JP5145198B2 - 自動二輪車の盗難対策装置 - Google Patents
自動二輪車の盗難対策装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5145198B2 JP5145198B2 JP2008292805A JP2008292805A JP5145198B2 JP 5145198 B2 JP5145198 B2 JP 5145198B2 JP 2008292805 A JP2008292805 A JP 2008292805A JP 2008292805 A JP2008292805 A JP 2008292805A JP 5145198 B2 JP5145198 B2 JP 5145198B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- theft
- headlamp
- antitheft device
- attached
- antitheft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
また、盗難防止装置が、ヘッドランプの下面とフロントフェンダの上面とに挟まれて配置されているので、ヘッドランプとフロントフェンダとの間のスペースを有効利用することができる。
さらに、ヘッドランプの主要構成部品が樹脂材料で形成され、盗難対策装置が、ヘッドランプの下方に配置されているので、車両位置の測定及び無線送信に影響を与えにくい樹脂材料でヘッドランプが形成されるため、ヘッドランプの下方に盗難対策装置を配置することで、車両前部の高さを抑えながら盗難対策装置の通信環境条件を向上させることができる。
図1は本発明に係る盗難対策装置が搭載された自動二輪車の側面図(第1実施形態〜第4実施形態)であり、自動二輪車10は、車体フレーム11が、前端を構成するヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方斜め下方に延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の後端から更に後方斜め下方に一体に延びるピボットプレート14と、メインフレーム13の前部下部から後方斜め下方に一体に延びるダウンフレーム16と、メインフレーム13の後部上部から後方斜め上方に延びるシートレール17と、ピボットプレート14及びシートレール17のそれぞれに渡されたサブフレーム18とから構成され、ヘッドパイプ12に操舵自在にフロントフォーク21が取付けられ、メインフレーム13の上部に燃料タンク22が取付けられ、ピボットプレート14及びダウンフレーム16にエンジン20が取付けられ、ピボットプレート14にピボット軸23を介してスイングアーム24が上下スイング自在に取付けられ、シートレール17の上部にタンデムシート26が取付けられたロードスポーツタイプの鞍乗型車両である。
フロントカウリング33及びメータ45は、トップブリッジ21c及び/又はボトムブリッジ21dに図示しないステーを介して取付けられている。
以下にその盗難対策装置50の配置構造を詳細に説明する。
(a)はボックス状の盗難対策装置50と、この盗難対策装置50を車体に取付ける際に振動を吸収するために盗難対策装置50に被せたラバー等からなる弾性部材84と、車体側に設けられた電装系統に接続されたハーネス86,87と、これらのハーネス86,87を盗難対策装置50に接続するためにハーネス86,87の端部に設けられたコネクタ88,89とを示している。
図中の符号84hはケース50aの第1面50bに接するように弾性部材84に設けられたT字壁である。
盗難対策装置50は、自動二輪車の車体に加えられた振動を検知する加速度センサ51と、複数の人工衛星から軌道情報を受信することにより車両の現在位置を計測するGPS(Global Positioning System)52と、加速度センサ51からの加速度信号SA及びGPS52からの位置情報JPを受けて盗難防止対策を指令する制御部55と、制御部55からの交信指令SCに基づいて携帯電話基地局61へ位置情報JPを送信する携帯電話通信部56と、制御部55からのエンジン制御信号SECに基づきエンジン20(図1参照)の点火装置62に点火停止信号SSSを送って点火装置62の作動を停止させる、即ち、エンジン20を停止させるエンジン制御部57と、制御部55からの警報制御信号SACに基づき警報装置63(ヘッドランプ、ウインカ、テールランプ等の灯火器、ホーン)に警報信号SAを送って灯火器、ホーンを作動させる警報発生部58と、GPS52、制御部55、携帯電話通信部56、エンジン制御部57及び警報発生部58へ電力を供給するバッテリ59とからなり、GPS52、制御部55、携帯電話通信部56、エンジン制御部57及び警報発生部58は、車体側のバッテリ(不図示)からも電力供給が可能である。
上記したエンジン制御部57は、自動二輪車に備えるエンジンコントロールユニットを介して点火装置62を制御するようにしてもよい。
ここで、盗難対策装置50の水平に近い状態とは、例えば、水平面に対して盗難対策装置50の傾斜角度が0°〜30°の範囲をいう。
上記において、盗難対策装置50(50B)は、前輪142の上方で、且つフロントフォーク131及びバーハンドル141からなる操舵装置157の前方に配置されている。
以下にその盗難対策装置50の配置構造を詳細に説明する。
収納ボックス173は、前端部にヒンジ部178が設けられ、このヒンジ部178にシート179が開閉自在に取付けられている。
ヘッドランプ185はハンドルカバー184を介してバーハンドル181に取付けられている。
以下にその盗難対策装置50(50B,50E)の配置構造を詳細に説明する。
また、盗難対策装置50Bは、ヘッドランプ224の下面224aとフロントフェンダ226Aの上面226aとの間に配置されている。
更に、盗難対策装置50Bを振動源であるエンジン20から離間した位置に配置できるため、盗難対策装置50Bへの伝わる振動を抑制することができる。
従って、ヘッドランプ34及びメータ装置45の周囲のデッドスペースを有効に利用して盗難対策装置50Cを配置することができるため、車両前部の大型化を抑えることができる。
また、メータ装置の側方に一体的に盗難対策装置を配置して、前輪の上方に且つ操舵装置の前方に盗難対策装置を配置するようにしてもよい。
Claims (7)
- 車体フレーム(11)の前部に前輪(32)を操舵する操舵装置(47)が取付けられ、前記車体フレーム(11)の後部に後輪(37)を上下スイング自在に支持するスイングアーム(24)が取付けられ、前記操舵装置(47)にヘッドランプ(34)が取付けられ、このヘッドランプ(34)の主要構成部品が樹脂材料で形成され、前記ヘッドランプ(34)の下面に対向して前記前輪(32)の上方を覆うフロントフェンダ(36)の上面が配置され、自車の位置を測定可能で且つ測定された位置情報を無線送信可能な盗難対策装置(50)を備える自動二輪車において、
