JP2018047837A - 鞍乗り型車両における収納ボックス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納ボックスの上端の開口部が乗車用シートで開閉可能に覆われる鞍乗り型車両において、収納ボックス内に配置される電気機器およびコネクタの接続部に、収納ボックス内に開口部から浸入してくる水がかかることを抑止しつつ、収納ボックスの収納容量を増大する。
【解決手段】収納ボックス34の車幅方向で外側に臨む側壁34bに、開口部35よりも車幅方向外方に膨出した膨出部46が形成され、その膨出部46に、当該膨出部46の上壁46aの下方に配置される挿入口47が収納ボックス34の内部に指向して形成され、平面視で開口部35の周縁の外方に位置するようにして挿入口47内に配置される端子部48aを有するコネクタ48が、電気機器との接続を可能として膨出部46に配設される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、上端に開口部を有する収納ボックスが車体フレームに支持され、その収納ボックスの前記開口部が乗車用シートで開閉可能に覆われる鞍乗り型車両に関し、特に、収納ボックス構造の改良に関する。
乗車用シートで上方から開閉可能に覆われる収納ボックス内に防水性のバッグが設けられ、収納ボックス内の携帯電話用アダプタ等の電気機器に電力を供給するための電力供給口を前記バッグ内に臨ませたソケットが、収納ボックスに設けられるようにしたものが、特許文献1で知られている。
特開2009−40087号公報
上記特許文献1で開示されるものによれば、収納ボックス内でソケットに接続されて給電中の電気機器を、収納ボックス内にその開口部から入り込んだ水や塵埃から保護することが可能であるものの、収納ボックス内に設けられる防水性のバッグによって収納ボックスの収納容量が小さくなってしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、収納ボックス内での電気機器およびコネクタの接続部に、収納ボックス内にその開口部から浸入してくる水がかかることを抑止しつつ、収納ボックスの収納容量を増大し得るようにした鞍乗り型車両における収納ボックス構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、上端に開口部を有する収納ボックスが車体フレームに支持され、その収納ボックスの前記開口部が乗車用シートで開閉可能に覆われる鞍乗り型車両において、前記収納ボックスの車幅方向で外側に臨む側壁に、前記開口部よりも車幅方向外方に膨出した膨出部が形成され、その膨出部に、当該膨出部の上壁の下方に配置される挿入口が前記収納ボックスの内部に指向して形成され、平面視で前記開口部の周縁の外方に位置するようにして前記挿入口内に配置される端子部を有するコネクタが、電気機器との接続を可能として前記膨出部に配設されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記車体フレームは、前輪を軸支するフロントフォークを操向可能に支持するヘッドパイプと、当該ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、当該メインフレームから後方に延びる左右一対のリヤフレームとを備え、前記膨出部が、当該膨出部の下方に在る前記リヤフレームよりも平面視で車幅方向外方に膨出するように形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記コネクタが、平面視で前記開口部よりも外方かつ左右一対の前記リヤフレームのうち当該コネクタに対応する側の特定のリヤフレームの車幅方向外側に配置され、前記収納ボックスの外側で前記コネクタにハーネスが接続されることを第3の特徴とする。
本発明は、第3の特徴の構成に加えて、前記ハーネスが、前記コネクタから下方に延びる第1延出部と、第1延出部の下端に連なって車両前後方向に延びる第2延出部とを有するようにして前記コネクタから延出され、第2延出部が、前記特定のリヤフレームの上部に沿って延びるようにしつつ上下方向で前記膨出部および前記特定のリヤフレーム間に配置されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記膨出部が、車両前後方向で前方に臨む前壁ならびに前記車両前後方向で後方に臨む後壁を有するように形成され、前記コネクタが、平面視で当該コネクタの車両前後方向に沿う長さを車幅方向の長さよりも大きくしつつ、前記端子部を前記収納ボックスの内側に進むにつれて前記収納ボックスの車幅方向中心に近接するように指向させて、前記後壁に配設されることを第5の特徴とする。
