JP2018023065A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1ステップ分のキャリッジの移動量以下の精密さで待機状態のキャリッジの位置ずれを検知する。【解決手段】画像読取装置は、モーター、発光部と受光部を含む光センサー、ランプを含むキャリッジ、モーターの駆動を伝達してベルトを周回させる移動部、モーターの回転軸又は移動部のギアと接続される第2伝達ギアと周に沿って複数の遮光歯が設けられたパルス発生ギアを含むパルス発生機構、制御部を含む。パルス発生ギアの遮光歯が発光部と受光部の隙間を通過する。モーターが1ステップ分回転したときのパルス発生ギアの移動量が、各遮光歯の幅(第1幅)及び遮光歯と遮光歯の間隔の幅(第2幅)以上となるように、第1幅と第2幅が設定される。制御部は、キャリッジ待機中、出力信号のレベルが変化したとき、キャリッジの位置がずれたと認識する。【選択図】図9
Description
本発明は、原稿の読取を行う画像読取装置に関する。又、この画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
副走査方向に移動する移動体に光源を設け、移動体を移動させることにより、読み取りライン(光の照射位置)を移動させて原稿を読み取る画像読取装置がある。読み取りをしていない待ち状態では所定の待機位置で移動体は待機させられる。原稿読取開始に伴い、待機位置から原稿の読み取りを行う位置まで移動体を移動させる。この移動体の移動に関する技術の一例が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、第1位置に露光装置を配置させた状態で移動中の原稿の画像を読み取る第1読取方式と、静止原稿に対して露光装置を走査させて原稿の画像を読み取る第2読取方式で読み取り可能であり、第1位置から第2読取方式による走査領域までの移動区間で露光装置を移動させるためのモーターと、第1位置と移動区間内に定められた第2位置との間に設けられ、発光素子及び受光素子を有する光センサーと、露光装置に設けられ発光素子からの光を遮蔽する遮蔽部材と、遮蔽部材に設けられた発光素子からの光を透過する光透過部と、モーターを制御して光センサーよりも第2位置側に配置された露光装置を第1位置へ向けて移動させ、遮蔽部材の第1位置側の端部が光センサーにおける光路に到達したときの光センサーの第1出力値と光透過部が光路に到達したときの光センサーの第2出力値とに基づいて露光装置の移動を停止する画像読取装置が記載されている。この構成により、第1位置に露光装置を正確に移動させる(特許文献1:請求項1、段落[0008])等参照)。
画像読取装置では、原稿の読み取りをしていない間、移動体は、待機位置(ホームポジション)とされる。例えば、主電源投入後、読取開始まで、移動体の位置は待機位置とされる。また、原稿の読取完了後、移動体は待機位置に戻され、次の原稿読み取りまで、待機位置で待機する。原稿読取を開始に伴い、移動体は、待機位置から原稿読取を行える位置(読取開始位置)まで移動される。移動後、読み取りが開始される。
移動体の位置が待機位置からずれると、原稿読取位置(読取開始位置)がずれ、読み取りで得られる画像データに影響がでることがある。そこで、移動体が待機位置にあるとき、移動体を移動させるステッピングモーターを励磁し、静止トルクにより移動体の位置ずれを防ぐことがある。しかし、移動体の待機中のステッピングモーターの消費電力が大きくなる。
電力低減のため、待機状態でステッピングモーターを励磁しないことも考えられる。特許文献1には、モーターを無励磁にする点が記載されている(特許文献1:請求項6参照)。しかし、無励磁状態ではローターが動きやすいので、画像読取装置に外部から力が加わったり、揺れたりしたとき、移動体が移動し、ステッピングモーターの回転角度が変わる場合がある。
ここで、従来、移動体が待機位置にある間、移動体の移動(ステッピングモーターの回転角度変化)をステッピングモーターの1ステップの分解能で正確、精密に検知することはなされていないという問題がある。そのため、待機状態でステッピングモーターを無励磁とする場合、待機中にステッピングモーターの回転角度が変わった可能性を考慮して、脱調防止のため、必ず相合わせ(モーターを励磁してローターの磁石を呼び寄せる処理)を回転開始前に行う必要がある。待機中の回転角度変化を精密に検知し、1ステップを超える回転角度変化がない場合には相合わせ不要と判断でき、1ステップを超える回転角度変化がある場合には、脱調防止のための処理を行うべきと判断できる。
ここで、特許文献1では、モーターを無励磁にする点は記載されているが、相合わせについての記載はない。また、スリット(光透過部)が遮蔽部材に設けられる。スリットによる透過、遮光の切り替わりにより、1ステップ(1ライン)レベルの移動を検知する場合、1ラインの幅は微少であり(600dpiの場合42.3μm)、そのような幅のスリットを正確に設けることは難しい。従って、特許文献1記載の技術では、1ステップ(1ライン)レベルでキャリッジの移動を検知することは難しく、上記問題を解決することはできない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、1ステップ分のキャリッジの移動量以下の精密さで待機状態のキャリッジの位置ずれを検知する。
