JP4674824B2 - 噛合チェーン式昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種製造分野の製造設備、運輸分野の移送設備、医療福祉分野の介護設備、芸術分野の舞台設備などに用いて昇降テーブルを設置床面に対して平行に昇降動させる昇降装置であって、特に、噛合チェーンを昇降動作の駆動媒体として採用した噛合チェーン式昇降装置に関する。
従来、物品の昇降装置としては、互いに噛み合って一体的に噛み合って昇降する一対のチェーンを用いて重量物などの被昇降物を搭載する昇降台を昇降移動させる昇降装置がある(特許文献1参照)。
特開平7−223800号公報(特に、第1頁、図5参照)
しかしながら、従来の互いに噛み合って一体的に噛み合って昇降する一対のチェーンを用いた物品の昇降装置は、昇降する1本のチェーンやこのチェーンに動力を伝達するためにモータ側に設けたれたチェーンが切断した場合やモータが故障した場合、上昇位置にある昇降台が下方位置まで落下する危険があり、昇降機構の安全性、信頼性に係わる重大な問題があり、これを解決するには、これら不慮の事故が発生した場合に昇降動作を瞬時にロックする機構を別途付設しなければならないという厄介な問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする技術的課題、すなわち、本発明の目的は、搭載された被昇降物を含めた全荷重を支持しながら自立状態で昇降する昇降駆動用噛合チェーンにチェーン幅方向の片側に偏荷重が負荷された場合であっても昇降駆動用噛合チェーンのチェーン幅方向に生じがちな座屈を確実に抑制して優れたチェーン耐久性を確保して不慮のチェーン切断を完全に回避するとともに、昇降機構に不慮の駆動障害が発生した際に生じがちな昇降テーブルの落下を多重かつ完全に防止して安全性と信頼性に優れた噛合チェーン式昇降装置を提供することである。
まず、本請求項1に係る発明は、設置床面に対して平行に併置された一対の回転軸を中心に同一面内で相互に対向して反対方向に正逆回転する一対の昇降用スプロケットと、該一対の昇降用スプロケットにより水平方向から垂直方向への偏向駆動直後に相互に噛み合わせて一体に自立状態で上昇するとともに前記一対の昇降用スプロケットにより垂直方向から水平方向へ偏向駆動時に相互に噛み外れて分岐する一対の昇降駆動用噛合チェーンと、前記一対の昇降用スプロケットの対向する股間領域に設けられて一対の昇降用スプロケットに対して噛み外れる一対の昇降駆動用噛合チェーンを誘導移動するチェーン誘導プレートと、該昇降駆動用噛合チェーンの上端に固着されて一体に昇降する昇降テーブルと、前記一対の昇降用スプロケットに動力を伝達する動力伝達チェーンと、該動力伝達チェーンを駆動する駆動モータとを備えている噛合チェーン式昇降装置において、前記昇降駆動用噛合チェーンがフック状の内歯プレートと該内歯プレートに対してチェーン長手方向に重なり合うフック状の外歯プレートと前記内歯プレート同士をチェーン幅方向に連結固定するブシュと該ブシュに外嵌されるローラと前記外歯プレートにチェーン幅方向で連結固定される連結ピンとを用いてそれぞれチェーン幅方向に複列で編成され、前記一対の昇降駆動用噛合チェーンが前記回転軸の両側にそれぞれ1組づつ配置され、前記動力伝達チェーンが前記昇降駆動用噛合チェーンを昇降させる変速ギア群に対して2組配置され、前記駆動モータがウォームとウォーム歯車で構成された減速機構を備えていることにより、前記課題を解決したものである。
そして、本請求項2に係る発明は、請求項1に係る噛合チェーン式昇降装置において、前記昇降駆動用噛合チェーンの昇降駆動に応じて昇降テーブルの昇降動作をガイドする昇降補助ガイド手段が、前記昇降テーブルと設置床面側との間に伸縮自在に設けられていることにより、前記課題をさらに解決したものである。
本発明の噛合チェーン式昇降装置は、設置床面に対して平行に併置された一対の回転軸を中心に同一面内で相互に対向して反対方向に正逆回転する一対の昇降用スプロケットと、該一対の昇降用スプロケットにより水平方向から垂直方向への偏向駆動直後に相互に噛み合わせて一体に自立状態で上昇するとともに前記一対の昇降用スプロケットにより垂直方向から水平方向へ偏向駆動時に相互に噛み外れて分岐する一対の昇降駆動用噛合チェーンと、一対の昇降用スプロケットの対向する股間領域に設けられて一対の昇降用スプロケットに対して噛み外れる一対の昇降駆動用噛合チェーンを誘導移動するチェーン誘導プレートと、昇降駆動用噛合チェーンの上端に固着されて