本発明は、第5の特徴の構成に加えて、前記膨出部の前記後壁が、前記車両前後方向に沿う後方に臨んで前記収納ボックスの一部を構成するボックス後壁よりも前方に配置されることを第6の特徴とする。
本発明は、第1〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記収納ボックスが、車幅方向両側に配置されて相互に結合される左右のボックス半体から成ることを第7の特徴とする。
本発明は、第1〜第7の特徴の構成のいずれかに加えて、前記収納ボックスの車幅方向両側の側壁にそれぞれ形成される左右一対の膨出部の一方に前記コネクタが配設され、車載工具を収容可能とした他方の膨出部に、前記車載工具を着脱可能に取り付けるツール支持部が設けられることを第8の特徴とする。
本発明は、第1〜第8の特徴の構成のいずれかに加えて、前記収納ボックスが、ヘルメットを収容可能に構成され、車幅方向に平行な鉛直面への投影図上で収容状態での前記ヘルメットから車幅方向にオフセットした位置に前記端子部が在るようにして前記コネクタが配置されることを第9の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第9の特徴の構成のいずれかに加えて、前記コネクタが、前記収納ボックス内に収納される電気機器に電力を供給することを可能として雌型に構成されることを第10の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、収納ボックスの車幅方向外側に臨む側壁に膨出部が形成されることで収納ボックスの収納容量を増大することができ、しかも膨出部に、その膨出部の上壁の下方に配置される挿入口が形成され、コネクタの端子部が平面視で開口部の周縁の外方に位置するようにして挿入口内に配置されるようにした簡単な構造により、収納ボックス内の電気機器をコネクタに接続した状態で開口部を開いた状態でも電気機器およびコネクタの接続部に開口部から浸入してくる雨等の水がかかることを極力防止することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、左右一対のリヤフレームのうち膨出部の下方に在るリヤフレームよりも平面視で車幅方向外方に膨出するように膨出部が形成されるので、膨出部を車幅方向外方により大きく膨出させることで収納ボックスの収納容量をより増大することができ、しかも電気機器およびコネクタの接続部に開口部から落下する雨等の水が当たり難くするためのスペースをより容易に確保することができる。
本発明の第3の特徴によれば、平面視で開口部よりも外方であってコネクタに対応する側の特定のリヤフレームの車幅方向外側に配置されるコネクタに、収納ボックスの外側でハーネスが接続されるので、組み立て時に車両の側方からコネクタにアクセスすることが容易であり、コネクタへのハーネスの接続もより容易となる。またコネクタが車幅方向でより外側に配置されることで膨出部内での端子部および電気機器の接続部を上面視で開口部のより外側に配置することが可能であり、前記接続部への雨等の水の影響をより小さくすることができる。
本発明の第4の特徴によれば、コネクタに接続されるハーネスのうち前記コネクタから下方に延びる第1延出部の下端に連なって車両前後方向に延びる第2延出部が、上下方向で膨出部および特定のリヤフレーム間に配置されつつ特定のリヤフレームの上部に沿って延びるので、上下方向で収納ボックスおよび車体フレーム間に生じたスペースを有効に活用してハーネスの一部を配索することができ、他の部品との干渉を避けるとともにハーネスが車両の車幅方向外端から外側方に突出することを抑制することができる。
本発明の第5の特徴によれば、膨出部の後壁に配設された状態でのコネクタの平面視での車両前後方向に沿う長さが車幅方向の長さよりも大きいので、車幅方向外方への膨出部からのコネクタの突出を抑え、車両の車幅が大きくなるのを抑制することができ、また端子部が収納ボックスの内側に進むにつれて収納ボックスの車幅方向中心に近接するように指向しているので、収納ボックス内での端子部へのアクセス性を高めることができる。すなわち端子部が車両前後方向に沿にように指向して配置されていると、収納ボックス内の電気機器を保持する手が膨出部の側壁に干渉して端子部への接続が難しくなるが、そのような事態が生じることを防止することができる。
本発明の第6の特徴によれば、膨出部の後壁が、収納ボックスの一部であるボックス後壁よりも前方に在るので、収納ボックスの収納容量を増大することができるとともに、ボックス後壁の車幅方向少なくとも一側にコネクタを配置するためのスペースを容易に確保することができる。
本発明の第7の特徴によれば、車幅方向に分割される左右のボックス半体が結合されることで収納ボックスが構成されるので、一体成形した収納ボックスであれば膨出部を形成する金型が抜き難くなるのに対して、膨出部を容易に形成することができ、しかもコネクタの膨出部への取付けも容易となる。