上記目的を達成するために、請求項1に係る画像読取装置は、ステッピングモーター、光センサー、キャリッジ、移動部、パルス発生機構、制御部を含む。前記光センサーは、発光部と、前記発光部の発光面に隔てて設けられ、前記発光部からの光が遮られていないとき第1レベルであり、光が遮られているとき第2レベルである出力信号を出力する受光部を含む。前記キャリッジは、原稿に光を照射するランプを少なくとも含む。前記移動部は、無端状のベルトと、前記ベルトが張り回される駆動ギア及び従動ギアと、前記ステッピングモーターの駆動を前記駆動ギアに伝達して前記ベルトを周回させる第1伝達ギアを含み、前記駆動ギアの回転によって前記ベルトに取り付けられた前記キャリッジを副走査方向で移動させる。前記パルス発生機構は、前記ステッピングモーターの回転軸又は前記移動部の何れかのギアと接続される第2伝達ギアと、前記第2伝達ギアの駆動力に基づき回転し、周に沿って複数の遮光歯が設けられたパルス発生ギアを含む。前記制御部は、前記ステッピングモーターの回転及び励磁を制御し、前記出力信号が入力される。前記キャリッジには、前記発光部と前記受光部の間の隙間を通過し、通過中に前記発光部から前記受光部への光路を遮る遮光板が設けられる。前記パルス発生ギアは、前記遮光歯が前記隙間を通過し、回転によって前記光路の透過と前記遮光歯による遮光が繰り返される位置に設けられる。前記ステッピングモーターが1ステップ分回転したときの前記パルス発生ギアの移動量が、前記パルス発生ギアの回転方向での各前記遮光歯の幅である第1幅及び前記パルス発生ギアの回転方向での前記遮光歯と前記遮光歯の間隔の幅である第2幅以上となるように前記第1幅と前記第2幅が設定されている。前記制御部は、前記遮光板が前記光路を遮らない位置をホームポジションとして前記キャリッジを待機させ、前記キャリッジの前記ホームポジションでの待機中、前記出力信号のレベルが変化したとき、前記キャリッジの位置がずれたと認識し、前記ステッピングモーターの相合わせの必要の有無を判定する。
本発明によれば、1ステップのキャリッジの移動量以下の精密さで待機状態のキャリッジの位置ずれを検知できる画像読取装置を提供することができる。また、ステッピングモーターの回転開始に際し、相合わせを行う必要の有無の判断を正確に行える画像読取装置を提供することができる。
以下、図1〜図7を用い、画像読取装置1を含む複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ、本発明の実施形態を説明する。本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(複合機100)
次に、図1を用いて、実施形態に係る複合機100を説明する。図1は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
次に、図1を用いて、実施形態に係る複合機100を説明する。図1は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
図1に示すように、複合機100は、画像読取装置1を含む。また、複合機100は主制御部2、印刷部3、操作パネル4を含む。印刷部3は、給紙部3a、搬送部3b、画像形成部3c、定着部3dを含む。画像読取装置1は、画像読取部5、原稿搬送部6を含む。画像読取装置1の詳細は後述する。
主制御部2は、複合機100の全体制御を司る。主制御部2は、CPU21を含む。又、複合機100には、ROM、HDDやフラッシュROMのような不揮発性の記憶装置とRAMのような揮発性の記憶装置を含む記憶部22が設けられる。記憶部22は、制御に関するプログラムやデータを記憶する。主制御部2は、記憶部22のプログラムやデータを利用して各部を制御する。主制御部2は、スキャンや印刷や送信や画像データの記憶のような各種ジョブを行わせる。又、主制御部2には、画像読取装置1(画像読取部5)から出力される画像データに基づき画像処理を行う画像処理部23が設けられる。
印刷ジョブのとき、主制御部2は、用紙を給紙部3a供給に供給させる。主制御部2は、用紙を搬送部3bに搬送させ、印刷済み用紙を機外に排出させる。主制御部2は、画像データに基づきトナー像を画像形成部3cに形成させ、搬送される用紙にトナー像を画像形成部3cに転写させる。主制御部2は、転写されたトナー像の用紙への定着を定着部3dに行わせる。このように、主制御部2は印刷部3の動作を制御する。
操作パネル4は、複合機100の状態や各種メッセージや設定用画面を表示する表示パネルや、スキャンやコピーのようなジョブに関する設定操作を受け付けるためのタッチパネル、ハードキーを含む。主制御部2は、操作パネル4と通信し設定内容を認識する。主制御部2は、設定にそったジョブを画像読取装置1、印刷部3に実行させる。
又、複合機100は、通信部24を含む。通信部24は、PCやサーバーのようなコンピューター200やFAX装置300と、ネットワークやケーブルや公衆回線を介して通信可能に接続される。通信部24は、原稿読み取りに基づく画像データをコンピューター200やFAX装置300に送信できる(スキャン送信機能)。
(画像読取装置1)
次に、図1〜図3を用いて、実施形態に係る画像読取装置1を説明する。図2、図3は、実施形態に係る画像読取装置1の一例を示す図である。
次に、図1〜図3を用いて、実施形態に係る画像読取装置1を説明する。図2、図3は、実施形態に係る画像読取装置1の一例を示す図である。
図2に示すように、原稿搬送部6は、画像読取部5の上方に設けられる。原稿搬送部6は、画像読取部5に対し上下方向に開閉し、セットされた原稿を送り読取用コンタクトガラス51(読み取り位置)に向けて搬送する。また、原稿搬送部6は原稿を上方から押さえるカバーとして機能する。原稿搬送部6は、原稿搬送方向上流側から順に、原稿トレイ61、原稿供給ローラー62、原稿搬送路63、複数の原稿搬送ローラー対64、原稿排出ローラー対65、原稿排出トレイ66を含む。
