JP5235177B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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従来、収納ボックスの内側に盗難対策装置を配置すると、収納ボックスの収納容量が減るので、容量を確保するために収納ボックスに凹部を設けることになり、収納ボックスの形状が複雑になる。
上記構成であれば、エアクリーナに予め盗難対策装置をサブアセンブリしておき、その後、メインフレームに、盗難対策装置が装着されているエアクリーナを組み付けることが可能になる。サブアセンブリの段階で盗難対策装置が組付可能となるので、盗難対策装置の組付に際して、良好な作業性を確保することができる。
図1において、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11に含まれ車体フレーム11の前端部を構成するヘッドパイプ12に挿嵌されるステアリング軸13と、ステアリング軸13から下方に延設されるフロントフォーク14およびステアリング軸13の上端部に設けられている操向ハンドル15と、フロントフォーク14の下端部に回転自在に支持されている前輪16と、車体フレーム11の中央部に配置される駆動源としてのエンジン17と、車体フレーム11の後部に、前端が車体フレーム11に揺動自在に支持されるスイングアーム18L、18R(図手前側の符号18Lのみ示す。以下同じ。)と、スイングアーム18L、18Rの後端部に回転自在に支持されている後輪19と、を備えている。
図2において、盗難対策装置66は、車両(自動二輪車)の車体に加えられた振動を検知する加速度センサ81と、複数の人工衛星から軌道情報を受信することにより車両の現在位置を検出する全地球測位システム(Global Positioning System)82と、加速度センサ81からの加速度信号SAおよび全地球測位システム82からの位置情報JPを受けて盗難対策を指令する制御部83と、制御部83からの交信指令SCに基づいて携帯電話基地局84へ位置情報JPを送信する携帯電話通信部85と、制御部83からのエンジン制御信号SECに基づきエンジンの点火装置86に点火停止信号SSSを送って点火装置86の作動を停止させる、すなわち、エンジン17を停止させるエンジン制御部87と、制御部83からの警報制御信号SACに基づき警報装置88(ヘッドランプ75、ウインカ(図1の符号91L)、ヘッドランプ75等の灯火器93、ホーンに警報信号SAを送って灯火器93、ホーンを作動させる警報発生部96と、内部電源98と、からなる。内部電源98としては、例えば、リチウム電池が利用される。
図3において、前輪16の後上方に、エアクリーナ46が配置され、このエアクリーナ46とエンジン17の間に、エンジン17に供給する空気の量を調整するスロットルボディ45が配置され、このスロットルボディ45の車両前方に、支持ステー101と、この支持ステー101によって支持される盗難対策装置66とが配置されている。
ヘッドパイプ12とメインフレーム21との間に、補強ブラケット111が固着されており、この補強ブラケット111に、締結部材112によってエアクリーナ46が取り付けられている。詳細には、補強ブラケット111に後部ケースの上部114が支持されている。これにより、エアクリーナ46は、メインフレーム21によって支持され、前輪16の車両後方で、且つ、エンジン17の斜め前上方に配置されることになる。
遮蔽壁部115の後面と前部カバー103の前面との間に、遮蔽壁部115の剛性を高める3つのリブ118が形成されている。支持部の上面121は、略水平面であり、この上面121に、盗難対策装置66を止める止め部122が形成されている。止め部122の詳細は後述する。
図5において、エアクリーナ46を前後2分割構造体とし、後部ケース104に前部カバー103を車両前方から締結するようにし、後部ケース104をメインフレーム21に支持させるようにした。かかる構成であれば、エアクリーナ46の後方に配置されているエンジン17に邪魔されることなく、後部ケース104をメインフレーム21に支持した状態で、前部カバー103を脱着することができる。
図6において、エアクリーナ(図5、符号46)から下方に延びている支持ステー101は、前述したように、遮蔽壁部115と、この遮蔽壁部の下端部117から車両後方に水平に延びている支持部116と、を備え、遮蔽壁部115に沿って3つの補強リブ118が設けられ、3つの補強リブ118の車両幅方向外側で、遮蔽壁部の左右の端部に沿って、2つの補強リブ119が設けられ、支持部の上面121(支持部上面121)に、上方に突設され盗難対策装置66を支持部116に止める止め部122が一体的に形成されている。止め部122は、支持部上面121の前後端部に設けられている第1突設部123および第2突設部124と、支持部上面121の左端部に設けられている第3突設部125とからなる。