本発明の第8の特徴によれば、一対の膨出部の一方にコネクタが配設され、他方の膨出部にツール支持部が設けられるので、コネクタおよびツール支持部を左右に振り分けて配置することで、コネクタに電気機器を接続している状態でもツール支持部を有効に利用することを可能として収納ボックス内のスペースを大きく使用することができる。
本発明の第9の特徴によれば、収納ボックスにヘルメットが収納された状態で、車幅方向に平行な鉛直面への投影図上でヘルメットから車幅方向にオフセットした位置に端子部が在るので、電気機器をコネクタに接続した状態でもヘルメットを収納ボックスに収納することができる。
さらに本発明の第10の特徴によれば、前記コネクタが、収納ボックス内に収納される電気機器に電力を供給可能であるので、収納ボックス内に電気機器を収納しつつ電力を供給することができ、またコネクタが雌型に構成されるので、コネクタの不使用時にコネクタの収納ボックス内に臨む内端部を蓋部材で閉じる構成とすることが容易である。
第1の実施の形態の自動二輪車の右側面図である。 車体カバーを省略した状態で図1の要部を示す側面図である。 図1の要部の縦断側面図である。 図3の4−4線断面図である。 図4の5−5線断面図である。 車体カバーを省略した状態での図1の6矢視方向から見た斜視図である。 第2の実施の形態の図5に対応した断面図である。 第3の実施の形態の図4に対応した断面図である。 図8の9−9線断面図である。
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお以下の説明において、上下、前後および左右は自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図6を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、鞍乗り型車両である自動二輪車の車体フレームFは、フロントフォーク11を操向可能に支持するヘッドパイプ12と、後下がりに傾斜して前記ヘッドパイプ12から後方に延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の後部に連設されて後方に延びる左右一対のリヤフレーム14と、左右一対のリヤフレーム14の後端部を連結する後部連結フレーム15とを備え、前記フロントフォーク11の下端に前輪WFが軸支され、フロントフォーク11の上部にはバー状の操向ハンドル16が連結され、フロントフォーク11には、前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ17が支持される。
前記リヤフレーム14は、前記メインフレーム13の中間部に前端部が連設されて車幅方向外方に広がるように湾曲しつつ後方に延びるリヤフレーム前部14aと、そのリヤフレーム前部14aの後端から後上がりに延びるリヤフレーム後部14bとを一体に有するように形成され、平面視で前方に向かって開いた略U字状に形成される前記後部連結フレーム15が、その前端部を前記リヤフレーム14における前記リヤフレーム後部14bの上端部よりもわずかに前方に突出させるようにして前記リヤフレーム後部14bの上端部に固着される。
左右一対のリヤフレーム14のリヤフレーム前部14aには第1のハンガプレート18が固着され、それらの第1のハンガプレート18の後方に配置される第2のハンガプレート19が前記メインフレーム13に固着される。また前記メインフレーム13の後端部には上下方向に延びるピボットプレート20が固着される。
メインフレーム13の下方には、後輪WRを駆動する動力を発揮する内燃機関Eの機関本体21が、シリンダ軸線をわずかに前上がりとして配置されており、この機関本体21は、前記車体フレームFの前記第1および第2のハンガプレート18,19および前記ピボットプレート20で支持される。前記機関本体21から排ガスを排出する排気系51は、前記機関本体21のシリンダヘッド52の下部側壁に接続されて前記機関本体21の下方を後方に延出する排気管53と、前記後輪WRの右側に配置されて前記排気管53に接続される排気マフラー54とを備える。
また前記ピボットプレート20には、前記後輪WRを後端部で軸支するスイングアーム22の前端部が上下揺動可能に支持され、前記リヤフレーム14および前記後部連結フレーム15の連設部と、前記スイングアーム21との間にはリヤクッション23が設けられる。
