JP5042196B2 - 引戸の気密装置 - Google Patents

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本発明は、引戸の気密装置に関するものである。
引戸装置は、扉体を回動させることなく建物開口部を開閉することができ、扉装置として広く用いられている。ここで、上吊式引戸の場合には、機構上、扉体の下端と床面との間に所定の隙間が形成されるため、引戸の下部の気密性を保持したいという要望(例えば、病院等では空調や清浄性の維持確保のため、引戸において外気を遮断したいという要望がある)に応えるためには、この隙間を塞ぐ必要がある。
従来の気密装置は、引戸の扉体を閉鎖させる際に、開閉方向と直角を成す方向に扉体をオフセットさせて気密部材に密着させている。しかしながら、このものでは全閉時から扉体を開放する際の初動に必要な開放力が重くなってしまうという課題があった。特に、電動駆動の引戸においては、初動時のモータ負荷が大きくなり、モータサイズも扉体の重量に応じて大きくなってしまう。また、扉体のオフセット時に作動音が発生していた。
また、特許文献1、特許文献2には、その他の気密装置が開示されているが、いずれも気密装置の構成が複雑であるという不具合がある。また、特許文献1のものにおいては、下動板を押し下げる際に作動音が発生するという不具合がある。
実開昭63−174293 特開2008−63727
本発明の目的は、簡単な構成でありながら、全閉状態にある扉体の初期開放力を小さくすることができる引戸の気密装置を提供することにある。
本発明が採用した技術手段は、
開口部上方に設けたレールに対して左右方向に移動自在に吊持された扉体を備えた引戸の気密装置において、
前記扉体の一方の面部の下端部位には、前記扉体の幅方向に亘って延出する下側羽根が回動可能に設けられ、
前記下側羽根は、上端側を回動支点として、鉛直姿勢と前記扉体の内側に向かう傾斜姿勢との間で回動可能であると共に、付勢手段(後述する実施形態ででは、巻きバネが例示されている)によって前記鉛直姿勢が維持されており、
前記下側羽根の下端側には下側気密部材が設けてあり、前記鉛直姿勢では、前記下側気密部材が床面に圧接されるようになっており、
前記下側羽根の戸尻側には、前記扉体の内側に向かって傾斜状に延出する傾斜部が形成されており、
開口枠側(後述する実施形態では、袖壁の方立の側面が例示されている)には、扉全閉時に前記傾斜部に対向するようにガイド体(後述する実施形態では、ガイドローラが例示されている)が設けてあり、扉全閉時には、前記下側羽根が前記鉛直姿勢を維持した状態で前記ガイド体に前記傾斜部が接触しており、
扉全閉時からの扉体の開放方向への移動時に、前記傾斜部が前記ガイド体に案内されて前記下側羽根が扉体の内側に向かって回動することで、前記下側気密部材が床面から離れるように構成されている、
引戸の気密装置、である。
1つの態様では、さらに、
前記扉体の一方の面部の上端部位には、前記扉体の幅方向に亘って延出する上側羽根が回動可能に設けられ、
前記上側羽根は、下端側を回動支点として、鉛直姿勢と前記扉体の内側に向かう傾斜姿勢との間で回動可能であると共に、付勢手段によって前記鉛直姿勢が維持されており、
前記上側羽根の上端側には上側気密部材が設けてあり、前記鉛直姿勢では、前記上側気密部材が開口枠側に設けた被当接部(後述する実施形態では、第5気密部材S5)に圧接されるようになっており、
前記上側羽根の戸尻側には、前記扉体の内側に向かって傾斜状に延出する傾斜部が形成されており、
開口枠側には、扉全閉時に前記傾斜部に対向するようにガイド体が設けてあり、扉全閉時には、前記上側羽根が前記鉛直姿勢を維持した状態で前記ガイド体に前記傾斜部が接触しており、
扉全閉時からの扉体の開放方向への移動時に、前記傾斜部が前記ガイド体に案内されて前記上側羽根が扉体の内側に向かって回動することで、前記上側気密部材が前記被当接部から離れるように構成されている。
本発明は、戸尻側に傾斜部を備えた回動自在の羽根とガイド体を用いた簡単な構成でありながら、全閉状態にある扉体の初期開放力を小さくすることができる。したがって、扉体を電動開放するものにおいては、モータの負荷が軽減され、消費電力も削減される。また、扉体の開閉時に作動音が生じることもない。
