JP2018057313A - ガーリックオイル及びその製造方法 - Google Patents

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英彦 山本
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Abstract

【課題】 本発明は、加熱されたニンニク特有のロースト香が増し、さらに生辛い不快臭が抑制されたガーリックオイル及びその製造方法を提供する。【解決手段】ガーリックオイル中の2,6−ジメチルピラジン(2,6−dimethylpyrazine)の濃度が0.1ppm以上10ppm以下であり、固相マイクロ抽出(SPME)ガスクロマトグラフ質量分析法で測定した際に得られる、2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オン(2,3−dihydro−3,5−dihydroxy−6−methyl−4H−pyran−4−one)のピーク面積の比率が1:0.01〜1:15であり、乳化剤を含む、ガーリックオイル。【選択図】 なし

Description

本発明は、加熱されたニンニク特有のロースト香が増し、さらに生辛い不快臭が抑制されたガーリックオイル及びその製造方法に関する。
ガーリックオイルは、細断、粉砕等の処理を施したニンニクと食用油脂を合わせて加熱してニンニクの香りを食用油に付与したものであり、様々な料理の香味づけに使用される。
ガーリックオイルの調製には通常生ニンニクが用いられ、加熱処理直後のガーリックオイルが有するニンニク特有のロースト香は、食欲を喚起する香味として好まれている。
ニンニクは、細断、粉砕等により細胞が破壊されるとまもなくニンニク特有の好ましい香りを生じるが、時間の経過とともに酵素反応や酸化によって香りが変化し、生辛い不快臭を発するようになる。生辛い不快臭は、硫黄化合物、特にジアリルジアリルトリスルフィドに由来するものである。
家庭やレストランでは、ニンニクに細断、粉砕等の処理を施した直後に調理することができるため、ニンニク特有の好ましい香りを有するガーリックオイルが得られる。
一方、ガーリックオイルを工業的に生産する際には大量のニンニクに細断、粉砕等の処理を施す必要があり、食用油脂中で加熱されるまでに長時間放置される。この間にジアリルトリスルフィドが生成、増加し、生辛い不快臭が助長される。このようなニンニクを用いて製したガーリックオイルも生辛い不快臭が強くなりやすい。
ニンニクの加工では、ニンニクの不快臭を抑制した無臭ニンニクの製造技術については様々な検討がなされているが、加熱されたニンニク特有のロースト香が増したガーリックオイルに関する技術はほとんど検討されていない。
特許文献1には、特定の酸価の食用油脂を用い、さらに加熱後の油温を調整することにより、ニンニクが焦げる際に生じる嫌な匂いがないアーリオ・オーリオソースが開示されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、加熱されたニンニク特有のロースト香が増したガーリックオイルは得られ難い。
特許第4091264号公報
本発明の目的は、加熱されたニンニク特有のロースト香が増し、さらに生辛い不快臭が抑制されたガーリックオイル及びその製造方法を提供するものである。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた。
本発明者らは、まず、加熱されたニンニク特有のロースト香が2種の香気成分に由来するものであり、前記2種の香気成分のうちの一方の濃度、及び2種の香気成分の含有比率が特定の範囲であることにより、意外にも、加熱されたニンニク特有のロースト香が増し、さらに生辛い不快臭が抑制されたガーリックオイルが得られることを突き止めた。
そして、ガーリックオイルを調製する際、ニンニクを特定の糖を含有する食用油脂中で加熱することにより、前記香気成分を容易に所定の範囲に調整することができること見出し、これまでに特許出願を行っている。
今回、本発明者らは、ニンニクを特定の糖を含有する乳化液中で加熱処理することにより、ニンニク特有のロースト香がさらに感じやすくなる新たな知見を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)ガーリックオイル中の
2,6−ジメチルピラジン(2,6−dimethylpyrazine)の濃度が0.1ppm以上10ppm以下であり、
固相マイクロ抽出(SPME)ガスクロマトグラフ質量分析法で測定した際に得られる、2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オン(2,3−dihydro−3,5−dihydroxy−6−methyl−4H−pyran−4−one)のピーク面積の比率が1:0.01〜1:15であり、乳化剤を含む、
