JP2018021284A - タイヤ用スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ用スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】優れた耐カット性、耐腐食性を有しつつ、工場作業性にも優れたタイヤ用スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】2本のコアフィラメント1からなるコア11と、コア11の周りに8本のシースフィラメント2が撚り合わされてなるシース12と、からなる層撚り構造を有するスチールコードであり、コア11を構成する2本のコアフィラメント1が撚り合わされてなり、コアフィラメント1の撚り方向とシースフィラメント2の撚り方向とが異なっており、かつ、コアフィラメント1の径Dcと、シースフィラメント2の径Dsとが、下記式(1)、
0.90≦Ds/Dc≦1.10 (1)
で表される関係を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ用スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤ(以下、それぞれ、単に「スチールコード」および「タイヤ」とも称す)に関し、詳しくは、優れた耐カット性、耐腐食性を有しつつ、工場作業性にも優れたタイヤ用スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤに関する。
荒れ地を走行する機会を有する一般のダンプトラック用タイヤは、破砕岩石が散乱する路面の走行を余儀なくされる。そのため、補強材として、スチールコードが広く用いられている。このような中、例えば、特許文献1では、耐ベルト端セパレーション性に優れ、タイヤの耐久性および更生性を改善する、トラック・バス用タイヤに用いるスチールコードとして、1〜3本のスチールフィラメントからなるコアと、このコアの周りに6〜9本のスチールフィラメントを撚り合わせたスチールコードであって、所定の物性を満足するスチールコードが提案されている。
特開平2−306801号公報
ダンプトラック用タイヤは、荒地走行を行うためベルトのカット故障が生じやすい。そのため、この外傷入力に対する抵抗力、すなわち、耐カット性を高めるため、ベルトの各層に使用するスチールコードには、せん断荷重が大きいことが求められる。また、カット傷から水が浸入してスチールコードを腐食し、これがセパレーション故障を招くということも考えられる。そのため、スチールコードに水分が浸入しないよう、スチールコード内部に十分にゴムを浸透させる必要がある。さらに、スチールコードをベルトの交錯層に用いる場合、内圧や荷重に耐えられるよう、十分な強度も求められる。そのため、このようなタイヤに用いるスチールコードには、さらなる改良が求められている。
そこで、本発明の目的は、優れた耐カット性、耐腐食性を有しつつ、工場作業性にも優れたタイヤ用スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、以下の知見を得た。すなわち、2+8構造のスチールコードのコアを撚り合わせることにより、カット入力時にスチールコード断面が変形し、カット入力を緩和することができる。また、ゴムの浸透量(ゴムペネ量)が不足している従来のスチールコードの場合、ゴムと接着している最外シースに加わった力が集中するため、ベルト端の歪により生じた亀裂が進展しやすい傾向にある。しかしながら、2+8構造であって、コアフィラメントとシースフィラメントを同径で異方向撚りとすることで、ゴムペネ量が十分確保されることから、スチールコード全体で歪を負担することができる。さらに、コアフィラメントとシースフィラメントが同径であれば、表面積が同一であり、歪をより均等にすると共に、コアフィラメントとシースフィラメントが異方向撚りであれば、様々な方向からの歪に対して耐亀裂進展性を高めることができる。かかる知見をもとに、本発明者は、さらに鋭意検討した結果、下記構成とすることで、上記課題を解消することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のタイヤ用スチールコードは、2本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周りに8本のシースフィラメントが撚り合わされてなるシースと、からなる層撚り構造を有するタイヤ用スチールコードにおいて、
前記コアを構成する前記2本のコアフィラメントが撚り合わされてなり、前記コアフィラメントの撚り方向と前記シースフィラメントの撚り方向とが異なっており、かつ、
前記コアフィラメントの径Dcと、前記シースフィラメントの径Dsとが、下記式(1)、
