JP2005023451A - タイヤ用の金属コード、及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】3層撚り構造の金属コードにおいて、耐フレッテイング性を向上する。
【解決手段】コア11の外側に、内のシース12と外のシース13とを形成した3層撚り構造をなす。コア11のフィラメントF1と外のシース13のフィラメントF3とは、引張強さEaが互いに等しくかつ内のシース12のフィラメントF2の引張強さEbよりも大とするとともに、前記引張強さの差(Ea−Eb)を、前記引張強さEbの5%以上とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に重荷重用タイヤのカーカスコードとして好適であり、耐フレッティング性に優れタイヤの耐久性を向上させうるタイヤ用の金属コード、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気入りタイヤ、中でもトラック・バス用、ライトトラック用などの重荷重用タイヤに供される金属コード、特にカーカス用の金属コードとしては、2層撚りあるいは3層撚りの層撚り構造のものが広く使用されている。なお2層撚りコードとしては、3+8、3+9等の撚り構造が知られており、3層撚りコードとしては、1+6+12、3+8+13、3+9+15等の撚り構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、このような撚り構造のコードをカーカスコードに使用した場合、走行時の過酷な繰り返し変形に伴ってカーカスコードが疲労し、やがて損傷に至るという問題があり、その主原因の一つとして、フィラメント同士の擦れによる摩耗(フレッティング)が知られている。即ち、金属コードを構成するフィラメント同士が擦れ合い、フレッティングしてフィラメントの断面積が減少する結果、このフレッティングの部分に応力が集中し、その部分が先行して破断する。そして1本のフィラメントが破断すると、残る他のフィラメントの負担力が増し、破断は急速に周囲のフィラメントに伝播することとなり、コード自体の破断損傷に至ることになる。
【0004】
そこで本発明は、3層撚り構造のコードにおいて、コアをなすフィラメントと外シースをなすフィラメントとの引張強さEaを、内シースをなすフィラメントの引張強さEbよりもこの引張強さEbの5%以上大とすることを基本として、フレッテイングを効果的に抑制でき、コード自体及びタイヤの耐久性を向上させうるタイヤ用の金属コード、及びそれを用いた空気入りタイヤの提供を目的としている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭61−89390号公報
【特許文献2】
特開昭57−160702号公報
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、タイヤ用の金属コードであって、コアフィラメントからなるコアの外側に、内フィラメントからなる内のシースと、外フィラメントからなる外のシースとを形成した3層撚り構造をなし、かつコアフィラメントと外フィラメントとは、引張強さEaが互いに等しくかつ内フィラメントの引張強さEbよりも大とするとともに、前記引張強さの差(Ea−Eb)を、前記引張強さEbの5%以上としたことを特徴としている。
【0007】
又請求項2の発明では、前記コアフィラメントと内フィラメントと外フィラメントとは、互いに同径であることを特徴としている。
【0008】
又請求項3の発明では、前記コアフィラメントおよび外フィラメントは、前記内フィラメントよりも炭素含有量を大とすることにより、引張強さEaを、内フィラメントの引張強さEbよりも大としたことを特徴としている。
【0009】
又請求項4の発明は、空気入りタイヤであって、請求項1〜3の何れかのタイヤ用の金属コードを用いたことを特徴としている。
【0010】
なお引張強さとは、引張試験において試験片が切断したときの応力(切断時応力)であって、例JIS G3510の「スチールタイヤコード試験法」に定める6.4項の「切断荷重」の測定法に準拠して引張り速度50mm/分にて測定した値である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。
図1は、本発明の金属コードをカーカスコードとして採用した重荷重用の空気入りタイヤを例示する子午断面図である。
【0012】
図1において、空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを少なくとも具えて構成される。
【0013】
前記ベルト層7は、ベルトコードを用いた2枚以上(重荷重用タイヤの場合は3枚以上)のベルトプライから形成される。本例では、ベルト層7が、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば60±15°の角度で配列した半径方向最内側の第1のベルトプライ7Aと、タイヤ周方向に対して例えば10〜35°の小角度で配列した第2〜4のベルトプライ7B〜7Dとの4枚構造の場合を例示している。このベルトプライ7A〜7Dは、ベルトコードがプライ間で互いに交差する箇所を1箇所以上設けて重置されることにより、ベルト剛性を高めトレッド部2をタガ効果を有して補強している。