ガーリックオイル。
(2)(1)のガーリックオイルにおいて、
ジアリルトリスルフィドの濃度が100ppm以下である、
ガーリックオイル、
(3)原料ニンニクをフルクトース及び/又はガラクトースを含有する90℃以上の乳化液中で加熱処理を開始する加熱処理工程を含む、
ガーリックオイルの製造方法、
(4)(3)に記載のガーリックオイルの製造方法において、
前記原料ニンニクが乾燥ニンニクである、
ガーリックオイルの製造方法、
(5)(3)又は(4)のいずれかのガーリックオイルの製造方法において、
加熱処理工程の加熱温度が90℃以上200℃以下である、
ガーリックオイルの製造方法、
(6)(1)又は(2)のガーリックオイル、又は(3)乃至(5)のいずれかの製造方法により得られたガーリックオイルを含有する、
ガーリックオイル含有食品の製造方法、
である。
本発明によれば、加熱されたニンニク特有のロースト香が増し、さらに生辛い不快臭が抑制されたガーリックオイルを提供することができる。
よって、ガーリックオイル及びガーリックオイルを用いた加工食品の品位向上と需要拡大に貢献できる。
以下本発明を詳細に説明する。
なお、本発明において「%」は「質量%」を、「部」は「質量部」を意味する。
<本発明の特徴>
本発明は、2,6−ジメチルピラジンの濃度、及び、固相マイクロ抽出(SPME)ガスクロマトグラフ質量分析法で測定した際に得られる2,6−ジメチルピラジンと2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンのピーク面積比を特定の範囲とすることにより、加熱されたニンニク特有のロースト香が増し、さらに生辛い不快臭が抑制されたガーリックオイルが得られることに特徴を有する。
<ガーリックオイル>
本発明のガーリックオイルとは、ニンニクの香りを食用油脂に移したフレーバーオイルであり、原料ニンニクを食用油脂、フルクトース及び/又はガラクトース、乳化剤を含む乳化液中で加熱することにより得られる。
本発明のガーリックオイルは、前記乳化液中で加熱処理を開始して得られるが、乳化液中の水分は加熱工程中にガーリックに浸透するか、加熱により蒸発するため、最終的なガーリックオイルは一般的なガーリックオイル同様に、水分をほとんど含有しないか、少量の水分を含有するものである。水分を含有する場合、ガーリックオイル中に3%以下であるとよく、さらに1%以下であるとよい。
また、本発明のガーリックオイルは、最終的にニンニクを取り除いたものでもよく、ニンニクを残したものでもよい。
<ガーリックオイルに含まれる香気成分>
本発明のガーリックオイルに含まれる香気成分のうち、2,6−ジメチルピラジン(2,6−dimethylpyrazine)は、コーヒー様のロースト香を有する。
2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オン(2,3−dihydro−3,5−dihydroxy−6−methyl−4H−pyran−4−one)は、フルーティーなロースト香を有する。
本発明のガーリックオイルは、2,6−ジメチルピラジンの濃度が特定の範囲であり、さらに2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンを特定の比率で含有するものである。
本発明のガーリックオイルは、上記の香気成分を特定の濃度及び特定の比率で含有するため、加熱したニンニク特有のロースト香がバランスよく増す。
<2,6−ジメチルピラジンの濃度>
本発明のガーリックオイルは、2,6−ジメチルピラジンの濃度が0.1ppm以上10ppm以下であり、0.3ppm以上8ppm以下であるとよく、さらに1ppm以上6ppm以下であるとよい。
2,6−ジメチルピラジンの濃度が前記範囲より少ないと、全体的に香りが弱くロースト香に乏しいものとなり、前記範囲より多いと焦げ臭が強くなる。
<2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンの含有比率>
2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンの含有比率は、固相マイクロ抽出(SPME)ガスクロマトグラフ質量分析法で測定した際に得られるスペクトルデータにおいて、ピーク面積比で1:0.01〜1:15であり、1:0.03〜1:10であるとよく、さらに1:2〜1:7であるとよ。
2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンの含有比率が前記範囲を外れると、2,6−ジメチルピラジンに由来する焦げ臭、あるいは、2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンに由来するフルーティーなロースト香のいずれか一方が目立ち、加熱されたニンニク特有のロースト香のバランスが崩れる。