0.90≦Ds/Dc≦1.10 (1)
で表される関係を満足することを特徴とするものである。
本発明のスチールコードにおいては、前記Dcと前記Dsとは、同径であることが好ましい。また、本発明のスチールコードにおいては、前記Dcおよび前記Dsは、いずれも0.30〜0.55mmであることが好ましい。さらに、本発明のスチールコードにおいては、前記コアフィラメントの撚りピッチは、5〜15mmであることが好ましい。さらにまた、本発明のスチールコードにおいては、前記シースフィラメントの撚りピッチは、9〜30mmであることが好ましい。また、本発明のスチールコードにおいては、前記シースの隙間面積S1と前記シースフィラメントの断面積の総和S2とが下記式(2)、
40≦S1/S2×100(%)≦120 (2)
で表される関係を満足することが好ましい。さらに、本発明のスチールコードにおいては、前記シースの隙間面積S1が0.30mm以上であることが好ましい。さらに、本発明のスチールコードにおいては、前記コアフィラメントの強力F1と、前記シースフィラメントの強力F2とが下記式(3)、
F1/F2×100≧90(%) (3)
で表される関係を満足することが好ましい。さらにまた、本発明のスチールコードにおいては、前記シースフィラメントの強力F2が、150N以上であることが好ましい。
また、本発明の空気入りタイヤは、本発明のタイヤ用スチールコードが用いられてなることを特徴とするものである。
本発明によれば、優れた耐カット性、耐腐食性を有しつつ、工場作業性にも優れたタイヤ用スチールコードおよびこれを用いた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の一好適な実施の形態に係るタイヤ用スチールコードの断面図である。 本発明の一好適な実施の形態に係るタイヤ用スチールコードの断面図であり、(a)はカット入力前の断面図であり、(b)はカット入力時の断面図である。 1×3+8構造のスチールコードの断面図であり、(a)は、カット入力前の断面図であり、(b)はカット入力時の断面図である。 本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤの幅方向断面図である。 スチールコードのせん断破断強度の測定方法の概略説明図である。
以下、本発明のタイヤ用スチールコードおよび空気入りタイヤについて、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一好適な実施の形態に係るタイヤ用スチールコードの断面図である。図示するように、本発明のスチールコード20は、2本のコアフィラメント1からなるコア11と、コア11の周りに8本のシースフィラメント2が撚り合わされてなるシース12からなる層撚り構造を有している。本発明のスチールコード20においては、コア11を構成する2本のコアフィラメント1が撚り合わされてなる。かかる構成とすることで、従来の3本のコアフィラメントが撚り合わされてなるスチールコードよりも、耐カット性に優れたものになる。以下、その理由について説明する。
図2は、本発明の一好適な実施の形態に係るタイヤ用スチールコードの断面図であり、(a)はカット入力前の断面図であり、(b)はカット入力時の断面図である。また、図3は、1×3+8構造のスチールコードの断面図であり、(a)は、カット入力前の断面図であり、(b)はカット入力時の断面図である。スチールコード20にカットが入ると、図2(a)、図3(a)に示す断面を有するスチールコード20は、それぞれ、図2、図3の(b)に示すように、コアフィラメント1およびシースフィラメント2の位置が変化する。ここで、図2(b)、図3(b)中の矢印はカット入力の方向を表している。
図2(b)と図3(b)とを比較すると、図2(b)のように、2本のコアフィラメント1を撚り合わせたコア11を有するスチールコード20は、コア11に隙間が多いため、カット入力時にシースフィラメント2がコア11の隙間部分に沈み込み、断面が扁平形状に変形することができる。そのため、カット入力を緩和することができ、せん断荷重が高くなる。一方、図3(b)のように、3本のコアフィラメント1を撚り合わせたコア11を有するスチールコードは、カット入力時にシースフィラメント2がコア11に沈み込む隙間がないため、カット入力があっても断面が扁平形状に変形することができない。そのため、カット入力を緩和することができず、せん断荷重が相対的に小さい。コアフィラメントが1本または4本のスチールコードの場合も同様に、コアにシースフィラメントが沈み込む隙間がない。したがって、本発明のスチールコード20においては、コア11は2本のコアフィラメント1が撚り合わされてなるものとしている。また、シースフィラメントの沈み込みがスムーズにできるため、コアフィラメントおよびシースフィラメントは真直性を有するフィラメントを使用することが好ましい。
また、本発明のスチールコード20は、シースフィラメント2の本数は8本である。シースフィラメントが8本未満であると、スチールコードの単位面積当たりのスチール量が少ないため、せん断荷重が低下してしまう。一方、シースフィラメントが8本を超えると、シースフィラメント間の隙間が小さくなってしまい、扁平につぶれることができず、やはりせん断荷重が低くなってしまう。また、シースフィラメント間の隙間も小さくなり、ゴムが浸透しにくくなり好ましくない。
さらに、本発明のスチールコード20においては、コアフィラメント1の撚り方向とシースフィラメント2の撚り方向とが異なっている。これにより、スチールコード20の内部へのゴムの浸入が容易になり、スチールコード20の耐腐食性が向上している。また、コアフィラメント1とシースフィラメント2との撚り方向が異なるため、スチールコード20をゴム被覆したトリート才断時のトリートの変形を抑制することができ、本発明のスチールコードを用いたタイヤを製造する際の作業性にも優れ、かつ様々な方向からの歪に対して亀裂進展を抑止するという効果も得ることができる。
さらにまた、本発明のスチールコード20においては、コアフィラメント1の径Dcと、シースフィラメント2の径Dsとが、下記式(1)、
0.90≦Ds/Dc≦1.10 (1)
で表される関係を満足する。Ds/Dcが、かかる範囲を満足することで、スチールコード20の内部へのゴムの浸透性を良好に確保することができ、かつ、十分な耐カット性および強力を得ることができる。かかる効果を良好に得るためには、
0.95≦Ds/Dc≦1.08 (4)
であることが好ましく、より好ましくは、
1.00≦Ds/Dc≦1.05 (5)
であり、特に好ましくは、Ds=Dcである。
また、本発明のスチールコード20においては、コアフィラメント1の径Dcおよびシースフィラメント2の径Dsは、いずれも0.30〜0.55mmであることが好ましい。コアフィラメント1およびシースフィラメント2の径を、かかる範囲とすることで、やはり、スチールコード20の内部へのゴムの浸透性を良好に確保することができ、かつ、十分な耐カット性および強力を得ることができる。かかる効果を良好に得るためには、0.30〜0.46mmであることが好ましく、より好ましくは、0.37〜0.43mmである。
さらに、本発明のスチールコード20においては、コアフィラメント1の撚りピッチは、5〜15mmであることが好ましい。コアフィラメント1の撚りピッチを、かかる範囲とすることでとすることで、スチールコード20の内部への、十分なゴム浸透性が得られる。好適には5〜13mm、より好適には7〜9mmである。
さらにまた、本発明のスチールコード20においては、シースフィラメント2の撚りピッチは、9〜30mmであることが好ましい。シースフィラメント2の撚りピッチを9mm以上とすることで、スチールコード20の表面の凹凸を小さくすることができ、その結果、ゴムとスチールコード20の接着性が向上するため、耐久性が向上する。一方、シースフィラメント2の撚りピッチが長くなると、シースフィラメント2に沿った水分の伝播が速くなってしまう。このような現象を防止するために、シースフィラメント2の撚りピッチは、30mm以下とすることが好ましい。より好ましくは、9〜26mmであり、さらに好ましくは、15〜20mmである。
本発明のスチールコード20においては、シース12の隙間面積S1とシースフィラメント2の断面積の総和S2とが下記式(2)、
40≦S1/S2×100(%)≦120 (2)
で表される関係を満足することが好ましい。ここで、シース12の隙間面積S1とは、図1中の斜線で示した部分をいう。S1/S2×100(%)を40以上とすることで、シース12の隙間面積が十分に確保でき、カット入力時にスチールコードが扁平形状に変形しやすくなる。また、シース12の隙間が大きくなるため、ゴムの浸透性にも優れ、カット傷から水が浸入してスチールコードを腐食することに起因するセパレーション故障も良好に防止することができる。一方、S1/S2×100(%)を120以下とすることで、シース12中のスチール量を確保し、補強材としての耐カット性を十分に確保することができる。
なお、シース12の隙間面積S1は下記式(6)で求めることができる。
S1=(r+rπ−r π−r π×N/4 (6)
:コアフィラメントの直径
:シースフィラメントの直径
N:シースフィラメントの本数
また、本発明のスチールコード20においては、シース12の隙間面積S1は0.30mm以上であることが好ましい。シース12の隙間面積S1が0.30mm以上となるようにコアフィラメント1の径とシースフィラメント2の径を調整することで、本発明の効果を、良好に得ることができる。