一体に昇降する昇降テーブルと、一対の昇降用スプロケットに動力を伝達する動力伝達チェーンと、該動力伝達チェーンを駆動する駆動モータとを備えていることによって、昇降テーブルが昇降位置に関係なく昇降用スプロケットの正逆回転に合わせて昇降可能であるため、昇降テーブルの昇降動作を等速かつ迅速に達成できるとともにチェーン収納手段と駆動部分の高い設計自由度を実現でき、加えて、以下のような特有の構成に対応した格別の効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る噛合チェーン式昇降装置は、昇降駆動用噛合チェーンがフック状の内歯プレートと該内歯プレートに対してチェーン長手方向に重なり合うフック状の外歯プレートと前記内歯プレート同士をチェーン幅方向に連結固定するブシュと該ブシュに外嵌されるローラと前記外歯プレートにチェーン幅方向で連結固定される連結ピンとを用いてそれぞれチェーン幅方向に複列で編成されていることにより、一対の昇降駆動用噛合チェーンの一方を構成する外歯プレートと内歯プレートが、これに対向する他方の昇降駆動用噛合チェーンを構成する外歯プレートと内歯プレートに対してチェーン幅方向の複列に亙ってそれぞれフック状、所謂、チャック状に多重かつ強固に噛み合うため、搭載された被昇降物を含めた全荷重を支持しながら自立状態で昇降する昇降駆動用噛合チェーンにチェーン幅方向の片側に偏荷重が負荷された場合であっても昇降駆動用噛合チェーンのチェーン幅方向に生じがちな座屈を確実に抑制して優れたチェーン耐久性を確保して不慮のチェーン切断を完全に回避することができる。
また、一対の昇降駆動用噛合チェーンが回転軸の両側にそれぞれ1組づつ配置され、動力伝達チェーンが昇降駆動用噛合チェーンを昇降させる変速ギア群に対して2組配置され、駆動モータがウォームとウォーム歯車で構成された減速機構を備えていることにより、たとえ、2組配置された一対の昇降駆動用噛合チェーンの一方が切断しても他方の一対の昇降駆動用噛合チェーンが昇降テーブルを落下しないように支持し、また、2組配置された動力伝達チェーンの一方が切断しても他方の動力伝達チェーンが昇降テーブルを落下しないように動力伝達し、さらに、減速機構を備えた駆動モータに支障が生じてもウォームとウォーム歯車との間で相互の噛み合い抵抗、所謂、セルフロック機能が働くため、減速機構を備えた駆動モータ、昇降駆動用噛合チェーン、動力伝達チェーンなどで構成される昇降機構に不慮の駆動障害が発生した場合であっても、上昇した位置にある昇降テーブルの急激な落下を多重かつ完全に防止して優れた安全性と信頼性を発揮することができる。
そして、本請求項2に係る噛合チェーン式昇降装置は、請求項1に係る噛合チェーン式昇降装置において、昇降駆動用噛合チェーンの昇降駆動に応じて昇降テーブルの昇降動作をガイドする昇降補助ガイド手段が、昇降テーブルと設置床面側との間に伸縮自在に設けられていることにより、請求項1に係る噛合チェーン式昇降装置が奏する効果に加えて、昇降補助ガイド手段が昇降駆動用噛合チェーンの昇降駆動に追従して昇降テーブルの昇降動作を無理なく誘導補助しながらガイドするため、昇降する昇降テーブルの安全性と安定性を確保することができる。
本発明の噛合チェーン式昇降装置は、設置床面に対して平行に併置された一対の回転軸を中心に同一面内で相互に対向して反対方向に正逆回転する一対の昇降用スプロケットと、該一対の昇降用スプロケットにより水平方向から垂直方向への偏向駆動直後に相互に噛み合わせて一体に自立状態で上昇するとともに前記一対の昇降用スプロケットにより垂直方向から水平方向へ偏向駆動時に相互に噛み外れて分岐する一対の昇降駆動用噛合チェーンと、一対の昇降用スプロケットの対向する股間領域に設けられて一対の昇降用スプロケットに対して噛み外れる一対の昇降駆動用噛合チェーンを誘導移動するチェーン誘導プレートと、昇降駆動用噛合チェーンの上端に固着されて一体に昇降する昇降テーブルと、一対の昇降用スプロケットに動力を伝達する動力伝達チェーンと、この動力伝達チェーンを駆動する駆動モータとを備え、昇降駆動用噛合チェーンがフック状の内歯プレートとこの内歯プレートに対してチェーン長手方向に重なり合うフック状の外歯プレートと前記内歯プレート同士をチェーン幅方向に連結固定するブシュと該ブシュに外嵌されるローラと前記外歯プレートにチェーン幅方向で連結固定される連結ピンとを用いてそれぞれチェーン幅方向に複列で編成され、一対の昇降駆動用噛合チェーンが回転軸の両側にそれぞれ1組づつ配置され、動力伝達チェーンが前記昇降駆動用噛合チェーンを昇降させる変速ギア群に対して2組配置され、駆動モータがウォームとウォーム歯車で構成された減速機構を備え、搭載された被昇降物を含めた全荷重を支持しながら自立状態で昇降する昇降駆動用噛合チェーンにチェーン幅方向の片側に偏荷重が負荷された場合であっても昇降駆動用噛合チェーンのチェーン幅方向に生じがちな座屈を確実に抑制して優れたチェーン耐久性を確保して不慮のチェーン切断を完全に回避し、昇降機構に不慮の駆動障害が発生した際に生じがちな昇降テーブルの落下を多重かつ完全に防止して安全性と信頼性を確保し得るものであれば、その具体的な実施の態様は、如何なるものであっても何ら構わない。