前記盗難対策装置(50)は、前記前輪(32)の上方に且つ前記操舵装置(47)の前方に配置され、前記ヘッドランプ(34)の下面と前記フロントフェンダ(36)の上面とに挟まれて配置されている、
ことを特徴とする自動二輪車の盗難対策装置。 - 前記ヘッドランプ(34)の周囲がフロントカウリング(33)で覆われ、このフロントカウリング(33)の内側に前記盗難対策装置(50)が配置されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の盗難対策装置。
- 前記フロントカウリング(33)に内方に突出する取付ステー(33c)が一体に設けられ、前記盗難対策装置(50)を保持する弾性部材(84)が前記取付ステー(33c)に取付けられることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の盗難対策装置。
- 前記盗難対策装置(50)は、自車の位置を測定するGPS(52)と、測定された位置情報を送信する携帯電話通信部(56)とを備えることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の盗難対策装置。
- 前記盗難対策装置(50)は、自車の位置を測定するGPS(52)と、測定された位置情報を送信する携帯電話通信部(56)と、盗難時に車体に加えられた振動を検出する加速度センサ(51)と、これらのGPS、携帯電話通信部及び加速度センサを統合制御する制御部(55)と、GPS及び携帯電話通信部に電力を供給する内部電源(59)とを1つのケース(50a)内に備えることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の盗難対策装置。
- 前記盗難対策装置(50)は、盗難を検知した場合に、エンジンの始動を停止するエンジン停止機能と、灯火器を作動させて警報を発する警報機能とを有し、前記盗難対策装置を車体に備える電装系統に接続することにより、前記エンジン停止機能及び前記警報機能が作動可能であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の自動二輪車の盗難対策装置。
- 前記ケース(50a)は、ボックス状に形成され、ボックスの最も大きな面が水平又は水平に近い状態で配置されていることを特徴とする請求項5記載の自動二輪車の盗難対策装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008292805A JP5145198B2 (ja) | 2008-11-14 | 2008-11-14 | 自動二輪車の盗難対策装置 |
BRPI0904360-8A BRPI0904360B1 (pt) | 2008-11-14 | 2009-11-10 | Dispositivo antifurto para uma motocicleta |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008292805A JP5145198B2 (ja) | 2008-11-14 | 2008-11-14 | 自動二輪車の盗難対策装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012137123A Division JP5656924B2 (ja) | 2012-06-18 | 2012-06-18 | 自動二輪車の盗難対策装置 |
JP2012137100A Division JP5656923B2 (ja) | 2012-06-18 | 2012-06-18 | 自動二輪車の盗難対策装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010116127A JP2010116127A (ja) | 2010-05-27 |
JP5145198B2 true JP5145198B2 (ja) | 2013-02-13 |
Family
ID=42304059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008292805A Expired - Fee Related JP5145198B2 (ja) | 2008-11-14 | 2008-11-14 | 自動二輪車の盗難対策装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5145198B2 (ja) |
BR (1) | BRPI0904360B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022107154A1 (en) * | 2020-11-18 | 2022-05-27 | Tvs Motor Company Limited | A vehicle |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5520733B2 (ja) * | 2010-07-28 | 2014-06-11 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
JP5427735B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-02-26 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
JP5614240B2 (ja) | 2010-10-27 | 2014-10-29 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の盗難対策装置の取付け構造 |
JP5656818B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2015-01-21 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
JP5596012B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2014-09-24 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP6026879B2 (ja) * | 2012-12-14 | 2016-11-16 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車のヘッドランプ装置 |
