に回動可能である。
キャンセルレバー4は、ハウジング2に取付けられる、例えばコイルばねからなる第3弾性部材14(キャンセル用弾性部材)により、ステアリングシャフトに向けて常時弾性付勢されている。すなわち第3弾性部材14は、図3に示すように、後述する保持部55と、下ケース33の第3弾性部材保持部36との間に常時圧縮状態で支持される。
キャンセルレバー4は、中立位置から少なくとも左折指示回動位置と右折指示回動位置に回動自在である。
図2、図7、図8および図9等に示すように、キャンセルレバー4は、キャンセル突起6aの回転軌跡に向けて突出されて該回転軌跡に進退動する突出部50と、第1腕部51および第2腕部52と、係合突起53とを有する。
第1腕部51および第2腕部52は、突出部50の突出方向とは反対方向に突出し、キャンセル突起6aの回転軌跡からの退動作時に回転して保持体3に接触して操作レバー1を左折指示回動位置または前記右折指示回動位から中立位置に自動復帰させるように保持体3を回転させる。
図7等に示すように、第1板バネ部51dは第1腕部51に一体成型されている。第2板バネ52dは第2腕部52に一体成型されている。
第1板バネ部51dの先端側には、第1カム面81aに向けて突出した第1突出部51d1が形成されている。
第2板バネ部52dの先端側には、第2カム面82aに向けて突出した第2突出部52d1が形成されている。
第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dは、ガイド面39に沿った面方向において、突出部50側(根元側)と第1突出部51d1との間で曲がる第1曲部51d2および第2曲部52d2を有する。このように第1曲部51d2および第2曲部52d2を設けたことで、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを直線状にする場合に比べてバネ定数を小さくできる。
図7および図9等に示すように、第1腕部51は、第1板バネ部51dを囲むように形成された第1腕部本体51cを有する。第1板バネ部51dは、第1腕部本体51cの内側で、第1腕部51の根元側を支点として撓んで第1突出部51d1を第1カム面81a(ガイド面39)に遠近する方向に移動自在にキャンセルレバー4に一体成型されている。第2板バネ部52dは、第2腕部本体52cの内側で、第2腕部52の根元側を支点として撓んで第2突出部52d1を第2カム面82a(ガイド面39)に遠近する方向に移動自在にキャンセルレバー4に一体成型されている。
図3に示すように、ハウジング2を構成する下ケース33には、揺動レバー15から下方に延設された連係部15bを挿通させるための開口部34や、保持体3を回動方向に支持する案内凸部37が形成されている。揺動レバー15は、支軸部15aが操作レバー1の基部20に揺動可能に支持される。したがって、操作レバー1が図1中のA3方向またはA4方向に回動操作されると、揺動レバー15はD1方向またはD2方向に揺動する。
連係部15bは、下ケース33の開口部34の下方に配置される揺動部材18に係合して揺動部材18を揺動させる。揺動部材18は、回動中心部18aが下ケース33に揺動可能に支持され、円弧形状の被係合部18cが連結部15bに係合する。被係合部18cの、回動中心部18aに対して反対側の端部に形成される突部18bは、第1スライダー16に形成された長孔部16a挿入される。したがって第1スライダー16は、揺動レバー15の揺動に伴って回動する揺動部材18によって、図1中のE1方向とE2方向に沿ってスライド移動することができる。
基板19には、第1接点部19aと第2接点部19bとが配置される。第1スライダー16は、第1接点部19aに対して接触する接点(図示しない)を有する。揺動レバー15のD1方向またはD2方向の揺動に伴いE1方向またはE2方向に沿って第1スライダー16をスライド移動することにより、第1スライダー16の接点と第1接点部19aとの接触状態を切り替えることができる。
ハウジング2には、保持体3の回動に伴いスライドする第2スライダー17が設けられる。保持体3の下面に形成された連係ピン43は、第2スライダー17に形成される長孔部17aに挿通される。したがって、保持体3がB1方向またはB2方向に回動することで、第2スライダー17は図1中のF2方向またはF1方向にスライド移動する。