たとえば、本発明の噛合チェーン式昇降装置で昇降テーブルにそれぞれ配置する、すなわち、回転軸の両側にそれぞれ1組づつ配置する2組の昇降駆動用噛合チェーンは、所謂、チャックチェーンと称するものであって、一対の昇降用スプロケットにより水平方向から垂直方向への偏向駆動直後に相互に噛み合わせて一体に自立状態で上昇するとともに一対の昇降用スプロケットにより垂直方向から水平方向へ偏向駆動時に相互に噛み外れて分岐するものであれば、その具体的なチェーン形態は如何なるものであっても良く、例えば、ローラを有するもの、ブシュを有するもの、チェーン幅方向に2列以上の複列であるものの組み合わせであれば何れであっても構わない。
そして、チェーン幅方向に2列以上の複列であるものを採用する場合、一対の昇降駆動用噛合チェーンの一方を構成する外歯プレートと内歯プレートが、これに対向する他方の昇降駆動用噛合チェーンを構成する外歯プレートと内歯プレートに対してチェーン幅方向の複列に亙ってそれぞれフック状、所謂、チャック状に多重かつ強固に噛み合うため、昇降駆動用噛合チェーンのチェーン幅方向に生じがちな座屈を確実に抑制して優れたチェーン耐久性を実現することができるので、より好ましい。
さらに、本発明の噛合チェーン式昇降装置は、被昇降物を昇降させる昇降テーブルが昇降駆動用噛合チェーンの駆動力によって昇降するものであるが、この昇降テーブルの安定した昇降動作をガイドするために昇降テーブルと設置床面側との間に昇降補助ガイド手段を介在させることが望ましく、この昇降補助ガイド手段の具体的な形態については、シザーリフタ等に用いられているX字状のパンタアームであっても良く、ガイドポストリフタ等に用いられているテレスコパイプであっても良い。
本発明の一実施例を図1乃至図10に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置の全体斜視図であり、図2は、図1から昇降テーブルとパンタアームを除いた状態の斜視図であり、図3は、図2に示す昇降駆動用スプロケット近傍の一部拡大図であり、図4は、本実施例で用いた昇降駆動用噛合チェーンの分解組み立て状態と噛み外れ状態を示した図であり、図5は、本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最上昇位置を示す正面図であり、図6は、本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最上昇位置を示す側面図であり、図7は、本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最下降位置を示す全体斜視図であり、図8は、本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最下降位置を示す正面図であり、図9は、本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最下降位置を示す側面図であり、図10は、本発明の第2実施例である噛合チェーン式昇降装置の全体斜視図である。
まず、本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置100は、図1に示すように、重量物(図示していない)を搭載する昇降テーブル110を設置床面に対して平行に昇降させるために設置するものである。