<ジアリルトリスルフィド>
本発明は、上記香気成分に加え、ジアリルトリスルフィドをコントロールするとよい。
ジアリルトリスルフィドは、ニンニクに含まれる酵素の働きによってニンニク中の成分が分解されて生じる成分の一つであり、極微量で強烈な臭気を放つ。ジアリルトリスルフィドが大量に生成すると、ニンニクの生辛い不快臭が強くなる。
<ジアリルトリスルフィドの濃度>
本発明のガーリックオイルのジアリルトリスルフィドの濃度は、加熱されたニンニク特有のロースト香を阻害しない程度とする観点から100ppm以下、さらに90ppm以下であるとよい。
ジアリルトリスルフィド濃度は少なければ少ないほど良いことから下限値は特に限定されず、具体的には0ppm以上である。
<原料ニンニク>
本発明の原料ニンニクは、生のものでもよく、ボイル、冷凍、あるいは熱風乾燥、凍結乾燥、乾燥後水戻し等の各種処理を施したもの、あるいはこれらの処理を組み合わせたものでもよいが、ニンニクは細胞が破壊されることによってニンニク特有の様々な香気を放つようになるため、本発明においては、細断、粉砕等の処理を施したニンニクを用いるとよい。
ただし、原料ニンニクを粉末状にする等、細かく裁断、粉砕しすぎると、乳化液で加熱した際、焦げやすく、加熱されたニンニク特有のロースト香に優れるガーリックオイルが得られにくいため、原料ニンニクの大きさは、目開き1mmの篩上に残るものを用いるとよい。
また、加熱されたニンニク特有のロースト香に優れるガーリックオイルが得られやすい観点から原料ニンニクとして乾燥ニンニクを用いるとよく、特に、熱風乾燥処理した乾燥ニンニクがよい。
乾燥ニンニクは後述するフルクトース及び/又はガラクトース水溶液が含浸されやすく、その後の食用油脂との加熱で本発明の効果である加熱されたニンニク特有のロースト香をバランスよく増すことができる。
なかでも熱風乾燥処理した乾燥ニンニクは、乾燥時の熱によって原料ニンニク中の酵素が失活するため、生辛い不快臭の原因となるトリスルフィドの生成が抑制され、本発明の効果である加熱されたニンニク特有のロースト香が際立つガーリックオイルが得られやすい。
<乳化液>
本発明に用いる乳化液は、フルクトース及び/又はガラクトースを含有し、乳化状であれば、特に限定するものではなく、水中油型でもよいし、油中水型でもよい。特に、フルクトース及び/又はガラクトースがニンニクに含浸しやすいため、水中油型の乳化液であるとよい。
<乳化液に含まれる食用油脂>
本発明の乳化液に含まれる食用油脂は、食用に適するものであればいずれのものでもよい。
このような食用油脂としては、例えば、乳脂、牛脂、菜種油、大豆油、コーン油、オリーブ油、紅花油、綿実油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油、ゴマ油、ココナッツ油、魚油、卵黄油等の動植物油、又はこれらの精製油(サラダ油)、及びMCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)、ジグリセリドのように化学的あるいは酵素的処理を施して得られる食用油脂、バター、マーガリン、ショートニング加工油脂等が挙げられる。
これらの食用油脂は、一種で使用しても二種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、食用油脂の含有量は、加熱されたニンニク特有のロースト香が増したガーリックオイルを得やすい観点から、乳化液中に20%以上70%以下であるとよく、さらに30%以上60%以下であるとよく、35〜55%であるとよりよい。
<乳化液に含まれるフルクトース(果糖)、ガラクトース>
本発明の乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースは、食用に適するものであれば特に限定されないが、還元糖であるフルクトース及び/又はガラクトースを用いる。
フルクトース及び/又はガラクトースを用いると、加熱されたニンニク特有のロースト香が十分に付与され、生辛い不快臭も抑制されたガーリックオイルが得られる。
フルクトース及びガラクトースは、いずれか単独で用いてもよく、二種を組み合わせて用いてもよい。
<乳化液中のフルクトース及び/又はガラクトースの濃度>
本発明の乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は特に限定されないが、乳化液を調製しやすく、かつ原料ニンニクとフルクトース及び/又はガラクトースが十分に接触してニンニクにフルクトース及び/又はガラクトースを含浸させやすくする観点から、5%以上50%以下であるとよく、とくに10%以上40%以下であるとよい。
<原料ニンニクと乳化液の割合>