車体フレームFには、該車体フレームFおよび前記内燃機関Eの一部を覆う合成樹脂製の車体カバー25が取付けられており、この車体カバー25は、前記車体フレームFの前部の左右両側に配置されるフロントサイドカバー26と、乗員の脚部を前方から覆うようにして両フロントサイドカバー26の前部に連なるレッグシールド27と、ヘッドパイプ12を前方から覆うようにして両レッグシールド27に連なるフロントカウル28と、ヘッドパイプ12を後方側から覆うとともに前記車体フレームFの前部を上方から覆うようにしてフロントカウル28に連なるトップカバー29と、車体フレームFの後部を両側から覆うリヤサイドカバー30とを備え、前記リヤサイドカバー30の上方にはタンデム型の乗車用シート31が配置され、後輪WRの後部上方を覆うリヤフェンダ32がリヤサイドカバー30に連設される。
図3〜図5を併せて参照して、前記車体フレームFの後部には、車幅方向両側に配置される左ボックス半体38および右ボックス半体39が相互に結合されて成るとともに上端に開口部35を有する収納ボックス34と、前記収納ボックス34の後方に配置される燃料タンク36とが、左右一対の前記リヤサイドカバー30間に配置されるようにして支持されており、前記収納ボックス34の前側上部には、前記収納ボックス34および前記燃料タンク36を上方から覆い得る前記乗車用シート31の前部がヒンジ37を介して回動可能に支持されており、前記収納ボックス34の前記開口部35は、前記乗車用シート31で開閉可能に覆われる。
前記収納ボックス34は、車両前後方向に間隔をあけて左右一対のリヤフレーム14間に架設される第1および第2のクロスフレーム40,42および前記後部連結フレーム15に支持され、前記燃料タンク36は前記後部連結フレーム15で支持される。
前記収納ボックス34を協働して構成する左ボックス半体38および右ボックス半体39は、車体の幅方向中心を通る鉛直面PL(図4参照)で分割することを可能として相互に結合される。しかも前記収納ボックス34の車両前後方向に沿う前部に対応する部分で、前記車体フレームFにおける左右一対のリヤフレーム14のフレーム前部14a間には前記収納ボックス34の下方に配置される第1のクロスフレーム40が架設されており、前記収納ボックス34における左ボックス半体38および右ボックス半体39の前記車両前後方向に沿う前側の下部が、車幅方向に間隔をあけて配置される一対の第1の弾発部材41を介して第1のクロスフレーム40に支持される。また左右一対の前記リヤフレーム14におけるフレーム前部14aおよびフレーム後部14bの連設部間には第2のクロスフレーム42が架設されており、前記収納ボックス34における左ボックス半体38および右ボックス半体39の前記車両前後方向に沿う中間下部が、車幅方向に間隔をあけて配置される一対の第2の弾発部材43を介して第2のクロスフレーム42に支持される。さらに前記後部連結フレーム15において前記リヤフレーム14における前記リヤフレーム後部14bの上端部よりもわずかに前方に突出した前端部には、前記収納ボックス34における左ボックス半体38および右ボックス半体39の前記車両前後方向に沿う後端上部が、第3の弾発部材44を介してそれぞれ支持される。
前記収納ボックス34の車幅方向左側で外側に臨む側壁34aならびに車幅方向右側で外側に臨む側壁34bには、前記開口部35よりも車幅方向外方に膨出した膨出部45,46がそれぞれ形成される。それらの膨出部45,46は、図4および図5で明示するように、当該膨出部45,45に個別に対応して当該膨出部45,46の下方に在る前記リヤフレーム14よりも平面視で車幅方向外方に膨出するように形成されており、この実施の形態では、図4で示すように、前記収納ボックス34の上方の前記乗車用シート31の車幅方向外端よりも車幅方向外側に膨出するように形成される。
前記膨出部45,46は、上壁45a,46aと、車両前後方向で前方に臨むようにして前記上壁45a,46aに連設される前壁45b,46bと、前記車両前後方向で後方に臨むようにして前記上壁45a,46aに連設される後壁45c,46cと、底壁45d,46dとを有するように形成される。しかも前記収納ボックス34は、左右の前記膨出部45,45の前記底壁45d,46dの外面を通る水平面HLよりも下方に突出した下方突出部34dを車幅方向中心に有するように形成されており、前記左ボックス半体38および前記右ボックス半体39において前記下方突出部34dを形成する部分の前記車両前後方向に沿う前側の下部が第1の弾発部材41を介して第1のクロスフレーム40に支持され、前記左ボックス半体38および前記右ボックス半体39において前記下方突出部34dを形成する部分の車両前後方向に沿う中間下部が第2の弾発部材43を介して第2のクロスフレーム42に支持される。
しかも前記膨出部45,46の前記後壁45c,46cは、前記車両前後方向に沿う後方に臨んで前記収納ボックス34の一部を構成するボックス後壁34cよりも図5で示すように前方に配置される。