【0014】
又前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して70〜90°の角度で配列した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。該カーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に跨るプライ本体部6aの両側に、前記ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを一連に具える。又、このプライ本体部6aと折返し部6bとの間には、前記ビードコア5から半径方向外方に向かってのびる断面三角形状のビードエーペックスゴム8が配置され、ビード部4からサイドウォール部3にかけて補強される。
【0015】
そして本例では、前記カーカスコードに、本発明に係る金属コード10を使用している。なお前記ベルトコードには、従来的な金属コード(図示しない)を使用しているが、要求によりベルトコードに、本発明に係る金属コード10を使用することもできる。
【0016】
前記金属コード10は、図2に示すように、コアフィラメントF1からなるコア11の外側に、内フィラメントF2からなる内のシース12と、外フィラメントF3からなる外のシース13とを順次形成した3層撚り構造をなす。本例では、コア11、内のシース12、外のシース13の各フィラメント数を3本、8本、13本とした3+8+13構造のものを例示している。
【0017】
ここで、重荷重用タイヤに使用されるカーカスコードにおいては、高い強度が要求されることから、例えば3+8、3+9、1+6+12、3+8+13、3+9+15など、フィラメント数が多い層撚り構造のものが多用されてきた。その理由は、フィラメントを太くすると、その断面積当たりの引張強さが低下する傾向となるからである。従って、同じスチール量で強度を高めるためには、細いフィラメントを用いその本数を増やすことが得策であり、この観点から層撚り構造、とりわけ3層撚り構造が好適に採用される。
【0018】
そして本発明では、この3層撚り構造において顕著となるフレッティングを抑制するため、前記コアフィラメントF1および外フィラメントF3を引張強さEaが大な硬いフィラメントで形成するとともに、内フィラメントF2を引張強さEbが小な軟らかいフィラメントで形成している。
【0019】
このように構成することにより、各層間では、硬いフィラメントと軟らかいフィラメントとが擦れ合うなど、硬いフィラメント同士の擦れを防止できる。その結果、摩耗自体を抑制しうるとともに、強度メンバとしての役割が大な硬いフィラメントへのダメージが抑えられ、コード自体の耐久性を大巾に向上することができる。
【0020】
又そのためには、コアフィラメントF1と外フィラメントF2とは、引張強さEaが互いに等しく、かつ内フィラメントの引張強さEbよりも大(Ea>Eb)とするとともに、前記引張強さの差(Ea−Eb)を、前記引張強さEbの5%以上とすることが必要である。
【0021】
前記引張強さの差(Ea−Eb)が、引張強さEbの5%未満では、前記効果を充分に発揮することが難しく、従って、引張強さの差(Ea−Eb)は、10%以上さらには20%以上とするのが好ましい。しかし、この引張強さの差(Ea−Eb)が大きすぎると、金属コード10の全スチール量に対するコード強力が過度に低下する問題が生じ、従って、その上限を40%以下とするのが好ましい。
【0022】
ここで、コア11、内のシース12、外のシース13の各フィラメント数、及びコード全体でのフィラメント総数は、使用するコードとしての要求強度、例えば本例においてはカーカスコードとしての要求強度に応じて適宜設定される。
【0023】
又前記フィラメントF1〜F3の線径d1〜d3も、使用するコードとしての要求強度との関係で設定されるが、重荷重用タイヤの場合、0.15〜0.30mmの範囲が好ましく、0.15mm未満であると、細すぎてコード強力の点で不利となり、逆に0.30mmをこえると、曲げ疲労性の点で不利となる。このとき各フィラメントF1〜F3は、互いに同径であるのが好ましく、これによって均一性を高めるとともに、伸線工程を共通化できコードを経済的に製造することができる。
【0024】
次に、本例ではフィラメントF1、F3の炭素含有量を、フィラメントF2の炭素含有量よりも大とすることで、前記引張強さEaを引張強さEbよりも大に設定している。このとき、フィラメントF1、F3の炭素含有量は、従来的なタイヤ用金属コードの場合と同様、0.78〜0.90%の範囲が好ましく、0.78%未満では強度が不十分となり、逆に0.90%をこえると硬度が上がり過ぎて破断し易くなり、かつ生産性を損ねる傾向となる。なおフィラメントの表面には、ゴムとの接着性を高める目的で、銅、スズ、亜鉛等あるいはこれらの合金で被覆することが好ましい。