原料ニンニクと乳化液の割合は、原料ニンニクと乳化液を十分に接触させ、原料ニンニクにフルクトース及び/又はガラクトースを含浸させやすくする観点から、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して100部以上であるとよく、さらに200部以上であるとよい。またロースト香に優れたガーリックオイルを効率的に得る観点から、原料ニンニクの乾燥質量の1000部以下であるとよく、さらに700部以下であるとよい。
<ガーリックオイルの製造方法>
本発明のガーリックオイルは、フルクトース及び/又はガラクトースの存在下で、原料ニンニクを90℃以上の乳化液中で加熱処理を開始する加熱処理工程を含むことによって、食用油脂に加熱されたニンニク特有のロースト香が付与される。加熱処理はニーダー等、通常に用いられる方法で行えばよい。
<ガーリックオイルの製造方法の具体例>
本発明のガーリックオイルの製造は、原料ニンニクをフルクトース及び/又はガラクトースを含有する90℃以上の乳化液中で加熱処理を開始する加熱処理工程を含めば特に限定するものではない。
例えば、原料ニンニクをフルクトース及び/又はガラクトースの水溶液と食用油脂との乳化液に投入してから90℃以上に加熱する方法、あらかじめ90℃以上に加熱されたフルクトース及び/又はガラクトースの水溶液と食用油脂との乳化液中に原料ニンニクを投入して加熱する方法、原料ニンニク、フルクトース及び/又はガラクトースを含有する水溶液、食用油脂を別々に投入後、混合し、乳化液を調製する方法等が挙げられる。
特に、あらかじめ90℃以上に加熱されたフルクトース及び/又はガラクトースの水溶液と食用油脂との乳化液中に原料ニンニクを投入して加熱すると、加熱されたニンニク特有の好ましいロースト香に優れたガーリックオイルが得られやすい。なお、フルクトース及び/又はガラクトースを含有する水溶液は、フルクトース及び/又はガラクトースの粉末と清水を別々に投入し、乳化液を調製することもできる。
<ニンニクの加熱処理工程>
前記原料ニンニクは、乳化液中で加熱処理を開始する。
加熱処理により、2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンが十分に生成し、食用油脂に加熱されたニンニク特有のロースト香が付与される。
本発明においては、加熱されたニンニク特有のロースト香である上記2種の香気成分を十分に生成させる観点から、90℃以上200℃以下、さらに100℃以上150℃以下に調整した食用油脂を用いて加熱処理を施すとよい。
加熱処理時間は、本発明の効果を損なわない範囲であればよく、低温で処理する時は長時間、高温で処理する時には短時間となる。具体的には、1分以上300分以下で処理すればよく、さらに5分以上200分以下で処理すればよい。
なお、加熱処理は、原料ニンニク又はニンニクが均一に加熱される方法で行えばよい。また、原料ニンニクはあらかじめ所定温度に加熱された乳化液に投入してもよく、原料ニンニクと乳化液をあわせた後に所定温度まで加熱してもよい。
<その他原料>
本発明の製造方法においては、加熱処理工程等において、本発明の必須原料である食用油脂、フルクトース及び./又はガラクトース、乳化剤以外の原料を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜選択し、配合することができる。
具体的には、例えば、グルコース、マルトース、ラクトース、スクロース、オリゴ糖、糖アルコール等の糖類、食塩、食酢、核酸系旨味調味料、柑橘果汁、ケチャップ等の各種調味料、モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤、酢酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸等の有機酸又はその塩、アスコルビン酸、ビタミンE等の酸化防止剤、各種ペプチド、胡椒、山椒等の香辛料、香料、色素などが挙げられる。
以下、本発明について、実施例、比較例及び試験例に基づき具体的に説明する。なお、本発明は、これらに限定するものではない。
[試験例1]
菜種油100gと40%フルクトース水溶液10gの混合液を70℃に加熱し、ここに厚さ1〜2mmにスライスされた乾燥ニンニク(熱風乾燥品)40gを投入して撹拌しながら120℃に達温させてから20分間加熱処理を施し、ニンニクを含有する試験例1のガーリックオイルを得た。
[試験例2]
加熱処理温度を90℃、加熱処理時間を160分間とした以外は試験例1と同様にして、ニンニクを含有する試験例2のガーリックオイルを得た。
[試験例3]
加熱処理温度を160℃、加熱処理時間を1分間とした以外は試験例1と同様にして、ニンニクを含有する試験例3のガーリックオイルを得た。
[試験例4]
厚さ1〜2mmにスライスされた乾燥ニンニク(熱風乾燥品)40gを5%フルクトース水溶液に30分間浸漬した後、6メッシュの金属製網ふるい(JIS z 8801‐1に規定されるもの)を通過させてニンニクを取り出し、金属製網ふるいを20分間静置して水切りし、還元糖含浸ニンニクを得た。