第2スライダー17には、第2接点部19bに対して接触する接点(図示しない)が設けられており、F1方向またはF2方向にスライド移動することにより、第2接点部19bとの接触状態を切り替えることができる。
図3は、ターンシグナルスイッチ装置の縦断面図である。操作レバー1の基部20のステアリングシャフト側(図中左側)には、第1弾性部材11を介して第1駆動体10が支持されている。操作レバー1の基部20の先端部及び第1駆動体10の先端部10aは、図3に示すように、保持体3の開口部3aからカム部材5に向けて突出している。そして、第1駆動体10の先端部10aは、カム部材5のカム面部60に当接している。
カム面部60は、前述の通り、中央部60aから4方向に延びるカム溝が形成されており、操作レバー1をラッチするためのラッチ用突起61がカム溝上の所望の位置に形成されている。ラッチ用突起61は、例えば、ヘッドライトをハイビームに切替えたり、左折指示または右折指示する際に操作レバー1をラッチするように形成される。図3は、操作レバー1が中立位置にある状態を表しており、第1駆動体10の先端部10aはカム面部60の中央部に位置している。
操作レバー1を図3の状態から図1のA1方向またはA2方向に回動操作すると、第1駆動体10の先端部10aは、図3の紙面と垂直な方向に移動して、カム面部60の傾斜面60bを登る。操作レバー1が左折指示位置または右折指示位置まで回動されると、第1駆動体10の先端部10aはラッチ用突起61に係合して、操作レバー1がラッチされた状態となる。
ラッチされた操作レバー1に対し中立位置に自動復帰させる方向に力がかかると、第1駆動体10の先端部10aがラッチ用突起61を乗り越えてカム溝の中央部60a側の傾斜面60bに移動する。そして、第1駆動体10の先端部10aは、第1弾性部材11の弾性付勢力によりカム面部60の傾斜面60bを下って中央部60aに戻り、操作レバー1は、ラッチ状態が解除されて中立位置に復帰する。
ハウジング2を構成する上ケース30には、内面に収納部31が形成され、カム部材5が納められている。また、上ケース30の内面には、保持体3の案内凸部44を嵌入する凹状の案内凹部32が形成され、下ケース33の内面には、保持体3の下面に形成された案内凹部45に嵌入される案内凸部37が形成されている。したがって、保持体3は、図1中B1またはB2方向に回動可能にハウジングに支持される。
図3に示すように、保持体3の、キャンセル突起6aの回転軌跡側の側面の下方には、第2弾性部材13を保持する第2弾性部材保持部46が形成されている。第2駆動体12は、常時圧縮状態にある第2弾性部材13を介して保持体3に支持され、被押圧部12aが保持体3の第2駆動体挿通孔41aを介して下方に突出している。なお図3において、第2弾性部材13よって弾性付勢された被押圧部12aは、キャンセルレバー4の凹部4a内に位置しており、キャンセルレバー4の回動に伴い第1腕部51または第2腕部52に当接され押圧される。
なお、ハウジング2を構成する下ケース33には、キャンセルレバー4の、操作レバー1側の側面と対向する面に第3弾性部材保持部36が形成されている。キャンセルレバー4には、第3弾性部材14を保持する保持部55が形成されている。第3弾性部材保持部36と保持部55間に第3弾性部材14が設けられる。このような構成によって、キャンセルレバー4がキャンセル突起6aの回転軌跡への進退動及び回動を、より簡単な構成で確実に行うことができるので、ターンシグナルスイッチ装置の信頼性を向上でき、かつ、さらなる小型化を図ることができる。
操作レバー1が中立位置にあるとき、図11に示すように、キャンセルレバー4の上面に形成された係合突起53と保持体3の係合面部42とが係合している。係合突起53は、ステアリングシャフト側に第1頂部53aを有する面が形成され、係合面部42は、係合突起53と当接する第2頂部42aを有する面が形成されている。ここで、係合突起53及び係合面部42は、第1頂部53a及び第2頂部42a同士が当接され、キャンセルレバー4は、第3弾性部材14をさらに圧縮した状態でキャンセル突起6aの回動軌跡外に退出されている。したがって、キャンセルレバー4は、キャンセル突起6aの回動軌跡に向けてさらに大きな力で弾性付勢される。
次に、図4および図11〜図16に基づいてターンシグナルスイッチ装置の動作について説明する。
以下に示すターンシグナルスイッチ装置の動作において、キャンセルレバー4の進退動時及び回動時にキャンセルレバー4は上述した構成によりガイド面39に常に接触している。そのため、キャンセルレバー4とガイド面39との間に隙間が生じることはなく、キャンセルレバー4が振動することで生じる異音を防止できる。
各図において、一部の部品等を省略している。まず、操作レバー1が右折指示位置に回動操作されラッチされた後でハンドルを右方向に回動させて右折を行い、その後ハンドルを戻す方向(左方向)に回動させて操作レバー1が中立位置に自動復帰されるまでの動作を説明する。図4は、操作レバー1が中立位置から右折指示位置に回動操作される動作を説明する平面図である。
リング状をなすキャンセルカム部材6の外縁部には、キャンセル突起6aが形成されている。したがって、キャンセル突起6aの回動軌跡は、キャンセルカム部材6の外縁部に沿ったものとなる。
図4(a)は、操作レバー1が中立位置にある状態を示している。キャンセルレバー4は、係合突起53が保持体3の係合面部42に係合しており、キャンセルレバー4の突出部50がキャンセル突起6aの回転軌跡外に退出されている。図4(a)に示すように、キャンセルカム部材6のキャンセル突起6aは、キャンセルレバー4の突出部50の先端と対向している。
図11は、図4(a)の一部の拡大図である。図11において、A1方向またはA2方向に操作レバー1が回動操作されると、保持体3がB1方向またはB2方向に回動して、キャンセルレバー4がC3の方向に移動する。すなわち、キャンセルレバー4が第3弾性部材14によってステアリングシャフト側(図中C3方向)に向けて常時弾性付勢されるため(図3)、係合面部42が保持体3と一体的に回動すると、キャンセルレバー4の係合突起53が、係合面部42上を摺動して係合面部42の端部から外れるので、キャンセルレバー4がC3の方向に移動する。
図4(b)は、操作レバー1が右折指示位置に回動操作された状態を示している。操作レバー1が右折指示位置に回動操作されると、保持体3がB2方向に回動されて、前述のように係合突起53は、保持体3の係合面部42から外れた状態となり、キャンセルレバー4がC3の方向に移動する。この状態で、図3に示す第1駆動体10の先端部19aがカム面部60上を摺動してラッチ用突起61に係合し、操作レバー1がラッチされる。
このとき、ハンドルが回転されていないため、C3方向に移動するキャンセルレバー4の突出部50先端は、キャンセル突起6aの外周面に当接されて押し付けられる。また、図3に示す被押圧部12aが、第1腕部51の第1押圧面部51aに当接、あるいは近接した状態となる。なお、このとき、キャンセルレバー4の下面側に形成された下突部54は、ハウジング2の案内長孔35内の中間に位置する。
図12は、操作レバー1が右折指示位置から中立位置に自動復帰される途中までの動作を説明する平面図である。図12(a)は、図4(b)においてハンドルを右(図の矢印X方向)に回動させた状態を示している。ハンドルを右に回動させると、キャンセルカム部材6がX方向に回動して、キャンセル突起6aが突出部50の先端部から外れる。したがって、第3弾性部材14によって弾性付勢されたキャンセルレバー4がC3方向に移動して、突出部50がキャンセル突起6aの回動軌跡内に進出する。このとき、図3に示す下突部54(キャンセルレバー4)がハウジング2の案内長孔35内をC3方向に移動する。
図12(b)は、右折するために右に回動させたハンドルを左に回動させて戻す過程を示している。図12(a)のようにハンドルを右回動させると、キャンセルレバー4の突出部50はキャンセル突起6aの回動軌跡内に進出するので、その後にハンドルを戻す途中で、キャンセル突起6aはキャンセルレバー4の突出部50の側面に当接する。