図7(a)において、盗難対策装置66の平面図が示されており、図7(b)において、図7(a)の7(b)矢視図が示されている。
盗難対策装置のケース体としてのハウジング131は、上面151と下面152と前面153と後面154と左面155と右面156とからなる直方体の部材であり、右面156に、コネクタ157、158が接続される端子部161、162が設けられている。
図7(c)において、図7(b)の7(c)−7(c)線断面図が示されており、盗難対策装置66の右面には、コネクタ157、158が接続される端子部161、162が備えられている。
図8において、盗難対策装置66は、車両を上から見たときに、その一部がメインフレーム21の幅Wから外に突出している。そして、盗難対策装置66は、エアクリーナ46の車幅方向幅Waに納まるように配置され、盗難対策装置66の左右側方を車体カバーとしてのレッグシールド64で覆い、エアクリーナ46とメインフレーム21の左右側方をレッグシールド64で覆うとともに、メインフレーム21とエアクリーナ46の上方を車体カバーを構成するセンタカバー(図1、符号60)で覆った。
図1に戻って、盗難対策装置66は、メインフレーム21とエンジン17の間に配置されている。
従来、収納ボックス51の内側に盗難対策装置を配置すると、収納ボックスの収納容量が減るので、容量を確保するために収納ボックスに凹部を設けることになり、収納ボックスの形状が複雑になる。
この他、盗難対策装置は、車両を上から見たときに、エアクリーナの車幅方向幅内に納まらないように配置することは差し支えない。つまり、エアクリーナの車幅方向幅の外側に配置しても良い。
Claims (7)
- ヘッドパイプと、このヘッドパイプにフロントフォークを介して支持される前輪と、前記ヘッドパイプから車両斜め後下方へ延びるメインフレームと、このメインフレームの下方に配置されるエンジンと、車両の位置情報を測定するとともにこの位置情報を無線送信する盗難対策装置と、が備えられている自動二輪車において、
前記盗難対策装置は、車両を横から見たときに、前記メインフレームと前記エンジンの間に配置され、車両を上から見たときに、前記盗難対策装置の少なくとも一部が前記メインフレームから車幅方向で外に突出していることを特徴とする自動二輪車。 - 前記前輪の車両後方で、且つ、前記エンジンの斜め前上方に、前記メインフレームによって支持されるエアクリーナが配置され、このエアクリーナから前記盗難対策装置を支持する支持ステーが延びていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記エアクリーナは、前部カバーと後部ケースとからなる前後2分割構造体であり、前記メインフレームに、前記後部ケースが支持され、この後部ケースに、前記前部カバーが車両前方から締結され、この前部カバーに、前記支持ステーが設けられていることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車。
- 前記エアクリーナと前記エンジンの間に、前記エンジンに供給する空気の量を調整するスロットルボディが配置され、このスロットルボディの車両前方に、前記支持ステーと前記盗難対策装置とが配置されていることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
- 前記支持ステーは、前記前部カバーから下方に延出され前記盗難対策装置および前記スロットルボディを車両前方から覆う遮蔽壁部と、この遮蔽壁部から車両後方に延出され前記盗難対策装置を支持する支持部と、からなることを特徴とする請求項4記載の自動二輪車。
- 前記盗難対策装置は、車両を上から見たときに、前記エアクリーナの車幅方向幅内に納まるように配置され、
前記エアクリーナの左右側面を前記車体カバーで覆うとともに、前記盗難対策装置の左右側方を前記車体カバーで覆ったことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載の自動二輪車。 - 車両を上から見たときに、前記盗難対策装置の前記メインフレームから車幅方向に突出した部分に、車両の位置情報を測定するアンテナ部が配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の自動二輪車。
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