図6を併せて参照して、左右一対の前記膨出部45,46のうち少なくとも一方の膨出部、この実施の形態では右側の膨出部46に、その上壁46aの下方に配置される挿入口47(図5参照)が前記収納ボックス34の内部に指向して形成され、平面視で前記開口部35の周縁の外方に配置されるようにして前記挿入口47内に挿入される筒状の端子部48aを有して雌型に構成されるコネクタ48が、収納ボックス43内の電気機器たとえば携帯電話用アダプタに電力を供給すべく接続することを可能としつつ、当該コネクタ48の一部が、図2で明示するように側面視で前記燃料タンク36と重なるようにして前記右側の膨出部46に配設される。
しかも挿入口47は、前記右側の膨出部46の前記後壁46cに形成される平坦な取付け面49に外端を開口するようにして前記後壁46cに形成されるものであり、前記コネクタ48は、平面視で当該コネクタ48の車両前後方向に沿う長さL1Aを車幅方向の長さL2Aよりも大きくしつつ、前記端子部48aを前記収納ボックス34の内側に進むにつれて前記収納ボックス34の車幅方向中心に近接するように指向させて前記後壁46cに配設される。すなわち前記端子部48aの中心軸線Cが車両前後方向前方に向かうにつれて、前記収納ボックス34の車幅方向中心すなわち車体の幅方向中心を通る鉛直面PLに近接するように傾斜して前記コネクタ48が前記後壁46cに配設される。
しかも前記コネクタ48は、図4および図5で示すように、平面視で前記開口部35よりも外方かつ左右一対の前記リヤフレーム14のうち当該コネクタ48に対応する側の特定のリヤフレームすなわち右側のリヤフレーム14の車幅方向外側に配置される。
ところで前記収納ボックス34は、ヘルメットを収容可能、この実施の形態ではフルフェイスヘルメット55を収容可能に構成されており、図4で明示するように、車幅方向に平行な鉛直面への投影図上で、収容状態の前記フルフェイスヘルメット55から車幅方向(この実施の形態では車幅方向右側)にオフセットした位置に前記端子部48aが在るようにして前記コネクタ48が配置される。
ところで右側の前記膨出部46における前記後壁46cの内面には、前記端子部48aの内端部を囲む枠部56が設けられており、この枠部56には、蓋部材57が開閉可能に取付けられる。この実施の形態で前記蓋部材57は、開放時に前記端子部48aの車幅方向外側に位置するようにして上下方向に延びるピン58を介して前記枠部57に取付けられるが、開放時に前記端子部48aの上方に位置するようにして蓋部材57が前記枠部56に取付けられていてもよい。
また左右一対の前記膨出部45,46の一方である前記右側の膨出部46に前記コネクタ48が配設されるのであるが、他方の膨出部45すなわち左側の膨出部45には、車載工具が収容可能であり、たとえば車載工具を収容した袋59を着脱可能に取り付けるツール支持部60が前記左側の膨出部45に設けられる。
前記ツール支持部60は、この実施の形態では、車両前後方向に間隔をあけて前記左側の膨出部45の内面に固定されるバンド支持部61,62と、それらのバンド支持部61,62の上方で前記左側の膨出部45の内面に固定されるフック63と、そのフック63に係脱可能に係合することを可能として前記バンド支持部61,62に固定される無端状のゴムバンド64とから成る。
前記コネクタ48には、前記収納ボックス34の外側でハーネス65が接続されるものであり、このハーネス65は、前記コネクタ48から前記右側の膨出部46の後壁46cに沿って下方に延びる第1延出部65aと、第1延出部65aの下端に連なって車両前後方向に沿う前方に延びる第2延出部65bとを有するようにして前記コネクタ48から延出されており、第2延出部65bが、前記特定のリヤフレームすなわち右側のリヤフレーム14の上部に沿って延びるようにしつつ上下方向で前記右側の膨出部46および前記右側のリヤフレーム14間に配置される。
しかも前記右側の膨出部46には、第1延出部65aの長手方向中間部を保持するハーネス支持具66と、第2延出部65bの長手方向中間部を支持するハーネス支持具67とが取付けられる。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、収納ボックス34の車幅方向両側の側壁34a,34bに、開口部35よりも車幅方向外方に膨出した膨出部45,46がそれぞれ形成されるので、収納ボックス34の収納容量を増大することができる。しかも左右一対の膨出部45,46のうち右側の膨出部46に、当該右側の膨出部46の上壁46aの下方に配置される挿入口47が収納ボックス34の内部に指向して形成され、平面視で前記開口部35の周縁の外方に配置されるようにして前記挿入口47内に挿入される端子部48aを有するコネクタ48が、収納ボックス34内の電気機器との接続を可能として前記右側の膨出部46に配設されており、その簡単な構造で、収納ボックス34内の電気機器をコネクタ48に接続した状態で開口部35を開いた状態でも電気機器およびコネクタ48の接続部に開口部35から浸入してくる雨等の水がかかることを極力防止することができる。