図13は、図12(b)の操作レバー1が中立位置に自動復帰されるまでの動作を説明する平面図である。図13(a)は、図12(b)の状態からさらにハンドルを左(図の矢印Y方向)に回動させて戻した状態を示している。ハンドルを戻していくと、キャンセル突起6aによりキャンセルレバー4の突出部50の側面が押圧されて、キャンセルレバー4はC2方向に回動される。それにより、キャンセルレバー4の第1腕部51に形成された第1押圧面部51aは、保持体3に設けられた被押圧部12aをB1方向に押圧する。したがって、操作レバー1はA1方向に回動されるため、第1駆動体10の先端部10aがカム面部60のラッチ用突起61を乗り越えてラッチ状態が解除され、第1駆動体10の付勢力により保持体3が元の位置に自動的に戻るので、操作レバー1は中立位置に自動復帰する。
なお、保持体3が元の位置に戻るように回動されると、図13(a)の状態から図13(b)の状態へと変わる過程において、キャンセルレバー4の係合突起53は、保持体3の係合面部42の端部に当接して乗り上げる。そして係合突起53は、係合面部42によってキャンセル突起6aの回動軌跡から離れる方向に押圧され回動されながら図4(a)の状態に戻る。図13(b)は、ハンドルを中立位置まで戻して操作レバー1のキャンセル動作が終了した状態を示している。図13(b)における各部品の配置は、図4(a)と同じである。
このように、操作レバー1を右折指示位置に回動操作させてラッチさせハンドルを右回転させて右折し、その後にハンドルを戻す際に、キャンセルレバー4の動作により、操作レバー1が中立位置に自動復帰される。なお、本発明に係るターンシグナルスイッチ装置は、何らかの原因で操作レバー1が右折指示位置でラッチされた状態でロックされた場合、キャンセルレバー4がキャンセル突起6aから所定の大きさ以上の力を受けて回動され、キャンセル動作が行われるように構成されている。その動作について説明する。
図14は、右折指示位置でロックされた操作レバー1が中立位置に自動復帰される動作を説明する平面図である。操作レバー1がラッチされた状態でロックされた場合、ハンドルを戻すと、保持体3は回動しないので、キャンセルレバー4は、図中時計回りに回動するキャンセル突起6aから所定以上の力を受けて、第1押圧面部51aが被押圧部12a(図3)を操作レバー1側へ押圧して移動させながらC2方向に回動される。すなわち、図3に示すように、第2駆動体12が第2弾性部材13を介して保持体3に取付けられているので、キャンセルレバー4が、第1押圧面部51aを介してキャンセル突起6aによって所定以上の力で押圧されると、被押圧部12aは、操作レバー1側に向かって移動される。
このように、保持体3が回動しない状態でキャンセルレバー4が回動すると、図14(a)に示すように、キャンセルレバー4の押圧面部51aが第2弾性部材13の弾性付勢力に抗して被押圧部12aを押圧するため、キャンセルレバー4はC2方向に回動される。
図14(a)の状態においてさらにハンドルを戻す(Y方向の回転)と、図14(b)に示すように、キャンセルレバー4がさらにC2方向に回動される。この状態で、被押圧部12aとキャンセルレバー4の第1腕部51との当接位置が、第1押圧面部51aから第2押圧面部51bへと移動し、突出部50の先端部はキャンセル突起6aの外周面に摺接するようになる。キャンセルレバー4が回動を続けると、突出部50がキャンセル突起6aから外れて、第2弾性部材13の弾性付勢力によって、キャンセルレバー4と操作レバー1が元の位置(図4(a)に示す位置)に戻りキャンセル動作が終了する。
このように、操作レバー1が右折支持位置にロックされた状態でハンドルを左回転させて戻すと、キャンセルレバー4は回動し続けることができ、突出部50をキャンセル突起6aの回転軌跡から待避させることができるので、部品の破損を防止することができる。なお、ラッチされた操作レバー1は、図14(a)の状態から図14(b)の状態へと変わる過程において、ロックが解除されればラッチが解除される。