そして、本実施例の噛合チェーン式昇降装置100は、図1乃至図4に示すように、前述した昇降テーブル110が平行に昇降する設置床面に据え付けたベースプレート120と、このベースプレート120に対して平行に併置された一対の回転軸130、130を中心に同一面内で相互に対向して反対方向に正逆回転する一対の昇降用スプロケット140、140と、これらの一対の昇降用スプロケット140、140と噛み外れることによって昇降テーブル110を昇降する一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150と、この昇降駆動用噛合チェーン150、150の上端に固着されて一体に昇降する前述した昇降テーブル110と、前記一対の昇降用スプロケット140、140を回転させる変速義ギア群163に動力を伝達する動力伝達チェーン162と、この動力伝達チェーン162を駆動する駆動モータ160とを基本的な装置構成として備えている。
そして、前述した一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150は、昇降テーブル110に対して左右2組配置、要するに、 一対の回転軸130、130の両側にそれぞれ1組づつ配置され、所謂、2本突き状態になっている。
これにより、被昇降物が昇降テーブル110上に偏在した状態で搭載されている場合や昇降テーブル110の最上昇位置近傍において昇降テーブル110の幅方向に生じがちな横揺れの虞れがある場合であっても、昇降テーブル110の左右両側にそれぞれ配置された一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が、搭載された被昇降物を含めた全荷重を二分してその負荷を分担軽減した自立状態で昇降するようになっている。
しかも、たとえ、2組配置された一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150の一方が切断しても他方の一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が昇降テーブル110を落下しないように支持するようになっている。
また、前記動力伝達チェーン162は、駆動側スプロケット161、161から変速ギア群163の従動側スプロケット164、164へ動力伝達するための2組のローラチェーンからなるものであって、所謂、2本掛け状態になっている。
これにより、駆動側スプロケット161、161から従動側スプロケット164、164へ伝達する動力を二分して伝動負荷を軽減している。
しかも、2組配置された動力伝達チェーン162、162の一方が切断しても他方の動力伝達チェーン162が昇降テーブル110を落下しないように動力伝達するようになっている。
さらに、前述した駆動モータ160は、公知のウォームとウォーム歯車(図示しない)で構成された減速機構160aを備えている。これにより、駆動障害が生じてもウォームとウォーム歯車との間で相互の噛み合い抵抗、所謂、セルフロック機能が働くようになっている。
なお、図1及び図2に示す符号161、161は、減速機構160aを備えた駆動モータ160の出力軸側に同軸配置した一対の駆動側スプロケットであり、図3に示す符号163は、一対の動力伝達チェーン162、162から一方向の回転を変速させるとともに一対の昇降用スプロケット140、140へ相互に反対方向に正逆回転するように動力伝達するための変速ギア群である。
そして、本実施例の噛合チェーン式昇降装置100では、図3に示すように、一対の昇降用スプロケット140、140に対して噛み外れる一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150を誘導移動させるチェーン誘導プレート170が一対の昇降用スプロケットの対向する股間領域に設けられ、一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が水平方向から垂直方向への偏向駆動直後に相互に噛み合って一体に自立状態で上昇させるようになっている。
さらに、前述したような減速機構160aを備えた駆動モータ160は、図1などで示すように、昇降テーブル110の最下降位置の周辺域、すなわち、昇降テーブル110の投影傘下の領域外に離間配置されている。
また、前述したチェーン収納手段180も、図1に示すように、駆動モータ160と同様に、昇降テーブル110の最下降位置の周辺域、すなわち、昇降テーブル110の投影傘下の領域外に離間配置されている。
すなわち、相互に噛み外れて分岐した一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150の一方は、駆動モータ160側に配置した巻き取り型のチェーン収納ボックス181からなるチェーン収納手段180内に収納されるとともに、一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150の他方は、駆動モータ160と対向する反対側に配置した直線状収納レール182からなるチェーン収納手段180内に収納されるように構成されている。