本発明は、扉全閉時には、気密部材を用いて気密性能を確保するものであるが、扉体が開放方向へ移動すると直ぐに、気密部材の圧接状態が解除されるので、気密部材の磨耗を減らすことができる。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は扉閉鎖時における引戸装置の姿図、図2は図1における扉体の姿図、図3は図1における引戸装置の縦断面図である。引戸装置は扉体1を備え、扉体1は一方の縦枠2を戸先側、他方の縦枠3を戸尻側として、縦枠2、3間で左右方向に移動自在となっている。左右の縦枠2、3の上端間には上枠4が、下端間には下枠5が、それぞれ延設されている。扉体1は、第1面部10、第2面部11、戸先側端面12、戸尻側端面13、上面14、下面15と、を備えている。
図3、図4に示すように、上枠4の内部空間には、扉体1の移動方向に延出するレール6が設けてあり、扉体1は上端に設けたハンガーローラ7を介してレール6から吊持されており、ハンガーローラ7がレール6上を転動することで、扉体1は左右方向に移動自在となっている。また、上枠4の内部空間にはモータMが設けてあり、扉体1はモータMによって電動駆動される。1つの態様では、電動で全閉状態から扉体1を開放方向に移動させ、自閉装置あるいは扉体の自重を用いた手段(閉鎖方向に向かって下方に傾斜するレールとの組み合わせ)で扉体を閉鎖方向に移動させる。引戸の電動駆動機構は当業者によく知られているので、詳細な説明は省略する。尚、本発明に係る引戸装置は、電動駆動に限定されるものではなく、手動の引戸装置にも適用され得る。
下枠5は、その上面50が床面と略面一となるように床面内に埋設されており、下枠5の上面50が床面ないし沓摺となっている。図3、図4に示すように、扉体1の下面15と上面50との間には隙間が形成されている。
図1、図9、図10に示すように、左右の縦枠2、3間には、戸尻側に位置して、扉体1の移動経路と平行して袖壁8が設けてある。袖壁8の幅方向の基端側は縦枠3に固定されており、袖壁8の先端側には方立9が立設されている。方立9は、縦枠2に対向する端面90と、対向状の側面91、92とを備えている。袖壁8及び方立9の上端、下端は、それぞれ、上枠4、下枠5にまで達している。
戸先側の縦枠2、方立9、上枠4の戸先側半部、下枠5の戸先側半部が開口枠を形成しており、方立9の端面90と縦枠2との間の空間が人の通行を許容する開口部となっており、扉体1が左右方向に移動することで、前記開口部を開閉する。図9、図11(A)に示すように、開口部閉鎖時には、扉体1の戸先側端面12が縦枠2に形成された凹状の戸当り部20に近接しており、扉体1の第1面部10の戸尻側が方立9の一方の側面92と近接対向している。開口部閉鎖時から扉体1が開放して行くと、扉体1の第1面部10の戸尻側は方立9の側面92から離れて袖壁8に対向するように戸尻側の縦枠3へ向かって移動する。図示の態様では、扉体1は、袖壁8に沿って収納されるようになっているが、扉体1を戸袋内に収納するように構成してもよい。
図5、図6、図9、図10に示すように、第1面部10の下端には、扉体1の幅方向に亘って延出する下側羽根100が設けてあり、下側羽根100は、上端側を回動支点として、第1面部10の延出方向に沿った鉛直姿勢から扉体1の内側に向かう(第2面部11に向かう)傾斜姿勢へ回動可能に設けてある。図9、図10に示すように、下側羽根100の長さ方向の一端側(戸尻側)には、扉体1の内側に向かって傾斜状に延出する傾斜部100Aが一体形成されている。下側羽根100の下端には、傾斜部100Aを除いた長さ方向全体に亘って第1気密部材S1が設けてあり、第1気密部材S1の下端側は、下側羽根100の下端よりも下方に延出している。
扉体全閉時には、図5に示すように、下側羽根100は鉛直姿勢にあり、扉体開放時には、図6に示すように、扉体1の内側に傾斜した傾斜姿勢にある。方立9の扉体1側に位置する側面92には、側面92の戸先側(端面90に近接する側)に位置して、扉体1の略全高さに亘って延出する第2気密部材S2が設けてある。扉体全閉時には、第1気密部材S1は第2気密部材S2の下端部および下枠5の上面50に圧接されている。第1気密部材S1は主として扉体1と床面(下枠5の上面50)との間の気密を確保している。
図5に示すように、下側羽根100の上端側の回動部には付勢手段としての巻きバネ101が設けてあり、下側羽根100は巻きバネ101によって外部から力が作用しない状態では鉛直姿勢に保持されており、気密部材S1が下枠5の上面50に圧接される状態となっている。巻きバネ101は、第1面部10の下端近傍に扉体1の幅方向に亘って設けたL形状の支持部材102の水平片102Aの下面と、下側羽根100の上側部位とに、それぞれ固定されている。すなわち、下側羽根100は、巻きバネ101を介して支持部材102の水平片102Aに対して回動可能に設けてある。支持部材102の垂直片102Bは第3気密部材S3を介して第1面部10の裏面に固定されている。第3気密部材S3の下端は、水平片102Aの下面よりもさらに下方に延出している。扉全閉時には、第3気密部材S3の延出部は下側羽根100の上端部に接触している。こうすることで、扉全閉時における、下側羽根100(第1面部10とは別部材から形成されている)の回動部における気密を確保している。尚、第1面部10の下方部位を板バネ材から構成することで、第1面部と下側羽根100を一部材から一体的に形成してもよい。
