JP2018065634A - 可動体移動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可動体移動装置11は、一対のチェーン部材16a,16bを有し、これらが進行方向Z1に移動することで噛み合って一体化する一方、その一体化した噛合状態からこれらが退行方向Z2に移動することで噛み外れて分岐する噛合チェーン16と、噛合チェーン16における噛み外れ部分を収容するチェーン収容部17と、チェーン収容部17が固定されるベース部12と、チェーン部材16a,16bの進退移動方向Zに伸縮可能に構成され、進行方向Z1側の端部が可動体14に対して分岐方向Xに移動可能に連結されるとともに退行方向Z2側の端部がベース部12に対して分岐方向Xに移動可能に連結された伸縮リンク機構15とを備える。噛合チェーン16の進行方向Z1側の端部は伸縮リンク機構15における上側スライド部材34よりもベース部12側に連結される。
【選択図】図1
Description
上記課題を解決する可動体移動装置は、進退移動可能な少なくとも一対のチェーン部材を有し、対をなすチェーン部材同士が進行方向に移動することで相互に噛み合って一体化する一方、その一体化した噛合状態から前記チェーン部材同士が退行方向に移動することで相互に噛み外れて分岐する噛合チェーンと、前記噛合チェーンにおける噛み外れ部分を収容するチェーン収容部と、前記チェーン収容部が固定されるベース部と、前記チェーン部材の進退移動方向に伸縮可能に構成され、前記進行方向側の端部が可動体に対して前記進退移動方向と直交する方向である直交方向に移動可能に連結されるとともに前記退行方向側の端部が前記ベース部に対して前記直交方向に移動可能に連結された伸縮リンク機構とを備え、前記噛合チェーンの前記進行方向側の端部は、前記伸縮リンク機構における前記可動体と連結される部分である可動体側連結部よりも前記ベース部側に連結されている。
図1に示すように、可動体移動装置11は、四角板状のベース部12と、ベース部12上に所定の間隔をおいて対向するように固定された一対のチェーンユニット13と、ベース部12上における一対のチェーンユニット13間に基端部が連結されるとともに先端部が四角板状の可動体14に連結された伸縮リンク機構15とを備えている。
(1)可動体移動装置11において、噛合チェーン16の進行方向Z1側の端部は、伸縮リンク機構15における可動体14と連結される部分である一対の上側スライド部材34よりもベース部12側に連結されている。このため、噛合チェーン16の進退移動により伸縮リンク機構15が伸縮されて可動体14が移動されるので、噛合チェーン16の進行方向Z1側の端部を可動体14に連結する場合に比べて噛合チェーン16の長さを短くすることができ、可動体移動装置11の小型化及び軽量化に貢献できる。加えて、噛合チェーン16の長さを短くすることで、噛合チェーン16の移動速度を伸縮リンク機構15の伸縮速度よりも遅くすることができ、噛合チェーン16によって発生する振動を抑制することができる。この場合、噛合チェーン16の振動は伸縮リンク機構15の伸縮性によって減衰するため、噛合チェーン16から伸縮リンク機構15を介して可動体14に伝わる振動を低減することができる。
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・図10に示すように、上側支持リンク機構36の代わりに位置決め機構として回動リンク機構50を用いてもよい。回動リンク機構50は、棒状の回動リンク51と、回動リンク51をその中心部において回動可能に支持する支持軸52と、支持軸52の両端部に設けられた突起53とを備えている。そして、一対の上側スライド部材34のうちの一方及び他方に、それぞれ前後方向Yの中央部から一端部にかけての位置及び前後方向Yの中央部から他端部にかけての位置に長孔54を延設し、両長孔54内に上述した両突起53をそれぞれ摺動可能に挿通する。このようにすれば、伸縮リンク機構15が伸長状態のときには図10に示すように両突起53が両長孔54の端部側へ移動し、伸縮リンク機構15が収縮状態のときには図11に示すように両突起53が両長孔54の端部側へ移動するように回動リンク51が支持軸52を中心に回動する。このため、伸縮リンク機構15と可動体14との分岐方向Xの位置関係を維持することができる。なお、図10及び図11に示すように、上述した上側支持リンク機構36の場合と同様に、下側支持リンク機構43の代わりに位置決め機構として回動リンク機構50を用いてもよい。このようにすれば、上述した上側支持リンク機構36の場合と同様の作用により、伸縮リンク機構15とベース部12との分岐方向Xの位置関係を維持することができる。