また収納ボックス34を下方から支持する左右一対のリヤフレーム14を車体フレームFが備え、左右一対の膨出部45,46が、それらの膨出部45,46に個別に対応して当該膨出部45,46の下方に在る前記リヤフレーム14よりも平面視で車幅方向外方に膨出するように形成されるので、膨出部45,46を車幅方向外方により大きく膨出させることで収納ボックス34の収納容量をより増大することができ、しかも電気機器およびコネクタ48の接続部に開口部35から落下する雨等の水が当たり難くするためのスペースをより容易に確保することができる。
また前記コネクタ48が、平面視で前記開口部35よりも外方かつ左右一対の前記リヤフレーム14のうち当該コネクタ48に対応する側の右側のリヤフレーム14の車幅方向外側に配置され、前記収納ボックス34の外側で前記コネクタ48にハーネス65が接続されるので、組み立て時に車両の側方からコネクタ48にアクセスすることが容易であり、コネクタ48へのハーネス65の接続もより容易となる。またコネクタ48が車幅方向でより外側に配置されることで膨出部46内での端子部48aおよび電気機器の接続部を上面視で開口部35のより外側に配置することが可能であり、前記接続部への雨等の水の影響をより小さくすることができる。
また前記ハーネス65が、前記コネクタ48から下方に延びる第1延出部65aと、第1延出部65aの下端に連なって車両前後方向に延びる第2延出部65bとを有するようにして前記コネクタ48から延出され、第2延出部65bが、前記右側のリヤフレーム14の上部に沿って延びるようにしつつ上下方向で前記右側の膨出部46および前記右側のリヤフレーム14間に配置されるので、上下方向で収納ボックス34および車体フレームF間に生じたスペースを有効に活用してハーネス65の一部を配索することができ、他の部品との干渉を避けるとともにハーネス65が車両の車幅方向外端から外側方に突出することを抑制することができる。
また前記膨出部45,46が、車両前後方向で前方に臨む前壁45b,46bならびに前記車両前後方向で後方に臨む後壁45c,46cを有するように形成され、前記コネクタ48が、平面視で当該コネクタ48の車両前後方向に沿う長さL1Aを車幅方向の長さL2Aよりも大きくしつつ、前記端子部48aを前記収納ボックス34の内側に進むにつれて前記収納ボックス34の車幅方向中心に近接するように指向させて、前記右側の膨出部46の前記後壁46cに配設されるので、車幅方向外方への膨出部46からのコネクタ48の突出を抑え、車両の車幅が大きくなるのを抑制することができ、また収納ボックス34内での端子部48aへのアクセス性を高めることができる。すなわち端子部48aが車両前後方向に沿にように指向して配置されていると、収納ボックス34内の電気機器を保持する手が膨出部46の側壁に干渉して端子部48aへの接続が難しくなるが、そのような事態が生じることを防止することができる。
また前記膨出部45,46の前記後壁45c,46cが、前記車両前後方向に沿う後方に臨んで前記収納ボックス34の一部を構成するボックス後壁34cよりも前方に配置されるので、収納ボックス34の収納容量を増大することができるとともに、ボックス後壁34cの車幅方向少なくとも一側にコネクタ48を配置するためのスペースを容易に確保することができる。
また前記収納ボックス34が、車幅方向両側に配置されて相互に結合される左右のボックス半体38,39から成るので、一体成形した収納ボックスであれば膨出部を形成する金型が抜き難くなるのに対して、膨出部45,46を容易に形成することができ、しかもコネクタ48の膨出部46への取付けも容易となる。
また一対の前記膨出部45,46の一方である前記右側の膨出部46に前記コネクタ48が配設され、車載工具を収容可能とした左側の膨出部45に、前記車載工具を着脱可能に取り付けるツール支持部60が設けられるので、コネクタ48およびツール支持部60を左右に振り分けて配置することで、コネクタ48に電気機器を接続している状態でもツール支持部60を有効に利用することを可能として収納ボックス34内のスペースを大きく使用することができる。
また前記収納ボックス34が、フルフェイスヘルメット55を収容可能に構成され、車幅方向に平行な鉛直面への投影図上で、収容状態の前記フルフェイスヘルメット55から車幅方向(この実施の形態では車幅方向右側)にオフセットした位置に前記端子部48aが在るようにして前記コネクタ48が配置されるので、コネクタ48の端子部48aに電気機器を接続した状態でもフルフェイスヘルメット55を収納ボックス34に収納することができる。