方立9の側面92の下方部位には、側面92の戸尻側(端面90から離間する側)に位置して、ガイドローラ920が水平姿勢で設けてある。図9に示すように、扉全閉時には、ガイドローラ920は下側羽根100の傾斜部100Aの戸尻側に接している。この時、下側羽根100は鉛直姿勢を維持した状態であり、第1気密部材S1は第2気密部材S2の下端部及び下枠5の上面50に圧接されている(図5参照)。この状態から扉体1が開放されると、ガイドローラ920が傾斜部100Aを押圧しながら下側羽根100を扉体の内側へ回動させ、下側羽根100が回動して傾斜姿勢となることで、図6に示すように、第1気密部材S1が第2気密部材S2の下端部及び下枠5の上面50から離間する。
図7、図8に示すように、第1面部10の上端には、扉体1の幅方向に亘って延出する上側羽根110が設けてあり、上側羽根110は、下端側を回動支点として扉体1の内側に向かって回動可能に設けてある。上側羽根110の長さ方向の一端側(戸尻側)には、扉体の内側に向かって傾斜状に延出する傾斜部110Aが一体形成されている。上側羽根110の上端には、傾斜部110Aを除いた長さ方向全体に亘って第4気密部材S4が設けてある。
扉全閉時には、図7に示すように、上側羽根110は鉛直姿勢にあり、扉体開放時には、図8に示すように、扉体1の内側(第2面部11側)に傾斜した傾斜姿勢にある。上枠4の下面40と方立9の上面93との間には、側面92側に位置させて、扉体1の幅方向に亘って延出する第5気密部材S5が設けある。扉全閉時には、第4気密部材S4は第5気密部材S5に圧接されている。第4気密部材S4は主として扉体1と上枠4との間の気密を確保している。
上側羽根110の下端側の回動部には巻きバネ111が設けてあり、上側羽根110は巻きバネ111によって外部から力が作用しない状態では鉛直姿勢に保持されており、第4気密部材S4は第5気密部材S5に圧接されている。巻きバネ111は、第1面部10の上端近傍に扉体の幅方向に亘って設けたL形状の支持部材112の水平片112Aの上面と、上側羽根110の下端部位とに、それぞれ固定されている。すなわち、上側羽根110は、巻きバネ111を介して支持部材112の水平片112Aに対して回動可能に設けてある。支持部材112の垂直片112Bは第6気密部材S6を介して第1面部10の裏面に固定されている。第6気密部材S6の上端は、水平片112Aの上面よりもさらに上方に延出している。開口部閉鎖時には、第6気密部材S6の延出部は上側羽根110の下端部に接触している。こうすることで、扉全閉時における、上側羽根110(第1面部10とは別部材から形成されている)の回動部における気密を確保している。尚、第1面部10の上方部位を板バネ材から構成することで、第1面部と上側羽根110を一部材から一体的に形成してもよい。
上枠4の下面40の側面92側に位置する立ち上がり部には、側面92から突出するように、ガイドローラ930が設けてある。下側羽根100とガイドローラ920の関係と同様に、扉全閉時には、ガイドローラ930は上側羽根110の傾斜部110Aの戸尻側に接している。この時、上側羽根110は鉛直姿勢を維持した状態であり、第4気密部材S4は第5気密部材S5に圧接されている(図7参照)。この状態から扉体1が開放されると、ガイドローラ930が傾斜部110Aを押圧しながら上側羽根110を扉体の内側へ回動させて行き、上側羽根110が回動して傾斜姿勢となることで、第4気密部材S4が第5気密部材S5から離間する(図8参照)。
ここまで、扉全閉時(開口部全閉時)における扉体1の上端側、下端側における気密構造について説明した。以下に、扉全閉時における扉体1の戸先側、戸尻側の気密構造について説明する。
戸先側縦枠2の凹状の戸当り部20には高さ方向に延出する第7気密部材S7が設けてあり、扉全閉時には、扉体1の戸先側端面12が第7気密部材S7に圧接するようになっている(図11(A)参照)。
扉体1の第1面部10の戸尻側部位には扉体1の高さ方向に延出する当接部16が設けてあり、扉全閉時には、当接部16が第2気密部材S2に側方から圧接するようになっている(図11(A)参照)。