さらに、本発明のスチールコードにおいては、コアフィラメントの強力F1と、シースフィラメントの強力F2とが下記式(3)、
F1/F2×100≧90(%) (3)
で表される関係を満足することが好ましい。空気入りタイヤにおいては、ベルト層に対しては強度も要求される。これが不十分であると、内圧や荷重に耐えられず、バースト耐久性を低下させてしまう。しかしながら、強度を高めるためにスチールフィラメントを太くすると、スチールコードへのゴムの浸透率が悪化してしまう。また、強度を高めるためにスチールフィラメントの強力を高くすると、せん断荷重が悪化してしまう。そこで、本発明のスチールコードにおいては、上記式(3)を満足させることで、好適にはF1=F2とすることで、かかる問題を回避してスチールコードの強度を向上させている。好ましくは、シースフィラメントの強力F2は150N以上であるが、せん断荷重を考慮するとF1、F2の上限は580N以下である。
本発明のスチールコード20は、2本のコアフィラメント1が撚り合わされてなるコア11と、このコア11の周りに、コアフィラメント1の逆方向に撚り合わされてなる8本のシースフィラメント2からなるシース12を有し、かつ、コアフィラメント1の径Dcと、シースフィラメント2の径Dsとが、0.90≦Ds/Dc≦1.10であることのみが重要で、それ以外の構造については、特に制限はない。
本発明のスチールコード20に用いるスチールフィラメントの材質についても特に制限は無く、従来用いられているものであれば何れでも用いることができるが、炭素成分が0.80質量%以上である高炭素鋼であることが好ましい。フィラメントの素材を高硬度である炭素成分が0.80質量%以上の高炭素鋼とすることで本発明の効果を良好に得ることができる。一方、炭素成分が1.5質量%を超えると、延性が低くなり耐疲労性が劣るので好ましくない。
本発明のスチールコード20は、その表面にめっき処理が施されていてもよい。スチールコード20の表面のめっきの組成としては、特に限定されるものはないが、好適には銅と亜鉛からなるブラスめっきであり、より好適には、銅の含有率が60質量%以上である。これによりスチールフィラメントとゴムとの接着性 を向上させることができる。
次に、本発明の空気入りタイヤについて説明する。
本発明の空気入りタイヤは、本発明のスチールコードが用いられてなるものである。図4に、本発明の一実施の形態に係る空気入りタイヤの幅方向断面図を示す。図示例では、本発明のタイヤ100は、左右一対のビード部106に設けられたビードコア101と、クラウン部から両サイドウォール部105を経て両ビード部106に延び、ビードコア101に巻回されてビード部106に係留されたラジアルカーカス102と、ラジアルカーカス102のクラウン部タイヤ径方向外側に配置された、少なくとも3層のベルト層103a、103b、103cからなるベルトと、で強化されたトレッド部104を備えている。本発明のスチールコードは、上述のとおり、耐カット性に優れているため、ダンプトラック等の重荷重用空気入りタイヤの補強材、特に、最外層ベルト103c、交錯ベルト層103a、103b、および最外層ベルト層103cのタイヤ径方向外側に配置されるベルト補強層(図示せず)の補強材として好適であるが、これに限られるものではない。
なお、本発明のタイヤ100においては、構造の詳細や各部材の材質等については特に制限はなく、従来公知のもののうちから適宜選択して構成することができる。例えば、トレッド部104の表面には適宜トレッドパターンが形成され、ビードコア101のタイヤ半径方向外側にはビードフィラー(図示せず)が配置され、タイヤ100の最内層にはインナーライナーが配設される。さらにまた、本発明のタイヤ100において、タイヤ100内に充填する気体としては、通常のあるいは酸素分圧を変えた空気、または窒素等の不活性ガスを用いることが可能である。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
<実施例1〜17および比較例1〜11>
下記表1〜5に示す構造の2層撚りのスチールコードを作製した。シースフィラメントのシースの隙間面積S1、断面積の総和S2、S1/S2×100の値、コアフィラメントの強力F1、シースフィラメントの強力F2およびF1/F2×100の値を同表に併記する。得られたスチールコードにつき、以下の項目について評価を行った。評価方法は下記のとおりである。
<耐カット性>
得られたスチールコードについて、165°に屈曲させた状態で保持し、このスチールコードに図5に示すような治具を押し当て、破断強度を求め、別途常法に基いて測定した単純引張強力の値で割る(せん断強力/単純引張強力)ことで個々の耐カット性を求めた。得られた結果を、比較例1のスチールコードを100として指数表示した。この数値が大なる程、結果が良好であり、400以上を合格とした。得られた結果を表1〜5に併記する。