図3に示すように、原稿搬送部6は、原稿搬送部6の動作の制御を行う搬送制御部60を含む。搬送制御部60は、CPUや、制御用のプログラムやデータを記憶するメモリーを含む基板である。搬送制御部60は、主制御部2や読取制御部50と通信可能に接続される。搬送制御部60は、主制御部2や読取制御部50からの原稿搬送開始の指示を受け、原稿搬送部6での原稿搬送の動作制御を行う。
原稿トレイ61に用紙が存在する否かを検知するための原稿検知センサー67が原稿搬送部6内に設けられる。原稿読取を行うジョブの実行指示が操作パネル4になされたとき、主制御部2は、原稿の読取指示を搬送制御部60に送信する。搬送制御部60は、原稿検知センサー67の出力を確認し、原稿トレイ61に用紙が存在する否かを検知する。原稿トレイ61に原稿があるとき、搬送制御部60は、原稿搬送モーター68を駆動させ、原稿供給ローラー62や原稿搬送ローラー対64を回転させる。原稿供給ローラー62と各原稿搬送ローラー対64は、読み取り位置に向けて原稿を搬送する。原稿は、画像読取部5の上面に設けられた送り読取用コンタクトガラス51の上側を通過する。この通過の際、画像読取部5が原稿の表面を読み取る。
図2に示すように、画像読取部5は箱形の筐体を有する。そして、画像読取部5の上面左側に、透明板状の送り読取用コンタクトガラス51が設けられる。画像読取部5の上面かつ、送り読取用コンタクトガラス51の右側に、透明板状の載置読取用コンタクトガラス52が配される。画像読取部5は、原稿搬送部6により搬送され送り読取用コンタクトガラス51を通過する原稿に光を照射し、反射に基づき原稿の表面を読み取って画像データを生成する(送り読み取り)。また、画像読取部5は、載置読取用コンタクトガラス52にセットされた原稿に光を照射し、反射に基づき原稿の表面を読み取って画像データを生成する(載置読み取り)。
画像読取部5には、画像読取部5の動作の制御を行う読取制御部50が設けられる。読取制御部50は、CPU、メモリー、集積回路などを含む基板である。読取制御部50は、主制御部2からの指示、信号を受け、原稿の読み取りを行う。なお、読取制御部50を設けず、主制御部2が画像読取部5の制御、処理を行うようにしてもよい。
又、図2に示すように、画像読取部5は、筐体内に、キャリッジ7、ベルト81を含む。ベルト81は、無端であり、駆動ギア82と従動ギア83に架け回される。正逆回転可能なステッピングモーター53(図3参照)がベルト81を周回させる。キャリッジ7はベルト81に取り付けられ、ベルト81の回転にあわせ、副走査方向で移動する。
画像読取部5内には、キャリッジ7、AFE54(アナログフロントエンド)、画像データ処理部55が設けられる。キャリッジ7は、CIS方式で原稿を読み取るユニットである。キャリッジ7は、ランプ71、レンズ72、イメージセンサー73を含む。なお、本説明では、画像読取装置1がCIS方式で原稿を読み取る例を説明するが、画像読取装置1は、CCD方式で原稿を読み取るものでもよい。CCD方式の場合、キャリッジ7には、ランプ71やミラーが設けられる。レンズ、イメージセンサーは、キャリッジ7外に固定して設けられ、ミラーにより原稿の反射光がレンズ、イメージセンサーに導かれる。
ランプ71は、LEDのような光源であり、主走査方向に沿って光を原稿に照射する。読取制御部50は、原稿読み取りのとき、ランプ71を点灯させる。また、読取制御部50は、原稿読み取りの終了にあわせ、ランプ71を消灯させる。
イメージセンサー73は、主走査方向に沿って受光素子が並べられたラインセンサーである。イメージセンサー73は、複数色分のラインセンサーを含むカラー対応のものでもよいし、白黒読み取り用のラインセンサーのみを含むモノクロ式のものでもよい。レンズ72は、原稿の反射光をイメージセンサー73の各受光素子に導く。
キャリッジ7(イメージセンサー73)は、ケーブル(不図示)によりAFE54と電気的に接続される。AFE54は、ノイズ除去回路、オフセット回路、増幅回路、A/D変換回路のような各種回路を含む。AFE54は、イメージセンサー73が出力した各受光素子のアナログ信号を処理し、ディジタル値に変換する回路である。
画像データ処理部55は、AFE54で生成された各画素の画素値を処理する部分である。画像データ処理部55は、シェーディング補正やγ補正のような画像読取部5(イメージセンサー73)の読み取り特性に起因する歪みの補正を行って、原稿の画像データを生成する。生成した画像データは、記憶部22に出力され、原稿の画像データは、印刷や送信のジョブに用いられる。
(キャリッジ7の移動)
次に、図4、図5を用いて、実施形態に係る画像読取装置1でのキャリッジ7の移動の一例を説明する。図4は、実施形態に係る画像読取装置1でのキャリッジ7の移動の一例を示す図である。図5は、実施形態に係るステッピングモーター53の駆動伝達の一例を示す図である。
次に、図4、図5を用いて、実施形態に係る画像読取装置1でのキャリッジ7の移動の一例を説明する。図4は、実施形態に係る画像読取装置1でのキャリッジ7の移動の一例を示す図である。図5は、実施形態に係るステッピングモーター53の駆動伝達の一例を示す図である。
図4は、画像読取部5を上側から見た図である。図4では、画像読取部5の上面部分は意図的に図示を省略し、画像読取部5の内部を図示している。載置読取用コンタクトガラス52、送り読取用コンタクトガラス51などの図示が省略されている。
図4に示すように、キャリッジ7は、原稿に光を照射するランプ71を含む。図4ではランプ71を2本設ける例を示している。また、図4では、ランプ71の間に原稿の反射光をイメージセンサー73に導くレンズ72(ロッドレンズアレイ)を設ける例を示している。レンズ72の下側にイメージセンサー73が設けられる。
