JP2023027821A - 折畳み扉の回転シール体のシール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回転シール体を備えた枠体に折畳み扉であって、回転シール体のシール機能をより向上させたシール構造の提供。【解決手段】 上記ロッド4が降下することで嵌入する嵌入溝6の内側面に止水用部材5を取付け、回転シール体1の押え片先端部が上記止水用部材5に当接するようにしている。【選択図】 図1
Description
本発明は、折畳み扉が装着される枠体を構成する下桟上面をフラット面で形成した折畳み扉装置であって、下桟と折畳み扉との隙間をシールする回転シール体のシール構造に関するものである。
間口を開閉する装置として複数枚の扉を連結して構成した折畳み扉が多用されている。 ところで、折畳み扉の扉継手部の中で、折畳み操作の際にレールから張り出さない継手部上端には吊車が取付けられて上桟のレールに吊設され、下端にはスライダーが突出して下桟に設けているガイド溝に沿って移動することが出来る。そして伸長して閉じた場合にはロック棒が突出してガイド溝へ嵌入し、折畳み扉が開かないようにロックされる。
折畳み扉が装着される枠体の上下桟にはシール材を沿設したシール体が設けられ、閉じた折畳み扉の内面が該シール体に当接することが出来、シール材を介して気密性及び水密性が確保される構造と成っている。
その為に、下桟の上面はフラットでなく、内側(室内側)には上記シールが設けられて折畳み扉が当接することが出来るように成っている。これは、折畳み扉と下桟との気密性、水密性を保つ為に必要な形態として従来から採用されて来ている。
その為に、下桟の上面はフラットでなく、内側(室内側)には上記シールが設けられて折畳み扉が当接することが出来るように成っている。これは、折畳み扉と下桟との気密性、水密性を保つ為に必要な形態として従来から採用されて来ている。
ところで、近年ではバリアフリーと称されて床面に段差を設けることなく、車椅子が自由に動き易いようなフラット床面が普及している。例えば、部屋の床面とベランダ面とを同一であれば、車椅子が自由にベランダへ移動することが出来る。しかし、フラットな下桟にすればシール体が無くなってしまい、その結果、外から雨水が侵入すると共に外気との気密性が損なわれてしまうといった問題が生じる。
そこで、フラットな床面であってもシールを取付けることが出来るように、回転シール体とし、折畳み扉が折畳まれた状態では回転シール体は倒れてフラットな床面なる。しかし、折畳み扉が伸長して間口が閉じられ、ロックするならば回転シール体は回転して起立し、折畳み扉の内面に当接することでシールされ、気密性及び水密性が確保されるように成っている。
特開2006-37424号に係る「折畳み扉装置」は、枠体に装着された折畳み扉が伸長して間口を閉じた場合に、フラットな上面を形成した下桟との間をシールすることが出来る折畳み扉装置である。
そこで、下桟の上面をフラットにすると共に溝空間を連続して長手方向に設け、該溝空間には回転可能に取付けた回転シール体を収容し、そして折畳み扉に取付けたロック棒を降下した際にロック棒の降下と連動して上記回転シール体が回転・起立して折畳み扉の下框に当接することが出来る。
そこで、下桟の上面をフラットにすると共に溝空間を連続して長手方向に設け、該溝空間には回転可能に取付けた回転シール体を収容し、そして折畳み扉に取付けたロック棒を降下した際にロック棒の降下と連動して上記回転シール体が回転・起立して折畳み扉の下框に当接することが出来る。
図5は回転シール体(イ)を下桟(ロ)に取付けている場合を示している。下桟(ロ)には軸(ハ)が設けられ、該軸(ハ)に回転シール体(イ)は軸支されている。同図はロック装置のロッド(ニ)が降下することで回転シール体(イ)が回転して起立している状態であり、縁に取付けたシール(ホ)は折畳み扉(ヘ)の内面に当接している。
回転シール体(イ)は押え片(ト)を有し、折畳み扉(ヘ)が折畳まれて間口が開いている場合には嵌入溝(チ)を閉じるように水平になっている。しかし、上記ロッド(ニ)が降下するならば、押え片(ト)は同図に示すように押圧されて倒され、回転シール体(イ)は起立する。
したがって、上記回転シール体(イ)を介して、折畳み扉(ヘ)の気密性及び水密性は確保される。
したがって、上記回転シール体(イ)を介して、折畳み扉(ヘ)の気密性及び水密性は確保される。