得られた還元糖含浸ニンニクのうち50gを、135℃の菜種油100gに投入し、撹拌しながら20分間加熱処理を施し、ニンニクを含有する試験例4のガーリックオイルを得た。
[試験例5]
フルクトース水溶液の濃度を60%とした以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例5のガーリックオイルを得た。
[試験例6]
フルクトースをガラクトースに置き換えた以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例6のガーリックオイルを得た。
[試験例7]
菜種油100g、40%フルクトース水溶液125g、乳化剤として卵黄リゾレシチン0.14gを混合して得られた乳化液を70℃に加熱し、ここに厚さ1〜2mmにスライスされた乾燥ニンニク(熱風乾燥品)50gを投入して撹拌しながら135℃に達温させてから20分間加熱処理を施し、ニンニクを含有する試験例7のガーリックオイルを得た。
原料ニンニクに対する乳化液の割合は、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して450部であった。また、乳化液に含まれる食用油脂の割合は44%であり、乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は22%であった。
[試験例8]
卵黄リゾレシチン0.14gをグリセリン脂肪酸エステル2.75gに置き換えた以外は試験例7と同様にして、ニンニクを含有する試験例8のガーリックオイルを得た。
原料ニンニクに対する乳化液の割合は、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して450部であった。また、乳化液に含まれる食用油脂の割合は44%であり、乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は22%であった。
[試験例9]
フルクトースをガラクトースに置き換え、かつ卵黄リゾレシチン(商品名:LPL−20S、キユーピー株式会社製)0.14gを卵黄リゾレシチン0.03gに置き換えた以外は試験例7と同様にして、ニンニクを含有する試験例9のガーリックオイルを得た。
原料ニンニクに対する乳化液の割合は、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して450部であった。また、乳化液に含まれる食用油脂の割合は44%であり、乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は22%であった。
[試験例10]
フルクトースをグルコースに置き換えた以外は試験例1と同様にして、ニンニクを含有する試験例10のガーリックオイルを得た。
[試験例11]
フルクトースをキシロースに置き換えた以外は試験例1と同様にして、ニンニクを含有する試験例11のガーリックオイルを得た。
[試験例12]
フルクトースをスクロースに置き換えた以外は試験例1と同様にして、ニンニクを含有する試験例12のガーリックオイルを得た。
[試験例13]
水溶液に糖を添加しない以外は試験例1と同様にして、ニンニクを含有する試験例13のガーリックオイルを得た。
[試験例14]
使用するニンニクを、1〜2mmにスライスされた生ニンニク50g(乾物換算17.5g)に変更した以外は試験例1と同様にして、ニンニクを含有する試験例14のガーリックオイルを得た。
[試験例15]
40%フルクトース水溶液を20%グルコース水溶液に置き換えた以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例15のガーリックオイルを得た。
[試験例16]
40%フルクトース水溶液を20%キシロース水溶液に置き換えた以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例16のガーリックオイルを得た。
[試験例17]
フルクトースをスクロースに置き換えた以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例22のガーリックオイルを得た。
[試験例18]
水溶液に糖を添加しない以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例18のガーリックオイルを得た。
[試験例19]
使用するニンニクを、1〜2mmにスライスされた生ニンニク50g(乾物換算17.5g)に変更した以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例19のガーリックオイルを得た。
[試験例20]
加熱処理温度を90℃とした以外は試験例4と同様にして、ニンニクを含有する試験例20のガーリックオイルを得た。