したがって、これらの駆動モータ160や噛合チェーン収納手段180の高さ寸法分に配慮することなく、昇降テーブル110の最下降位置を低くすること、すなわち、昇降テーブル110の低床化が可能となるため、昇降テーブル110に対して被昇降物を搬出搬入する作業負担が大幅に軽減され、昇降機構の保守メンテナンスの際に駆動モータ160や噛合チェーン収納手段180が作業障害要因にならず安全且つ簡便なメンテナンス作業が行えるようになっている。
また、図1に示すように、昇降テーブル110と設置床面側のベースプレート120との間にX字状のパンタアームと称するインナーアーム191とアウターアーム192からなる上下2段連結形態の昇降補助ガイド手段190を介在させることにより、昇降テーブル110の安定した昇降動作をガイドするように構成されている。
なお、図1などに示す符号193は、インナーアーム191の下端を昇降動作に応じて摺動させるためのスライドレールである。
さらに、本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置100で用いた一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150は、所謂、チャックチェーンと称するものであって、図4で示すように、フック状の内歯プレート151と、この内歯プレート151に対してチェーン長手方向に半ピッチ分ずらして重なり合うフック状の外歯プレート152と、前記内歯プレート151同士をチェーン幅方向に連結固定するブシュ153と、このブシュ153に外嵌されるローラ154と、前記外歯プレート152同士をチェーン幅方向に連結固定する連結ピン155とを用いてそれぞれチェーン幅方向に2列で編成されており、前述したチェーン誘導プレート170に沿って水平方向から垂直方向への偏向駆動直後に相互に噛み合わせて一体に自立状態で上昇するとともに一対の昇降用スプロケット140、140により垂直方向から水平方向へ偏向駆動時に相互に噛み外れて分岐するように配置されている。
そして、一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150の一方を構成する内歯プレート151と外歯プレート152とが、これに対向する他方の昇降駆動用噛合チェーン150を構成する内歯プレート151と外歯プレート152とに対してチェーン幅方向の複列に亙ってそれぞれフック状、所謂、チャック状に多重かつ強固に噛み合うようになっており、搭載された被昇降物を含めた全荷重を支持しながら自立状態で昇降する昇降駆動用噛合チェーン150、150にチェーン幅方向の片側に偏荷重が負荷された場合であっても過負荷状態の昇降駆動用噛合チェーン150のチェーン幅方向に生じがちな座屈を確実に抑制して優れたチェーン耐久性を確保して不慮のチェーン切断を回避している。
つぎに、本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置100の昇降動作について図1及び図5乃至図9に基づいて説明する。
まず、図1及び図5乃至図6に示すように、昇降テーブル110が最上昇位置に達する場合は、一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が一対の昇降用スプロケット140、140によってチェーン収納ボックス181と直線状収納レール182からなるチェーン収納手段180からそれぞれ繰り出され、この一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が重量物からなる被昇降物(図示していない)を搭載する昇降テーブル110の全重量を支えながら減速機構160aを備えた駆動モータ160の出力に応じて2本掛けされた動力伝達チェーン162、162により等速かつ迅速に上昇するようになっている。
なお、このとき、前述したX字状のパンタアームと称するインナーアーム191とアウターアーム192からなる上下2段連結形態の昇降補助ガイド手段190が、昇降テーブル110の安定した上昇動作をガイドするようになっている。