次に、図15と図16に基づいて、左折指示位置でラッチされた操作レバー1が中立位置に自動復帰される動作を簡単に説明する。まず、操作レバー1を図4(a)の状態から左折指示位置に回動させると、保持体3がB1方向に回動するのに伴い、保持体3の係合面部42とキャンセルレバー4の係合突起53との係合が解除されて、キャンセルレバー4の突出部50がキャンセル突起6aの回動軌跡に向けて進み、キャンセル突起6aの外周面に当接する。この状態でハンドルを左(に回動させて左折を行うと、キャンセル突起6aも回動して、キャンセルレバー4の突出部50は、第3弾性部材14の弾性付勢力によりキャンセル突起6aの回転軌跡内に進出する。
図15は、操作レバー1が左折指示位置から中立位置に自動復帰される動作を説明する平面図である。図15(a)は、左に回動されたハンドルを右方向(X方向)に回動させて戻す際、キャンセル突起6aがキャンセルレバー4の突出部50に当接した状態を示している。図15(b)は、ハンドルをさらに右方向に回転させたときの状態を示す。図15(b)において、キャンセルレバー4はC1方向に回動されるため、第2腕部52の第1押圧面部52aによって被押圧部12aが図中時計回りの方向に押圧される。したがって、保持体3はB2方向に回動されて、操作レバー1がA2方向に回動される。
ハンドルがさらに右方向に回動されると、左折指示位置にある操作レバー1のラッチ状態が解除される。そして、操作レバー1は、中立位置に自動復帰するようにA2方向に回動されて、操作レバー1及びキャンセルレバー4が図13(b)と同じ状態に自動復帰して、キャンセル動作が終了する。
図16は、左折指示位置でラッチされた状態でロックされた操作レバー1が中立位置に自動復帰される動作を説明する平面図である。ハンドルを右方向に回動させて戻すとき、図16(a)に示すように、キャンセルレバー4は、C1方向に回動されて、キャンセルレバー4の押圧面部52aが第2弾性部材13の弾性付勢力に抗して被押圧部12aを押圧して操作レバー1側に移動させる。
図16(a)の状態において、さらにハンドルを右方向(X方向)に回動させて戻すと、図16(b)に示すように、キャンセルレバー4がさらにC1方向に回動されて、突出部50の先端部がキャンセル突起6aの外周部に摺接される。そして、キャンセルレバー4が回動を続けることで、突出部50がキャンセル突起6aの回転軌跡から退出される。これにより、操作レバー1がロックされていても、キャンセルレバー4が回動でき、部品の破損を防止できる。
以上説明したように、本実施形態のターンシグナルスイッチ装置によれば、キャンセルレバー4の進退動時及び回動時にキャンセルレバー4をガイド面39に常に接触させることができ、キャンセルレバー4とガイド面39との間に隙間が生じることはなく、キャンセルレバー4が振動することで生じる異音を防止できる。
また、当該ターンシグナルスイッチ装置によれば、キャンセルレバー4とガイド面39とに上述した機能を持たせることで、異音抑制効果を得る事ができ、新たな部品追加が不要であり、簡単な構成で実現できる。
また、当該ターンシグナルスイッチ装置では、第1カム面81aおよび第2カム面82aをガイド面39に設けたことで、キャンセルレバー4の第1突出部51d1および第2突出部52d1を所定の位置に保持されるので、簡単な構成で、キャンセルレバー4を安定した待機状態を保つことができ、振動等による異音の発生を防止できる。
また、当該ターンシグナルスイッチ装置では、ガイド面39に形成された第1凹部81および第2凹部82は、キャンセルレバー4の進退動の方向に延設され、キャンセルレバー4の回動時に第1突出部51d1および第2突出部52d1の回転移動を抑える向きに傾斜した第1カム面81aおよび第2カム面82aを形成したことで、キャンセルレバー4の進退動作を妨げることなく、キャンセルレバー4の回動方向の振動を抑制できる。
また、当該ターンシグナルスイッチ装置によれば、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dは、ガイド面39に沿った面方向において、突出部50側(根元側)と第1突出部51d1との間で曲がる第1曲部51d2および第2曲部52d2を有する。このように第1曲部51d2および第2曲部52d2を設けたことで、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを直線状にする場合に比べてバネ定数を小さくできる。