さらにコネクタ48が、収納ボックス34内に収納される電気機器に電力を供給することが可能な雌型に構成されるので、収納ボックス34内に電気機器を収納しつつ電力を供給することができ、コネクタ48の不使用時にコネクタ48の収納ボックス34内に臨む内端部を蓋部材57で閉じる構成とすることが容易である。
本発明の第2の実施の形態について図7を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
左右の膨出部45,46のうち左側の膨出部45に、たとえば車載工具を収容した袋59を着脱可能に取り付けるツール支持部60が設けられるのに加えて、右側の膨出部46には、前記ツール支持部60が備えるバンド支持部61,62、フック63およびゴムバンド64と同様に、前記右側の膨出部46の内面に固定されるバンド支持部71,72と、それらのバンド支持部711,72の上方で前記右側の膨出部46の内面に固定されるフック73と、そのフック73に係脱可能に係合することを可能として前記バンド支持部71,72に固定される無端状のゴムバンド74とから成る機器支持部70が設けられる。
前記機器支持部70には、収納ボックス34の右側の膨出部46に常時収納される電気機器たとえば盗難防止装置75が前記コネクタ48に常時接続されるようにして保持されるようにしてもよく、そうすれば、収納ボックス34内のメインの収納領域への影響を少なくして盗難防止装置75を収納ボックス34内に収納し、盗難防止装置75を見え難くして防盗性の向上を図ることができる。
本発明の第3の実施の形態について図8および図9を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
収納ボックス43が備える左右一対の前記膨出部45,46のうち右側の膨出部46の後壁46cに、該膨出部46の上壁46aの下方に配置される挿入口77が前記収納ボックス34の内部に指向して形成され、平面視で前記開口部35の周縁の外方に配置されるようにして前記挿入口77内に挿入される筒状の端子部78aを有するコネクタ78が配設される。
前記コネクタ78は、OBD2(On Board Diagnosis second generation)に対応した形状およびピン配置である雌型の接続コネクタであり、平面視で当該コネクタ78の車両前後方向に沿う長さL1Bを車幅方向の長さL2Bよりも大きくしつつ、前記端子部78aを前記収納ボックス34の内側に進むにつれて前記収納ボックス34の車幅方向中心に近接するように指向させて前記後壁46cに配設される。
前記コネクタ78には、内燃機関Eから後輪WRに駆動力を伝達するパワートレインの状態を検出するセンサもしくは駆動源が内燃機関Eに代えて電動モータである場合のパワートレインの状態を検出するセンサや、内燃機関Eの排気系51が備える触媒の状態を検出するセンサが接続され、前記コネクタ78の前記端子部78aには、検査を可能とした電気機器であるECUが前記収納ボックス34内から接続される。
このような第3の実施の形態によれば、検査時に外装等を外す操作を不要としてパワートレインの状況や触媒の状況を検出することができる。
上述のように種々の電気機器を選択的に接続するために、接続対象の電気機器に対応した形状のコネクタ48,78を選択して膨出部46に配設することが可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車を取り上げて説明したが、自動三輪車にも本発明を適用可能である。また収納ボックス34の左右両側に膨出部45,46が設けられる場合について説明したが、収納ボックスの左右いずれか一方側に膨出部が設けられる場合にも本発明を適用可能である。
11・・・フロントフォーク
12・・・ヘッドパイプ
13・・・メインフレーム
14・・・リヤフレーム
31・・・乗車用シート
34・・・収納ボックス
34a,34b・・・側壁
34c・・・ボックス後壁
35・・・開口部
38,39・・・ボックス半体
45,46・・・膨出部
45b,46b・・・前壁
45c,46c・・・後壁
46a・・・上壁
47,77・・・挿入口
48,78・・・コネクタ
48a,78a・・・端子部
55・・・フルフェイスヘルメット
60・・・ツール支持部
65・・・ハーネス
65a・・・第1延出部
65b・・・第2延出部
F・・・車体フレーム
L1A,L1B・・・コネクタの車両前後方向に沿う長さ
L2A,L2B・・・コネクタの車幅方向の長さ
WF・・・前輪

Claims (10)

  1. 上端に開口部(35)を有する収納ボックス(34)が車体フレーム(F)に支持され、その収納ボックス(34)の前記開口部(35)が乗車用シート(31)で開閉可能に覆われる鞍乗り型車両において、前記収納ボックス(34)の車幅方向で外側に臨む側壁(34b)に、前記開口部(35)よりも車幅方向外方に膨出した膨出部(46)が形成され、その膨出部(46)に、当該膨出部(46)の上壁(46a)の下方に配置される挿入口(47,77)が前記収納ボックス(34)の内部に指向して形成され、平面視で前記開口部(35)の周縁の外方に位置するようにして前記挿入口(47,77)内に配置される端子部(48a,78a)を有するコネクタ(48,78)が、電気機器との接続を可能として前記膨出部(46)に配設されることを特徴とする鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  2. 前記車体フレーム(F)は、前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(11)を操向可能に支持するヘッドパイプ(12)と、当該ヘッドパイプ(12)から後方に延びるメインフレーム(13)と、当該メインフレーム(13)から後方に延びる左右一対のリヤフレーム(14)とを備え、前記膨出部(46)が、当該膨出部(46)の下方に在る前記リヤフレーム(14)よりも平面視で車幅方向外方に膨出するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  3. 前記コネクタ(48,78)が、平面視で前記開口部(35)よりも外方かつ左右一対の前記リヤフレーム(14)のうち当該コネクタ(48,78)に対応する側の特定のリヤフレーム(14)の車幅方向外側に配置され、前記収納ボックス(34)の外側で前記コネクタ(48,78)にハーネス(65)が接続されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  4. 前記ハーネス(65)が、前記コネクタ(48,78)から下方に延びる第1延出部(65a)と、第1延出部(65a)の下端に連なって車両前後方向に延びる第2延出部(65b)とを有するようにして前記コネクタ(48,78)から延出され、第2延出部(65b)が、前記特定のリヤフレーム(14)の上部に沿って延びるようにしつつ上下方向で前記膨出部(46)および前記特定のリヤフレーム(14)間に配置されることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  5. 前記膨出部(46)が、車両前後方向で前方に臨む前壁(46b)ならびに前記車両前後方向で後方に臨む後壁(46c)を有するように形成され、前記コネクタ(48,78)が、平面視で当該コネクタ(48)の車両前後方向に沿う長さ(L1A,L1B)を車幅方向の長さ(L2A,L2B)よりも大きくしつつ、前記端子部(48a,78a)を前記収納ボックス(34)の内側に進むにつれて前記収納ボックス(34)の車幅方向中心に近接するように指向させて、前記後壁(46c)に配設されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  6. 前記膨出部(46)の前記後壁(46c)が、前記車両前後方向に沿う後方に臨んで前記収納ボックス(34)の一部を構成するボックス後壁(34c)よりも前方に配置されることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  7. 前記収納ボックス(34)が、車幅方向両側に配置されて相互に結合される左右のボックス半体(38,39)から成ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  8. 前記収納ボックス(34)の車幅方向両側の側壁(34a,34b)にそれぞれ形成される左右一対の膨出部(45,46)の一方(46)に前記コネクタ(48,78)が配設され、車載工具を収容可能とした他方の膨出部(45)に、前記車載工具を着脱可能に取り付けるツール支持部(60)が設けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  9. 前記収納ボックス(34)が、ヘルメット(55)を収容可能に構成され、車幅方向に平行な鉛直面への投影図上で収容状態での前記ヘルメット(55)から車幅方向にオフセットした位置に前記端子部(48a,78a)が在るようにして前記コネクタ(48,78)が配置されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
  10. 前記コネクタ(48)が、前記収納ボックス(34)内に収納される電気機器に電力を供給することを可能として雌型に構成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両における収納ボックス構造。
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