・噛合チェーン16の進行方向Z1側の端部と連結部材18との連結位置は、必ずしも回動軸32Aと連結部材18との連結位置よりも進行方向Z1側に位置している必要はない。
・噛合チェーン16の進行方向Z1側の端部は、複数の回動軸32のうち伸縮リンク機構15の伸縮によって分岐方向Xに変位する回動軸32に連結してもよい。この場合、噛合チェーン16の進行方向Z1側の端部と当該端部が連結される回動軸32とをこれらの分岐方向Xの位置ずれを吸収可能な連結部材で連結することが好ましい。
・噛合チェーン16は、二対以上のチェーン部材16a,16bを噛み合わせて一体化されるように構成してもよい。
・可動体移動装置11は、何れの向きに配置してもよい。例えば、進退移動方向Zが鉛直方向と一致するように配置してもよい。この場合、ベース部12を可動体14よりも重力方向側に配置してもよいし、ベース部12を可動体14よりも反重力側に配置してもよい。あるいは、可動体移動装置11を、例えば進退移動方向Zが水平方向と一致するように配置してもよい。
Claims (5)
- 進退移動可能な少なくとも一対のチェーン部材を有し、対をなすチェーン部材同士が進行方向に移動することで相互に噛み合って一体化する一方、その一体化した噛合状態から前記チェーン部材同士が退行方向に移動することで相互に噛み外れて分岐する噛合チェーンと、
前記噛合チェーンにおける噛み外れ部分を収容するチェーン収容部と、
前記チェーン収容部が固定されるベース部と、
前記チェーン部材の進退移動方向に伸縮可能に構成され、前記進行方向側の端部が可動体に対して前記進退移動方向と直交する方向である直交方向に移動可能に連結されるとともに前記退行方向側の端部が前記ベース部に対して前記直交方向に移動可能に連結された伸縮リンク機構と
を備え、
前記噛合チェーンの前記進行方向側の端部は、前記伸縮リンク機構における前記可動体と連結される部分である可動体側連結部よりも前記ベース部側に連結されていることを特徴とする可動体移動装置。 - 前記噛合チェーンの前記進行方向側の端部は、前記伸縮リンク機構が有したリンク同士を回動可能に連結する回動軸に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の可動体移動装置。
- 前記噛合チェーンの前記進行方向側の端部は、複数の前記回動軸のうち前記伸縮リンク機構の伸縮によって前記直交方向に変位しない前記回動軸に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の可動体移動装置。
- 前記噛合チェーンの前記進行方向側の端部は、連結部材を介して前記回動軸と連結されており、
前記噛合チェーンの前記進行方向側の端部と前記連結部材との連結位置は、前記回動軸と前記連結部材との連結位置よりも前記進行方向側に位置していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の可動体移動装置。 - 前記伸縮リンク機構の伸縮動作に伴う前記伸縮リンク機構における前記可動体及び前記ベース部とそれぞれ連結される部分である前記可動体側連結部及びベース部側連結部の移動を許容しながら前記伸縮リンク機構の前記可動体及び前記ベース部に対する前記直交方向の位置決めを行う位置決め機構を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の可動体移動装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021070886A1 (ja) | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 株式会社椿本チエイン | 噛合チェーン及び可動体移動装置 |
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-
2016
- 2016-10-17 JP JP2016203880A patent/JP6465093B2/ja active Active
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JP6465093B2 (ja) | 2019-02-06 |
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