[実験例]
(1)香気成分の測定
試験例1〜20のガーリックオイルのニンニクを除去し、固相マイクロ抽出(SPME)ガスクロマトグラフ質量分析法にて測定し、ガーリックオイル中の2,6−ジメチルピラジンの濃度、2,6−ジメチルピラジンと2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンのピーク面積比、及びジアリルトリスルフィドの濃度を求めた。測定の詳細は、以下の通りである。
すなわち、
ニンニクを取り除いたガーリックオイル3gを、容量10mLのバイアル瓶に直接採取し(ヘッドスペース用)、セプタム(PTFE/silicone)付きキャップにて密栓し、1分間激しく振とう混合した。
続いてバイアル瓶中にSPMEファイバーを露出させて臭気成分を抽出した後、速やかにガスクロマトグラフィーによる分析を行った。ピークの同定は、各ピークの質量スペクトルの類似性から判断した。
測定装置及び測定条件は、下記の通りである。
<測定機器及び測定条件>
下記条件により自動ヘッドスペース注入装置を用いてバイアルのヘッドスペースの揮発性成分をガスクロマトグラフ質量分析装置に導入し分析を行った。
<固相マイクロ抽出(SPME)条件>
SPMEファイバー:PDMS/Carboxen/DVB(sigma aldrich社製)
揮発性成分抽出装置:Combi PAL(CTC Analitics社製)
予備加温 :40℃、15min
攪拌速度 :300rpm(アジテータon 5s; off 2s)
揮発性成分抽出 :40℃、20min
脱着時間 :10min
<ガスクロマトグラフ条件>
GC オーブン:Agilent 6890N(Agilent Technologies社製)
カラム:VF−WAX;30m, i.d. 0.25mm, film 0.25μm
GC 温度条件:35℃(5min)→5℃/min→120℃→15℃/min→220℃(6min)
キャリアー:ヘリウムガス、1.0mL/min、流量一定モード
インジェクション:パルスド・スプリットレス
スプリットレス(1.5min)→ パージ50mL/min
パルス100kPa(1.6min)→ 47kPa(スタート時)
インレット:250℃
ワークステーション:MSD ChemStation Build75(Agilent Technologies社製)
<質量分析条件>
質量検出器:Agilent 5973N(Agilent Technologies社製)
スキャン質量:m/z=29.0〜350.0
イオン源 :EI(70eV)
(2)官能評価
試験例1〜20のガーリックオイルの香りについて、専門のパネル5人により官能評価を行った。
評価基準は下記の通りである。
<評価基準>
S:加熱されたニンニク特有のロースト香に大変優れている。
A:加熱されたニンニク特有のロースト香に優れている。
B:加熱されたニンニク特有のロースト香が増している。
C:加熱されたニンニク特有のロースト香が弱い。
Figure 2018057313
Figure 2018057313
表1より、フルクトース及び/又はガラクトースの存在下で、原料ニンニクを90℃以上の食用油脂中で加熱処理して得たガーリックオイル(試験例1〜9)は、2,6−ジメチルピラジンの濃度が0.1ppm以上10ppm以下、2,6−ジメチルピラジンと2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンの含有比率がピーク面積比で1:0.01〜1:15であり、加熱されたニンニク特有のロースト香が増していた。
特に、原料ニンニクを90℃以上の乳化液中で加熱処理を開始することにより、加熱されたニンニク特有のロースト香がより感じられるようになり(試験例7〜9)、とりわけフルクトースを用いた試験例7及び8においては、大変優れたロースト香が感じられるものであった。
また、試験例1〜9のガーリックオイルのジアリルトリスルフィドの濃度はいずれも100ppm以下で生辛い不快臭が抑制されており、生辛い不快臭が十分に抑制され、加熱されたニンニク特有のロースト香に優れるものであった。
一方、表2より、フルクトース及び/又はガラクトース以外の糖を用いて製造したガーリックオイル(試験例10〜12、15〜17)、糖を用いずに製造したガーリックオイル(試験例13、18)は、2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンのいずれか又は両方が検出されず、加熱されたニンニク特有のロースト香に乏しいものであった。
原料ニンニクに生ニンニクを用いて製造したガーリックオイル(試験例14、19)は、2,6−ジメチルピラジンが検出されず、ロースト香に乏しいものであった。