また、当該ターンシグナルスイッチ装置によれば、キャンセルレバー4に第1腕部51および第2腕部52を設けたことで、キャンセル突起6aの回転軌跡からの退動作時に回転して保持体3に接触して操作レバー1を左折指示回動位置または前記右折指示回動位から中立位置に自動復帰させることができる。
当該ターンシグナルスイッチ装置によれば、キャンセルレバー4に2つの第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを設けたことで、キャンセルレバー4の振動を安定的に抑制できる。
また、当該ターンシグナルスイッチ装置によれば、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dの先端側に第1突出部51d1および第2突出部52d1がそれぞれ形成されているので、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを撓み易くできる。また、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを両持ち梁とすることでキャンセルレバー4をバランスよく支持できる。
また、当該ターンシグナルスイッチ装置によれば、キャンセルレバー4の第1腕部51および第2腕部52の内側に第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを形成したことで、キャンセルレバー4の回転時に、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dが他の部品に接触することを回避でき、第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dが破損することを防止できる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、図5および図6に示すようにガイド面39に形成した第1凹部81および第2凹部82にキャンセルレバー4の第1突出部51d1および第2突出部52d1を押し付ける場合を例示したが、第1突出部51d1および第2突出部52d1をガイド面39の平面に押し付けるようにしてもよい。また、第1凹部81および第2凹部82の形状は特に限定されない。
また、上述した実施形態では、キャンセルレバー4に2つの第1板バネ部51dおよび第2板バネ52dを一体成型した場合を例示したが、板バネの数は単数あるいは3つ以上でもよい。
また、板バネ部の形状は上述したものに限定されず、直線状でもよいし、複数の曲部を有するものでもよい。
また、上述した実施形態では、本発明の入力操作装置の一例としてターンシグナルスイッチ装置を例示したが、操作レバーと、該操作レバーの基部を一平面上で回動可能に支持する保持体と、該保持体を前記一平面と交差する他平面上で回動可能に支持するハウジングと、該ハウジング内に設けられて、前記保持体の回動に伴い移動自在であり、ステアリングシャフトに設けたキャンセル突起の回転軌跡への進退動及び回動が可能なキャンセルレバーとを有するその他の入力操作装置にも本発明は適用可能である。
本発明は操作レバーを備えた入力操作装置に適用可能である。
1 操作レバー
2 ハウジング
3 保持体
4 キャンセルレバー
4a 凹部
4b 突起部(振動抑制手段)
4c 吸音部材
5 カム部材
6 キャンセルカム部材
6a キャンセル突起
10 第1駆動体
11 第1弾性部材
12 第2駆動体
12a 被押圧部
13 第2弾性部材
14 第3弾性部材
20 基部
30 上ケース
33 下ケース
35 案内長孔
36 第3弾性部材保持部
39 ガイド面
40 本体部
41 突出面部
41a 第2駆動体挿通孔
42 係合面部
42a 第2頂部
43 挿入ピン
50 突出部
51 第1腕部
51a 第1押圧面部
51b 第2押圧面部
51c 第1腕部本体
51d 第1板バネ部
51d1 第1突出部
52 第2腕部
52a 第1押圧面部
52b 第2押圧面部
52c 第2腕部本体
52d 第2板バネ部
52d1 第2突出部
53 係合突起
53a 第1頂部
54 下突部
55 保持部