このように構成された引戸の気密構造において、扉全閉時(開口部全閉時)には、鉛直姿勢にある下側羽根100に設けられた第1気密部材S1が第2気密部材S2の下端部及び下枠5の上面50に圧接されている。鉛直姿勢にある上側羽根110に設けられた第4気密部材S4が第5気密部材S5に圧接されている。また、扉体1の戸先側端面12が第7気密部材S7に圧接するようになっており、扉体1の当接部16が第2気密部材S2に圧接されている。
扉全閉時(開口部全閉時)から扉体1を開放方向へ移動させると、下側羽根100の戸尻側の傾斜部100Aがガイドローラ920に案内されて、下側羽根100が扉体1の内側に向かって回動して傾斜姿勢となり、第1気密部材S1が第2気密部材S2の下端部及び下枠5の上面50から離れる。同時に、上側羽根110の傾斜部110Aがガイドローラ930に案内されて、上側羽根110が扉体1の内側に向かって回動して傾斜姿勢となり、第4気密部材S4が第5気密部材S5から離れる。また、扉体1の戸先側端面12は第7気密部材S7から離間し、扉体1の当接部16は第2気密部材S2から離間する。扉体1が開放方向に少し移動して、下側羽根100及び上側羽根110が扉体1の内側へ回動すると、第1気密部材S1が第2気密部材S2の下端部及び下枠5の上面50から離れ、第4気密部材S4が第5気密部材S5から離れるので、扉体1の初期開放力が小さくてすむ。また、同時に、第1気密部材S1、第4気密部材S4、第5気密部材S5の磨耗を減らすことができる。
本発明は、気密性が要求される引戸装置に用いることができる。
扉閉鎖時における引戸装置の姿図である。 図1における扉体の姿図である。 図1における引戸装置の縦断面図である。 扉体開放時における引戸装置の縦断面図である。 図3の下方部位の部分拡大図である。 図4の下方部位の部分拡大図である。 図3の上方部位の部分拡大図である。 図4の上方部位の部分拡大図である。 図1における引戸装置の横断面図である。 扉体開放時における引戸装置の横断面図である。 (A)扉全閉時における引戸装置の横断面図である。(B)扉体開放時における引戸装置の横断面図である。
符号の説明
1 扉体
100 下側羽根
100A 傾斜部
101 巻きバネ
110 上側羽根
110A 傾斜部
111 巻きバネ
920、930 ガイドローラ
S1〜S7 気密部材

Claims (2)

  1. 開口部上方に設けたレールに対して左右方向に移動自在に吊持された扉体を備えた引戸の気密装置において、
    前記扉体の一方の面部の下端部位には、前記扉体の幅方向に亘って延出する下側羽根が回動可能に設けられ、
    前記下側羽根は、上端側を回動支点として、鉛直姿勢と前記扉体の内側に向かう傾斜姿勢との間で回動可能であると共に、付勢手段によって前記鉛直姿勢が維持されており、
    前記下側羽根の下端側には下側気密部材が設けてあり、前記鉛直姿勢では、前記下側気密部材が床面に圧接されるようになっており、
    前記下側羽根の戸尻側には、前記扉体の内側に向かって傾斜状に延出する傾斜部が形成されており、
    開口枠側には、扉全閉時に前記傾斜部に対向するようにガイド体が設けてあり、扉全閉時には、前記下側羽根が前記鉛直姿勢を維持した状態で前記ガイド体に前記傾斜部が接触しており、
    扉全閉時からの扉体の開放方向への移動時に、前記傾斜部が前記ガイド体に案内されて前記下側羽根が扉体の内側に向かって回動することで、前記下側気密部材が床面から離れるように構成されている、
    引戸の気密装置。
  2. 前記扉体の一方の面部の上端部位には、前記扉体の幅方向に亘って延出する上側羽根が回動可能に設けられ、
    前記上側羽根は、下端側を回動支点として、鉛直姿勢と前記扉体の内側に向かう傾斜姿勢との間で回動可能であると共に、付勢手段によって前記鉛直姿勢が維持されており、
    前記上側羽根の上端側には上側気密部材が設けてあり、前記鉛直姿勢では、前記上側気密部材が開口枠側に設けた被当接部に圧接されるようになっており、
    前記上側羽根の戸尻側には、前記扉体の内側に向かって傾斜状に延出する傾斜部が形成されており、
    開口枠側には、扉全閉時に前記傾斜部に対向するようにガイド体が設けてあり、扉全閉時には、前記上側羽根が前記鉛直姿勢を維持した状態で前記ガイド体に前記傾斜部が接触しており、
    扉全閉時からの扉体の開放方向への移動時に、前記傾斜部が前記ガイド体に案内されて前記上側羽根が扉体の内側に向かって回動することで、前記上側気密部材が前記被当接部から離れるように構成されている、
    請求項1に記載の引戸の気密装置。
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