一方、図7乃至図9に示すように、昇降テーブル110が最下降位置に達する場合は、一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が一対の昇降用スプロケット140、140によってチェーン収納ボックス181と直線状収納レール182からなるチェーン収納手段180へそれぞれ分岐しながら引き込まれ、一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が重量物(図示していない)を搭載する昇降テーブル110の全重量を支えながら減速機構160aを備えた駆動モータ160の出力に応じて2本掛けされた動力伝達チェーン162、162により等速かつ迅速に下降するようになっている。
なお、このとき、前述したX字状のインナーアーム191とアウターアーム192からなる上下2段連結形態の昇降補助ガイド手段190が、折り畳まれながら昇降テーブル110の安定した下降動作をガイドするようになっている。
以上のように、本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置100は、一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が昇降テーブル110に対して2組配置され、動力伝達チェーン162、162が一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150を昇降させる変速ギア群163に対して2組配置され、駆動モータ160がウォームとウォーム歯車で構成された減速機構160aを備えていることにより、たとえ、2組配置された一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150の一方が切断しても他方の一対の昇降駆動用噛合チェーン150、150が昇降テーブル110を落下しないように支持し、また、2組配置された動力伝達チェーン162、162の一方が切断しても他方の動力伝達チェーン162が昇降テーブル110を落下しないように動力伝達し、さらに、減速機構160aを備えた駆動モータ160に支障が生じてもウォームとウォーム歯車との間で相互の噛み合い抵抗、所謂、セルフロック機能が働くため、減速機構160aを備えた駆動モータ160、昇降駆動用噛合チェーン150、150、動力伝達チェーン162,162などで構成される昇降機構に不慮の駆動障害が発生した場合であっても、上昇した位置にある昇降テーブル110の急激な落下を多重かつ完全に防止して優れた安全性と信頼性を発揮することができる。
加えて、X字状のパンタアームと称するインナーアーム191とアウターアーム192からなる上下2段連結形態の昇降補助ガイド手段190が、昇降駆動用噛合チェーン150、150の昇降駆動に追従して昇降テーブル110の昇降動作を無理なく誘導補助しながらガイドするため、昇降する昇降テーブル110の安全性と安定性を確保できる。
できるなど、その効果は甚大である。
つぎに、図8は、本発明の第2実施例である噛合チェーン式昇降装置200を示すものである。
本発明の第2実施例である噛合チェーン式昇降装置200は、前述した本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置100と基本的な装置構成が全く同一であるから、同一部材に付した符号の100番台を200番台に書き換えることにより、その説明を省略する。
したがって、本発明の第2実施例である噛合チェーン式昇降装置200は、昇降補助ガイド手段290のみが前述した本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置100と異なっているため、この昇降補助ガイド手段290のみを以下に説明する。
すなわち、本実施例の噛合チェーン式昇降装置200は、昇降テーブル210と設置床面側のベースプレート220との間の4ヶ所にそれぞれ上方に向けて順次縮径されたテレスコパイプからなる昇降補助ガイド手段290を介在させることにより、昇降テーブル210の安定した昇降動作をガイドするように構成されている。
以上のように得られた本発明の第2実施例である噛合チェーン式昇降装置200も、前述した第1実施例である噛合チェーン式昇降装置100と同様に、たとえ、2組配置された一対の昇降駆動用噛合チェーン250、250の一方が切断しても他方の一対の昇降駆動用噛合チェーン250、250が昇降テーブル210を落下しないように支持し、また、2組配置された動力伝達チェーン262、262の一方が切断しても他方の動力伝達チェーン262が昇降テーブル210を落下しないように動力伝達し、さらに、減速機構260aを備えた駆動モータ260に支障が生じてもウォームとウォーム歯車との間で相互の噛み合い抵抗、所謂、セルフロック機能が働くため、減速機構260aを備えた駆動モータ260、昇降駆動用噛合チェーン250、250、動力伝達チェーン262,262などで構成される昇降機構に不慮の駆動障害が発生した場合であっても、上昇した位置にある昇降テーブル210の急激な落下を多重かつ完全に防止して優れた安全性と信頼性を発揮することができるなど、その効果は甚大である。