また、画像読取部5内には、ステッピングモーター53が設けられる。ステッピングモーター53の駆動力に基づき、キャリッジ7を移動させる移動部8として、ベルト81、駆動ギア82、従動ギア83、第1伝達ギア84が設けられる。図5に示すように、ステッピングモーター53の駆動が、第1伝達ギア84を介し、駆動ギア82に伝えられる。ベルト81は、駆動ギア82と従動ギア83に張り回される。キャリッジ7は、向かい合うベルト81の一方と接続される。
読取制御部50は、ステッピングモーター53の回転を制御する。例えば、読取制御部50は、ステッピングモーター53の回転を制御するモータードライバー回路50aを含む(図3参照)。ステッピングモーター53を回転させることにより駆動ギア82が回転する。駆動ギア82が回転することにより、ベルト81が周回する。ベルト81の周回にあわせキャリッジ7が移動する。
キャリッジ7には、ホームポジション(待機位置)が定められる。ホームポジションの詳細は後述する。載置読取時、読取制御部50は、ステッピングモーター53を回転させ、キャリッジ7を水平方向(副走査方向)に移動させる。セットされた原稿の読み取り完了後、キャリッジ7をホームポジションに戻す。送り読取時、読取制御部50は、送り読取用コンタクトガラス51の下方にキャリッジ7を固定する。送り読取完了後、読取制御部50は、キャリッジ7をホームポジションに戻す。
図4に示すように、第1伝達ギア84は、複数としてもよい。第1伝達ギア84のうち1つのギアがステッピングモーター53の回転軸53aに取り付けられたモーターギア53bと噛み合う。複数枚の第1伝達ギア84のうち1つのギアが駆動ギア82と噛み合う。このように、ステッピングモーター53の駆動は、複数枚のギアを介して駆動ギア82に伝達できる。
ステッピングモーター53を1ステップ回転させたとき、キャリッジ7が副走査方向の1ライン分動くように、第1伝達ギア84及び駆動ギア82の歯数が設定されている。言い換えると、第1伝達ギア84及び駆動ギア82全体のギア比は、ステッピングモーター53を1ステップ回転させたとき、キャリッジ7が1ライン分動くように調整される。600dpiのとき、1ラインの幅は、42.3μmである。ステッピングモーター53の1ステップあたりのモーターギア53bの回転量に対し、1ラインの幅が短い場合、1ステップ当たりの回転角度を減らすため、後段側に向かうに従って(駆動ギア82側ほど)歯数が多くされる。これにより、読取制御部50は、ステッピングモーター53に1パルス入力するごとに、キャリッジ7を副走査方向で1ライン移動させることができる。
(光センサー56とパルス発生機構9)
図4〜図7を用いて、実施形態に係る光センサー56とパルス発生機構9を説明する。図6は実施形態に係る光センサー56の一例を示し、(a)は斜視図であり、(b)は正面図である。図7は、実施形態に係るパルス発生ギア91の周部分の一部展開図である。
図4〜図7を用いて、実施形態に係る光センサー56とパルス発生機構9を説明する。図6は実施形態に係る光センサー56の一例を示し、(a)は斜視図であり、(b)は正面図である。図7は、実施形態に係るパルス発生ギア91の周部分の一部展開図である。
画像読取部5には、図4に示すように、光センサー56が設けられる。図6に示すように、光センサー56は、透過型の光学式センサーである。光センサー56は、略U字上であり、内部に発光部56Lと受光部56Rを含む。例えば、発光部56Lは、半導体レーザー装置であり、受光部56Rは、フォトダイオードである。
発光部56Lの発光面56aに対向して(向かいに)受光部56Rが設けられる。言い換えると、発光部56Lと受光部56Rの間に隙間57が設けられる。発光部56Lは、受光部56Rに向けて光を照射する。発光部56Lからの光が遮られていないとき(受光状態のとき)、受光部56Rは、第1レベル(例えば、Lowレベル)を出力する。一方、発光部56Lからの光が遮られているとき(遮光状態のとき)、受光部56Rは、第2レベル(例えば、Highレベル)を出力する。光センサー56は、光路が遮られているときと遮られていないときとで出力レベルが変化するセンサーである。
図4に示すように、キャリッジ7には遮光板74が設けられる。遮光板74は、光センサー56の発光部56Lと受光部56Rの隙間57を通る位置に設置される。キャリッジ7を光センサー56の設置位置に向けて移動させたとき、遮光板74は、隙間57を通過しつつ、発光部56Lから受光部56Rへの光路を遮る。光センサー56の出力は、読取制御部50に入力される(図3参照)。
キャリッジ7のホームポジションは、遮光板74が光路を遮らない位置とされる。キャリッジ7をホームポジションに移動させ待機させるとき、読取制御部50は、キャリッジ7を光センサー56の方向に移動させる。光センサー56の設置位置にキャリッジ7が到達したとき、キャリッジ7の遮光板74が光路を遮る。遮光板74によって受光部56Rの出力は、第2レベルとなる。遮光板74は、副走査方向で2ライン以上の幅を有する(例えば、1〜数センチメートル)。そのため、キャリッジ7の移動を続けているとき、遮光板74により、受光部56Rの出力信号S1は、光路が遮光されてから複数ステップにわたって第2レベルで維持される。