60 カム面部
60a 中央部
60b 傾斜面
61 ラッチ用突起
81 第1凹部
81a 第1カム面
82 第2凹面
82a 第2カム面

Claims (10)

  1. 操作レバーと、該操作レバーの基部を一平面上で回動可能に支持する保持体と、該保持体を前記一平面と交差する他平面上で回動可能に支持するハウジングと、該ハウジング内に設けられて、前記保持体の回動に伴い移動自在であり、ステアリングシャフトと共に回転するキャンセル突起の回転軌跡への進退動及び回動が可能なキャンセルレバーとを有し、
    前記キャンセルレバーには、板バネ部が一体成型されており、
    前記板バネ部は、前記キャンセルレバーの前記進退動及び前記回動をガイドするガイド面に押し付けられるように弾性付勢している
    入力操作装置。
  2. 前記ガイド面には、前記板バネ部を所定の位置にガイドするカム面を有する
    請求項1に記載の入力操作装置。
  3. 前記板バネ部は、前記ガイド面に向けた突出部を有し、
    前記ガイド面には、前記キャンセルレバーの移動範囲の全域において前記突出部が押し付けられるように弾性付勢により接する前記カム面によって構成される凹部が形成されている
    請求項2に記載の入力操作装置。
  4. 前記凹部は、前記キャンセルレバーの進退動の方向に延設され、前記キャンセルレバーの回動時に前記突出部の回転移動を抑える向きに傾斜したカム面を有する
    請求項3に記載の入力操作装置。
  5. 前記板バネ部は、前記ガイド面に沿った面方向において曲がる曲部を有する請求項1〜4のいずれかに記載の入力操作装置。
  6. 前記操作レバーは、中立位置から少なくとも左折指示回動位置と右折指示回動位置に回動自在であり、
    前記キャンセルレバーは、前記回転軌跡に向けて突出されて該回転軌跡に進退動する突出部と、該突出部の突出方向とは反対方向に突出され、前記キャンセル突起の前記回転軌跡からの退動作時に回転して前記保持体に接触して前記操作レバーを前記左折指示回動位置または前記前記右折指示回動位から前記中立位置に自動復帰させるように前記保持体を回転させる2つの腕部を有する
    請求項1〜5のいずれかに記載の入力操作装置。
  7. 前記板バネ部は、前記2つの腕部のそれぞれに形成されている
    請求項6に記載の入力操作装置。
  8. 前記板バネ部は、前記2つの腕部のそれぞれに形成されており、
    前記板バネ部の先端側に前記突出部が形成されている
    請求項6に記載の入力操作装置。
  9. 前記腕部は、
    前記板バネ部を囲むように形成された腕部本体と、
    前記腕部本体の内側で、前記腕部の根元側を支点として撓んで前記突出部を前記ガイド面に遠近する方向に移動自在に設けられた前記板バネ部と
    を有する請求項6に記載の入力操作装置。
  10. 前記ハウジング内に、前記操作レバーの基部と対向するようにカム部材が設けられ、前記操作レバーの基部には、前記カム部材に弾接されるように、第1弾性部材を介して第1駆動体が取付けられ、
    前記カム部材は、前記操作レバーが中立位置にあるときに前記第1駆動体を係止する中央部と、前記操作レバーが少なくとも左折指示位置及び右折指示位置のいずれかの位置にあるときに、前記第1駆動体を係止するラッチ用突起と、前記中央部及び前記ラッチ用突起が形成されている位置以外において、前記中央部へ向けて前記第1駆動体を弾性付勢するように形成された傾斜面とを有し、
    前記キャンセルレバーは、圧縮状態にあるキャンセル用弾性部材を介して前記ハウジング内に設けられ、かつ、前記回転軌跡側に第1頂部を有する面が形成された係合突起を備え、
    前記保持体は、前記操作レバーが前記中立位置にあるとき、前記係合突起と当接する第2頂部を有する面が形成された係合部を備え、
    前記操作レバーが前記中立位置にあるとき、前記係合突起及び前記係合部は、第1頂部及び第2頂部同士が当接され、前記キャンセルレバーは、前記回転軌跡外に退出されている
    請求項1〜9のいずれかに記載の入力操作装置。
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