ところで、最近では大雨が発生し、スコールのような大雨時にはロッド(ニ)が降下して嵌る嵌入溝(チ)に雨水入り、上記軸(ハ)と回転シール体(イ)の軸穴との隙間を雨水が通過して折畳み扉(ヘ)の内側へ浸入する。
該軸(ハ)及び回転シール体(イ)はアルミ材を材質として成形されている為に、回転することが出来る回転シール体(イ)の軸穴との間には僅かな隙間(クリアランス)が存在し、この隙間に水が浸入する。
特開2006-37424号に係る「折畳み扉装置」
該軸(ハ)及び回転シール体(イ)はアルミ材を材質として成形されている為に、回転することが出来る回転シール体(イ)の軸穴との間には僅かな隙間(クリアランス)が存在し、この隙間に水が浸入する。
このように、折畳み扉装置に備わっている回転シール体には上記のような問題が存在している。
本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、スコールのような激しい雨が降っても、回転シール体の軸部に形成される隙間(クリアランス)を通過して雨水が浸入しないように構成した回転シール体のシール構造を提供する。
本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、スコールのような激しい雨が降っても、回転シール体の軸部に形成される隙間(クリアランス)を通過して雨水が浸入しないように構成した回転シール体のシール構造を提供する。
本発明の折畳み扉装置は、下桟に回転シール体を備え、該回転シール体が回転して起立することでシールすることが出来るように構成している。したがって、基本的な構造は前記特開2006-37424号に係る「折畳み扉装置」と同じである。
本発明はこの折畳み扉装置の回転シール体のシール機能を向上させたものであり、軸部に雨水が浸入しない構造としている。
本発明はこの折畳み扉装置の回転シール体のシール機能を向上させたものであり、軸部に雨水が浸入しない構造としている。
そこで、降下するロッドが嵌る嵌入溝の内側面に止水用部材を取付け、ロッドが降下して回転シール体の押え片が垂下するならば、該押え片は上記止水用部材に当接することが出来るように構成している。
ここで、止水用部材の具体的な材質は特に限定しないが、アルミ材との密着性に優れた材質が好ましい。
ここで、止水用部材の具体的な材質は特に限定しないが、アルミ材との密着性に優れた材質が好ましい。
本発明の折畳み扉装置では、その回転シール体は長手方向に延び、同じく押え片も延びて嵌入溝に嵌っている。ロッドは張り出し継手部が位置する箇所に設けられているが、該ロッドが降下するならば、押え片は押圧されて回転・垂下し、止水用部材に当接することが出来る。
したがって、止水用部材を介して押え片と嵌入溝の内側面とはシールされ、雨水が回転シール体の軸部に浸入することはない。
したがって、止水用部材を介して押え片と嵌入溝の内側面とはシールされ、雨水が回転シール体の軸部に浸入することはない。
図1は本発明に係る回転シール体のシール構造を示す具体例であり、断面図を表している。同図において、1は回転シール体、2は下桟、3は折畳み扉、4はロッド、5は止水用部材をそれぞれ表わしている。同図は上記ロッド4が降下して嵌入溝6に嵌り、その為にロッド4に押し下げられて押え片7は回転し、その結果、回転シール体1は起立し、縁に取付けられている一方のシール8は折畳み扉3の表面に当接している。
そして、他方の縁に取付けられているシール9は下桟2に設けられて回転シール体1が倒れた時に収容される収容溝10の上端に当接している。
そして、他方の縁に取付けられているシール9は下桟2に設けられて回転シール体1が倒れた時に収容される収容溝10の上端に当接している。
上記止水用部材5は嵌入溝6の内側面に止着(固定)されていて、この止水用部材5に、ロッド4によって押し下げられた上記押え片7の先端は隙間なく当接することが出来る。
したがって、押え片7と嵌入溝6の内側面との間に隙間はなく、大雨時に嵌入溝6に溜まる雨水が軸部の隙間(クリアランス)を通過して折畳み扉3の内側へ浸入することはない。
したがって、押え片7と嵌入溝6の内側面との間に隙間はなく、大雨時に嵌入溝6に溜まる雨水が軸部の隙間(クリアランス)を通過して折畳み扉3の内側へ浸入することはない。