また、ニンニクの加熱が不十分であるガーリックオイル(試験例24)も、2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンのいずれか又は両方が検出されず、加熱されたニンニク特有のロースト香に乏しいものであった。
[試験例21]
40%フルクトース水溶液の配合量を75gに変更した以外は試験例7と同様にして、ニンニクを含有する試験例21のガーリックオイルを得た。
原料ニンニクに対する乳化液の割合は、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して350部であった。また、乳化液に含まれる食用油脂の割合は57%であり、乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は17%であった。
[試験例22]
40%フルクトース水溶液を20%フルクトース水溶液に変更した以外は試験例7と同様にして、ニンニクを含有する試験例22のガーリックオイルを得た。
原料ニンニクに対する乳化液の割合は、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して450部であった。また、乳化液に含まれる食用油脂の割合は44%であり、乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は11%であった。
[試験例23]
40%フルクトース水溶液125gを60%フルクトース水溶液150gに変更した以外は試験例7と同様にして、ニンニクを含有する試験例23のガーリックオイルを得た。
原料ニンニクに対する乳化液の割合は、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して500部であった。また、乳化液に含まれる食用油脂の割合は40%であり、乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は36%であった。
[試験例24]
乾燥ニンニクを、熱風乾燥品から凍結乾燥品に置き換えた以外は試験例7と同様の方法で、ニンニクを含有する本発明のガーリックオイルを得た。
原料ニンニクに対する乳化液の割合は、原料ニンニクの乾燥質量100部に対して450部であった。また、乳化液に含まれる食用油脂の割合は44%であり、乳化液に含まれるフルクトース及び/又はガラクトースの割合は22%であった。
[試験例25]
40%フルクトース水溶液を40%グルコース水溶液に変更した以外は試験例7と同様にして、ニンニクを含有する試験例22のガーリックオイルを得た。
得られた試験例21〜24のガーリックオイル中の2,6−ジメチルピラジンの濃度は試験例7と同等であり、1ppm以上6ppm以下、2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オンのピーク面積比は1:2〜1:7、ジアリルトリスルフィドの濃度は90ppm以下であった。また、官能評価においても、試験例11のガーリックオイルと同様に、加熱されたニンニク特有のロースト香に大変優れていた。
また、試験例25のガーリックオイルは、2,6−ジメチルピラジンが検出されず、ロースト香に乏しいものであった。

Claims (6)

  1. ガーリックオイル中の
    2,6−ジメチルピラジン(2,6−dimethylpyrazine)の濃度が0.1ppm以上10ppm以下であり、
    固相マイクロ抽出(SPME)ガスクロマトグラフ質量分析法で測定した際に得られる、2,6−ジメチルピラジン及び2,3−ジヒドロ−3,5−ジヒドロキシ−6−メチル−4H−ピラン−4−オン(2,3−dihydro−3,5−dihydroxy−6−methyl−4H−pyran−4−one)のピーク面積の比率が1:0.01〜1:15であり、乳化剤を含む、
    ガーリックオイル。
  2. 請求項1に記載のガーリックオイルにおいて、
    ジアリルトリスルフィドの濃度が100ppm以下である、
    ガーリックオイル。
  3. 原料ニンニクをフルクトース及び/又はガラクトースを含有する90℃以上の乳化液中で加熱処理を開始する加熱処理工程を含む、
    ガーリックオイルの製造方法。
  4. 請求項3に記載のガーリックオイルの製造方法において、
    前記原料ニンニクが乾燥ニンニクである、
    ガーリックオイルの製造方法。
  5. 請求項3又は4のいずれかに記載のガーリックオイルの製造方法において、
    加熱処理工程の加熱温度が90℃以上200℃以下である、
    ガーリックオイルの製造方法。
  6. 請求項1又は2に記載のガーリックオイル、又は請求項3乃至5のいずれか一項に記載の製造方法により得られたガーリックオイルを含有する、
    ガーリックオイル含有食品の製造方法。
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