そこで、読取制御部50は、光センサー56(受光部56R)の出力信号S1が所定時間、第2レベルを維持したとき、光センサー56の設置位置にキャリッジ7が到達したと認識する。所定時間は、2ステップ分の時間以上、遮光板74の幅(長さ)の移動所要時間未満である。到達認識後、読取制御部50は、遮光板74が光路を遮らない位置(ホームポジション)にキャリッジ7を移動させる。具体的に、読取制御部50は、所定時間にわたって出力信号S1の第2レベルの維持を認識してから、予め定められたステップ数、キャリッジ7を移動させる。予め定められたステップ数は、遮光板74が光路を遮らなくなるまでのステップ数に、遮光板74が光路を遮らない状態となってから多少キャリッジ7が動いても遮光板74が光路を遮らない程度にキャリッジ7を光センサー56から離すのに必要なステップ数を加算した値以上である。予め定められたステップ数の移動後、キャリッジ7の位置がホームポジションとなったとき、読取制御部50は、キャリッジ7を停止させる。キャリッジ7は、ホームポジションで待機状態となる。
1ステップ単位での待機状態のキャリッジ7の移動を検知するため、画像読取装置1には、パルス発生機構9が設けられる。パルス発生機構9は、パルス発生ギア91と第2伝達ギア92を含む。図5に示すように、ステッピングモーター53の駆動が、第2伝達ギア92を介し、パルス発生ギア91に伝えられる。ステッピングモーター53を回転させることにより、パルス発生ギア91も回転する。
図4に示すように、第2伝達ギア92は、複数としてもよい。第2伝達ギア92のうち1つのギアがステッピングモーター53の回転軸53aに取り付けられたモーターギア53bに接続される。なお、第2伝達ギア92のうち1つのギアは、第1伝達ギア84のうちの1つのギアに接続されてもよい。このように、ステッピングモーター53の駆動力は、複数枚のギア(第2伝達ギア92)を介してパルス発生ギア91に伝達される。
図4、図7に示すように、パルス発生ギア91は周に沿って複数の遮光歯93が設けられる。言い換えると、櫛歯状の遮光歯93がパルス発生ギア91に設けられる。図7は、パルス発生ギア91の周部分の一部又は全部を展開した図の一例を示す。図7に示すように、パルス発生ギア91の上側は、第2伝達ギア92と噛み合う歯の部分となっている。図7に示すように、遮光歯93は下向きに生えるように設けられる。パルス発生ギア91の回転方向(周方向)での各遮光歯93の幅である第1幅W1が等しくなるように(差が許容範囲内に収まるように)、遮光歯93は設けられる。
パルス発生ギア91は、光センサー56の上側であって、下向きの遮光歯93が光センサー56の隙間57(発光部56Lと受光部56Rの間)を通過するように設けられる。これにより、パルス発生ギア91が回転することにより、遮光歯93による光路の遮光と非遮光が繰り返される。その結果、出力信号S1のレベルは、遮光と非遮光にあわせて変化する。なお、遮光板74は、遮光歯93(パルス発生ギア91)と衝突しないようにキャリッジ7に取り付けられる。
ステッピングモーター53が1ステップ分回転したときのパルス発生ギア91の移動量(回転量)が、パルス発生ギア91の回転方向での各遮光歯93の幅である第1幅W1及びパルス発生ギア91の回転方向での遮光歯93と遮光歯93の間隔の幅である第2幅W2以上となるように第1幅W1と第2幅が設定される。また、ステッピングモーター53を1ステップ回転させたとき、パルス発生ギア91の回転方向の移動量(移動距離)が、第1幅W1(図7参照)、及び、第2幅W2(図7参照)以上となるように、第2伝達ギア92及びパルス発生ギア91の歯数が設定される。言い換えると、第2伝達ギア92及びパルス発生ギア91全体のギア比は、ステッピングモーター53が1ステップ分回転したとき、出力信号S1のレベルが1又は複数回変化するように調整される。ステッピングモーター53の1ステップあたりのモーターギア53bの回転量に対し、第1幅W1、第2幅W2の方が長い場合、1ステップ当たりの回転角度を増やすため、後段側に向かうに従って(パルス発生ギア91側ほど)歯数が少なくされる。
具体的に、実施形態に係る画像読取装置1では、第1幅W1と第2幅W2が等しい。第1幅W1と第2幅W2が等しくなるように(差が許容範囲内に収まるように)、遮光歯93が設けられる。つまり、ステッピングモーター53を1ステップ回転させたとき、パルス発生ギア91の回転方向の移動量が、第1幅W1、及び、第2幅W2と一致するように、第1幅W1、第2幅W2、及び、第2伝達ギア92及びパルス発生ギア91の歯数が設定される。これにより、ステッピングモーター53の1ステップ分(1ライン分)、キャリッジ7が移動したとき、受光部56Rの出力信号S1のレベルが1回変化する。
(キャリッジ7のホームポジションでの停止)
次に、図8を用いて、実施形態に係るキャリッジ7のホームポジションでの停止の流れの一例を説明する。図8は、実施形態に係るキャリッジ7をホームポジションに停止させる場合の流れの一例を示すタイミングチャートである。
次に、図8を用いて、実施形態に係るキャリッジ7のホームポジションでの停止の流れの一例を説明する。図8は、実施形態に係るキャリッジ7をホームポジションに停止させる場合の流れの一例を示すタイミングチャートである。
画像読取装置1では、起動してから読み取りを開始するまでの間や、スキャンの終了後、次のスキャンを開始するまでの間、読取制御部50は、ホームポジションでキャリッジ7を待機させる。ホームポジションは、遮光板74が光センサー56の光路を遮らない位置で適宜定めることができる。
以下、光センサー56を載置読取用コンタクトガラス52と送り読取用コンタクトガラス51の間に設け、載置読取用コンタクトガラス52の1ライン目(端辺)と読み取りラインが一致する位置をホームポジションとする場合を説明する。
まず、図8を用いて、送り読取を行ったときのキャリッジ7のホームポジションへの移動を説明する。送り読取を行うとき、読取制御部50は、送り読取用コンタクトガラス51の下側(光センサー56の左側)にキャリッジ7を移動させる。送り読取の完了後、読取制御部50は、複合機100の左側(送り読取用コンタクトガラス51側)から光センサー56に向けてキャリッジ7を移動させる。遮光板74が光路を遮っていない間、図8に示すように、パルス発生ギア91の遮光歯93によって受光部56Rの出力信号S1のレベルは、1ステップ(1ライン)単位で、切り替わる。
やがて、キャリッジ7の遮光板74が光路を遮る。読取制御部50は、遮光板74が光路を遮ることによって出力信号S1のレベルが第2レベル(Highレベル)で所定時間(例えば、2〜3ステップの時間)維持されたことを認識する(図8のT1の時点)。
この認識の後、読取制御部50は、予め定められたステップ数だけキャリッジ7を移動させた後、ステッピングモーター53を停止させる(図8のT3の時点)。この場合、予め定められたステップ数は、認識時点T1の位置からホームポジションまでの距離分、キャリッジ7を移動させるのに必要なステップ数である。ホームポジションは、遮光板74が光センサー56の光路を遮らない位置とされるので、予め定められたステップ数の移動中に、遮光板74が光路を抜けた時点(図8のT2の時点)で、出力信号S1のレベルは、1ステップごとに変化する波形に戻る。言い換えると、読取制御部50は、遮光板74が光路を抜け、出力信号S1がパルス状に変化するようになってからステッピングモーター53を停止させる。
載置読取の場合、送り読取のときと異なり、読取制御部50は、載置読取用コンタクトガラス52の下側(副走査方向)でキャリッジ7を移動させる。載置読取の完了後、読取制御部50は、複合機100の右側(載置読取用コンタクトガラス52側)から光センサー56に向けてキャリッジ7を移動させる。遮光板74が光路を遮ることによって出力信号S1のレベルが第2レベル(Highレベル)で所定時間維持されたことの認識後、読取制御部50は、一端ステッピングモーター53を停止させる。そして、読取制御部50は、予め定められたステップ数だけ載置読取用コンタクトガラス52方向にキャリッジ7を移動させた後、ステッピングモーター53を停止させる。この場合、予め定められたステップ数は、一時停止位置からホームポジションまでの距離分、キャリッジ7を移動させるのに必要なステップ数である。その後、読取制御部50は、ステッピングモーター53を停止させる。載置読取の場合でも、読取制御部50は、遮光板74が光路を抜け、出力信号S1がパルス状に変化するようになってからステッピングモーター53を停止させる。
(停止中のキャリッジ7移動の検知)
次に、図9を用いて、実施形態に係る画像読取装置1での停止中のキャリッジ7の移動の検知の流れの一例を説明する。図9は、実施形態に係る画像読取装置1での停止中のキャリッジ7の移動の検知の流れの一例を示すフローチャートである。
次に、図9を用いて、実施形態に係る画像読取装置1での停止中のキャリッジ7の移動の検知の流れの一例を説明する。図9は、実施形態に係る画像読取装置1での停止中のキャリッジ7の移動の検知の流れの一例を示すフローチャートである。
図9のスタートは、ホームポジションにキャリッジ7を停止させた時点である。言い換えると、キャリッジ7がホームポジションとなる位置で、読取制御部50がステッピングモーター53を停止させた時点である。
まず、読取制御部50は、ステッピングモーター53を無励磁状態とする(ステップ♯1)。これにより、停止中の励磁による電力消費を抑えることができる。続いて、読取制御部50は、光センサー56の出力信号S1を確認し、出力信号S1のレベルが変化したか(キャリッジ7が移動したか)否かを確認する(ステップ♯2)。キャリッジ7は、複合機100や画像読取装置1に外部からの力がかかったとき移動する。読取制御部50は、1ライン(ステッピングモーター53の1ステップ)の分解能でキャリッジ7の移動の有無を検知できる。
キャリッジ7が移動したことを検知したとき(ステップ♯2のYes)、読取制御部50は、相合わせの必要有りと判定する(ステップ♯3)。そして、読取制御部50は、ステッピングモーター53のコイルの励磁を行い、相合わせを実行する(ステップ♯4)。相合わせにより、ローターの回転角度と励磁の角度が一致し、脱調することなくステッピングモーター53の回転を開始することができる。
相合わせした後、読取制御部50は、キャリッジ7のホームポジションへの再セットを行う(ステップ♯5)。具体的に、読取制御部50は、ステッピングモーター53を回転させ、ホームポジションから光センサー56の方向にキャリッジ7を移動させる。光センサー56が載置読取用コンタクトガラス52と送り読取用コンタクトガラス51の間にあり、ホームポジションが光センサー56よりも載置読取用コンタクトガラス52側にあるとき、読取制御部50は、載置読取用コンタクトガラス52側から光センサー56の方向(左方向)にキャリッジ7を移動させる。そして、読取制御部50は、遮光板74が光路を遮ることによって出力信号S1のレベルが第2レベル(Highレベル)で所定時間維持されたことの認識し、その後、予め定められたステップ数だけキャリッジ7をホームポジション方向に移動させる。そして、読取制御部50は、キャリッジ7がホームポジションとなる位置でステッピングモーター53を停止させる。ステップ♯5の後、フローは、ステップ♯1に戻る。
キャリッジ7が移動したことを検知できないとき(キャリッジ7が移動していないとき、ステップ♯2のNo)、読取制御部50は、相合わせの必要無しと判定する(ステップ♯6)。続いて、読取制御部50は、コピーや送信のような原稿読み取りを伴うジョブを開始する必要があるか(スキャンジョブを開始指示が操作パネル4に入力されたか)を確認する(ステップ♯7)。
原稿読み取りを伴うジョブを開始するとき(ステップ♯7のYes)、読取制御部50は、相合わせすること無くステッピングモーター53の回転を開始する(ステップ♯8)。キャリッジ7はホームポジションからのずれが無い状態で維持される。そのため、キャリッジ7の停止中、ステッピングモーター53が無励磁状態でも、相合わせを行うことなく直ちにステッピングモーター53の回転を開始できる。
ステッピングモーター53の回転開始後、読取制御部50は、キャリッジ7を読み取り位置にセットし、イメージセンサー73による読み取りを開始する(ステップ♯9)。そして、本フローは終了する(エンド)。読み取り完了後、キャリッジ7がホームポジションに戻された時点で本フローが開始される。
このようにして、実施形態に係る画像読取装置1は、画像読取装置1は、ステッピングモーター53、光センサー56、キャリッジ7、移動部8、パルス発生機構9、制御部を含む。光センサー56は、発光部56Lと、発光部56Lの発光面56aに隔てて設けられ、発光部56Lからの光が遮られていないとき第1レベルであり、光が遮られているとき第2レベルである出力信号S1を出力する受光部56Rを含む。キャリッジ7は、原稿に光を照射するランプ71を少なくとも含む。移動部8は、無端状のベルト81と、ベルト81が張り回される駆動ギア82及び従動ギア83と、ステッピングモーター53の駆動を駆動ギア82に伝達してベルト81を周回させる第1伝達ギア84を含み、駆動ギア82の回転によってベルト81に取り付けられたキャリッジ7を副走査方向で移動させる。パルス発生機構9は、ステッピングモーター53の回転軸53a又は移動部8の何れかのギアと接続される第2伝達ギア92と、第2伝達ギア92の駆動力に基づき回転し、周に沿って複数の遮光歯93が設けられたパルス発生ギア91を含む。制御部は、ステッピングモーター53の回転及び励磁を制御し、出力信号S1が入力される。キャリッジ7には、発光部56Lと受光部56Rの間の隙間57を通過し、通過中に発光部56Lから受光部56Rへの光路を遮る遮光板74が設けられる。パルス発生ギア91は、遮光歯93が隙間57を通過し、回転によって光路の透過と遮光歯93による遮光が繰り返される位置に設けられる。ステッピングモーター53が1ステップ分回転したときのパルス発生ギア91の移動量が、パルス発生ギア91の回転方向での各遮光歯93の幅である第1幅W1及びパルス発生ギア91の回転方向での遮光歯93と遮光歯93の間隔の幅である第2幅W2以上となるように第1幅W1と第2幅W2が設定されている。制御部は、遮光板74が光路を遮らない位置をホームポジションとしてキャリッジ7を待機させ、キャリッジ7のホームポジションでの待機中、出力信号S1のレベルが変化したときキャリッジ7の位置がずれたと認識し、ステッピングモーター53の相合わせの必要の有無を判定する。
これにより、ステッピングモーター53の1ステップ分のキャリッジ7の移動量以下の精密さで待機状態のキャリッジ7の位置ずれを検知することができる。そして、ホームポジションでの待機中にキャリッジ7の位置ずれの有無、及び、ステッピングモーター53の相合わせの必要性を正確に判定することができる。そのため、従来のように回転開始時、常にステッピングモーター53の相合わせを行う必要がなく、1ステップ分以上のキャリッジ7の位置がずれたときのみ相合わせを行えばよいと判定できる。従って、回転開始時の相合わせに要する時間を減らすことができる。また、1ステップ分以上キャリッジ7の位置がずれたときには、相合わせが実行されるので、ステッピングモーター53の脱調も生じない。
また、制御部は、ホームポジションでの待機中、ステッピングモーター53を無励磁状態とし、キャリッジ7をホームポジションにあわせてからステッピングモーター53の回転開始までにキャリッジ7の位置ずれを検知しなかったとき、相合わせを行わずにステッピングモーター53の回転を開始させる。従来のように、キャリッジ7が移動しないように(静止トルクをかけるために)ステッピングモーター53を励磁しないので、待機中のステッピングモーター53の消費電力を減らすことができる。また、場合によって相合わせを行わないようにしても、脱調することなく、迅速にステッピングモーター53の回転を開始することができる。
また、制御部は、キャリッジ7をホームポジションにあわせてからステッピングモーター53の回転開始までにキャリッジ7の位置ずれを検知したとき、ステッピングモーター53の相合わせを行い、キャリッジ7をホームポジションで再停止させる。これにより、キャリッジ7を正確な位置(ホームポジション)で待機させることができる。ホームポジションからの位置ずれが無いので、キャリッジ7の位置を正確な原稿読み取り時の位置にあわせることができ、ずれなく原稿を読み取ることができる。
また、第1幅W1と第2幅W2が等しくなるように遮光歯93が設けられる。ステッピングモーター53が1ステップ分回転したときのパルス発生ギア91の移動量が第1幅W1と第2幅W2と同じとなるように第1幅W1と第2幅W2が設定されている。これにより、ステッピングモーター53が1ステップ分回転したとき、出力信号S1を1回変化させることができる。従って、1ステップのキャリッジ7の移動量の精密さで待機状態のキャリッジ7の位置ずれを検知することができる。
また、制御部は、キャリッジ7をホームポジションで停止させるとき、キャリッジ7を光センサー56の設置位置に向けて移動させ、遮光板74が光路を遮ることによって出力信号S1が所定時間、第2レベルを維持したとき、遮光板74による光路の遮光を認識し、遮光板74による遮光の認識時点から予め定められたステップ数だけキャリッジ7を移動させることにより、キャリッジ7をホームポジションで停止させる。キャリッジ7がホームポジションにあるとき、遮光板74は光路を遮らないので、パルス発生ギア91の回転に起因する出力信号S1のレベル変化に基づき、キャリッジ7の位置ずれを正確、精密に検知することができる。
また、画像形成装置は、上述の画像読取装置1と、画像読取装置1の読み取りで得られた画像データに基づき印刷を行う印刷部3を含む。ステッピングモーター53の1ステップ分のキャリッジ7の移動量以下の精密さで待機状態のキャリッジ7の位置ずれを検知でき、位置ずれがないときにはステッピングモーター53の相合わせをスキップして、回転開始に要する時間が短い画像形成装置を提供することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、画像読取装置やこれを備えた画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 1 画像読取装置
3 印刷部 50 読取制御部(制御部)
53 ステッピングモーター 53a 回転軸
56 光センサー 56L 発光部
56a 発光面 56R 受光部
7 キャリッジ 71 ランプ
74 遮光板 8 移動部
81 ベルト 82 駆動ギア
83 従動ギア 84 第1伝達ギア
9 パルス発生機構 92 第2伝達ギア
93 遮光歯 91 パルス発生ギア
W1 第1幅 W2 第2幅
S1 出力信号
3 印刷部 50 読取制御部(制御部)
53 ステッピングモーター 53a 回転軸
56 光センサー 56L 発光部
56a 発光面 56R 受光部
7 キャリッジ 71 ランプ
74 遮光板 8 移動部
81 ベルト 82 駆動ギア
83 従動ギア 84 第1伝達ギア
9 パルス発生機構 92 第2伝達ギア
93 遮光歯 91 パルス発生ギア
W1 第1幅 W2 第2幅
S1 出力信号
Claims (6)
- ステッピングモーターと、
発光部と、前記発光部の発光面に隔てて設けられ、前記発光部からの光が遮られていないとき第1レベルであり、光が遮られているとき第2レベルである出力信号を出力する受光部を含む光センサーと、
原稿に光を照射するランプを少なくとも含むキャリッジと、
無端状のベルトと、前記ベルトが張り回される駆動ギア及び従動ギアと、前記ステッピングモーターの駆動を前記駆動ギアに伝達して前記ベルトを周回させる第1伝達ギアを含み、前記駆動ギアの回転によって前記ベルトに取り付けられた前記キャリッジを副走査方向で移動させる移動部と、
前記ステッピングモーターの回転軸又は前記移動部の何れかのギアと接続される第2伝達ギアと、前記第2伝達ギアの駆動力に基づき回転し、周に沿って複数の遮光歯が設けられたパルス発生ギアを含むパルス発生機構と、
前記ステッピングモーターの回転及び励磁を制御し、前記出力信号が入力される制御部と、を含み、
前記キャリッジには、前記発光部と前記受光部の間の隙間を通過し、通過中に前記発光部から前記受光部への光路を遮る遮光板が設けられ、
前記パルス発生ギアは、前記遮光歯が前記隙間を通過し、回転によって前記光路の透過と前記遮光歯による遮光が繰り返される位置に設けられ、
前記ステッピングモーターが1ステップ分回転したときの前記パルス発生ギアの移動量が、前記パルス発生ギアの回転方向での各前記遮光歯の幅である第1幅及び前記パルス発生ギアの回転方向での前記遮光歯と前記遮光歯の間隔の幅である第2幅以上となるように前記第1幅と前記第2幅が設定されており、
前記制御部は、前記遮光板が前記光路を遮らない位置をホームポジションとして前記キャリッジを待機させ、前記キャリッジの前記ホームポジションでの待機中、前記出力信号のレベルが変化したとき、前記キャリッジの位置がずれたと認識し、前記ステッピングモーターの相合わせの必要の有無を判定することを特徴とする画像読取装置。 - 前記制御部は、前記ホームポジションでの待機中、前記ステッピングモーターを無励磁状態とし、前記キャリッジを前記ホームポジションにあわせてから前記ステッピングモーターの回転開始までに前記キャリッジの位置ずれを検知しなかったとき、前記相合わせを行わずに前記ステッピングモーターの回転を開始させることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記制御部は、前記キャリッジを前記ホームポジションにあわせてから前記ステッピングモーターの回転開始までに前記キャリッジの位置ずれを検知したとき、前記ステッピングモーターの相合わせを行い、前記キャリッジを前記ホームポジションで再停止させることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記第1幅と前記第2幅が等しくなるように前記遮光歯が設けられ、
前記ステッピングモーターが1ステップ分回転したときの前記パルス発生ギアの移動量が前記第1幅と前記第2幅と同じとなるように前記第1幅と前記第2幅が設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像読取装置。 - 前記制御部は、前記キャリッジを前記ホームポジションで停止させるとき、前記キャリッジを前記光センサーの設置位置に向けて移動させ、前記遮光板が前記光路を遮ることによって前記出力信号が所定時間、前記第2レベルを維持したとき、前記遮光板による前記光路の遮光を認識し、前記遮光板による遮光の認識時点から予め定められたステップ数だけ前記キャリッジを移動させることにより、前記キャリッジを前記ホームポジションで停止させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像読取装置。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置の読み取りで得られた画像データに基づき印刷を行う印刷部を含むことを特徴とする画像形成装置。
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