止水用部材5は図2に示すように細長い帯状であって、例えば、嵌入溝6の内側面に接着剤を介して固着されている。ロッド4が降下して嵌入溝6に嵌ることで回転シール体1の押え片7は回転し、その先端は止水用部材5に当り、間に隙間を生じることはない。
押え片7は回転シール体1と同じくアルミ材から成り、このアルミ製の押え片7が隙間なく止水用部材5に当接するにはゴムなどの弾性体が適している。ただし、限定はしない。
押え片7は回転シール体1と同じくアルミ材から成り、このアルミ製の押え片7が隙間なく止水用部材5に当接するにはゴムなどの弾性体が適している。ただし、限定はしない。
押え片7の先端部が止水用部材5に当接して隙間が無くなることで、雨水が嵌入溝6に溜まっても、該雨水は軸部に形成されるクリアランスに浸入して通過することはない。すなわち、折畳み扉3の内側へ雨水は浸入出来ない。
激しく降る雨が下桟2の上面に当たり、その結果、周囲に飛び散る雨水が、折畳み扉の下端と下桟上面との間に形成される隙間を通過する場合には、回転シール体1の縁に取付けているシール8によって折畳み扉の内側への浸入は阻止される。
激しく降る雨が下桟2の上面に当たり、その結果、周囲に飛び散る雨水が、折畳み扉の下端と下桟上面との間に形成される隙間を通過する場合には、回転シール体1の縁に取付けているシール8によって折畳み扉の内側への浸入は阻止される。
図3は本発明に係る回転シール体のシール構造を示す他の具体例である。
全体の概略構造は前記図1に示した回転シール体1のシール構造と同じであり、ロッド4が嵌る嵌入溝6の内側面には止水用部材11が取付けられている。
嵌入溝6の内側面には凹部12が設けられ、そして止水用部材11には凸部13が設けられ、該凸部13が凹部12に嵌って取付けられる。ロッド4が降下することで押え片9は押し下げられて回転し、回転して垂下した押え片9の先端部は上記止水用部材11に当接することが出来、間に隙間な残ることはない。
全体の概略構造は前記図1に示した回転シール体1のシール構造と同じであり、ロッド4が嵌る嵌入溝6の内側面には止水用部材11が取付けられている。
嵌入溝6の内側面には凹部12が設けられ、そして止水用部材11には凸部13が設けられ、該凸部13が凹部12に嵌って取付けられる。ロッド4が降下することで押え片9は押し下げられて回転し、回転して垂下した押え片9の先端部は上記止水用部材11に当接することが出来、間に隙間な残ることはない。
図4は上記止水用部材11を示している具体例である。背面14の中央には凸部13が設けられ、該凸部13は長手方向に延びている。凸部13は嵌入溝6の内側面に形成している凹部12に嵌合して取付けられる。凹部12の断面形状は嵌入口がくびれている為に、該凹部12に嵌った凸部13が外れることはない。
このように、止水用部材5,11の形状は色々あり、限定はしないが、嵌入溝6の内面に取付けられる。嵌入溝6は間口の全幅に沿って延び、同じく回転シール体1も全幅に跨って延びている。この嵌入溝6の内側面に止水用部材5,11は取付けられ、所々に位置しているロッド4が降下することで、押え片7,9は押し下げられて回転し、上記止水用部材5,11に当接する。
1 回転シール体
2 下桟
3 折畳み扉
4 ロッド
5 止水用部材
6 嵌入溝
7 押え片
8 シール
9 シール
10 収容溝
11 止水用部材
12 凹部
13 凸部
14 背面
2 下桟
3 折畳み扉
4 ロッド
5 止水用部材
6 嵌入溝
7 押え片
8 シール
9 シール
10 収容溝
11 止水用部材
12 凹部
13 凸部
14 背面
Claims (3)
- 枠体に折畳み扉を装着し、下桟の上面をフラットにすると共に収容溝を連続して長手方向に設け、該収容溝には回転可能に取付けた回転シール体を収容し、ロックする為のロッドが降下することで上記回転シール体が回転して起立して上記折畳み扉の下框に当接してシールすることが出来るようにした折畳み扉装置であって、上記ロッドが降下することで嵌入する嵌入溝の内側面に止水用部材を取付け、回転シール体の当り片先端部が上記止水用部材に当接するようにしたことを特徴とする折畳み扉の回転シール体のシール構造。
- 上記止水用部材は細長い帯状とした請求項1記載の折畳み扉の回転シール体のシール構造。
- 上記止水用部材は細長い帯状とし、背面には上記嵌入溝の内側面に設けた凹部に嵌合して取付けられる請求項1記載の折畳み扉の回転シール体のシール構造。
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