JP6605365B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2019-11-13 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車の前輪ホイールの負荷計測装置の配置構造 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3893773B2 (ja) * | 1998-10-26 | 2007-03-14 | スズキ株式会社 | 車両用ヘッドランプ装置 |
JP2002264874A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Toshiba Corp | 自動二輪車の通信装置ならびにこの通信装置を利用したヘルメットおよび盗難防止装置 |
JP2003011719A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Suzuki Motor Corp | 車両のヘッドランプ取付構造 |
JP3999102B2 (ja) * | 2002-11-07 | 2007-10-31 | 川崎重工業株式会社 | 盗難防止装置及び該盗難防止装置を備えたビィークル |
JP2004178844A (ja) * | 2002-11-25 | 2004-06-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ヘッドランプ |
JP4307156B2 (ja) * | 2003-06-09 | 2009-08-05 | パナソニック株式会社 | 自転車の位置検出装置および自転車 |
JP4382680B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2009-12-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両位置検出装置 |
JP4849458B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2012-01-11 | 本田技研工業株式会社 | メータ支持構造 |
JP4877957B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2012-02-15 | 本田技研工業株式会社 | 車両用通信装置の取付構造 |
JP4789205B2 (ja) * | 2006-12-13 | 2011-10-12 | 本田技研工業株式会社 | Etc通信装置 |
-
2008
- 2008-11-14 JP JP2008292805A patent/JP5145198B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-11-10 BR BRPI0904360-8A patent/BRPI0904360B1/pt active IP Right Grant
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022107154A1 (en) * | 2020-11-18 | 2022-05-27 | Tvs Motor Company Limited | A vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BRPI0904360A2 (pt) | 2010-09-21 |
JP2010116127A (ja) | 2010-05-27 |
BRPI0904360B1 (pt) | 2019-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5145198B2 (ja) | 自動二輪車の盗難対策装置 | |
JP5656924B2 (ja) | 自動二輪車の盗難対策装置 | |
JP5205217B2 (ja) | 自動二輪車の盗難対策装置 | |
JP5412199B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2010111185A5 (ja) | ||
JP5596012B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2010120625A (ja) | 自動二輪車 | |
JP5487334B2 (ja) | 自動二輪車の盗難対策装置 | |
JP5235176B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5145196B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5042984B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5656923B2 (ja) | 自動二輪車の盗難対策装置 | |
JP5192995B2 (ja) | 自動二輪車の盗難対策装置 | |
JP6083600B2 (ja) | 鞍乗り型車両における通信ユニットの配置構造 | |
US8648701B2 (en) | Saddle riding vehicle | |
JP5222693B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2013071675A (ja) | 自動二輪車 | |
JP5358654B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5560169B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5469945B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5667929B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5470104B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5487335B2 (ja) | 自動二輪車の盗難対策装置 | |
JP5492948B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5597601B2 (ja) | 鞍乗り型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121120 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121126 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5145198 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |