JP2017092562A - 画像読取装置、画像読取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の各辺の状態の影響を受けずに原稿画像のエッジ部分を精度よく認識する画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、原稿を走査して原稿画像を読み取る画像読取ユニット106と、原稿画像の主走査方向の両端部の第1エッジ位置を判断するエッジ判断部306と、原稿画像の副走査方向の第2エッジ位置を検出するエッジ検出部403と、両端部の第1エッジ位置の中央位置を含む所定の範囲内の第2エッジ位置に基づいて、原稿画像の主走査方向に対する斜行量を表す一次式を算出する傾き式算出部308と、第1エッジ位置及び一次式により、斜行補正時の基準となる基準位置を算出する基準位置算出部309と、基準位置及び斜行量に応じて原稿画像の斜行補正を行う斜行補正部310と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の画像(以下、「原稿画像」という。)を読み取るスキャナ等の画像読取装置に関する。
画像読取装置は、例えば複写機や複合機等の画像形成装置に設けられ、複写やファクシミリ送信の際の原稿画像の読み取りに用いられる。また、画像読取装置は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続されて、スキャナとして用いられることもある。画像読取装置は、ADF(Automatic Document Feeder)のような原稿搬送装置を備えることもある。原稿搬送装置を備えた画像読取装置は、原稿搬送装置から原稿を1枚ずつ連続して取り込み、取り込んだ原稿を搬送しながら原稿画像を連続して読み取る。画像読取装置は、原稿搬送装置から原稿を連続して取り込むことで、効率的に原稿画像の読み取りを行うことができる。
画像読取装置は、原稿画像の読み取り時に、搬送される原稿に光を照射し、その反射光を受光する。画像読取装置は、受光した反射光を電気信号に変換して、読み取った原稿画像を表す画像データを生成する。画像読取装置は、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向として原稿に光を照射し、原稿画像を読み取る。原稿が主走査方向に対して傾いて搬送される場合、画像読取装置は、傾いた状態の原稿画像を読み取ることになる。原稿画像の傾きを補正するために、搬送される原稿の傾きを検出して、傾き補正を行う画像読取装置が提案されている。特許文献1は、原稿画像のエッジ部分を精度よく認識して、斜行補正を行う画像処理装置を提案する。
原稿画像の読取位置において原稿の領域外である背景部分にゴミ、汚れ等が付着する場合、画像読取装置は、背景部分のゴミ、汚れ等を画像(以下、「ゴミ画像」という。)として読み取ってしまう。画像読取装置は、ゴミ画像を含む読取画像から原稿画像のエッジ部分の検出を行う場合、ゴミ画像を原稿画像のエッジ部分に誤認識することがある。原稿画像のエッジ部分の誤認識は、原稿画像の斜行量の正確な検出を妨げる。特許文献2は、イメージセンサやその対向部材にゴミが付着した場合であっても、原稿画像と背景の境界位置(エッジ部分)及び原稿画像の傾きやサイズを正確に検出して補正する画像読取装置を提案する。
特開2009−218953号公報 特開2008−124828号公報
原稿の各辺の状態(劣化度合い)が同程度であれば、特許文献1の画像処理装置により、原稿のエッジが精度よく認識される。しかし、原稿の各辺の状態が同程度であるとは限らず、原稿の破れ、撓み、折れの状態によっては、特許文献1の画像処理装置であっても、原稿のエッジが精度よく認識できずに、精度の高い斜行補正及び位置補正ができなくなることがある。特許文献2の画像読取装置についても、原稿の各辺の状態を考慮したエッジ検出を行っておらず、原稿の破れ、撓み、折れの状態によっては、精度の高い斜行補正及び位置補正ができない。
本発明は、上記の問題を解決するために、原稿の各辺の状態の影響を受けずに原稿画像のエッジ部分を精度よく認識して、原稿画像の斜行補正及び位置補正を行う画像読取装置を提供することを主たる課題とする。
本発明の画像読取装置は、原稿を走査して原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記原稿画像の主走査方向の両端部の第1エッジ位置を判断するエッジ判断手段と、前記原稿画像の副走査方向の第2エッジ位置を検出するエッジ検出手段と、前記両端部の前記第1エッジ位置の中央位置を含む所定の範囲内の前記第2エッジ位置に基づいて、前記原稿画像の主走査方向に対する斜行量を表す一次式を算出する傾き式算出手段と、前記第1エッジ位置及び前記一次式により、斜行補正時の基準となる基準位置を算出する基準位置算出手段と、前記基準位置及び前記斜行量に応じて前記原稿画像の斜行補正を行う斜行補正手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定の範囲内の第2エッジ位置に基づいて原稿画像の主走査方向に対する斜行量を表す一次式を算出するために、原稿の各辺の状態の影響を受けずに原稿画像のエッジ部分を精度よく認識することができる。そのために本発明の画像読取装置は、原稿画像の斜行補正及び位置補正を精度よく行うことができる。
画像読取装置の構成図。 画像読取ユニットの構成図。 コントローラの構成図。 エッジ情報取得部の詳細な構成図。 (a)〜(d)はエッジ検出処理及び主走査エッジ位置の検出処理の説明図。 主走査エッジ位置を判断する処理を表すフローチャート。 原稿の影の画像と原稿の搬送方向先端のエッジ画像との関係の説明図。 副走査エッジ位置の検出処理を表すフローチャート。 有効データ範囲の説明図。 基準位置算出処理の説明図。 基準位置算出処理を表すフローチャート。 アフィン変換による一連の処理の説明図。 原稿の搬送状態及び読み取った原稿画像の対応を表す図。 テスト原稿の例示図。 コントローラの構成図。 基準位置算出処理を表すフローチャート。
以下、図面を参照しつつ実施形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、原稿搬送機構を搭載する画像読取装置の構成図である。画像読取装置は、原稿トレイ101、原稿搬送モータ105、画像読取ユニット106、及び排紙トレイ108を備える。原稿トレイ101は、1枚以上の矩形の原稿102が載置される。原稿102の搬送経路120に沿って、給紙ローラ121、搬送ローラ122、及び排出ローラ123が設けられる。給紙ローラ121、搬送ローラ122、及び排出ローラ123は、原稿搬送モータ105により駆動される。
原稿トレイ101は、原稿102の搬送方向に直交する方向に並んで2つの原稿ガイド103を備える。本明細書では、原稿102の搬送方向に直交する方向を原稿102の幅方向という。2つの原稿ガイド103は、原稿102の幅方向にスライド可能であり、原稿トレイ101に載置される原稿102を挟み込んで整合する。給紙ローラ121は、原稿トレイ101に載置される原稿102を1枚ずつ取り込む。搬送ローラ122は、給紙ローラ121により取り込まれた原稿102を画像読取ユニット106へ搬送する。搬送経路120を挟んで画像読取ユニット106に対向する位置には、原稿背景板109が設けられる。画像読取ユニット106は、原稿背景板109との間に画像読取位置107を形成する。画像読取ユニット106は、搬送ローラ122により搬送された原稿102が画像読取位置107を通過する際に、原稿画像を読み取る。原稿画像が読み取られた原稿102は、排出ローラ123により画像読取位置107から排紙トレイ108へ排出される。
図2は、画像読取ユニット106の構成図である。画像読取ユニット106は、LED(Light Emitting Diode)光源201、レンズ202、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ203、及びミラー204〜207を備える。
LED光源201は、画像読取位置107を通過する原稿102に対して光を照射する。LED光源201は、複数のLED素子(発光素子)が原稿102の幅方向に並んで構成されてもよく、また、原稿102の幅方向に移動可能に構成されてもよい。そのために画像読取ユニット106の主走査方向は、原稿102の幅方向になる。副走査方向は、原稿102の搬送方向になる。
LED光源201から原稿102に照射される光は、原稿102により反射される。原稿102による反射光は、ミラー204〜207により反射されて、レンズ202に導かれる。レンズ202は、反射光をCCDラインセンサ203の受光面に集光する。CCDラインセンサ203は、長辺が主走査方向に伸びる矩形の受光面を有する。CCDラインセンサ203は、受光面に集光された反射光を光電変換し、原稿画像を表す電気信号であるアナログ画像データを生成して出力する。
図3は、画像読取装置の動作を制御するコントローラの構成図である。コントローラ300は、画像読取装置に内蔵される。コントローラ300は、CPU(Central Processing Unit)401により画像読取装置による原稿画像の読取処理を制御する。また、コントローラは、原稿画像の斜行補正のために、A/D変換部303、シェーディング補正部304、エッジ情報取得部305、エッジ判断部306、メモリ307、傾き式算出部308、基準位置算出部309、及び斜行補正部310を備える。コントローラ300は、原稿搬送モータ105及び画像読取ユニット106(LED光源201及びCCDラインセンサ203)に接続され、原稿搬送モータ105による原稿102の搬送制御及び画像読取ユニット106による画像読取制御を行う。コントローラ300は、CCDラインセンサ203から原稿画像を表すアナログ画像データを取得し、斜行補正等の画像処理を行って画像データを生成する。生成された画像データは、複写やファクシミリ送信、パーソナルコンピュータ等への送信に用いられる。
コントローラ300は、ボリューム抵抗器104に接続され、ボリューム抵抗器104の抵抗値を検出する。ボリューム抵抗器104は、2つの原稿ガイド103の間隔に応じて抵抗値が変化する。コントローラ300は、ボリューム抵抗器104の抵抗値により2つの原稿ガイド103の間隔を検出することができる。コントローラ300は、2つの原稿ガイド103の間隔により、原稿トレイ101に載置される原稿102の幅方向のサイズである原稿幅を検出する。
コントローラ300は操作部406に接続される。操作部406は、入力装置であり、ユーザからの画像読取処理の開始指示、原稿サイズ指定等の指示を受け付けて、コントローラ300に送信する。また操作部406は、ディスプレイ等の出力装置を備え、コントローラ300の制御によりメッセージの表示等を行う。
CPU301は、画像読取装置の各部の動作を制御することで画像読取処理を行う。CPU301は、画像読取処理では、LED光源201の発光制御、原稿搬送モータ105による原稿102の搬送制御、CCDラインセンサ203による受光した反射光の光電変換等の制御を行う。CPU301は、操作部406から入力されるユーザの指示に基づいて、画像読取処理を行う。また、CPU301は、ボリューム抵抗器104の抵抗値に基づいて、原稿トレイ101に載置される原稿102の原稿幅を検出する。
A/D変換部303は、CCDラインセンサ203から入力されるアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。シェーディング補正部304は、デジタル画像データを処理して、LED光源201の光量の不均一性やCCDラインセンサ203の画素感度の影響を補正(シェーディング補正)する。
エッジ情報取得部305は、シェーディング補正部304により補正されたデジタル画像データに基づいて、画像読取ユニット106の読み取りばらつきによるランダムノイズ除去を行う。エッジ情報取得部305は、シェーディング補正部304により補正されたデジタル画像データに基づいて、原稿画像の主走査方向(幅方向)に対する斜行量(傾き)を検知する。エッジ情報取得部305は、検知した斜行量をCPU301に入力する。また、エッジ情報取得部305は、シェーディング補正部304により補正されたデジタル画像データに基づいて、原稿画像のエッジ部分を表すエッジ情報を検出して、メモリ307に格納する。なお、エッジ情報取得部305は、デジタル画像データをシェーディング補正部304から直接取得する他に、メモリ307から取得してもよい。エッジ情報取得部305の詳細については後述する。
エッジ判断部306は、原稿画像の主走査方向(幅方向)の2つのエッジ部分を左主走査エッジ位置及び右主走査エッジ位置として検出し、CPU301に入力する。エッジ判断部306は、エッジ情報取得部305で生成されるエッジ情報をメモリ307から取得し、CPU301から指示される原稿画像のエッジ部分を判断するための閾値である原稿エッジ判断値に基づいて、原稿画像のエッジ部分を判断する。
傾き式算出部308は、エッジ判断部306で判断された左主走査エッジ位置及び右主走査エッジ位置に基づいて、原稿画像の傾きを表す一次式を算出するための範囲を判断する。傾き式算出部308は、メモリ307から取得するエッジ情報により一次式を算出するための範囲のデータを取得して、斜行量、傾き方向、切片、切片向きを表す一次式を算出する。傾き式算出部308は、算出した一次式をCPU301に入力する。
基準位置算出部309は、原稿102の搬送方向前側の原稿画像の二つの角部の位置(角位置)のいずれか一方を、原稿画像の斜行補正時の基準位置としてCPU301に入力する。基準位置算出部309は、原稿102の各辺の状態劣化及び原稿102の斜行量に関わらず、原稿102の正確な角位置を算出する。そのために基準位置算出部309は、エッジ情報と一次式とに基づいて、原稿102の搬送方向前側の二つの角位置のいずれか一方を、左主走査エッジ位置又は右主走査エッジ位置に応じて主走査方向に微調整する。基準位置算出部309は、傾き式算出部308で算出された一次式と、微調整した角位置とから、斜行補正時の基準位置となる原稿102の搬送方向前部の角位置を推定する。
斜行補正部310は、斜行量、傾き方向、及び斜行補正時の基準位置に基づいてデジタル画像データの斜行補正及び位置補正を行って、画像データを生成する。斜行補正部310は、生成した画像データを出力する。また、斜行補正部310は、シェーディング補正されたデジタル画像データをメモリ307に格納する。
以下にエッジ情報取得部305、エッジ判断部306、傾き式算出部308、基準位置算出部309、及び斜行補正部310の詳細について説明する。
(エッジ情報取得部)
図4は、エッジ情報取得部305の詳細な構成図である。エッジ情報取得部305は、入力データ選択部401、ノイズ除去部402、エッジ検出部403、主走査カウンタ404、及び副走査カウンタ405を備える。
入力データ選択部401は、CPU301からの入力データ選択指示に基づいて、シェーディング補正部304及びメモリ307の少なくとも一方から取得するデジタル画像データを、ノイズ除去部402に送信する。ノイズ除去部402は、入力データ選択部401から取得したデジタル画像データに対して画像読取ユニット106に起因するランダムノイズ成分の除去処理を行う。ランダムノイズ成分は、エッジ検出処理時に原稿画像のエッジ部分であるエッジ画像に誤検知される可能性がある。そのためにノイズ除去部402は、エッジ検出前にノイズ成分の除去を行う。なお、ノイズ除去部402は、一般的な移動平均フィルタや、エッジ画像を保存しつつノイズ成分の除去が可能なバイラテラルフィルタ等によりノイズ除去を行うことができる。ノイズ除去部402は、ノイズ除去後のデジタル画像データをエッジ検出部403に送信する。
エッジ検出部403は、ノイズ除去後のデジタル画像データに対してエッジ検出処理を行い、原稿画像のエッジ部分を表すエッジ画像を検出する。主走査カウンタ404は、CPU301から設定された主走査方向(幅方向)のエッジ検出範囲に基づき、エッジ検出部403がエッジを検出する主走査方向における範囲を制御する。副走査カウンタ405は、CPU301から設定された副走査方向(搬送方向)のエッジ検出範囲に基づき、エッジ検出部403がエッジを検出する副走査方向における範囲を制御する。
エッジ検出部403は、主走査カウンタ404及び副走査カウンタ405により設定されたエッジ検出範囲内で、原稿画像のエッジ画像を検出する。エッジ検出部403は、検出したエッジ画像及びエッジ画像から生成される後述のエッジ情報をメモリ307に格納する。エッジ検出部403は、公知の一次微分、二次微分、ハフ変換等により、原稿画像のエッジ画像を検出する。
図5は、エッジ検出処理及び主走査方向の原稿画像のエッジ位置である主走査エッジ位置の検出処理の説明図である。図5の左右方向が主走査方向(幅方向)、上下方向が副走査方向(搬送方向)である。説明のために、図中左端の画素を1画素目、右端の画素を36画素目とする。図5(a)は、原稿画像のエッジ検出範囲の説明図である。本実施形態では、主走査カウンタ404に設定される主走査方向のエッジ検出範囲Hが36画素、副走査カウンタ405に設定される副走査方向のエッジ検出範囲Vが4画素である。エッジ検出範囲Vが4画素あるために、エッジ検出部403は、原稿画像が多少傾く場合であっても原稿画像のエッジ部分の検出を行うことができる。エッジ検出範囲Vは、原稿102の搬送状況に応じて設定される。エッジ検出範囲Vは、原稿102の搬送方向先端より前の位置から所定画素分(所定ライン分)の範囲に設定される。
原稿画像からエッジ検出処理により得られる検出画像は、原稿102のエッジ部分を表すエッジ画像110に、固着ゴミによる直線の固着ゴミ画像111及び浮遊ゴミによる破線の浮遊ゴミ画像112を含む。
エッジ検出部403は、エッジ検出範囲H、V内でエッジ検出を行うことで、図5(b)の検出結果を得る。エッジ検出部403は、例えば背景色から色が変化する画素をエッジ部分として検出する。エッジ検出部403は、検出画像を、エッジ部分として検出した画素を「1」、エッジ部分として検出しなかった画素を「0」として、2値化して表す。固着ゴミ画像111及び浮遊ゴミ画像112もエッジ部分として検出されるために、当該画素が「1」となる。エッジ検出部403は、この検出画像に基づいて、主走査方向の位置毎に副走査方向に論理和演算を行い、主走査方向の画素毎に、一度でもエッジ画像が検出された画素を「1」、一度もエッジが検出されない画素を「0」とする演算結果を算出する。図5(c)は、このような副走査方向の論理和演算の結果を表す。論理和演算の結果は、主走査方向の位置毎のエッジ画像の有無を表す。エッジ検出部403は、エッジ情報として、この論理和演算の結果をメモリ307に格納する。本実施形態では、論理和演算の結果、固着ゴミ画像111及び浮遊ゴミ画像112の影響で、主走査方向の図中右から3画素目及び34画素目がエッジ部分として検出される。このようにエッジ検出部403は、デジタル画像データから図5(c)に例示するエッジ情報を生成する。
(エッジ判断部)
エッジ判断部306は、エッジ検出部403で生成された図5(c)のようなエッジ情報をメモリ307から取得し、このエッジ情報に基づいて、左右の主走査エッジ位置の検出処理を行う。図5(d)は、エッジ判断部306が行う左右の主走査エッジ位置の検出処理の説明図である。エッジ判断部306は、エッジ情報を主走査方向の両方向から1画素ずつ順に確認して、エッジ画像110の主走査方向の両端部を検出する。本実施形態では主走査方向の両方向からエッジ情報の確認を同時に行うことで、エッジ画像110の左右両端部を検出する。
エッジ判断部306は、エッジ情報において、値が「1」に設定された画素が所定数連続した場合に、その先頭の画素を主走査エッジ位置と判断する。本実施形態では、値「1」が連続する所定数を「5」とする。連続する所定数は、CPU301により原稿エッジ判断値としてエッジ判断部306に設定される。エッジ判断部306は、左端部原稿エッジカウンタ及び右端部原稿エッジカウンタ(いずれも不図示)を備え、値が「1」の画素が連続する数をカウントする。エッジ判断部306は、値が「1」に設定された画素を主走査エッジ位置としてラッチしておき、値が「0」の画素を検出すると、カウント値を「0」にクリアし、且つ主走査エッジ位置もクリアする。
図5(d)の例では、3画素目が値「1」であるために、エッジ判断部306は、3画素目を左主走査エッジ位置にラッチして、左端部原稿エッジカウンタのカウント値を「1」に設定する。しかしながら、4画素目の値が「0」であるために、エッジ判断部306は、ラッチした左主走査エッジ位置をクリアして、左端部原稿エッジカウンタのカウント値を「0」にクリアする。
10画素目が値「1」であるために、エッジ判断部306は、10画素目を左主走査エッジ位置にラッチして、左端部原稿エッジカウンタのカウント値を「1」に設定する。値が「1」の画素は、27画素目まで連続する。本実施形態では、原稿エッジ判断値が「5」であるために、エッジ判断部306は、15画素目の値を確認した段階でラッチしている左主走査エッジ位置の画素を原稿画像の左端部のエッジ位置と判断する。
右端部のエッジ位置は、以下のように判断される。図5(d)の例では34画素目が値「1」であるために、エッジ判断部306は、34画素目を右主走査エッジ位置にラッチして、右端部原稿エッジカウンタのカウント値を「1」に設定する。しかしながら、33画素目の値が「0」であるために、エッジ判断部306は、ラッチした右主走査エッジ位置をクリアして、右端部原稿エッジカウンタのカウント値を「0」にクリアする。
27画素目が値「1」であるために、エッジ判断部306は、27画素目を右主走査エッジ位置にラッチして、右端部原稿エッジカウンタのカウント値を「1」に設定する。値が「1」の画素は、10画素目まで連続する。本実施形態では、原稿エッジ判断値が「5」であるために、エッジ判断部306は、23画素目の値を確認した段階でラッチしている右主走査エッジ位置の画素を原稿画像の右端部のエッジ位置と判断する。
以上のようにエッジ判断部306は、CPU301から指示された所定数だけ値「1」に設定された画素が連続する場合に、その先頭の画素がゴミによる縦スジではなく、読み取った原稿画像のエッジ部分であると判断する。エッジ判断部306は、左端部の原稿開始位置が10画素目、右端部の原稿開始位置が27画素目と判断して、CPU301へ左右両端部の主走査エッジ位置の判断結果を送信する。
図6は、原稿画像の左右の主走査エッジ位置を判断する処理を表すフローチャートである。画像読取装置は、ユーザによる操作部406からの画像読取処理の開始指示に応じて、原稿画像の読取処理を実行する。
コントローラ300は、操作部406から画像読取処理の開始指示を受信すると、原稿搬送モータ105により原稿102の搬送を開始させる(S601)。画像読取ユニット106は、給紙ローラ121及び搬送ローラ122により原稿トレイ101から画像読取位置107まで搬送される原稿102から、搬送中に原稿画像を読み取る(S602)。画像読取ユニット106は、読み取った原稿画像を表すアナログ画像データをコントローラ300に入力する。排出ローラ123は、原稿画像が読み取られた原稿102を画像読取位置107から排紙トレイ108に排出する。
コントローラ300は、A/D変換部303及びシェーディング補正部304により、画像読取ユニット106から取得したアナログ画像データをデジタルデータに変換した後にシェーディング補正して、デジタル画像データを生成する。コントローラ300のエッジ情報取得部305は、エッジ検出部403により、デジタル画像データからエッジ検出を行う(S603)。エッジ検出できた場合(S603:Y)、エッジ検出部403は図5(c)に例示するエッジ情報を生成してメモリ307に格納する(S604)。エッジ検出部403がエッジ検出できなかった場合(S603:N)、コントローラ300は、画像読取装置にエラーが発生していると判断して、操作部406の出力装置によりエラー通知を行う(S610)。
エッジ判断部306は、メモリ307からエッジ情報を取得して、図5(d)で説明したように、原稿画像の左主走査エッジ位置及び右主走査エッジ位置を検索する。そのためにエッジ判断部306は、エッジ情報から、値が「1」の画素を確認する(S605)。値が「1」の画素を確認した場合(S605:Y)、エッジ判断部306は、当該画素を原稿開始位置としてラッチする(S606)。エッジ判断部306は、値が「1」の画素が所定数連続するか否かを確認する(S607)。所定数連続する場合(S607:Y)、エッジ判断部306は、S606でラッチした画素を主走査エッジ位置に確定する(S608)。値が「1」の画素を確認しない場合(S605:N)、或いは値が「1」の画素が所定数連続しない場合(S607:N)、エッジ判断部306は、次の画素の値を確認する(S605)。エッジ判断部306は、S605〜S608の処理を、主走査方向の左側及び右側のそれぞれから行うことで、左右の主走査エッジ位置を確定する。
コントローラ300は、原稿画像の左右の主走査エッジ位置が確定すると、原稿トレイ101に次の原稿102が載置されているか否かを判断する(S609)。原稿トレイ101は、例えば載置された原稿102を検知するセンサを備える。コントローラ300は、このセンサの検知結果により、次の原稿102が原稿トレイ101に載置されているか否かを判断することができる。次の原稿102が載置されている場合(S609:Y)、コントローラ300は、原稿搬送モータ105により次の原稿102の搬送を開始して、画像読取処理を繰り返す(S601)。次の原稿102が載置されていない場合(S609:N)、コントローラ300は、主走査エッジ位置の判断処理を終了する。
(副走査方向のエッジ検出)
原稿画像の副走査方向のエッジは、エッジ情報取得部305のエッジ検出部403により行われる。エッジ検出部403による原稿画像の副走査方向のエッジ画像の検出、つまり搬送方向先端のエッジ検出処理について説明する。搬送方向における原稿102の先端部には、LED光源201からの光と搬送されている原稿102との位置関係から、影が生じる。この影部は、搬送方向にある程度の幅をもっている。原稿102の搬送方向先端の斜行補正を精度よく行うためには、原稿画像から副走査方向のエッジ画像を正確に検出する必要がある。図7は、原稿の影の画像と原稿102の搬送方向先端のエッジ画像との関係の説明図である。図示するように、エッジ検出部403は、影により生じるエッジ部を影部エッジ画像701として検出し、影部から原稿部に変化する部分を原稿部エッジ画像702として検出する。このように、影部エッジ画像701と原稿部エッジ画像702とは、エッジ検出部403により二重に検出される。これは、エッジ検出時の検出局所領域(フィルタサイズ)にもよるが、影幅が広く出た場合には影部の輝度が安定する傾向にあり、検出局所領域(フィルタサイズ)内でのエッジ変化が無いと判定されてしまうことにより発生する。
原稿画像からエッジ画像を正確に検出するために、エッジ検出部403は、図5(b)のエッジ検出結果を副走査方向に確認して、2回目のエッジ変化(「0」から「1」へ値の変化)位置(画素)を原稿部エッジ画像702として検出する。また、影部エッジ画像701が検出されない場合がある。この場合、エッジ画像が一重に出現する。エッジ検出部403は、1回目のエッジ変化(「0」から「1」の変化)位置(画素)をラッチしておき、このラッチした位置から副走査方向に所定画素数だけエッジ変化の有無を確認する。エッジ検出部403は、エッジ変化がなければラッチした位置を原稿部エッジ画像702として検出する。原稿部エッジ画像702が原稿画像の副走査方向のエッジ位置(副走査エッジ位置)となる。
図8は、このような副走査エッジ位置の検出処理を表すフローチャートである。この処理は、図6の主走査エッジ位置を判断する処理のS603で、エッジ検出部403がデジタル画像データからエッジ検出を行って生成する図5(b)のエッジ検出結果を用いて実行される。
エッジ検出部403は、副走査方向にエッジ検出結果の画素毎の値を確認する(S801)。値に変化(「0」から「1」への変化)がある場合(S801:Y)、エッジ検出部403は、値が変化した画素を副走査方向の原稿開始位置としてラッチする(S802)。エッジ検出部403は、引き続き、副走査方向にエッジ検出結果の画素毎の値を確認する(S803)。値に変化(「0」から「1」への変化)がある場合(S803:Y)、エッジ検出部403は、S802の処理で副走査方向の原稿開始位置としてラッチした画素を、今回値が変化した画素に更新する(S804)。値に変化がない場合(S803:N)、エッジ検出部403は、副走査方向に所定数の画素の値の変化が無いことを確認するまで、値の確認を行う(S807:N、S803)。
副走査方向の原稿開始位置の更新後、或いは副走査方向に所定数の画素の値に変化が無いことを確認した場合(S807:Y)、エッジ検出部403は、ラッチしている画素を、原稿画像の副走査エッジ位置として検出する。エッジ検出部403は、検出した副走査エッジ位置をメモリ307に格納する(S806)。以上の処理により、原稿画像の副走査エッジ位置が検出される。
(傾き式算出部)
傾き式算出部308による一次式の算出処理について説明する。傾き式算出部308は、エッジ判断部306で判断された左右両端部の主走査エッジ位置及びエッジ検出部403で検出された副走査エッジ位置に基づいて、一次式の算出に用いるエッジ検出結果の有効データ範囲を判断する。傾き式算出部308は、有効データ範囲で原稿画像の主走査方向に対する斜行量を表す一次式を算出する。一次式の算出は、例えば一般的な最小二乗法やハフ変換により行われる。原稿102の端部、特に角部は、破れ、自然劣化、角折れ等により劣化する可能性がある。そのために傾き式算出部308は、一次式の算出を有効データ範囲内のエッジ検出結果により行う。傾き式算出部308は、エッジ判断部306で判断した左右の主走査エッジ位置から、原稿画像中央位置((左主走査エッジ位置)+(右主走査エッジ位置)/2)及び原稿画像長((右主走査エッジ位置)−(左主走査エッジ位置))を算出する。傾き式算出部308は、エッジ検出結果から、原稿画像長の範囲内(右主走査エッジ位置と左主走査エッジ位置との間)で、原稿画像中央位置を中心にして主走査方向に所定数の画素の値を取得する。原稿画像中央位置を中心にして主走査方向に所定数の画素が、有効データ範囲となる。
図9は、有効データ範囲の説明図である。ここでは、主走査方向の画素数が7200画素であり、図の最も左側の画素が1画素目、最も右側の画素が7200画素目である。エッジ判断部306は、左主走査エッジ位置を100画素目、右主走査エッジ位置を5060画素目と判断する。この場合、原稿画像中央位置は2580画素目となり、原稿画像長は4960画素となる。図9では、原稿画像中央位置を中心にして、主走査方向に2048画素の範囲(1557画素目〜2604画素目)を有効データ範囲とする。傾き式算出部308は、有効データ範囲内の副走査エッジ位置に基づいて、(y=ax+b)で表される一次式を算出する。具体的には、斜行量及び切片の傾き方向(符号)に関して、プラスの場合「0」、マイナスの場合「1」として、斜行量(a)、傾き方向(0又は1)、切片(b)、切片方向(0又は1)が算出される。なお、本処理により算出された原稿画像長をCPU301へ出力し、読取原稿の主走査サイズを確定する目的で使用することも可能である。
(基準位置算出部)
基準位置算出部309による基準位置算出処理について説明する。ここでは、原稿画像の副走査方向端部の左端部角位置を基準位置として算出する例を説明する。なお、基準位置算出部309は、CPU301の指示により、左端部角位置及び右端部角位置のいずれか一方を基準位置として算出する。
原稿102の端部が劣化している場合、エッジ検出結果から正確に原稿画像の角位置を判断することができないため、角位置を推定する必要がある。角位置の正確な推定には、エッジ判断部306で判断された左主走査エッジ位置と、エッジ検出部403で検出された副走査エッジ位置、傾き式算出部308で算出された一次式を用いる。
図10は、基準位置算出処理の説明図である。図10は、左主走査エッジ位置x0が「100」、左主走査エッジ位置のエッジ画像110の副走査方向の位置y0が「350」、一次式が(y=0.2x+150)の場合の基準位置(x2,y2)を表す。この場合、左主走査エッジ位置を通る副走査方向に伸びる直線と、一次式と、の交点(仮想基準位置)の副走査方向の位置y1は、(y1=0.2×100+150=170)となる。左主走査エッジ位置x0と位置y1との副走査方向の差分Δyは、(Δy=350−170=180)となる。差分Δyと斜行量aとの乗算値である36画素が、主走査方向の調整量となる。主走査方向の調整量の算出は、従来は複雑で精密な計算により行われるが、本実施形態では、このように簡素化して行われる。この算出方法では、原稿画像の傾きが大きくなるにつれて調整量の精度が低下する。しかし、斜行補正部310で補正可能な傾きの範囲では、1画素未満(例えば600dpiで42um未満)での調整が可能なようにCPU301で制御される。
基準位置算出部309は、算出した調整量により仮想基準位置を調整することで基準位置を算出する。基準位置算出部309は、算出した主走査方向の調整量を、左主走査エッジ位置に対してプラス方向(0)、マイナス方向(1)のいずれに調整すればよいかを判断する。傾き式算出部308で算出された一次式の傾き方向がプラス(0)の場合、原稿画像は、右下に傾いている状態であり、左主走査エッジ位置に対してプラス方向に補正される。傾き式算出部308で算出された一次式の傾き方向がマイナス(1)の場合、原稿画像は、右上に傾いている状態であり、左主走査エッジ位置に対してマイナス方向に補正される。
例えば、図10のように原稿画像が右下に傾いて(傾き方向:プラス(0))おり、左主走査エッジ位置x0が100画素目であり、調整量が36画素である場合、基準位置算出部309は、プラス方向(0)の調整と判断する。また基準位置算出部309は、(100+36=136)画素目を原稿画像の左端部の推定主走査エッジ位置x2と推定する。推定副走査エッジ位置y2は、調整された左端部の推定主走査エッジ位置x2を一次式に代入することで算出される。図10の例では、一次式に左端部の推定主走査エッジ位置x2を代入することで左端部の推定副走査位置(y2=0.2*136+150=177)が算出される。なお、この例では小数点以下を四捨五入しているが、切り捨ててもよい。これらの処理により、基準位置算出部309は、斜行補正部310が斜行補正に用いる斜行補正時の基準位置(x2,y2)を推定する。
図11は、基準位置算出部309による斜行補正時の基準位置の算出処理を表すフローチャートである。基準位置算出部309は、CPU301からの指示により、この処理を実行する。以下の説明では、左端部角位置を基準位置として推定する場合を説明するが、右端部角位置を基準位置として推定する場合も同様の処理となる。
基準位置算出部309は、エッジ判断部306で判断された左主走査エッジ位置x0に対応する副走査方向の位置y0を取得する(S1101)。基準位置算出部309は、傾き式算出部308で算出された一次式にエッジ判断部306で判断された左主走査エッジ位置x0を代入して、仮想基準位置の副走査方向の位置y1を算出する(S1102)。基準位置算出部309は、仮想基準位置の副走査方向の位置y1から、左主走査エッジ位置の副走査位置y0を減算して差分Δyを算出する(S1103)。基準位置算出部309は、差分Δyと傾き式算出部308で算出された一次式の斜行量aとを乗算して、調整量Δxを算出する(S1104)。
基準位置算出部309は、傾き式算出部308で算出された一次式の傾き方向を確認する(S1105)。傾き方向がプラス(0)の場合(S1105:Y)、基準位置算出部309は、左主走査エッジ位置x0に調整量Δxを加算して推定主走査エッジ位置x2を算出する(S1106)。傾き方向がマイナス(1)の場合(S1105:N)、基準位置算出部309は、左主走査エッジ位置x0から調整量Δxを減算することで推定主走査エッジ位置x2を算出する(S1107)。
基準位置算出部309は、傾き式算出部308で算出された一次式に、算出した推定主走査エッジ位置x2を代入することで、斜行補正時の基準位置となる推定副走査エッジ位置y2を算出する(S1108)。基準位置算出部309は、算出した推定主走査エッジ位置x2及び推定副走査エッジ位置y2を、斜行補正の基準位置として出力する(S1109)。以上の処理により、斜行補正時の基準位置が算出される。
(斜行補正部)
斜行補正部310は、傾き式算出部308で算出された一次式に含まれる斜行量、傾き方向、及び基準位置算出部309で推定された基準位置に基づいて、原稿画像の斜行補正及び位置補正を行う。斜行補正部310は、例えば一般的なアフィン変換等により、斜行補正を行う。
斜行補正部310は、下記に示すアフィン変換の式によって、斜行量に応じた角度θの補正を行った原稿画像の各画素の位置(主走査方向(X),副走査方向(Y))を算出する。斜行補正部310は、メモリ307に格納されたデジタル画像データをアフィン変換することで、斜行補正した原稿画像を表す画像データを出力する。基準位置(x2,y2)は、斜行補正されたデジタル画像データを平行移動させるための移動量となる。この移動量によって、原稿画像の先端部及び端部の出力位置を合わせることができる。アフィン変換による一連の処理を図12に示す。斜行補正部310は、原稿画像を回転処理及び平行移動することで斜行補正を行う。
X = xcosθ − ysinθ + x2
Y = xsinθ + ycosθ + y2
X:主走査方向の補正後の画素位置,Y:副走査方向の補正後の画素位置
x:補正前の主走査方向の画素位置,y:補正前の副走査方向の画素位置
x2:主走査方向の平行移動量(主走査方向の基準位置)
y2:副走査方向の平行移動量(副走査方向の基準位置)
θ:原稿先端から算出された傾きに基づく角度
以上のように本実施形態の画像読取装置は、原稿画像の主走査方向のエッジの劣化部分を除く範囲内で斜行量を算出して斜行補正を行う。そのために、固定ゴミ、浮遊ゴミによるゴミ画像の影響、及び原稿102のエッジ部分の劣化を除いて、デジタル画像データから精度よく原稿画像の斜行補正を行うことが可能となる。
[第2実施形態]
第2実施形態の画像読取装置のハードウェア構成は、図1に示す第1実施形態の画像読取装置の構成と同様であるので、説明を省略する。原稿読取装置は、原稿搬送機構の取り付けが調整されておらず、原稿搬送機構が原稿102の搬送方向に対して大きく傾いている場合、基準位置の推定が正確に行えなくなる可能性がある。図13は、原稿搬送機構及び画像読取ユニット106の取り付けが調整されていない場合の、原稿102の搬送状態及び読み取った原稿画像の対応を表す図である。
原稿画像は、基本的には平行四辺形に読み取られる。そのために原稿画像の傾き方向(プラス「0」、マイナス「1」)の情報のみでは、基準位置算出部309は、主走査エッジ位置の調整量の算出及び傾き方向(プラス、マイナス)の判断ができない。第2実施形態では、調整量の算出及び傾き整方向の判断のために、下記の処理により原稿搬送機構の斜行量の取得を行う。
第2実施形態の画像読取装置は、斜行補正機能を外部からの操作により解除できる構成になっている。画像読取装置は、斜行補正機能を解除した状態で搬送機構及び画像読取ユニット106の取り付け状態に起因する斜行量を算出する。そのために、画像読取装置は、図14に示す斜行量算出用のテスト原稿を、斜行補正機能を解除した状態で読み取る。テスト原稿は、各辺に平行に縦横に直線が印字される。画像読取装置は、このテスト原稿を読み取り、読み取った原稿画像から線の斜行量の差分を算出する。また、画像読取装置の調整者は、図13に示す原稿画像のパターンから原稿搬送機構及び画像読取ユニット106の取り付け傾き方向を判定する。算出した差分は、原稿搬送機構及び画像読取ユニット106の斜行量に相当する。
図15は、第2実施形態のコントローラ400の構成図である。コントローラ400は、第1実施形態のコントローラ300にオフセット記憶部1501を追加した構成である。オフセット記憶部1501は、原稿搬送機構及び画像読取ユニット106に起因する斜行量及び傾き方向を記憶する。オフセット記憶部1501の記憶内容は、斜行補正機能の有効時に使用される。オフセット記憶部1501は、画像読取装置の使用前に予め測定された結果が記憶される。
あるいは、調整者が操作部406により画像読取装置を調整モードに設定して、図14のテスト原稿を複写出力させる。画像読取装置は、調整モードに設定されることで、斜行補正機能が解除される。調整者は、複写出力の結果から原稿搬送機構及び画像読取ユニット106の斜行量と方向を判定して、操作部406から判定結果を入力する。入力された判定結果は、CPU301によりオフセット記憶部1501に記憶される。
図16は、第2実施形態の斜行補正時の基準位置の算出処理を表すフローチャートである。基準位置算出部309は、CPU301からの指示により、この処理を実行する。以下の説明では、左端部角位置を基準位置として推定する場合を説明するが、右端部角位置を基準位置として推定する場合も同様の処理となる。
基準位置算出部309は、エッジ判断部306で判断された左主走査エッジ位置x0に対応する副走査方向の位置y0を取得する(S1601)。基準位置算出部309は、傾き式算出部308で算出された一次式にエッジ判断部306で判断された左主走査エッジ位置x0を代入して、仮想基準位置の副走査方向の位置y1を算出する(S1602)。基準位置算出部309は、仮想基準位置の副走査方向の位置y1から、左主走査エッジ位置の副走査位置y0を減算して差分Δyを算出する(S1603)。
基準位置算出部309は、オフセット記憶部1501から斜行量α及びその方向(「0」又は「1」)を取得し、傾き式算出部308で算出された斜行量θ及びその方向(「0」又は「1」)との加算処理を行う(S1604)。加算結果は、傾き量skewとなる。傾き量skewは、例えば、(α−θ)で表される。
基準位置算出部309は、算出した傾き量skewが0以上であるか否かを判断する(S1605)。0以上である場合(S1605:Y)、基準位置算出部309は、推定主走査エッジ位置x2を、左主走査エッジ位置x0に、|斜行量θ−斜行量α|と差分Δyの積を加算することで算出する(S1106)。0未満である場合(S1605:N)、基準位置算出部309は、推定主走査エッジ位置x2を、左主走査エッジ位置x0から、|斜行量θ−斜行量α|と差分Δyの積を減算することで算出する(S1607)。
基準位置算出部309は、傾き式算出部308で算出された一次式に、算出した推定主走査エッジ位置x2を代入することで、斜行補正時の基準位置となる推定副走査エッジ位置y2を算出する(S1608)。基準位置算出部309は、算出した推定主走査エッジ位置x2及び推定副走査エッジ位置y2を、斜行補正部310による斜行補正時に用いられる斜行補正の基準位置として出力する(S1609)。以上の処理により、斜行補正時の基準位置が算出される。
斜行補正部310は、CPU301の指示により、オフセット記憶部1501から斜行量α及び方向(「0」又は「1」)を取得し、傾き式算出部308で算出された一次式に含まれる斜行量に基づいて、原稿画像の斜行補正及び位置補正を行う。斜行補正部310は、例えば一般的なアフィン変換等により、斜行補正を行う。
斜行補正部310は、下記に示すアフィン変換の式によって、斜行量に応じた角度θの補正を行った画素の位置(主走査方向(X),副走査方向(Y))を算出する。斜行補正部310は、メモリ307に格納されたデジタル画像データをアフィン変換することで、斜行を補正した画像データを出力する。斜行量(α)の前の符号は、取り付け傾き方向が「0」の場合プラス、「1」の場合マイナスとなる。
X = xcosθ − ysinθ + x2
Y = xsin(θ±α) + ycos(θ±α)+ y2
X:主走査方向の補正後の画素位置,Y:副走査方向の補正後の画素位置
x:補正前の主走査方向の画素位置,y:補正前の副走査方向の画素位置
x2:主走査方向の平行移動量(主走査回転基準位置)
y2:副走査方向の平行移動量(副走査回転基準位置)
θ:原稿先端から算出された傾き基づく角度
α:取り付け斜行量
以上のような構成により、画像読取装置は、第1実施形態の画像読取装置の効果に加え、原稿搬送機構や画像読取ユニット106の取り付けに起因する原稿画像の斜行の補正を行うことができる。そのために、デジタル画像データから精度よく原稿画像の斜行補正を行うことが可能となる。
101…原稿トレイ、102…原稿、103…原稿ガイド、104…ボリューム抵抗器、105…原稿搬送モータ、106…画像読取ユニット、107…画像読取位置、108…排紙トレイ、109…原稿背景板、201…LED光源、202…レンズ、203…CCDラインセンサ、204〜207…ミラー、300,400…コントローラ、401…CPU、303…A/D変換部、304…シェーディング補正部、305…エッジ情報取得部、306…エッジ判断部、307…メモリ、308…傾き式算出部、309…基準位置算出部、310…斜行補正部、1501…オフセット記憶部

Claims (7)

  1. 原稿を走査して原稿画像を読み取る画像読取手段と、
    前記原稿画像の主走査方向の両端部の第1エッジ位置を判断するエッジ判断手段と、
    前記原稿画像の副走査方向の第2エッジ位置を検出するエッジ検出手段と、
    前記両端部の前記第1エッジ位置の中央位置を含む所定の範囲内の前記第2エッジ位置に基づいて、前記原稿画像の主走査方向に対する斜行量を表す一次式を算出する傾き式算出手段と、
    前記第1エッジ位置及び前記一次式により、斜行補正時の基準となる基準位置を算出する基準位置算出手段と、
    前記基準位置及び前記斜行量に応じて前記原稿画像の斜行補正を行う斜行補正手段と、を備えることを特徴とする、
    画像読取装置。
  2. 前記傾き式算出手段は、前記中央位置を中心にし、前記両端部の前記第1エッジ位置の間で主走査方向に所定数の画素を含む範囲内の前記第2エッジ位置に基づいて、前記一次式を算出することを特徴とする、
    請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記基準位置算出手段は、一方の前記第1エッジ位置と前記一次式とにより仮想基準位置を算出し、前記仮想基準位置と前記第1エッジ位置との差分に前記斜行量を乗算することで調整量を算出し、前記仮想基準位置を前記調整量に応じて調整することで、前記基準位置を算出することを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段及び前記画像読取手段に起因する第2斜行量を記憶するオフセット記憶手段と、を備えており、
    前記基準位置算出手段は、一方の前記第1エッジ位置と前記一次式とにより仮想基準位置を算出し、前記斜行量と前記第2斜行量とから傾き量を算出し、前記仮想基準位置を前記傾き量に応じて調整することで、前記基準位置を算出することを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像読取装置。
  5. 前記斜行補正手段は、前記原稿画像を回転処理及び平行移動することで斜行補正を行うことを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 前記原稿画像のエッジ部分の画像を検出して、主走査方向の位置毎に、該位置の副走査方向のエッジ部分の画像の有無を表すエッジ情報を取得するエッジ情報取得手段を備えており、
    前記エッジ判断手段は、前記エッジ情報に基づいて、前記主走査方向の両方向から前記エッジ部分の画像が所定数連続して検出される位置を検出し、検出した位置に応じて前記両端部の前記第1エッジ位置を取得することを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の画像読取装置。
  7. 原稿を走査して原稿画像を読み取る画像読取手段を備えた画像読取装置により実行される方法であって、
    前記原稿画像の主走査方向の両端部の第1エッジ位置を判断し、
    前記原稿画像の副走査方向の第2エッジ位置を検出し、
    前記両端部の前記第1エッジ位置の中央位置を含む所定の範囲内の前記第2エッジ位置に基づいて、前記原稿画像の主走査方向に対する斜行量を表す一次式を算出し、
    前記第1エッジ位置及び前記一次式により、斜行補正時の基準となる基準位置を算出し、
    前記基準位置及び前記斜行量に応じて前記原稿画像の斜行補正を行うことを特徴とする、
    画像読取方法。
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