JP2018062750A - 折畳み扉装置及びそのシール体 - Google Patents
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Abstract
Description
その為に、上記枠体の下桟上面はフラットでなく、内側(室内側)には上記シール材を取付け出来るように起立していて、間口を閉じて伸長した折畳み扉の内面が当接することが出来る構造と成っている。これは、折畳み扉と下桟との気密性・水密性を保つ為に必要な形態として従来から採用されて来ている。
ところで、折畳み扉装置のシール構造に関しては、従来から色々知られている。
すなわち、シャッター単位の閉鎖により,各パネルの昇降枠を昇降機構によって降下させ,その下端の封止ビートを下位ガイドレールに対接して気密性を確保する。昇降機構は,ハウジング両端の小口キャップから外側に付勢した作動突起を配置するとともに作動突起の押圧でその間の板バネを弛ませて,これに長手方向2ヶ所に配置した係合支持具によって保持した昇降枠を降下し,押圧の解除で昇降枠を上昇する。シャッター単位を閉鎖すると,各隣接するパネルの縦框同士や縦枠によって押されて作動し,シャッター単位を開けると付勢力によって復帰する。
すなわち、昇降枠に一対のアームの収納基部をそれぞれ収納して、各起立部に板バネの両端部を固定するとともに該起立部を一対の端部スライド杆に固定し、また、これら端部スライド杆のパネル側方に作動突起を固定し、且つ起立部と板バネのストッパー間にそれぞれコイルスプリングを配置して下端封止装置のユニットとする。小口キャップを介して下框に装着することによって、作動突起の突没で板バネを作動し、その中間の昇降枠支持部材により下框内で昇降枠の昇降を行い、パネル閉鎖時に昇降枠の下向き封止ビート接触による下枠との間の気密性を確保し、開閉時に封止ビートの接触解除を行ってスムーズな開閉を可能とするようにしている。
扉枠の下枠の屋外側には折畳み扉を案内する案内溝を形成し、案内溝の屋内側には中間溝を介して収納溝を形成し、収納溝の内部にシール用部材を回動自在に支持し、シール用部材の突縁部をロック棒で押し下げたときにシール用部材が回動して折畳み扉の下部の屋内側面に当接して床面と折畳み扉とを連続させるようにした折畳み扉装置において、案内溝と中間溝の下方に中空部を形成し、中間溝の溝底の方を案内溝の溝底よりも高くして中間溝から屋外側に連通する第1の排水経路を形成し、収納溝の溝底の方を中空部の底部よりも高くして収納溝から屋外側に連通する第2の排水経路を形成している。
本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、至って簡単な構造にて構成することが出来ると共に、下レールの有無を問うことなく折畳み扉下端の隙間を塞ぐことが出来、伸長した折畳み扉を安定させることが出来る折畳み扉装置及びそのシール体を提供する。
そして、床面には下レールを敷設することは自由であるが、該下レールを取付けない構造とすることも可能である。
このシール体はパネル下端部に軸支されていて、ハンドルを操作してロッドを降下することで、ロッドと連動してシール体の先端側が押し下げられる。
一方、本発明のシール体はパネル下端に取付けられていて、回転することでその先端が床面に圧接ことが出来る。その為に、本発明の折畳み扉装置は下レールが無くても、伸長した折畳み扉はその下端が揺れ動くことはなく、安定して間口を閉じることが出来る。また、シール体は細い長尺材であって、その為にパネル下端部の小さいスペースであっても取付け可能である。
折畳み扉1は複数枚のパネル4,4,4・・・が継手を介して折畳み出来るように連結され、主継手5,5・・・の上端には吊車6,6・・・が取着され、主継手5,5・・・の下端にはスライダー7,7・・・が下方へ延びている。
ここで、上記図1に示す折畳み扉1の形態はあくまでも1具体例に過ぎず、2枚1組とした折畳み扉を枠体3の両側に装着して構成することもある。
図3はパネル4の下端部にシール体11を取付けた場合の正面図を示し、図4はその縦断面図をそれぞれ表している。上記シール体11の先端側は上昇していて、下レールとの間に隙間を形成している状態である。
ここで、シール体11の先端側を持ち上げる手段としては上記バネ材19に限るものではない。
そして、折畳み扉1を折畳んで間口2を開口する場合、ハンドル操作で上記ロッド22が上昇するならば、バネ19のバネ力が働いてシール体11は回転して先端側は持ち上げられる。
しかし、本発明に係る折畳み扉装置の場合、下レール20を用いないで構成することも可能である。
2 間口
3 枠体
4 パネル
5 主継手
6 吊車
7 スライダー
8 上桟
9 下桟
10 補助継手
11 シール体
12 本体
13 ゴム片
14 軸部
15 上面
16 係止溝
17 下框
18 軸受け部
19 バネ
20 下レール
21 隙間
22 ロッド
23 突片
24 ガイド溝
Claims (3)
- 複数枚のパネルが継手にて連結して構成した折畳み扉装置において、上記パネルの下端には軸を中心として回転することが出来、先端側が常に持ち上げられるように弾性力を付勢したシール体を備え、またパネルを連結する補助継手にはハンドル操作にて降下するロッドを有し、該ロッドの降下に伴って上記シール体が回転して押し下げられ、その先端が下レール又は床面に圧接して折畳み扉下端に形成される隙間を塞ぐことが出来るようにしたことを特徴とする折畳み扉装置。
- 上記パネルの下框に軸受け部を設け、この軸受け部にシール体に形成した軸部を嵌めて上記シール体を軸支した請求項1記載の折畳み扉装置。
- 複数枚のパネルが継手にて連結して構成した折畳み扉が伸長した場合の下端に形成される隙間を塞ぐことが出来るシール体において、該シール体は一定断面の長尺材であり、その一方の基部には軸部又は軸受け部を形成すると共に他方の先端には圧縮変形するようにゴム片又は軟質樹脂片を設け、シール体が回転して先端が床面又は下レールに圧接して上記隙間を塞ぐようにしたことを特徴とする折畳み扉のシール体。
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JP2016200599A JP6760563B2 (ja) | 2016-10-12 | 2016-10-12 | 折畳み扉装置 |
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- 2016-10-12 JP JP2016200599A patent/JP6760563B2/ja active Active
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