本発明の第1実施例である噛合チェーン式昇降装置の全体斜視図。 図1から昇降テーブルとパンタアームを除いた状態の斜視図。 図2に示す昇降駆動用スプロケット近傍の一部拡大図。 昇降駆動用噛合チェーンの分解組み立て状態と噛み外れ状態を示した図。 本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最上昇位置を示す正面図。 本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最上昇位置を示す側面図。 本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最下降位置を示す全体斜視図。 本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最下降位置を示す正面図。 本実施例である噛合チェーン式昇降装置の最下降位置を示す側面図。 本発明の第2実施例である噛合チェーン式昇降装置の全体斜視図。
100,200 ・・・噛合チェーン式昇降装置
110,210 ・・・昇降テーブル
120,220 ・・・ベースプレート
130 ・・・回転軸
140,240 ・・・昇降用スプロケット
150,250 ・・・昇降駆動用噛合チェーン
151 ・・・フック状の内歯プレート
152 ・・・フック状の外歯プレート
153 ・・・ブシュ
154 ・・・ローラ
155 ・・・連結ピン
160,260 ・・・駆動モータ
160a,260a ・・・減速機構
161 ・・・駆動側スプロケット
162 ・・・動力伝達チェーン
163 ・・・変速ギア群
164 ・・・従動側スプロケット
170 ・・・チェーン誘導プレート
180,280 ・・・チェーン収納手段
181 ・・・巻き取り型のチェーン収納ボックス
182 ・・・直線状収納レール
190,290 ・・・昇降補助ガイド手段
191 ・・・インナーアーム
192 ・・・アウターアーム
193 ・・・スライドレール

Claims (2)

  1. 設置床面に対して平行に併置された一対の回転軸を中心に同一面内で相互に対向して反対方向に正逆回転する一対の昇降用スプロケットと、該一対の昇降用スプロケットにより水平方向から垂直方向への偏向駆動直後に相互に噛み合わせて一体に自立状態で上昇するとともに前記一対の昇降用スプロケットにより垂直方向から水平方向へ偏向駆動時に相互に噛み外れて分岐する一対の昇降駆動用噛合チェーンと、前記一対の昇降用スプロケットの対向する股間領域に設けられて一対の昇降用スプロケットに対して噛み外れる一対の昇降駆動用噛合チェーンを誘導移動するチェーン誘導プレートと、該昇降駆動用噛合チェーンの上端に固着されて一体に昇降する昇降テーブルと、前記一対の昇降用スプロケットに動力を伝達する動力伝達チェーンと、該動力伝達チェーンを駆動する駆動モータとを備えている噛合チェーン式昇降装置において、
    前記昇降駆動用噛合チェーンがフック状の内歯プレートと該内歯プレートに対してチェーン長手方向に重なり合うフック状の外歯プレートと前記内歯プレート同士をチェーン幅方向に連結固定するブシュと該ブシュに外嵌されるローラと前記外歯プレートにチェーン幅方向で連結固定される連結ピンとを用いてそれぞれチェーン幅方向に複列で編成され、
    前記一対の昇降駆動用噛合チェーンが前記回転軸の両側にそれぞれ1組づつ配置され、
    前記動力伝達チェーンが前記昇降駆動用噛合チェーンを昇降させる変速ギア群に対して2組配置され、
    前記駆動モータがウォームとウォーム歯車で構成された減速機構を備えていることを特徴とする噛合チェーン式昇降装置。
  2. 前記昇降駆動用噛合チェーンの昇降駆動に応じて昇降テーブルの昇降動作をガイドする昇降補助ガイド手段が、前記昇降テーブルと設置床面側との間に伸縮自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の噛合チェーン式昇降装置。
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