【0025】
又各層を撚り合わすに際して、コードのバラケを抑えるため、少なくとも内のシース12と外のシース13とはその撚り方向を互いに相違させることが好ましく、又コア11と内のシース12とは、フレッティング抑制のために、その撚り方向を一致させるのが好ましい。又前記コア11、内のシース12、外のシース13の各撚りピッチP1、P2、P3は、曲げ変形における各フィラメントの伸びを考慮して、P1<P2<P3とするのが好ましい。
【0026】
なお本例では、前記金属コード10として、外のシース13の外側にバラケ防止用のラッピングフィラメントを設けない場合を例示しているが、要求によりラッピングフィラメントを設ることもできる。
【0027】
又このような前記金属コード10は、カーカスコード以外にも、ベルトコードとして、或いはビード補強層20(図1に示す)の補強コードとしても使用することができる。
【0028】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0029】
【実施例】
本発明の効果を確認すべく、表1の仕様で試作した金属コードをカーカスコードとして用いた重荷重用タイヤ(タイヤサイズ11R22.5)を作成し、長距離を走行した後のカーカスコードの耐フレッティング性及びフィラメントの破断状況を測定し比較した。なお表1以外のカーカス、ベルト層の仕様は、以下の如く同一である。
・ベルト層
コード:1×9×0.38HT(スチール)、
撚りピッチ:26.0mm、
フィラメント:9本中3本に、撚り合わせ前の状態にて波状の2次元型付けを有する。(波の型付け高さ0.19mm、型付けピッチ5.0mm)、
プライ数:4枚、
コード角:+65度/+20度/−20度/−20度
コード打込み数:20本/5cm、
・カーカス
プライ数:1枚、
コード角:90度、
コード打込み数:30本/5cm、
【0030】
(1)耐フレッティング性;
ドラム走行試験機を用い、JISに規定された内圧、JISに規定された最大荷重の条件にて、時速80km/hで10万km走行させた。その後、タイヤを解体して得たカーカスコードを分解し各フィラメントのフレッティング量を顕微鏡で観察し、各フィラメントをフレッティングのない状態を5点、半分まで削れた状態を0点とする5点法で採点するとともに、その結果を比較例1を100とする指数で評価した。数値が大きいほど摩耗が少なく耐フレッティング性に優れている。
【0031】
(2)フィラメントの破断状況;
前記した10万km走行後のタイヤから、カーカスコードを10本取り出し、破断したフィラメント数を調査し、比較例1を100とする指数で評価した。数値が小さいほど破断本数が少なく耐久性に優れている。
【0032】
【表1】
Figure 2005023451
【0033】
表の如く実施例のコードは、耐フレッティング性に優れるなどフィラメントが破断しにくく、タイヤの耐久性を向上しうるのが確認できる。
【0034】
【発明の効果】
叙上のごとく本発明に係る金属コードは、3層撚り構造において、コアをなすフィラメントと外シースをなすフィラメントとの引張強さEaを、内シースをなすフィラメントの引張強さEbよりも所定の割合で大としている。そのため、耐フレッテイング性を向上しうるなど、フィラメントの破断を抑制するすることができ、コード自体及びタイヤの耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属コードをカーカスコードとして用いた空気入りタイヤの一実施例を示す断面図である。
【図2】金属コードの断面図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ
10 金属コード
11 コア
12 内のシース
13 外のシース
F1 コアフィラメント
F2 内フィラメント
F3 外フィラメント

Claims (4)

  1. コアフィラメントからなるコアの外側に、内フィラメントからなる内のシースと、外フィラメントからなる外のシースとを形成した3層撚り構造をなし、
    かつコアフィラメントと外フィラメントとは、引張強さEaが互いに等しくかつ内フィラメントの引張強さEbよりも大とするとともに、前記引張強さの差(Ea−Eb)を、前記引張強さEbの5%以上としたことを特徴とするタイヤ用の金属コード。
  2. 前記コアフィラメントと内フィラメントと外フィラメントとは、互いに同径であることを特徴とする請求項1記載のタイヤ用の金属コード。
  3. 前記コアフィラメントおよび外フィラメントは、前記内フィラメントよりも炭素含有量を大とすることにより、引張強さEaを、内フィラメントの引張強さEbよりも大としたことを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤ用の金属コード。
  4. 請求項1〜3の何れかのタイヤ用の金属コードを用いたことを特徴とする空気入りタイヤ。
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