<ゴムペネ性>
表1〜5に示す種々のスチールコードをゴムに埋設し、スチールコード補強ゴムの試料を作製し、ゴム浸透性を評価した。各スチールコードを試料から解剖して取り出した後、NaOH−10%水溶液に片端を浸して、24時間放置後、「ゴムの剥離長さ」を測定した。スチールコードの内部までゴムが浸透していれば、ゴムは剥離しない。「ゴム剥離長さ」の逆数をとり、比較例1のスチールコードを100として指数表示した。この数値が大なる程、結果が良好であり、500以上を合格とした。結果を表1〜5に併記する。
<単純引張強力/コード径>
常法に基いて測定したスチールコードの単純引張強力をスチールコード径で割ることで算出した。1800N/mm以上の場合を合格とした。結果を表1〜5に併記する。
<耐トレッドセパレーション性>
得られた各スチールコードを最外層ベルト層に適用した図4に示すタイプのタイヤを、タイヤサイズ:11R22.5/14PRで作製した。最外層ベルト層の角度は±20°とし、打込み数は25本/50mmとした。作製したタイヤを、サイズ:8.25インチのリムに装着し、空気圧700kPa、荷重26.7kN、速度60km/hの条件でドラム走行試験を500時間行い、ドラム走行試験後のタイヤを切断分解して、最外層ベルト層に発生した亀裂の長さを測定し、比較例1を基準とする指数にて表示した。この値が大きいほど耐トレッドセパレーション性に優れ、良好であり、50以上を合格とした。結果を表1〜5に併記する。
<工場作業性>
各スチールコードを用いて作製したトリートを才断した際に、トリート端部が作業性を損なう程度まで跳ね上がって大きくカールしたものを×、カールが小さく作業性に影響のないものを○として評価した。結果を表1〜5に併記する。
Figure 2018021284
Figure 2018021284
Figure 2018021284
Figure 2018021284
Figure 2018021284
上記表1〜5より、本発明のスチールコードは、耐カット性、耐腐食性を有しつつ、工場作業性に優れていることがわかる。
1 コアフィラメント
2 シースフィラメント
11 コア
12 シース
20 スチールコード
30 治具
100 空気入りタイヤ
101 ビードコア
102 ラジアルカーカス
103 ベルト層
104 トレッド部
105 サイドウォール部
106 ビード部

Claims (10)

  1. 2本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周りに8本のシースフィラメントが撚り合わされてなるシースと、からなる層撚り構造を有するタイヤ用スチールコードにおいて、
    前記コアを構成する前記2本のコアフィラメントが撚り合わされてなり、前記コアフィラメントの撚り方向と前記シースフィラメントの撚り方向とが異なっており、かつ、
    前記コアフィラメントの径Dcと、前記シースフィラメントの径Dsとが、下記式(1)、
    0.90≦Ds/Dc≦1.10 (1)
    で表される関係を満足することを特徴とするタイヤ用スチールコード。
  2. 前記Dcと前記Dsとが、同径である請求項1記載のタイヤ用スチールコード。
  3. 前記Dcおよび前記Dsが、いずれも0.30〜0.55mmである請求項1または2記載のタイヤ用スチールコード。
  4. 前記コアフィラメントの撚りピッチが、5〜15mmである請求項1〜3のうちいずれか一項記載のタイヤ用スチールコード。
  5. 前記シースフィラメントの撚りピッチが、9〜30mmである請求項1〜4のうちいずれか一項記載のタイヤ用スチールコード。
  6. 前記シースの隙間面積S1と前記シースフィラメントの断面積の総和S2とが下記式(2)、
    40≦S1/S2×100(%)≦120 (2)
    で表される関係を満足する請求項1〜5のうちいずれか一項記載のタイヤ用スチールコード。
  7. 前記シースの隙間面積S1が0.30mm以上である請求項1〜6のうちいずれか一項記載のタイヤ用スチールコード。
  8. 前記コアフィラメントの強力F1と、前記シースフィラメントの強力F2とが下記式(3)、
    F1/F2×100≧90(%) (3)
    で表される関係を満足する請求項1〜7のうちいずれか一項記載のタイヤ用スチールコード。
  9. 前記シースフィラメントの強力F2が、150N以上である請求項1〜8のうちいずれか一項記載のタイヤ用スチールコード。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか一項記載のタイヤ用スチールコード。が用いられてなることを特徴とする空気入りタイヤ。
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